JP2018204673A - 伸縮管の断熱装置及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベローズの伸縮に起因する断熱材の撓みや応力を、抑えることができる断熱装置を提供する。
【解決手段】断熱装置は、断熱材10の内面と管本体91との間に配置されるベースフレーム20を有している。ベースフレーム20は第1ベース部材21を有している。第1ベース部材21は、管本体91の長さ方向においてロッド支持部91eに対して相対移動可能となるように外側構造体Sに取り付けられている。
【選択図】図5A

Description

本発明は伸縮管の断熱装置及びその施工方法に関する。
ベローズを有し伸縮可能な伸縮管が、配管の途中に設けられる場合がある。また、高温流体あるいは低温流体が流れる配管は断熱材で覆われることが多い。高温流体又は低温流体が流れる配管の途中に伸縮管が設けられる場合、伸縮管も断熱材で覆いたいという要望が生じる。下記特許文献には、伸縮管を覆う断熱装置が開示されている。
特開昭63−23439号公報 実開昭61−00628号公報
上述の特許文献1及び2の構造では、断熱材がベローズ表面に接している。そのため、ベローズが伸縮すると、断熱材が撓んだり、断熱材に応力が生じる。これらは断熱材の性能にとって好ましくない。
本発明の目的の一つは、ベローズの伸縮に起因する断熱材の撓みや応力を、抑えることができる断熱装置及び断熱装置の施工方法を提供することにある。
本発明の一実施形態による断熱装置が使用される伸縮管は、第1の方向において伸縮可能なベローズと、前記ベローズに繋がっている管端部とを有している管本体と、前記管本体に対してその半径方向の外側に配置され、前記第1の方向に伸びているタイロッドと、前記管端部に固定され前記タイロッドを支持するロッド支持部とを有している外側構造体とを有している。前記ベローズの伸縮によって前記管端部と前記ロッド支持部が前記第1の方向に動く。前記断熱装置は、前記管本体の外側を覆う断熱材と、前記断熱材と前記管本体との間に配置されている第1ベース部材を有しているベースフレームと、を有している。前記第1ベース部材は、前記第1の方向において前記ロッド支持部に対して相対移動可能となるように前記外側構造体に取り付けられている。
この断熱装置によると、断熱材をベースフレームによって支持できるので、例えば断熱材がベローズ表面に直接的に接している従来の装置に比べて、ベローズの伸縮に起因する断熱材の撓みや応力を抑えることができる。また、第1ベース部材はロッド支持部に対して相対移動可能であるので、伸縮管への断熱装置の設置がベローズの伸縮に影響することを抑えることができる。
本発明の一実施形態による施工方法が使用される伸縮管は、第1の方向において伸縮可能なベローズと、前記ベローズに繋がっている管端部とを有している管本体と、前記管本体に対してその半径方向の外側に配置され、前記第1の方向に伸びているタイロッドと、前記管端部に固定され前記タイロッドを支持するロッド支持部とを有している外側構造体とを有している。前記ベローズの伸縮によって前記管端部と前記ロッド支持部が前記第1の方向に動く。前記施工方法では、第1ベース部材を準備し、前記第1ベース部材が前記第1の方向において前記ロッド支持部に対して相対移動可能となるように、前記第1ベース部材を前記外側構造体に取り付けて、前記管本体の外側にベースフレームを形成する。次に、断熱材を前記ベースフレームの外側に配置し、前記断熱材で前記管本体の外側を覆う。
この施工方法によると、断熱材をベースフレームによって支持できるため、例えば断熱材がベローズ表面に接している従来の装置に比べて、ベローズの伸縮に起因する断熱材の撓みや応力を抑えることができる。また、第1ベース部材はロッド支持部に対して相対移動可能であるので、伸縮管への断熱装置の設置がベローズの伸縮に影響することを抑えることができる。
伸縮管の例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る断熱装置の例が設置された伸縮管の斜視図である。この図では、断熱装置が有するベースフレームが示され、断熱材及び外装材は省略されている。 図2に示すベースベース及び伸縮管の拡大斜視図である。 断熱装置の断面図である。 図4Aの拡大図である。 図4Bの拡大図である。 図4Aに示すV−V線で得られる断面図である。 図5Aの拡大図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本明細書では本発明に係る断熱装置の一例について説明する。本発明の範囲は本明細書で説明する断熱装置に限定されない。
[伸縮管]
まず、断熱装置が設置される伸縮管の例について説明する。図1に示す伸縮管90は、例えば高温流体や低温流体を輸送するための配管の途中に設けられる(「流体」は液体でもよいし、気体でもよい)。図1に示すように、伸縮管90は管本体91A、91B、91Cを有している。管本体91A、91B、91Cは、その長さ方向(X1−X2方向)に伸縮可能なベローズ91aを有している。本明細書の例では、伸縮管90は、伸縮管90の長さ方向(X1−X2方向)に連続する3本の管本体91A、91B、91Cを有している。各管本体91A、91B、91Cがベローズ91aを有している。伸縮管90の例では、2つの管本体91B、91Cの間に配置される管本体91Aは、管本体91B、91Cよりも大きな径を有している。伸縮管90の構造は、ここで説明する例に限られない。例えば、伸縮管90が有する管本体91の数(言い換えれば、ベローズ91aの数)は1つでもよいし、2つでもよい。(以下では、管本体91A、91B、91Cを区別しない説明においては、管本体について符号91を用いる。)管本体91の直径は、例えば2m〜4m程度であるが、これに限定されない。例えば、管本体91の直径は2mより小さくてもよいし、4mよりも大きくてもよい。
図1に示すように、各管本体91は、その長さ方向(X1−X2方向)においてベローズ91aを挟んで互いに反対側に位置している管端部91bを有している。伸縮管90は、各管本体91の半径方向の外側に固定されている複数の外側構造体S(図5A参照)を有している。複数の外側構造体Sは、伸縮管90の周方向(R1ーR2方向、図5A参照)において間隔をあけて並んでおり、管本体91の全周を取り囲んでいる。
図3に示すように、外側構造体Sは、タイロッド92aと、ロッド支持部91eとを含んでいる。タイロッド92aは管本体91の半径方向の外側に配置され、管本体91の長さ方向に伸びている。ロッド支持部91eは管本体91の管端部91bに固定され、管端部91bから半径方向の外側に突出している。ロッド支持部91eはベローズ91aを挟んで互いに反対側に位置する2つの管端部91bのそれぞれに固定されている。各タイロッド92aは、一方のロッド支持部91eから反対側のロッド支持部91eまで伸びている。各ロッド支持部91eには孔が形成され、その孔にタイロッド92aが挿入され、各ロッド支持部91eはタイロッド92aを支持している。
互いに反対側に位置する2つのロッド支持部91eのうち少なくとも一方は、管本体91の長さ方向においてタイロッド92aに対して相対移動可能である。このことによって、ベローズ91aが伸縮するとき、管端部91bとロッド支持部92eは、管本体91の長さ方向に動く。図3に示すように、伸縮管90の例では、タイロッド92aの端部に螺子が形成される。この螺子に、ロッド支持部91eを挟んで互いに反対側に位置するナット92c、92dが取り付けられている。ナット92c、92dはロッド支持部91eから離れている。このことによって、ベローズ91aの伸縮が一定の範囲(ナット92c、92dの距離)に制限される。
伸縮管90の例では、タイロッド92aの反対側の端部も、ロッド支持部91eに対して相対移動可能である。すなわち、タイロッド92aの反対側では、2つのナット92c、92dはロッド支持部91eから離れている。伸縮管90の例とは異なり、タイロッド92aの反対側の端部は、ロッド支持部91eに対する相対移動可能が規制されててもよい。すなわち、タイロッド92aの反対側では、ナット92c、92dがロッド支持部91eに対して動かないように、ロッド支持部91eを挟んでいてもよい。
図3に示すように、伸縮管90の例では、管本体91は、ベローズ91aの外側を取り囲む中間リング91fを有している。外側構造体Sは、中間リング91fの外側に固定されている中間ロッド支持部91gを有している。中間ロッド支持部91gは上述した2つのロッド支持部91eの間に位置している(図3の例では、2つのロッド支持部91eの間に2つの中間ロッド支持部91gが配置されている)。中間ロッド支持部91gには孔が形成され、タイロッド92aは中間ロッド支持部91gの孔に挿入されている。タイロッド92aは中間ロッド支持部91gに対して相対移動可能である。
また、図3に示すように、伸縮管90の例では、外側構造体Sは管本体91の長さ方向に伸びている支持管92bを有している。タイロッド92aは支持管92bの内側に挿入されている。支持管92bはタイロッド92aとともに、中間ロッド支持部91gに形成された孔の内側に挿入されている。伸縮管90の例では、支持管92bは中間ロッド支持部91gに固定される。一方、タイロッド92aは支持管92bに対して相対移動可能である。伸縮管90の例とは異なり、支持管92bも中間ロッド支持部91gに対して相対移動可能であってもよい。
伸縮管90の例では、管本体91は2つの中間リング91fを有している。各中間リング91fに中間ロッド支持部91gが固定されている。また、2つの中間ロッド支持部91gのそれぞれに支持管92bが設けられている。
外側構造体Sと管本体91の構造は、伸縮管90の例に限られない。例えば、外側構造体Sは、中間ロッド支持部91gと支持管92bとを有していなくてもよい。
[断熱装置]
本発明に係る断熱装置の例について説明する。
[断熱材]
図4Aに示すように、断熱装置1は、管本体91A、91B、91Cの外側をそれぞれ覆う断熱材10A、10B、10Cを有している。(以下では、3つ断熱材10A、10B、10Cを区別しない説明においては、断熱材について符号10を用いる。)断熱材10は、管本体91の外側に設けられている上述した複数の外側構造体Sも覆っている。
伸縮管90が例えば高温流体を輸送する場合、断熱材10は、例えば無機の繊維材料や無機の多孔質材料などで形成される。繊維材料としては、人造鉱物繊維であるロックウールや、ガラス繊維で形成されたグラスウールなどがある。多孔質材料としては、例えば、けい酸カルシウムやパーライトなどがある。伸縮管90が例えば低温流体を輸送する場合、断熱材10は、例えば、硬質ウレタンフォームや、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、フェノールフォームなど発泡プラスチックで形成されてもよい。伸縮管90が輸送する流体の温度に応じて、1又は2種類以上の材料が断熱材10の材料として選択されてよい。
断熱材10は1層でもよいし、材料の異なる複数の層を有してもよい。また、断熱材10は、遮熱性を有するシート(例えば、アルミガラスクロス)で覆われてもよい。また、3つ断熱材10A、10B、10Cは互いに分かれた断熱材でもよいし、1枚の連続した断熱材でもよい。
[外装材]
図4Aに示すように、断熱装置1は、断熱材10A、10B、10Cの外側をそれぞれ覆う外装材31A、31B、31Cを有している。(以下では、3つ外装材31A、31B、31Cを区別しない説明においては、外装材について符号31を用いる。)外装材31は、例えばメッキ鋼板や、ステンレス鋼板、アルミニウム鋼板などの金属板で形成され得る。
[ベースフレーム]
[第1ベース部材]
図4Aに示すように、断熱装置1は、断熱材10A、10B、10Cの内面と管本体91A、91B、91Cとの間に配置されるベースフレーム20A、20B、20Cを有している。(以下では、3つベースフレーム20A、20B、20Cを区別しない説明においては、ベースフレームについて符号20を用いる。)ベースフレーム20は外側構造体Sに取り付けられ、断熱材10の内面を支持している。この構造によると、例えば断熱材10がベローズ91aに直接的に巻き付けられている構造に比して、ベローズ91aの伸縮に起因する断熱材10の撓みや応力を、低減できる。
図3に示すように、ベースフレーム20は、断熱材10と管本体91との間に配置される複数の第1ベース部材21を有している。各第1ベース部材21は管本体91の長さ方向に伸びており、タイロッド92aに沿って配置されている。断熱装置1の例では、第1ベース部材21は、タイロッド92aに対して、管本体91の半径方向の外側に位置している。複数の第1ベース部材21は、管本体91の周方向において間隔を空けて並んでおり、管本体91の外側を全周に亘って取り囲んでいる(図5A参照)。断熱材10は第1ベース部材21の外側に配置されている。断熱材10と管本体91の外面との間に空気層が存在している。
上述したように、伸縮管90の外側構造体Sは、管端部91bに固定されているロッド支持部91e(図3参照)を有している。ベローズ91aが伸縮するとき、ロッド支持部91eは、管本体91の長さ方向に動く。そこで、第1ベース部材21は、第1ベース部材21がロッド支持部91eに対して相対移動可能となるように、外側構造体Sに取り付けられている。これによると、伸縮管90への断熱装置1の設置がベローズ90aの伸縮に影響することを抑えることができる。言い換えれば、ベローズ91aはスムーズに伸縮できる。断熱装置1の例では、図3に示すように、第1ベース部材21はタイロッド92aに連結されている。このことによって、互いに反対側に位置する2つのロッド支持部91eは、第1ベース部材21に対して相対移動可能である(「互いに反対側に位置する2つのロッド支持部91e」とは、1本のタイロッド92aを支持しているロッド支持部91eである)。
図5Bに示すように、断熱装置1の例では、第1ベース部材21は連結具22を介してタイロッド92aに連結されている。連結具22は略U字形状の部分を有し、その内側にタイロッド92aが配置されている。連結具22の両端は第1ベース部材21に固定されている。この構造によると、第1ベース部材21の伸縮管90への取付作業が比較的簡単になる。例えば第1ベース部材21の取付作業において、ロッド支持部91eやタイロッド92aに対する金属加工が必要とされない。その結果、例えば既設の伸縮管に断熱装置1を追加することが、比較的簡単である。断熱装置1の例では、連結具22は所謂Uボルトであり、連結具22の両端部は第1ベース部材21にナットで固定されている。図5Bに示すように、断熱装置1の例では、連結具22の各端部は、第1ベース部材21を挟む2つのナット25で第1ベース部材21に固定されている。第1ベース部材21は、管本体91の長さ方向に並ぶ複数の連結具22を介してタイロッド92aに連結されている。
上述したように、タイロッド92aは支持管92bの内側に挿入されている。図4Cに示すように、連結具22の内側には支持管92bが位置している。上述したロッド支持部91eと中間ロッド支持部91gは、ベローズ91aの伸縮によって管本体91の長さ方向に動く。支持管92bは中間ロッド支持部91gに固定されており、ベローズ91aの伸縮によって管本体91の長さ方向に動く。支持管92bが動くとき、支持管92bの位置は連結具22に対して動く。つまり、連結具22は管本体91の長さ方向において、支持管92bに対して相対移動可能となっている。
第1ベース部材21はタイロッド92aに沿って配置されている。第1ベース部材21は、ロッド支持部91e及び中間ロッド支持部91gに対して、管本体91の半径方向の外側に位置している(図5B参照)。ロッド支持部91e及び中間ロッド支持部91gの先端部91h、91i(図4C参照)は、第1ベース部材21を半径方向に支持している。すなわち、ロッド支持部91e及び中間ロッド支持部91gの先端部91h、91iは第1ベース部材21に当たる部分を有しており、このことによって、第1ベース部材21がタイロッド92aに対して動くことを防いでいる。ベローズ91aの伸縮によってロッド支持部91eと中間ロッド支持部91gが動くとき、これらは第1ベース部材21に対して相対的に動く。
第1ベース部材21は棒状の部材である。図4Bに示すように、第1ベース部材21の長さは、ベローズ91aが通常状態にあるときには(ベローズ91aが収縮も伸張もしていないとき)、互いに反対側に位置する2つのロッド支持部91eの距離よりも大きい。ロッド支持部91eと第1ベース部材21の端部との間にはスペースLが確保されている。このことによって、ベローズ91aの伸びが許容される。第1ベース部材21の長さは、ベローズ91aが最大限まで伸びたときの2つのロッド支持部91eの距離に応じて設定されてよい。
第1ベース部材21の外側構造体Sへの取付構造は、断熱装置1の例に限られない。例えば、第1ベース部材21はタイロッド92aや支持管92bではなく、ロッド支持部91e或いは中間ロッド支持部91gに連結されてもよい。この場合、ロッド支持部91e、91gは、管本体91の長さ方向において第1ベース部材21に対して相対移動可能であってもよい。例えば、ロッド支持部91e、91gに連結具が固定され、この連結具が第1ベース部材21に対してスライドできるように、第1ベース部材21に連結されてもよい。さらに他の例では、伸縮管90の外側構造体Sは支持管92bを有していなくてもよい。この場合、連結具22はタイロッド92aに対して相対移動可能であってもよいし、タイロッド92aに対して相対移動不能であってもよい。
上述したように、ベースフレーム20は、管本体91の周方向において並ぶ複数の第1ベース部材21を有している。伸縮管90は、管本体91の周方向において並ぶ複数の外側構造体Sを有している。図5Bに示すように、断熱装置1の例では、第1ベース部材21の数は外側構造体Sの数と同じである。断熱装置1の例とは異なり、第1ベース部材21の数は外側構造体Sの数よりも少なくてもよい。すなわち、第1ベース部材21は複数の外側構造体Sの一部にだけ設けられてもよい。
第1ベース部材21は、例えば鋼材を用いることができる。断熱装置1の例では、第1ベース部材21は溝形鋼であり、図5Bに示すように、管本体91の長さ方向に伸びている第1延伸部21aと第2延伸部21bと第3延伸部21cとを含んでいる。第1延伸部21aには連結具22の端部が固定されている。第2延伸部21bは第1延伸部21aから管本体91の半径方向に離れて位置し、断熱材10の内面と対向している。第3延伸部21cは第1延伸部21aと第2延伸部21bとを接続している。第1ベース部材21のこのような構造によると、例えば第1ベース部材21として平鋼を用いる場合に比して、第1ベース部材21の強度を増すことができる。
第1ベース部材21は、必ずしも溝形鋼でなくてもよい。例えばI形断面を有する材料(いわゆるI鋼)や、H形断面を有する材料(いわゆるH鋼)、四角い断面を有する材料(すなわち、角パイプ)が、第1ベース部材21として用いられてもよい。このような第1ベース部材21も、第1延伸部21aと第2延伸部21bと第3延伸部21cとを有する。なお、第1ベース部材21は平鋼でもよい。
[第2ベース部材]
図3及び図5Aに示すように、ベースフレーム20は、管本体91の周方向に伸びており且つ複数の第1ベース部材21を連結する第2ベース部材23を有している。断熱材10は、第1ベース部材21と第2ベース部材23の外側に配置されている。これによって、ベースフレーム20は断熱材10を、より安定的に支持できる。
図3に示すように、ベースフレーム20は、管本体91の周方向に並ぶ複数の第2ベース部材23を有している。複数の第2ベース部材23は周方向に並び、全体として管本体91を取り囲む環状となっている。この構造によると、管本体91の径が大きい場合でも、各第2ベース部材21の長さを短くできるので、第2ベース部材23の第1ベース部材21への取付作業を容易化できる。
図3に示すように、断熱装置1の例では、ベースフレーム20は、管本体91の長さ方向において間隔を空けて並ぶ複数の第2ベース部材23を有している。つまり、複数の第2ベース部材23は、管本体91の周方向に並ぶとともに、管本体91の長さ方向にも並んでいる。これによって、ベースフレーム20は断熱材10を、さらに安定的に支持できる。図3に示すように、断熱装置1の例では、第1ベース部材21の端部にも、第2ベース部材23が取り付けられている。
第1ベース部材21と第2ベース部材23はいずれも棒状の部材である。そのため、断熱材10の内面は第1ベース部材21と第2ベース部材23とで囲まれる開口を通して、管本体91の外面に向かって露出している。
断熱装置1の例では、各第2ベース部材23の長さは、管本体91の周方向で隣り合う2本の第1ベース部材21の距離に対応し、第2ベース部材23はこの2本の第1ベース部材21に取り付けられている。図3に示すように、管本体91の周方向で並ぶ2本の第2ベース部材23の端部は、共通の第1ベース部材21に固定されている。2本の第2ベース部材23の端部は近接している。
第2ベース部材23の配置は断熱装置1の例に限られない。例えば、各第2ベース部材23は3本又は4本の第1ベース部材21に取り付けられてもよい。これに替えて、1本の第2ベース部材23が管本体91の全体を取り囲んでもよい。さらに他の例では、管本体91の周方向で隣り合う2本の第2ベース部材23は、管本体91の長さ方向においては互いに離れていてもよい。
上述したように、第2ベース部材23は棒状の部材である。図3に示すように、断熱装置1の例では、第2ベース部材23は細長い平らな板材である。このような材料を利用すると、第2ベース部材23を管本体91の外面に合わせて湾曲させることが、比較的容易である。第2ベース部材23として、例えば平鋼を用いることができる。第2ベース部材23の厚さは、例えば2mm〜3mmであるが、必ずしもこれに限定されない。また、第2ベース部材23は必ずしも平らな板材でなくてもよい。
上述したように、断熱装置1の例では、第1ベース部材21は、連結具22が固定されている第1延伸部21aと、第1延伸部21aから管本体91の半径方向に離れている第2延伸部21bとを有している。図5Bに示すように、第2ベース部材23は、第2延伸部21bに対して半径方向の外側に位置し、第2延伸部21bに螺子やボルトなどの固定具で固定されている。
[支持ロッド]
図3に示すように、ベースフレーム20は、管本体91の半径方向の外側に伸びている複数の支持ロッド24を有している。断熱材10は支持ロッド24によってベースフレーム20に支持されている。詳細には、図5Bに示すように、断熱材10に孔が形成され、支持ロッド24は断熱材10の孔に差し込まれている。これによって、比較的簡単な作業で断熱材10をベースフレーム20に取り付けることができる。複数の支持ロッド24は、管本体91の周方向に間隔をあけて並ぶとともに、管本体91の長さ方向においても間隔をあけて並んでいる。
図3に示すように、断熱装置1の例では、支持ロッド24は、第2ベース部材23に固定され、第2ベース部材23から管本体91の半径方向の外側に伸びている。第2ベース部材23は、第1ベース部材21に重なっており且つ第1ベース部材21に固定されている部分を有している。断熱装置1の例では、第2ベース部材23の端部が第1ベース部材21に重なっている。支持ロッド24は、第1ベース部材21に重なっている部分に固定されている。例えば、支持ロッド24の端部は、ナットで第2ベース部材23に固定される(図5B参照)。
支持ロッド24の固定構造は、断熱装置1の例に限られない。例えば、支持ロッド24は第1ベース部材21に固定され、第1ベース部材21から管本体91の半径方向に伸びてもよい。他の例では、支持ロッド24は第2ベース部材23の中途部(2本の第1ベース部材21の間の部分)に固定されてもよい。
断熱材10の支持構造も、断熱装置1の例に限られない。例えば、断熱材10の支持に、支持ロッド24は用いられなくてもよい。例えば、断熱材10の外側にベルトが巻かれ、断熱材10はこのベルトでベースフレーム20に固定されてもよい。
[断熱材の詳細構造]
図4Bに示すように、断熱材10は、ベースフレーム20に対して管本体91の半径方向の外側に位置している外周部10aを有している。また、断熱装置1の例では、断熱材10は、外周部10aの端部に位置している端カバー部10bを有している。端カバー部10bは外周部10aの端部から管本体91の中心C1(図4A参照)に向かって伸びており、管本体91の長さ方向においてベースフレーム20を覆っている。この端カバー部10bによって、外周部10aの内面と管本体91との間にある空間に、外部の空気が入ることを抑えることができる。その結果、断熱装置1の断熱性能を向上できる。
上述したように、伸縮管90は3本の管本体91A、91B、91Cを有している。図4Aに示すように、真ん中に位置する管本体91Aに設けられている断熱材10Aは、ベースフレーム20Aを挟んで互いに反対側に位置する2つの端カバー部10bを有している。断熱材10Aの端カバー部10bは、管本体91の中心C1に向かって伸び、管本体91B、91Cに設けられている断熱材10B、10Cに接続している。ベローズ91aの伸縮によって、管本体91Aは隣の管本体91B、91Cに対して動く場合がある。そこで、断熱装置1の例では、断熱材10Aの端カバー部10bは、断熱材10B、10Cに対して動くことができる。
図1に示すように、伸縮管90の例では、管本体91Aの端面は、管本体91Aの長さ方向において露出する部分91kを有している。この部分91kも断熱材で覆われてもよい。
図4Aに示すように、断熱材10B、10Cは、断熱材10Aとは反対側の端部に、端カバー部10bを有している。断熱材10B、10Cの端カバー部10bは、ベースフレーム20B、20Cの端部をそれぞれ覆っている。
図4Aに示すように、管本体91B、91Cには直管93が接続されている。直管93の外側は既設の断熱材94で覆われている。断熱装置1は、断熱材94の外側を覆う断熱材12を有している。断熱材10B、10Cの端カバー部10bは、断熱材10B、10Cの外周部10aの端部から管本体91の中心C1に向かって伸び、断熱材12に接続している。この構造によって、管本体91A、91B、91Cとベースフレーム20A、20B、20Cとの間の空間が、断熱材10A、10B、10C、12によって外気から区画される。
[外装材の詳細構造]
上述したように、断熱材10の外側は外装材31で覆われている。図5Bに示すように、断熱装置1の例では、外装材31も支持ロッド24で支持されている。具体的には、支持ロッド24は外装材31に形成された孔に差し込まれ、支持ロッド24の端部にナット24bが取り付けられている。ナット24bは外装材31の外側に位置し、支持ロッド24からの外装材31の抜けを抑えている。
外装材31は、複数の金属製板(例えば、鋼板)で構成されてもよい。例えば、外装材31は、管本体91の周方向に並ぶ複数の板と、管本体91の長さ方向に並ぶ複数の板とで構成される。この場合、周方向で隣り合う2枚の板の縁は互いに連結される。伸縮方向で隣り合う2枚の板の縁は互いに重ね合わされる。
図4Aに示すように、外装材31は、断熱材10に対して管本体91の半径方向の外側に位置している外周部31aを有している。また、外装材31は、外周部31aの端部に位置している端カバー部31bを有している。端カバー部31bは、外周部31aの端部から管本体91の中心C1に向かって伸びており、管本体91の長さ方向において断熱材10を覆っている。
図4Aに示すように、真ん中に位置する管本体91Aの外装材31Aは、断熱材10Aを挟んで互いに反対側に位置する2つの端カバー部31bを有している。外装材31Aの端カバー部31bは、外周部31aから管本体91の中心C1に向かって伸び、管本体91B、91Cに設けられている外装材31B、31Cに接続している。ベローズ91aの伸縮によって、管本体91Aは管本体91B、91Cに対して動く場合がある。そこで、断熱装置1の例では、外装材31Aの端カバー部31bは、外装材31B、31Cに対して動くことができる。
外装材31B、31Cは、外装材31Aとは反対側の端部に、端カバー部31bを有している。外装材31B、31Cの端カバー部31bは、管本体91の長さ方向において断熱材10B、10Cの端部をそれぞれ覆っている。
図4Aで示すように、直管93を覆う断熱材12の外側は、外装材32で覆われている。外装材31B、31Cの端カバー部31bは、外装材31B、31Cの外周部31aの端部から管本体91の中心C1に向かって伸び、外装材32に接続している。
[施工方法]
断熱装置1の施工方法について説明する。
まず、複数の第1ベース部材21を準備し、複数の外側構造体Sにそれぞれ連結する。具体的には、タイロッド92aとロッド支持部91eと中間ロッド支持部91gとに対して、第1ベース部材21を管本体91の半径方向に配置する。そして、第1ベース部材21を連結具22でタイロッド92aに連結する。
次に、複数の第2ベース部材23を複数の第1ベース部材21に取り付ける。このとき、複数の第2ベース部材23は、管本体91の周方向に並ぶとともに、管本体91の長さ方向に間隔をあけて並ぶ。次に、第2ベース部材23に支持ロッド24を固定する。これによって、ベースフレーム20が得られる。
断熱材10をベースフレーム20に取り付ける。具体的には、断熱材10に形成された孔に支持ロッド24を差し込む。これによって、断熱材10はベースフレーム20の外側に取り付けられる。
次に、断熱材10の外側を外装材31で覆う。そして、外装材31を支持ロッド24に取り付ける。詳細には、外装材31に形成された孔に支持ロッド24を差し込み、外装材31をナット24bで固定する。外装材31が複数の金属板で構成される場合には、隣り合う板の縁を連結する。
以上説明したように、断熱装置1はベースフレーム20を有し、このベースフレーム20は、断熱材10の内面と管本体91との間に配置される第1ベース部材21を有している。第1ベース部材21は、管本体91の長さ方向においてロッド支持部91eに対して相対移動可能となるように外側構造体Sに取り付けられている。これによれば、例えば断熱材10がベローズ91aに直接的に巻き付けられている構造に比して、ベローズ91aの伸縮に起因する断熱材10の撓みや応力を、低減できる。また、第1ベース部材21はロッド支持部91eに対して相対移動可能であるので、伸縮管90への断熱装置1の設置がベローズ90aの伸縮に影響することを抑えることができる。
本発明は以上説明した断熱装置1に限られず、種々の変更がなされてよい。
例えば、ベースフレーム20は、必ずしも第2ベース部材23を有していなくてもよい。この場合、断熱材10は、管本体91の周方向で間隔をあけて並ぶ複数の第1ベース部材21で支持されてよい。
さらに他の例では、ベースフレーム20は、棒状の第2ベース部材23に替えて、例えば網状の第2ベース部材を有してもよい。網状の第2ベース部材は第1ベース部材21に取り付けられてもよい。
さらに他の例では、第1ベース部材21は、管本体91の長さ方向に伸びている棒状でなくてもよい。例えば、第1ベース部材21は複数の外側構造体Sに取り付けられる板状の部材でもよい。
さらに他の例では、断熱材10は、必ずしも金属板で形成される外装材で覆われていなくてもよい。
1 断熱装置、10、10A、10B、10C 断熱材、10a 外周部、10b 端カバー部、12 断熱材、20、20A、20B、20C ベースフレーム、21 第1ベース部材、21a 第1延伸部、21b 第2延伸部、21c 第3延伸部、22 連結具、23 第2ベース部材、24 支持ロッド、31、31A、31B、31C 外装材、31a 外周部、31b 端カバー部、32 外装材、90 伸縮管、91、91A、91B、19C 管本体、91a ベローズ、91b 管端部、91e ロッド支持部、91f 中間リング、91g 中間ロッド支持部、92a タイロッド、92b 支持管、93 直管、94 断熱材。

Claims (14)

  1. 第1の方向において伸縮可能なベローズと、前記ベローズに繋がっている管端部とを有している管本体と、
    前記管本体に対してその半径方向の外側に配置され、前記第1の方向に伸びているタイロッドと、前記管端部に固定され前記タイロッドを支持するロッド支持部とを有している外側構造体とを有し、前記ベローズの伸縮によって前記管端部と前記ロッド支持部が前記第1の方向に動く伸縮管に、設置するための断熱装置であって、
    前記管本体の外側を覆う断熱材と、
    前記断熱材と前記管本体との間に配置されている第1ベース部材を有しているベースフレームと、を有し、
    前記第1ベース部材は、前記第1の方向において前記ロッド支持部に対して相対移動可能となるように前記外側構造体に取り付けられている
    ことを特徴とする断熱装置。
  2. 前記第1ベース部材は前記タイロッドに連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の断熱装置。
  3. 前記第1ベース部材は連結具を介して前記タイロッドに連結され、
    前記連結具は略U字形状の部分を有し、その内側に前記タイロッドが配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の断熱装置。
  4. 前記伸縮管は、前記管本体の周方向に間隔をあけて並ぶ複数の前記外側構造体を有し、
    前記ベースフレームは複数の前記第1ベース部材を有し、
    前記複数の第1ベース部材のそれぞれは前記外側構造体に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の断熱装置。
  5. 前記ベースフレームは、前記管本体の周方向に伸びており且つ前記複数の第1ベース部材を連結する1又は複数の第2ベース部材を有している
    ことを特徴とする請求項4に記載の断熱装置。
  6. 前記複数の第2ベース部材は、前記第1の方向と前記管本体の周方向のうち少なくとも一方の方向において並んでいる
    ことを特徴とする請求項5に記載の断熱装置。
  7. 前記1又は複数の第2ベース部材は、平らな板材である。
    ことを特徴とする請求項5に記載の断熱装置。
  8. 前記ベースフレームは、前記管本体の半径方向に伸びており且つ前記断熱材を支持している支持ロッドを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の断熱装置。
  9. 前記断熱材の外側を覆う外装材をさらに有し、
    前記外装材は前記支持ロッドに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の断熱装置。
  10. 前記第1ベース部材は、それぞれが前記第1の方向に伸びている第1延伸部と第2延伸部と第3延伸部とを有し、
    前記第1延伸部には、前記第1ベース部材を前記外側構造体に連結するための連結具が固定され、
    前記第2延伸部は前記第1延伸部から前記管本体の半径方向に離れており、前記断熱材の内面と対向し、
    前記第3延伸部は前記第1延伸部と前記第2延伸部とを接続している
    ことを特徴とする請求項1に記載の断熱装置。
  11. 前記断熱材は、前記ベースフレームに対して前記管本体の半径方向の外側に位置している外周部と、前記外周部の端部に位置し、前記第1の方向において前記ベースフレームを覆う端カバー部と、を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の断熱装置。
  12. 第1の方向において伸縮可能なベローズと、前記ベローズに繋がっている管端部とを有している管本体と、
    前記管本体に対してその半径方向の外側に配置され、前記第1の方向に伸びているタイロッドと、前記管端部に固定され前記タイロッドを支持するロッド支持部とを有している外側構造体とを有し、前記ベローズの伸縮によって前記管端部と前記ロッド支持部が前記第1の方向に動く伸縮管に、断熱装置を施工する方法であって、
    第1ベース部材を準備し、
    前記第1ベース部材が前記第1の方向において前記ロッド支持部に対して相対移動可能となるように、前記第1ベース部材を前記外側構造体に取り付けて、前記管本体の外側にベースフレームを形成し、
    断熱材を前記ベースフレームの外側に配置し、前記断熱材で前記管本体の外側を覆う
    ことを特徴とする断熱装置の施工方法。
  13. 前記伸縮管は、前記管本体の周方向において間隔をあけて並ぶ複数の前記外側構造体を有し、
    複数の前記第1ベース部材のそれぞれを前記外側構造体に取り付けて、前記ベースフレームを形成する
    ことを特徴とする請求項12に記載の断熱装置の施工方法。
  14. 前記管本体の周方向に伸びている第2ベース部材を前記複数の第1ベース部材に取り付ける
    ことを特徴とする請求項13に記載の断熱装置の施工方法。
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