JP2018201286A - ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】安定な動作を行う。【解決手段】受電コイルL2と磁気結合する給電コイルL1と、給電コイルL1に高周波矩形電圧を印加する駆動回路12と、所定の通信周期で通信するとともに受電コイルL2が出力した高周波電力を整流した直流電圧の電圧情報を含む受信パケットを受信する第1無線モジュールと、前記第1無線モジュールが受信する前記受信パケットの前記電圧情報を用いて、前記高周波矩形電圧を帰還制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記受信する受信パケットの喪失又は遅延が生じたとき、正常に受信した直前の前記受信パケットの前記電圧情報に基づいて帰還制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システムに関する。
近年、金属接点やコネクタなどを介さずに電力を伝送するワイヤレス電力伝送技術を採用した電子機器が増加している。ワイヤレス電力伝送は、ワイヤレス給電や非接触電力伝達とも呼ばれる。
このワイヤレス電力伝送を大別すると、電力を電磁波(高周波)に変換して給電する方式と、電界結合による方式と、磁界結合による方式とがある。この磁界結合による方式は、単なる電磁誘導を用いた方式や、電磁誘導を利用し、且つ、磁場(磁界)の共振現象を利用する方式等がある。磁場の共振現象を利用するタイプには、例えば、特許文献1に記載の発明がある。
特許文献1の要約書の解決手段には、「給電コイルL2から受電コイルL3には磁気共振により電力が伝送される。VCO202は、スイッチングトランジスタQ1とスイッチングトランジスタQ2を駆動周波数foにて交互にオン・オフさせ、給電コイルL2に交流電力を供給し、給電コイルL2から受電コイルL3に交流電力を供給する。」と記載されている。また、特許文献1の図1および段落0035は、赤外線LEDを用いて、交流光信号T4をワイヤレス受電装置118からワイヤレス給電装置116に送信している。交流光信号T4は、ワイヤレス受電装置118の二次側整流電圧に基づいた信号T0に基づいた光信号である。
特開2011−139621号公報(要約書)
特許文献1に記載の磁場共振型の方式では、赤外線LEDを用いて、ワイヤレス受電装置118からワイヤレス給電装置116まで交流光信号T4を送信している。赤外線LEDの指向性のため、ワイヤレス受電装置118とワイヤレス給電装置116とは、その位置関係によっては、送受信が不確実となる。赤外線LEDの指向性の問題を解消するために、例えばBluetooth(登録商標)等を使うことが考えられる。
しかしながら、Bluetooth(登録商標)は、電子レンジや無線LAN(Local Area Network)と周波数が同じなので、パケットの喪失や遅延により動作が不安定になることがある。
そこで、本発明は、ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システムにおいて、安定な動作を行うことを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明のワイヤレス給電装置は、受電コイルと磁気結合する給電コイルと、前記給電コイルに高周波矩形電圧を印加する駆動回路と、所定の通信周期で通信するとともに前記受電コイルが出力した高周波電力を整流した直流電圧の電圧情報を含む受信パケットを受信する第1無線モジュールと、前記第1無線モジュールが受信する前記受信パケットの前記電圧情報を用いて、前記高周波矩形電圧を帰還制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記受信する受信パケットの喪失又は遅延が生じたとき、正常に受信した直前の前記受信パケットの前記電圧情報に基づいて帰還制御することを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、安定な動作を行うことができる。
本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムの概略を示す構成図である。 図2は、給電コイルL1、受電コイルL2、および共鳴コンデンサC1の回路図である。 制御回路11の構成を示す図である。 制御回路11の動作を説明する波形図である。 Bluetooth(登録商標)のコネクション方式を説明する説明図(1)である。 Bluetooth(登録商標)のコネクション方式を説明する説明図(2)である。 Bluetooth(登録商標)のアドバタイズ方式を説明する説明図である。 コネクション方式で正常に送受信したときの各部の電圧変化を示すタイミングチャートである。 コネクション方式でパケットの遅延を伴って送受信したときの各部の電圧変化を示すタイミングチャートである。 プロセッサの動作を示すフローチャートである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムSの概略を示す構成図である。
ワイヤレス電力伝送システムSは、ワイヤレス給電装置1の給電コイルL1からワイヤレス受電装置2の受電コイルL2まで、磁界結合により電力伝送するシステムである。給電コイルL1と受電コイルL2とは、距離Dだけ離間して磁気結合している。受電コイルL2は、共鳴コンデンサC1が並列接続されており、受電側で共振することができる。また、ワイヤレス受電装置2は、受電した高周波電力を整流した整流電圧情報Svをワイヤレス給電装置1に、例えばBluetooth(登録商標)を用いて送信する。以下、給電側と受電側それぞれの構成について説明する。
給電側のワイヤレス給電装置1は、直流電源18、制御回路11、フルブリッジ構成の駆動回路12、給電コイルL1、初期電圧制御回路13、時定数設定回路19、第1の無線モジュールM1、レギュレータRe1を含んで構成される。
制御回路11は、初期電圧制御回路13や第1の無線モジュールM1が出力するワイヤレス受電装置2の整流電圧情報Svが変換された信号であるアナログ信号S1を時定数設定回路19を用いて積分した積分電圧信号Ivに基づき、ゲート信号G1,G2,G3,G4を生成して駆動回路12を制御する。このゲート信号G1,G2,G3,G4は、駆動回路12を制御する駆動制御信号である。この制御回路11の電源端子VDCは、直流電源18に接続されており、直流電圧Vdcが印加されることにより制御回路11が動作する。更に、制御回路11は、定電圧端子VREGから所定の定電圧Vregを初期電圧制御回路13に印加する。
駆動回路12は、例えばPMOSトランジスタ(Q1,Q2)とNMOSトランジスタ(Q3,Q4)で構成されたフルブリッジ回路であり、直流電源18に接続されており、直流電圧Vdcが印加されて動作する。PMOSトランジスタQ1,Q2およびMOSトランジスタQ3,Q4は、図示しない転流ダイオードが並列接続されている。
尚、駆動回路12は全てNMOSトランジスタで構成してもよい。
駆動回路12は、矩形波電圧(コイル電圧Vl)を給電コイルL1に印加する。駆動周波数fは、直列共振周波数fsと並列共振周波数fpとの間の周波数foで駆動するものとする。これらの共振周波数fs,fpは、給電コイルL1の自己インダクタンスl1、受電コイルL2の自己インダクタンスl2、相互インダクタンスM、共鳴コンデンサC1のキャパシタンスc1で決まる。
図2は、給電コイルL1、受電コイルL2、および共鳴コンデンサC1の回路図である。図2(a)は、給電コイルL1、受電コイルL2、および共鳴コンデンサC1の回路図である。図2(b)は、粗結合した給電コイルL1と受電コイルL2を受電コイル側から見て、理想トランス、およびリーケージインダクタンスle、相互インダクタンスM及び共鳴コンデンサC1を用いて表現したものである。
図2(a)は、図1で表現したものと同一であり、自己インダクタンスl1の給電コイルL1と自己インダクタンスl2の受電コイルL2とは磁気結合している。
また、受電コイルL2とキャパシタンスc1の共鳴コンデンサC1とは、並列接続されている。
図2(b)は、ワイヤレス受電装置2からみた磁界結合回路の等価回路30の図である。給電コイルL1と受電コイルL2とで構成されるトランスT(図1参照)を等価回路30として描くと、理想トランスTiと2本のリーケージインダクタンスLeと相互インダクタンスMとで構成される。この理想トランスTiは、1次側と2次側の巻線比が1対nである。理想トランスTiの一次側は、それぞれノードN1、N2に接続される。理想トランスTiの2次側の一端は、2個のリーケージインダクタンスLeを介して共鳴コンデンサC1の一端及びノードN3に接続される。理想トランスTiの2次側の他端は、共鳴コンデンサC1の他端およびノードN4に接続される。相互インダクタンスMは2個のリーケージインダクタンスLeの接続点と、理想トランスTiの2次側の他端との間に接続される。
このとき、等価回路30で示された給電コイルL1と受電コイルL2とで構成されるトランスTの結合係数Kは以下の式(1)で求められる。
K=√((l2−ls)/l2) ・・・・・・・・・・・・・・・(1)
但し l2:L2の自己インダクタンス
ls:給電側コイルL1のショート時の受電側コイルL2のインダクタンス
また、リーケージインダクタンスLeは、以下の式(2)で求められる。
Le=(1−K)×l2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)
なお、相互インダクタンスMは、以下の式(3)で求められる。
M=l2−Le ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
したがって、受電コイルL2の自己インダクタンスl2は、以下の式(4)で表わされる。
l2=M+Le ・・・(4)
そして、ワイヤレス受電装置2の直列共振周波数fsは、以下の式(5)で求められる
fs=1/(2×π×√(2×Le×c1)) ・・・・・・・・・(5)
ワイヤレス受電装置2の並列共振周波数fpは、以下の式(6)で求められる。
fp=1/(2×π×√((M+Le)×c1))
=1/(2×π×√(l2×c1))・・・・・・・・・・・・(6)
したがって、直列共振周波数fsは、並列共振周波数fpよりも高い。
ここで、駆動回路12は、給電コイルL1を直列共振周波数fsと並列共振周波数fpとの間の周波数foで駆動するものとする。
図1の説明に戻り、初期電圧制御回路13は、初期電圧を設定する初期電圧設定回路14と、初期電圧の設定を解除する初期電圧設定解除回路15とを備える。具体的にいうと、初期電圧設定回路14は、分圧抵抗R1,R2を含んで構成される。初期電圧設定解除回路15は、トランジスタQ5を含んで構成され、初期電圧のノード(分圧抵抗R1,R2の接続点)を、グランド電位に落とす機能を有する。この初期電圧制御回路13は、制御回路11の定電圧端子VREGから所定の定電圧Vregが印加されて動作し、初期駆動制御電圧信号Ssを端子FB1に出力する。制御回路11は、初期駆動制御電圧信号Ssに基づき、ゲート信号G1,G2,G3,G4のオンデューティの初期値を設定する。このとき、後記するワイヤレス受電装置2の2次側電源部28は、第2の無線モジュールM2が動作可能な第1の所定電圧Va1(例えば、5V)を発生する。
第1の無線モジュールM1は、無線ユニット16と、プロセッサ17を含んで構成される。無線ユニット16は、ワイヤレス受電装置2の無線ユニット26との間で無線通信路(無線路の一例)を介して信号を送受信する機能を有する。なお、無線ユニット16の電界強度と、後記する無線ユニット26の電界強度は、いずれも35μV/m以下としてもよい。
なお、無線ユニット16と無線ユニット26との間の通信は、電波通信に限られず、可視光通信や赤外線通信や超音波通信などの無線通信であってもよく、限定されない。
プロセッサ17は、例えば記憶部と処理装置とD/A変換器17aとを備えたマイクロコンピュータであり、記憶部(不図示)に格納された給電制御プログラムを実行して、ワイヤレス受電装置2から受信した整流電圧情報SvをD/A変換したアナログ信号S1を時定数設定回路19に出力すると共に、初期電圧設定解除回路15を制御する。時定数設定回路19は、制御回路11の内部回路(端子FB2の内部回路)と共に、D/A変換器17aが出力するアナログ信号を積分する機能を有する。
これらの構成により、ワイヤレス電力伝送システムSは、受電側の整流電圧Vaが一定値になるように、給電コイルL1に印加される矩形波電圧のオンデュ-ティをフィードバック制御する。更に、プロセッサ17は、制御信号S2を初期電圧設定解除回路15のトランジスタQ5のベースに出力してトランジスタQ5をオンさせて初期駆動制御電圧信号Ssを0Vに設定する。更に、プロセッサ17は、制御信号S3を端子SDに出力して、制御回路11をシャットダウンさせる。
この第1の無線モジュールM1は、レギュレータRe1から駆動電圧V1(例えば、3.3V)の電圧が印加されて動作する。レギュレータRe1は、直流電圧Vdcが印加されて駆動電圧V1の直流電力を供給する素子である。
受電側であるワイヤレス受電装置2は、共鳴回路としての共振回路21、整流回路22、DC/DCコンバータ(直流変換回路;負荷の一例)23、整流電圧検出回路24、第2の無線モジュール(第2の無線モジュールの一例)M2、レギュレータRe2を含んで構成される。なお、共振回路21と整流回路22とは、2次側電源部28を構成する。
共振回路21は、受電コイルL2と共鳴コンデンサC1とが並列接続された並列共振回路である。この共振回路21は、ワイヤレス給電装置1の給電コイルL1と受電コイルL2とが相互誘導結合し、交流電圧を発生する。
整流回路22は、交流電圧を直流電圧に整流するダイオードブリッジDBと、整流した電圧を平滑化する平滑コンデンサC2とを含んで構成される。これにより、整流回路22は、平滑された整流電圧を整流電圧検出回路24に印加する。また、整流回路22は、整流電圧Vaの直流電力を、DC/DCコンバータ23、レギュレータRe2に供給する。
第2の無線モジュールM2は、無線ユニット26と、プロセッサ27とを含んで構成され、レギュレータRe2から駆動電圧V2(例えば、3.3V)の電力が供給されて動作する。
無線ユニット26は、ワイヤレス給電装置1との間で、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いて信号を送受信する機能を有する。プロセッサ27は、例えば記憶部と処理装置とA/D変換器27aとを備えたマイクロコンピュータであり、記憶部(不図示)に格納された受電制御プログラムを実行して、A/D変換器27aおよびDC/DCコンバータ23を制御する。
A/D変換器27aは、検出電圧V3を計測して整流電圧情報Svを生成し、この整流電圧情報Svを無線ユニット26に送信する。これにより、無線ユニット26は、整流電圧情報Svを、Bluetooth(登録商標)でワイヤレス給電装置1に送信する。また、プロセッサ27は、制御信号S4をDC/DCコンバータ23に出力して、このDC/DCコンバータ23を起動/停止させる。
DC/DCコンバータ23は、2次側電源部28から第2の所定電圧Va2(例えば、12V)の直流電力が供給されると、これを降圧又は昇圧する回路である。DC/DCコンバータ23は、出力電圧端子Vout2を用いて負荷29を駆動する。このDC/DCコンバータ23は、第2の無線モジュールM2から出力される制御信号S4により起動または停止する。
整流電圧検出回路24は、分圧抵抗R3,R4を含んで構成され、整流電圧Vaを分圧した検出電圧V3を、第2の無線モジュールM2のプロセッサ27に印加する。
この第2の無線モジュールM2は、レギュレータRe2から駆動電圧V2(例えば、3.3V)の直流電圧が印加されて動作する。レギュレータRe2は、整流電圧Vaが印加されて駆動電圧V2の直流電力を供給する素子であり、ここでは第2の無線モジュールM2に直流電力を供給している。
図3は、制御回路11の構成を示す図である。
制御回路11は、レギュレータ111、オペアンプ112,113、比較器114、ロジック回路115、発振回路116を含んで構成される。この制御回路11は、電源端子VDC、グランド端子GND、定電圧Vregを出力する定電圧端子VREGと、入力側の端子FB1,FB2と、オペアンプ112,113のそれぞれのオープンコレクタ出力を接続した出力端子FB0、およびシャットダウン端子SDと、ゲート信号G1,G2,G3,G4を出力する4つのゲート端子と、を含んでいる。制御回路11は、抵抗R6およびコンデンサC5と、時定数設定回路19である抵抗R7およびコンデンサC4とを外部接続部品としている。ここで、コンデンサC4,C5は、抵抗値が高い抵抗を並列接続しても構わない。なお、電源端子VDCは直流電圧Vdcが印加され、グランド端子GNDはグランドに接続される。
レギュレータ111は、定電圧Vregを生成する回路であり、電源端子VDCとグランド端子GNDに接続されて、直流電圧Vdcから生成した定電圧Vregを定電圧端子VREGに出力する。
オペアンプ112は、端子FB1に接続される反転入力端(−)と、基準電圧Vref1が印加される非反転入力端(+)と、端子FB0に接続される出力端とを備える。オペアンプ113は、端子FB2に接続される反転入力端(−)と、基準電圧Vref2が印加される非反転入力端(+)と、端子FB0に接続される出力端とを備える。また、オペアンプ112,113は、出力端がオープンコレクタになっている。
ここで、オペアンプ112の出力端とオペアンプ113の出力端とは、同一の端子FB0に接続されている。このため、オペアンプ112,113は、何れか一方が“反転入力端(−)の電圧≒非反転入力端(+)の電圧”となり、他方が“反転入力端(−)の電圧<<非反転入力端(+)の電圧”とする。
オペアンプ112と抵抗R6とコンデンサC5とは、積分回路117を構成する。抵抗R6とコンデンサC5の時定数は、初期駆動制御電圧信号Ssが印加されたときワイヤレス受電装置2の整流電圧Vaが0Vから第1の所定電圧Va1(例えば、5V)にゆっくり到達(スロースタート)するように設定する。
積分回路118は、オペアンプ113と抵抗R7およびコンデンサC4の時定数設定回路19とから構成される。
時定数設定回路19の抵抗R7とコンデンサC4との時定数は、第1の無線モジュールM1のD/A変換器17aの出力するアナログ信号S1が印加されたときに、ワイヤレス受電装置2の整流電圧Vaが第1の所定電圧Va1から第2の所定電圧Va2(例えば12V)にゆっくり到達するように設定される。このとき、積分回路118は、アナログ信号S1とVref2との差分電圧を抵抗R7に印加し、抵抗器R7に流れる電流をコンデンサC4に流し、積分する。つまり、積分回路118は、D/A変換器が出力するアナログ信号S1の電圧と基準電圧Vref2との差分電圧を積分する。
さらに、時定数設定回路19の抵抗R7とコンデンサC4との時定数は、ワイヤレス受電装置2の第2の無線モジュールM2から送られるパケットを異常によって、所定の通信周期(後記するコネクション方式の周期或いはアドバタイズ方式の周期)で受信できなかった場合に、アナログ信号S1が大きく変動したとしても、ワイヤレス受電装置2の整流電圧Vaが第2の所定電圧Va2となるように所定の通信周期の10倍〜65倍に設定される。
ここで、オペアンプ112,113は、その出力端がオープンコレクタになっているので、出力電圧信号SsCおよび出力電圧信号S1Cの何れか低い電圧の信号を出力する。つまり、オペアンプ112,113は、出力電圧信号SsCおよび出力電圧信号S1Cの何れか低い電圧を出力する方が“反転入力端(−)の電圧≒非反転入力端(+)の電圧”となり、他方が“反転入力端(−)の電圧<<非反転入力端(+)の電圧”となる。
発振回路116は、抵抗R5とコンデンサC3に接続されて発振し、三角波信号Stを出力する。比較器114は、その反転入力端子(−)に、出力電圧信号SsCまたは出力電圧信号S1Cのうち電圧の低い方が入力され、非反転入力端子(+)には発振回路116の三角波信号Stが入力される。これにより、比較器114は、反転入力端子に印加された電圧に応じたオンデューティのパルス信号を出力することができる。
ロジック回路115は、入力側に比較器114の出力端子と、三角波信号Stと、端子SDとが接続され、出力側にゲート信号G1,G2,G3,G4を出力する4つのゲート端子が接続される。このロジック回路115は、三角波信号Stの上限ピーク、下限ピークと比較器114から入力されたパルス信号の立ち下がりからゲート信号G1,G2とゲート信号G3,G4とをそれぞれ生成する。ロジック回路115は、端子SDにプロセッサ17(図1)から制御信号S3が入力されると、ゲート信号G1〜G4の出力動作を停止する。
図4(a)〜(f)は、制御回路11の動作を説明する波形図であり、各波形図の横軸は共通する時間を示している。
図4(a)は、発振回路116から出力されて比較器114の非反転入力端子に入力される三角波信号Stの波形である。三角波信号Stは常に、周期T0でランプ波形を繰り返す。この周期T0は、2倍して、その逆数が直列共振周波数fsと並列共振周波数fpとの間の周波数foになるように設定されている。図4(a)の横軸方向の最も細かい破線は、起動直後におけるオペアンプ112の出力電圧信号SsCの電圧を示している。この出力電圧信号SsCの電圧は、比較器114の反転入力端子に印加される。このとき、整流回路22が整流する整流電圧Vaは、第1の所定電圧Va1(例えば、5V)となる。
横軸方向の2番目に粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のオペアンプ113の出力信号S1Caの電圧を示している。この出力信号S1Caの電圧は、比較器114の反転入力端子に印加される。
横軸方向の最も粗い破線は、負荷が重い場合のオペアンプ113の出力信号S1Cbの電圧を示している。この出力信号S1Cbの電圧は、比較器114の反転入力端子に印加される。このとき、整流回路22が整流する整流電圧Vaは、第2の所定電圧Va2(例えば、12V)となる。
図4(b)は、ゲート信号G1の波形である。
細かい破線は、起動直後におけるゲート信号G1を示している。粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のゲート信号G1を示している。実線は、負荷が重い場合のゲート信号G1を示している。三角波信号Stの上限ピークの2回の1回ごとにゲート信号G1が立ち上がり、三角波信号Stが比較器114の反転入力端子の電圧を超えた所定時間経過後にゲート信号G1が立ち下がる。このゲート信号G1がLowレベルのときに、PMOS(Q1)がオンする。
図4(c)は、ゲート信号G2の波形である。
細かい破線は、起動直後におけるゲート信号G2を示している。粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のゲート信号G2を示している。実線は、負荷が重い場合のゲート信号G2を示している。三角波信号Stの上限ピークの2回の1回ごとにゲート信号G2が立ち上がり、三角波信号Stが比較器114の反転入力端子の電圧を超えた所定時間経過後にゲート信号G2が立ち下がる。このゲート信号G2がLowレベルのときに、PMOS(Q2)がオンする。
図4(d)は、ゲート信号G3の波形である。
細かい破線は、起動直後におけるゲート信号G3を示している。粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のゲート信号G3を示している。実線は、負荷が重い場合のゲート信号G3を示している。このゲート信号G3は、ゲート信号G1と同様である。三角波信号Stの下限ピークの2回の1回ごとにゲート信号G3が立ち上がり、三角波信号Stが比較器114の反転入力端子の電圧を超えたときにゲート信号G3が立ち下がる。このゲート信号G3がHighレベルのときに、NMOS(Q3)がオンする。
図4(e)は、ゲート信号G4の波形である。
細かい破線は、起動直後におけるゲート信号G4を示している。粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のゲート信号G4を示している。実線は、負荷が重い場合のゲート信号G4を示している。このゲート信号G4は、ゲート信号G2と同様である。三角波信号Stの下限ピークの2回の1回ごとにゲート信号G4が立ち上がり、三角波信号Stが比較器114の反転入力端子の電圧を超えたときにゲート信号G4が立ち下がる。このゲート信号G4がHighレベルのときに、NMOS(Q4)がオンする。
図4(f)は、給電コイルL1に印加されるコイル電圧Vlの波形である。
このコイル電圧Vlは、正のパルスと零電圧と負のパルスとが周期的に繰り返す波形である。細かい破線は、起動直後におけるコイル電圧Vlを示している。粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のコイル電圧Vlを示している。実線は、負荷が重い場合のコイル電圧Vlを示している。ゲート信号G1がLowレベルでゲート信号G4がHighレベルならばコイル電圧Vlは正のパルス、ゲート信号G2がLowレベルでゲート信号G3がHighレベルならばコイル電圧Vlは負のパルスとなる。
細かい破線は、起動直後におけるコイル電圧Vlを示している。コイル電圧Vlは、負のパルスを期間T1に亘って出力したのち零電圧となり、正のパルスを期間T2に亘って出力したのち零電圧となり、これを繰り返す。期間T1と期間T2とは等しい。
粗い破線は、例えば負荷が軽い場合のコイル電圧Vlを示している。コイル電圧Vlは、正のパルスを期間T3に亘って出力したのち零電圧となり、正のパルスを期間T4に亘って出力したのち零電圧となり、これを繰り返す。期間T3と期間T4とは等しい。
実線は、負荷が重い場合のコイル電圧Vlを示している。コイル電圧Vlは、負のパルスを期間T5に亘って出力したのち零電圧となり、正のパルスを期間T6に亘って出力したのち零電圧となり、これを繰り返す。期間T5と期間T6とは等しい。このように制御回路11は、直列共振周波数fsと並列共振周波数fpとの間の周波数foかつ所定のオンデューティを有するゲート信号G1〜G4を生成して駆動回路12を制御する。
図4(f)に示すようにコイル電圧Vlの波形は、正のパルスと負のパルスとが対称性(シンメトリー)を保って出力されている。これにより、受電側の共振回路21に生じる共鳴電圧に対称性を持たせることができる。
(動作説明)
Bluetooth(登録商標)は、コネクション方式とアドバタイズ方式とを通信方式としている。まず、コネクション方式について説明すると共に、パケットの喪失について説明し、次に、アドバタイズ方式について説明する。図5A,図5Bは、Bluetooth(登録商標)のコネクション方式を説明する説明図であり、第1の無線モジュールM1と第2の無線モジュールM2との間の通信を説明する。
図5A(a)のコネクション方式の説明図において、コネクションイベントは、パケットの交換を開始するタイミングを決定するものである。コネクションの周期T7は、最短7.5mSecであり、その期間に、給電側の第1の無線モジュールM1は、20byteのパケットの送信(T)およびその応答パケット(受信パケットの一例)の受信(R)を最大9回行うことができる。また、給電側の送受信に対応して、受電側の第2の無線モジュールM2は、パケットの受信(R)およびその応答パケットの送信(T)を最大9回行うことができる。(図5A(a)では、6回のパケット送受信としている。)
例えば、t12の第1コネクションイベント発生直後(第1の期間)の前半(t12〜t13)に、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、パケットを送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該パケットを受信し(R)、後半(t13〜t14)に、その応答パケットを第1の無線モジュールM1に送信する(T)。そして、第1の無線モジュールM1は、応答パケットを受信する(R)。これにより、1組のパケットの送受信が完了する。そして、第2の期間から第6の期間に、パケットおよびその応答パケットの送受信が5回(第1の期間を含めて計6回)繰り返されて、第2コネクションイベント(t24)が発生する。
図5A(b)は、正常なときのコネクション方式を示す説明図である。ここでは、特に、フィードバック信号としての整流電圧情報Svの送受信に限定して、説明する。
第1コネクションイベント発生直後(第1の期間)の前半(t12〜t13)において、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、最初の整流電圧情報VF1を送信させる送信命令をパケット(送信パケット)として送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該パケットを受信し(R)、後半(t13〜t14)にその応答パケットを第1の無線モジュールM1に送信する(T)。ここで、20byteの応答パケット(T)の内、整流電圧情報VF1は4byteが使用される。そして、第1の無線モジュールM1は、応答パケット(受信パケット)を受信する(R)。なお、応答パケット(R)には4byteの整流電圧情報VF1情報が含まれる。これにより、1組のパケットの第1の期間における送受信が完了する。
そして、第2の期間から第6の期間までは(t14〜t24)、整流電圧情報V以外の他の情報の送受信を行うことができる。そして、T7=7.5mSec経過し、第2コネクションイベントが発生すると、第1の期間(t24〜t25)において、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、次の、整流電圧情報VF2を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。
図5B(a)は、給電側でパケットを送信したが、受電側で該パケットを受信できなかった異常状態を説明する説明図である。
コネクションイベントが発生した第1の期間の前半(t12〜t13)において、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、整流電圧情報VF1を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該送信命令を受信すべきであるが、受信することができない(R)。受電側の第2の無線モジュールM2は、後半(t13〜t14)に、整流電圧情報VF1を応答パケットとして第1の無線モジュールM1に送信することができず(T)、第1の無線モジュールM1は、整流電圧情報VF1を受信することができない(R)。ここで、送受信不可であることを破線で示す。
そして、第2の期間から第6の期間までに(t14〜t24)、パケットの送受信や不受信が5回(第1の期間を含めて計6回)行われて、第2コネクションイベントが発生する(t24)。第2コネクションイベントが発生した場合の第1の期間の前半(t24〜t25)において、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、前回受信できなかった整流電圧情報VF1を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該送信命令を受信し(R)、後半(t25〜t26)に、整流電圧情報VF1を第1の無線モジュールM1に送信(再送)する(T)。
そして、給電側の第1の無線モジュールM1は、整流電圧情報VF1を受信し(R)、第2の期間の前半(t26〜t27)に、整流電圧情報VF2を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該送信命令を受信し(R)、後半(t27〜t28)に、整流電圧情報VF2を第1の無線モジュールM1に送信する(T)。そして、給電側の第1の無線モジュールM1は、整流電圧情報VF2を受信する(R)。そして、第3の期間から第6の期間までに(t28〜t36)、パケットの送受信や不受信が4回(第1の期間を含めて計6回)行われて、第3コネクションイベントが発生する(t36)。給電側の第1の無線モジュールM1は、第1コネクションイベントで受信できなかった整流電圧情報Vを第2コネクションイベントで受信する。すなわち、給電側の第1の無線モジュールM1は、所定の通信周期より遅延して整流電圧情報Vを受信する。
図5B(b)は、受電側で応答パケットを送信したが、給電側で該応答パケットを受信できなかった異常状態を説明する説明図である。
第1コネクションイベント発生直後(第1の期間)の前半(t12〜t13)において、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、整流電圧情報VF1を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該送信命令を受信する(R)。受電側の第2の無線モジュールM2は、後半(t13〜t14)に、整流電圧情報VF1を応答パケットとして第1の無線モジュールM1に送信するが(T)、第1の無線モジュールM1は、整流電圧情報VF1を受信することができない(R)。
そして、第2の期間から第6の期間までに(t14〜t24)、パケットの送受信や不受信が5回(第1の期間を含めて計6回)行われて、第2コネクションイベントが発生する。第2コネクションイベントが発生した場合の第1の期間の前半(t24〜t25)において、給電側の第1の無線モジュールM1は、受電側の第2の無線モジュールM2に対して、前回受信できなかった整流電圧情報VF1を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該送信命令を受信し(R)、後半に(t25〜t26)、整流電圧情報VF1を第1の無線モジュールM1に送信(再送)する(T)。
そして、給電側の第1の無線モジュールM1は、整流電圧情報VF1を受信し(R)、第2の期間の前半(t26〜t27)に、整流電圧情報VF2を送信させる送信命令をパケットとして送信する(T)。これにより、受電側の第2の無線モジュールM2は、該送信命令を受信し(R)、後半(t27〜t28)に、整流電圧情報VF2を第1の無線モジュールM1に送信(再送)する(T)。そして、給電側の第1の無線モジュールM1は、整流電圧情報VF2を受信する(R)。そして、第3の期間から第6の期間までに(t28〜t36)、パケットの送受信や不受信が4回(第1の期間を含めて計6回)行われて、第3コネクションイベントが発生する(t36)。給電側の第1の無線モジュールM1は、第1コネクションイベントで受信できなかった整流電圧情報Vを第2コネクションイベントで受信する。すなわち、給電側の第1の無線モジュールM1は、所定の通信周期より遅延して整流電圧情報Vを受信する。
図6は、Bluetooth(登録商標)のアドバタイズ方式の説明図であり、図6(a)が正常状態を示す図であり、図6(b)がアドバタイズパケットを喪失した異常状態を示す図である。
図6(a)の正常状態を示す図において、第1の無線モジュールM1と第2の無線モジュールM2とは、アドバタイズパケット(受信パケットの一例)が周期T8=20mSecで、繰り返して送受信される。つまり、第1アドバタイズパケット(t0〜t01)、第2アドバタイズパケット(t1〜t11)、第3アドバタイズパケット(t2〜t21)等が周期T8=20mSecの等間隔で送受信される。また、これらのアドバタイズパケットは、2byteから39byteまでのPDU(Protocol Data Unit)を含み、例えば、4byteの整流電圧情報Vを送受信することができる。
図6(b)の異常状態を示す図においては、第1の無線モジュールM1と第2の無線モジュールM2とは、第1アドバタイズパケットを用いて整流電圧情報VF1が送受信される。そして、第1アドバタイズパケットから周期T8=20mSec経過したとき、コネクションが確立せず、第2アドバタイズパケットが喪失する。そして、第1アドバタイズパケットのコネクション確立(t0)から周期T8の2倍の時間(T9=40mSec)が経過したとき(t2)、第1の無線モジュールM1と第2の無線モジュールM2とは、第3アドバタイズパケット(t2〜t21)が送受信される。そして、第1の無線モジュールM1と第2の無線モジュールM2とは、第3アドバタイズパケットを用いて整流電圧情報VF3を送受信する。なお、このとき、第1の無線モジュールM1と第2の無線モジュールM2とは、整流電圧情報VF3だけでなく、整流電圧情報VF2を含めて、送受信しても構わない。
図7は、コネクション方式で正常に送受信したときの各部の電圧変化を示すタイミングチャートである。特に、図7(a)は、ワイヤレス受電装置2の出力電圧Vaを示し、図7(b)は、無線ユニット16の応答パケットを示し、図7(c)は、D/A変換器17aが出力するアナログ信号S1の電圧波形VS1であり、図7(d)は、積分回路118(オペアンプ113)の出力電圧信号S1C、つまり、端子FB0の電圧を示す。
図7(a)において、当初、ワイヤレス受電装置2の整流電圧Vaは、目標電圧Va2(例えば12V)を維持していたが、時刻t16から、何かしらの負荷要因(外乱)による整流電圧Vaの低下が発生するものとする。
図7(b)において、ワイヤレス給電装置1の無線ユニット16は、コネクションイベントの発生により(t12,t24,t36,t48,t60)、通信周期T7で、ワイヤレス受電装置2から応答パケットを受信する(t13〜t14,t25〜t26,t37〜t38,t49〜t50,・・・)。
無線ユニット16は、第1コネクションイベントの発生で応答パケットを受信し(t13〜t14)、整流電圧情報VF1を取得する。整流電圧Vaが目標電圧Va2を維持しているので(図7(a))、この整流電圧情報VF1は、Vref2に等しい。
また、無線ユニット16は、第2コネクションイベントの発生で応答パケットを受信し(t25〜t26)、新たな整流電圧情報VF2を取得する。
図7(c)において、アナログ信号S1は、新たな整流電圧情報VF2を取得するまで(t<t25)、整流電圧情報VF1=Vref2を示す。積分回路118の出力信号S1Cは、Vref2の一定値を示す。次に、新たな整流電圧情報VF2を取得すると(t25)、アナログ信号S1は、整流電圧情報VF2=VS1zを示すとする。このとき、積分回路118の出力信号S1C(t)は、抵抗R7およびコンデンサC4の時定数をτ1(実線)としたとき、
FB0a=Vref2+T7・(Vref2−VS1z)/τ1 ・・・・・・・・・・(7)
と直線的に増加する。つまり、このときの電圧変化量ΔVS1a=(FB0a−Vref2)は、
ΔVS1a=T7・(Vref2−VS1z)/τ1
である。
このとき、比較器114(図3)は、その出力電圧(図示せず)のパルス幅が徐々に増加し、駆動回路12を制御する矩形波電圧のDUTYが徐々に増加する。これにより、ワイヤレス受電装置2の整流電圧Vaは、徐々に増加する(図7(a))。
無線ユニット16は、第3コネクションイベントの発生で応答パケットを受信し(t37〜t38)、新たな整流電圧情報VF3を取得する。このとき、積分回路118の出力信号S1Cの電圧は、FB0aであり(図7(d))、整流電圧情報VF3=VS1aであるものとする。また、無線ユニット16は、第4コネクションイベントの発生で応答パケットを受信し(t49)、新たな整流電圧情報VF4を取得する。このとき、積分回路118の出力信号S1Cの電圧は、FB0dであるものとする。
つまり、第3コネクションイベントのt37〜t49において、積分回路118の出力信号S1C(t)は、FB0aからFB0dに向かって、直線的に減少する。このときの電圧変化量ΔVS1b=(FB0d−FB0a)は、
ΔVS1b=−T7・(VS1a-Vref2)/τ1 ・・・・・・・・・・・・・(8)
となる。
そして、t>t49において、積分回路118の出力信号S1C(t)は、(Vref2−VS1d)/τ1の傾斜で直線的に増加する。
次に、抵抗R7およびコンデンサC4の時定数τ=τ1を、τ2>τ1,τ3>τ2に変更した場合について説明する。図7(a)(c)(d)において、時定数τ1を実線、時定数τ2を一点鎖線、τ3を破線で記し、例えば、τ1=5×T7、τ2=30×T7、τ3=65×T7である。
例えば、第3コネクションイベント発生後の時刻t37において、積分回路118の出力信号S1Cは、
FB0b=Vref2+T7・(Vref2−VS1z)/τ2 ・・・・・・・・・(9)
となる。このため、FB0bは、式(7)の
FB0a=Vref2+T7・(Vref2−VS1z)/τ1
と比較して、小さな値になる。
また、FB0c=Vref2+T7・(Vref2−VS1z)/τ3
となる。このため、FB0cは、式(9)の
FB0b=Vref2+T7・(Vref2−VS1z)/τ2
と比較して、小さな値になる。
したがって、抵抗R7およびコンデンサC4の時定数τが長い程、増加・減少の変動幅が小さくなる。
図8は、コネクション方式でパケットの遅延を伴って送受信したときの各部の電圧変化を示すタイミングチャートである。
図7と同様に、図8(a)は、ワイヤレス受電装置2の出力電圧Vaを示し、図8(b)は、無線ユニット16の応答パケットを示し、図8(c)は、D/A変換器17aが出力するアナログ信号S1の電圧波形VS1であり、図8(d)は、積分回路118(コンパレータ113)の出力信号S1C、つまり、端子FB0の電圧を示す。
無線ユニット16は、第3コネクションイベントの発生で応答パケットを受信し(t37〜t38)、新たな整流電圧情報VF3を取得する。このとき、積分回路118の出力信号S1C(t)の値FB0aは、図7(式(7))と同様に、
FB0a=Vref2+(Vref2−VS1z)・(T7/τ1)
である。
そして、積分回路118の出力信号S1C(t)は、FB0aを起点に直線的に減少し、時刻t43で、Vref2と交差する。出力信号S1C(t)が直線的に減少するとき、ワイヤレス受電装置2の整流電圧Vaは、徐々に減少する(図8(a))。
無線ユニット16は、第4コネクションイベントの発生で応答パケットを受信しようとするが(t49)、その応答パケットが喪失したものとする。無線ユニット16は、第5コネクションイベントの発生で再送された応答パケットを受信し(t61〜t62)、新たな整流電圧情報VF4を取得する。このとき、積分回路118の出力信号S1Cの電圧は、FB0eであるものとする。つまり、このときの電圧変化量ΔVS1c=(FB0e−FB0a)は、
ΔVS1c=−2・T7・(VS1a−Vref2)/τ1 ・・・・・・・・・(10)
である。
したがって、積分回路118の出力信号S1Cの電圧変化量ΔVS1cは、図7(式(8))の
ΔVS1b=−T7・(VS1a-Vref2)/τ1
と比較して、2倍である。なお、新たな整流電圧情報VF4を取得したとき(t61)、整流電圧情報VF4=VS1eであるものとする。また、無線ユニット16は、整流電圧情報VF4の取得後(t61)、整流電圧情報VF5を取得することができる(t63)。D/A変換器17aは、整流電圧情報VF4および整流電圧情報VF5の何れか一方または双方の情報を反映させることができる。
次に、抵抗R7およびコンデンサC4の時定数τ=τ1を、τ2>τ1,τ3>τ2に変更した場合について説明する。図8(a)(c)(d)において、時定数τ1を実線、時定数τ2を一点鎖線、τ3を破線で記し、例えば、τ1=5×T7、τ2=30×T7、τ3=65×T7である。
例えば、第3コネクションイベント発生後の時刻t37において、積分回路118の出力信号S1Cの値FB0bは、FB0aと比較して、小さな値になる。
また、FB0cは、FB0bと比較して、小さな値になる。
図9は、プロセッサの動作を示すフローチャートである。
このルーチンは、ワイヤレス給電装置1(図1)の電源投入またはリセットにより、起動する。
プロセッサ17は、制御信号S2をLowレベルに設定する(S10)。これにより、トランジスタQ5(図1)がオープン状態になり、初期駆動制御電圧信号Ssは、分圧抵抗R1,R2の分圧電圧になる。この結果、電源投入時は、積分回路117(オペアンプ112)(図3)が機能する。
プロセッサ17は、コネクションイベントが発生したか否か判定する(S12)。コネクションイベントが発生しなければ(S12で未発生)、プロセッサ17は、S12の処理を繰り返す。コネクションイベントが発生すれば(S12で発生)、プロセッサ17は、制御電圧情報を送信させる送信命令を、Bluetooth(登録商標)でワイヤレス受電装置2に送信する(S14)。送信命令の送信後、プロセッサ17は、応答パケットの有無を確認する(S16)。応答パケットが無ければ(S16で無し)、プロセッサ17は、コネクションイベントの1周期(通信周期)、待機し(S18)、S12の処理に戻る。
一方、応答パケットがあれば(S16で有り)、プロセッサ17は、処理をS20に進め、異常状態の有無を確認する(S20)。ここで、異常状態とは、ワイヤレス給電装置1の異常状態だけでなく、ワイヤレス受電装置2から異常信号を受信した状態をいう。異常状態があったときには(S20で有り)、プロセッサ17は、制御信号S3を制御回路11に出力し、シャットダウンを行う(S22)。
一方、異常状態が無いときには(S20で無し)、プロセッサ17は、受信した応答パケットに含まれる整流電圧情報をD/A変換する(S24)。S24の処理後、プロセッサ17は、制御信号S2をHighレベルに設定する(S25)。これによりトランジスタQ5をONして初期電圧制御回路13(図1)の機能を停止させる。S25の処理後、プロセッサ17は、電源投入時またはリセット時から所定時間経過したか否か判定する(S26)。電源投入またはリセットから所定時間経過していなかったら(S26で未経過)、プロセッサ17は、処理をS12に戻し、コネクションイベントの発生を判定する。
一方、電源投入またはリセットから所定時間経過していたら(S26で経過)、プロセッサ17は、制御信号S3を制御回路11に出力し、シャットダウンを行う(S22)
以上説明したように、本実施形態のワイヤレス受電装置2は、Bluetooth(登録商標)を用いて、受電コイルL2が出力する高周波電力を整流した整流電圧の情報(整流電圧情報Sv)をワイヤレス給電装置1まで送信する構成になっている。ワイヤレス給電装置1は、受信した整流電圧情報Svの値が所定値(目標電圧)になるように、給電コイルL1に印加する矩形波電圧を直列共振周波数fsと並列共振周波数fpとの間の周波数foで、デューティ制御する構成になっている。
ここで、Bluetooth(登録商標)は、コネクション方式を用いたとき、コネクションイベント(周期T7)(図5A)が周期的に発生し、アドバタイズ方式を用いたときアドバタイズパケット(周期T8)(図6)が周期的に発生する。ワイヤレス給電装置1は、コネクション方式の周期内で受信する応答パケットを用いたり、アドバタイズ方式の周期内で受信するアドバタイズパケットを用いたりして、整流電圧情報Svを周期的に取得する。すなわち、ワイヤレス給電装置1は、コネクション方式の周期或いはアドバタイズ方式の周期である所定の通信周期でワイヤレス受電装置2と通信を行う。
ワイヤレス給電装置1は、周期的に受信した整流電圧情報SvをD/A変換し、D/A変換されたアナログ信号S1と基準電圧Vref2との差分電圧を積分回路118が所定の時定数で積分し、その積分された情報(整流電圧平均値情報)と所定周波数の三角波とを比較器114が比較して、矩形波電圧が生成される。ここで、所定の時定数は、コネクションイベントまたはアドバタイズパケットの周期の3倍〜20倍である。これにより、本実施形態のワイヤレス給電装置1は、受信した整流電圧情報Svをアナログ信号S1に変換するとともにアナログ信号S1が基準電圧Vref2に等しくなるように、給電コイルL1に印加される矩形波電圧をデューティ制御する。
コネクション方式においては、パケットの喪失が生じたとき、次回のコネクションイベントが発生したときに喪失したパケット(整流電圧情報Sv)が再送される。D/A変換器17aは、前回までに正常に整流電圧情報Svを逐次受信した時と、整流電圧情報Svが再送された時および新たに整流電圧情報Svを受信した時の何れか一方又は双方の時とで、受信した整流電圧情報SvをアナログS1信号に変換し、積分回路118に出力する。
また、アドバタイズ方式においては、アドバタイズパケットの喪失が生じたとき、D/A変換器17aは、前回までにアドバタイズパケットを逐次受信した時と、新たなアドバタイズパケットを受信した時との双方で、受信した整流電圧情報Svをアナログ信号S1に変換し、積分回路118に出力する。ここで、新たなアドバタイズパケットは、喪失後の新たなアドバタイズパケットのタイミングでの整流電圧情報Svを含むが、喪失したアドバタイズパケットのタイミングの整流電圧情報Svを含めても構わない。
したがって、ワイヤレス給電装置1は、受信するパケットの喪失があっても、所定のパケット周期の30〜110倍の積分時定数を持った積分回路118を介して給電側コイルに印加される矩形波電圧のデューティ制御を行うので、受電側の整流電圧が安定する。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(e)のようなものがある。
(c) ワイヤレス受電装置2は、DC/DCコンバータ23を設けることなく、出力電圧Vaから出力電圧を取り出しても構わない。
(d) ワイヤレス給電装置1とワイヤレス受電装置2との間の無線通信は、Bluetooth(登録商標)による電波通信に限定されず、適切な無線通信路を確立できれば、例えば赤外線通信、可視光通信、超音波通信などの無線方式であってもよい。
(e) フィードバック制御は、PID制御などであってもよい。
S ワイヤレス電力伝送システム
1 ワイヤレス給電装置
2 ワイヤレス受電装置
11 制御回路
12 駆動回路
13 初期電圧制御回路
16,26 無線ユニット
17,27 プロセッサ
17a D/A変換器
18 直流電源
19 時定数設定回路
21 共振回路
22 整流回路
27a A/D変換器
28 2次側電源部
29 負荷
112,113 オペアンプ
114 比較器
115 ロジック回路
116 発振回路
117,118 積分回路
C3,C4,C5 コンデンサ
R5,R6,R7 抵抗
M1 第1の無線モジュール
M2 第2の無線モジュール
L1 給電コイル
L2 受電コイル
C1 共鳴コンデンサ
C2 平滑コンデンサ
DB ダイオードブリッジ
Ti 理想トランス
l1,l2 自己インダクタンス
le リーケージインダクタンス
c1 キャパシタンス
M 相互インダクタンス
V3 検出電圧
Vl コイル電圧
Vref1,Vref2 基準電圧
,VF1,VF2,VF3,VF4 整流電圧情報
Sv 整流電圧情報
Z2 インピーダンス
積分電圧信号
f 駆動周波数
fp 並列共振周波数
fs 直列共振周波数

Claims (6)

  1. 受電コイルと磁気結合する給電コイルと、
    前記給電コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、
    所定の通信周期で通信するとともに前記受電コイルが出力した高周波電力を整流した直流電圧の電圧情報を含む受信パケットを受信する第1無線モジュールと、
    前記第1無線モジュールが受信する前記受信パケットの前記電圧情報を用いて、前記高周波電圧を帰還制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記受信する受信パケットの喪失又は遅延が生じたとき、正常に受信した直前の前記受信パケットの前記電圧情報に基づいて帰還制御する
    ことを特徴とするワイヤレス給電装置。
  2. 前記制御回路は、前記直流電圧のデジタル情報をアナログ電圧に変換するD/A変換器の出力するアナログ電圧を積分する積分回路を備え、
    前記積分回路の時定数は、前記所定の通信周期の10倍〜65倍である
    ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス給電装置。
  3. 前記所定の通信周期は、送信パケットと該送信パケットに対する前記受信パケットとの繰り返しが実行されるコネクションイベントの間隔であり、
    前記制御回路は、前記受信パケットを受信しなかったとき、次の通信周期で再送される再送パケットの受信データ、及び該再送パケットと同一通信周期に送信される新たな送信パケットの受信データの何れか一方または双方の前記直流電圧のデジタル情報を前記D/A変換器がアナログ電圧に変換する
    ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤレス給電装置。
  4. 前記所定の周期は、アドバタイズパケットの周期であり、
    前記制御回路は、前記アドバタイズパケットを受信しなかったとき、次に送信される新たなアドバタイズパケットに含まれる前記直流電圧の電圧情報を前記D/A変換器がアナログ電圧に変換する
    ことを特徴とする請求項2に記載のワイヤレス給電装置。
  5. 前記高周波電圧は、高周波矩形電圧であり、
    前記制御回路は、前記高周波矩形電圧のDUTYを帰還制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のワイヤレス給電装置。
  6. ワイヤレス給電装置からワイヤレス受電装置まで電力伝送を行うワイヤレス電力伝送システムであって、
    前記ワイヤレス受電装置は、
    受電コイルと、
    前記受電コイルが出力する高周波電力を直流電圧に整流する整流回路と、
    前記直流電圧の電圧情報をパケット送信する第2無線モジュールとを備え、
    前記ワイヤレス給電装置は、
    前記電圧情報をパケット受信する第1無線モジュールと、
    前記受電コイルと磁気結合している給電コイルと、
    前記給電コイルに高周波電圧を印加する駆動回路と、
    前記第1無線モジュールが受信するパケットの前記電圧情報を用いて、前記高周波電圧を帰還制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、受信するパケットの喪失又は遅延が生じたとき、直前のパケットの前記電圧情報に基づいて帰還制御する
    ことを特徴とするワイヤレス電力伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021005942A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 株式会社フクダサインボード 非接触給受電装置

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