JP2018201076A - 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置において、映像出力端子毎に映像出力および機能に制限を設けたとしても、ユーザーの利便性を高くする。【解決手段】画像処理装置100は第1の転送レートで映像信号を出力するHDMI120と、第1の転送レートよりも低い第2の転送レートで映像信号を出力するSDI118とを備えている。HDMIはHMDIモニター122が接続されたか否かを検出し、制御部108はHDMIモニターが接続されたことが検出された際、予め定められた条件が満たされた場合、HMDIから映像信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、動画記録が可能な画像処理装置に関する。
デジタルカメラなどの画像処理装置において、合焦を容易とするため画像の一部を拡大して表示する所謂拡大フォーカス機能を有するものがある。さらには、ピーキング表示、ゼブラ表示、およびWave Form Monitor(WFM)などの撮影アシスト機能を有する画像処理装置が知られている。
例えば、拡大フォーカス機能およびピーキング表示機能を用いることによって、撮影の際に合焦を容易に行うことができる。さらには、ゼブラ表示およびWFMを用いれば、画像における輝度の確認を行うに行うことができ、ユーザーの意図しない画像の撮影を防止することができる。
一方、4K(3840×2160乃至4096×2160)又は8K(7680×4320乃至8192×4320)に代表される高解像度の動画撮影が可能で、かつ複数の映像出力端子を有する画像処理装置が知られている。この種の画像処理装置では、映像出力端子として、3G−SDI、HDMI(登録商標)、又はDisplay Portなどか用いられる。
ところが、例えば、3G−SDI端子を用いて4K60p出力に対応しようとすると、最低でも3G−SDI端子が4つ必要になる。このため、高解像度の動画記録に対応して、かつ搭載された全ての3G−SDI端子で高解像度の映像信号に対応すると、画像処理装置が大型化してコストアップとなってしまう。
そこで、映像出力端子毎の機能に制限を設定して、高解像度の映像信号出力に対応しつつ、価格を抑え、かつ手ごろなサイズの画像処理装置が登場している。例えば、撮影アシスト機能については、従来の解像度である2K(1920×1080乃至2048×1080)でも十分に機能する。よって、SDI端子のみで撮影アシスト機能に対応して、1端子で4K出力に対応可能なHDMI端子のみで4Kの映像信号出力に対応した画像処理装置がある。
さらに、コストダウンのため、カメラ本体などの画像処理装置本体にEVFおよびパネルなどの表示部を備えず、より簡易な設計を行うとの観点に基づいて、映像信号の同時出力が可能な端子を制限した画像処理装置が知られている。
一方、撮影設定の変更によってユーザーが意図しない画像の撮影が行われることを防止するため、ズーム操作が行われた際に撮影設定の変更を禁止するようにした画像処理装置がある(特許文献1参照)。
また、外部装置の性能に応じて、記録および非記録の際に出力する信号を切り替え制御するようにした画像処理装置がある(特許文献2参照)。
特開2012−60510号公報 特開平10−174057号公報
ところで、映像出力端子に機能差が存在し、かつ複数の映像出力端子における映像信号の同時出力に制限が設定された画像処理装置も存在し得る。このような画像処理装置において、映像出力端子に外部機器が接続されたことを検知した場合に当該外部機器が接続された映像出力端子に映像信号の出力先を切り替える場合、画像処理装置の状態によっては以下のような問題が生じる。
例えば、3G−SDI端子に接続されたモニターによって記録中の映像を確認している場合に、HDMI端子にモニターが接続されると、3G−SDI端子が接続されたモニターにおける映像が消える。このため、一時的に映像の確認ができなくなるという事態が生じる。
また、撮影アシスト機能、例えば、拡大フォーカス機能を3G−SDI端子に接続したモニターで利用している際においても、同様の問題が生じる。
この点については、特許文献1も特許文献2も画像処理装置の状態について考慮されていないため同様の問題が生じる。
そこで、本発明は映像出力端子毎に映像出力および機能に制限のある装置において、ユーザーの利便性が損なわれる可能性を低減することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明による画像処理装置は、第1の転送レートで映像信号を出力する第1の出力手段と、前記第1の転送レートよりも低い第2の転送レートで前記映像信号を出力する第2の出力手段とを備える画像処理装置であって、前記第1の出力手段に外部機器が接続されたか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記第1の出力手段に前記外部機器が接続されたことが検出された際、予め定められた条件が満たされた場合、前記第1の出力手段を制御して前記第1の出力手段から前記映像信号を出力する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、映像出力端子毎に映像出力および機能に制限のある装置において、ユーザーの利便性が損なわれる可能性を低減することができる。
本発明の第1の実施形態による画像処理装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示すカメラで行われる出力処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるカメラにおける出力処理の一例を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態による画像処理装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による画像処理装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の画像処理装置は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、このカメラ100は動画像を撮影して記録可能である。カメラ100には、レンズユニット(以下単にレンズと呼ぶ)102が装着されている。
レンズ102は集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り、および、変倍レンズ群の動きに応じて移動した結像位置を補正するとともに焦点調節を行う補正レンズ群を有している。そして、レンズ102によってイメージセンサー(撮像素子)103の結像面に被写体像(光学像)が結像する。
イメージセンサー103は、光学像に応じた画像信号(撮像信号)を生成して、当該撮像信号を前処理部104に出力する。なお、イメージセンサー103は、CCDイメージセンサー又はCMOSイメージセンサーなどの撮像素子である。
前処理部104は、撮像信号をRAWデータ(RAW画像)に変換してRAW処理部105に出力する。RAW処理部105はRAWデータを所定の比率で縮小した縮小RAWデータ又はRAWデータから所定のサイズの画像切り出して切り出しRAWデータを生成する(以下処理済みRAWデータと呼ぶ)。そして、RAW処理部105は当該処理済みRAWデータをDRAM110に格納する。さらに、RAW処理部105は、記録用に前処理部104において生成されたRAWデータ(全画角RAWデータ)をDRAM110に格納する。
処理済みRAWデータおよび全画角RAWデータのいずれを外部出力として用いるかについては、映像端子出力と拡大フォーカスの有効/無効の状態とに応じて変化する。例えば、4Kの画像を記録するモードにおいて、後述するHDMI120から4Kの全画角映像信号を出力する際には、処理済みRAWデータは用いない。
一方、4Kの画像データを記録するモードにおいて、SDI118又はHDMI120から2Kの全画角映像信号を出力する際には、RAW処理部105は縮小RAWデータを生成する。また、SDI120から拡大フォーカスされた映像信号を出力する際には、RAW処理部105は切り出しRAWデータを生成する。
画像生成部106は、処理済みRAWデータおよび全画角RAWデータに対して補間処理および画質調整処理などのRAW現像処理を行ってYUV形式の画像データ(処理済みYUVデータおよび全画角YUVデータ)を生成する。そして、画像生成部106は処理済みYUVデータおよび全画角YUVデータ)をDRAM110に格納する。
操作部107は、ユーザーによって操作される。操作部107は、例えば、タッチパネルおよび操作キー(ボタン、ダイヤル、およびレバーなど)などを備えている。ユーザーによって操作部107が操作されると、当該操作に応じた操作情報が制御部108に送られる。
なお、拡大フォーカスの有効および無効、ゼブラ、ピーキング、WFMの有効および無効状態について、操作部108を用いてそれぞれ独立に設定可能である。設定の際には、メニュー操作又は専用の物理キーの操作が行われる。
制御部108は、CPUなどを備えており、カメラ100全体の制御を司る。RAM109は、制御部108によって作業領域として用いられる。同様に、DRAM110は、カメラ100に備えられた各ブロックが作業領域として用いられる。
なお、このDRAM110には、所定期間に読み書き(リード/ライト)可能なデータ量(読み出し速度/書き込み速度)に上限があり、その上限を超えてデータの読み書きを行うことはできない。また、DRAM110の代わりに、別の高速な揮発性メモリ又は不揮発性メモリを用いるようにしてもよい。さらに、RAM109とDRAM110とは同一の記憶装置上に共存するようにしてもよい。
ROM111には、制御部108で実行されるプログラムなどが格納されている。ROM111として、例えば、フラッシュROMが用いられる。なお、ROM111を用いることなく、記録媒体115に格納されたプログラムをRAM109に展開するようにしてもよい。
オンスクリーンディスプレイ(OSD)部112は、各種設定メニューおよび顔枠などのOSDデータ(表示アイテム)を生成してDRAM110に配置する。動画像圧縮部113は、DRAM110に格納された全画角YUVデータをMPEG形式で圧縮して動画像データとしてDRAM110に格納する。
メディア制御部114は、DRAM110に格納された動画像データをFATファイルシステムなどコンピュータと互換のあるフォーマットに従って記録媒体115に記録する。
記録媒体115として、例えば、メモリーカードなどが用いられる。当該記録媒体は、カメラ100に対して着脱可能な記録媒体であり、カメラ100の他、例えば、PCに装着することができる。
アシスト部116はYUVデータに対して、ゼブラ表示、ピーキング表示、およびWFMの各種アシスト効果を生成する。そして、アシスト部116は当該アシスト効果を重畳したYUVデータをSDI出力部117に送る。
なお、制御部108はアシスト部116をメニュー設定などの状態に応じて制御して、いずれのアシストを有効化するか又はアシスト自体を無効化して映像信号をSDI出力部117にそのまま転送するかを行う。
ゼブラ表示の有効化が指示されると、YUVデータに対して所定の輝度以上の映像に、例えば、斜線を設定するなどの画像処理が行われて映像データのいずれの箇所が所定の輝度以上になっているかを示すことができる。
ピーキング表示が有効化されると、YUVデータについてエッジ検出が行われて、検出したエッジに対して特定の色が重畳されて、映像データのいずれにエッジが存在するかを示すことができる。WFMが有効化されている場合には、YUVデータから輝度値を抽出してグラフ形式でプロットされて、映像データに含まれる輝度データを全体的に示すことができる。
SDI出力部117は、アシスト部116の出力であるYUVデータとOSDデータとを合成して外部出力信号としてSDI118を介してSDIモニター121に出力する。なお、OSDデータの合成は必ずしも行う必要はなく、操作部107からの操作によって選択するようにしてもよい。
SDI(シリアルデータインタフェース)118は、SDI出力部117から送られた外部出力信号をSDI形式に変更して、SDI端子(不図示)を介して第2の転送レートで外部に出力する。また、制御部108は、バス101を介して、SDI118から出力される映像信号に重畳するデータ(メタデータ)を設定可能である。
例えば、撮影中のカメラの状態、映像におけるガンマ、およびレンズの状態など映像によって判別できない情報を重畳すれば、映像に加えてカメラの状態を外部装置である表示機器に通知することができる。また、表示機器の代わりに、SDI信号を受信して記録する外部レコーダーが接続された場合には、外部レコーダーに対して記録開始/停止を指示する情報をメタデータとして重畳する。
これによって、カメラ100における操作によって外部レコーダーによる記録開始/停止を制御することができる。
HDMI出力部119は、DRAM110に格納されたYUVデータとOSDデータとを合成して外部出力信号としてHDMI120に出力する。なお、OSDデータの合成は必ずしも行わなくてもよく、操作部107による操作によって選択するようにしてもよい。
HDMI(高解像度マルチメディアインタフェース)120は、HDMI出力部119から送られた外部出力信号をHDMI形式に変更して第2の転送レートよりも高い第1の転送レートで外部に出力する。HDMI120は接続検知部120aおよび能力情報取得部120bを有している。
接続検知部120aはHDMI端子に対するHDMIモニター(外部機器)122の接続を検知する。能力情報取得部120bは、HDMI端子に接続されたHDMIモニター122が受信可能な信号に関する情報を通知するためのEDID(Extended Display Identification)を取得する。能力情報取得部120bによって取得されたEDID情報はDRAM110に格納される。
なお、ここでは、拡大フォーカス用の画像をRAW処理部105で生成するようにしたが、縮小YUVデータ又は全画角YUVデータについて、画像の拡大および切り出しを行う。そして、アシスト部116で拡大表示用のYUVデータを生成するようにしてもよい。また、アシスト部116において適用する拡大フォーカス以外のアシスト効果は、拡大前の画像又は拡大後の画像に適用するようにしてもよい。
さらに、HDMI120から4Kの全画角の映像信号を出力する場合には、処理済みRAWデータを用いないとしたが、処理済みRAWデータの生成を聴視するようにしてもよい。
上述のバス101は、カメラ100のブロック間において映像データなどの送受を行うためのデータバスである。
なお、カメラ100は表示装置を内蔵せず、画像などのコンテンツは、SDI118や、HDMI120から外部の表示装置に出力されることで確認され得る。
図2は、図1に示すカメラで行われる出力処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、制御部108がROM111に格納されたプログラムをDRAM110に展開して実行することによって行われる。
出力処理を開始すると、ステップS201では、制御部108は、接続検知部120aによってHDMI端子に外部機器が接続された否かを判定する。制御部108がHDMI端子に外部機器が接続されたと判定した場合、処理はステップS206に進む。一方、制御部108がHDMI端子に外部機器が接続されていないと判定した場合、処理はステップS202に進む。
ステップS202では、制御部108は、HDMI120から映像信号が出力中であるか否かを判定する。当該判定処理の際には、例えば、制御部108はDRAM110に格納した接続状態を示すフラグを参照する。なお、制御部108はHDMI出力部119の状態を直接確認して判定処理を行うようにしてもよい。
制御部108がHDMI120から映像信号が出力中であると判定した場合、処理はステップS203に進む。一方、制御部108がHDMI120から映像信号が出力中でないと判定した場合、処理はステップS204に進む。
ステップS203では、制御部108は、HDMI出力部119を制御してHDMI120に対する映像信号の出力を停止する。そして、制御部108は、DRAM110に格納されHDMI120の出力状態を示すフラグをHDMI出力の停止を示す状態に変更する。
続いて、ステップS204では、制御部108はSDI118から映像信号が出力中であるか否かを判定する。該判定処理の際には、例えば、制御部108はDRAM110に格納したフラグを参照する。なお、制御部108はSDI出力部117の状態を直接確認して判定処理を行うようにしてもよい。
SDI118から映像信号が出力中であると判定した場合、制御部108は出力処理を終了する。一方、制御部108がSDI118から映像信号が出力中でないと判定した場合、処理はステップS205に進む。
ステップS205では、制御部108は、アシスト部116およびSDI出力部117を有効化して、予め設定された撮影アシスト機能が適用された映像信号をSDI118に送信する。
この際には、制御部108は、DRAM110に格納されSDI118の出力状態を示すフラグをSDI出力の状態に変更する。さらに、RAW処理部105がRAWデータを生成していない状態であると、制御部108は全画角RAWデータ、縮小RAWデータ、又は切り出しRAWデータを生成するようにRAW処理部105を制御する。
なお、いずれの撮影アシスト機能も有効化されていない場合には、アシスト部116はDRAM110から読み込んだYUVデータをそのままSDI出力部117に転送する。ステップS205の処理の後、制御部108は出力処理を終了する。
このようにして、ステップS201からS205によって、HDMI120に外部機器が接続されていない場合には、制御部108はSDI118から映像信号を出力する。
ステップS206では、制御部108は、撮影アシスト機能が有効化されているか否かを判定する。ここでは、制御部108は、拡大フォーカス、ゼブラ、ピーキング、およびWFMのいずれかの適用が操作部107から指示されていると、撮影アシスト機能が有効化されていると判定する。
制御部108が撮影アシスト機能が無効であると判定した場合(予め定められた条件が満たされた場合)、処理はステップS207に進む。一方、制御部108が撮影アシスト機能が有効化されていると判定した場合、処理はステップS202に進む。
なお、制御部108は操作部107による指示に応じて撮影アシスト機能の状態をDRAM110にフラグとして格納して、当該フラグを参照して、撮影アシスト機能の有効化を判定するようにしてもよい。
ステップS207では、制御部108は、能力情報取得部120bによって、HDMI端子に接続された外部機器のEDIDを読み込む。続いて、ステップS208では、制御部108は、DRAM110に格納されたEDIDを解析する。そして、制御部108は解析結果に基づいて、HDMI端子に接続された外部機器において受信可能な映像信号の種類を検知する。
次に、ステップS209では、制御部108は、HDMI120から出力する映像信号がHDMI端子に接続された外部機器で受信可能か否かを判定する。制御部108が受信可能でないと判定した場合、処理はステップS202に進む。一方、制御部108が受信可能であると判定した場合、処理はステップS210に進む。
例えば、HDMI120から4K解像度の映像信号を出力する設定がなされている際に、2K解像度まで映像信号の受信に対応する外部機器がHDMI端子に接続されたとする。この場合、制御部108は受信可能でないと判定して、ステップS202に進む。一方、4K解像度まで映像信号の受信に対応する外部機器がHDMI端子に接続された場合には、制御部108は受信可能であると判定して、ステップS210に進む。
ステップS210では、制御部108は、SDI118から映像信号が出力中であるか否かを判定する。当該判定処理の際には、例えば、制御部108はDRAM110に格納したフラグを参照する。
なお、制御部108はSDI出力部117の状態を直接確認して判定処理を行うようにしてもよい。制御部108がSDI118から映像信号が出力中であると判定した場合、処理はステップS211に進む。一方、制御部108がSDI118から映像信号が出力中でないと判定した場合、処理はステップS2125に進む。
ステップS211では、制御部108は、アシスト部116およびSDI出力部117を制御して、SDI118に対する映像信号の出力を停止する。出力状態をDRAM110に記録されたフラグで管理している場合には、制御部108はフラグをSDIの出力が停止された状態に変更する。なお、この場合には、制御部108はアシスト部116を停止しても停止しなくてもどちらでもよい。
ステップS212では、制御部108は、HDMI120から映像信号が出力中であるか否かを判定する。当該判定処理の際には、例えば、制御部108はDRAM110に格納されたフラグを参照する。
なお、制御部108はHDMI出力部119の状態を直接確認するようにしてもよい。HDMI120から映像信号が出力中であると判定した場合、制御部108は出力処理を終了する。一方、制御部108がHDMI120から映像信号が出力中でないと判定した場合、処理はステップS213に進む。
ステップS213では、制御部108は、HDMI出力部119を有効化して、映像信号をHDMI120に送信する。なお、HDMI出力部119は、ステップS203においてHDMI120の出力が停止されるまで継続して動作する。また、HDMI出力部119の状態をDRAM110に格納されたフラグで管理している場合には、制御部108は当該フラグをHDMI120が出力中であることを示す状態に変更する。その後、制御部108は出力処理を終了する。
このように、本発明の第1の実施形態では、撮影アシスト機能が有効化された状態においては、HDMI端子に外部機器が接続されてもHDMI120の接続を行うことなくSDI118の映像出力を継続する。これによって、撮影アシスト機能を継続して用いることができる。その結果、映像出力端子毎に映像出力および機能に制限を設けたとしても、ユーザーの利便性を高くすることができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は、図1に示すカメラと同様であるので、ここでは説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施形態によるカメラにおける出力処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、制御部108がROM111に格納されたプログラムをDRAM110に展開して実行することによって行われる。
図示のステップS301〜S305の処理は、それぞれ図2に示すステップS201〜S205と同様であるので説明を省略する。
ステップS301において、制御部108がHDMI端子に外部機器が接続されたと判定した場合、処理はステップS306に進む。一方、制御部108がHDMI端子に外部機器が接続されていないと判定した場合、処理はステップS302に進む。
ステップS306では、制御部108は、記録媒体115に映像信号を記録中であるか否かを判定する。例えば、制御部108は操作部107における記録開始又は記録停止の履歴をDRAM110に逐次保存する。そして、制御部108は当該履歴に基づいて、記録媒体115に映像信号を記録中であるか否かを判定する。
制御部108が記録媒体115に映像信号を記録中であると判定した場合、処理はステップS302に進む。一方、制御部108が記録媒体115に映像信号を記録中でないと判定した場合(予め定められた条件が満たされた場合)、処理はステップS307に進む。
なお、動画像圧縮部113又はメディア制御部114などのカメラ100の各部における動作状態に基づいて、制御部108は記録媒体115に映像信号を記録中であるか否かを判定するようにしてもよい。
図3に示すステップS307〜S313の処理は、それぞれ図2に示すステップS207〜S211の処理と同様であるので、説明を省略する。
このように、本発明の第2の実施形態では、映像の記録中にHDMI120に外部機器が接続された場合には、HDMI120の接続を行わず、SDI118に対する映像の出力を継続する。これによって、ユーザーは映像のモニタリングを継続することができる。その結果、映像出力端子毎に映像出力および機能に制限を設けたとしても、ユーザーの利便性を高くすることができる。
上述の第1および第2の実施形態では、SDI端子を1つ備える場合について説明したが、複数のSDI端子を備えるようにしてもよい。この場合には、制御部108は各SDI端子を独立して制御するようにしてもよく、複数のSDI端子に対して同一の映像信号を出力するように制御してもよい。
さらに、SDI端子の代わりに、着脱可能なパネルを接続可能な端子を搭載するようにしてもよい。この場合パネルが装着されていると、制御部108はステップS206又はS306の判定処理を行わず、HDMI端子が接続されると、撮影アシスト機能が有効であるか無効であるかに拘わらず、HDMI端子の接続を試みる制御を行うようにしてもよい。
また、HDMI120の出力とSDI118の出力とを切り替える制御について説明したが、SDI118の出力にのみ影響する撮影アシスト機能の有効又は無効についてはSDI119の出力中における任意のタイミングで切り替えを行うことができる。
上述の第1および第2の実施形態では、イメージセンサー102を有するカメラなどの画像処理装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、この例に限定されず、入力された画像をリサイズして表示する電子機器であれば適用可能である。例えば、外部入力端子から入力された動画像を、拡大して表示装置に出力するとともに、外部又は内蔵の記録媒体に記録する動画レコーダーに適用可能である。
同様に、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、などに適用可能である。また、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などに適用可能である。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を画像処理装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを画像処理装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 イメージセンサー
105 RAW処理部
106 画像生成部
107 操作部
108 制御部
116 アシスト部
117 SDI出力部
118 SDI
119 HDMI出力部
120 HDMI

Claims (13)

  1. 第1の転送レートで映像信号を出力する第1の出力手段と、前記第1の転送レートよりも低い第2の転送レートで前記映像信号を出力する第2の出力手段とを備える画像処理装置であって、
    前記第1の出力手段に外部機器が接続されたか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記第1の出力手段に前記外部機器が接続されたことが検出された際、予め定められた条件が満たされた場合、前記第1の出力手段を制御して前記第1の出力手段から前記映像信号を出力する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検出手段によって前記第1の出力手段に前記外部機器が接続されたことが検出されない場合には、前記制御手段は前記第2の出力手段を制御して前記第2の出力手段から前記映像信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 被写体を撮像して前記映像信号を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像をアシストするアシスト手段と、を有し、
    前記予め定められた条件は前記アシスト手段が無効に設定された状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記アシスト手段が無効に設定されている場合には、前記制御手段は前記第1の出力手段に接続された前記外部機器が前記第1の出力手段から出力される前記映像信号を受信可能であると、前記第1の出力手段から前記映像信号を出力することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記アシスト手段が有効に設定されている場合には、前記制御手段は前記第2の出力手段を制御して前記第2の出力手段から前記映像信号を出力することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 被写体を撮像して前記映像信号を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段で生成された前記映像信号を記録する記録手段と、を有し、
    前記予め定められた条件は前記記録手段による前記映像信号の記録が行われていない状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  7. 前記記録手段による前記映像信号の記録が行われていない場合には、前記制御手段は前記第1の出力手段に接続された前記外部機器が前記第1の出力手段から出力される前記映像信号を受信可能であると、前記第1の出力手段から前記映像信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記記録手段による前記映像信号の記録が行われている場合には、前記制御手段は前記第2の出力手段を制御して前記第2の出力手段から前記映像信号を出力することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の出力手段はHDMIであり、前記第2の出力手段はSDIであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記第2の出力手段から映像信号を出力中である場合、前記制御手段は、前記第1の出力手段から前記映像信号を出力する前に、前記第2の出力手段からの映像信号の出力を停止することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記検出手段によって前記第1の出力手段に前記外部機器が接続されたことが検出されない場合には、前記制御手段は、前記第1の出力手段から前記映像信号を出力しないことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 第1の転送レートで映像信号を出力する第1の出力手段と、前記第1の転送レートよりも低い第2の転送レートで前記映像信号を出力する第2の出力手段とを備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記第1の出力手段に外部機器が接続されたか否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで前記第1の出力手段に前記外部機器が接続されたことが検出された際、予め定められた条件が満たされた場合、前記第1の出力手段を制御して前記第1の出力手段から前記映像信号を出力する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるための制御プログラム。
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