JP2018199288A - 印字装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の文字色と異なる所定の色を用いて所定の印字項目を強調するとともに、当該所定の色の発色が悪くなった場合であっても、当該所定の印字項目を判読できるように印字することができる。【解決手段】印字装置は、複数の色で印字可能な印字装置であって、所定条件に基づき、所定の印字項目を印字する文字を通常の文字色とは異なる強調色で印字するか、当該強調色を背景とし通常の文字色で印字するかを制御する制御部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、印字装置に関する。
従来、加熱温度に応じて異なる発色をするラベル(印刷媒体)を用い、このラベルを加熱するサーマルヘッドの発熱体の温度を制御することで、前記ラベルに複数の異なる発色を行わせる印刷方法が知られている。
特許文献1には、印字項目の背景に色をつけることができるラベル発行機が記載されている。また、特許文献2には、印字項目の文字サイズ、文字色、フォントの組み合わせが適切か不適正かを判定する技術が記載されている。
特開2000−190541号公報 特許第4459700号公報
しかしながら、例えば高温で発色する色(黒色)と低温で発色する色(赤色)との2色の発色をするラベルの場合には、サーマルヘッドや印字媒体の条件(経年劣化や、汚れや、皺等)によっては、熱エネルギーが上手く伝わらず、低温で発色する色(赤色)の部分が消えてしまう現象が発生することがある。その際、高温で発色する色(黒色)の部分は、低温で発色する色(赤色)の印字になってしまう。例えば、アレルギー物質を目立たす為に、通常の印字色とは異なる色(例えば赤色)の印字を行う傾向があるが、ヘッドの汚れ等がある場合には、印字が消えてしまうという問題が発生する。図7は、アレルギー物質を赤色で印字して強調する場合において赤色部分が消えてしまったときの印字例を示している。本来であれば、原材料名のうちアレルギー物質である鶏肉、豚肉、牛肉、大豆が赤色で印字されるものであるが、図示する例では、熱エネルギーが上手く伝わらず、原材料名のうち赤色で印字した鶏肉、豚肉、牛肉、大豆が消えてしまっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、通常の文字色と異なる所定の色を用いて所定の印字項目を強調するとともに、当該所定の色の発色が悪くなった場合であっても、当該所定の印字項目を判読できるように印字することができる印字装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する本発明の一態様は、複数の色で印字可能な印字装置であって、所定条件に基づき、所定の印字項目を印字する文字を通常の文字色とは異なる強調色で印字するか、当該強調色を背景とし通常の文字色で印字するかを制御する制御部を備えることを特徴とする印字装置である。
また、本発明の一態様は、上記の印字装置において、前記所定条件は、前記所定の印字項目が、必須の印字項目であるか任意の印字項目であるかに基づく、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の印字装置において、前記所定条件は、前記所定の印字項目の印字サイズに基づく、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の印字装置において、印字媒体が感熱紙であり、前記強調色は前記通常の文字色より低温で発色する色であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、通常の文字色と異なる所定の色を用いて所定の印字項目を強調するとともに、当該所定の色の発色が悪くなった場合であっても、当該所定の印字項目を判読できるように印字することができる。
本発明の実施形態におけるラベル発行装置(印字装置)の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における商品ファイルの例を示す表である。 本発明の実施形態におけるフォーマットファイルの例を示す表である。 本発明の実施形態における値付け画面の例を示す図である。 本発明の実施形態におけるラベルの例を示す図である。 本発明の実施形態におけるラベル発行装置の動作手順例を示すフローチャートである。 赤色で印字する印字項目が消えてしまっているラベルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1には、ラベル発行装置1(印字装置)の構成例が、ブロック図により示されている。このラベル発行装置1は、計量値付けラベルプリンタであり、例えば販売店のバックヤードに設置され、各種商品又は商品容器に貼付するラベルを発行する装置である。ラベル発行装置1は、制御装置100と、はかり2と、印字機構部3と、操作部5とを備える。
はかり2は、ロードセル2aを有する。ロードセル2aは、商品の重量を計測し、商品の重量を示す信号を制御装置100に出力する。
印字機構部3は、ラベル(印字媒体)を加熱して印字するサーマルヘッドや、ラベルの紙送りを行うステッピングモータや、印字後のラベルを枚葉状に切断(カット)するカッター等を備え、制御装置100による制御に基づいて、印字情報を所定フォーマットでラベルに印字し、印字されたラベルを発行する。ラベルは、加熱温度に応じて異なる複数の発色をする感熱紙である。例えば、本実施形態では、ラベルは、発色させる加熱温度の内、低い側の加熱温度では赤色に発色し、高い側の加熱温度では黒色に発色する感熱紙である。サーマルヘッドは、2種類の発熱温度を切り替えて発熱することができる。具体的には、サーマルヘッドは、ラベルを黒色に発色させる高温側の発熱温度と、ラベルを赤色に発色させる低温側の発熱温度とに切り替えることができる。すなわち、強調色である赤色は通常の文字色である黒色より低温で発色する色である。
操作部5は、キー操作部7と、タッチパネル9aとを有する。キー操作部7は、オペレータによる操作入力を受け付け、キー操作部7を介した操作入力に応じた信号を、制御装置100に出力する。タッチパネル9aは、オペレータによる操作入力(例えば、印字情報を入力するための操作入力)を受け付け、タッチパネル9aを介した操作入力に応じた信号を、制御装置100に出力する。
操作部5は、液晶表示器9b(表示部)を有する。液晶表示器9bは、タッチパネル9aと一体に備えられ、制御装置100による制御に基づいて、画像を表示する。液晶表示器9bの解像度は、例えば、640×480[ドット]である。なお、表示部は、液晶による表示器に限らず、例えば、有機EL(Electro Luminescence)による表示器でもよい。
制御装置100は、ラベル発行装置1の各部を制御する。制御装置100は、CPU20(Central Processing Unit)と、ロードセル制御部21と、印字制御部22と、操作制御部24と、表示制御部25と、RAM30(Random Access Memory)と、ROM40(Read Only Memory)とを有する。
CPU20(制御部)は、バスを介して制御装置100の各部と接続されている。CPU20は、RAM30に展開された制御プログラムに基づいて、制御装置100の各部を制御する。また、CPU20は、各種データをRAM30に記憶させる。ROM40は、制御プログラムを予め記憶する。ROM40は、制御装置100の電源が投入され、電力が供給された際、制御プログラムをRAM30に展開する。
ロードセル制御部21には、商品の重量を示す信号が、はかり2のロードセル2aから入力される。ロードセル制御部21は、商品の重量を示す信号を、CPU20に転送する。印字制御部22は、CPU20による制御に基づいて画像処理(例えば、ビットマップ処理)を実行し、印字機構部3を制御する。例えば、印字制御部22は、予め定められたフォーマットファイルに基づいて印字情報をラベルに印字するよう、印字機構部3を制御する。なお、印字制御部22には、印字結果を示す信号(例えば、印字の完了を示す信号)が、印字機構部3から入力されてもよい。
表示制御部25は、CPU20による制御に基づいて画像処理を実行する。また、表示制御部25は、画像処理結果としての各種の画像を表示するよう、液晶表示器9bを制御する。
操作制御部24には、キー操作部7を介した操作入力に応じた信号が、操作部5のキー操作部7から入力される。例えば、操作制御部24は、印字情報を示す信号がキー操作部7から入力された場合、その印字情報を示す信号をCPU20に転送する。操作制御部24には、タッチパネル9aを介した操作入力に応じた信号が、操作部5のタッチパネル9aから入力される。例えば、操作制御部24は、印字情報を示す信号がタッチパネル9aから入力された場合、その印字情報を示す信号をCPU20に転送する。
RAM30は、各種の情報を一時記憶する。例えば、RAM30は、ROM40から展開された制御プログラムを一時記憶する。また、例えば、RAM30は、商品ファイルと、フォーマットファイルとを、一時記憶する。
図2には、商品ファイルの例が、表により示されている。商品ファイルには、ラベルに印字される印字情報が含まれている。商品ファイルの項目には、一例として、商品番号と、商品名と、単価と、産地と、フォーマット番号と、広告文と、コメントとがある。これらの項目は、互いに対応付けられている。なお、商品ファイルの項目には、商品の個体識別番号、商品の添加物名、及び、商品の消費期限が含まれていてもよい。
商品ファイルにおいて、商品番号は、商品の識別番号を示す。商品名は、商品の名称を示す。単価は、商品の単価を示す。産地は、商品の産地を示す。フォーマット番号は、印字情報が印字される際に使用される印字用フォーマットの識別番号を示す。広告文は、ラベルに印字される広告文である。この広告文は、商品の値段等が印字されるラベル(値段ラベル)とは別のラベル(広告ラベル)(POP(Point Of Presence)ラベル)に、印字されてもよい。商品ファイルにおけるコメントは、所定の文字列であり、例えば、印字されたラベルを商品に貼る位置などを指示するための文字列(本文)である。
本図では、商品番号「012345」と、商品名「ハンバーグ」と、単価「184」と、産地「北海道産」と、フォーマット番号「1」と、広告文「お買得」と、コメント「値段ラベルは右下に貼ってください。広告ラベルは左上に貼ってください。」とが対応付けられている。
図3には、フォーマットファイルの例が、表により示されている。フォーマットファイルは、印字情報の印字される態様(印字用フォーマット)を示す情報を含むファイルである。フォーマットファイルの項目には、一例として、フォーマット番号と、印字項目と、印字位置(X座標)と、印字位置(Y座標)と、印字向き(縦/横)と、フォントと、必須/任意とがある。これらの項目は、互いに対応付けられている。
フォーマットファイルにおいて、フォーマット番号は、商品ファイルにおけるフォーマット番号を示す。印字項目は、ラベルに印字される印字情報を含む商品ファイルの項目を示す。印字位置(X座標)は、ラベルに印字される印字情報の位置のX座標を示す。印字位置(Y座標)は、ラベルに印字される印字情報の位置のY座標を示す。印字向きは、ラベルに印字される印字情報の向き(縦又は横)を示す。フォントは、ラベルに印字される印字情報に使用される書体(例えば、ゴシック体、色反転ゴシック体)や、文字サイズや、文字色や、背景色等を示す。必須/任意は、当該フォーマットにおいて、当該印字項目が、印字が必須である必須の印字項目であるか、印字が任意である任意の印字項目であるかを示す。
本図では、フォーマット番号「1」には、印字項目「品名」、「加工日」、「消費期限(賞味日)」、「値段」、「アレルギー物質」がある。また、フォーマット番号「2」には、印字項目「品名」、「値段」、「添加物」がある。
次に、本ラベル発行装置1の動作について説明する。ラベル発行装置1は、ラベルを発行する際に、ラベルに印字する印字情報を定めるための値付け画面を表示する。値付け画面には、ラベルに印字される値段などの印字情報を定める又は表示させるための操作キーが配置される。
図4には、値付け画面の例が示されている。値付け画面には、オペレータにより商品ファイルから選択された印字情報が表示される。本図に示す例では、商品ファイルにおいて商品コード「012345」に対応付けられた印字情報が、印字される印字情報の一例として選択されている。
値付け画面において、ラベルプレビューキー210には、フォーマットファイルに基づいて印字される態様で印字情報が描かれたラベルの画像が、プレビュー表示される。本図に示す例では、商品ファイルにおいて商品コード「012345」に対応付けられた商品名「ハンバーグ」などの印字情報が、フォーマット番号「1」に対応する印字される態様に基づいて印字されたラベルが、プレビュー表示されている。ここで、印字情報の量に応じて分割された印字情報が、複数枚のラベルに分けて印字される場合、ラベルプレビューキー210には、オペレータに選択された複数枚目のラベルの画像が、プレビュー表示されてもよい。
CPU20は、商品ファイル及びファイルファイルフォーマットに基づいて、ラベルの画像である印字イメージを生成する。このとき、CPU20は、予め設定された所定の印字項目であるアレルギー物質を、通常の文字色である黒色とは異なる赤色(強調色)を用いた印字により強調する。例えば、CPU20は、所定条件に基づき、アレルギー物質を印字する文字を通常の文字色である黒色とは異なる赤色で印字するか、赤色を背景とし黒色で文字を印字するかを決定する。所定条件は、発行するラベルにおいて、アレルギー物質が必須の印字項目であるか任意の印字項目であるかに基づく。また、所定条件は、アレルギー物質をラベルに印字する文字サイズ(印字サイズ)に基づく。
より具体的には、CPU20は、発行するラベル(フォーマット)において、アレルギー物質が必須の印字項目であるか、又は、その印字サイズが所定値以下である場合には、赤色を背景とし黒色の文字でアレルギー物質を印字すると決定する。例えば、CPU20は、商品コード「012345」のラベルを発行する場合には、商品ファイルにおいて商品コード「012345」に対応するラベルフォーマット「1」を特定する。そして、CPU20は、フォーマットファイルにおいてラベルフォーマット「1」の印字項目「アレルギー物質」に対応する必須/任意が必須であるか、或いは、フォントに設定された印字サイズが所定値以下である場合に、赤色を背景とし黒色の文字でアレルギー物質を印字すると決定する。一方、CPU20は、発行するラベルにおいて、アレルギー物質が任意の印字項目であり、かつ、その印字サイズが所定値より大きい場合には、アレルギー物質を赤色の文字で印字すると決定する。例えば、CPU20は、商品コード「012345」のラベルを発行する場合には、フォーマットファイルにおいてラベルフォーマット「1」の印字項目「アレルギー物質」に対応する必須/任意が任意であり、かつ、フォントに設定された印字サイズが所定値より大きいときに、赤色の文字でアレルギー物質を印字すると決定する。
表示制御部25は、CPU20が生成した印字イメージを値付け画面にプレビュー表示する。すなわち、表示制御部25は、CPU20が決定した印字態様(背景色を赤色にして黒色で文字を印字する、又は、赤色で文字を印字する)でアレルギー物質を、値付け画面にプレビュー表示されるラベルの画像に表示する。本図に示す例では、アレルギー物質である、鶏肉、豚肉、牛肉、大豆は、背景色が赤色であり文字色が黒色である。
CPU20は、操作制御部24が操作部5において、プレビュー表示されたラベルの発行を指示する印字指示を受け付けたと判定した場合に、プレビュー表示された印字イメージをラベルに印字するための印字データを印字制御部22に出力する。
印字制御部22は、CPU20から入力された印字データに基づいて、値付け画面にプレビュー表示されたラベルを印字機構部3に発行させる。すなわち、印字制御部22は、CPU20が決定した印字態様でアレルギー物質をラベルに印字させる。印字機構部3は、印字制御部22の指示に基づき印字情報をラベルに印字し、ラベルを発行する。
図5は、本実施形態におけるラベル発行装置1が発行するラベルの一例を示す概略図である。図5(A)は、商品又は商品容器に貼付する商品ラベルを示す。また、図5(B)は、商品が陳列される棚に貼付する棚ラベルを示す。
本図には、各ラベルにおいて、アレルギー物質が必須項目であるか、又は、その印字サイズが所定値以下である場合の例を示している。そのため、各ラベルにおいて、アレルギー物質である、鶏肉、豚肉、牛肉、大豆は、背景色が赤色であり文字色が黒色である。
このように、赤色を背景色とし通常の黒色でアレルギー物質を印字することにより、アレルギー物質を強調させて印字することができる。また、黒色で文字を印字しているため、赤色の発色が悪くなった場合であっても、アレルギー物質の判読が可能である。
図6は、本実施形態におけるラベル発行装置1が実行するラベル発行処理の処理手順の一例を示したフローチャートである。ラベル発行装置1は、値付け画面を表示する指示の入力を受け付けた際に、本図に示す処理を実行する。
(ステップS101)表示制御部25は、値付け画面を液晶表示器9bに表示させる。その後、ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)CPU20は、印字情報を含む商品ファイルを、RAM30から取得する。その後、ステップS103の処理に進む。
(ステップS103)CPU20は、印字情報の印字される態様を示すフォーマットファイルを、RAM30から取得する。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS104)CPU20は、ラベルを発行する商品に対応するフォーマット番号の印字項目をフォーマットファイルから取得し、取得した印字項目の印字情報を商品ファイルから取得する。その後、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)CPU20は、商品ファイル及びフォーマットファイルに基づいて、印字される態様で印字情報が描かれたラベルの画像である印字イメージを生成する。このとき、CPU20は、所定条件に基づき、アレルギー物質を印字する文字を赤色で印字するか、赤色を背景とし黒色で印字するかを決定する。その後、ステップS106の処理に進む。
(ステップS106)表示制御部25は、CPU20が生成した印字イメージを、値付け画面のラベルプレビューキー210に表示させる。その後、ステップS107の処理に進む。
(ステップS107)操作制御部24は、ラベルを発行する印字指示を操作部5が受け付けたか否かを判定する。印字指示を受け付けたと操作制御部24が判定した場合には、ステップS108の処理に進む。また、印字指示を受け付けていないと操作制御部24が判定した場合には、ステップS107の処理を再度実行する。
(ステップS108)印字制御部22は、CPU20が生成した印字イメージのラベルを印字機構部3に発行させる。その後、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のラベル発行装置1は、複数の色で印字可能な印字装置であって、所定条件に基づき、所定の印字項目(アレルギー物質)を印字する文字を通常の文字色(黒色)とは異なる強調色(赤色)で印字するか、当該強調色(赤色)を背景とし通常の文字色(黒色)で印字するかを制御するCPU20を備える。
上記構成によれば、赤色の背景によりアレルギー物質の強調が可能で、かつ、ヘッドが汚れ、赤色の発色が悪くなった場合であっても文字の認識が可能となる。また、黒色の文字で印字されるため、赤色を認識し難い人であっても、文字の判読が可能となる。
また、所定条件は、所定の印字項目(アレルギー物質)が、必須の印字項目であるか任意の印字項目であるかに基づく。これにより、例えば、アレルギー物質が必須の印字項目であるラベルでは背景色を赤色にして黒色の文字で印字し、アレルギー物質が任意の印字項目であるラベルでは赤色の文字で印字する等、ラベルの種類に応じてその印字態様を変更することができる。
また、所定条件は、所定の印字項目(アレルギー物質)の印字サイズに基づく。これにより、例えば、小さな文字で印字される場合には背景色を赤色にして黒色の文字で印字し、大きな文字で印字される場合には赤色の文字で印字する等、印字サイズに応じてその印字態様を変更することができる。
また、印字媒体が感熱紙であり、強調色は通常の文字色より低温で発色する色である。これにより、強調色の発色が悪くなった場合であっても、所定の印字項目(アレルギー物質)を判読できるように印字することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、所定の印字項目がアレルギー物質である場合について説明したが、所定の印字項目はこれに限られず、強調して印字する他の印字項目であってもよい。
また、上述した実施形態では、CPU20が所定条件に基づいてアレルギー物質の印字態様を決定しているが、これに限らず、例えば、フォーマットファイルのフォント等に予め背景色及び文字色を設定しておいてもよい。
また、上述した実施形態では、通常の色が黒色であり通常の色とは異なる強調色が赤色である場合について説明したが、異なる複数の色はこれに限らず、色の違いが判別できるものであればよく、金色や銀色、青色等であってもよい。なお、サーマルヘッドから印字媒体に熱を加える箇所の密度を調整することにより、黒色、濃い灰色、薄い灰色、濃い赤色、薄い赤色等、明暗や濃淡を付けることができる。
また、上述した実施形態では、強調色(赤色)を背景とし通常の文字色(黒色)で印字項目を印字する場合に、背景を塗りつぶす例について説明したが、背景はこれに限らず、例えば、アンダーライン、枠、網目、ストライプ等であってもよい。
なお、上述のラベル発行装置1としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のラベル発行装置1としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…ラベル発行装置(印字装置)、2…はかり、2a…ロードセル、3…印字機構部、5…操作部、7…キー操作部、9a…タッチパネル、9b…液晶表示器(表示部)、20…CPU(制御部)、21…ロードセル制御部、22…印字制御部、24…操作制御部、25…表示制御部、30…RAM、40…ROM、100…制御装置

Claims (4)

  1. 複数の色で印字可能な印字装置であって、
    所定条件に基づき、所定の印字項目を印字する文字を通常の文字色とは異なる強調色で印字するか、当該強調色を背景とし通常の文字色で印字するかを制御する制御部
    を備えることを特徴とする印字装置。
  2. 前記所定条件は、前記所定の印字項目が、必須の印字項目であるか任意の印字項目であるかに基づく、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記所定条件は、前記所定の印字項目の印字サイズに基づく、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印字装置。
  4. 印字媒体が感熱紙であり、
    前記強調色は前記通常の文字色より低温で発色する色である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の印字装置。
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