JP2018197126A - ボトル缶及びキャップ付きボトル缶 - Google Patents
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Abstract
Description
ボトル缶は、アルミニウム合金材料等からなり、有底筒状に形成されている。ボトル缶は、缶の周壁である缶胴と、缶の底壁である缶底と、を備えている。缶胴の開口部は、該開口部以外の部位(胴部及び肩部)よりも小径の口金部とされている。
ボトル缶100の内部に飲料等の内容物が充填された後、口金部101には有頂筒状のキャップ105が装着される。
この種のボトル缶に対しては、原材料費の削減等を目的として、薄肉化への要請がある。しかしながら、単純に缶の薄肉化を図った場合、キャッピング時の成形荷重(軸荷重や横荷重)によって、缶軸に垂直な横断面視で首部が楕円形状等に変形するおそれがあった。
具体的に、キャップ105の裾(周壁下端)は膨出部103の下端まで達しており、キャップ105の裾を確実に巻くには、キャッピング時に裾巻きロール50の先端(外周)を首部104に強く押圧せざるを得ず、缶を薄肉化した場合には、首部104がこの押圧力(横荷重)に耐えられず変形するおそれがある。
また、本発明の一態様は、缶胴と缶底とを備えた有底筒状のボトル缶と、前記缶胴の口金部に装着された有頂筒状のキャップと、を備えたキャップ付きボトル缶であって、前記口金部は、ねじ部と、前記ねじ部の下方に隣接配置され、径方向外側へ向けて膨出するとともに缶軸回りの全周にわたって延び、前記キャップの周壁下端が裾巻きされる膨出部と、前記キャップの周壁下端の下方に隣接配置され、下方へ向かうに従い径方向内側へ向けて傾斜し、前記缶軸を含む縦断面視において、前記膨出部の下端の延長線上又は前記延長線よりも内側に位置する傾斜部と、を備えたことを特徴とする。
そして、ボトル缶縦断面視において傾斜部は、膨出部の下端の延長線上又はこの延長線よりも内側(缶の内側であり、径方向内側と言い換えてもよい)に配置されている。
詳しくは、裾巻きロールの先端(外周)が首部の傾斜部に押し付けられた場合でも、該傾斜部が傾斜していることにより、裾巻きロールの押圧力を径方向内側以外の缶軸方向下方等に分散させることができる。また、首部における傾斜部以外の部分(例えば傾斜部の下方に位置する最小径部分等)に対して、裾巻きロールが当接することを防止できる。さらに、キャッパーの設定によっては、裾巻きロールの先端が首部の傾斜部に当接すること自体を防ぐことができる。従って、これらの相乗効果により、首部の変形を効果的に抑制できる。
△R=(R2/tE)×P
上記式のうち、Pは外圧(裾巻きロールから首部が径方向内側へ向けて受ける圧力)、Rは首部の半径(内径)、tは首部の厚さ(肉厚)、Eはヤング率である。上記式より、外圧P、厚さt及びヤング率Eが一定の場合には、首部の変形量△Rは、首部の半径Rの二乗に比例することがわかる。つまり、首部の半径Rが小さくなれば、首部の変形量△Rも、半径Rの二乗に比例して小さくなる(なお、実際には半径Rが変化すると厚さtも僅かに変化するが、微小量であるためここでは考慮しないこととする)。
また上記差が、10.0mm以下であれば、首部の成形性が良好に維持される。つまり、例えばダイ加工によって首部(の傾斜部)を成形する場合において、該首部が急激に拡径させられることにより生じる割れ等を防止できる。
なお、上述の作用効果をさらに格別顕著なものとするには、上記差が3.0〜7.0mmであることがより好ましい。
また上記縦断面視で、缶軸に対して傾斜部が傾斜する角度が50°以下であれば、傾斜部が大きく傾斜させられ過ぎて(寝かされ過ぎて)、首部の耐荷重(特に軸荷重への耐力)が低減するようなことを防止できる。
また上記縦断面視で、缶軸に対して膨出部の下部が傾斜する角度が50°以下であれば、膨出部の下部が大きく傾斜させられ過ぎて(寝かされ過ぎて)、膨出部の耐荷重(特に軸荷重への耐力)が低減するようなことを防止できる。
また、上記ボトル缶において、前記縦断面視で、前記傾斜部が、凹曲線状をなすこととしてもよい。
また上記距離が、6mm以下であれば、傾斜部が長くなり過ぎることによる傾斜部の耐軸荷重の低減を抑制できる。
また、缶軸Oが延在する方向(缶軸Oに沿う方向)を缶軸O方向という。缶軸O方向のうち、缶底2から缶胴1の口金部5及びキャップ15へ向かう方向を上方といい、キャップ15及び口金部5から缶底2へ向かう方向を下方という。
また、缶軸Oに直交する方向を径方向という。径方向のうち、缶軸Oに接近する向きを径方向の内側といい、缶軸Oから離間する向きを径方向の外側という。
また、缶軸O回りに周回する方向を周方向という。
また、図1〜図8に示されるボトル缶10(キャップ付きボトル缶20)の缶軸O方向に沿う縦断面視(缶軸Oを含む縦断面視)において、ボトル缶10の各部形状の説明に用いる「円弧」、「曲線」、「直線」、「接線」、「延長線」等の線形状は、特に説明しない限り、ボトル缶10の外面における各種の線形状を表している。
また、缶胴1は、缶底2に接続する胴部3と、胴部3から上方へ向かうに従い径方向内側へ向けて傾斜する肩部4と、肩部4の上方に立設された口金部5と、を備えている。
肩部4は、胴部3の上方に連設され、胴部3から上方へ向かうに従い徐々に縮径するテーパー状をなしている。
口金部5は、ねじ部6と、ねじ部6の下方に隣接配置され、径方向外側へ向けて膨出するとともに周方向の全周にわたって延びる膨出部7と、膨出部7の下方に隣接配置される首部8と、口金部5の上端開口縁に形成されたカール部9と、を備えている。
膨出部7は、径方向外側へ向けて膨出するとともに周方向に沿って延びる環状をなしている。膨出部7は、カブラとも呼ばれる。膨出部7の外径は、ねじ部6の外径に対して同等以上の大きさであり、本実施形態の例では、ねじ部6の外径より大きい。膨出部7の最大外径(直径)は、例えば38.0mm程度である。膨出部7の最大外径は、ボトル口径に相当する。つまり本実施形態のボトル缶10は、38mm口径である。
本実施形態では図5に示されるように、膨出部7の下凸曲線部18及び直線部19に対して、キャップ15の周壁下端が裾巻きされる。
またボトル缶10の縦断面視において、缶軸Oに対して傾斜部21が傾斜する角度θは、36〜50°である。図示の例では、角度θが43°程度とされている。言い換えると、ボトル缶縦断面視において、缶軸Oに直交する仮想直線(図示略)に対して傾斜部21が傾斜する角度(90°−θ)が、47°程度である。
なお、本実施形態でいう上記角度θとは、ボトル缶10の縦断面視で、缶軸Oと傾斜部21との間に形成される鋭角及び鈍角のうち、鋭角の角度を指す。
また、首部8の最小外径をなす最小径部分23の厚さ(肉厚。板厚)は、例えば、0.250〜0.335mmである。
ボトル缶10は、板材打ち抜き工程、カッピング工程(絞り工程)、DI工程(絞りしごき工程)、トリミング工程、印刷・塗装(缶外面)工程、塗装(缶内面)工程、ネッキング工程、トリミング工程、ねじ成形工程、カール工程及びスロットル工程等を経て、製缶される。
カッピング工程(絞り工程)では、ブランクをカッピングプレスにより絞り加工(カッピング加工)して、有底筒状のカップ状体に成形する。
またDI工程において、缶底には、上述した環状凸部11及びドーム部12がプレス成形される。
DI缶の缶外面には、印刷及び外面仕上げニスの塗装が行われる。印刷、外面仕上げ塗装はウエットオンウエットで塗装され、その後焼付・乾燥される。
また、外面塗装後は、内面塗装とその乾燥・焼付が行われる。DI缶の内面への塗装は、スプレーノズルによって缶胴の開口部から缶底へ向けて塗料を噴霧して行われる。噴霧した塗料を乾燥することにより缶内面に塗膜が形成されて、耐食性が付与される。
具体的に、肩部4及び首部8の最小径部分23については、ダイ加工により缶胴の開口部近傍を段階的に縮径して成形する。首部8の凹曲線部22及び傾斜部21並びに膨出部7の下部(直線部19及び下凸曲線部18等)については、ダイ加工により缶胴の開口部近傍を段階的に拡径して成形する。
また必要に応じて、複数種類のダイ加工同士の間に、トリミング加工ツールを用いて、高さが不揃いとなった開口端部のトリミング加工を行う(トリミング工程)。
なお、本実施形態の例では、口金部5の首部8の成形を、上記ネッキング工程においてダイ加工ツールを用いて行うこととした。これに代えて、首部8の成形を、ねじ成形工程の前後において回転加工ツール(中子ローラ、外子ローラ等の成形ローラ)を用いて行ってもよい。
詳しくは、まず図2及び図4に示されるように、口金部5にキャップ15を被せ、該キャップ15の上方からプレッシャーブロック(図示略)により下方へと荷重(軸荷重)をかけ、キャップ15の頂壁(天壁)の下面に設けたシール材を口金部5のカール部9に上方から押し付けて、ボトル缶10を密封状態とする。この密封状態で、キャップ15の周壁に対して、ねじ巻きロール(図示略)を径方向内側へ向けて押し当てつつ缶軸O回りの周方向に転動させることにより、該キャップ15の周壁に、ねじ部6の雄ねじ形状に倣った雌ねじ形状を成形する。また、キャップ15の周壁下端に対して、裾巻きロール50により径方向内側への荷重(横荷重)を付与しつつ、該裾巻きロール50を缶軸O回りの全周に転動させて、キャップ15の周壁下端を裾巻き成形する。これにより、図3及び図5に示されるようにキャップ15の周壁下端が、膨出部7(の下部)に密着して嵌合する。
このようにして、ボトル缶10の内容物が密封された状態で、口金部5にキャップ15が取り付けられる。またこの密封状態は、口金部5からキャップ15を取り外し開栓するまでの間、維持される。
そして、ボトル缶縦断面視において傾斜部21は、膨出部7の下端の延長線L上に配置されている。なお、本実施形態の例では、傾斜部21全体が延長線L上に位置しており、傾斜部21はその全域にわたって膨出部7の延長線Lよりも外側(缶の外側、径方向外側)には膨らんでいない。
詳しくは、裾巻きロール50の先端(外周)が首部8の傾斜部21に押し付けられた場合でも、該傾斜部21が傾斜していることにより、裾巻きロール50の押圧力を径方向内側以外の缶軸O方向下方等に分散させることができる。また、首部8における傾斜部21以外の部分(傾斜部21の下方に位置する凹曲線部22や最小径部分23等)に対して、裾巻きロール50が当接することを防止できる。さらに、キャッパーの設定によっては、裾巻きロール50の先端が首部8の傾斜部21に当接すること自体を防ぐことができる。従って、これらの相乗効果により、首部8の変形を効果的に抑制できる。
△R=(R2/tE)×P
上記式のうち、Pは外圧(裾巻きロール50から首部8が径方向内側へ向けて受ける圧力)、Rは首部8の半径(内径)、tは首部8の厚さ(肉厚)、Eはヤング率である。上記式より、外圧P、厚さt及びヤング率Eが一定の場合には、首部8の変形量△Rは、首部8の半径Rの二乗に比例することがわかる。つまり、首部8の半径Rが小さくなれば、首部8の変形量△Rも、半径Rの二乗に比例して小さくなる(なお、実際には半径Rが変化すると厚さtも僅かに変化するが、微小量であるためここでは考慮しないこととする)。
すなわち上記構成のように、膨出部7の最大外径と首部8の最小外径との差が、2.5mm以上であれば、傾斜部21の長さを十分に確保でき、裾巻きロール50が首部8に強く当たることをより確実に防止することができる。また、首部8の半径Rが十分に小さくされて、首部8の変形量△Rを安定して小さく抑えられる。
また上記差が、10.0mm以下であれば、首部8の成形性が良好に維持される。つまり、本実施形態で説明したようにダイ加工によって首部8(の傾斜部21)を成形する場合において、該首部8が急激に拡径させられることにより生じる割れ等を防止できる。
なお、上述の作用効果をさらに格別顕著なものとするには、上記差が3.0〜7.0mmであることがより好ましい。
すなわち上記構成のように、ボトル缶10の缶軸Oを含む縦断面視で、缶軸Oに対して傾斜部21が傾斜する角度θが36°以上であれば、傾斜部21が十分に傾斜させられて(寝かされて)、裾巻きロール50が首部8に強く当たることをより確実に防止できる。
また上記縦断面視で、缶軸Oに対して傾斜部21が傾斜する角度θが50°以下であれば、傾斜部21が大きく傾斜させられ過ぎて(寝かされ過ぎて)、首部8の耐荷重(特に軸荷重への耐力)が低減するようなことを防止できる。
すなわち上記構成のように、キャップ15の周壁下端と、傾斜部21の下端との缶軸O方向の距離Aが、2mm以上であれば、裾巻きロール50が首部8(の特に最小径部分23)に当たることをより確実に防止できる。これは、裾巻きロール50の外周縁(鍔部)の上下方向の厚さが2mm以上であるためである。
また上記距離Aが、6mm以下であれば、傾斜部21が長くなり過ぎることによる傾斜部21の耐軸荷重の低減を抑制できる。
また、キャップ15装着前のボトル缶10において、膨出部7の下端7aから傾斜部21の下端までの缶軸O方向の距離が、2.2〜6.2mmであるので、上記同様の作用効果が得られる。
図6及び図7は、前述の実施形態で説明したボトル缶10及びキャップ付きボトル缶20の変形例を示している。この変形例では、膨出部7の下方に隣接配置された首部8の傾斜部24が、缶軸Oを含む縦断面視で、凹曲線状をなしている。つまり傾斜部24は、缶の内側(径方向内側)へ向けて窪む凹曲面状をなす。
そして、ボトル缶縦断面視において傾斜部24は、膨出部7の下端の延長線Lよりも内側(缶の内側、径方向内側)に位置している。なお、この変形例では、傾斜部24全体が延長線Lよりも内側に位置しており、傾斜部24はその全域にわたって膨出部7の延長線Lよりも外側(缶の外側、径方向外側)には膨らんでいない。
またこの縦断面視で、膨出部7の下部(直線部19)が缶軸Oに対して傾斜する角度は、36〜50°が好ましい。なお前記角度とは、ボトル缶縦断面視で、缶軸Oと膨出部7の下部との間に形成される鋭角及び鈍角のうち、鋭角の角度を指す。
また図7において、キャップ15の周壁下端から傾斜部24の下端(最小径部分23との接続部分)までの缶軸O方向に沿う距離Aは、2〜6mmである。また、膨出部7の下端7aから傾斜部24の下端までの缶軸O方向に沿う距離は、2.2〜6.2mmである。
また上記縦断面視で、缶軸Oに対して膨出部7の下部が傾斜する角度が50°以下であるので、膨出部7の下部が大きく傾斜させられ過ぎて(寝かされ過ぎて)、膨出部7の耐荷重(特に軸荷重への耐力)が低減するようなことを防止できる。
或いは、ボトル缶縦断面視において、例えば直線、凹曲線及び凸曲線のいずれか2つ以上を組み合わせた複合的な形状の傾斜部を用いてもよい。
2 缶底
5 口金部
6 ねじ部
7 膨出部
7a 膨出部の下端
8 首部
10 ボトル缶
15 キャップ
19 直線部(膨出部の下部)
20 キャップ付きボトル缶
21、24 傾斜部
A 距離
L 延長線
O 缶軸
θ 角度
Claims (11)
- 缶胴と缶底とを備えた有底筒状のボトル缶であって、
前記缶胴の口金部は、
ねじ部と、
前記ねじ部の下方に隣接配置され、径方向外側へ向けて膨出するとともに缶軸回りの全周にわたって延び、前記口金部に装着される有頂筒状のキャップの周壁下端が裾巻きされる膨出部と、
前記膨出部の下方に隣接配置され、下方へ向かうに従い径方向内側へ向けて傾斜し、前記缶軸を含む縦断面視において、前記膨出部の下端の延長線上又は前記延長線よりも内側に位置する傾斜部と、を備えたボトル缶。 - 請求項1に記載のボトル缶であって、
前記膨出部の最大外径と、前記傾斜部を含む首部の最小外径との差が、2.5〜10.0mmであるボトル缶。 - 請求項1又は2に記載のボトル缶であって、
前記縦断面視で、前記傾斜部は前記延長線上に位置し、前記缶軸に対して前記傾斜部が傾斜する角度が、36〜50°であるボトル缶。 - 請求項1又は2に記載のボトル缶であって、
前記縦断面視で、前記傾斜部は前記延長線よりも内側に位置し、前記缶軸に対して前記膨出部の下部が傾斜する角度が、36〜50°であるボトル缶。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のボトル缶であって、
前記縦断面視で、前記傾斜部が、直線状をなすボトル缶。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のボトル缶であって、
前記縦断面視で、前記傾斜部が、凹曲線状をなすボトル缶。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のボトル缶であって、
前記縦断面視で、前記膨出部と前記傾斜部とが、互いの接続部分において接するように繋がっているボトル缶。 - 缶胴と缶底とを備えた有底筒状のボトル缶と、
前記缶胴の口金部に装着された有頂筒状のキャップと、を備えたキャップ付きボトル缶であって、
前記口金部は、
ねじ部と、
前記ねじ部の下方に隣接配置され、径方向外側へ向けて膨出するとともに缶軸回りの全周にわたって延び、前記キャップの周壁下端が裾巻きされる膨出部と、
前記キャップの周壁下端の下方に隣接配置され、下方へ向かうに従い径方向内側へ向けて傾斜し、前記缶軸を含む縦断面視において、前記膨出部の下端の延長線上又は前記延長線よりも内側に位置する傾斜部と、を備えたキャップ付きボトル缶。 - 請求項8に記載のキャップ付きボトル缶であって、
前記キャップの周壁下端から前記傾斜部の下端までの前記缶軸方向に沿う距離が、2〜6mmであるキャップ付きボトル缶。 - 請求項8又は9に記載のキャップ付きボトル缶であって、
前記傾斜部に、前記缶軸回りに延びる裾巻きロール痕が形成されたキャップ付きボトル缶。 - 請求項8又は9に記載のキャップ付きボトル缶であって、
前記傾斜部を含む首部全体に、前記缶軸回りに延びる裾巻きロール痕が形成されていないキャップ付きボトル缶。
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