JP2018196342A - 粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤、及びチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法 - Google Patents

粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤、及びチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を短縮する技術を提供する。【解決手段】含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残ることを特徴とする粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤。【選択図】図12

Description

本発明は、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤、及びチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法に関する。
ビタミンB1として、チアミンラウリル硫酸塩がある。チアミンラウリル硫酸塩は、優れた抗菌力を有することから、食品の日持ち向上剤として使用されている。しかし、チアミンラウリル硫酸塩は、水への溶解度が低いことから、利用される食品が限定されるという問題がある。
上記問題を解決するため、例えば、特許文献1には、チアミンラウリル硫酸塩の水への溶解度を高める方法が開示されている。特許文献1に記載のチアミンラウリル硫酸塩の水への溶解度を高める方法は、チアミンラウリル硫酸塩と、アルカリ金属塩、アルカリ金属の水酸化物、および塩基性アミノ酸およびその重合体からなる群より選択される少なくとも1種とを水中で共存させる工程を含む。
特開2007−137874号公報
上記のように、チアミンラウリル硫酸塩は、水への溶解度が低いことが知られており、溶解度を高める方法が提案されているが、従来の方法は、チアミンラウリル硫酸塩とは異なる添加剤を添加するものであり、使用の範囲が制限される。また、従来技術においては、溶解度に着目されたものはあるが、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を短縮する技術については検討されていない。
本発明は、上記の問題に鑑み、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を短縮する技術を提供することを課題とする。
本発明者は、チアミンラウリル硫酸塩の結晶状態と溶解時間の関係に着目し、上記課題を解決するため誠意研究した結果、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の粒度分布を調整することで、溶解時間が従来よりも短縮できることを見いだした。具体的には、本発明者は、目開き180μmを通過する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が全体の30重量%を上回ると溶解時間が長くなる、又は、完全に溶解することができなくなることを見いだした。詳細には、本発明は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残ることを特徴とする粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤である。なお、当該構成のチアミンラウリル硫酸塩剤は、単体でチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を改善するが、溶解度をさらに改善するために、特定の添加剤を添加して相乗効果を期待することも容易であり、これらも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩粒度分布を上記のように調整することで、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を従来よりも短縮することができる。チアミンラウリル硫酸塩剤は、ビタミンB1補給の栄養強化剤として各種食品に使用することができる。また、チアミンラウリル硫酸塩は、優れた抗菌力を有することから、チアミンラウリル硫酸塩剤は、食品の日持ち向上剤にも使用することができる。
また、本発明に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残り、更に、濃度が1.0重量%となるように50℃の水に添加した場合の溶解時間が120秒以下のものとして特定できる。
また、本発明に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き425μmの篩を全体の93重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして特定できる。
また、本発明は、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法として特定してもよい。例えば、本発明は、チアミンラウリル硫酸塩を乾燥させる乾燥工程と、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の粒度分布を調整する粒度分布調整工程とを含み、粒度分布調整工程では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして粒度分布が調整される、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法である。
また、本発明は、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を含む食品として特定してもよい。食品に粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が含有されている場合、当該食品に含有される粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が本発明の技術的範囲に含まれるかどうかの分析には、例えば、下記の方法が適用できる。すなわち、特定の重量の食品を目開き600μmの篩を通過させ通過した重量Aと、目開き180μmの篩を通過させ通過した重量Bを測定する。その後、それぞれ通過した食品を溶解し、高速液体クロマトグラフ法などの既知の測定方法を用いて重量A及び重量Bに含有されるチアミンラウリル硫酸塩の重量を特定すれば良い。例えば、高速液体クロマトグラフ法は、試料採取、酸抽出、pH調整、定容、酵素分解、ろ過、精製、蛍光分光光度計による検出を含む。
本発明によれば、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を短縮する技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法の処理手順の図である。 図2は、他の実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法の処理手順の図である。 図3は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の表である。 図4は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布のグラフである。 図5は、比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の表である。 図6は、比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布のグラフである。 図7は、実施例1、及び比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験1の試験結果である。 図8は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の表である。 図9は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布のグラフである。 図10は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験2の試験結果である。 図11は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験3の試験結果の表である。 図12は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験3の試験結果のグラフである。 図13は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験4の試験結果の表である。 図14は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験4の試験結果のグラフである。 図15は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−1の試験結果の表である。 図16は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−1の試験結果のグラフである。 図17は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−2の試験結果の表である。 図18は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−2の試験結果のグラフである。 図19は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−3の試験結果の表である。 図20は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−3の試験結果のグラフである。
次に、本発明の実施形態について説明する。以下の説明は例示であり、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法>
図1は、実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法の処理手順の図である。実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法は、乾燥工程(S01)、粒度分布調整工程(S02)を含む。
乾燥工程では、チアミンラウリル硫酸塩が乾燥される。乾燥工程に付されるチアミンラウリル硫酸塩は、湿ケーキ状であり、原料となる、チアミン塩酸塩とラウリル硫酸ナトリウムとを既存の方法で反応させることで得ることができる。乾燥には、既存の流動層造粒乾燥機を用いることができる。流動層造粒乾燥機には、通常流動層型、循環流型流動層型、強制循環流型流動層型、噴流層型等の装置が例示される。乾燥は、例えば20〜50℃程度の温度で、0.5〜2時間程度の条件で行うことができる。
粒度分布調整工程(S02)では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の粒度分布が調整される。例えば、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして粒度分布が調整される。例えば、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過しなかった場合には、目開き600μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を排除する調整が行われる。なお、目開き600μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を粉砕し、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るように粒度を調整してもよい。また、例えば、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残らなかった場合には、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を排除する調整が行われる。なお、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を造粒し、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るように粒度を調整してもよい。
また、粒度分布調整工程(S02)では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き425μmの篩を全体の93重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして粒度分布を調整してもよい。
また、粒度分布調整工程(S02)では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして粒度分布を調整してもよい。更に、粒度分布調整工程では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るものとして粒度分布を調整してもよい。粒度分布調整工程において、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るものとして粒度分布を調整することで、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を最も短縮できる。
なお、例えば、乾燥工程(S01)を行った後、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を粉砕し、粉砕したものを造粒した後、粒度分布調整工程(S02)を行うようにしてもよい。ここで、図2は、他の実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法の処理手順の図である。他の実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法は、乾燥工程(S11)、粉砕工程(S12)、予備粒度分布調整工程(S13)、造粒工程(S14)、粒度分布調整工程(S15)を含む。乾燥工程(S11)は、先に説明した乾燥工程(S01)に対応し、乾燥工程(S11)では、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が乾燥される。
粉砕工程(S12)では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が粉砕装置により粉砕される。粉砕装置には、例えば、自由粉砕機(株式会社奈良機械製作所製、M−4型)を用いることができる。粉砕工程(S12)では、例えば、粒度分布調整工程(S02)において、目開き600μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を用いてもよい。これにより、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を有効活用できる。
次に、予備粒度分布調整工程(S13)では、粉砕された粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の粒度分布が予備的に調整される。例えば、目開き355μmの篩を通過するものとして粒度分布が調整される。なお、乾燥工程(S11)、及び粉砕工程(S12)は、省略してもよい。この場合、予備粒度分布調整工程(S13)では、例えば、粒度分布調整工程(S02)において、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を用いてもよい。これにより、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を有効活用できる。次に、造粒工程(S14)では、粒度分布が調整された粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、例えば、粒度が目開き600μmの篩を通過し、及び目開き75μmの篩に残るものとなるように、造粒される。造粒には、既存の流動層造粒乾燥機を用いることができる。次に、粒度分布調整工程(S15)では、造粒された粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の粒度分布を調整される。粒度分布調整工程(S15)は、先に説明した粒度分布調整工程(S02)に対応する。
<チアミンラウリル硫酸塩剤>
実施形態に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして、粒度分布が調整されている。チアミンラウリル硫酸塩剤は、ビタミンB1補給の栄養強化剤として各種食品に使用することができる。また、チアミンラウリル硫酸塩は、優れた抗菌力を有することから、チアミンラウリル硫酸塩剤は、食品の日持ち向上剤にも使用することができる。
また、実施形態に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残り、更に、濃度が1.0重量%となるように50℃の水に添加した場合の溶解時間が120秒以下のものとして特定してもよい。
また、実施形態に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き425μmの篩を全体の93重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものでもよい。
なお、実施形態に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものでもよい。更に、実施形態に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るものでもよい。目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るものとして粒度分が調整されたチアミンラウリル硫酸塩剤は、溶解時間を最も短縮できる。
<実施例>
次に、チアミンラウリル硫酸塩剤を水に添加した際の溶解時間を確認するために行った溶解時間確認試験について説明する。
<溶解時間確認試験1>
溶解時間確認試験1では、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤、及び比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、これらを水に添加した際の溶解時間を確認した。
実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、先に説明した実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法の処理手順(図1参照)に従って粒度分布調整したものである。ここで、図3は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の表を示し、図4は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の図を示す。実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤については、目開き600μm(28メッシュ)、目開き500μm(32メッシュ)、目開き425μm(35メッシュ)、目開き355μm(42メッシュ)、目開き250μm(60メッシュ)、目開き212μm(65メッシュ)、目開き180μm(80メッシュ)、目開き125μm(115メッシュ)、目開き75μm(200メッシュ)の各篩、及び各篩を振動させる振動篩機を用い、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、篩分けによる粒度分布測定を行った。図3、図4に示すように、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、例えば、目開き355μmの篩を通過し、及び目開き250μmの篩に残る、粒径355μm〜250μmのチアミンラウリル硫酸塩剤が全体に占める比率が42.4%と最も高く、2番目に、粒径250μm〜212μmのチアミンラウリル硫酸塩剤の比率が24.4%と高くなっている。また、粒径600μmを上回るチアミンラウリル硫酸塩剤の比率は0.4%であり、粒径180μm以下のチアミンラウリル硫酸塩剤の比率は11.7%となっている。
図5は、比較例1(従来例)の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の表を示し、図6は、比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の図を示す。なお、比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、実施例1と比較して粒径が小さく、篩を用いた篩分けによる粒度分布測定が困難であるため、レーザー回析装置を用い、レーザー光錯乱法にて粒子度分布を測定した。図5、図6に示すように、比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、例えば、粒子径105μm〜63μmのチアミンラウリル硫酸塩剤が全体に占める比率が30.34%と最も高く、2番目に、粒子径45μm以下のチアミンラウリル硫酸塩剤の比率が25.04%と高く、3番目に、粒子径63μm〜45μmのチアミンラウリル硫酸塩剤の比率が22.46%と高くなっている。また、粒子径355μmを上回るチアミンラウリル硫酸塩剤の比率は、0.50%となっている。
溶解時間確認試験1は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤、及び比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、以下の手順で行った。まず、濃度別(0.10重量%、0.50重量%、1.00重量%)に、実施例1、及び比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、ウォーターバスに移し、予め加温しておいた50℃の温水を加えた。具体的には、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を例に説明すると、濃度0.10重量%では、0.1gの粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、100mlの温水を加えた。濃度0.50重量%では、0.5gの粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、100mlの温水を加えた。濃度1.00重量%では、1.0gの粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、100mlの温水を加えた。次に、ウォーターバス内で攪拌(約150rpm)しながら、ウォーターバス内の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤が全て溶解するまでの溶解時間を測定した。より詳細には、温水を全て加えたところで時間の測定を開始するとともに、攪拌を開始し、30秒おきに攪拌を中断し、溶け残りがないか目視で確認した。なお、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、濃度0.10重量%のものを実施例1−1とし、濃度0.50重量%のものを実施例1−2とし、濃度1.00重量%のものを実施例1−3とする。また、比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、濃度0.10重量%のものを比較例1−1とし、濃度0.50重量%のものを比較例1−2とし、濃度1.00重量%のものを比較例1−3とする。
図7は、実施例1、及び比較例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験1の試験結果である。図7に示すように、実施例1−1、1−2、1−3の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、比較例1−1、比較例1−2、比較例1−3の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤と比較して、溶解時間が短縮されている。具体的には、溶解時間確認試験1により、例えば、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有される粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の99重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の88重量%以上が残るように粒度調整されたものであり、例えば、濃度が1.0重量%となるように50℃の水に添加した場合の溶解時間が90秒以下であることが確認された。
<溶解時間確認試験2>
溶解時間確認試験2では、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、これらを水に添加した際の溶解時間を確認した。実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、先に説明した他の実施形態に係るチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法の処理手順(図2参照)に従って粒度分布調整したものである。ここで、図8は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の表を示し、図9は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤の粒度分布の図を示す。実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤については、実施例1と同様の各篩、及び各篩を振動させる振動篩機を用い、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、篩分けによる粒度分布測定を行った。なお、実施例2については、篩分けによる粒度分布測定を3回行って比率を算出し、3回の比率の平均を求めた。図8、図9に示すように、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、例えば、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き212μmの篩に残る、粒径250μm〜212μmのチアミンラウリル硫酸塩剤が全体に占める割合(比率)が28.78%と最も高く、2番目に、粒径355μm〜250μmのチアミンラウリル硫酸塩剤の比率が21.23%と高くなっている。また、粒径600μmを上回るチアミンラウリル硫酸塩剤の比率は2.52%であり、粒径180μm以下のチアミンラウリル硫酸塩剤の比率は24.37%となっている。
溶解時間確認試験2は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、以下の手順で行った。まず、濃度別(0.10重量%、0.50重量%、1.00重量%)に、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、ウォーターバスに移し、予め加温しておいた50℃の温水を加えた。具体的には、1.0gの粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、100mlの温水を加えた。次に、ウォーターバス内で攪拌(約150rpm)しながら、ウォーターバス内の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤が全て溶解するまでの溶解時間を測定した。溶解時間の測定は、溶解時間確認試験1と同じであるので説明を割愛する。なお、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、濃度0.10重量%のものを実施例2−1とし、濃度0.50重量%のものを実施例2−2とし、濃度1.00重量%のものを実施例2−3とする。
図10は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験2の試験結果である。図10に示すように、実施例2−1、2−2、2−3の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、先に説明した比較例1−1、比較例1−2、比較例1−3の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤と比較して、溶解時間が短縮されている。具体的には、溶解時間確認試験2により、例えば、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有される粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の75重量%以上が残るように粒度調整されたものであり、例えば、濃度が1.0重量%となるように50℃の水に添加した場合の溶解時間が90秒以下であることが確認された。
<溶解時間確認試験3>
溶解時間確認試験3では、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、粒度分布別に、水に添加した際の溶解時間を確認した。溶解時間確認試験3は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、粒度分布別に、濃度が1.00重量%となるように、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、ウォーターバスに移し、予め加温しておいた50℃の温水を加えた。具体的には、1.0gの粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、100mlの温水を加えた。次に、ウォーターバス内で攪拌(約150rpm)しながら、ウォーターバス内の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤が全て溶解するまでの溶解時間を測定した。溶解時間の測定は、溶解時間確認試験1と同じであるので説明を割愛する。
図11は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験3の試験結果の表である。図12は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験3の試験結果のグラフである。図11、図12に示すように、溶解時間確認試験3によれば、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有される粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き180μmの篩を通過したものについて、溶解時間が長くなることが確認された。また、溶解時間確認試験3によれば、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るもの、好ましくは、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るものについて、溶解時間が短縮できることが確認された。
<溶解時間確認試験4>
溶解時間確認試験4では、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、粒度分布別に、水に添加した際の溶解時間を確認した。溶解時間確認試験4は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、粒度分布別に、濃度が1.00重量%となるように、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、ウォーターバスに移し、予め加温しておいた50℃の温水を加えた。具体的には、1.0gの粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、100mlの温水を加えた。次に、ウォーターバス内で攪拌(約150rpm)しながら、ウォーターバス内の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤が全て溶解するまでの溶解時間を測定した。溶解時間の測定は、溶解時間確認試験1と同じであるので説明を割愛する。
図13は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験4の試験結果の表である。図14は、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験4の試験結果のグラフである。図13、図14に示すように、溶解時間確認試験4によれば、実施例2の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有される粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き180μmの篩を通過したものについて、溶解時間が長くなることが確認された。また、溶解時間確認試験4によれば、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るもの、好ましくは、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き425μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るもの、より好ましくは、含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き212μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残るものについて、溶解時間が短縮できることが確認された。
<溶解時間確認試験5>
溶解時間確認試験3,4によって、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、含有される粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き180μmの篩を通過したものについて、溶解時間が長くなることが確認された。そこで、溶解時間確認試験5では、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が全体に対してどの程度含まれることで、溶解時間が変化するために実施した。具体的には、溶解時間確認試験5は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について、目開き180μmの篩を通過する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の混合比率(混合比)が10%刻みで変化し、濃度が1.00重量%となるように、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤を計り取り、ウォーターバスに移し、予め加温しておいた50℃の温水を加えた。目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の混合比率(混合比)が90重量%、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の混合比率(混合比)が10重量%の場合、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を0.9g計り取り、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を0.1g計り取り、これらに100mlの温水を加えた。次に、ウォーターバス内で攪拌(約150rpm)しながら、ウォーターバス内の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤が全て溶解するまでの溶解時間を測定した。溶解時間の測定は、溶解時間確認試験1と同じであるので説明を割愛する。なお、目開き250μmの篩を通過し、及び目開き180μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩に、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を混合する試験を溶解時間確認試験5−1とし、目開き424μmの篩を通過し、及び目開き250μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩に、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を混合する試験を溶解時間確認試験5−2とし、目開き600μmの篩を通過し、及び目開き425μmの篩に残った粉末状のチアミンラウリル硫酸塩に、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩を混合する試験を溶解時間確認試験5−3とする。
図15は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−1の試験結果の表である。図16は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−1の試験結果のグラフである。図17は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−2の試験結果の表である。図18は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−2の試験結果のグラフである。図19は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−3の試験結果の表である。図20は、実施例1の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤について行った、溶解時間確認試験5−3の試験結果のグラフである。溶解時間確認試験5−1の試験結果によれば、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が全体の40重量%以上になると、溶解時間が長くなり始めることが確認された。また、溶解時間確認試験5−2の試験結果によれば、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が全体の40重量%以上になると、溶解時間が長くなり始めることが確認された。また、溶解時間確認試験5−3の試験結果によれば、目開き180μmの篩を通過した粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が全体の30重量%以上になると、溶解時間が長くなり始めることが確認された。
<効果>
実施形態、及び実施例に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、粉末状のチアミンラウリル硫酸塩粒度分布を調整することで、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間を従来よりも短縮することができる。また、実施形態、及び実施例に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤は、従来の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤と比較して所謂粉立ちが少ないことから、取り扱い性も優れている。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明に係る粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤、及びチアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法は、これらに限られず、可能な限りこれらを組み合わせることができる。

Claims (4)

  1. 含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残ることを特徴とする粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤。
  2. 濃度が1.0重量%となるように50℃の水に添加した場合の溶解時間が120秒以下であることを特徴とする請求項1に記載の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤。
  3. 含有する粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き425μmの篩を全体の93重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残ることを特徴とする粉末状のチアミンラウリル硫酸塩剤。
  4. チアミンラウリル硫酸塩を乾燥させる乾燥工程と、
    乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩の粒度分布を調整する粒度分布調整工程を含み、
    粒度分布調整工程では、乾燥後の粉末状のチアミンラウリル硫酸塩が、目開き600μmの篩を全体の97重量%以上が通過し、及び目開き180μmの篩に全体の70重量%以上が残るものとして粒度分布が調整される、チアミンラウリル硫酸塩の溶解時間の短縮方法。

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