JP2018195440A - 発光ダイオード照明装置およびその製造方法ならびに実装構造体およびその製造方法 - Google Patents

発光ダイオード照明装置およびその製造方法ならびに実装構造体およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018195440A
JP2018195440A JP2017097882A JP2017097882A JP2018195440A JP 2018195440 A JP2018195440 A JP 2018195440A JP 2017097882 A JP2017097882 A JP 2017097882A JP 2017097882 A JP2017097882 A JP 2017097882A JP 2018195440 A JP2018195440 A JP 2018195440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting substrate
main surface
mounting
light emitting
emitting diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017097882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6495967B2 (ja
Inventor
大内 正敏
Masatoshi Ouchi
正敏 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ai Techno LLC
Original Assignee
Ai Techno LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ai Techno LLC filed Critical Ai Techno LLC
Priority to JP2017097882A priority Critical patent/JP6495967B2/ja
Publication of JP2018195440A publication Critical patent/JP2018195440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6495967B2 publication Critical patent/JP6495967B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】複数の発光ダイオードを互いに異なる2面に配置することができることにより、全方位に近い広範囲に亘る照明を行うことができ、しかも容易に製造することができる発光ダイオード照明装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】発光ダイオード照明装置は、一方の主面に複数の発光ダイオード80が実装された第1実装基板61と、一方の主面に複数の発光ダイオード80が実装された第2実装基板62と、第1実装基板61の一方の主面と第2実装基板62の一方の主面との間に張り渡された、給電用配線を構成する導電性部材71、72とを有し、第1実装基板61の一方の主面と第2実装基板62の一方の主面とは互いに異なる方向、例えば正反対の方向を向いている。
【選択図】図2

Description

この発明は、発光ダイオード照明装置およびその製造方法ならびに実装構造体およびその製造方法に関し、例えば、電球型発光ダイオード照明灯に適用して用いて好適なものである。
従来、平板状の実装基板上に複数の発光ダイオードを実装したものを複数、角柱の柱面または円筒面に配置した発光ダイオード照明装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2014−89937号公報 特開2015−82498号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載された発光ダイオード照明装置では、全方位に近い広範囲に亘る照明を行うことは困難であった。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、複数の発光ダイオードを互いに異なる方向を向いた2面に配置することができることにより、複数の発光ダイオードを容易に立体配置することができ、全方位に近い広範囲に亘る照明を行うことができ、しかも容易に製造することができる発光ダイオード照明装置およびその製造方法を提供することである。
この発明が解決しようとする他の課題は、複数の素子を互いに異なる方向を向いた2面に配置することができることにより、複数の素子を容易に立体配置することができ、しかも容易に製造することができる実装構造体およびその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は、
一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板と、
一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板と、
上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面との間に張り渡された、給電用配線を構成する導電性部材とを有し、
上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とは互いに異なる方向を向いている発光ダイオード照明装置である。
この発光ダイオード照明装置の発明においては、一般的には、第1実装基板と第2実装基板とは互いに異なる面上に位置しており、典型的な一つの例では、第1実装基板と第2実装基板とは互いに平行でかつ互いに離れた平面上に位置する。典型的には、第1実装基板の一方の主面と第2実装基板の一方の主面とは互いに反対の方向を向いており、最も典型的な例では、互いに正反対の方向を向いている。典型的には、第1実装基板は、第1実装基板が第2実装基板と同一の面内にあるとした場合に第2実装基板を囲む大きさおよび形状を有する。第1実装基板および第2実装基板の外形は必要に応じて選ばれるが、典型的には円形、正方形または長方形の外形を有する。いくつか例を挙げると、例えば、第1実装基板が円環状の形状を有し、第2実装基板がその内径より小さい直径を有する円形の形状を有する場合、第1実装基板が正方形または長方形の外形を有し、内部に正方形または長方形の開口を有し、第2実装基板がその開口より小さい正方形または長方形の外形を有する場合などである。
第1実装基板の一方の主面と第2実装基板の一方の主面との間に張り渡された、給電用配線を構成する導電性部材は、例えば、クランク状の形状に折れ曲がった形状を有する。この導電性部材は、この導電性部材を軸の周りに回転させるときの負荷に耐えられるように材料や太さなどが選ばれる。この導電性部材は、好適には、金属、取り分け銅線により構成され、より好適には腐食防止のために表面にめっき、例えば錫めっきを施す。銅線を用いる場合、その太さは、例えば0.1mm以上1.5mm以下、好適には0.3mm以上1mm以下、より好適には0.3mm以上0.7mm以下に選ばれる。導電性部材は、蝶番のような形状を有するものであってもよい。また、導電性部材は、一端または両端を管状部材に導電性の軸を挿入した構造としてもよく、この場合、この管状部材を第1実装基板の一方の主面または第2実装基板の一方の主面あるいはそれらの両者にはんだ付けなどにより固定し、この状態で管状部材の内部でこの軸を回転させながら第1実装基板に対して第2実装基板を回転させるようにしてもよい。回転後には、管状部材と軸とをはんだ付けなどにより固定する。
例えば、第1実装基板の一方の主面に実装された複数の発光ダイオードのうちの一つの発光ダイオードと第2実装基板の一方の主面に実装された複数の発光ダイオードのうちの一つの発光ダイオードとは導電性部材を介して互いに直列あるいは並列に接続される。また、例えば、第1実装基板の一方の主面に実装された複数の発光ダイオードは第1実装基板の中心に関してほぼ対称に配置されるとともに、第2実装基板の一方の主面に実装された複数の発光ダイオードは第2実装基板の中心に関してほぼ対称に配置される。
第1実装基板の他方の主面および第2実装基板の他方の主面は、必要に応じて、発光ダイオード照明装置の駆動に必要な回路などの搭載に使用することができる。
第1実装基板および第2実装基板は、放熱性能の向上を図るために、好適には、熱伝導性材料により形成される。熱伝導性材料は、必要に応じて選ばれるが、例えば、アルミニウム合金、タングステン、銅、黄銅、ニッケル合金、クロム、パラジウムなどを用いることができる。
発光ダイオード照明装置は、典型的には、第1実装基板および第2実装基板を包囲するように設けられた透明または半透明の包囲体をさらに有する。この包囲体は、外部から雨、雪、ダスト、昆虫などが入り込まないようにするために、好適には、ほぼ密閉することができるように設けられる。特に、屋外で使用する発光ダイオード照明装置においては、この包囲体は、ほぼ完全に密閉することができるように設けられる。この包囲体を構成する透明または半透明の材料は、必要に応じて選ばれるが、例えば、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル樹脂などの各種のプラスチックやガラスなどを用いることができる。
また、この発明は、
母材実装基板の一方の主面に複数の発光ダイオードを実装する工程と、
上記母材実装基板の上記一方の主面の互いに分割予定の第1領域および第2領域を横断する直線上にこれらの第1領域および第2領域を橋渡しするように給電用配線を構成する導電性部材を形成する工程と、
上記母材実装基板を上記第1領域および上記第2領域に分割することにより、一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板および一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板を形成する工程と、
上記導電性部材の周りに上記第2実装基板を上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とが互いに異なる方向を向くように上記第1実装基板に対して回転させる工程と、
を有する発光ダイオード照明装置の製造方法である。
この発光ダイオード照明装置の製造方法の発明においては、例えば、母材実装基板の互いに分割予定の第1領域および第2領域の境界部に少なくとも一部を除いて開口を形成しておき、母材実装基板をこの開口に沿って第1領域および第2領域に分割することにより第1実装基板および第2実装基板を形成する。
この発光ダイオード照明装置の製造方法の発明においては、上記以外のことは、その性質に反しない限り、上記の発光ダイオード照明装置の発明に関連して説明したことが成立する。
また、この発明は、
一方の主面に複数の素子が実装された第1実装基板と、
一方の主面に複数の素子が実装された第2実装基板と、
上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面との間に張り渡された、給電用配線を構成する導電性部材とを有し、
上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とは互いに異なる方向を向いている実装構造体である。
この実装構造体の発明においては、第1実装基板の一方の主面に実装された複数の素子は、基本的にはどのようなものであってもよく、必要に応じて選ばれるが、例えば、半導体素子、誘電体素子、超伝導素子、磁気素子などである。半導体素子には、発光ダイオードや半導体レーザのような半導体発光素子あるいはフォトダイオードなどの半導体受光素子のほか、CMOSトランジスタ、MOSトランジスタ、高電子移動度トランジスタなどの電界効果トランジスタ(FET)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)のような電子走行素子が含まれる。
この実装構造体の発明においては、上記以外のことは、その性質に反しない限り、上記の発光ダイオード照明装置の発明に関連して説明したことが成立する。
また、この発明は、
母材実装基板の一方の主面に複数の素子を実装する工程と、
上記母材実装基板の上記一方の主面の互いに分割予定の第1領域および第2領域を横断する直線上にこれらの第1領域および第2領域を橋渡しするように給電用配線を構成する導電性部材を形成する工程と、
上記母材実装基板を上記第1領域および上記第2領域に分割することにより、一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板および一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板を形成する工程と、
上記導電性部材の周りに上記第2実装基板を上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とが互いに異なる方向を向くように上記第1実装基板に対して回転させる工程と、
を有する実装構造体の製造方法である。
この実装構造体の製造方法の発明においては、その性質に反しない限り、上記の実装構造体の発明ならびに上記の発光ダイオード照明装置の発明および発光ダイオード照明装置の製造方法の発明に関連して説明したことが成立する。
この発明によれば、複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板の一方の主面と複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板の一方の主面とが互いに異なる方向を向いていることにより、複数の発光ダイオードを容易に立体配置することができ、全方位に近い広範囲に亘る照明を行うことができ、しかも第1実装基板に対して第2実装基板を導電性部材の周りに回転させることにより発光ダイオード照明装置を容易に製造することができる。
また、複数の素子が実装された第1実装基板の一方の主面と複数の素子が実装された第2実装基板の一方の主面とが互いに異なる方向を向いていることにより、複数の素子を容易に立体配置することができ、しかも第1実装基板に対して第2実装基板を導電性部材の周りに回転させることにより実装構造体を容易に製造することができる。
第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置を示す正面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の光源部を示す平面図および裏面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の光源部の発光ダイオードの結線方法の一例を示す略線図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造方法を示す平面図および断面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造方法を示す平面図および側面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造方法を示す平面図、側面図および断面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造方法を示す平面図、側面図および断面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造方法を示す平面図および側面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造に用いられる母材となる実装基板60の実施例を示す平面図である。 第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造に用いられる母材となる実装基板60の実施例を示す裏面図である。 図9に示す母材となる実装基板60上に発光ダイオードを実装した状態を示す平面図である。 図11に示す母材となる実装基板60において開口60d、60bを跨いで配線71、72を形成し、開口60a、60b、60c、60dの間の部分を切除して実装基板61、62を形成した後、配線71、72の周りに実装基板61に対して実装基板62を180°回転させた状態を示す平面図である。 図12に示す実装基板61、62を実装基板62の実装面の上側から見た平面図である。 第2の実施の形態による発光ダイオード照明装置を示す正面図および側面図である。 第2の実施の形態による発光ダイオード照明装置の製造方法を示す正面図および側面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下「実施の形態」とする)について説明する。
〈第1の実施の形態〉
[発光ダイオード照明装置]
図1は第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置を示す。
図1に示すように、この発光ダイオード照明装置は、透明または半透明の材料、例えばポリカーボネートからなり、白熱電球と同様な湾曲した形状を有する照明カバー10と、この照明カバー10の一端に固定された口金支持部20と、この口金支持部20の上部に固定された口金30とを有する。なお、図1においては、照明カバー10を透明として内部を示している。
口金30の下側には電源基板40が取り付けられている。電源基板40は、必要に応じて構成されるが、例えば、商用電源(交流100V)を用いてこの発光ダイオード照明装置の駆動に必要な直流を発生させるためなどに用いられる従来公知のものを用いることができる。図示は省略するが、この電源基板40の二つの入力端子は、配線により口金30のアノード端子およびカソード端子にそれぞれ接続されている。電源基板40の二つの出力端子にはそれぞれピン51、52が設けられている。
電源基板40のピン51、52は、それぞれ複数の発光ダイオードが実装された実装基板61、62のアノード端子およびカソード端子と接続されている。発光ダイオードが実装された実装基板61、62はこの発光ダイオード照明装置の光源部である。
電源基板40のピン51、52から取り外された状態の実装基板61、62を図2AおよびBに示す。ここで、図2Aは図1の上側から実装基板61、62を見た平面図、図2Bは図1の下側から実装基板61、62を見た裏面図である。実装基板61、62としては、例えば、熱伝導性材料からなり、例えば、厚さが0.4mm以上1mm以下の金属基板、取り分けアルミニウム合金基板上に絶縁層を介して設けられた銅箔に回路パターンを形成したものが用いられるが、これに限定されるものではない。
図2AおよびBに示すように、実装基板61は円環状の平面形状を有し、実装基板62は実装基板61の内径よりも少し小さい外径を有する円形の平面形状を有する。実装基板61、62は中心軸を共有している。実装基板61、62の一つの直径方向にこれらの実装基板61、62の間を橋渡しするように、例えばワイヤー状の配線71、72が設けられている。実装基板61、62は互いに平行に設けられているが、ほぼ配線71、72の厚さだけ互いに異なる高さにある。この場合、実装基板61が図1中上側にあり、実装基板62は下側にある。実装基板61の図1中下側を向いている主面、すなわち、図2Bに示されている主面に複数の発光ダイオード80が実装されている。実装基板61上に実装されたこれらの発光ダイオード80はこの実装基板61の下側の立体角2πの半空間の照明に用いられる。実装基板61上の発光ダイオード80の配置、間隔、個数などは、例えば、この発光ダイオード照明装置に要求される輝度が得られるとともに、これらの発光ダイオード80から発生する光の強度分布が実装基板61の中心の周りに対称となり、しかも発光ダイオード80の放射角に応じて、互いに隣接する二つの発光ダイオード80から発光する光が照明カバー10の内部で互いに重なるように選ばれている。また、実装基板62の図1中上側を向いている主面、すなわち、図2Aに示されている主面に複数の発光ダイオード80が実装されている。実装基板62上に実装されたこれらの発光ダイオード80はこの実装基板62の上側の立体角2πの半空間の照明に用いられる。実装基板62上の発光ダイオード80の配置、間隔、個数などは、例えば、この発光ダイオード照明装置に要求される輝度が得られるとともに、これらの発光ダイオード80から発生する光の強度分布が実装基板62の中心の周りに対称となり、しかも発光ダイオード80の放射角に応じて、互いに隣接する二つの発光ダイオード80から発光する光が照明カバー10の内部で互いに重なるように選ばれている。実装基板61上に実装された発光ダイオード80および実装基板62上に実装された発光ダイオード80により立体角4πの全空間、すなわち全方位の照明が可能となっている。配線71、72の一端は図2A中、実装基板61の発光ダイオード80が実装された主面に形成された回路パターンの所定部分と接続され、他端は実装基板62の発光ダイオード80が実装された主面に形成された回路パターンの所定部分と接続されている。配線71、72と実装基板61、62の回路パターンとの接続は例えばはんだ付けなどにより行われる。実装基板61、62はほぼ配線71、72の厚さだけ互いに異なる高さにあるが、これに応じて、配線71、72は途中で折れ曲がっていて段差が存在する。実装基板62には貫通孔H1 、H2 が設けられている。また、実装基板61には貫通孔H3 が設けられている。貫通孔H1 、H2 は例えば電源基板40のピン51、52を差し込むのに用いられる。例えば、ピン51、52はそれぞれ電源基板40の正(+)の端子および負(−)の端子である。この場合、例えば、実装基板61、62の回路パターンには、これらの貫通孔H1 、H2 の近傍にそれぞれアノード端子およびカソード端子が形成される。そして、例えば、電源基板40のピン51、52を貫通孔H1 、H2 に差し込んだ状態でピン51、52をそれぞれアノード端子およびカソード端子とはんだ付けなどにより接続する。貫通孔H3 は、電源基板40に設けられたもう一つのピン(図示せず)を差し込むのに用いられるものであり、実装基板62の回路パターンには、この貫通孔H3 の近傍にアノード端子またはカソード端子、例えばカソード端子が形成される。そして、例えば、電源基板40のこのピンを貫通孔H3 に差し込んだ状態でこのピンをカソード端子とはんだ付けなどにより接続する。
各発光ダイオード80はその実装面側にアノード電極およびカソード電極が設けられ、これらのアノード電極およびカソード電極が、実装基板61、62上に設けられたアノード用電極およびカソード用電極にはんだ付けなどによりそれぞれ接続されている。これらのアノード用電極およびカソード用電極は、実装基板61、62上に発光ダイオード80の結線方式に応じて形成された回路パターンにより接続される。この回路パターンには発光ダイオード80間を接続する配線が含まれる。そして、複数の発光ダイオード80を含む回路のアノード端子およびカソード端子は、最終的に配線により口金30のアノード端子およびカソード端子にそれぞれ接続される。
図3に実装基板61、62上の発光ダイオード80の結線方式の一例を示す。図3に示すように、この例では、複数個の発光ダイオード80が直列に接続されたものが2個、並列に接続されている。
[実装基板61、62の製造方法]
発光ダイオード80が実装された実装基板61、62の製造方法について説明する。
図4AおよびBに示すように、まず、実装基板61、62の製造用の母材となる実装基板60を用意する。ここで、図4Aは平面図、図4Bは実装基板60の一つの直径方向の断面図である。実装基板60は、実装基板61と同一の直径および厚さを有し、実装基板61、62に必要な所定の回路パターンが予め主面(実装面)に形成されたものである。実装基板60には、貫通孔H1 、H2 、H3 が形成されているとともに、後に実装基板61、62の境界部となる位置に十字方向の4箇所を除いて、実装基板60の中心の周りの円弧状の細長い開口60a、60b、60c、60dが形成されている。
次に、図5AおよびBに示すように、実装基板60の実装面上に予め決められた配置および間隔で複数の発光ダイオード80を実装する。ここで、図5Aは平面図、図5Bは側面図である。具体的には、発光ダイオード80のアノード電極およびカソード電極を、実装基板60上に設けられたアノード用電極およびカソード用電極にはんだ付けなどによりそれぞれ接続する。
次に、図6A、BおよびCに示すように、実装基板60の一つの直径方向に互いに対向する開口60d、60bを橋渡しするようにワイヤー状の配線71、72を形成し、これらの配線71、72の一端を開口60a、60b、60c、60dの外側の実装基板60上に設けられた電極にはんだ付けなどにより接続し、他端は開口60a、60b、60c、60dの内側の実装基板60上に設けられた電極にはんだ付けなどにより接続する。
次に、図7A、BおよびCに示すように、実装基板60の開口60a、60b、60c、60dの間の部分を切断する。これによって、開口60a、60b、60c、60dが繋がって一つの円環状の開口となり、実装基板60が二つの実装基板61、62に分割される。この切断は従来公知の方法により行うことができ、必要に応じて選ばれるが、例えば、レーザー加工などにより行うことができる。
次に、図8AおよびBに示すように、配線71、72を軸として、実装基板61に対して実装基板62を徐々に回転させる。例えば、実装基板61を固定し、実装基板62に力を加えることにより回転させる。この場合、配線71、72の両端は実装基板61、62に固定されているため、実装基板61に対して実装基板62を回転させると、これらの配線71、72はねじれながら回転し、クランク状に折れ曲がった形状となる。
こうして実装基板61に対して実装基板62を180°回転させることにより、図2AおよびBに示すように、実装基板62の発光ダイオード80が実装された主面が下側を向くようになる。このとき、実装基板61の発光ダイオード80が実装された主面は上側を向いている。
[実装基板60、61、62の実施例]
図9は実装基板60の実施例を示し、実装面を上から見た上面図である。図10は実装基板60を実装面と反対側から見た裏面図である。実装基板60の直径は約53mmである。図9に示すように、この実装基板60では、厚さ約1mmのアルミニウム合金基板上に絶縁層を介して設けられた銅箔に回路パターンが形成されている。この回路パターンには、後に詳述するように、各発光ダイオード80間を接続する配線91、実装される各発光ダイオード80毎に形成されたアノード用電極Aおよびカソード用電極K(D1〜D40のうちD1のアノード用電極およびカソード用電極のみにA、Kを示した)、配線71、72の両端が接続される電極、電源基板40のピン51、52などと接続されるアノード端子およびカソード端子などが含まれる。最終的に実装基板61、62に実装される発光ダイオード80の合計の個数を40個とし、これに応じてこの実装基板60には合計40個の発光ダイオード80を実装し、これらを実装基板60上の各発光ダイオード80が実装される場所のアノード電極用およびカソード用電極の近傍にD1〜D40と表示した。アノード用電極Aに比べてカソード用電極Kの方が大きく形成されている。この実装基板60には、20個の発光ダイオード80が直列に接続されたものが2個、並列に接続されている。すなわち、図3において、1列に直列に接続された発光ダイオード80の個数は20個である。この実装基板60には開口60a、60b、60c、60dが形成されている。この実装基板60の中心からこれらの開口60a、60b、60c、60dの中心線までの距離は約15mm、これらの開口60a、60b、60c、60dの幅は約1mmである。
実装基板60の中心の両側に貫通孔H1 、H2 が形成され、これらの貫通孔H1 、H2 の近傍にそれぞれカソード端子TK およびアノード端子TA が形成されている。また、実装基板60のD20のカソード電極のそばに貫通孔H3 が形成され、この貫通孔H3 の近傍にカソード端子Tk が形成されている。また、実装基板60の開口60dを挟んだ両側にそれぞれ電極E1 、E2 が互いに対向して形成されているとともに、開口60bを挟んだ両側にそれぞれ電極E3 、E4 が互いに対向して形成されている。電極E1 、E2 は配線71の両端を接続するためのものである。電極E3 、E4 は配線72の両端を接続するためのものである。
図11は実装基板60上に40個の発光ダイオード80、すなわちD1〜D40を実装した状態を示す。発光ダイオード80としては白色GaN系発光ダイオードを用いた。
図12は、40個の発光ダイオード80が実装された実装基板60の開口60d、60bを跨いでそれぞれ配線71、72を張り渡し、配線71の両端を電極E1 、E2 にはんだ付けし、配線72の両端を電極E3 、E4 にはんだ付けし、さらに、開口60a、60b、60c、60dの間の部分を切除することにより実装基板60を実装基板61、62に分割した後、これらの配線71、72を軸として実装基板61に対して実装基板62を180°回転させたものを示す。配線71、72としては、長さ4mm、直径0.5mmの銅線の表面に腐食防止のために錫めっきを施したものを用いた。図13はこの状態を実装基板62の実装面の上方から見た図である。
この第1の実施の形態によれば、一主面に複数の発光ダイオード80が実装された第1実装基板61と一主面に複数の発光ダイオード80が実装された第2実装基板62とが互いに正反対の方向を向いていることにより、全方位に近い広範囲に亘る照明を行うことができる発光ダイオード照明装置を実現することができる。また、この発光ダイオード照明装置は、母材となる実装基板60の一主面にこの発光ダイオード照明装置に必要な個数の複数の発光ダイオード80を実装し、配線71、72を形成し、実装基板60を実装基板61、62に分割した後、配線71、72の周りに実装基板61を実装基板62に対して回転させるだけで容易に製造することができる。これによって、全方位に近い広範囲に亘る照明を行うことができ、しかも容易に製造することができる電球型発光ダイオード照明灯を安価に実現することができる。
〈第2の実施の形態〉
[発光ダイオード照明装置]
図14AおよびBは第2の実施の形態による発光ダイオード照明装置を示す。ここで、図14Aは平面図、図14Bは側面図である。
図14AおよびBに示すように、この発光ダイオード照明装置においては、光源部の実装基板61、62がそれぞれ正方形であることが、第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置と異なる。その他のことは第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置と同様である。
実装基板61、62の製造方法は基本的には第1の実施の形態による発光ダイオード照明装置の実装基板61、62の製造方法と同様である。図15AおよびBに図7AおよびBに対応する状態を示す。
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な利点を得ることができる。
以上、この発明の実施の形態について具体的に説明したが、この発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施の形態において挙げた数値、構成、形状、材料、方法などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構成、形状、材料、方法などを用いてもよい。
10…照明カバー、20…口金支持部、30…口金、40…電源基板、51、52…ピン、60、61、62…実装基板、71、72…配線、80…発光ダイオード

Claims (12)

  1. 一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板と、
    一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板と、
    上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面との間に張り渡された、給電用配線を構成する導電性部材とを有し、
    上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とは互いに異なる方向を向いている発光ダイオード照明装置。
  2. 上記第1実装基板と上記第2実装基板とは互いに異なる面上に位置している請求項1記載の発光ダイオード照明装置。
  3. 上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とは互いに反対の方向を向いている請求項1または2記載の発光ダイオード照明装置。
  4. 上記第1実装基板と上記第2実装基板とは互いに平行でかつ互いに離れた平面上に位置する請求項3記載の発光ダイオード照明装置。
  5. 上記第1実装基板は、上記第1実装基板が上記第2実装基板と同一の面内にあるとした場合に上記第2実装基板を囲む大きさおよび形状を有する請求項1〜4のいずれか一項記載の発光ダイオード照明装置。
  6. 上記第1実装基板および上記第2実装基板は円形、正方形または長方形の外形を有する請求項1〜5のいずれか一項記載の発光ダイオード照明装置。
  7. 上記第1実装基板の上記一方の主面に実装された上記複数の発光ダイオードのうちの一つの発光ダイオードと上記第2実装基板の上記一方の主面に実装された上記複数の発光ダイオードのうちの一つの発光ダイオードとは上記導電性部材を介して互いに接続されている請求項1〜6のいずれか一項記載の発光ダイオード照明装置。
  8. 上記第1実装基板の上記一方の主面に実装された上記複数の発光ダイオードは上記第1実装基板の中心に関してほぼ対称に配置されているとともに、上記第2実装基板の上記一方の主面に実装された上記複数の発光ダイオードは上記第2実装基板の中心に関してほぼ対称に配置されている請求項1〜7のいずれか一項記載の発光ダイオード照明装置。
  9. 母材実装基板の一方の主面に複数の発光ダイオードを実装する工程と、
    上記母材実装基板の上記一方の主面の互いに分割予定の第1領域および第2領域を横断する直線上にこれらの第1領域および第2領域を橋渡しするように給電用配線を構成する導電性部材を形成する工程と、
    上記母材実装基板を上記第1領域および上記第2領域に分割することにより、一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板および一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板を形成する工程と、
    上記導電性部材の周りに上記第2実装基板を上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とが互いに異なる方向を向くように上記第1実装基板に対して回転させる工程と、
    を有する発光ダイオード照明装置の製造方法。
  10. 上記母材実装基板の互いに分割予定の上記第1領域および上記第2領域の境界部に少なくとも一部を除いて開口を形成しておき、上記母材実装基板を上記開口に沿って上記第1領域および上記第2領域に分割することにより上記第1実装基板および上記第2実装基板を形成する請求項9記載の発光ダイオード照明装置の製造方法。
  11. 一方の主面に複数の素子が実装された第1実装基板と、
    一方の主面に複数の素子が実装された第2実装基板と、
    上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面との間に張り渡された、給電用配線を構成する導電性部材とを有し、
    上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とは互いに異なる方向を向いている実装構造体。
  12. 母材実装基板の一方の主面に複数の素子を実装する工程と、
    上記母材実装基板の上記一方の主面の互いに分割予定の第1領域および第2領域を横断する直線上にこれらの第1領域および第2領域を橋渡しするように給電用配線を構成する導電性部材を形成する工程と、
    上記母材実装基板を上記第1領域および上記第2領域に分割することにより、一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第1実装基板および一方の主面に複数の発光ダイオードが実装された第2実装基板を形成する工程と、
    上記導電性部材の周りに上記第2実装基板を上記第1実装基板の上記一方の主面と上記第2実装基板の上記一方の主面とが互いに異なる方向を向くように上記第1実装基板に対して回転させる工程と、
    を有する実装構造体の製造方法。
JP2017097882A 2017-05-17 2017-05-17 発光ダイオード照明装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP6495967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017097882A JP6495967B2 (ja) 2017-05-17 2017-05-17 発光ダイオード照明装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017097882A JP6495967B2 (ja) 2017-05-17 2017-05-17 発光ダイオード照明装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018195440A true JP2018195440A (ja) 2018-12-06
JP6495967B2 JP6495967B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=64570594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017097882A Expired - Fee Related JP6495967B2 (ja) 2017-05-17 2017-05-17 発光ダイオード照明装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6495967B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931258U (ja) * 1982-08-20 1984-02-27 パイオニア株式会社 プリント基板
JPH0242465U (ja) * 1988-09-16 1990-03-23
JPH0548234A (ja) * 1991-08-16 1993-02-26 Sony Corp 電子部品の実装方法
JP2007035366A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Kokubu Denki Co Ltd 照明装置
WO2011004683A1 (ja) * 2009-07-09 2011-01-13 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、テレビ受信装置及び照明装置の製造方法
JP2011175796A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd Led照射ユニット
WO2012098600A1 (ja) * 2011-01-18 2012-07-26 パナソニック株式会社 電球形ランプおよび照明装置
JP2015156394A (ja) * 2015-04-22 2015-08-27 三菱電機照明株式会社 照明装置
CN205065341U (zh) * 2015-10-29 2016-03-02 苏州紫昱天成光电有限公司 一种led灯丝

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931258U (ja) * 1982-08-20 1984-02-27 パイオニア株式会社 プリント基板
JPH0242465U (ja) * 1988-09-16 1990-03-23
JPH0548234A (ja) * 1991-08-16 1993-02-26 Sony Corp 電子部品の実装方法
JP2007035366A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Kokubu Denki Co Ltd 照明装置
WO2011004683A1 (ja) * 2009-07-09 2011-01-13 シャープ株式会社 照明装置、表示装置、テレビ受信装置及び照明装置の製造方法
JP2011175796A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd Led照射ユニット
WO2012098600A1 (ja) * 2011-01-18 2012-07-26 パナソニック株式会社 電球形ランプおよび照明装置
JP2015156394A (ja) * 2015-04-22 2015-08-27 三菱電機照明株式会社 照明装置
CN205065341U (zh) * 2015-10-29 2016-03-02 苏州紫昱天成光电有限公司 一种led灯丝

Also Published As

Publication number Publication date
JP6495967B2 (ja) 2019-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7030423B2 (en) Package structure for light emitting diode and method thereof
US7922363B2 (en) LED lamp
CN100573939C (zh) Led单元和使用led单元的led照明灯
US6984852B2 (en) Package structure for light emitting diode and method thereof
US20070279910A1 (en) Illumination device
JP3141579U (ja) Led照明器具
US10487989B2 (en) LED lighting device
DE102010030702A1 (de) Halbleiterlampe
DE112011102961T5 (de) Hochintensitätslichtquelle
US10551007B2 (en) Lighting device and the manufacturing method of lighting devices
JP2017508246A (ja) Led照明装置
JP6495967B2 (ja) 発光ダイオード照明装置およびその製造方法
EP1876384A2 (en) Illumination Device
JP2009021384A (ja) 電子部品及び発光装置
US11417814B2 (en) Light-emitting diode module and a light apparatus
JP2014157691A (ja) 発光装置及び照明用光源
JP2009038202A (ja) 発光素子実装用基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機
JP2017504171A (ja) Led照明装置
KR20110024195A (ko) 표시 장치
KR101159781B1 (ko) 엘이디 모듈 및 이를 이용한 조명장치
KR20050087192A (ko) 발광다이오드 모듈의 제조방법 및 발광다이오드 모듈
JP6056026B1 (ja) 発光ダイオード照明装置
JP3157254U (ja) 360度照明発光ダイオード照明装置
KR101937196B1 (ko) 엘이디 전구용 엘이디 모듈, 엘이디 모듈 어레이 및 그 제조방법
TW201523922A (zh) 插件式發光單元及發光裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6495967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees