JP2018195223A - 印刷制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】V4プリンタードライバーの形態で実現される文書フォーマット変換手段において、ユーザーがインストール後に印刷用とアーカイブ用のいずれかのスプールフォーマットを選択することができないという課題があった。【解決手段】スプールフォーマット方式として印刷用とアーカイブ用のいずれを使用するかの設定の入力を受け付け、制御するレジストリを更新し、MXDCの出力するスプールフォーマット方式を変更させる。【選択図】図4
Description
本発明は、文書フォーマット変換技術に関する。
プリンタードライバーを利用した文書フォーマット変換技術が開発されている。例えば、帳票アプリケーションや文書管理アプリケーションにおいて、任意形式の文書データをPDFデータに変換するため、GDIなどの印刷描画命令を入力し、PDFデータを出力するPDF変換プリンタードライバー(PDF Writer)を用いる手段が知られている。
このPDF WriterをMicrosoft Windows 8(登録商標)以降の新アーキテクチャーであるV4プリンタードライバー方式で実現する場合、PDF Writerに入力される印刷描画命令はXPSとなる。
V4プリンタードライバー方式で構成したPDF Writerとしては例えば特許文献1が挙げられる。
V4プリンタードライバーにおける印刷描画命令であるXPSは、データの構成法(スプールフォーマット)として、印刷処理にかかる時間が短い印刷用と、ファイルサイズが小さいアーカイブ用の2種類がある。
両者によって表現される描画結果に違いはないが、XPSがデータストリームの終端まで読まなくても処理できるようインターリーブ構成になっているか(印刷用)、ファイルサイズが小さくなるよう非インターリーブ構成になっているか(アーカイブ用)の違いがある。
PDF Writerにおいて入力の描画命令を処理する際、印刷用はスループットが良い一方で出力されるPDFのサイズが大きくなってしまう傾向があり、アーカイブ用はPDFサイズが小さい一方でスループットが低下してしまう傾向がある。
こうした相反する性質を持つ2種類のスプールフォーマットであるが、V4プリンタードライバーを開発する際にあらかじめどちらのスプールフォーマットにするか開発者が選択してオペレーティングシステムにmanifestファイルで指定する必要があり、ユーザーが後から変更することはできないという課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る文書フォーマット変換システムは、
入力されるXPSデータを別の文書フォーマットに変換して出力するV4プリンタードライバーを含む文書フォーマット変換システムであって、
前記V4プリンタードライバーは、スプールフォーマットの方式として印刷用とアーカイブ用のいずれかの設定を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段で指定された前記設定をオペレーティングシステムの管理するレジストリに書き込む書き込み手段と、
前記レジストリから前記設定を読み込む読み込み手段と、
読み込んだ前記設定に応じて出力するXPSデータのスプールフォーマット方式として印刷用またはアーカイブ用を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
入力されるXPSデータを別の文書フォーマットに変換して出力するV4プリンタードライバーを含む文書フォーマット変換システムであって、
前記V4プリンタードライバーは、スプールフォーマットの方式として印刷用とアーカイブ用のいずれかの設定を受け付ける受け付け手段と、
前記受け付け手段で指定された前記設定をオペレーティングシステムの管理するレジストリに書き込む書き込み手段と、
前記レジストリから前記設定を読み込む読み込み手段と、
読み込んだ前記設定に応じて出力するXPSデータのスプールフォーマット方式として印刷用またはアーカイブ用を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
本発明に係る文書フォーマット変換システムによれば、V4プリンタードライバーを含む文書フォーマット変換システムにおいて、ユーザーが、利用用途に応じて印刷用とアーカイブ用のいずれかを選択することが可能となる。
以下、本発明を実施するための第1の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の印刷システムが適用されるPC10のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU101は、RAM102に記憶されているプログラムに従って、システムバス104に接続される各デバイスを総括的に制御する。
このRAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等としても機能する。
ROM103は、各種プログラム及びデータを格納しており、各種フォントを記憶するフォントROM103a、ブートプログラムやBIOS等を記憶するプログラムROM103b、及び各種データを記憶するデータROM103cに区分けして構成される。
ネットワークI/F105は、LAN1に接続され、通信処理を行なう。
キーボードコントローラI/F106は、キーボード109や不図示のポインティングデバイス(マウス)からのキー入力を制御する。
ディスプレイI/F107は、ディスプレイ110への表示処理を制御する。
外部メモリI/F108は、例えばハードディスク(HD)等の外部メモリ111とのアクセスを制御する。
外部メモリ111は、オペレーティングシステム(以下、OS)112や本発明の印刷システムを担う各種ソフトウェア113、さらに、ユーザファイル、編集ファイル等の各種データ114を記憶する記憶媒体として機能する。
なお、OS112は本実施例ではMicrosoft Windows 10(登録商標)を使用するものとする。
図2は、本発明の文書フォーマット変換処理に関わるソフトウェアモジュールの構成を示す図である。
帳票アプリ11は帳票データを作成するためのソフトウェアである。
さらに帳票アプリ11は帳票データを作成するだけでなく、それをPDFデータに変換する機能も有している。
さらに帳票アプリ11は帳票データを作成するだけでなく、それをPDFデータに変換する機能も有している。
帳票アプリ11は、帳票データをPDFデータに変換するため、帳票データをGDIの描画命令としてPDFw(PDF Writer)12に出力する。
PDFw12はプリンタードライバー形態の文書フォーマット変換ソフトであり、帳票アプリ11と共にOS112上で利用可能となるよう組み込まれる。
PDFw12は、GDIをXPSに変換するMXDC121、XPSをPDFに変換するFilter122、設定用のユーザーインターフェースであるUI123から構成される。
MXDC121はあらかじめOS112に組み込まれている汎用的なモジュールであり、Filter122とUI123はPDFw12専用に開発されたものである。
UI123ではMXDC121が出力するスプールフォーマットを印刷用とアーカイブ用のどちらにするかの設定を切り替えて入力することが可能となっている。
図3にUI123におけるスプールフォーマット設定項目の画面例を示す。
ユーザーによってスプールフォーマットの設定が入力されると、UI123はOS112によって管理される記憶領域であるレジストリ124に設定データを書き込む。
ユーザーによってスプールフォーマットの設定が入力されると、UI123はOS112によって管理される記憶領域であるレジストリ124に設定データを書き込む。
具体的には、Windows Spooler APIのSetPrinterDataを用いて設定データを更新する。
SetPrinterDataはレジストリにおけるプリントキューごとの設定を更新するためのAPIである。
スプールフォーマットの設定はV4_Archive_Enabledというキーで管理されており、値としては1がアーカイブ用、0が印刷用を表す。
図4は、本発明の文書フォーマット変換処理におけるMXDC121のフローチャートである。
はじめにMXDC121は、レジストリ124からスプールフォーマット設定データを読み込む(S101)。
読み込み処理はWindows Spooler APIのGetPrinterDataを使用する。
次にMXDC121は、読み込んだスプールフォーマット設定データがアーカイブ用か印刷用かに応じて(S102)、アーカイブ用(S103)または印刷用(S104)のXPSを出力する。
図5はアーカイブ用XPS、図6は印刷用XPSの例を表す模式図である。
リスト中の各文字列はXPSを構成する各パーツを表している。また、リストの項目は上にあるものほどXPSのストリームにおいて先頭に近い位置に存在することを表している。なお、図中には描画情報に関係する一部のパーツのみ記載しており、印刷設定用のプリントチケットなどは省略している。
Documents/1/Pages/N.fpage(N=1,2,3)はページ描画のパーツ、Documents/1/Resources/Images/1.JPGは各ページから共通に参照される画像のパーツ、Documents/1/Pages/_rels/N.fpage.rels(N=1,2,3)はページ描画パーツと画像パーツを関連付けるリレーションパーツである。
リレーションパーツは、印刷用XPSにおいて、Documents/1/Pages/_rels/1.fpage.rels/[0].pieceやDocuments/1/Pages/_rels/1.fpage.rels/[4].last.pieceのように複数のピースと呼ばれる部分データに分割されて格納されている。
これはフィルター122がXPSのストリームを最後まで読み込まなくても、先頭のページから順にPDFなどの文書フォーマットに変換をできるようにするインターリーブという構成である。
インターリーブXPSは非インターリーブXPSに比べてスループットが良いため印刷用途に適しているとされている。
一方、非インターリーブXPSはインターリーブXPSに比べてファイルサイズが小さいため保存用途に適しているとされている。
本実施例におけるPDFw12は保存用途のPDFを出力することが主たる目的であるため、多くの場合、ユーザーにとって非インターリーブ構成のアーカイブ用XPSを選択するのが好ましい。
一方、出力されたPDFをさらに別の印刷システムのスプールフォーマットとして用いるような場合でかつページ数が100を超えるような場合はインターリーブ構成の印刷用XPSを選択するのがトータルスループットを向上させる上で好ましい。
なお、後者のPDFをさらに別の印刷システムのスプールフォーマットとして用いる場合において、もしページ数が少なかったり、文書データに含まれる文字や画像のオブジェクト数が少なかったりする場合はインターリーブ構成よりも非インターリーブ構成で出力した方がかえってトータルスループットが上がる可能性もある。そのような可能性を鑑みて、帳票アプリ11は、文書データのページ数や文書データに含まれる文字や画像のオブジェクト数から自動的にインターリーブ構成と非インターリーブ構成とのモードを切り替えるよう帳票アプリ11がレジストリ124を書き換えるように構成しても良い。
101 CPU、102 RAM、104 システムバス
Claims (1)
- 文書データを別の文書フォーマットに変換する文書フォーマット変換システムであって、
前記文書フォーマット変換システムは印刷アプリケーションとV4プリンタードライバーを含み、
前記V4プリンタードライバーは、XPSスプールフォーマットの方式として印刷用とアーカイブ用のいずれかの設定を受け付ける受け付け手段と(123)、
前記受け付け手段で指定された前記設定をオペレーティングシステムの管理するレジストリに書き込む書き込み手段と(123、124)、
前記レジストリから前記設定を読み込む読み込み手段と(121/S101)、
読み込んだ前記設定に応じて出力するXPSスプールフォーマット方式として印刷用またはアーカイブ用を出力する出力手段と(121/S102−104)
を備えることを特徴とする文書フォーマット変換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017100485A JP2018195223A (ja) | 2017-05-22 | 2017-05-22 | 印刷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017100485A JP2018195223A (ja) | 2017-05-22 | 2017-05-22 | 印刷制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018195223A true JP2018195223A (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64570418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017100485A Pending JP2018195223A (ja) | 2017-05-22 | 2017-05-22 | 印刷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018195223A (ja) |
-
2017
- 2017-05-22 JP JP2017100485A patent/JP2018195223A/ja active Pending
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