JP2018194961A - 運転者監視装置、運転者監視方法及び運転者監視のためのプログラム - Google Patents

運転者監視装置、運転者監視方法及び運転者監視のためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の状態に応じて車両の走行を指示することができる運転者監視装置、運転者監視方法及び運転者何氏のためのプログラムを提供する。
【解決手段】運転者監視装置2は、車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を取得する情報取得部と、情報取得部による血圧関連情報の取得に基づいて、車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する指示信号生成部2312と、指示信号を出力する信号出力部2313とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両の運転者を監視する運転者監視装置、運転者監視方法及び運転者監視のためのプログラムに関する。
近年、車両の運転モードとして、運転者の運転操作に基づいて車両を走行させる手動運転モード以外に、運転者の運転操作によらず予め設定された経路に沿って車両を走行させる自動運転モードの開発が進められている。
さらに、安全走行のために、運転者の画像データに基づいて運転者の注意行動を検出する技術の開発も進められている(特許文献1参照)。
特開2014−181020号公報
しかしながら、運転者が車両の前方を注視している状態であっても、運転者は、体の異変によって正常な状態ではないことがある。この場合、運転者が正常な状態ではないことは、運転者の画像データから検出することがでない。車両は、運転者が運転に適した状態か否かを適切に判断することができなければ、安全走行を維持することができない。
この発明は、上記事情に着目してなされたもので、運転者の状態に応じて車両の動作を指示することができる運転者監視装置、運転者監視方法及び運転者監視のためのプログラムを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、この発明の第1の態様は、車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部による前記血圧関連情報の取得に基づいて、前記車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する生成部と、前記指示信号を出力する信号出力部とを備える運転者監視装置である。
この発明の第2の態様は、第1の態様の運転者監視装置において、前記指示信号が、前記血圧関連情報に含まれる内容に応じて異なる指示を含むようにしたものである。
この発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様の運転者監視装置において、前記指示信号が、前記自動運転での走行、前記自動運転での停止、または、前記自動運転での医療機関へ向かう走行のうちの何れかの指示を含むようにしたものである。
この発明の第4の態様は、第1の態様から第3の態様の何れかの態様の運転者監視装置において、前記運転者を監視するセンサから運転者画像データを取得する画像データ取得部と、前記運転者画像データに基づいて運転者の状態を検出する状態検出部とを備え、前記情報取得部によって前記血圧関連情報が取得され、かつ、前記状態検出部によって前記運転者の状態が基準を満たさないと判断された場合、前記生成部が、前記指示信号を生成するようにしたものである。
この発明の第5の態様は、車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を受信する情報取得過程と、前記血圧関連情報の取得に基づいて、前記車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する生成過程と、前記指示信号を出力する信号出力過程とを備える運転者監視方法である。
この発明の第6の態様は、第1の態様から第4の態様の何れかの態様の運転者監視装置が備える各部としてコンピュータを機能させる運転者監視のためのプログラムである。
この発明の第1の態様によれば、運転者に心房細動及び異常血圧サージのうちの少なくとも何れかが発生した場合に、運転者監視装置により自動運転に関する指示を含む指示信号が生成され出力される。この結果、上記指示信号により、例えば車両の運転モードを手動運転モードから自動運転モードに切り替えて、車両を自動停止させることが可能となる。従って、例えば急性の脳・心血管イベントが発症した場合のように、運転者の体に異常が発生した状態のまま、車両が手動運転操作により走行し続ける不具合は防止され、これにより交通安全性を高めることが可能となる。さらに、その際運転者は、手動運転操作を続ける必要がなく、しかも自ら運転モードの切替操作を行う必要もないので、即時体の異常の回復に努めることができる。
すなわち、第1の態様によれば、運転者監視装置は、運転者の状態に応じて車両の動作を指示することができる。
この発明の第2の態様によれば、車両の自動運転制御装置は、血圧関連情報に含まれる内容に応じて適切かつ安全に車両の動作を自動制御することが可能となる。例えば、発症したイベントの種類やその重篤度を表す情報を指示情報に含めるようにすれば、この指示情報に含まれる情報に応じて、最適な自動運転制御を実行することが可能となる。
この発明の第3の態様によれば、運転者監視装置は、自動運転での走行、自動運転での停止、または、自動運転での医療機関へ向かう走行といった安全な動作で車両を制御することができる。これにより、運転者は、体に異常が発生している状態のまま車両を運転する必要がなくなる。さらに、運転者は、休息をとったり、医療機関で診察してもらったりすることで、体の異常の回復に努めることができる。
この発明の第4の態様によれば、運転者監視装置は、運転者画像データを用いて運転者の体に異常が発生していることを確認した上で指示信号を出力することができる。そのため、運転者監視装置は、運転者の血圧値が体の異常とは異なる理由で急激に増加した場合に指示信号を出力することを低減することができる。これにより、運転者の体に異常が発生していない状況において、車両が運転者の意図していない動作に切り替わることはなくなる。
この発明の第5の態様によれば、運転者監視方法は、上述の第1の態様と同様の効果を得ることができる。すなわち、運転者監視方法は、運転者の状態に応じて車両の動作を指示することができる。
この発明の第6の態様によれば、運転者監視のためのプログラムは、上述の第1の態様と同様の効果を得ることができる。すなわち、運転者監視のためのプログラムは、運転者の状態に応じて車両の動作を指示することができる。
本発明の第1の実施形態に係る運転者監視装置を備える車両の全体構成を示す図。 本発明の第1の実施形態に係る血圧測定器の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る運転者監視装置の構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る運転者監視の手順の一例を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態に係る血圧関連情報に含まれる内容に応じた運転者監視装置による指示を示す表。 本発明の第2の実施形態に係る運転者監視装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る運転者監視の手順の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照してこの発明に係るいくつかの実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る運転者監視装置2を備えた車両1の全体構成を示す図である。運転者監視装置2は、乗用車等の車両1に搭載される。運転者監視装置2の構成については後述する。車両1は、例えば、自動車、バス、トラック及び電車等のうちの何れかであっても、これら以外の運転者(以下、ドライバとも称する)が乗る乗り物であってもよい。
車両1は、基本設備として、動力源及び変速装置を含むパワーユニット3と、ステアリングホイール5が装備された操舵装置4とを備え、さらに運転モードとしては手動運転モードと自動運転モードとを備える。動力源としては、エンジンまたはモータ、あるいはその両方が用いられる。
手動運転モードは、例えば、運転者の手動による運転操作を主体として車両1を走行させるモードである。手動運転モードには、例えば、運転者の運転操作のみに基づいて車両1を走行させる動作モードと、運転者の運転操作を主体としながら運転者の運転操作を支援する運転操作支援制御を行う動作モードが含まれる。
運転操作支援制御は、例えば、車両1のカーブ走行時にカーブの曲率に基づいて運転者の操舵が適切な操舵量となるように操舵トルクをアシストする。また、運転操作支援制御には、運転者のアクセル操作(例えばアクセルペダルの操作)またはブレーキ操作(例えばブレーキペダルの操作)を支援する制御と、手動操舵(操舵の手動運転)及び手動速度調整(速度調整の手動運転)も含まれる。手動操舵は、運転者のステアリングホイール5の操作を主体として車両1の操舵を行う。手動速度調整は、運転者のアクセル操作またはブレーキ操作を主体として車両1の速度調整を行う。
なお、運転操作支援制御には、運転者の運転操作に強制的に介入して、車両1を自動走行させる制御は含まれない。すなわち、手動運転モードには、予め設定された許容範囲において運転者の運転操作を車両1の走行に反映させるが、一定条件(例えば車両1の車線逸脱等)の下で車両1の走行に強制的に介入する制御は含まれない。
一方、自動運転モードは、例えば、車両1の走行する道路に沿って自動で車両1を走行させる運転状態を実現するモードである。自動運転モードには、例えば、運転者が運転操作をすることなく、予め設定された目的地に向かって自動的に車両1を走行させる運転状態が含まれる。自動運転モードは、必ずしも車両1の全ての制御を自動で行う必要はなく、予め設定された許容範囲において運転者の運転操作を車両1の走行に反映する運転状態も自動運転モードに含まれる。すなわち、自動運転モードには、予め設定された許容範囲において運転者の運転操作を車両1の走行に反映させるが、一定条件の下で車両1の走行に強制的に介入する制御が含まれる。
車両1は、さらに、車外カメラ6と、ステアリングセンサ7と、アクセルペダルセンサ8と、ブレーキペダルセンサ9と、GPS受信機10と、ジャイロセンサ11と、車速センサ12と、ナビゲーション装置13と、自動運転制御装置14と、ドライバカメラ15と、音声出力装置16とを備える。
車外カメラ6は、車両1の外部を撮影することができるように、車両1の任意の位置に設置されている。なお、図1には1つの車外カメラ6を示しているが、車両1は、異なる方向を撮影する複数の車外カメラを備えていてもよい。車外カメラ6は、車両1の前方かつ車両1の近傍の道路環境を連続的に撮影する。車外カメラ6は、車両1の運転開始に応答して起動し、車両1の外部を連続的に撮影する。車外カメラ6は、車両1の外部を監視するセンサの一例である。車外カメラ6は、撮影した画像(以下、車外画像データとも称する)を自動運転制御装置14へ出力する。
ステアリングセンサ7は、操舵角を検出する。ステアリングセンサ7は、検出結果を自動運転制御装置14へ出力する。
アクセルペダルセンサ8は、アクセルペダルの操作量を検出する。アクセルペダルセンサ8は、検出結果を自動運転制御装置14へ出力する。
ブレーキペダルセンサ9は、ブレーキペダルの操作量を検出する。ブレーキペダルセンサ9は、検出結果を自動運転制御装置14へ出力する。
GPS受信機10は、車両1の現在位置情報を受信する。GPS受信機10は、現在位置情報を、ナビゲーション装置13及び自動運転制御装置14へ出力する。
ジャイロセンサ11は、車両1の挙動を検出する。ジャイロセンサ11は、検出結果を自動運転制御装置14へ出力する。
車速センサ12は、車両1の速度を検出する。車速センサ12は、検出結果を自動運転制御装置14へ出力する。
ナビゲーション装置13は、画像または映像を表示するディスプレイ131を備える映像表示装置の一例である。
ナビゲーション装置13は、地図情報を記憶している。ナビゲーション装置13は、運転者等によって入力される目的地に関する情報と、地図情報と、GPS受信機10からの現在位置情報とを用いて、現在位置から目的地までの経路情報を抽出する。ナビゲーション装置13は、経路情報をディスプレイ131に表示する。ナビゲーション装置13は、経路情報以外の情報をディスプレイ131に表示することもできる。
ナビゲーション装置13は、経路情報を自動運転制御装置14へ出力する。
なお、経路情報は、現在位置から目的地までの道順の情報だけでなく、現在位置から目的地までの間に通過する道路の近傍に位置する建物(例えば病院などの医療機関など)の情報(例えば、位置情報や名称の情報など)を含んでいてもよい。
自動運転制御装置14の構成について説明する。
自動運転制御装置14は、運転モードが自動運転モードである場合に車両1の走行を自動制御する。
自動運転制御装置14は、車外カメラ6からの車外画像データと、ステアリングセンサ7からの検出結果と、アクセルペダルセンサ8からの検出結果と、ブレーキペダルセンサ9からの検出結果と、GPS受信機10からの現在位置情報と、ジャイロセンサ11からの検出結果と、車速センサ12からの検出結果と、ナビゲーション装置13からの経路情報とを取得する。自動運転制御装置14は、例えば、これらの情報と、路車間通信により取得される交通情報とを基にして、車両1の走行を自動制御する。
自動制御には、例えば、自動操舵(操舵の自動運転)と自動速度調整(速度の自動運転)がある。自動操舵は、操舵装置4を自動で制御する運転状態である。自動操舵にはLKAS(Lane Keeping Assist System)が含まれる。LKASは、例えば、運転者がステアリング操作をしない場合であっても、車両1が走行車線から逸脱しないように自動で操舵装置4を制御する。なお、LKASの実行中であっても、車両1が走行車線を逸脱しない範囲(許容範囲)において運転者のステアリング操作を車両1の操舵に反映してもよい。なお、自動操舵はLKASに限らない。
自動速度調整は、車両1の速度を自動で制御する運転状態である。自動速度調整にはACC(Adaptive Cruise Control)が含まれる。ACCとは、例えば、車両1の前方に先行車が存在しない場合は予め設定された設定速度で車両1を定速走行させる定速制御を行い、車両1の前方に先行車が存在する場合には先行車との車間距離に応じて車両1の車速を調整する追従制御を行うものである。自動運転制御装置14は、ACCを実行中であっても、運転者のブレーキ操作(例えばブレーキペダルの操作)に応じて車両1を減速させる。また、自動運転制御装置14は、ACCを実行中であっても、予め設定された最大許容速度(例えば走行中の道路において法的に定められた最高速度)まで、運転者のアクセル操作(例えばアクセルペダルの操作)に応じて車両1を加速させることもできる。なお、自動速度調整は、ACCに限らず、CC(Cruise Control:定速制御)等も含まれる。
ドライバカメラ15の構成について説明する。
ドライバカメラ15は、例えば、ダッシュボード上のような運転者の正面となる位置に設置されている。ドライバカメラ15は、運転者を監視するセンサの一例である。ドライバカメラ15は、車両1の運転開始に応答して起動し、運転者の顔を含む所定の範囲を連続的に撮影する。ドライバカメラ15は、撮影した画像(以下、運転者画像データという)を運転者監視装置2へ出力する。運転者画像データは、運転者の状態を検出するために用いられる監視データの一例である。運転者の状態は、例えば、運転者の前方注視、眠気、脇見、服の着脱、電話操作、窓側・肘掛けへの寄り掛かり、同乗者やペットによる運転妨害、病気の発症、後ろ向き、突っ伏し、飲食、喫煙、めまい、異常行動、カーナビゲーション・オーディオ操作、眼鏡・サングラスの着脱及び写真撮影などの指標のうちの少なくとも何れか1つの指標を含む。
音声出力装置16は、スピーカ161を備える。音声出力装置16は、種々の情報を音声で出力する。
次に、車両1の運転者が装着する血圧測定器17の構成について説明する。なお、以下で説明する被測定者は、運転者を指すものとする。
血圧測定器17は、帯状体と、ケーシング内に搭載された測定器本体とを備える。被測定者は、血圧測定対象となる動脈(例えば橈骨動脈)が内部に存在する位置(被測定部)に測定器本体の少なくとも一部が接触するように、帯状体を被測定部に巻きつけることにより血圧測定器17を装着し、測定器本体を操作して、後述するように血圧関連情報を測定することができる。
例えば、血圧測定器17は、PTT(Pulse Transmit Time)方式、トノメトリ方式、光学方式、電波方式、または、超音波方式などを用いた連続測定型の血圧検出方式を採用して、被測定者の血圧関連情報を測定することができる。PTT方式は、脈波伝播時間(PTT)を測定し、測定した脈波伝播時間から血圧値を推定する方式である。トノメトリ方式は、手首の橈骨動脈等の動脈が通る生体部位(被測定部)に圧力センサを直接接触させて、圧力センサが検出する情報を用いて血圧値を測定する方式である。光学方式、電波方式、及び、超音波方式は、光、電波または超音波を血管にあててその反射波から血圧値を測定する方式である。
図2は、一例となる血圧測定器17の構成を示すブロック図である。
血圧測定器17は、通信ユニット171と、操作ユニット172と、メモリユニット173と、センサユニット174、血圧情報測定ユニット175と、プロセッサ176とを備える。
通信ユニット171は、プロセッサ176によって制御される。通信ユニット171は、プロセッサ176から受信した所定の情報を外部へ送信することができる。通信ユニット171は、例えば、情報を運転者監視装置2へ送信する。通信ユニット171は、外部からの情報を受信してプロセッサ176へ送信することもできる。通信ユニット171による通信は、無線通信、有線通信の何れであってもよい。通信ユニット171は、近距離無線通信により運転者監視装置2と直接的に通信してもよいし、インターネットのようなネットワークを介して運転者監視装置2と通信してもよい。
操作ユニット172は、タッチパネルや操作ボタン・操作キーなどの操作デバイス(図示せず)が被測定者によって操作されたことに応じて、操作された内容に応じた操作信号をプロセッサ176へ出力する。また、操作ユニット172は、タッチパネルや操作ボタン・操作キーに限られず、例えば、ユーザの音声による操作指示を認識する音声認識部や、ユーザの生体の一部を認証する生体認証部や、撮像手段により得られる画像によりユーザの表情やジェスチャーを認識する画像認識部などを備えていても構わない。
メモリユニット173は、血圧測定器17を制御するためのプログラムのデータ、血圧測定器17の各種機能を設定するための設定データ、少なくとも現在から遡った所定期間の測定結果のデータなどを記憶することができる。また、メモリユニット173は、プログラムが実行されるときのワークメモリなどとして用いられる。
センサユニット174は、血圧測定器17の帯状体を被測定者の被測定部に装着した際に、少なくとも一部が被測定部と接触する位置に設けられ、運転者の圧脈波を検出する。センサユニット174は、例えば、空気袋と、押圧部と、ポンプと、少なくとも1つの圧力センサと、を備え、ポンプにより空気袋の内部の空気量を調整して、押圧部から運転者の被測定部を押圧する圧力を調整可能である。このとき、例えば、センサユニット174による被測定者の橈骨動脈への押圧力は、空気袋の内圧と等価であるとする。なお、センサユニット174は、被測定者の被測定部を押圧できる構成であればよく、空気袋を備える構成に限られるものではない。
圧力センサは、押圧部と被測定部とが接触する位置に少なくとも1つ配置される。圧力センサは、例えば、被測定部に接触する押圧部の面に形成された感圧ダイオード等により構成することができる。
圧力センサは、例えば、被測定者の橈骨動脈と交差(略直交)するように橈骨動脈に対して押圧される位置に配置され、被測定者の橈骨動脈から発生して皮膚に伝達される圧力振動波、すなわち圧脈波を検出可能である。
血圧情報測定ユニット175は、プロセッサ176からの信号に基づいてポンプを制御してセンサユニット174の空気袋の圧力を調整し、センサユニット174で検出された圧脈波を受信して、運転者の最高血圧(SBP)と最低血圧(DBP)とを測定することができる。また、血圧情報測定ユニット175は、センサユニット174から得られる検出値に基づいて運転者の脈拍数を測定することができる。血圧情報測定ユニット175は、圧脈波、血圧値、脈拍数などを含む測定結果をプロセッサ176へ出力する。
なお、センサユニット174は、上記構成に限られるものではなく、光センサや、超音波センサを採用してもよい。また、センサユニット174は、例えば、橈骨動脈に押し当てた2つの電極間のPTTを計測してもよい。この場合、センサユニット174はPTTを血圧情報測定ユニット175へ送信し、血圧情報測定ユニット175は、例えば、センサユニット174で測定されたPTTと2つの電極間距離と被測定部の押圧力とに基づいて、被測定者の最高血圧(SBP)と最低血圧(DBP)とを測定可能である。
プロセッサ176は、例えば、コンピュータを構成するCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサを少なくとも1つ含んでいる。プロセッサ176は、メモリユニット173に記憶されたプログラムに従って、種々の処理を行う。
プロセッサ176は、操作ユニット172からの操作信号に基づいて、例えば、以下のような処理を行う。
プロセッサ176は、操作ユニット172からの操作信号に応じて、被測定者の現在の血圧等を測定するモードを実行することができる。
プロセッサ176は、例えば、操作ユニット172による操作信号に応じて、所定の時間間隔(例えば脈拍の1拍毎)で、長期間連続して、被測定者の血圧等を自動的に測定するモードを実行することができる。
プロセッサ176は、判断部1761と、信号出力部1762とを備える。
判断部1761は、血圧情報測定ユニット175からの測定結果に基づいて、心房細動(以下、AF(Atrial Fibrillation)とも称する)が発生しているか否かを判断する。AFは、被測定者の体の異常である。判断部1761は、例えば、血圧情報測定ユニット175からの測定結果に含まれる脈拍数や圧脈波の情報に基づいて、被測定者にAFが発生しているか否かを判断することができる。
判断部1761は、血圧情報測定ユニット175からの測定結果に基づいて、血圧サージが発生しているか否かを判断する。判断部1761は、例えば、血圧情報測定ユニット175からの測定結果に含まれる血圧値の情報を用いる。判断部1761は、例えば、被測定者の血圧値が単位時間あたりに急激に増加したか否か基づいて、血圧サージが発生しているか否かを判断することができる。
さらに、判断部1761は、例えば以下のように、検出された血圧サージが正常か否かを判断する。判断部1761は、第1の基準値を用いて、検出された血圧サージが正常か否かを判断することができる。
単位期間の血圧変化量が第1の基準値未満である場合、判断部1761は、検出された血圧サージが正常な血圧サージ(以下、正常血圧サージとも称する)であると判断する。なお、単位期間は、所定拍数間ということもできる。単位期間の血圧変化量が第1の基準値以上である場合、判断部1761は、検出された血圧サージが異常な血圧サージ(以下、異常血圧サージとも称する)であると判断する。異常血圧サージは、被測定者の体の異常である。異常血圧サージは、基準を満たさない血圧変化ということもできる。
さらに、判断部1761は、単位期間の血圧変化量に応じて、異常血圧サージを複数段階の異常レベルに分類することができる。ここでは、判断部1761が異常血圧サージを3段階の異常レベルに分類する例について説明するが、異常レベルの段階数はこれに限られるものではない。判断部1761は、第1の基準値よりも大きい値の第2の基準値、第2の基準値よりも大きい値の第3の基準値、第3の基準値よりも大きい値の第4の基準値を用いる。
単位時間の血圧変化量が第1の基準値以上かつ第2の基準値未満である場合、判断部1761は、検出された血圧サージが第1レベルの異常血圧サージであると判断する。
単位時間の血圧変化量が第2の基準値以上かつ第3の基準値未満である場合、判断部1761は、検出された血圧サージが第2レベルの異常血圧サージであると判断する。
単位時間の血圧変化量が第3の基準値以上である場合、判断部1761は、検出された血圧サージが第3レベルの異常血圧サージであると判断する。
単位時間の血圧変化量が大きくなるにつれ、被測定者の危険度は高くなる。そのため、第2レベルの異常血圧サージは、第1レベルの異常血圧サージよりも被測定者の危険度が高いといえる。同様に、第3レベルの異常血圧サージは、第2レベルの異常血圧サージよりも被測定者の危険度が高いといえる。なお、危険度は、体の異常の度合いということもできる。
判断部1761は、AFの発生(以下、AF発生とも称する)及び異常血圧サージの発生(以下、異常血圧サージ発生とも称する)の少なくとも何れかを検出すると、血圧関連情報を生成する。血圧関連情報は、AF発生及び異常血圧サージ発生の少なくとも何れかの情報を含む。そのため、血圧関連情報は、被測定者の体の異常を示す情報ということもできる。異常血圧サージ発生の情報は、異常血圧サージの異常レベルの情報を含んでいてもよい。異常血圧サージ発生の情報は、例えば、上述の第1レベル、第2レベル及び第3レベルのうちの何れかの異常レベルの情報を含む。判断部1761は、AF発生及び異常血圧サージ発生の少なくとも何れかを検出する度に、血圧関連情報を生成する。判断部1761は、血圧関連情報を信号出力部1762へ出力する。
信号出力部1762は、通信ユニット171を介して、血圧関連情報を運転者監視装置2へ出力するように処理する。
なお、血圧測定器17は、活動量測定機能、歩数計測機能、睡眠状態計測機能、及び、環境(温度・湿度)計測機能の少なくとも1つ、を備えていてもよい。すなわち、血圧測定器17は、3軸センサと、環境センサと、気圧計と、の少なくとも1つを更に備えていてもよく、3軸センサにより加速度を検出し、被測定者の活動量を算出可能に構成されてもよく、3軸センサにより加速度を検出するとともに気圧計により気圧を検出して、被測定者の歩数、早歩き歩数、階段のぼり歩数などを算出可能に構成されてもよく、3軸センサにより加速度を検出し、被測定者の寝返りの状態を検出することで、睡眠状態を検出可能に構成されてもよい。
また、環境センサは、被測定者の周囲の環境情報を測定し、測定した環境データを取得するセンサを含む。環境センサは、気温、温度、湿度、音、光などを測定するセンサを含んでもよい。環境センサは、血圧値の変動に直接あるいは間接的に関連があることが想定される環境の情報(環境データ)を測定するセンサを含むものであってもよい。また、プロセッサ176は、環境センサが測定する測定データを時刻情報に基づいて設定する測定時刻と紐づけて測定データ(環境データ)として取得することができる。
例えば、気温(気温の変化)は、人間の血圧変動を引き起こしうる要素の1つとして考えられる。このため、環境センサが測定する気温データは、被測定者の血圧変動の要因となりうる情報であり、血圧以外の1つの要素の測定データとして出力されうる。また、気温以外にも湿度、音、光などが血圧変動を引き起こしうる要素の1つとして考えらえる場合には、それらの測定データが、血圧以外の要素の測定データとして出力されるようにしてもよい。
次に、上述の運転者監視装置2の構成について説明する。
運転者監視装置2は、上述の血圧関連情報に基づいて運転者を監視する。血圧関連情報は、上述のように、運転者の体の異常が発生した場合に血圧測定器17によって生成される。運転者監視装置2が血圧測定器17から血圧関連情報を受け取ると、運転者監視装置2は、運転モードによらず、運転者が運転に適した状態ではないと判断または推定する。運転者監視装置2は、車両1を安全に動作させるために、車両1の動作を指示するための指示信号を出力する。
なお、運転者監視装置2は、上述の運転者画像データに基づいて運転者の状態を検出することもできる。
図3は、一例となる運転者監視装置2の構成を示すブロック図である。
運転者監視装置2は、入出力インタフェースユニット21と、記憶ユニット22と、制御ユニット23とを備える。
入出力インタフェースユニット21は、例えば、自動運転制御装置14及び血圧測定器17それぞれを、制御ユニット23と有線または無線で接続する。
記憶ユニット22の構成について説明する。
記憶ユニット22は、例えば、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等の随時書き込み及び読み出しが可能な不揮発性メモリである。記憶ユニット22は、血圧関連情報記憶部221を備える。
血圧関連情報記憶部221は、制御ユニット23が血圧測定器17から取得する車両1の運転者についての血圧関連情報を記憶する。
制御ユニット23の構成について説明する。
制御ユニット23は、プロセッサ231と、メモリ232とを備える。
プロセッサ231は、例えば、コンピュータを構成するCPUまたはMPUである。プロセッサ231が備える各部の構成については後述する。なお、図3には1つのプロセッサ231を示しているが、制御ユニット23は、1以上のプロセッサを備えていてもよい。
メモリ232は、例えば、RAM(Random-Access Memory)等の揮発性メモリである。メモリ232は、プロセッサ231が備える各部としてプロセッサ231を機能させるプログラムを備える。プログラムは、プロセッサ231を動作させる命令ということもできる。プログラムは、記憶ユニット22に記憶されており、記憶ユニット22からメモリ232に読み出される。メモリ232のプログラムは、プロセッサ231によって読み出される。第1の実施形態は、プログラムによって実現されてもよい。
プロセッサ231が備える各部の構成について説明する。
プロセッサ231は、血圧関連情報取得部2311と、指示信号生成部2312と、信号出力部2313とを備える。なお、各部は、1以上のプロセッサに分散されていてもよい。
血圧関連情報取得部2311は、入出力インタフェースユニット21を介して、血圧測定器17から、車両1の運転者についてのAF発生及び異常血圧サージ発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を取得する。血圧関連情報取得部2311は、血圧関連情報を血圧関連情報記憶部221に記憶させる。
指示信号生成部2312は、血圧関連情報取得部2311による血圧関連情報の取得に基づいて、車両1の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する。上述のように血圧関連情報は運転者の体の異常を示す情報を含むため、指示信号生成部2312は、血圧関連情報取得部2311による血圧関連情報の取得に応答して、指示信号を生成する。車両1の自動運転に関する指示は、車両1の自動運転を前提とする所定動作の指示である。指示信号は、車両1の自動運転に関する指示として、例えば、自動運転での走行、自動運転での停止、または、自動運転での医療機関へ向かう走行のうちの何れかの指示を含んでいてもよい。なお、指示信号は、車両1の自動運転に関する指示として、これら以外の指示を含んでいてもよい。
指示信号生成部2312は、指示信号を信号出力部2313へ出力する。
信号出力部2313は、入出力インタフェースユニット21を介して、種々の信号を出力する。信号出力部2313は、例えば、指示信号を自動運転制御装置14へ出力する。自動運転制御装置14は、例えば、以下のように、指示信号に基づいて車両1を制御する。
運転モードが手動運転モードである場合、自動運転制御装置14は、指示信号に基づいて、運転モードを手動運転モードから自動運転モードへ切り替える。例えば、指示信号が自動運転での走行の指示を含んでいる場合、自動運転制御装置14は、車両1の走行を自動運転で継続するように制御する。例えば、指示信号が自動運転での停止の指示を含んでいる場合、自動運転制御装置14は、駐車場などの安全な場所に自動運転で車両1を停止させるように制御する。例えば、指示信号が自動運転での医療機関へ向かう走行の指示を含んでいる場合、自動運転制御装置14は、自動運転で車両1を医療機関へ向かわせるように制御する。
運転モードが自動運転モードである場合、自動運転制御装置14は、指示信号に基づいて、運転モードを自動運転モードの状態で維持するように制御する。自動運転制御装置14は、指示信号に含まれる指示に応じて、上述のように自動運転で車両1を制御する。
(動作)
次に、以上のように構成されている運転者監視装置2の動作を説明する。図4は、運転者監視装置2による運転者監視の一例となる手順を示すフローチャートである。
血圧関連情報取得部2311は、車両1の運転者についてのAF発生及び異常血圧サージ発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を取得する(ステップS101)。
指示信号生成部2312は、血圧関連情報取得部2311による血圧関連情報の取得に基づいて、車両1の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する(ステップS102)。
信号出力部2313は、指示信号生成部2312で生成された指示信号を出力する(ステップS103)。
なお、ステップS102において、指示信号は、車両1の自動運転に関する指示として、例えば、自動運転での走行、自動運転での停止、または、自動運転での医療機関へ向かう走行のうちの何れかの指示を含んでいてもよい。指示信号が自動運転での医療機関へ向かう走行の指示を含む場合、自動運転制御装置14は、自動運転で車両1を向かわせる医療機関を以下のように特定することができる。
一例では、運転者監視装置2は、ナビゲーション装置13からの経路情報を参照して、車両1の近傍に位置する医療機関を特定してもよい。運転者監視装置2は、車両1の近傍に位置する医療機関の情報(例えば、位置情報や名称の情報など)を、車両1を向かわせる医療機関の情報として指示信号に含めることができる。自動運転制御装置14は、指示信号を参照して、自動運転で車両1を向かわせる医療機関を特定することができる。
別の例では、運転者のかかりつけの医療機関の情報(例えば、位置情報や名称の情報など)が記憶ユニット22に登録されている場合、運転者監視装置2は、運転者のかかりつけの医療機関を特定してもよい。運転者監視装置2は、運転者のかかりつけの医療機関の情報を、車両1を向かわせる医療機関の情報として指示信号に含めることができる。自動運転制御装置14は、指示信号を参照して、自動運転で車両1を向かわせる医療機関を特定することができる。
さらに別の例では、指示信号が医療機関の情報を含んでいない場合、自動運転制御装置14は、ナビゲーション装置13からの経路情報を参照して、車両1の近傍に位置する医療機関を特定することができる。自動運転制御装置14は、車両1の近傍に位置する医療機関へ自動運転で向かうように制御することができる。
この例によれば、運転者監視装置2は、自動運転での走行、自動運転での停止、または、自動運転での医療機関へ向かう走行といった安全な動作で車両1を制御することができる。これにより、運転者は、体に異常が発生している状態のまま車両1を運転する必要がなくなる。さらに、運転者は、休息をとったり、医療機関で診察してもらったりすることで、体の異常の回復に努めることができる。
なお、ステップS102において、指示信号は、血圧関連情報に含まれる内容に応じて異なる指示を含んでいてもよい。この例では、指示信号生成部2312は、血圧関連情報記憶部221に記憶されている血圧関連情報から血圧関連情報に含まれる内容を特定する。指示信号生成部2312は、血圧関連情報に含まれる内容に応じて、指示信号に含める指示を決定する。なお、指示信号生成部2312は、血圧関連情報記憶部221を介することなく、血圧関連情報取得部2311から血圧関連情報を取得してもよい。この場合、記憶ユニット22は、血圧関連情報記憶部221を備えていなくてもよい。
図5は、血圧関連情報に含まれる内容に応じた運転者監視装置2による指示を示す表である。なお、図5に示す指示は例示であり、これらに限られるものではない。
血圧関連情報がAF発生の情報を含む場合、指示信号は、自動運転に関する指示として、自動運転での医療機関へ向かう走行の指示を含む。
血圧関連情報が第1レベルの異常血圧サージ発生の情報を含む場合、指示信号は、自動運転に関する指示として、自動運転での走行の指示を含む。
血圧関連情報が第2レベルの異常血圧サージ発生の情報を含む場合、指示信号は、自動運転に関する指示として、自動運転での停止の指示を含む。
血圧関連情報が第3レベルの異常血圧サージ発生の情報を含む場合、指示信号は、自動運転に関する指示として、自動運転での医療機関へ向かう走行の指示を含む。
第1レベルの異常血圧サージ発生は、運転者の危険度が比較的低い事象である。車両1が自動運転で走行していても、運転者の体の異常は回復する可能性が高い。
第2レベルの異常血圧サージ発生は、第1レベルの異常血圧サージ発生よりも運転者の危険度が高い事象である。車両1が自動運転での走行を継続すると、運転者の体は、車両1の挙動によって揺れる。車両1が自動運転での走行を継続すると、運転者の体の異常は回復しない可能性がある。そのため、運転者は、車両1が停止した状態で休息をとり、体の異常の回復に努めることが好ましい。
AF発生及び第3レベルの異常血圧サージ発生は、第2レベルの異常血圧サージ発生よりも運転者の危険度が高い事象である。運転者が休息をとったとしても、運転者の体の異常は回復しない可能性がある。そのため、運転者は、医療機関へ向かうことが好ましい。
この例によれば、車両1の自動運転制御装置14は、血圧関連情報に含まれる内容に応じて適切かつ安全に車両の動作を自動制御することが可能となる。例えば、発症したイベントの種類やその重篤度を表す情報を指示情報に含めるようにすれば、この指示情報に含まれる情報に応じて、最適な自動運転制御を実行することが可能となる。
(効果)
以上詳述したようにこの発明の第1の実施形態では、運転者に心房細動及び異常血圧サージのうちの少なくとも何れかが発生した場合に、運転者監視装置2により自動運転に関する指示を含む指示信号が生成され出力される。この結果、上記指示信号により、例えば車両1の運転モードを手動運転モードから自動運転モードに切り替えて、車両1を自動停止させることが可能となる。従って、例えば急性の脳・心血管イベントが発症した場合のように、運転者の体に異常が発生した状態のまま、車両1が手動運転操作により走行し続ける不具合は防止され、これにより交通安全性を高めることが可能となる。さらに、その際運転者は、手動運転操作を続ける必要がなく、しかも自ら運転モードの切替操作を行う必要もないので、即時体の異常の回復に努めることができる。
よって、第1の実施形態によれば、運転者監視装置2は、運転者の状態に応じて車両1の動作を指示することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、運転者監視装置2が、血圧関連情報に加えて、ドライバカメラ15から取得する運転者画像データを参照して、指示信号を生成するか否かを判断する態様である。例えば、運転者の体に異常が発生していなくても、運転者が驚いたりすると、血圧値が急激に増加することがある。このような場合であっても、血圧測定器17は、血圧関連情報を生成し、血圧関連情報を運転者監視装置2へ出力する。運転者監視装置2は、運転者画像データを参照して、運転者の体に異常が発生しているか否かを判断することができる。運転者監視装置2が運転者画像データに基づいて運転者の体に異常が発生していると判断した場合、運転者監視装置2は、指示信号を生成する必要があると判断することができる。他方、運転者監視装置2が運転者画像データに基づいて運転者の体に異常が発生していないと判断した場合、運転者監視装置2は、指示信号を生成する必要がないと判断することができる。
(構成)
図6は、この発明の第2の実施形態に係る運転者監視装置2の構成を示すブロック図である。なお、第1の実施形態と同様であってもよい構成については、第1の実施形態と同一符号を付して、それらの説明を省略する。
第2の実施形態では、記憶ユニット22は、血圧関連情報記憶部221に加えて、運転者画像データ記憶部222を備える。運転者画像データ記憶部222は、制御ユニット23がドライバカメラ15から取得する運転者画像データを記憶する。
第2の実施形態では、プロセッサ231は、血圧関連情報取得部2311、指示信号生成部2312及び信号出力部2313に加えて、運転者画像データ取得部2314と、状態検出部2315とを備える。
プロセッサ231が備える各部の構成について説明する。
血圧関連情報取得部2311は、第1の実施形態と同様に構成されていてもよい。
指示信号生成部2312及び信号出力部2313の構成については後述する。
運転者画像データ取得部2314は、入出力インタフェースユニット21を介して、ドライバカメラ15から運転者画像データを取得する。運転者画像データ取得部2314は、運転者画像データを運転者画像データ記憶部222に記憶させる。
状態検出部2315は、運転者画像データ記憶部222に記憶されている運転者画像データに基づいて運転者の状態を検出する。
状態検出部2315による運転者画像データに基づいた運転者の状態の検出例について説明する。なお、運転者の状態の検出手法は、ここで説明する例に限られるものではない。
状態検出部2315は、局所的な情報として、運転者画像データ中の運転者の顔に含まれる器官のうちの少なくとも1つの状態を検出する。顔に含まれる器官は、例えば、眼、口、鼻及び耳であるが、これら以外であってもよい。状態検出部2315が眼の状態の検出する場合、状態検出部2315は、例えば、運転者の眼の開閉度、視線の方向及び顔の向きなどを検出する。状態検出部2315は、運転者画像データ中の運転者の大局的な状態うちの少なくとも1つの状態を検出する。大局的な状態は、例えば、運転者の動作及び姿勢などであるが、これら以外であってもよい。状態検出部2315は、局所的な情報及び大局的な情報を用いて、運転者の状態を検出する。
なお、状態検出部2315は、運転者画像データ記憶部222を介することなく、運転者画像データ取得部2314から運転者画像データを取得してもよい。この場合、記憶ユニット22は、運転者画像データ記憶部222を備えていなくてもよい。
状態検出部2315は、上述のように検出した運転者の状態が基準(以下、状態判断基準とも称する)を満たすか否かを判断する。状態判断基準は、運転者の体に異常が発生しているか否かを判断または推定するための基準である。
状態判断基準のいくつかの例について説明する。なお、状態判断基準は、ここで説明する例に限られるものではない。
一例では、状態判断基準は、所定期間中の運転者のまばたき(眼の開閉)の有無であってもよい。所定期間継続して眼が開いた状態または眼が閉じた状態であれば、運転者の体に異常が発生している可能性が高い。他方、所定期間中に運転者がまばたきをすれば、運転者の体は正常である可能性が高い。
状態検出部2315は、所定期間継続して眼が開いた状態であることを検出すると、運転者の状態が状態判断基準を満たさないと判断することができる。同様に、状態検出部2315は、所定期間継続して眼が閉じた状態であることを検出すると、運転者の状態が状態判断基準を満たさないと判断することができる。他方、状態検出部2315は、所定期間中に運転者のまばたきを検出すると、運転者の状態が状態判断基準を満たすと判断することができる。
別の例では、状態判断基準は、所定期間中における視線の方向の変化の有無であってもよい。所定期間継続して運転者の視線の方向が変化しなければ、運転者の体に異常が発生している可能性が高い。他方、所定期間中に運転者の視線の方向が変化すれば、運転者の体は正常である可能性が高い。
状態検出部2315は、所定期間継続して運転者の視線の方向が変化しないことを検出すると、運転者の状態が状態判断基準を満たさないと判断することができる。他方、状態検出部2315は、所定期間中に運転者の視線の方向が変化したことを検出すると、運転者の状態が状態判断基準を満たすと判断することができる。
なお、運転者が運転に集中している場合、所定期間中に運転者の視線の方向が変化しない可能性がある。運転者監視装置2は、血圧関連情報取得部2311による血圧関連情報の取得に応答して、運転者の視線の方向の変化を促す信号をナビゲーション装置13及び音声出力装置16の少なくとも何れか一方へ出力してもよい。ナビゲーション装置13は、運転者監視装置2からの信号に基づいて、警告を画像または映像でディスプレイ131に表示する。音声出力装置16は、運転者監視装置2からの信号に基づいて、警告を音声でスピーカ161から出力する。警告は、運転者の視線の方向の変化を促す内容であればよく、特定の出力態様に限られるものではない。ナビゲーション装置13及び音声出力装置16の少なくとも何れか一方が警告を出力することで、運転者の体が正常であれば、運転者は、警告に反応し、視線の方向を変化させる可能性が高くなる。この例によれば、状態検出部2315は、運転者の状態が状態判断基準を満たすか否かをより確実に判断することができる。
指示信号生成部2312の構成について説明する。
指示信号生成部2312は、血圧関連情報取得部2311によって血圧関連情報が取得され、かつ、状態検出部2315によって運転者画像データに基づく運転者の状態が状態判断基準を満たさないと判断された場合、指示信号を生成する。指示信号は、第1の実施形態と同様に構成されていてもよい。
指示信号生成部2312は、指示信号を信号出力部2313へ出力する。
信号出力部2313は、指示信号を自動運転制御装置14へ出力する。
(動作)
次に、以上のように構成されている運転者監視装置2の動作を説明する。図7は、運転者監視装置2による運転者監視の一例となる手順を示すフローチャートである。
血圧関連情報取得部2311は、車両1の運転者についてのAF発生及び異常血圧サージ発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を取得する(ステップS201)。
運転者画像データ取得部2314は、ドライバカメラ15から運転者画像データを取得する(ステップS202)。
状態検出部2315は、運転者画像データに基づいて運転者の状態を検出する(ステップS203)。
状態検出部2315は、運転者画像データに基づく運転者の状態が状態判断基準を満たすか否かを判断する(ステップS204)。運転者画像データに基づく運転者の状態が基準を満たす場合(ステップS204、Yes)、運転者監視装置2は、処理を終了する。つまり、指示信号生成部2312は指示信号を生成しないため、信号出力部2313は指示信号を出力しない。
運転者画像データに基づく運転者の状態が基準を満たさない場合(ステップS204、No)、指示信号生成部2312は、指示信号を生成する(ステップS205)。つまり、ステップS205では、血圧関連情報取得部2311によって血圧関連情報が取得され、かつ、状態検出部2315によって運転者画像データに基づく運転者の状態が状態判断基準を満たさないと判断された場合、指示信号を生成する。
信号出力部2313は、指示信号生成部2312で生成された指示信号を出力する(ステップS206)。
なお、ステップS205において、第1の実施形態と同様に、指示信号は、車両1の自動運転に関する指示として、例えば、自動運転での走行、自動運転での停止、または、自動運転での医療機関へ向かう走行のうちの何れかの指示を含んでいてもよい。
なお、ステップS205において、第1の実施形態と同様に、指示信号は、血圧関連情報に含まれる内容に応じて異なる指示を含んでいてもよい。
(効果)
以上詳述したようにこの発明の第2の実施形態では、運転者監視装置2は、運転者画像データを用いて運転者の体に異常が発生していることを確認した上で指示信号を出力することができる。そのため、運転者監視装置2は、運転者の血圧値が体の異常とは異なる理由で急激に増加した場合に指示信号を出力することを低減することができる。これにより、運転者の体に異常が発生していない状況において、車両1が運転者の意図していない動作に切り替わることはなくなる。
[他の実施形態]
運転者監視装置2は、血圧測定器17から血圧関連情報を取得することに代えて、血圧測定器17から圧脈波、血圧値、脈拍数などを含む測定結果を順次取得するようにしてもよい。この例では、プロセッサ231は、上述の血圧測定器17のプロセッサ176の判断部1761と同様の機能を備える。プロセッサ231は、血圧測定器17からの測定結果に基づいて、AF発生及び異常血圧サージ発生を検出することができる。これにより、プロセッサ231は、AF発生及び異常血圧サージ発生の少なくとも何れかを含む血圧関連情報を取得することができる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上記実施形態は、プロセッサ231が備える各部としてプロセッサ231を機能させるプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)等の記憶媒体によって実現されてもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られるものではない。
(付記1)
車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかを含む血圧関連情報を取得し、
前記情報取得部による前記血圧関連情報の取得に基づいて、前記車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成し、
前記指示信号を出力するように構成されているプロセッサと、
前記プロセッサを動作させる命令を記憶するメモリと、
を備える運転者監視装置。
(付記2)
少なくとも1つのプロセッサを用いて、車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかを含む血圧関連情報を取得する情報取得過程と、
前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、前記血圧関連情報の取得に基づいて、前記車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する生成過程と、
前記指示信号を出力する信号出力過程と、
を備える運転者監視方法。
1…車両、2…運転者監視装置、3…パワーユニット、4…操舵装置、5…ステアリングホイール、6…車外カメラ、7…ステアリングセンサ、8…アクセルペダルセンサ、9…ブレーキペダルセンサ、10…GPS受信機、11…ジャイロセンサ、12…車速センサ、13…ナビゲーション装置、14…自動運転制御装置、15…ドライバカメラ、16…音声出力装置、17…血圧測定器、21…入出力インタフェースユニット、22…記憶ユニット、23…制御ユニット、131…ディスプレイ、161…スピーカ、171…通信ユニット、172…操作ユニット、173…メモリユニット、174…センサユニット、175…血圧情報測定ユニット、176…プロセッサ、221…血圧関連情報記憶部、222…運転者画像データ記憶部、231…プロセッサ、232…メモリ、1761…判断部、1762…信号出力部、2311…血圧関連情報取得部、2312…指示信号生成部、2313…信号出力部、2314…運転者画像データ取得部、2315…状態検出部。

Claims (6)

  1. 車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部による前記血圧関連情報の取得に基づいて、前記車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する生成部と、
    前記指示信号を出力する信号出力部と、
    を備える運転者監視装置。
  2. 前記指示信号は、前記血圧関連情報に含まれる内容に応じて異なる指示を含む、請求項1に記載の運転者監視装置。
  3. 前記指示信号は、前記自動運転での走行、前記自動運転での停止、または、前記自動運転での医療機関へ向かう走行のうちの何れかの指示を含む、請求項1または2に記載の運転者監視装置。
  4. 前記運転者を監視するセンサから運転者画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記運転者画像データに基づいて運転者の状態を検出する状態検出部と、
    を、さらに備え、
    前記生成部は、前記情報取得部によって前記血圧関連情報が取得され、かつ、前記状態検出部によって前記運転者の状態が基準を満たさないと判断された場合、前記指示信号を生成する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の運転者監視装置。
  5. 運転者監視装置により実行される運転者監視方法であって、
    車両の運転者についての心房細動の発生及び基準を満たさない血圧変化の発生の少なくとも何れかの情報を含む血圧関連情報を受信する情報取得過程と、
    前記血圧関連情報の取得に基づいて、前記車両の自動運転に関する指示を含む指示信号を生成する生成過程と、
    前記指示信号を出力する信号出力過程と、
    を備える運転者監視方法。
  6. 請求項1から4の何れか1項に記載の運転者監視装置が備える各部としてコンピュータを機能させる運転者監視のためのプログラム。
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