JP2018194724A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙を定着部にスムーズに搬送できると共に用紙の画像形成面の端部まで画像を形成することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、転写部70と、定着部80と、補助搬送部210と、を備えている。補助搬送部210は、転写部70と定着部80との間に配置され、用紙Sを定着部80の定着ニップ部P1に向けて搬送する。また、補助搬送部210は、用紙Sにおける幅方向の両側の端面のみに当接し、用紙Sを挟持する補助搬送部材211、211を有する。
【選択図】図2
【解決手段】画像形成装置1は、転写部70と、定着部80と、補助搬送部210と、を備えている。補助搬送部210は、転写部70と定着部80との間に配置され、用紙Sを定着部80の定着ニップ部P1に向けて搬送する。また、補助搬送部210は、用紙Sにおける幅方向の両側の端面のみに当接し、用紙Sを挟持する補助搬送部材211、211を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電させた感光体を画像データに基づいて露光して静電潜像を形成し、この感光体にトナーを付着させることによりトナー像を形成する。そして、このトナー像を用紙に転写した後、用紙に転写されたトナー像を定着部で定着させる。
また、用紙を定着部に搬送する際、用紙の先端で定着部の定着ニップ部を押し広げる必要がある。そして、厚さが厚い用紙(厚紙)ほど定着ニップ部を押し広げる量が大きくなり、用紙が定着ニップ部に進入する際に生じる抵抗力が大きくなる。その結果、用紙が定着ニップ部にスムーズに進入できないため、像ズレや紙詰まりが発生するおそれがあった。
用紙を転写部から定着部まで搬送する技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。この特許文献1には、通常は解除状態にあり、必要に応じて加圧状態に切換えられる用紙端部搬送用ローラ対を設ける技術が記載されている。
また、特許文献2には、断面形状がコの字状の一対の無端状ベルトからなる用紙補助搬送ベルトを設ける技術が記載されている。この特許文献2には、補助搬送ベルトが用紙の幅方向の両端部をコの字状の開口部で支持することが記載されている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された技術では、用紙における画像が形成される画像形成面に搬送ローラや、コの字状の補助搬送ベルトが接触するため、その領域には、画像を形成することができなかった。その結果、特許文献1や特許文献2に記載された技術では、用紙における画像形成が可能な領域が狭くなる、という問題を有していた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、用紙を定着部にスムーズに搬送できると共に用紙の画像形成面の端部まで画像を形成することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、転写部と、定着部と、補助搬送部と、を備えている。
転写部は、用紙にトナー像を転写させる。定着部は、転写部よりも用紙の搬送方向の下流側に配置され、トナー像を用紙に定着させる。補助搬送部は、転写部と定着部との間に配置され、用紙を定着部の定着ニップ部に向けて搬送する。また、補助搬送部は、用紙における搬送方向と直交し、かつ上下方向とも直交する幅方向の両側の端面のみに当接し、用紙を挟持する補助搬送部材を有する。
転写部は、用紙にトナー像を転写させる。定着部は、転写部よりも用紙の搬送方向の下流側に配置され、トナー像を用紙に定着させる。補助搬送部は、転写部と定着部との間に配置され、用紙を定着部の定着ニップ部に向けて搬送する。また、補助搬送部は、用紙における搬送方向と直交し、かつ上下方向とも直交する幅方向の両側の端面のみに当接し、用紙を挟持する補助搬送部材を有する。
上記構成の画像形成装置によれば、用紙を定着部にスムーズに搬送できると共に用紙の画像形成面の端部まで画像を形成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態例について、図1〜図12を参照して説明する。なお、各図において共通する部材には、同一の符号を付している。
1.第1の実施の形態例
1−1.画像形成装置の構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という)にかかる画像形成装置の構成例について図1を参照して説明する。
図1は、本例の画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
1−1.画像形成装置の構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という)にかかる画像形成装置の構成例について図1を参照して説明する。
図1は、本例の画像形成装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、2次転写部70と、定着部80を有する。
原稿搬送部10は、原稿をセットする原稿給紙台11と、複数のローラ12とを有している。原稿搬送部10の原稿給紙台11にセットされた原稿Gは、複数のローラ12によって、画像読取部30の読取位置に1枚ずつ搬送される。画像読取部30は、原稿搬送部10により搬送された原稿G又は原稿台13に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。
用紙収納部20は、装置本体の下部に配置されており、用紙Sのサイズに応じて複数設けられている。この用紙Sは、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られ、搬送部23によって転写位置である2次転写部70に搬送される。つまり、搬送部23は、給紙部21から給紙された用紙Sを2次転写部70へ搬送する機能を果たし、用紙Sを搬送する搬送経路を形成している。また、用紙収納部20の近傍には、手差部22が設けられている。この手差部22からは、用紙収納部20に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ送られる。
画像読取部30と用紙収納部20の間には、画像形成部40と中間転写ベルト50が配置されている。画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。
第1の画像形成ユニット40Yは、イエローのトナー像を形成し、第2の画像形成ユニット40Mは、マゼンダのトナー像を形成する。また、第3の画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、第4の画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは第1の画像形成ユニット40Yについて説明する。
第1の画像形成ユニット40Yは、像担持体としてのドラム状の感光体41と、感光体41の周囲に配置された帯電部42と、露光部43と、現像部44と、クリーニング部45を有している。感光体41は、不図示の駆動モータによって反時計回りに回転する。帯電部42は、感光体41に電荷を与え感光体41の表面を一様に帯電する。露光部43は、原稿Gから読み取られた画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光走査を行い感光体41上に静電潜像を形成する。
現像部44は、像担持体である感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面は、イエローのトナー像が形成される。なお、第2の画像形成ユニット40Mの現像部44は、感光体41にマゼンタのトナーを付着させ、第3の画像形成ユニット40Cの現像部44は、感光体41にシアンのトナーを付着させる。そして、第4の画像形成ユニット40Kの現像部44は、感光体41にブラックのトナーを付着させる。
感光体41上に付着したトナーは、像担持体の一例を示す中間転写ベルト50に転写される。クリーニング部45は、中間転写ベルト50に転写された後の感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、不図示の駆動モータで感光体41の回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部51が設けられている。この1次転写部51は、中間転写ベルト50にトナーと反対の極性を印加することで、感光体41上に形成されたトナー像を中間転写ベルト50に転写させる。
そして、中間転写ベルト50が回転することで、中間転写ベルト50の表面には、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー像が順次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックのトナー像が重なり合いカラー画像が形成される。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の下流には、2次転写ローラで構成された2次転写部70が配置されている。
2次転写部70は、第1ローラ71と、第2ローラ72とを有している。第1ローラ71と第2ローラ72は、中間転写ベルト50を間に挟んで対向して配置されている。そして、第1ローラ71と第2ローラ72は、搬送部23によって送られてきた用紙Sを中間転写ベルト50側に押圧する。そして、2次転写部70は、搬送部23によって送られてきた用紙S上に中間転写ベルト50に形成されたカラー画像を転写する。
クリーニング部52は、用紙Sに転写した後中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去する。また、2次転写部70における用紙Sの排出側には、定着部80が設けられている。定着部80は、用紙Sに転写されたトナー像を加圧加熱定着させる。
定着部80は、上定着ローラ81及び下定着ローラ82を有している。上定着ローラ81と下定着ローラ82が当接することで定着ニップ部P1(図2参照)を形成している。定着部80では、未定着のトナー像を有する用紙Sを上定着ローラ81及び下定着ローラ82で形成された定着ニップ部P1で挟持して加圧加熱することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。
また、2次転写部70と定着部80との間には、補助搬送部210が配置されている。補助搬送部210の詳細な構成については、後述する。
定着部80の下流には、切換ゲート24が配置されている。切換ゲート24は、定着部80を通過した用紙Sの搬送経路を切り替える。すなわち、切換ゲート24は、片面画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。また、切換ゲート24は、片面画像形成におけるフェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転して上方に搬送する。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。両面画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転し、再給紙路27により再び転写位置へ送られる。
また、一対の排紙ローラ25の下流側に、用紙Sを折ったり、用紙Sに対してステープル処理等を行ったりする後処理装置を配置してもよい。
1−2.補助搬送部210の構成例
次に、補助搬送部210の構成を図2〜図6を参照して説明する。
図2は、補助搬送部210を示す斜視図、図3は、補助搬送部210を示す正面図である。
次に、補助搬送部210の構成を図2〜図6を参照して説明する。
図2は、補助搬送部210を示す斜視図、図3は、補助搬送部210を示す正面図である。
図2及び図3に示すように、補助搬送部210は、補助搬送部材を示す補助搬送ローラ211、211と、補助搬送駆動部212とを有している。補助搬送ローラ211は、円柱状に形成されており、その軸心には回転軸211aが設けられている。また、図3に示すように、補助搬送ローラ211の回転軸211aは、上下方向と略平行に配置されている。また、回転軸211aは、補助搬送駆動部212に接続されている。そして、補助搬送駆動部212が駆動すると、補助搬送ローラ211が回転軸211aを中心に回転する。
また、2つの補助搬送ローラ211は、搬送される用紙Sにおける搬送方向と直交し、かつ上下方向とも直交する幅方向の両側に配置されている。2つの補助搬送ローラ211、211は、用紙Sの幅方向の両側の端面に当接する。そして、2つの補助搬送ローラ211、211は、用紙Sを挟持する。
また、補助搬送部210は、2つの補助搬送ローラ211、211が回転駆動することで、用紙Sに定着ニップ部P1に進入するための搬送力を付与している。その結果、用紙Sとして厚紙を用いた場合でも、用紙Sを定着部80の定着ニップ部P1にスムーズに搬送させることができる。
さらに、上述したように、2つの補助搬送ローラ211、211は、用紙Sにおける幅方向の両側の端面のみに当接しており、用紙Sにおける未定着のトナー像Tが形成された一面(画像形成面)Saには、接触していない。これにより、補助搬送ローラ211が未定着のトナー像Tに接触することで画像不良が発生することを防ぐことができる。さらに、用紙Sの一面Saにおける幅方向の両端部に余白を設けることなく、画像を形成することができる。
また、補助搬送ローラ211としては、例えば、ゴムやスポンジ等の弾性を有する部材で構成することが好ましい。これにより、補助搬送ローラ211を用紙Sに当接させた際に、補助搬送ローラ211が用紙Sに密着し、補助搬送ローラ211の摩擦係数を高めることができる。その結果、補助搬送ローラ211から用紙Sに付与される搬送力を高めることができる。
図4は、補助搬送ローラ211が配置される箇所の一例を示す側面図である。
また、図4に示すように、補助搬送ローラ211は、2次転写部70から定着部80の定着ニップ部P1までの間隔Mの中間部Oよりも定着部80に接近させて配置されている。ここで、補助搬送ローラ211が中間部Oよりも2次転写部70側に配置された場合、用紙Sが搬送方向の上下方向に大きく撓んでしまう。その結果、用紙Sが定着ニップ部P1に進入する際に、補助搬送部210から用紙Sに付与された搬送力が低下する。
また、図4に示すように、補助搬送ローラ211は、2次転写部70から定着部80の定着ニップ部P1までの間隔Mの中間部Oよりも定着部80に接近させて配置されている。ここで、補助搬送ローラ211が中間部Oよりも2次転写部70側に配置された場合、用紙Sが搬送方向の上下方向に大きく撓んでしまう。その結果、用紙Sが定着ニップ部P1に進入する際に、補助搬送部210から用紙Sに付与された搬送力が低下する。
これに対して、上述したように、補助搬送ローラ211を定着部80の近傍に配置することで、用紙Sが定着ニップ部P1に進入する際に、用紙Sにおける搬送方向の上下方向への撓みが小さくなるので、搬送力が低下することを抑制することができる。
図5は、補助搬送ローラ211が配置される箇所の他の例を示す側面図である。
さらに、図5に示すように、補助搬送ローラ211は、上定着ローラ81と下定着ローラ82の外周面を結ぶ線、すなわち上定着ローラ81と下定着ローラ82の接線L上、又は接線Lよりも定着ニップ部P1に接近させて配置されていてもよい。これにより、用紙Sの先端が定着ニップ部P1に進入する際に、搬送方向の上下方向にほとんど撓まないため、補助搬送部210から用紙Sに搬送力を低下させずに伝えることができる。
さらに、図5に示すように、補助搬送ローラ211は、上定着ローラ81と下定着ローラ82の外周面を結ぶ線、すなわち上定着ローラ81と下定着ローラ82の接線L上、又は接線Lよりも定着ニップ部P1に接近させて配置されていてもよい。これにより、用紙Sの先端が定着ニップ部P1に進入する際に、搬送方向の上下方向にほとんど撓まないため、補助搬送部210から用紙Sに搬送力を低下させずに伝えることができる。
図6は、補助搬送ローラ211が配置される箇所の他の例を示す側面図である。
さらに、図6に示すように、定着部80は、定着ニップ部P1の近傍で、かつ搬送方向の下流側に進入ガイド板84を有している。この進入ガイド板84は、用紙Sにおける一面Saとは反対側の他面Sbに接触することで、用紙Sを定着ニップ部P1にガイドしている。
さらに、図6に示すように、定着部80は、定着ニップ部P1の近傍で、かつ搬送方向の下流側に進入ガイド板84を有している。この進入ガイド板84は、用紙Sにおける一面Saとは反対側の他面Sbに接触することで、用紙Sを定着ニップ部P1にガイドしている。
このとき、2つの補助搬送ローラ211は、進入ガイド板84の幅方向の両側に配置してもよい。これにより、2つの補助搬送ローラ211を定着ニップ部P1の近傍に配置することができる。
なお、補助搬送部210により用紙Sに定着ニップ部P1に進入するための搬送力を十分に伝達することができる場合には、補助搬送ローラ211を中間部Oよりも2次転写部70側に配置してもよい。
1−3.画像形成装置の各部のハードウェア構成
次に、画像形成装置1の各部のハードウェア構成について図7を参照して説明する。
図7は、画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
次に、画像形成装置1の各部のハードウェア構成について図7を参照して説明する。
図7は、画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
図7に示すように、画像形成装置1は、例えば画像形成装置1は、例えばCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、CPU101の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103と、を有する。さらに、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)104と、操作表示部105を有する。なお、ROM102としては、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。
CPU101は、制御部及び判断部の一例であり、ROM102、RAM103、HDD104及び操作表示部105にそれぞれシステムバス107を介して接続され、装置全体を制御する。また、CPU101は、画像読取部30、画像処理部110、画像形成部40、給紙部21、搬送部23、2次転写部70、定着部80にシステムバス107を介して接続されている。
HDD104は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部105は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部105は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部105は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける入力部としての役割を持つ。この操作表示部105で入力できるデータには、例えば、給紙部21により給紙されて搬送部23で搬送される用紙のサイズがある。
画像読取部30は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。例えば、カラー原稿を読み取る場合は、一画素当たりRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。画像読取部30によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例を示すPC(パーソナルコンピュータ)120から送信される画像データは、画像処理部110に送られ、画像処理される。画像処理部110は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
なお、本例では、外部装置としてパーソナルコンピュータを用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置は、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を用いることができる。
例えば、画像形成装置1でカラー印刷を実行する場合、画像読取部30等によって生成されたR・G・Bの画像データを画像処理部110における色変換LUT(look up table)に入力する。そして、画像処理部110は、R・G・BデータをY・M・C・Bkの画
像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正、濃度補正LUTを参照した網点などのスクリーン処理、あるいは細線を強調するためのエッジ処理などを行う。
像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正、濃度補正LUTを参照した網点などのスクリーン処理、あるいは細線を強調するためのエッジ処理などを行う。
画像形成部40は、画像処理部110によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙S上に画像を形成する。
また、2次転写部70からトナー像が転写された用紙Sが定着部80に搬送される際、CPU101は、搬送部23の補助搬送部210の補助搬送駆動部212(図3参照)を制御し、2つの補助搬送ローラ211、211を用紙Sの端面に当接し、回転駆動させる。これにより、2つの補助搬送ローラ211、211に挟持された用紙Sには、補助搬送部210から搬送力が付与される。
なお、CPU101は、常に補助搬送駆動部212を駆動させて2つの補助搬送ローラ211、211を用紙Sの端面に当接し、回転駆動させてもよい。この場合、2つの補助搬送ローラ211、211による用紙Sの搬送速度は、2次転写部70から搬送される用紙Sの搬送速度と同じ速度に設定される。これにより、補助搬送部210での搬送速度と2次転写部70から搬送される用紙Sの搬送速度が異なることで用紙Sにシワや紙詰まり等が発生することを防ぐことができる。
または、CPU101は、用紙Sの先端が定着ニップ部P1に進入する時だけ、補助搬送駆動部212を駆動させて2つの補助搬送ローラ211、211を用紙Sの端面に当接し、回転駆動させてもよい。この場合、2つの補助搬送ローラ211、211による用紙Sの搬送速度と2次転写部70から搬送される用紙Sの搬送速度が異なる速度であっても用紙Sに与える影響を少なくすることができる。
用紙Sの先端が定着ニップ部P1に進入するタイミングは、例えば、定着部80と2次転写部70の間に用紙Sの先端を検出するセンサを設け、このセンサが検出した信号と、用紙Sのサイズ及び搬送速度等に基づいてCPU101が判断してもよい。
さらに、CPU101は、搬送される用紙Sの厚みや坪量等に応じて補助搬送駆動部212を駆動させ、2つの補助搬送ローラ211、211を用紙Sの端面に当接し、回転駆動するか否かを判断してもよい。例えば、予め設定された閾値以上の坪量を有する用紙Sが搬送される場合に、CPU101は、2つの補助搬送ローラ211、211を用紙Sの端面に当接し、回転駆動させてもよい。そして、搬送される用紙Sの坪量が閾値未満の場合、CPU101は、補助搬送駆動部212を駆動させずに、補助搬送ローラ211、211を用紙Sの端面から離間した状態で、用紙Sを2次転写部70から定着部80に搬送させる。
これにより、必要に応じて補助搬送部210を駆動させることができる。その結果、定着ニップ部P1への進入する際の抵抗力が小さい薄紙にまで補助搬送部210の搬送力が付与されることで用紙Sにシワや紙詰まりが発生することを防ぐことができる。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置について図8A〜図8Cを参照して説明する。
図8A〜図8Cは、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す平面図である。
次に、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置について図8A〜図8Cを参照して説明する。
図8A〜図8Cは、第2の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す平面図である。
この第2の実施の形態例にかかる画像形成装置が、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と異なる点は、補助搬送部の構成である。そのため、ここでは補助搬送部の構成について説明し、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図8Aに示すように、補助搬送部310は、2つの補助搬送部材311、311と、2つの補助搬送駆動部312、312と、2つの支持アーム314、314とを有している。
2つの補助搬送部材311、311は、用紙Sの幅方向の両側に配置されている。補助搬送部材311は、略直方体状又は平板状に形成されている。そして、補助搬送部材311は、支持アーム314に支持されている。
支持アーム314は、幅方向に伸縮可能に構成されている。そして、支持アーム314は、補助搬送部材311を用紙Sに対して接近及び離反可能に支持する。支持アーム314における補助搬送部材311が設けられた端部とは反対側の端部は、補助搬送駆動部312に接続されている。補助搬送駆動部312は、支持アーム314を搬送方向に沿って、定着部80に接近及び離反可能に支持する。また、支持アーム314は、補助搬送駆動部312が駆動することで幅方向に伸縮する。
図8Aに示すように、用紙Sが定着部80の定着ニップ部P1の近傍まで搬送されると、支持アーム314が伸びる。そして、図8Bに示すように、2つの補助搬送部材311、311が、用紙Sの幅方向の両側の端面に当接する。これにより、用紙Sは、2つの補助搬送部材311、311によって挟持される。
次に、補助搬送駆動部312により支持アーム314は、搬送方向に沿って定着部80に接近する向きに移動する。これにより、用紙Sには、補助搬送部310により定着ニップ部P1に進入するための搬送力が付与される。
用紙Sの先端が定着ニップ部P1に進入すると、図8Cに示すように、支持アーム314が縮む。これにより、2つの補助搬送部材311、311は、用紙Sから離反する。そして、補助搬送駆動部312により支持アーム314は、搬送方向に沿って定着部80から離反する向きに移動する。その結果、補助搬送部310は、図8Aに示す状態に戻る。
第2の実施の形態例にかかる補助搬送部310によれば、補助搬送部材311を略直方体状又は平板状に形成したことで、第1の実施の形態例にかかるローラ状の補助搬送ローラ211よりも用紙Sとの接触面積を大きくすることができる。これにより、第2の実施の形態例にかかる補助搬送部310によれば、第1の実施の形態例にかかる補助搬送部210よりも大きな搬送力を用紙Sに付与することができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する画像形成装置によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様の作用効果を得ることができる。
3.第3の実施の形態例
次に、図9を参照して第3の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図9は、第3の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す正面図である。
次に、図9を参照して第3の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図9は、第3の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す正面図である。
この第3の実施の形態例にかかる画像形成装置が、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と異なる点は、補助搬送部における補助搬送ローラの設置される角度である。そのため、ここでは、補助搬送部の補助搬送ローラについて説明し、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図9に示すように、補助搬送部410は、補助搬送部材を示す2つの補助搬送ローラ411、411と、不図示の補助搬送駆動部を有している。2つの補助搬送ローラ411、411は、用紙Sの幅方向の両側に配置されている。補助搬送ローラ411は、円柱状に形成されており、その軸心には回転軸411aが設けられている。回転軸411aは、不図示の補助搬送駆動部212に接続されており、補助搬送駆動部が駆動すると補助搬送ローラ411が回転軸411aを中心に回転する。
回転軸411aは、上下方向に対して傾斜して配置されている。具体的には、回転軸411aの上下方向の上側の端部が、未定着のトナー像Tが形成される用紙Sの一面Sa側に向けて傾斜している。そのため、補助搬送ローラ411は、その側面部における上下方向の上側の端部が、用紙Sの一面Sa側に向けて傾斜する。
このように傾斜した2つの補助搬送ローラ411、411で用紙Sを挟持すると、用紙Sは、上下方向の下側に向けて湾曲する。ここで、用紙Sの上下方向の下側は、未定着のトナー像Tが形成されていない他面Sbである。これにより、用紙Sが定着部80の定着ニップ部P1に進入する際に、トナー像Tが形成された用紙Sの一面Saが定着部80の上定着ローラ81に擦れて、トナー像Tが乱れることを防ぐことができる。
さらに、2つの補助搬送ローラ411、411によって用紙Sには、幅方向に湾曲している。すなわち、2つの補助搬送ローラ411、411は、用紙Sに搬送方向と直交する幅方向にコルゲーションを付与している。これにより、用紙Sにおける搬送方向の剛性が高くなり、用紙Sが搬送方向の上下方向に撓んで搬送力が低下することを防ぐことができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する画像形成装置によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様の作用効果を得ることができる。
4.第4の実施の形態例
次に、図10を参照して第4の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図10は、第4の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す正面図である。
次に、図10を参照して第4の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図10は、第4の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す正面図である。
この第4の実施の形態例にかかる画像形成装置が、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と異なる点は、補助搬送部における補助搬送ローラの形状である。そのため、ここでは、補助搬送部の補助搬送ローラについて説明し、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図10に示すように、補助搬送部510は、補助搬送部材を示す2つの補助搬送ローラ511、511と、不図示の補助搬送駆動部を有している。2つの補助搬送ローラ511、511は、用紙Sの幅方向の両側に配置されている。補助搬送ローラ511は、略円錐台形状に形成されている。そして、補助搬送ローラ511の軸心には回転軸511aが設けられている。回転軸511aは、上下方向と略平行に配置される。
また、補助搬送ローラ511は、上下方向の上面部の外径が下面部の外径よりも大きく設定されている。そのため、補助搬送ローラ511の側面部は、上下方向の上側が用紙Sの一面Sa側に向けて傾斜している。そして、2つの補助搬送ローラ511、511で用紙Sを挟持すると、用紙Sは、上下方向の下側に向けて湾曲する。
この第4の実施の形態例にかかる補助搬送部510によっても、第3の実施の形態例にかかる補助搬送部410と同様の作用効果を得ることができる。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する画像形成装置によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1と同様の作用効果を得ることができる。
5.第5の実施の形態例
次に、図11、図12A及び図12Bを参照して第5の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図11は、第5の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す平面図である。図12A及び図12Bは、用紙及び補助搬送部を示す正面図である。
次に、図11、図12A及び図12Bを参照して第5の実施の形態例にかかる画像形成装置について説明する。
図11は、第5の実施の形態例にかかる画像形成装置の補助搬送部を示す平面図である。図12A及び図12Bは、用紙及び補助搬送部を示す正面図である。
この第5の実施の形態例にかかる画像形成装置は、第4の実施の形態例にかかる補助搬送部510の補助搬送ローラ511、511を幅方向に移動可能に構成したものである。そのため、ここでは補助搬送部について説明し、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1及び第4の実施の形態例にかかる画像形成装置と共通する部分には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図11に示すように、補助搬送部610は、補助搬送部材を示す2つの補助搬送ローラ611、611と、移動機構を示す2つの幅方向移動機構612、612と、2つの支持アーム614、614と、不図示の補助搬送駆動部を有している。補助搬送ローラ611の構成は、第4の実施の形態例にかかる補助搬送ローラ511と同一であるため、その説明は省略する。
補助搬送ローラ611は、支持アーム614に回転可能に支持されている。支持アーム614は、幅方向移動機構612に支持されている。2つの幅方向移動機構612は、用紙Sの幅方向の両側に配置されている。幅方向移動機構612は、搬送される用紙S1、S2の幅方向の長さに応じて支持アーム614を幅方向に伸縮させる。そして、幅方向移動機構612は、支持アーム614を介して補助搬送ローラ611を用紙Sに接近及び離反可能に支持する。これにより、幅方向の長さが異なる用紙S1と用紙S2に対しても、2つの補助搬送ローラ611、611で挟持することができる。
図12A及び図12Bに示すように、幅方向移動機構612は、用紙Sの幅方向の長さH1よりも2つの補助搬送ローラ611、611における用紙Sと当接する位置の幅方向の間隔h1が短くなるように2つの補助搬送ローラ611、611の位置を調整する。そのため、2つの補助搬送ローラ611、611における用紙Sと当接する位置が、用紙Sの幅方向の両側の端面から幅方向の内側に配置される。このとき、2つの補助搬送ローラ611、611における用紙Sと当接する位置は、用紙Sの幅方向の両側の端面から幅方向の内側にΔRに移動した位置となる。これにより、用紙Sは、2つの補助搬送ローラ611、611によって上下方向の下側に向けて湾曲する。
また、幅方向移動機構612の駆動を制御するCPU101(図7参照)は、用紙Sにおける上下方向の下側への撓み量Q1を、用紙Sのサイズ、坪量や剛度に応じて調整する。なわち、剛度が高い用紙Sは、撓み量Q1を小さく設定し、剛度が低い用紙Sは、撓み量Q1を大きく設定する。また、CPU101は、所定の撓み量Q1となるようにΔRの長さを設定する。これにより、幅方向移動機構612における2つの補助搬送ローラ611、611の移動量が設定される。そして、CPU101は、設定した移動量に基づいて幅方向移動機構612を制御する。
なお、補助搬送ローラ611の形状は、略円錐台形状に限定されるものではなく、円柱状に形成してもよい。また、第4の実施の形態例にかかる補助搬送部410に、第6の実施の形態例にかかる補助搬送部610の幅方向移動機構612を設け、2つの補助搬送ローラ411、411を幅方向に移動させてもよい。
また、補助搬送ローラ611を移動させる方向は、幅方向と平行な方向に限定されるものではなく、幅方向に対して傾斜した方向に移動させてもよい。
その他の構成は、第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1及び第5の実施の形態例にかかる画像形成装置と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する画像形成装置によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成装置1及び第5の実施の形態例にかかる画像形成装置と同様の作用効果を得ることができる。
以上、画像形成装置の実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の画像形成装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、4組の画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを用いてカラー画像を形成する構成としたが、本発明に係る画像形成装置としては、1つの画像形成部を用いて単色画像を形成する構成としてもよい。
また、上述した画像形成装置1は、感光体に形成されたトナー像を転写させる転写材として中間転写ベルトを有し、中間転写ベルトから用紙に画像を2次転写させる構成とした。しかし、本発明に係る画像形成装置としては、感光体からベルト部材によって搬送された用紙に直接トナー像を転写させる構成であってもよい。この場合、補助搬送部は、感光体と定着部の間に配置される。
なお、本明細書において、「平行」及び「直交」等の単語を使用したが、これらは厳密な「平行」及び「直交」のみを意味するものではなく、「平行」及び「直交」を含み、さらにその機能を発揮し得る範囲にある、「略平行」や「略直交」の状態であってもよい。
1…画像形成装置、 10…原稿搬送部、 20…用紙収納部、 21…給紙部、 23…搬送部、 30…画像読取部、 40…画像形成部、 40Y,40M,40C,40K…画像形成ユニット、 41…感光体、 50…中間転写ベルト、 70…2次転写部(転写部)、 80…定着部、 81…上定着ローラ、 82…下定着ローラ、 83…上ガイド板、 84…進入ガイド板、 101…CPU(制御部)、 210、310、410、510、610…補助搬送部、 211、411、511、611…補助搬送ローラ(補助搬送部材)、 211a、411a、511a…回転軸、 212、312…補助搬送駆動部、 311…補助搬送部材、 314、614…支持アーム、 612…幅方向移動機構(移動機構)、 P1…定着ニップ部、 Q1…撓み量、 S、S1、S2…用紙
Claims (12)
- 用紙にトナー像を転写させる転写部と、
前記転写部よりも前記用紙の搬送方向の下流側に配置され、前記トナー像を前記用紙に定着させる定着部と、
前記転写部と前記定着部との間に配置され、前記用紙を前記定着部の定着ニップ部に向けて搬送する補助搬送部と、を備え、
前記補助搬送部は、前記用紙における前記搬送方向と直交し、かつ上下方向とも直交する幅方向の両側の端面のみに当接し、前記用紙を挟持する補助搬送部材を有する
画像形成装置。 - 前記補助搬送部材は、前記転写部と前記定着部との中間よりも前記定着部側に配置される
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着部は、前記定着ニップ部を形成する2つの定着ローラを有し、
前記補助搬送部は、前記2つの定着ローラの外周面を結ぶ接線上、又は前記接線よりも前記定着ニップ部側に配置される
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記定着部は、前記定着ニップ部より上流側に前記用紙における前記トナー像が形成される一面とは反対側の他面に当接する進入ガイド板を有し、
前記補助搬送部は、前記ガイド板の幅方向の両側に配置される
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部の駆動を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記用紙における搬送方向の下流側の先端が前記定着ニップ部に進入する時に、前記補助搬送部を駆動させて前記用紙を前記定着ニップ部に向けて搬送させる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部の駆動と前記補助搬送部材の前記用紙の端面への当接及び離間を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記用紙の厚み又は坪量に応じて前記補助搬送部の駆動と前記補助搬送部材の前記用紙の端面への当接及び離間を制御する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部材は、前記用紙の端面に当接する側面部における上下方向の上側の端部が前記用紙における前記トナー像が形成される一面側に向けて傾斜して配置される
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部材は、回転軸を有するローラ状に形成されている
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部材は、略直方体状又は平板状に形成されている
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部材は、弾性体により形成されている
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部は、前記補助搬送部材を前記用紙に接近及び離反可能に支持する移動機構を有する
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補助搬送部の駆動を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記用紙のサイズ、坪量又は剛度に応じて前記移動機構における前記補助搬送部材の移動量を制御する
請求項11に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
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JP2020081368A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
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- 2017-05-19 JP JP2017099735A patent/JP2018194724A/ja active Pending
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