JP2018194633A - ケース一体型レンズユニットおよびカメラモジュール - Google Patents

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井上 貴之
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【課題】寸法精度を確保できるケース一体型レンズユニットおよびカメラモジュールを提供する。【解決手段】ケース一体型レンズユニット10は、複数のレンズ13〜17収容される鏡筒11と、その外周側に鏡筒11との間に所定間隔をもって鏡筒11と一体的に設けられたケース部12とを備え、鏡筒11はイメージセンサ4が取り付けられる取付部25を有し、ケース部12と鏡筒11との間に周方向に所定間隔で複数の補強リブ26が設けられているので、この補強リブ26によってケース部12の内側への反りを抑制できる。したがって、ケース一体型レンズユニット10の寸法精度を確保できる。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される車載カメラに設けられる小型のケース一体型レンズユニットおよびカメラモジュールに関する。
近年、カーナビ等のために車にモニタが搭載されることから、例えば、バックモニタシステムとして、車両のバックに搭載された車載カメラが撮影した映像をモニタに表示することが行われている。また、このカメラをバックだけではなく、車両の前後左右に備え、車両の周囲を見渡せるような画像を略リアルタイムで合成してモニタに表示するようなシステムも開発されている。
このような障害物や人物などの画像を正確に速く認識するなどのセンシング機能を有する車載カメラにおいて使用されるレンズユニットの一例として特許文献1に記載のものが知られている。このレンズユニットにおいては、筒状の鏡筒に一群のレンズとして、複数のレンズが鏡筒内に光軸方向に重ねて配置されている。
また、このレンズユニットを備えたカメラモジュールは、ケース、レンズユニットを保持するマウント、撮像素子(イメージセンサ)等を備えている。
イメージセンサは、ケースの内部に配置されており、かつ、レンズユニットにより形成された物体の像を受光する位置に配置されている。イメージセンサは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)等を備えており、レンズユニットを通じて集光して到達した光を電気信号に変換する。変換された電気信号はカメラにより撮影された画像データの構成要素であるアナログデータやデジタルデータに変換される。
ところで、上述した従来のレンズユニットでは、複数のレンズを収容する鏡筒と、この鏡筒の外周側に設けられるケースと、イメージセンサを取り付ける取付部とが別体に構成されているため、鏡筒に複数のレンズを収容することでレンズユニットを組み立てた後、このレンズユニットの鏡筒にケースを取り付けるとともに取付部にイメージセンサを取り付けるという工程を経て製造される。このため、製造に手間がかかるばかりか、鏡筒とは別にケースや取付部を部品として用意する必要があるため、部品点数が増加するという問題がある。
そこで、鏡筒、ケースおよび取付部を一体的に形成することによって、上述した製造の手間や部品点数を削減できる。この場合例えば図4に示すように、樹脂の射出成形によって鏡筒1、ケース部2および取付部3を一体成形すればよい。このようなケース一体型鏡筒を備えたレンズユニットでは、鏡筒1の外周側にケース部2が鏡筒1との間に所定間隔をもって配置され、このケース部2の物体側(図4において上側)の外周縁部が鏡筒1の物体側の外周縁部に一体的に設けられている。また、鏡筒1の像面側(図4において下側)の端部には鏡筒1の底面より下方(像面側)に向けて突出する筒状の取付部3が鏡筒1と一体的に設けられ、この取付部3の像面側の端面にイメージセンサ4が取り付けられている。また、鏡筒1の内部には収容部1Aが設けられ、この収容部1Aにレンズ5〜9が収容されている。
特開2008−233512号公報
ところで、上述したケース一体型鏡筒を備えたレンズユニットでは、ケース部2が鏡筒1に比して薄肉であるため、金型による成形後に、ケース部2が矢印で示すように、内側に向けて反り易いという問題がある。ケース部2が内側に向けて反るとレンズユニットの寸法精度が低下し、所定の寸法規格から外れてしまう。
また、鏡筒1は像面側(図4において下側)の方が物体側に比して肉厚になっているため、成形収縮によって生じるヒケが肉厚の部分に大きく生じてしまい、その結果レンズユニットの寸法精度が低下し、所定の寸法規格から外れてしまう。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、寸法精度を確保できるケース一体型レンズユニットおよびカメラモジュールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のケース一体型レンズユニットは、複数のレンズがそれらの光軸に沿って並べられて収容される鏡筒と、この鏡筒の外周側に当該鏡筒との間に所定間隔をもって当該鏡筒と一体的に設けられたケース部とを備えたケース一体型レンズユニットであって、
前記鏡筒は、前記複数のレンズによって結像された画像を撮像するイメージセンサが取り付けられる取付部を有し、
前記ケース部と前記鏡筒との間に周方向に所定間隔で複数の補強リブが設けられていることを特徴とする。
本発明においては、ケース部と前記鏡筒との間に周方向に所定間隔で複数の補強リブが設けられているので、この補強リブによってケース部の内側への反りを抑制できる。したがって、ケース一体型レンズユニットの寸法精度を確保できる。
また、鏡筒にケース部が一体的に設けられるとともに鏡筒は取付部を有しているので、鏡筒に別途ケース部や取付部を設ける必要がない。このため、製造が容易となるとともに部品点数の増加を抑制できる。
本発明の前記構成において、前記補強リブは前記鏡筒の物体側の端部から像面側に向けて延在し、像面側の端面が前記取付部の前記イメージセンサが取り付けられる端面の近傍でかつ当該端面より物体側に位置していることが好ましい。
このような構成によれば、補強リブが鏡筒の物体側の端部から像面側に向けて延在し、像面側の端面が取付部のイメージセンサが取り付けられる端面の近傍でかつ当該端面より物体側に位置しているので、この補強リブをイメージセンサに干渉させることなく、鏡筒の軸方向における長さを長くすることができる。したがって、補強リブによる補強効果が高まるのでケース部の内側への反りを効果的に抑制できる。
また、本発明の前記構成において、前記鏡筒の肉厚部に、肉盗み部が周方向に沿ってかつ前記鏡筒の軸方向中央部より像面側に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、鏡筒はその像面側の方が肉厚になっている場合に、この鏡筒の肉厚部に、肉盗み部が周方向に沿ってかつ鏡筒の軸方向中央部より像面側に設けられているので、鏡筒は像面側の方が物体側に比して肉厚になることがない。このため、成形収縮によって生じるヒケが像面側で大きく生じることがないので、ケース一体型レンズユニットの寸法精度を確保できる。
また、本発明のカメラモジュールは、前記ケース一体型レンズユニットと、このケース一体型レンズユニットの取付部に取り付けられたイメージセンサとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、寸法精度を確保したケース一体型レンズユニットを備えたカメラモジュールを提供できる。
本発明によれば、ケース部と鏡筒との間に設けられている補強リブによってケース部の内側への反りを抑制できるので、ケース一体型レンズユニットの寸法精度を確保できる。
本発明の実施の形態に係るカメラモジュールを示すもので、その概略断面図である。 同、底面図である。 本発明の実施の形態に係るケース一体型レンズユニットに治具受けを配置した状態を示す概略断面図である。 従来のカメラモジュールの一例を示す概略半断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態のケース一体型レンズユニットは自動車等の車両に搭載される車載カメラに設けられるものである。
図1および図2に示すように、本実施の形態のケース一体型レンズユニット10は、略円筒状の鏡筒11と、この鏡筒11の外周側に当該鏡筒11との間に所定間隔をもって当該鏡筒11と一体的に設けられたケース部12と、この鏡筒11内に配置される複数(5枚)のレンズ13〜17からなるレンズ群とを備えている。また、鏡筒11とケース部12とはナイロン系の樹脂の射出成形によって一体成形されることで、ケース一体型鏡筒10Aとなっている。
なお、以下の説明では、最も物体側(図1において上側)に位置するレンズ13を物体側レンズ13、最も像面側(図1において下側)に位置するレンズ17を像面側レンズ17と称することもある。また、図1および図3ではレンズ13〜17の一部を破断して示している。
鏡筒11に設けられている複数のレンズ13〜17は、それぞれの光軸を一致させた状態に配置されており、この光軸に沿って各レンズ13〜17が並べられた状態となって、撮像に用いられる1群のレンズ群を構成している。したがって、以下に単に光軸と記載した場合には、各レンズ13〜17の光軸を示すとともにレンズ群の光軸を示している。また、光軸と鏡筒11の軸とは同軸となっている。
なお、レンズ13〜17は、図4に示す従来のレンズ5〜9に比して直径および光軸方向の厚さが小さくなっており、これに伴ってケース一体型レンズユニット10も従来のレンズユニットより小型になっている。
鏡筒11は、両端開口の円筒状部材であり、物体側(図1において上側)の端部に開口部11aを有し、かつ、像面側(図1において下側)の端部(他端部)に開口部11bを有している。
また、鏡筒11の物体側の端部には開口部11aの開口縁に沿ってカシメ部11cが設けられており、このカシメ部11cが物体側レンズ13の上面外周部を押えることで、物体側レンズ13の鏡筒11からの逸脱を防止している。
鏡筒11の内部には、円筒状の収容部20が設けられており、この収容部20にレンズ13〜17が収容されている。収容部20は異なる径を有する5つの収容部分から構成されており、最も物体側に位置する収容部分が最も大径、最も像面側に位置する収容部分が最も小径となっており、これらの間に位置する3つの収容部分は物体側の方が大径となっている。したがって、収容部20は断面視において外周部が階段状に形成されている。
そして、最も物体側の収容部分に物体側レンズ13、最も像面側の収容部分に像面側レンズ17が収容され、これらの間に位置する3つ収容部分にそれぞれレンズ14〜16が収容されている。レンズ13〜17のそれぞれの外周面はそれぞれ5つの収容部分の内周面に当接されている。
また、収容部20の像面側の端部には、内側に向けて突出する環状のフランジ部21が設けられており、このフランジ部21に像面側レンズ17が設置されている。また、光軸方向に隣り合うレンズどうしは互いに当接されている。したがって、レンズ13〜17はフランジ部21とカシメ部11cとによって挟み付けられて収容部20に固定されている。
また、物体側レンズ13と鏡筒11の内周面との間にシール部材22が設けられている。すなわち、物体側レンズ13の像面側の外周部に断面矩形状の切欠部13aが周方向沿って形成されている。この切欠部13aにシール部材22としてのOリング22が嵌め込まれており、このシール部材22が鏡筒11の内周面(最も物体側の収容部分の内周面)、切欠部13aの断面L形の壁面に密着している。
鏡筒11の収容部20にレンズ13〜17を収容する場合、まずカシメ部11cをかしめる前に、鏡筒11の開口部11aから収容部20に像面側レンズ17を挿入したうえで、当該像面側レンズ17をフランジ部21に設置する。
次に、収容部20にレンズ16,15,14,13をこの順で挿入していく。光軸方向に隣接するレンズは互い当接させる。また、物体側レンズ13の切欠部13aには予めシール部材22を嵌め込んでおく。
最後にカシメ部11cを内側にかしめることによって、物体側レンズ13の外周部を押え。このようにしてカシメ部11cとフランジ部21とによってレンズ13〜17を挟み付けて固定する。
上述したように、ケース部12は、鏡筒11の外周側に当該鏡筒11との間に所定間隔をもって当該鏡筒11と一体的に設けられており、全体的に略台形箱状に形成されている。また、ケース部12の物体側(図1において上側)の周縁部は、鏡筒11の物体側の周縁部に一体的に設けられている。
さらに、ケース部12の像面側(図1において下側)の端部は鏡筒11の像面側の端部より像面側に突出している。
また、鏡筒11の像面側の端部には、鏡筒11の底面(フランジ部21の底面)よりも下方(像面側)に向けて突出する四角環状の取付部25が鏡筒11と一体的に設けられている。そして、この取付部25の像面側の端面25aに、複数のレンズ13〜17によって結像された画像を撮像するイメージセンサ4が取り付けられている。イメージセンサ4は矩形板状に形成されており、その外周縁は取付部25の端面25aより径方向外側に突出している。
また、ケース部12と鏡筒11との間には上述したように所定の間隔Sが設けられている。この間隔Sは、図2に示すように、底面視において矩形環状に設けられるとともに、光軸方向(図1において上下方向、図2において紙面と直交する方向)に延在している。そして、この間隔Sに周方向に所定間隔で複数の補強リブ26が設けられている。すなわち、補強リブ26は光軸方向に延在する矩形板状に形成され、この補強リブ26の一方の側端面はケース部12の内面に結合され、他方の側端面は鏡筒11の外面に結合されている。
また、補強リブ26は鏡筒11の物体側の端部から像面側(図1において下側)に向けて延在し、当該補強リブ26の像面側の端面26aは取付部25のイメージセンサ4が取り付けられる端面25aの近傍でかつ当該端面25aより物体側に位置している。補強リブ26の上下方向の長さは補強リブ26の端面26aがイメージセンサ4に干渉しないような長さに設定すればよい。
また、補強リブ26は前記間隔Sに周方向に所定間隔で4つ設けられるが、本実施の形態では、図2に示すように、鏡筒11の4つの側面の幅方向略中央部にそれぞれ1つずつ、合計で4つ設けられている。補強リブ26の数は4つに限ることはなく、それより多く設けてもよいが、鏡筒11の4つ側面にそれぞれ均等に配置することが好ましい。
また、鏡筒11の肉厚部27には、肉盗み部30が周方向に沿ってかつ鏡筒11の軸方向中央部より像面側に設けられている。すなわち、肉盗み部30は肉厚部27に設けられた筒状の空洞部であり、径方向外側に位置する内周面30aは底面視において矩形となっており、径方向内側に位置する内周面30bは円形となっている。
また、肉盗み部30の上面は上から3段目の収容部分の外周側に位置しており、下面は開口している。
このように鏡筒11の肉厚部27に肉盗み部30が設けられることによって、この肉盗み部30の内周面30bと鏡筒11の収容部20の内周面との間の肉厚が従来に比して薄くなっている。
肉盗み部30、前記補強リブ26、取付部25およびケース部12は樹脂成形によって鏡筒11と一体的に形成されることで、ケース一体型鏡筒10Aとなり、このケース一体型鏡筒10Aの鏡筒11の収容部20にレンズ13〜17を収容することで、ケース一体型レンズユニット10となり、このケース一体型レンズユニット10の取付部25の端面25aにイメージセンサ4が取り付けられることでカメラモジュール40となる。
また、ケース一体型鏡筒10Aの鏡筒11の収容部20にレンズ13〜17を収容した後、上述したように、鏡筒11の物体側の端部のカシメ部11cを内側に向けて折り曲げるようにしてかしめることによって、物体側レンズ13の上面外周部を押えてレンズ13〜17を収容部20に固定しているが、このカシメ部11cのかしめの際に、前記肉盗み部30を利用する。
すなわち、図3に示すように、カシメ部11cは鏡筒11の上方からカシメ治具(図示略)によって押圧されるが、その際にカシメ治具を受けるための治具受け50を用いる。この治具受け50は、基台51と、この基台51の上面中央部に立設された四角筒状の挿入部52と、基台51の上面外周部に立設された4つの凸部53とを備えている。
そして、治具受け50は、その基台51の上面を鏡筒11のフランジ部21の下面に当接するとともに、挿入部52を肉盗み部30に挿入し、さらに4つの凸部53をそれぞれ4つの補強リブ26に当接し、挿入部52と凸部53との間の上面を鏡筒11の底面に当接することによって、ケース一体型レンズユニット10の底面に配置される。肉盗み部30に挿入された挿入部52の上端面は肉盗み部30の上面に当接される。
この状態で鏡筒11の上方からカシメ治具(図示略)によってカシメ部11cを押圧することによってかしめる。カシメ治具(図示略)によるカシメ部11cへの押圧力を正対して受け止めるために、治具受け50の挿入部52はカシメ治具に正対する位置にあるのが望ましい。したがって、これを可能とするために、光軸方向においてカシメ部11cに対向する位置に少なくとも肉盗み部30が形成されることが好ましい。
治具受け50の挿入部52はカシメ部11cの直下において当該カシメ部11cに近づいて配置されているので、カシメ治具による押圧力を挿入部52で受けることができる。また、治具受け50の上面がフランジ部21に当接され、凸部53が補強リブ26に当接され、挿入部52と凸部53との間の上面が鏡筒11の底面に当接しているので、カシメ治具による押圧力を治具受け50全体によってバランスよく受けることができる。したがって、ケース一体型レンズユニット10の寸法精度を確保できる。
以上のように本実施の形態によれば、ケース部12と鏡筒11との間に周方向に所定間隔で複数(4つ)の補強リブ26が設けられているので、この補強リブ26によってケース部12の内側への反りを抑制できる。したがって、ケース一体型レンズユニット10の寸法精度を確保できる。
また、鏡筒11にケース部12が一体的に設けられるとともに鏡筒11は取付部25を有しているので、鏡筒11に別途ケース部や取付部を設ける必要がない。このため、製造が容易となるとともに部品点数の増加を抑制できる。
また、補強リブ26が鏡筒11の物体側の端部から像面側に向けて延在し、像面側の端面26aが取付部25のイメージセンサ4が取り付けられる端面25aの近傍でかつ当該端面25aより物体側に位置しているので、この補強リブ26をイメージセンサ4に干渉させることなく、鏡筒11の軸方向における長さを長くすることができる。したがって、補強リブ26による補強効果が高まるのでケース部12の内側への反りを効果的に抑制できる。
さらに、鏡筒11の肉厚部27に、肉盗み部30が周方向に沿ってかつ鏡筒11の軸方向中央部より像面側に設けられているので、鏡筒11は像面側の方が物体側に比して肉厚になることがない。このため、成形収縮によって生じるヒケが像面側で大きく生じることがないので、ケース一体型レンズユニット10の寸法精度を確保できる。
また、カメラモジュール40は、ケース一体型レンズユニット10と、このケース一体型レンズユニット10の取付部25に取り付けられたイメージセンサ4とを備えているので、寸法精度を確保したカメラモジュール40を提供できる。
なお、本実施の形態において、図1に示すように、ケース部12の像面側(図1において下側)の端部を二点鎖線で示すように延出してもよい。このようにすれば、カメラモジュール40の全長は長くなるが、延出したケース部12の内側に別の基板等やその他の部品を配置することができる。
4 イメージセンサ
10 ケース一体型レンズユニット
10A ケース一体型鏡筒
11 鏡筒
12 ケース部
13〜17 レンズ
25 取付部
25a 端面
26 補強リブ
26a 端面
27 肉厚部
30 肉盗み部
40 カメラモジュール

Claims (4)

  1. 複数のレンズがそれらの光軸に沿って並べられて収容される鏡筒と、この鏡筒の外周側に当該鏡筒との間に所定間隔をもって当該鏡筒と一体的に設けられたケース部とを備えたケース一体型レンズユニットであって、
    前記鏡筒は、前記複数のレンズによって結像された画像を撮像するイメージセンサが取り付けられる取付部を有し、
    前記ケース部と前記鏡筒との間に周方向に所定間隔で複数の補強リブが設けられていることを特徴とするケース一体型レンズユニット。
  2. 前記補強リブは前記鏡筒の物体側の端部から像面側に向けて延在し、像面側の端面が前記取付部の前記イメージセンサが取り付けられる端面の近傍でかつ当該端面より物体側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のケース一体型レンズユニット。
  3. 前記鏡筒の肉厚部に、肉盗み部が周方向に沿ってかつ前記鏡筒の軸方向中央部より像面側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のケース一体型レンズユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のケース一体型レンズユニットと、このケース一体型レンズユニットの前記取付部に取り付けられた前記イメージセンサとを備えたことを特徴とするカメラモジュール。
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