JP2018194321A - 液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法 - Google Patents

液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018194321A
JP2018194321A JP2017095683A JP2017095683A JP2018194321A JP 2018194321 A JP2018194321 A JP 2018194321A JP 2017095683 A JP2017095683 A JP 2017095683A JP 2017095683 A JP2017095683 A JP 2017095683A JP 2018194321 A JP2018194321 A JP 2018194321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
level alarm
radio wave
alarm unit
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017095683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6174835B1 (ja
Inventor
杉山 直樹
Naoki Sugiyama
直樹 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musasino Co Ltd
Original Assignee
Musasino Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Musasino Co Ltd filed Critical Musasino Co Ltd
Priority to JP2017095683A priority Critical patent/JP6174835B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6174835B1 publication Critical patent/JP6174835B1/ja
Publication of JP2018194321A publication Critical patent/JP2018194321A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で他の液面警報ユニットの故障を検知可能な液面警報装置を提供する。【解決手段】判定電波により液面の高さを判定する第1液面警報ユニットと、判定電波の最大周波数f2より大きい周波数f4の検知電波を発信する電波発生装置と、特定範囲の周波数の電波を検知するトーン検出器234と、を備え、第1液面警報ユニットは、判定電波を送信する第1時間帯41と、判定電波の最大周波数より大きい周波数であって、検知電波とは周波数の異なる被検知電波f3を送信する第2時間帯42と、を有し、トーン検出器234は、検知電波と被検知電波の差分の周波数の電波を検知する、液面警報装置1。【選択図】図7

Description

本発明は、液面警報装置および液面警報装置の故障検知方法に関する。
液体等を貯蔵するタンクの液面がタンク内の所定の高さに到達したことを検知して、警報を通知する液面警報装置が知られている。
図13に、従来の液面警報ユニットが液面に向かって発信する電波のタイムチャートを示す。この液面警報ユニットはFMCW方式であり、液面に向かって電波を定期的に発信し、液面で反射した反射波を受信することで警報を通知する。従来の液面警報ユニットは、液面高さを判定するための電波を送受信する第1時間帯141と、第1時間帯141で受信した電波に基づいて液面高さを判定する第2時間帯142と、を交互に繰り返す。第1時間帯141では、時間とともに周波数が増加する電波を液面に向かって発信する。第2時間帯142では、液面高さを判定する処理が行われ、同時に、第1時間帯141に送信される電波の最小周波数f1の電波が発信されている。
ここで、液面警報装置が複数の液面警報ユニットを備え、複数の液面警報ユニットのうち1個が故障した場合に、他の液面警報ユニットが故障したユニットの代わりに液面高さを検知することができれば、1個の液面警報ユニットの故障時にも継続的な液面判定が可能である。
そこで、簡易な構成で他の液面警報ユニットの故障を検知することができる液面警報装置が必要とされている。
特許文献1には、センサをタンク内の所定の高さ位置に固定し本体に接続する垂直棒体を有し、センサが液面位を検知することによって警報を発する高位液面警報装置が開示されている。
また、特許文献2には、発信素子と受信素子を備える金属製の垂直棒体の下端に、アースされた連結棒を介して絶縁板を設けてなる高液位検出装置が開示されている。
特許文献3には、各チャネルの特徴によって相互に区別可能な波が、別のレーダ測定チャネルによって同じアンテナを介して送信される構成が開示されている。しかしながら、いずれの特許文献にも、簡易な構成で他の液面警報ユニットの故障を検知する構成については開示されていない。
特許第4818144号 特開平8−159842号 特表2003−503724号
本発明は、簡易な構成で他の液面警報ユニットの故障を検知可能な液面警報装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる液面警報装置は、判定電波により液面の高さを判定する液面警報ユニットと、判定電波の最大周波数より大きい周波数の検知電波を発信する電波発生装置と、特定範囲の周波数の電波を検知する検出器と、を備え、液面警報ユニットは、判定電波を送信する第1時間帯と、判定電波の最大周波数より大きい周波数であって、検知電波とは周波数の異なる被検知電波を送信する第2時間帯と、を有し、検出器は、検知電波と被検知電波の差分の周波数の電波を検知する。
本発明によれば、簡易な構成で他の液面警報ユニットの故障を検知可能な液面警報装置を提供することができる。
本発明にかかる液面警報装置の実施の形態を示す概略構成図である。 上記液面警報装置の機能ブロック図である。 上記液面警報装置が備える第1液面警報ユニットの電波送信系の機能ブロック図である。 上記第1液面警報ユニットの電波受信系の機能ブロック図である。 上記第1液面警報ユニットの動作を示すフローチャートである。 上記液面警報装置が有する第2液面警報ユニットの動作を示すフローチャートである。 上から順に、上記第1液面警報ユニット、上記第2液面警報ユニット、および上記液面警報装置が有するトーン検出器の動作の様子を示すタイムチャートである。 本発明にかかる液面警報装置の別の実施の形態において、上記液面警報装置が有する第1液面警報ユニットの動作を示すフローチャートである。 上記液面警報装置が有する第2液面警報ユニットの動作を示すフローチャートである。 上から順に、上記液面警報装置が有する第1液面警報ユニット、第2液面警報ユニット、およびトーン検出器の動作の様子を示すタイムチャートである。 本発明にかかる液面警報装置のさらに別の実施の形態において、上記液面警報装置が有する第1および第2液面警報ユニットの動作を示すフローチャートである。 上から順に、第1液面警報ユニット、第2液面警報ユニット、およびトーン検出器の動作の様子を示すタイムチャートである。 従来の液面警報装置が有する液面警報ユニットの動作の様子を示すタイムチャートである。
●液面警報装置(1)●
以下、本発明にかかる液面警報装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●液面警報装置の概要
図1において、液面警報装置1は、タンク内に貯蔵された被測定物としての液体の液面の高さを判定し、液面が所定の高さにある場合に警報を発する装置である。
●液面警報装置の構成
図1及び図2に示すように、液面警報装置1は、筺体10と、第1液面警報ユニット11と、第2液面警報ユニット21と、アンテナ12と、上位制御装置100と、共用器14と、を備える。第1液面警報ユニット11、第2液面警報ユニット21、および共用器14は、1つの筺体10の中に配置されている。
第1および第2液面警報ユニット11、21は、共通のアンテナ12に接続されている。第1および第2液面警報ユニット11、21は、アンテナ12から液面に向かって電波を発信し、液面により反射した反射波を受信することでタンク内の液面が所定の高さ、すなわち警報点に達しているかどうかを判定する。液面が警報点に達している場合、第1および第2液面警報ユニット11、21は、図示を省略されたユーザインタフェース(以下、「UI」という。)にその旨を表示する。使用者は、UIを通じて、タンク内の液面の高さを把握することができる。
第1および第2液面警報ユニット11、21は、FMCW方式の液面警報装置である。すなわち、第1および第2液面警報ユニット11、21は、時間と共に周波数が増加する電波を液面に向かって定期的に発信する。そして、第1および第2液面警報ユニット11、21は、送信波と反射波の周波数の差から伝搬による反射波の遅延時間を算出し、遅延時間に基づいて液面の高さが警報点に達しているかどうかを判定する。
図2に示すように、第1および第2液面警報ユニット11、21と、それらに接続される制御装置との間には、防爆バリア101が存在しており、タンクの内側と外側とが隔絶されている。
第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11の故障時に備えて待機する予備機である。第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が正常に動作している間は液面高さを判定せず、第1液面警報ユニット11の故障を検知したときに判定を開始する。
●液面警報ユニットの送信系の構成
第1および第2液面警報ユニット11,21は、電波送信系の構成として、図3に示すように、CPU131と、送信部132と、をそれぞれに備える。
CPU131は、アンテナ12から液面に向かって送信する電波の情報を制御するユニットである。CPU131から送信される信号は、送信部132を介してアンテナ12から送信される。
●液面警報ユニットの受信系の構成
第1および第2液面警報ユニット11、21は、電波受信系の構成として、図4に示すように、受信部231と、トーン検出器234と、CPU235と、をそれぞれに備える。なお、電波送信系におけるCPU131とCPU235は、各ユニットにおいて同一であってもよい。
アンテナ12から受信される信号は、受信部231およびトーン検出器234に出力される。CPU235は、受信部231からの信号に基づいて、液面の高さを判定する。
トーン検出器234は、入力信号の周波数に応じて1又は0の信号を出力する回路である。トーン検出器234は、特定範囲の周波数が入力される場合には「1」を出力し、特定範囲外の周波数が入力される場合には「0」を出力する。本実施の形態においては、特定範囲の周波数は可聴域の周波数である。また、特定範囲の周波数には、後述する検知電波と被検知電波の差分の周波数が含まれる。
トーン検出器234は、受信される信号に基づいて、0又は1の信号を出力する。トーン検出器234からの出力信号は、CPU235に入力される。
CPU235は、トーン検出器234からの出力信号に基づいて、各液面警報ユニットが正常に動作しているかどうかを判断する。
●液面警報ユニットの動作フロー
図5のフローチャートF1を用いて、現用機として動作する第1液面警報ユニット11の動作フローを説明する。まず、第1液面警報ユニット11は、第2液面警報ユニット21又は上位制御装置100から、第1液面警報ユニット11に異常がある旨の通知が来ていないかを確認する(ステップS1)。第1液面警報ユニット11が故障していないとき、第1液面警報ユニット11は、液面の高さを判定するための判定電波を液面に向かって送信し、液面に反射する反射電波を受信する掃引動作を行う(ステップS2)。判定電波は、時間とともに周波数が変化する電波である。
ステップS1において第1液面警報ユニット11が故障しているとき、第1液面警報ユニット11は、自身が送信している電波があれば停止する(ステップS6)。
ステップS2に次いで、第1液面警報ユニット11は、自身が故障しているか否かを第2液面警報ユニット21に判断させるための被検知電波の送信を開始する(ステップS3)。被検知電波は、判定電波の最大周波数より大きい、一定の周波数の電波である。
次いで、第1液面警報ユニット11は、掃引動作により受信する反射電波に基づいて液面が所定の高さに達しているか否かの判定を行うための、演算動作を行う(ステップS4)。演算動作の間、ステップS3で送信を開始した被検知電波は送信され続けている。液面が所定の高さに達している場合、ユーザインタフェースを通じて使用者にその旨を通知する。
次いで、第1液面警報ユニット11は、ステップS1の動作に戻る。
図6のフローチャートF2を用いて、予備機として動作する第2液面警報ユニット21の動作フローを説明する。まず、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が故障しているか否かを判断するための、検知電波の送信を開始する(ステップS11)。
検知電波は、判定電波の最大周波数より大きい、一定の周波数の電波である。検知電波の周波数は、被検知電波の周波数とは異なる。本実施の形態においては、検知電波の周波数は、被検知電波の周波数より大きい。検知電波と被検知電波の周波数の差分は、例えば可聴域の周波数である。
次いで、第2液面警報ユニット21は、現用機の動作確認を行う(ステップS12)。
ここで、現用機の動作確認の方法を説明する。第2液面警報ユニット21は、共用器14を介したリークにより第1液面警報ユニット11が発信する被検知電波を受信する。また、第2液面警報ユニット21は、自ら発信する検知電波も受信する。したがって、検知電波と被検知電波の差分の周波数の電波が、うなりとして発生する。したがって、第2液面警報ユニット21が有するトーン検出器234が検知電波と被検知電波の差分の周波数の電波を検知すると、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が正常に動作していると判断する。
現用機の動作確認の間、検知電波は送信され続けている。
第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が正常に動作していると判断すると、ステップS11に戻り、引き続き検知電波を送信する。
第2液面警報ユニット21は、検知電波と被検知電波の差分の周波数の電波がトーン検出器234に検知されるか否かを、ガードタイマーにより一定時間監視する(ステップS13)。トーン検出器234が差分の周波数の電波を一定時間検知しないとき、第2液面警報ユニット21は、ユーザインタフェースを通じて使用者に故障を通知する(ステップS14)。また、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が故障している旨の情報を上位制御装置100に伝達する。そして、第2液面警報ユニット21は、検知電波の送信を停止し、(ステップS15)。現用機と同様の動作を開始する。すなわち、第2液面警報ユニット21は、ステップS1乃至S4の動作を行い、判定電波を発信して液面判定を開始する。
このように、第1液面警報ユニット11が故障した場合、第2液面警報ユニット21が液面判定を行っている間に、第1液面警報ユニット11を修理又は交換すればよい。第1液面警報ユニット11は、修理又は交換後、今度は第1液面警報ユニット11が予備機としてフローチャートF2に記載の動作をする。すなわち、第1液面警報ユニット11は、第2液面警報ユニット21が正常に動いているか判断するための検知電波を送信する。
このように、1個のユニットが故障したことを検知して予備機が液面判定を開始する液面警報装置1によれば、1個のユニットが故障した場合にも継続的な液面判定が可能である。
●液面警報ユニットおよびトーン検出器のタイムチャート
図7に、現用機として動作する第1液面警報ユニット11、予備機として動作する第2液面警報ユニット21、および第2液面警報ユニット21が有するトーン検出器234のタイムチャートを示す。図7において、横軸は時間、縦軸は周波数を表すが、その目盛は模式的なものである。なお、第2液面警報ユニット21は、電波発生装置の例である。
第1液面警報ユニット11は、液面高さを判定するための判定電波を送受信する第1時間帯41と、判定電波の最大周波数より大きい一定の周波数の被検知電波を送信する第2時間帯42と、を交互に繰り返す。
第1液面警報ユニット11は、第1時間帯41において、掃引動作を行う。すなわち、第1液面警報ユニット11は、時間とともに周波数f1から周波数f2まで変化する判定電波をアンテナ12から発信する。この実施の形態においては、周波数f2は周波数f1より大きく、すなわち判定電波は時間と共に周波数が増加する電波である。
第1液面警報ユニット11は、第2時間帯42の間、判定電波の最大周波数f2より大きい周波数f3の被検知電波を発信する。
第2液面警報ユニット21は、第1時間帯41および第2時間帯42のいずれの時間帯においても、周波数f3より大きい周波数f4の検知電波を発信する。周波数f3と周波数f4の差は、可聴域の周波数である。
第2時間帯42において、トーン検出器234は、うなりの周波数の電波を検知して「1」を発信する。第1時間帯41においてはうなりが発生しないため、トーン検出器234は「0」を発信する。
周波数f1、f2およびf3は、周波数f3と周波数f4の差に比べて、それぞれ大きく離れている。したがって、トーン検出器234が検出可能な電波のうなりは、周波数f1、f2およびf3の電波が同時に発信されることにより発生することはない。トーン検出器234は、検知電波および被検知電波が同時に発信されているときのみ、「1」を発信する。
本実施の形態において、液面警報装置1が備える液面警報ユニットは2個であったが、3個以上であってもよい。
また、本実施の形態においては、2個の液面警報ユニットが共用器14を介して1個のアンテナ12に接続されている構成であったが、2個の液面警報ユニットがそれぞれアンテナを備える構成であってもよい。その場合、他方の液面警報ユニットから発信される電波は、アンテナにより受信される。
また、2個の液面警報ユニットが共用器を介して1個の導波管に接続されている構成であってもよい。
第1液面警報ユニット11と第2液面警報ユニット21の警報点は、ソフトウェア的に書き換え可能である。第1液面警報ユニット11および第2液面警報ユニット21は、それぞれの警報点を記憶した上位制御装置100に接続されている。上位制御装置100に記憶された警報点を書き換えることにより、物理的な設計変更を行うことなく各液面警報ユニット11、21の警報点を変更することができる。この構成により、警報を発する距離に応じて製品の大きさを決める必要がない。すなわち、装置の大量生産性が大幅に向上する。
第1液面警報ユニット11と第2液面警報ユニット21の警報点は、上述のように上位制御装置100に記憶されていてもよいし、各液面警報ユニット11、21に記憶されていてもよい。
第1および第2液面警報ユニット11、21の警報点の変更は、手動で書き換えてもよいし、上位制御装置100により自動的に変更されるように構成してもよい。また、監視する警報点を周期的に変更してもよい。具体的には、1回目の判定においては液位A、2回目の判定においては液位Aとは異なる液位B、3回目の判定においては液位Aおよび液位Bとは異なる液位Cを警報点として液面判定を行い、4回目以降はこれを繰り返す。この場合、1つの液面警報ユニットで液位A、BおよびCの監視が可能である。この場合の警報点の周期的な変更は、上位制御装置100による自動的変更で容易に実現できる。
このように、警報点が自動的に変更される構成により、1つの液面警報ユニットで複数の警報点を監視可能である。警報の種類は、高位液面警報および溢位警報に加えて、高位液面警報の警報点よりも液位の低い予告警報としてもよい。予告警報を発報可能とすることで、液位の監視をより確実に行うことができる。
また、警報点が自動的に変更される構成によれば、第1液面警報ユニット11が故障して第2液面警報ユニット21が液面判定を開始するとき、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が監視していた警報点の情報を共有して、当該警報点を監視することができる。
●液面警報装置1の校正機能
液面警報装置1は、電波により基準位置を判定可能な基準物を設置し、運用上常に基準位置と判定位置を比較校正する機能を有するように構成することができる。
この機能を実現するには、例えば、第1および第2液面警報ユニット11、21に対して予め位置を定められた基準物をタンク内空間に設置する。基準物としては、例えば、液面警報装置1の測定方向に直交する反射面を持つ平板状物体を用いることができる。平板状物体の形状は任意である。
第1および第2液面警報ユニット11、21に対する基準物の位置、すなわち基準位置は、上位制御装置等に記憶させておく。
基準物は、タンク内の第1、第2液面警報ユニット11、21の検知範囲内に配置する。配置の形態としては、例えばアンテナ12に基準物を設置することもできる。基準物がアンテナ12に設置されていることにより、液面警報装置1を設置するだけで、基準物をタンク内に別途配置する必要はない。すなわち、基準物を液面警報装置1と独立して設置する場合と比較して、タンク内に基準物を設置する作業が不要になる。
第1および第2液面警報ユニット11、21は、それぞれユニットの基準物に対する実際の位置を定期的に判定し、基準位置と比較する。判定位置と基準位置が異なる場合、液面警報装置1は、判定位置と基準位置に基づいて液面判定の結果を校正する。判定位置と基準位置が大きく異なる場合、先に説明したステップS1において故障と判断されてもよい。
●液面警報装置(2)●
本発明に係る液面警報装置の他の実施の形態について、先に説明した実施の形態と異なる部分を中心に説明する。本実施の形態においては、現用機としての第1液面警報ユニットは判定電波および被検知電波を発信しない第3時間帯を有し、予備機としての第2液面警報ユニットは第3時間帯に判定電波を送信する。
図8のフローチャートF3に示すように、まず、現用機としての第1液面警報ユニット11は、第2液面警報ユニット21又は上位制御装置100から、第1液面警報ユニット11に異常がある旨の通知が来ていないかを確認する(ステップS1)。次いで、自身が故障していない場合は、判定電波を液面に向かって発信する掃引動作を行う(ステップS2)。次いで、第1液面警報ユニット11は、被検知電波を発信し(ステップS3)、被検知電波を停止した後に(ステップS24)演算動作を行う(ステップS25)。
ステップS1において第1液面警報ユニット11が故障しているとき、第1液面警報ユニット11は、自身が送信している電波があれば停止する(ステップS6)。
演算動作は、被検知電波を発信し停止するステップS3乃至S4の間に開始されていてもよい。言い換えれば、第2液面警報ユニット21は、被検知電波が発信されているときに演算動作を行ってもよい。
図9のフローチャートF4に示すように、予備機としての第2液面警報ユニット21は、まず、検知電波の送信を開始する(ステップS11)。
次いで、第2液面警報ユニット21は、現用機の動作確認を行う(ステップS12)。現用機の動作確認の手順は、先に説明した実施の形態と同様である。第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が正常に動作していると判断するとき、検知電波を停止し(ステップS15)、第1液面警報ユニット11又は上位制御装置100から第2液面警報ユニット21に異常がある旨の通知が来ていないかを確認する(ステップS1)。自身が故障していない場合は、掃引動作を行う(ステップS2)。自身が故障している場合は、発信されている電波を停止する(ステップS6)。
ステップS2における掃引動作に次いで、第2液面警報ユニット21は、検知電波の送信を開始する(ステップS31)。検知電波を送信し続けている間に、掃引動作により受信する反射電波の情報に基づいて液面の高さを判定するための演算動作を行う(ステップS32)。そして、検知電波により第1液面警報ユニット11の動作確認を行うステップS12に戻る。
ステップS12において現用機の動作が確認できない場合、第2液面警報ユニット21は、検知電波と被検知電波の差分の周波数の電波が検知されるか否かを、ガードタイマーにより一定時間監視する(ステップS13)。トーン検出器234が差分の周波数の電波を一定時間検知しないとき、第2液面警報ユニット21は、ユーザインタフェースを通じて使用者に第1液面警報ユニット11の故障を通知する(ステップS14)。また、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が故障している旨の情報を上位制御装置100に伝達する。そして、第2液面警報ユニット21は、フローチャートF3のステップS1の動作を開始する。すなわち、第2液面警報ユニット21は、現用機として動作を開始する。
●液面警報ユニットおよびトーン検出器のタイムチャート
現用機として動作する第1液面警報ユニット11、予備機として動作する第2液面警報ユニット21、および第2液面警報ユニット21が有するトーン検出器234のタイムチャートを図10に示す。図10において、横軸は時間、縦軸は周波数を表すが、その目盛は模式的なものである。
第1液面警報ユニット11は、液面高さを判定するための判定電波を送受信する第1時間帯51と、判定電波の最大周波数より大きい周波数の被検知電波を送信する第2時間帯52と、判定電波および被検知電波を発信しない第3時間帯53と、をこの順で繰り返す。
第1液面警報ユニット11は、第3時間帯53において、判定電波の最小周波数f1の電波を発信している。これは、どの時間帯においても電波を連続して発信し続けることによりシステムを安定的に稼働させるためである。第3時間帯53に第1液面警報ユニット11から発信される電波の周波数は、周波数f1に限られない。
第2液面警報ユニット21は、第1時間帯51および第2時間帯52の間、周波数f3より大きい周波数f4の検知電波を発信する。第2液面警報ユニット21は、第3時間帯53において、掃引動作を行う。第2液面警報ユニット21は、掃引動作が完了し次第、再度周波数f4の検知電波を発信する。
第2時間帯52において、トーン検出器234は、うなりの周波数の電波を検知して「1」を発信する。第1時間帯51および第3時間帯53においては、うなりが発生しないため、トーン検出器234は「0」を発信する。
この構成によれば、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11が判定電波の送信を完了したことを、トーン検出器234が「1」を発信したことにより検知することができる。
第1および第2液面警報ユニット11、21は、同じ警報点を監視していてもよい。この場合、液面警報装置の時間分解能が向上する。
第1および第2液面警報ユニット11、21は、それぞれ異なる警報点を監視していてもよい。ここで、警報点が自動的に変更される構成により、一方の液面警報ユニットが故障した場合にも、故障したユニットが監視すべき警報点を他方の液面警報ユニットにより監視することができる。例えば、第1液面警報ユニット11が故障したことを検知して、第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11の警報点と第2液面警報ユニット21の警報点とを交互に判定する。
第1、第2の液面警報ユニット11、21は、他方の液面警報ユニットが判定電波を発信していないときに判定電波を発信するように、前記電波を発信するタイミングがあらかじめ定められていてもよい。このとき、各液面警報ユニットは、他方の液面警報ユニットが発信している電波のステータスを共有する、ステータス共有機能を備えていてもよい。このステータス共有機能は、複数実装された液面警報ユニット相互間における通信手段によって実現させる。具体的には、フォトカプラ等を用いた光学的結合方式、または絶縁トランスを用いた電磁的な結合方式により、他の液面警報ユニットが判定電波を発信しているかどうか判定する。
●液面警報装置(3)●
本発明に係る液面警報装置の他の実施の形態について、先に説明した実施の形態と異なる部分を中心に説明する。本実施の形態においては、現用機としての第1液面警報ユニットは検知電波を発信する第4時間帯をさらに有し、予備機としての第2液面警報ユニットは第4時間帯に検知電波を送信する。
図11のフローチャートF5に示すように、まず、現用機としての第1液面警報ユニット11は、第2液面警報ユニット21又は上位制御装置100から、第1液面警報ユニット11に異常がある旨の通知が来ていないかを確認する自身の故障判定を行う(ステップS41)。自身が故障していない場合は、判定電波を液面に向かって発信する掃引動作を行う(ステップS42)。自身が故障している場合は、発信されている電波を停止する(ステップS50)。
ステップS42の掃引動作の後、第1液面警報ユニット11は、検知電波を発信する(ステップS43)。第1液面警報ユニット11は、この検知電波により第2液面警報ユニット21の動作確認を行う(ステップS44)。動作確認の手順は、先に説明した現用機の動作確認の手順と同様である。
第2液面警報ユニット21が正常に動作していると判断される場合、第1液面警報ユニット11は検知電波を停止する(ステップS46)。次いで、第1液面警報ユニット11は被検知電波の送信を開始する(ステップS47)。第1液面警報ユニット11は、被検知電波を送信している間、掃引動作により受信した反射電波に基づいて液面判定を行う(ステップS48)。その後、ステップS41に戻る。
ステップS44の動作確認において、第2液面警報ユニット21が正常に動作していないと判断される場合、第1液面警報ユニット11は、第1液面警報ユニット11が有するトーン検出器234が被検知電波および検知電波の差分の周波数の電波を検知するか否かを、ガードタイマーにより一定時間監視する(ステップS45)。トーン検出器234が電波を検知しない場合、その旨を上位制御装置100に通知し(ステップS51)、ステップS46乃至S48の動作を行う。その後、ステップS41に戻る。
ステップS51において第2液面警報ユニット21の異常を通知後、第1液面警報ユニット11は、警報点を変更してもよい。例えば、第1液面警報ユニット11は、第2液面警報ユニット21が故障したときには第2液面警報ユニット21が監視していた警報点を監視するように変更されてもよい。
第2液面警報ユニット21のフローチャートは、第1液面警報ユニット11のフローチャートと同一である。すなわち、上述の説明において第1と第2を読み替えればよい。
●液面警報ユニットおよびトーン検出器のタイムチャート
図12に、第1液面警報ユニット11、第2液面警報ユニット21、および第1又は第2液面警報ユニット11,21が有するトーン検出器234のタイムチャートを示す。第1液面警報ユニット11が有するトーン検出器234と、第2液面警報ユニット21が有するトーン検出器234の動作は同一である。図12において、横軸は時間、縦軸は周波数を表すが、その目盛は模式的なものである。
第1液面警報ユニット11は、液面高さを判定するための判定電波を送受信する第1時間帯61と、被検知電波を送信する第2時間帯62と、検知電波を送信する第4時間帯63と、をこの順で繰り返す。第4時間帯63は、第1時間帯61と第2時間帯62を合計した長さである。
第2液面警報ユニット21は、第1液面警報ユニット11と同様に、判定電波、被検知電波、および検知電波をこの順に送信する。ただし、第2液面警報ユニット21は、第1および第2時間帯61,62に被検知電波を送信する。また、第2液面警報ユニット21は、第4時間帯63に判定電波および被検知電波を送信する。
このように、第1および第2液面警報ユニット11,21は、時間をずらして同一の動作を行っている。
第2時間帯62において、第1液面警報ユニット11からは被検知電波が送信され、第2液面警報ユニット21からは検知電波が送信される。したがって、トーン検出器234は、第2時間帯62において「1」を送信する。また、第4時間帯63の間、第1液面警報ユニット11からは検知電波が送信されている。したがって、第4時間帯63において第2液面警報ユニット21から被検知電波が送信されているとき、トーン検出器234は「1」を送信する。
この構成によれば、各液面警報ユニットは、他方の液面警報ユニットが判定電波の送信を完了したことを、トーン検出器234が「1」を発信したことにより検知することができる。
本実施の形態においても、第1、第2の液面警報ユニット11、21は、他方の液面警報ユニットが判定電波を発信していないときに判定電波を発信するように、前記電波を発信するタイミングがあらかじめ定められていてもよい。このとき、各液面警報ユニットは、他方の液面警報ユニットが発信している電波のステータスを共有する、ステータス共有機能を備えていてもよい。その具体例は、先に説明した実施の形態と同様である。
同一構成の液面警報ユニットを複数備えるこの実施形態によれば、互いの動作を確認しながら複数の液面警報ユニットで液面判定が可能である。また、複数の液面警報ユニットが常に定期的に判定電波を送信するので、ホットスタンバイが可能である。さらに、複数の液面警報ユニットが同一構成なので、構成が単純である。
1 液面警報装置
11 第1液面警報ユニット
21 第2液面警報ユニット(電波発生装置)
41 第1時間帯
42 第2時間帯
234 トーン検出器

Claims (9)

  1. 判定電波により液面の高さを判定する液面警報ユニットと、
    前記判定電波の最大周波数より大きい周波数の検知電波を発信する電波発生装置と、
    特定範囲の周波数の電波を検知する検出器と、
    を備え、
    前記液面警報ユニットは、前記判定電波を送信する第1時間帯と、前記判定電波の最大周波数より大きい周波数であって、前記検知電波とは周波数の異なる被検知電波を送信する第2時間帯と、を有し、
    前記検出器は、前記検知電波と前記被検知電波の差分の周波数の電波を検知する、液面警報装置。
  2. 前記液面警報ユニットと前記電波発生装置とは、共用器により接続されている、請求項1記載の液面警報装置。
  3. 前記検知電波の周波数は、前記被検知電波の周波数より大きい、請求項1又は2記載の液面警報装置。
  4. 前記電波発生装置は、電波方式により液面の高さを判定可能な第2液面警報ユニットである、請求項1乃至3のいずれかに記載の液面警報装置。
  5. 前記検出器が前記差分の周波数の電波を一定時間検知しないとき、前記第2液面警報ユニットは液面の高さを判定する判定電波を発信する、請求項4記載の液面警報装置。
  6. 前記液面警報ユニットは、前記判定電波および前記被検知電波を発信しない第3時間帯を有し、前記第2液面警報ユニットは、前記第3時間帯に、液面の高さを判定する判定電波を送信する、請求項4又は5記載の液面警報装置。
  7. 前記液面警報ユニットは、前記検知電波を発信する第4時間帯を有し、前記第2液面警報ユニットは、前記第4時間帯に前記被検知電波を発信する、請求項4乃至6のいずれかに記載の液面警報装置。
  8. 前記液面警報ユニットと前記第2液面警報ユニットは、同一の回路構成を有する、請求項4乃至7のいずれかに記載の液面警報装置。
  9. 判定電波により液面の高さを判定する液面警報ユニットと、
    前記判定電波の最大周波数より大きい周波数の検知電波を発信する電波発生装置と、
    特定範囲の周波数の電波を検知する検出器と、
    を備える液面警報装置の故障検知方法であって、
    前記液面警報ユニットが、前記判定電波を送信するステップと、
    前記電波発生装置が、前記判定電波の最大周波数より大きい周波数の検知電波を発信するステップと、
    前記検知電波が発信されているときに、前記液面警報ユニットが、前記判定電波の最大周波数より大きい周波数であって、前記検知電波とは周波数の異なる被検知電波を送信するステップと、
    前記検出器が、前記検知電波と前記被検知電波の差分の周波数の電波を検知するステップと、
    を有する、液面警報装置の故障検知方法。
JP2017095683A 2017-05-12 2017-05-12 液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法 Active JP6174835B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017095683A JP6174835B1 (ja) 2017-05-12 2017-05-12 液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017095683A JP6174835B1 (ja) 2017-05-12 2017-05-12 液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6174835B1 JP6174835B1 (ja) 2017-08-02
JP2018194321A true JP2018194321A (ja) 2018-12-06

Family

ID=59505200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017095683A Active JP6174835B1 (ja) 2017-05-12 2017-05-12 液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6174835B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021082031A1 (zh) * 2019-10-30 2021-05-06 北京锐达仪表有限公司 一种用于测量容器内物料物位的脉冲雷达物位计

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2828689B2 (ja) * 1989-09-22 1998-11-25 松下電工株式会社 車両周辺監視装置
US7639171B2 (en) * 2007-09-27 2009-12-29 Delphi Technologies, Inc. Radar system and method of digital beamforming
US7586435B1 (en) * 2008-05-16 2009-09-08 Rosemount Tank Radar Ab Radar level gauge system using a waveguiding structure with periodically arranged reference impedance transitions
JP2012042358A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Toshiba Corp 水位計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6174835B1 (ja) 2017-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150295705A1 (en) Wireless transmission synchronization using a power line signal
KR102065555B1 (ko) Pim 측정 장치 및 이를 포함한 중계 유닛
JP4765664B2 (ja) 無線通信システム
JP6174835B1 (ja) 液面警報装置、液面警報装置の故障検知方法
JP2014235041A (ja) レーダ装置及びレーダパフォーマンス計測方法
JP2016123027A (ja) エレベータ装置の遠隔監視システム及び方法
JP2016044001A (ja) エレベーター用遠隔監視システム
JP5038708B2 (ja) Dvor装置とサイドバンドアンテナ異常検出方法
JP2011191138A (ja) 電力計測システム、電圧計測装置、および電流計測装置
JP2010230413A (ja) 送受信モジュール故障分離自己診断システム
JP2008014762A (ja) 電子走査式レーダ装置
JP4535288B2 (ja) 分散制御システム
JP5378878B2 (ja) 地絡位置標定方法及びその方法を実現するための地絡位置標定システム
JP6096971B1 (ja) 高位液面警報装置
KR20120126583A (ko) 자동역률제어장치와 연계한 콘덴서 고장검출시스템 및 그 방법
JP2016092709A (ja) 分散アンテナシステムのアンテナ系統異常検知方法、システム、及びそれに用いる中継装置
JP6021233B2 (ja) 通信ネットワークに接続された装置を同期するための同期方法及び同期装置
JP2019200053A (ja) 液面計、および高位液面警報装置
JP6346549B2 (ja) 配管内のモニタリングシステム
JP6379561B2 (ja) Dme地上装置およびその運用停止防止方法
JP5172771B2 (ja) 距離測定装置
JP6211725B1 (ja) 高位液面警報装置
JP2015162821A (ja) 無線テレメータシステム及び無線通信装置
JP6163470B2 (ja) 無線通信装置の通信状態確認装置
JP2017073645A (ja) 無線通信システムおよび冗長基地局

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170512

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170512

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6174835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250