JP2018194320A - ケガキゲージ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付ける場合に、コンセントや電源スイツチが一連サイズであっても、ニ連サイズであっても、何れにも対応することができ、しかもゲージ本体を押え付けやすく、その押え付けた指が滑りにくくすることにより、ゲージ本体も滑って移動しにくくし、さらにゲージ本体を持ち替える必要をなくして、その際の位置ずれを防止して、ゲージ本体を壁面に正確に位置決めすることができるケガキゲージを提供する。【解決手段】透明の合成樹脂製とした直方体形状の二個のゲージ本体1、2を重ね合わせると共に、これら重ね合わせたゲージ本体1、2を、ヒンジ3を介して平坦状に開放できるように連結したものとしている。【選択図】図7

Description

この発明は、電気工事や建築工事等において、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付けることができるケガキゲージに関するものである。
従来、この種のケガキゲージとしては、例えば、図14、15に示したような水準器付きのものが存在する。このケガキゲージは、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するに際して作業能率を大幅に高めることを可能とするとしており、以下のような構成としている(特許文献1)。
このケガキゲージは、正面11aの短寸方向寸法が50〜55mm、長手方向寸法が95〜100mmで、所要の厚さをもつ透明合成樹脂製直方体形状のゲージ本体11の他の一面11bに板状の磁石Mが固着されたものとしている。そして、前記ゲージ本体11の内部に長手方向と短寸方向とに沿って水平、垂直位置測定用の透明な気泡管部12、12が相互に直交する方向に配置されたものとしている。各気泡管部12は、ゲージ本体11の内部に長手方向及び短寸方向に沿って中央部が僅かに膨らんだ孔12aが穿設されており、この孔12aの中央部両側に水平状態確認用マークとなる環状線13が形成され且つその内部には気泡Bを残して液体Lが充填されて栓14で密閉されている。
このような構成のケガキゲージを用いて、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付けるには、ゲージ本体11を横長にした場合の正面11aの上下方向寸法を50mmまたは51mm、長手方向寸法を95mmとしたものを用いる。このような数値寸法とすることによってその外周縁を利用してコンセント設置孔形成用の輪郭マークを適正大に付けることができるとしている。
前記コンセント設置孔形成用の輪郭マークを壁面に付けるには、図16に示したように、壁の表面材15の所定位置に前記ゲージ本体11を長手方向が縦となるように当接し、水平となった気泡管部12の気泡Bが環状線13、13の中間に位置するように調節すれば、この気泡管部12は水平となったことが確認でき、前記ゲージ本体11の51mmの辺は水平に、95mmの辺は垂直になる。したがって、この時のゲージ本体11の外形線を壁面に筆写すれば、前記した縦が95mm、横が51mmの長方形の角孔を穿設する位置が正確にマークされるとしている。
特開平9−218037号公報
ところで、近年、オフィスや工場は言うまでもなく、一般家庭においてもニ連サイズのコンセントが汎用されており、これに伴いコンセント設置孔もニ連サイズのものに対応する必要性が生じている。
しかしながら、上記従来のケガキゲージでは、一連サイズのものにしか対応することができず、ニ連サイズのコンセント設置孔の場合には、ゲージ本体11を壁面に当接させたまま、ゲージ本体11を平行移動させて、そのゲージ本体11の外形線を連続して筆写するなどの対応をしていたが、このような対応では、到底ニ連サイズのコンセント設置孔形成用の輪郭マークを正確に付けることができないという課題を有していた。
さらに、上記従来のケガキゲージを用いて、コンセント設置孔形成用の輪郭マークを壁面に付けるには、図16に示したように、ゲージ本体11の正面11aの適当な個所を指で押え付けたり、またはゲージ本体11の周囲を指で保持したりして、このゲージ本体11を壁面に位置決めしている。
しかしながら、前記ゲージ本体11は透明合成樹脂で作製されており、その正面11aは平滑であるため、正面11aの適当な個所を指で押え付けるだけでは、その押え付けた指が滑りやすく、その指の滑りに応じてゲージ本体11も滑って移動してしまい、ゲージ本体11を壁面に正確に位置決めすることができないという課題を有していた。
また、前記ゲージ本体11の周囲を指で保持する場合は、前記輪郭マークを付けるときに、その保持している指が邪魔になるので持ち替えなければならず、その際にゲージ本体11の位置がずれることがあるという課題を有していた。
そこで、この発明は、上記従来のケガキゲージが有する課題を解決することを目的としており、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付ける場合に、コンセントや電源スイツチが一連サイズであっても、ニ連サイズであっても、何れにも対応することができ、しかもゲージ本体を押え付けやすく、その押え付けた指が滑りにくくすることにより、ゲージ本体も滑って移動しにくくし、さらにゲージ本体を持ち替える必要をなくして、その際の位置ずれを防止して、ゲージ本体を壁面に正確に位置決めすることができるケガキゲージを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明のケガキゲージは、透明の合成樹脂製とした直方体形状の二個のゲージ本体1、2を重ね合わせると共に、これら重ね合わせたゲージ本体1、2を、ヒンジ3を介して平坦状に開放できるように連結したものとしている。
この発明のケガキゲージにおいて、前記一方のゲージ本体1は、短寸方向の寸法が41〜51mm、長手方向の寸法が89〜99mmであるものとし、前記他方のゲージ本体2は、短寸方向の寸法が46〜56mm、長手方向の寸法が90〜100mmであるものとしている。
この発明のケガキゲージにおいて、前記ヒンジ3は、片方のブラケット3aを前記一方のゲージ本体1の後面1bに固着し、もう片方のブラケット3bを前記他方のゲージ本体2の前面2aに固着したものとしている。
この発明のケガキゲージにおいて、前記一方のゲージ本体1と他方のゲージ本体2の対向する位置にそれぞれ指挿入部4、5を設けたものとすると共に、前記ゲージ本体1、2の少なくとも一方の内部に、短寸方向または長手方向に沿って気泡移動部6を設けたものとしている。
この発明のケガキゲージにおいて、前記指挿入部4、5は、ゲージ本体1、2の前面1a、2aから後面1b、2bに貫通するようにした貫通孔とすると共に、それぞれのゲージ本体1、2の少なくとも一個所に設けたものとしている。
この発明のケガキゲージは、以上に述べたように構成されており、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付ける場合に、その角孔が一連サイズであるときは、二個のゲージ本体1、2を重ね合わせた(閉じた)状態にし、前記角孔がニ連サイズであるときは、二個のゲージ本体1、2を開いた状態にすれば、それぞれに対応した輪郭マークを付けることができる。
さらに、この発明のケガキゲージは、ゲージ本体1、2を重ね合わせた(閉じた)状態、又は開いた状態にした場合も、これらゲージ本体1、2に設けられた指挿入部4、5に指を引っ掛けて、それらゲージ本体1、2を壁面に押え付けることにより、ゲージ本体1、2が押え付けやすく、その押え付けた指が滑りにくくなるので、ゲージ本体1、2も滑ることなく移動しにくくなり、そのゲージ本体1、2を壁面に正確に位置決めすることができる。
さらに、この発明のケガキゲージは、前記輪郭マークを付ける場合に、ゲージ本体1、2に設けられた指挿入部4、5の何れかに指を引っ掛けて、これらゲージ本体1、2を壁面に押え付ければ、その押え付けた指が邪魔にならないので、ゲージ本体1、2を持ち替える必要がなく、その際の位置ずれを防止することができ、それらゲージ本体1、2を壁面に正確に位置決めすることができる。
この発明のケガキゲージの一実施形態を示しており、二個のゲージ本体を重ね合わせている状態の正面方向から見た斜視図である。 図1に示すこの発明のケガキゲージの背面方向から見た斜視図である。 図1に示すこの発明のケガキゲージの正面図である。 図1に示すこの発明のケガキゲージの背面図である。 図3中のA−A線によるこの発明のケガキゲージの断面図である。 図4中のB−B線によるこの発明のケガキゲージの断面図である。 図1に示すこの発明のケガキゲージの二個のゲージ本体を開いている状態の正面方向から見た斜視図である。 図1に示すこの発明のケガキゲージの二個のゲージ本体を開いている状態の背面方向から見た斜視図である。 図7に示す状態のこの発明のケガキゲージの正面図である。 図7に示す状態のこの発明のケガキゲージの背面図である。 図9中のCーC線によるこの発明のケガキゲージの断面図である。 この発明のケガキゲージの一使用状態を示す説明図である。 この発明のケガキゲージの他の使用状態を示す説明図である。 従来のケガキゲージの一例を示す斜視図である。 図14に示す従来のケガキゲージの正面図である。 図14に示す従来のケガキゲージの一使用状態を示す説明図である。
以下、この発明のケガキゲージを実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この発明のケガキゲージは、図1、2に示したように、透明の合成樹脂製とした縦長の平坦な直方体形状の二個のゲージ本体1、2を重ね合わせると共に、これら重ね合わせたゲージ本体1、2を、図7、8に示したように、ヒンジ3を介して平坦状に開放できるように連結したものとしている。
前記ゲージ本体1は、前面1a、後面1b、上面1c、下面1d、左右の側面1e、1eを有したものとしており、図示したものの実寸は、短寸方向の寸法を41〜51mm程度、長手方向の寸法を89〜99mm程度、厚さを1〜13mm程度、好ましくは3〜9mm程度としており、後に述べるゲージ本体2より、ひと回り小さいものとしている。
前記ゲージ本体2は、前面2a、後面2b、上面2c、下面2d、左右の側面2e、2eを有したものとしており、図示したものの実寸は、短寸方向の寸法を46〜56mm程度、規格の一連サイズのコンセント設置孔形成用の輪郭マークを壁面に付けるには、短寸方向の寸法を50mm程度とし、長手方向の寸法を90〜100mm程度、規格の一連サイズのコンセント設置孔形成用の輪郭マークを壁面に付けるには、長手方向の寸法を95mm程度としており、厚さを1〜13mm程度、好ましくは3〜9mm程度としているが、これらの寸法は限定されるものではない。
前記ヒンジ3は、図7、9に示したように、一方のブラケット3aの一側端に設けた軸受部B1 と、他方のブラケット3bの一側端に設けた軸受部B2 とを交互に重ね合わせて一直線状に配置し、これら軸受部B1 、B2 にピンを支承したものとしている。このようにしたヒンジ3は、前記ゲージ本体1、2の側面1e、2eどうしを対向させた状態にして、片方のブラケット3aを前記一方のゲージ本体1の後面1bにビス止めするなどして固着し、もう片方のブラケット3bを前記他方のゲージ本体2の前面2aにビス止めするなどして固着しており、これらブラケット3a、3bを折り畳んだ状態にすると、前記ゲージ本体1、2が重ね合わされ、ブラケット3a、3bを開いた状態にすると、前記ゲージ本体1、2が平坦状に開放するようにしている。なお、前記ヒンジ3は、ブラケット3a、3bの軸受部B1 、B2 にピンを支承したものに限らず、薄肉の弾性合成樹脂で作成したものなど、任意のヒンジ構造を有するものであればよい。
さらに、この発明のケガキゲージは、前記一方のゲージ本体1と他方のゲージ本体2の対向する位置にそれぞれ指挿入部4、5を設けたものとすると共に、前記ゲージ本体2の内部に、短寸方向または長手方向に沿って気泡移動部6を設けたものとしている。
前記指挿入部4、5は、ゲージ本体1、2の前面1a、2aから後面1b、2bに貫通するようにした貫通孔とすると共に、それぞれのゲージ本体1、2の少なくとも一個所に設けたものとすればよいが、後に述べるような使用状態においては、それぞれの上下部の対向する位置の二個所に設けたものとするのが好ましい。
そして、前記指挿入部4、5は、平面形状を角を丸めた長方形としており、ゲージ本体1の二個所の指挿入部4を、ゲージ本体2の二個所の指挿入部5より、それぞれをひと回り大きいものとしている。さらに、図5に示したように、前記ゲージ本体1の二個所の指挿入部4の対向する内側面4aをそれぞれ水平面とし、前記ゲージ本体2の二個所の指挿入部5の対向する内側面5aをゲージ本体2の前面2aから後面2bにかけて、その傾斜角αが鋭角になるように傾斜させたものとしている。前記指挿入部5の内側面5aの傾斜角αは、限定されるものではないが、45〜85度、好ましくは55〜65度とするのが、指挿入部5に指が引っ掛けやすくなり、指当たりもよくなる。また、この指挿入部5に指を引っ掛けた場合の指当たりをさらによくするため、内側面5aに幅1〜2mmの僅かな非傾斜部5bを残してから、この内側面5aを傾斜させたものとしてもよい。
さらに、前記指挿入部4、5は、前記ゲージ本体1、2の上下部のそれぞれ二個所に設けたものを同形状にしてもよいが、図示したように、上部に設けたものより下部に設けたものをそれぞれ大きくするのが好ましい。このように、上部に設けたものより下部に設けたものを大きくしたものでは、その大きくした下部の指挿入部4、5を親指用とすれば、その指挿入部4、5に親指を差し込んで引っ掛けやすくなり、使い勝手がよいものとなる。なお、前記指挿入部4、5は、平面形状を長方形とするのが、その長辺部を指で押え付けやすくなるので好ましいが、円形、楕円形などとすることもでき、限定されるものではない。
前記気泡移動部6は、図4〜6、10に示したように、前記ゲージ本体2の後面2bから内部にかけて穿設されており、内方部の空間Saと外方部の空間Sbとが連設されたものとしており、内方部の空間Saに気泡Bを残して液体Lを充填し、外方部の空間Sbに合成樹脂製の蓋体7を嵌め込み、内方部の空間Saを密閉している。さらに、前記気泡移動部6は、図4、10に示したように、中央部両側に垂直度または水平度を確認するためのマークとなる基準線K、Kが設けられている。
そして、前記気泡移動部6は、前記指挿入部5をゲージ本体2の内側に配置しやすくしたり、気泡移動部6を見やすくするため、ゲージ本体2の上面2c、下面2d、左右の側面2e、2eのいずれかの近辺に設けたものとするのが好ましい。前記気泡移動部6は、ゲージ本体2の上面2c、下面2d、左側面2eまたは右側面2eから内部にかけて気泡管を穿設し、この気泡管に気泡Bを残して液体Lを充填し、合成樹脂製の止栓などで密閉するなど、その他適宜の手段によってゲージ本体2に設けることができる。なお、前記気泡移動部6は、ゲージ本体2に設けることなく、ゲージ本体1にのみ設けても、ゲージ本体1、2の両方に設けてもよい。
この発明のケガキゲージにおいて、前記ゲージ本体1、2は、それぞれ前面1a、2aの中央から後面1b、2bの中央にかけて前記輪郭マーク付け用の中心孔hをそれぞれ貫通させたものとしているが、これら中心孔hは必要に応じて設ければよい。さらに、前記ゲージ本体1、2に何れか一方、又は両方には、必要に応じて、磁石Mを設けたものとしており、その磁石Mの露出面を上面1c、2c、下面1d、2d、左右の側面1e、2eのいずれかと面一なるように、その側壁面からゲージ本体1、2の内部に埋設したものとしている。なお、前記磁石Mは、円柱形状の磁石体としているが、ボタン形状の磁石体、板形状の磁石体などとしてもよく、板形状の磁石体とした場合には、ゲージ本体1に埋設することなく、側壁面に直に接着したものとすることができる。
以上のように構成されたこの発明のケガキゲージを用いて、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付ける場合に、その角孔が一連サイズであるときは、ゲージ本体1の短寸方向の寸法を46mm、長手方向の寸法を94mm、厚さを6mmとすると共に、ゲージ本体2の短寸方向の寸法を51mm、長手方向の寸法を95mm、厚さを6mm、指挿入部5の内側面5aの傾斜角αを60度としたものを用いる。
このような水準器を用いて、前記コンセント設置孔形成用の輪郭マークを壁面に付けるには、図12に示したように、二個のゲージ本体1、2を重ね合わせた(閉じた)状態にし、ゲージ本体2を壁面Hに向かい合うようにして、ゲージ本体1の上部位置の指挿入部4に人差指を差し込んで、ゲージ本体2の上部位置の指挿入部5に人差指を引っ掛け、ゲージ本体1の下部位置の指挿入部4に親指を差し込んで、ゲージ本体2の下部位置の指挿入部5に親指を引っ掛けて、これらゲージ本体1、2を保持し、壁面Hの所定位置にゲージ本体1、2の長手方向が縦となるようにして押え付ける。
そして、水平度を確認する気泡移動部6の気泡Bが基準線K、Kの中間に位置するように調節すれば、この気泡移動部6は水平となったことが確認でき、ゲージ本体1、2の短寸方向は水平に、長手方向は垂直になる。
そこで、この時のゲージ本体2の外形線を壁面Hに筆写すれば、縦が95mm、横が51mmの一連サイズの長方形の角孔を穿設する位置が正確にマークされることになる。
なお、この場合、ゲージ本体1、2のそれぞれの上部位置の一個所に指挿入部4、5を設けたものでは、この指挿入部4に人差指を差し込んで、指挿入部5に人差指を引っ掛け、ゲージ本体1の前面1aに親指を押し当て、前記ゲージ本体1、2を保持し、壁面Hの所定位置にゲージ本体1、2の長手方向が縦となるようにして押え付ければよい。
次に、この発明のケガキゲージを用いて、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面に穿設するための輪郭マークを付ける場合に、その角孔が二連サイズであるときは、前記ヒンジ3のブラケット3a、3bを開いて、前記ゲージ本体1、2を平坦状に開放した状態にする。この状態では、この発明のケガキゲージの横方向の寸法は、ゲージ本体1、2の短寸方向の寸法を足した97mmとなり、縦方向の寸法はゲージ本体1側が94mmとなり、ゲージ本体2側が95mmとなる。
そこで、図13に示したように、ゲージ本体2の上部位置の指挿入部5に人差指を引っ掛け、下部位置の指挿入部5に親指を引っ掛けて、このゲージ本体2と共にゲージ本体1を保持し、壁面Hの所定位置にこれらゲージ本体1、2を押え付ける。なお、この場合、ゲージ本体1の指挿入部4にも他の指を引っ掛けて、ゲージ本体1、2を同時に押え付ければ、よりゲージ本体1、2が移動しにくくなる。
そして、水平度を確認する気泡移動部6の気泡Bが基準線K、Kの中間に位置するように調節すれば、この気泡移動部6は水平となったことが確認でき、ゲージ本体1、2の短寸方向は水平に、長手方向は垂直になる。
そこで、これらゲージ本体1、2の外形線を壁面Hに筆写すれば、縦が94〜95mm、横が97mmのニ連サイズの長方形の角孔を穿設する位置が正確にマークされることになる。
なお、この場合、ゲージ本体1、2の上部位置の一個所に指挿入部4、5を設けたものでは、ゲージ本体1の指挿入部4に中指を引っ掛けると共に、ゲージ本体2の指挿入部5に人差指を引っ掛け、前記ゲージ本体1、2を保持し、壁面Hの所定位置にゲージ本体1を押え付ければよい。
したがって、この発明のケガキゲージでは、コンセント設置孔や電源スイツチ孔のように寸法が規格化されている角孔を壁面Hに穿設するための輪郭マークを付ける場合に、その角孔が一連サイズであるときは、二個のゲージ本体1、2を重ね合わせた(閉じた)状態にし、前記角孔がニ連サイズであるときは、二個のゲージ本体1、2を開いた状態にすれば、それぞれに対応した輪郭マークを付けることができる。
さらに、この発明のケガキゲージは、ゲージ本体1、2を重ね合わせた(閉じた)状態、又は開いた状態にした場合も、これらゲージ本体1、2に設けられた指挿入部4、5に指を引っ掛けて、それらゲージ本体1、2を押え付けることにより、ゲージ本体1、2が押え付けやすく、その押え付けた指が滑りにくくなるので、ゲージ本体1、2も滑ることなく移動しにくくなり、そのゲージ本体1、2を壁面Hに正確に位置決めすることができる。
また、この発明のケガキゲージは、前記輪郭マークを付ける場合に、ゲージ本体1、2に設けられた指挿入部4、5に人差指や中指を引っ掛けて、これらゲージ本体1、2を押え付ければ、その押え付けた指が邪魔にならないので、ゲージ本体1、2を持ち替える必要がなく、その際の位置ずれを防止することができ、それらゲージ本体1、2を壁面Hに正確に位置決めすることができる。
よって、この発明のケガキゲージを用いれば、コンセント設置孔形成用の輪郭マークを付ける場合に、その角孔が一連サイズであって、二連サイズであっても、正確に、しかも速やかに付けることができる。
1 ゲージ本体
1a 前面
1b 後面
2 ゲージ本体
2a 前面
2b 後面
3 ヒンジ
3a ブラケット
3b ブラケット
4 指挿入部
5 指挿入部
6 気泡移動部

Claims (5)

  1. 透明の合成樹脂製とした直方体形状の二個のゲージ本体(1、2)を重ね合わせると共に、これら重ね合わせたゲージ本体(1、2)を、ヒンジ(3)を介して平坦状に開放できるように連結したことを特徴とするケガキゲージ。
  2. 前記一方のゲージ本体(1)は、短寸方向の寸法が41〜51mm、長手方向の寸法が89〜99mmであるものとし、前記他方のゲージ本体(2)は、短寸方向の寸法が46〜56mm、長手方向の寸法が90〜100mmであるものとしていることを特徴とする請求項1記載のケガキゲージ。
  3. 前記ヒンジ(3)は、片方のブラケット(3a)を前記一方のゲージ本体(1)の後面(1b)に固着し、もう片方のブラケット(3b)を前記他方のゲージ本体(2)の前面(2a)に固着したものとしていることを特徴とする請求項1又は2記載のケガキゲージ。
  4. 前記一方のゲージ本体(1)と他方のゲージ本体(2)の対向する位置にそれぞれ指挿入部(4、5)を設けたものとすると共に、前記ゲージ本体(1、2)の少なくとも一方の内部に、短寸方向または長手方向に沿って気泡移動部(6)を設けたものとしていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のケガキゲージ。
  5. 前記指挿入部(4、5)は、ゲージ本体(1、2)の前面(1a、2a)から後面(1b、2b)に貫通するようにした貫通孔とすると共に、それぞれのゲージ本体(1、2)の少なくとも一個所に設けたものとしていることを特徴とする請求項4記載のケガキゲージ。
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