JP2018194201A - ドローンカップ型熱交換器 - Google Patents

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健太郎 木村
Kentaro Kimura
健太郎 木村
聡 大友
Satoshi Otomo
聡 大友
小室 朗
Akira Komuro
朗 小室
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Abstract

【課題】 一対のプレート5によりエレメント7を構成するドローンカップ型熱交換器において、その連通孔4の凸部3に生じる熱応力を分散し、耐熱性の高い熱交換器を提供すること。【解決手段】 エレメント7を構成する各プレート5の凸部3に設けた連通孔4の一部から、連通孔4内に補強用内壁部6を形成し、その先端を対向するプレート5に接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、水冷式チャージエアークーラー等に用いられるドローンカップ型の熱交換器に関する。
金属板をプレス成形して一対のプレートにより偏平なチューブを形成し、その端部でチューブどうしを接合したドローンカップ型の熱交換器が下記特許文献1として知られている。
さらには、図8〜図11に示す形状のドローンカップ型の熱交換器も知られている。
この熱交換器は、周縁1aから厚み方向に皿状に立ち上げ形成された平坦部2aと、その平坦部2aの端部で厚み方向外側に段付きに突設形成された凸部3aとを有し、その凸部3aの頂部に連通孔4aが形成されてプレート5aを構成する。そして、各プレート5aが凸部3aで積層されて互いにろう付固定され、連通孔4aを介して平坦部2aの内部に冷却水等の熱媒体が導かれるものである。そして、エレメント7aの外面側にはフィン12aが配置され、そこに高温ガスが流通し、冷却水14aとの間に熱交換が行われるものである。
特開2014−98496号公報
エレメント7aの外面側に高温ガスを導くと、積層方向の端部のエレメント7aに特に熱応力が集中し、耐熱性を損なう欠点があった。
そこで、本発明は耐熱性の高いドローンカップ型熱交換器を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、周縁(1)から厚み方向に皿状に立ち上げ形成された平坦部(2)と、その平坦部(2)の端部で厚み方向の外側に段付きに突設形成された凸部(3)とを有し、その凸部(3)の頂部に連通孔(4)が形成されてプレート(5)を構成し、
各プレート(5)が前記凸部(3)で互いに逆向きに積層されて、エレメント(7)を構成し、前記連通孔(4)を介して、エレメント(7)の内部に熱媒体が導かれるドローンカップ型熱交換器において、
前記各プレート(5)は、前記凸部(3)の連通孔(4)の一部から、その孔の内部に立ち下げられた補強用内壁部(6)を有し、その先端が対向するプレート(5)の連通孔(4)に接続されたことを特徴とするドローンカップ型熱交換器である。
請求項2に記載の本発明は、前記補強用内壁部(6)の先端縁に小フランジ部(6a)が形成され、その先端が対向するプレート(5)の補強用内壁部(6)の小フランジ部(6a)に接合されてなる請求項1に記載のドローンカップ型熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、前記凸部(3)の頂部が楕円形に形成され、その楕円の長軸側および短軸側の一部のみに前記補強用内壁部(6)が形成された請求項1または請求項2に記載のドローンカップ型熱交換器である。
本発明は、各プレート5の凸部3に設けた連通孔4の一部から、その孔の内部に立ち下げられた補強用内壁部6を有し、その先端を対向するプレート5に接続したものである。そのため、プレート5の凸部3に集中的に生じる熱応力を、プレートの各部に分散させて、耐熱性の高い熱交換器となる。そして、プレート5の凸部3の劣化を防止し、強度を強くする。
請求項2に記載の如く、上記構成において、補強用内壁部6の先端縁に小フランジ部6aを形成し、その先端を対向するプレート5の小フランジ部6aに接合した場合には、補強用内壁部6の強度を高めることができる。
請求項3に記載の如く、上記構成において、凸部3の頂部が楕円形に形成され、その長軸側および短軸側の一部のみに前記補強用内壁部6を形成した場合には、熱媒体を円滑に連通孔4からプレート5の内部に流通できる。
本発明のドローンカップ型熱交換器の要部斜視図。 図1のII−II矢視断面図。 図1のIII−III矢視断面図。 本発明のドローンカップ型熱交換器のコア部の分解斜視図。 同熱交換器のコア部の取付け説明図。 同熱交換器の端部における冷却水14の流通説明図。 同熱交換器の全体を示す斜視図。 従来型熱交換器の要部斜視図。 図8におけるIX−IX矢視断面図。 図8におけるX−X矢視断面図。 従来型熱交換器の加熱部19を示す説明図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明の熱交換器を構成するエレメント7の要部斜視図であり、図2はそのII−II矢視断面図、図3はそのIII−III矢視断面図、図4は同熱交換器の熱交換器コア21の分解斜視図、図5は同熱交換器の組立て説明図である。
この熱交換器は、図5に示す如く、多数のエレメント7の積層体からなる熱交換器コア21と、それを収納するケーシング16とを有する。各エレメント7は、図1〜図3に示す如く、一対の皿状のプレート5を逆向きに接続してなり、その周縁1及び中間の仕切部20が接合されている。
各プレート5は、周縁1から厚み方向に皿状に立ち上げ形成された一対の平坦部2と、各平坦部2の端部で厚み方向外側に段付きに突設形成された凸部3とを有し、その凸部3の頂部に連通孔4が形成されている。また一対の平坦部2間には仕切部20が形成され、その仕切部20の図示しない端部で両平坦部2間が連通する。そして、各プレート5が凸部3で互いに逆向きに積層されてエレメント7を構成する。そして、一方の連通孔4を介してエレメント7の内部に冷却水等の熱媒体が導かれ、他方の連通孔から冷却水が流出する。
ここにおいて本発明の特徴とするところは、各プレート5の連通孔4の一部からその孔の内部に補強用内壁部6が立ち下げられ、その先端が対向するプレート5の連通孔4に接続されたことである。
この例では、各プレート5の補強用内壁部6の縁部には小フランジ部6aが形成され、各プレート5の小フランジ部6aどうしが接合されている。この例では、凸部3の長軸側の両開口および短軸側の一方の開口が、補強用内壁部6により閉塞されている。さらに、プレート5はその端部に側壁部13が折り曲げ形成され、隣接する側壁部13どうしが図6の如く重ね合わされている。
このようにしてなるエレメント7は、図4〜図6に示す如く積層され、その上端に天板8が配置される。
また、各プレート5間にはコルゲート型のフィン12が介装され、各部品間は一体にろう付固定される。
このようにしてなる熱交換器コア21は、ケーシング16の開口22の内部に収納され、ボルト23を介してケーシング16と熱交換器コア21とが接合される。
ケーシング16はその両端にエアーパイプ11を有し、一方のエアーパイプ11から高温のチャージエアー15が流入し、熱交換器コア21の各フィン12を流通し、他方のエアーパイプ11からそれが流出する。そして、各エレメント7の内部には、一方の冷却水パイプ9から冷却水14が内部に流入し、チャージエアー15と冷却水14との間に熱交換が行われるものである。
〔作用〕
本発明の熱交換器の各エレメント7は、その連通孔4に補強用内壁部6が形成され、その端部が各プレート5の連通孔4内で接続されたので、各エレメント7の凸部3に生じる熱応力を補強用内壁部6によって分散することができる。それにより、プレート5の凸部3の劣化を防止し、強度を強くすると共に耐熱性の高い熱交換器を提供できる。
1 周縁
1a 周縁
2 平坦部
2a 平坦部
3 凸部
3a 凸部
4 連通孔
4a 連通孔
5 プレート
5a プレート
6 補強用内壁部
6a 小フランジ部
7 エレメント
7a エレメント
8 天板
9 冷却水パイプ
11 エアーパイプ
12 フィン
12a フィン
13 側壁部
13a 側壁部
14 冷却水
14a 冷却水
15 チャージエアー
16 ケーシング
19 加熱部
20 仕切部
21 熱交換器コア
22 開口
23 ボルト

Claims (3)

  1. 周縁(1)から厚み方向に皿状に立ち上げ形成された平坦部(2)と、その平坦部(2)の端部で厚み方向の外側に段付きに突設形成された凸部(3)とを有し、その凸部(3)の頂部に連通孔(4)が形成されてプレート(5)を構成し、
    各プレート(5)が前記凸部(3)で互いに逆向きに積層されて、エレメント(7)を構成し、前記連通孔(4)を介して、エレメント(7)の内部に熱媒体が導かれるドローンカップ型熱交換器において、
    前記各プレート(5)は、前記凸部(3)の連通孔(4)の一部から、その孔の内部に立ち下げられた補強用内壁部(6)を有し、その先端が対向するプレート(5)の連通孔(4)に接続されたことを特徴とするドローンカップ型熱交換器。
  2. 前記補強用内壁部(6)の先端縁に小フランジ部(6a)が形成され、その先端が対向するプレート(5)の補強用内壁部(6)の小フランジ部(6a)に接合されてなる請求項1に記載のドローンカップ型熱交換器。
  3. 前記凸部(3)の頂部が楕円形に形成され、その楕円の長軸側および短軸側の一部のみに前記補強用内壁部(6)が形成された請求項1または請求項2に記載のドローンカップ型熱交換器。
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