JP2018191442A - 比率差動継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一次側と二次側とで、比較対象となるフィーダー数が異なる構成であっても、事故発生の有無の検出における誤判定を低減する。【解決手段】本発明に係る比率差動継電器は、一次側が複数フィーダーであり二次側が1フィーダーである送電線の保護に用いる比率差動継電器であって、一次側の複数の電流値を取得する第1電流検出器と、二次側の電流値を取得する第2電流検出器と、一次側の複数の遮断器から各遮断器の運転状態を取得し、複数の遮断器の運転状態に応じて、一次側の複数の電流値のうち加算する電流値を選択して一次側の電流値の加算値を算出する電流加算回路と、一次側の電流値の加算値と二次側の電流値との差分が所定の条件を満たした場合に、送電線に事故が発生したと判定する比率差動回路と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、比率差動継電器に関する。
従来、変圧器などを保護するための機器として比率差動継電器が知られている(例えば特許文献1参照)。
比率差動継電器は、例えば変圧器の一次側と二次側の電流値を比較して変圧器に事故が発生しているか否かを判定し、事故が発生していると判定した場合は、変圧器の一次側又は二次側に設置された遮断器を開放させて変圧器を保護する。
比率差動継電器は、例えば一次側と二次側の電流値の差分が所定の条件を満たしている場合に、変圧器に事故が発生していると判定する。
比率差動継電器は、事故発生の有無の検出能力が高いことから、変圧器だけでなく、発電機、母線及び送電線などの保護にも使用されている。
特開昭61−66528号公報
例えば、送電線の一次側の複数フィーダーが統合されて、二次側で1フィーダーとなっている場合、送電線を保護する比率差動継電器は、一次側の複数フィーダーの電流値の和と、二次側の1フィーダーの電流値とを比較する必要がある。
このように、フィーダーの統合によって、一次側と二次側とで比較対象となるフィーダー数が異なる場合がある。このような場合においても誤判定をせずに送電線などにおける事故発生の有無を検出することができる比率差動継電器が望まれていた。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、一次側と二次側とで、比較対象となるフィーダー数が異なる構成であっても、事故発生の有無の検出における誤判定を低減することができる比率差動継電器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の一実施形態に係る比率差動継電器は、
一次側が複数フィーダーであり二次側が1フィーダーである送電線の保護に用いる比率差動継電器であって、
一次側の複数の電流値を取得する第1電流検出器と、
二次側の電流値を取得する第2電流検出器と、
一次側の複数の遮断器から各遮断器の運転状態を取得し、該複数の遮断器の運転状態に応じて、前記一次側の複数の電流値のうち加算する電流値を選択して一次側の電流値の加算値を算出する電流加算回路と、
前記一次側の電流値の加算値と、前記二次側の電流値との差分が所定の条件を満たした場合に、前記送電線に事故が発生したと判定する比率差動回路と、を備える。
また、本発明の一実施形態に係る比率差動継電器において、
前記電流加算回路は、前記一次側の複数の電流値のうち、前記運転状態が運転中である前記遮断器が設置されているフィーダーから取得した電流値のみを選択して前記加算値を算出することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る比率差動継電器において、
前記比率差動回路は、前記送電線に事故が発生したと判定すると、前記遮断器を停止させるための信号を前記遮断器に送信することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る比率差動継電器によれば、一次側と二次側とで、比較対象となるフィーダー数が異なる構成であっても、事故発生の有無の検出における誤判定を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る比率差動継電器を含む電力保護システムの概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る比率差動継電器のブロック図である。 図1の電力保護システムにおいて事故が発生したときの様子を示す図である。 図1の電力保護システムにおいて停止中の第1遮断器があるときの様子を示す図である。 電力保護システムの比較例の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る比率差動継電器10を含む電力保護システムの概略構成を示す図である。
図1に示す一次側母線と二次側母線とは、送電線によって接続されている。比率差動継電器10は、この送電線の保護区間内における事故を検出し、送電線を保護するように動作する。
図1に示すように、一次側母線には、n個のフィーダー80−1〜80−nが接続されており、二次側母線には、1個のフィーダー90が接続されている。以下、「n個のフィーダー」のことを「nフィーダー」、「1個のフィーダー」のことを「1フィーダー」とも記載する。このように、図1に示す例では、一次側母線と二次側母線とを接続する送電線は、一次側はnフィーダーで構成されており、二次側は1フィーダーで構成されている。
ここで、フィーダー80は、三相分の電路の組み合わせであり、3本の電路を含む。したがって、図1においては、フィーダー80−1〜80−nを、それぞれ1本の線で示しているが、これは1フィーダーを示すものであり、1本の線は3本の電路を含むことを意味するものとする。フィーダー90についても同様である。
図1に示すように、nフィーダー80−1〜80−nは、統合されて1フィーダー90に接続している。したがって、nフィーダー80−1〜80−nに流れる電流の和は、1フィーダー90に流れる電流と等しい。なお、nは、2以上の任意の整数である。
比率差動継電器10は、第1変流器40−1〜40−nから一次側の複数の電流値を取得する。比率差動継電器10は、第1遮断器20−1〜20−nから、第1遮断器20−1〜20−nの運転状態を取得する。比率差動継電器10は、運転状態が運転中である第1遮断器20が設置されているフィーダー80から取得した電流値のみを選択して加算し、一次側の電流値の加算値を算出する。
比率差動継電器10は、第2変流器50から二次側の電流値を取得する。比率差動継電器10は、一次側の電流値の加算値と、二次側の電流値との差分が所定の条件を満たした場合に、送電線に事故が発生したと判定し、第1遮断器20及び第2遮断器30を停止させるための信号を送信する。
第1遮断器20は、一次側のフィーダー80に設置されている遮断器である。図1に示すように、第1遮断器20−1〜20−nが、一次側のフィーダー80−1〜80−nにそれぞれ設置されている。
第1遮断器20は、運転中又は停止中の2つの運転状態を有する。第1遮断器20は、運転中においては、第1遮断器20が設置されているフィーダー80に電流を流す。第1遮断器20は、停止中においては、第1遮断器20が設置されているフィーダー80の電流を遮断する。
第1遮断器20は、運転状態の情報を比率差動継電器10に送信する。すなわち、第1遮断器20は、運転中であるか停止中であるかの情報を比率差動継電器10に送信する。
第1遮断器20は、比率差動継電器10から受信する制御信号に応じて運転状態を切り換える。
第2遮断器30は、二次側のフィーダー90に設置されている遮断器である。
第2遮断器30は、運転中又は停止中の2つの運転状態を有する。第2遮断器30は、運転中においては、第2遮断器30が設置されているフィーダー90に電流を流す。第2遮断器30は、停止中においては、第2遮断器30が設置されているフィーダー90の電流を遮断する。
第2遮断器30は、比率差動継電器10から受信する制御信号に応じて運転状態を切り換える。
第1変流器40は、一次側のフィーダー80が含む電路に流れている電流を検出する変流器である。第1変流器40は、例えばCT(Current Transformer)である。第1変流器40は、フィーダー80内の電路1相ごとに1個ずつ設置されている。例えば、図1においては、フィーダー80−1に対して1個の第1変流器40−1を図示しているが、これは簡略化して図示したものであり、実際には、フィーダー80−1は3本の電路を含むため、フィーダー80−1には3個の第1変流器40−1が設置されている。第1変流器40−2〜40−nについても同様である。
第1変流器40は、第1変流器40が設置された電路に流れる電流を、所定のCT比で変換して比率差動継電器10に供給する。例えば、所定のCT比が1000/5である場合、第1変流器40は、第1変流器40が設置された電路に流れる電流の1/200の電流を比率差動継電器10に供給する。
第2変流器50は、二次側のフィーダー90が含む電路に流れている電流を検出する変流器である。第2変流器50は、例えばCTである。第2変流器50は、フィーダー90内の電路1相ごとに1個ずつ設置されている。例えば、図1においては、フィーダー90に対して1個の第2変流器50を図示しているが、これは簡略化して図示したものであり、実際には、フィーダー90は3本の電路を含むため、フィーダー90には3個の第2変流器50が設置されている。
第2変流器50は、第2変流器50が設置された電路に流れる電流を、所定のCT比で変換して比率差動継電器10に供給する。第2変流器50の所定のCT比は、第1変流器40の所定のCT比と同じ値である。
図2は、本発明の一実施形態に係る比率差動継電器10のブロック図である。
比率差動継電器10は、第1電流検出器11と、第2電流検出器12と、電流加算回路13と、比率差動回路14とを備える。
第1電流検出器11は、第1変流器40−1〜40−nから、一次側の複数の電流値を取得する。第1電流検出器11は、取得した一次側の複数の電流値を電流加算回路13に供給する。
第2電流検出器12は、第2変流器50から、二次側の電流値を取得する。第2電流検出器12は、取得した二次側の電流値を比率差動回路14に供給する。
電流加算回路13は、第1電流検出器11から、一次側の複数の電流値を取得する。また、電流加算回路13は、第1遮断器20−1〜20−nから、第1遮断器20−1〜20−nのそれぞれの運転状態を取得する。
電流加算回路13は、運転状態が運転中である第1遮断器20が設置されているフィーダー80から取得した電流値のみを選択して加算し、一次側の電流値の加算値を算出する。電流加算回路13は、算出した一次側の電流値の加算値を比率差動回路14に供給する。
比率差動回路14は、一次側の電流値の加算値と、二次側の電流値との差分が所定の条件を満たした場合に、送電線に事故が発生したと判定し、第1遮断器20及び第2遮断器30を停止させるための信号を、第1遮断器20及び第2遮断器30に送信する。
比率差動回路14は、例えば、一次側の電流値の加算値と、二次側の電流値との差分が所定の設定値以上になった場合に、送電線に事故が発生したと判定する。この際、比率差動回路14は、所定の設定値を、一次側の電流値の加算値と、二次側の電流値との和の値に依存して変化する値としてもよい。
[例1:事故検出]
図3を参照して、送電線において事故が発生した場合の本実施形態に係る比率差動継電器10の動作について説明する。なお、図3においては、一次側母線に2フィーダーが接続されている場合の例を説明する。
図3において、送電線の中間地点で3相短絡事故が発生したものとする。また、第1遮断器20−1〜20−2は、いずれも運転中であるものとする。
また、図3に示す例において、各種パラメータは以下のようになっているものとする。
基準容量: 10[MVA]
一次側母線の%Z: 1.85
送電線の%Z: 0.3
一次側母線及び二次側母線の定格線間電圧: 22[kV]
第1変流器及び第2変流器のCT比: 1000/5
この場合、一次側母線から事故点までの合計の%Zt(%インピーダンス)は、
%Zt=一次側母線の%Z:1.85+送電線の事故点までの%Z:0.3/2
=2.0
となる。ここで、事故点は送電線の中間地点であるため、送電線の事故点までの%Zは、送電線の%Zの1/2としている。
この場合、事故電流Isは、
Is=基準容量/(√3×定格線間電圧)×(100/%Zt)
=(10M/(√3×22k)×(100/2)
=13.12[kA]
となる。
このとき、第1変流器40−1及び40−2に流れる事故電流は、
13.12[kA]/2=6.56[kA]
である。第1変流器40のCT比は1000/5であるため、第1変流器40−1及び40−2から比率差動継電器10に供給される電流は、
6.56[kA]/200=32.8[A]
である。
この際、比率差動継電器10内において、電流加算回路13は、第1遮断器20−1及び20−2から運転中であるとの情報を取得しているため、電流加算回路13は、一次側の電流値の加算値として、
32.8[A]+32.8[A]=65.6[A]
を算出する。
また、送電線の中間地点において事故が発生していることにより、第2変流器50には電流が流れないため、第2変流器50から比率差動継電器10に供給される電流は、0[A]である。
比率差動回路14は、一次側の電流値の加算値である65.6[A]と、二次側の電流値である0[A]との差分が所定の条件を満たした場合、送電線に事故が発生したと判定する。通常、上記のような値においては、所定の条件を満たすため、比率差動回路14は、図3に示すような場合、送電線に事故が発生したと判定することができる。
[例2:停止中の第1遮断器がある場合]
図4を参照して、停止中の第1遮断器20がある場合の本実施形態に係る比率差動継電器10の動作について説明する。なお、図4においては、一次側母線に2フィーダーが接続されている場合の例を説明する。
図4において、第1遮断器20−1は運転中であるが、第1遮断器20−2は停止中であるものとする。また、図4に示す例において、第1変流器40及び第2変流器50のCT比は、1000/5であるものとする。
また、送電電流として、400[A]が送電線に流れているものとする。図4に示す例においては、第1遮断器20−2は停止中であるため、送電電流は、第1変流器40−2には流れず、第1変流器40−1のみに流れる。そして、この電流がそのまま第2変流器50にも流れる。
第1変流器40−1及び第2変流器50のCT比は1000/5であるため、第1変流器40−1及び第2変流器50から比率差動継電器10に供給される電流は、
400[A]/200=2[A]
である。
また、図4に示す例においては、第1変流器40−2に試験として模擬電流により1000[A]流していると検知している状態とする。第1変流器40−2のCT比は1000/5であるため、第1変流器40−2から比率差動継電器10に供給される電流は、
1000[A]/200=5[A]
である。
比率差動継電器10の電流加算回路13は、第1遮断器20−2が停止中であるため、第1変流器40−1から取得した電流値のみを選択して加算し、一次側の電流値の加算値として、2[A]を算出する。
比率差動回路14は、一次側の電流値の加算値である2[A]と、二次側の電流値である2[A]との差分がゼロであることから、送電線に事故が発生していないと判定する。
このように、本実施形態によれば、停止中の第1遮断器20−2が設置されているフィーダー80−2に設置されている第1変流器40−2に、試験のための模擬電流を流しても、第1変流器40−2から取得したと検知される電流値を加算しないため、送電線に事故が発生したと誤判定することを防ぐことができる。
[比較例]
本実施形態の比較例について、図5を参照して説明する。
図5に示す本実施形態の比較例の構成においては、電流加算回路60は、第1変流器40−1〜40−nから取得した電流値を全て加算して一次側の電流値の加算値を算出し、比率差動継電器70に供給する。
比率差動継電器70は、電流加算回路60から取得した一次側の電流値の加算値と、第2変流器50から取得した二次側の電流値とを比較する。比率差動継電器70は、一次側の電流値の加算値と、二次側の電流値との差分が所定の条件を満たした場合に、送電線に事故が発生したと判定し、第1遮断器20及び第2遮断器30を停止させるための信号を、第1遮断器20及び第2遮断器30に送信する。
図5に示す比較例と本実施形態とを比較すると、比較例においては、例えば、第1遮断器20に停止中の遮断器があり、停止中の第1遮断器20が設置されているフィーダー80に設置されている第1変流器40に試験のための模擬電流を流した場合、一次側の電流値の加算値に、模擬電流に相当する電流も含まれることとなる。したがって、比率差動継電器70が一次側の電流値の加算値と二次側の電流値を比較すると、模擬電流に相当する電流分だけ差分があるため、送電線に事故が発生していなくても、送電線に事故が発生したと誤判定することがある。
これに対し、本実施形態に係る比率差動継電器10においては、電流加算回路13は、一次側の第1遮断器20−1〜20−nから運転状態を取得し、第1遮断器20−1〜20−nの運転状態に応じて、一次側の複数の電流値のうち加算する電流値を選択して一次側の電流値の加算値を算出する。これにより、第1遮断器20に停止中の遮断器があり、停止中の第1遮断器20が設置されているフィーダー80に設置されている第1変流器40に試験のための模擬電流を流した場合であっても、送電線に事故が発生したと誤判定することを防ぐことができる。
また、図5に示す比較例の構成においては、比率差動継電器70の外部に電流加算回路60が必要である。これに対し、本実施形態に係る比率差動継電器10は、電流加算回路13を内蔵しているため、外部に電流加算回路を設ける必要がなく、電力保護システムの構築に必要な機器を低減することができる。
本発明を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段及びステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、本実施形態においては、一次側に複数の遮断器がある場合を例に挙げて説明したが、二次側に複数の遮断器がある場合も本発明の考え方を適用可能である。また、一次側と二次側の両方に複数の遮断器がある場合も、本発明の考え方を適用可能である。
10 比率差動継電器
11 第1電流検出器
12 第2電流検出器
13 電流加算回路
14 比率差動回路
20 第1遮断器
30 第2遮断器
40 第1変流器
50 第2変流器
80 フィーダー
90 フィーダー

Claims (3)

  1. 一次側が複数フィーダーであり二次側が1フィーダーである送電線の保護に用いる比率差動継電器であって、
    一次側の複数の電流値を取得する第1電流検出器と、
    二次側の電流値を取得する第2電流検出器と、
    一次側の複数の遮断器から各遮断器の運転状態を取得し、該複数の遮断器の運転状態に応じて、前記一次側の複数の電流値のうち加算する電流値を選択して一次側の電流値の加算値を算出する電流加算回路と、
    前記一次側の電流値の加算値と、前記二次側の電流値との差分が所定の条件を満たした場合に、前記送電線に事故が発生したと判定する比率差動回路と、を備える比率差動継電器。
  2. 請求項1に記載の比率差動継電器において、前記電流加算回路は、前記一次側の複数の電流値のうち、前記運転状態が運転中である前記遮断器が設置されているフィーダーから取得した電流値のみを選択して前記加算値を算出する、比率差動継電器。
  3. 請求項1又は2に記載の比率差動継電器において、前記比率差動回路は、前記送電線に事故が発生したと判定すると、前記遮断器を停止させるための信号を前記遮断器に送信する、比率差動継電器。
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