JP2018190688A - 電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】IV抵抗値Rb(n)に基づいて、各被検査電池の良否を適切に判定できる電池の製造方法を提供すること。【解決手段】電池1の製造方法は、複数の被検査電池1を検査電圧Vaまで充電する充電工程S2と、被検査電池1のIV抵抗値Rb(n)を測定する工程S3と、IV抵抗値Rb(n)が閾値Rs以下である被検査電池1を良品と判定する工程S4を備える。充電工程S2の検査充電電流値Ia(n)は、評価電池温度Tc(n)が高い配置場所NO.1〜NO.7に配置された被検査電池1ほど小さく、被検査電池温度Ta(n)のバラツキσaが評価電池温度Tc(n)のバラツキσcよりも小さくなる値に定めてあり、充電工程S2は検査充電電流値Ia(n)で被検査電池1を充電する。【選択図】図3

Description

本発明は、所定の電池電圧におけるIV抵抗値を測定して電池の良否を判断する電池の性能検査を備える電池の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池などの電池は、出荷前に様々な電池の性能検査が行われる。例えば、初充電工程の途中で、被検査電池を所定の充電電流値Idで所定の検査電圧Vaまで初充電した後、被検査電池のIV抵抗値Rbを測定し、このIV抵抗値Rbが閾値以下である場合に、当該被検査電池を良品と判定する性能検査が知られている。なお、良品の電池については、更に初充電工程が継続される。これに関連する従来技術として、例えば特許文献1が挙げられる。
特開2016−162559号公報
ところで、上述の電池の性能検査を行うに当たり、複数の被検査電池を積層し、積層した被検査電池群の両端を拘束治具で拘束した上で、各被検査電池の性能検査を同時に行うことが考えられる。この検査において、各被検査電池をそれぞれ上記のように同じ充電電流値Idで検査電圧Vaまで初充電した場合、各被検査電池が配置された配置場所の違いに起因して、検査電圧Va到達時に各被検査電池がそれぞれ達する電池温度Td(n)に、温度バラツキが生じることが判ってきた。
このように電池温度Td(n)にバラツキが生じる理由は、例えば以下が考えられる。即ち、被検査電池は充電により発熱して電池温度が上昇するが、拘束治具内の各被検査電池は、その配置された場所によって、電池同士の間や電池と拘束治具との間での伝熱性が異なる。また、被検査電池の配置された場所によって、恒温槽内などの検査空間における気温調節のための気流の当たり方が異なるなどにより、各被検査電池について見ると、電池外の気温や放熱性などの環境が異なる場合もある。これらの場合、各被検査電池の配置場所による検査電圧Va到達時の電池温度Td(n)のバラつきが生じると考えられる。
一方、IV抵抗値Rb(n)は、電池温度Td(n)の違いによって異なる値になることも判ってきた。具体的には、電池温度Td(n)が低いほどIV抵抗値Rb(n)が大きくなり、電池温度Td(n)が高いほどIV抵抗値Rb(n)が小さくなる傾向がある。このため、IV抵抗値Rb(n)の値で被検査電池の良否を判断するに当たり、当該電池の電池温度Td(n)が基準温度とは異なる場合には、測定されたIV抵抗値Rb(n)を所定の閾値と比較して、判定することが難しい。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、予め定めた配置場所に配置された複数の被検査電池について、予め定めた温度環境下で充電した後にIV抵抗値Rb(n)を測定し、IV抵抗値Rb(n)の大きさに基づいて、各被検査電池の良否を判定するに当たり、各被検査電池の良否を適切に判定できる電池の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、予め定めた配置場所にそれぞれ配置された複数の被検査電池を、予め定めた温度環境下で、同じ検査電圧Vaまでそれぞれ充電する充電工程と、上記充電工程に続き、上記複数の被検査電池のIV抵抗値Rb(n)をそれぞれ測定する抵抗値測定工程と、上記複数の被検査電池のうち、上記IV抵抗値Rb(n)が閾値以下である被検査電池を良品と判定する判定工程と、を備え、上記被検査電池と同一構成を有する複数の評価用電池を上記配置場所にそれぞれ配置し、上記温度環境下で、同じ評価充電電流値Icで上記検査電圧Vaまでそれぞれ充電した場合に、上記検査電圧Va到達時に上記評価用電池がそれぞれ達する評価電池温度Tc(n)に基づいて、上記充電工程で上記複数の被検査電池に流す充電電流の検査充電電流値Ia(n)を、上記評価電池温度Tc(n)が高い配置場所に配置された被検査電池ほど小さい値で、かつ、上記複数の被検査電池がいずれも上記良品である場合に、上記充電工程で上記検査電圧Va到達時に上記被検査電池がそれぞれ達する被検査電池温度Ta(n)のバラツキが、上記評価電池温度Tc(n)のバラツキよりも小さくなる値に、予めそれぞれ定めてあり、上記充電工程は、上記配置場所毎に定められた上記検査充電電流値Ia(n)で上記複数の被検査電池をそれぞれ充電する電池の製造方法である。
上述の電池の製造方法では、充電工程における各被検査電池の検査充電電流値Ia(n)を、一律の値にするのではなく、被検査電池の配置場所毎に異なる電流値にして充電を行う。具体的には、各被検査電池の検査充電電流値Ia(n)を、上述のように、評価電池温度Tc(n)が高い配置場所に配置された被検査電池ほど小さい値で、かつ、被検査電池温度Ta(n)のバラツキが評価電池温度Tc(n)のバラツキよりも小さくなる値に予めそれぞれ定めておく。そして、充電工程において、配置場所毎に定められた検査充電電流値Ia(n)で各被検査電池を充電する。これにより、充電工程終了時における各被検査電池の被検査電池温度Ta(n)のバラツキを、検査充電電流値Ia(n)を一律の値にする場合よりも小さくできる。従って、抵抗値測定工程で各被検査電池のIV抵抗値Rb(n)をそれぞれ適切に測定でき、判定工程で所定の閾値により各被検査電池の良否をそれぞれ適切に判定できる。
なお、複数の被検査電池の「配置場所」としては、例えば、複数の被検査電池を拘束治具を用いて拘束した状態で充電工程を行う場合には、拘束治具に拘束された状態における各被検査電池の配置場所が挙げられる。従って、この場合には、複数の評価用電池を被検査電池の配置場所にそれぞれ配置するとは、被検査電池に用いたのと同じ拘束治具を用いて複数の評価用電池を拘束することを指す。
また、恒温槽内など充電工程を行う部屋内に各被検査電池を配置する場合には、部屋内を流れる気流などの影響をも考慮し、当該部屋において各被検査電池がそれぞれ配置される場所が上述の「配置場所」となる。従って、この場合には、複数の評価用電池を被検査電池の配置場所にそれぞれ配置するとは、部屋内の各被検査電池を配置する場所と同じ場所に各評価用電池をそれぞれ配置することを指す。
また、充電工程を行う「温度環境」には、例えば前述の気流の当たり方なども含まれる。従って、複数の評価用電池を被検査電池の温度環境下で充電するとは、気流の当たり方なども同じにした状態で評価用電池に充電することを指す。
「検査電圧Va」は、IV抵抗値Rb(n)の測定を開始する電池電圧である。具体的には、SOC5%〜SOC50%の範囲内のSOCに相当する電池電圧とするのが好ましく、更には、SOC10%〜SOC30%の範囲内のSOCに相当する電池電圧とするのが好ましい。
「評価充電電流値Ic」及び「検査充電電流値Ia(n)」は、それぞれ、0.5C〜10.0Cの範囲内とするのが好ましく、更には、1.0C〜7.0Cの範囲内とするのが好ましい。
更に、上記の電池の製造方法であって、前記複数の被検査電池及び前記複数の評価用電池は、いずれも所定形態の拘束治具に拘束されて、前記配置場所が定められている電池の製造方法とするのが好ましい。
複数の被検査電池を拘束治具で拘束した状態で充電工程を行う場合、前述したように、各被検査電池の配置場所によって被検査電池の伝熱性が異なる。このため、各被検査電池の検査充電電流値Ia(n)を一律の値にすると、充電工程終了時の被検査電池温度Ta(n)が大きくバラつきがちである。
これに対し、上述の電池の製造方法では、前述したように、配置場所毎に定められた検査充電電流値Ia(n)で各被検査電池の充電を行う。このため、拘束治具で複数の被検査電池を拘束した状態で充電工程を行うにも拘わらず、充電工程終了時の被検査電池温度Ta(n)のバラツキが小さくなる。従って、各被検査電池のIV抵抗値Rb(n)を適切に測定し、各被検査電池の良否を適切に判定できる。
実施形態に係る電池の斜視図である。 実施形態に係る電池の縦断面図である。 実施形態に係る電池の製造方法のフローチャートである。 実施形態に係り、複数の電池を拘束治具で拘束した状態を示す説明図である。 7個の被検査電池の配置場所と検査電圧Va到達時の被検査電池温度Ta(n)との関係を示すグラフである。 7個の評価用電池の配置場所と検査電圧Va到達時の評価電池温度Tc(n)との関係を示すグラフである。 充電電流値Iと、その充電電流値Iで検査電圧Vaまで充電したときに到達する電池温度Tとの関係を示すグラフである。 検査電圧Va到達時の電池温度Tと、その電池温度Tで測定されるIV抵抗値Rbとの関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に、本実施形態に係る電池1の斜視図及び縦断面図を示す。なお、以下では、電池1の電池厚み方向BH、電池横方向CH及び電池縦方向DHを、図1及び図2に示す方向と定めて説明する。
この電池1は、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車等の車両などに搭載される角型で密閉型のリチウムイオン二次電池である。電池1は、電池ケース10と、この内部に収容された電極体20と、電池ケース10に支持された正極端子部材50及び負極端子部材60等から構成される。また、電池ケース10内には、電解液17が収容されており、その一部は電極体20内に含浸されている。
このうち電池ケース10は、直方体箱状で金属(本実施形態ではアルミニウム)からなる。この電池ケース10は、上側のみが開口した有底角筒状のケース本体部材11と、このケース本体部材11の開口を閉塞する形態で溶接された矩形板状のケース蓋部材13とから構成される。ケース蓋部材13には、アルミニウムからなる正極端子部材50がケース蓋部材13と絶縁された状態で固設されている。この正極端子部材50は、電池ケース10内で電極体20のうち正極板21に接続し導通する一方、ケース蓋部材13を貫通して電池外部まで延びている。また、ケース蓋部材13には、銅からなる負極端子部材60がケース蓋部材13と絶縁された状態で固設されている。この負極端子部材60は、電池ケース10内で電極体20のうち負極板31に接続し導通する一方、ケース蓋部材13を貫通して電池外部まで延びている。
電極体20は、扁平状をなし、横倒しにした状態で電池ケース10内に収容されている。電極体20と電池ケース10との間には、絶縁フィルムからなる袋状の絶縁フィルム包囲体19が配置されている。電極体20は、帯状の正極板21と帯状の負極板31とを、帯状で樹脂製の多孔質膜からなる一対のセパレータ41,41を介して互いに重ね、軸線周りに捲回して扁平状に圧縮したものである。正極板21は、帯状のアルミニウム箔からなる正極集電箔の両主面の所定位置に、正極活物質、導電材及び結着剤からなる正極活物質層を帯状に設けてなる。また、負極板31は、帯状の銅箔からなる負極集電箔の両主面の所定位置に、負極活物質、結着剤及び増粘剤からなる負極活物質層を帯状に設けてなる。
次いで、上記電池1の製造方法について説明する(図3参照)。まず、「組立工程S1」において、電池1を組み立てる。以下、この組み立てた電池1を被検査電池1ともいう。具体的には、正極板21及び負極板31を、一対のセパレータ41,41を介して互いに重ねて捲回し、扁平状に圧縮して電極体20を形成する。次に、ケース蓋部材13を用意し、これに正極端子部材50及び負極端子部材60を固設する(図1及び図2参照)。その後、正極端子部材50及び負極端子部材60を、電極体20の正極板21及び負極板31にそれぞれ溶接する。次に、電極体20に絶縁フィルム包囲体19を被せて、これらをケース本体部材11内に挿入すると共に、ケース本体部材11の開口をケース蓋部材13で塞ぐ。そして、ケース本体部材11とケース蓋部材13とを溶接して電池ケース10を形成する。その後、電解液17を、注液孔13hから電池ケース10内に注液して電極体20内に含浸させる。その後、封止部材15で注液孔13hを封止する。
次に、「第1充電工程S2」を行うのに先立ち、被検査電池1を所定形態の拘束治具200で拘束する(図4参照)。具体的には、複数(本実施形態では7個)の被検査電池1と3個のダミー電池1xとを用意し、これらの被検査電池1及びダミー電池1xを電池厚み方向BHに列置する。なお、上述のダミー電池1xは、電解液17が収容されていないために電池として機能しないものであり、それ以外の形態は、被検査電池1と同じである。
なお、以下では、図4中、最も左側の配置場所NO.1に配置された被検査電池1を第1被検査電池1A、そのすぐ右側の配置場所NO.2に配置された被検査電池1を第2被検査電池1B、更にその右側の配置場所NO.3に配置された被検査電池1を第3被検査電池1Cと順番に呼び、配置場所NO.7に配置された被検査電池1を第7被検査電池1Gとする。また、配置場所NO.8に配置されたダミー電池1xを第1ダミー電池1xA、その右側の配置場所NO.9に配置されたダミー電池1xを第2ダミー電池1xB、最も右側の配置場所NO.10に配置されたダミー電池1xを第3ダミー電池1xCとする。
そして、積層された被検査電池1(第1被検査電池1A〜第7被検査電池1G)及びダミー電池1x(第1ダミー電池1xA〜第3ダミー電池1xC)のうち、両端に位置する第1被検査電池1A及び第3ダミー電池1xCの最も面積が大きい側面10cを、拘束治具200の一対の板状のエンドプレート210,210で電池厚み方向BHに挟むと共に、エンドプレート210,210同士の間を複数の拘束ロッド220で結合する。これにより、複数の被検査電池1(1A〜1G)及び複数のダミー電池1x(1xA〜1xC)を電池厚み方向BHに押圧した状態で拘束する。なお、本実施形態では、以下に説明する「第1充電工程S2」から「エージング工程S6」までを、このように複数の被検査電池1及び複数のダミー電池1xを拘束治具200で拘束した状態で行う。
その後、拘束治具200及びこれに拘束された複数の被検査電池1(1A〜1G)及び複数のダミー電池1x(1xA〜1xC)を、エア・コンディショナが設置された部屋の所定位置に配置する。また、本実施形態では、エア・コンディショナからの気流の当たり方が被検査電池1及びダミー電池1xの配置場所NO.1〜NO.10によって異なるため、被検査電池1毎に、またダミー電池1x毎に温度環境が異なる。この温度環境下で「第1充電工程S2」から「第2充電工程S5」までを行う。
次に、「第1充電工程S2」において、被検査電池1(1A〜1G)に初充電を行う。具体的には、各被検査電池1に充放電装置を接続して、すべての被検査電池1を同じ検査電圧Va(本実施形態では、SOC15%に相当する3.44V)までそれぞれ充電する。なお、各ダミー電池1x(1xA〜1xC)については、この初充電や後述するIV抵抗値Rbの測定等は行わない。
この第1充電工程S2では、被検査電池1の配置場所NO.1〜NO.7毎に予め定められた検査充電電流値Ia(n)で各被検査電池1をそれぞれ充電する。具体的には、表1に示すように、第1被検査電池1Aの検査充電電流値Ia(1)を3.75C、第2被検査電池1Bの検査充電電流値Ia(2)を2.50C、第3被検査電池1Cの検査充電電流値Ia(3)を3.75C、第4被検査電池1Dの検査充電電流値Ia(4)を2.50C、第5被検査電池1Eの検査充電電流値Ia(5)を3.75C、第6被検査電池1Fの検査充電電流値Ia(6)を3.75C、第7被検査電池1Gの検査充電電流値Ia(7)を3.75Cとする。なお、これらの検査充電電流値Ia(n)の設定方法については後述する。
Figure 2018190688
また、すべての被検査電池1について、初充電を開始する直前の電池温度Te(n)をそれぞれ測定した。表1に示すように、いずれの被検査電池1(1A〜1G)も、充電開始直前の電池温度Te(n)は、18.5℃であった。
また、すべての被検査電池1について、第1充電工程S2終了時(検査電圧Va到達時)の被検査電池温度Ta(n)をそれぞれ測定した。表1及び図5に示すように、第1被検査電池1Aの被検査電池温度Ta(1)は、20.3℃であった。また、第2被検査電池1B及び第4被検査電池1Dの被検査電池温度Ta(2)及び被検査電池温度Ta(4)は、21.0℃であった。また、第3被検査電池1Cの被検査電池温度Ta(3)は、20.2℃であった。また、第5被検査電池1E及び第6被検査電池1Fの被検査電池温度Ta(5)及び被検査電池温度Ta(6)は、20.8℃であった。また、第7被検査電池1Gの被検査電池温度Ta(7)は、20.4℃であった。なお、これらの被検査電池温度Ta(n)のバラツキσaは、0.336であった。このバラツキσaの大きさについては後述する。
なお、表1に示した被検査電池温度Ta(n)の各値は、後述する判定工程S4で良品と判定される被検査電池1についての被検査電池温度Ta(n)である。
ここで、第1充電工程S2で各被検査電池1に流す充電電流の検査充電電流値Ia(n)の設定方法について説明する。検査充電電流値Ia(n)は、以下のようにして定めた。即ち、上述の被検査電池1と同一構成を有する複数(本実施形態では7個)の評価用電池2及び前述の3個のダミー電池1xを用意した。そして、これらの評価用電池2及びダミー電池1xを、被検査電池1A〜1G及びダミー電池1xA〜1xCを拘束するのに用いた前述の拘束治具200を用い、被検査電池1A〜1G及びダミー電池1xA〜1xCを拘束する場合と同様にして拘束した。
なお、図4中、最も左側の配置場所NO.1に(第1被検査電池1Aと同じ位置に)配置される評価用電池2を第1評価用電池2A、そのすぐ右側の配置場所NO.2に(第2被検査電池1Bと同じ位置に)配置される評価用電池2を第2評価用電池2Bと順番に呼び、配置場所NO.7に(第7被検査電池1Gと同じ位置に)配置される評価用電池2を第7評価用電池2Gとする。
その後、拘束治具200で拘束された各評価用電池2(2A〜2G)及び各ダミー電池1x(1xA〜1xC)を、被検査電池1(1A〜1G)について第1充電工程S2を行うのと同じ部屋の同じ場所に配置した。また、この部屋のエア・コンディショナの設定を、被検査電池1について第1充電工程S2を行うのと同じ設定とした。
次に、すべての評価用電池2について、初充電を開始する直前の電池温度Tf(n)をそれぞれ測定した。各評価用電池2の室内における配置場所及び温度環境は、前述の各被検査電池1の場合と同じである。このため、表1に示すように、いずれの評価用電池2(2A〜2G)の充電開始直前の電池温度Tf(n)も、各被検査電池1の充電開始直前の電池温度Te(n)と同じ18.5℃であった。
その後、すべての評価用電池2について、同じ評価充電電流値Ic(本実施形態では、5.00C)で前述の検査電圧Va(本実施形態では、3.44V)までそれぞれ充電した。そして、検査電圧Va到達時に各評価用電池2がそれぞれ達した評価電池温度Tc(n)を測定した。表1及び図6に示すように、第1評価用電池2Aの評価電池温度Tc(1)は21.3℃、第2評価用電池2Bの評価電池温度Tc(2)は21.9℃、第3評価用電池2C及び第7評価用電池2Gの評価電池温度Tc(3)及び評価電池温度Tc(7)は21.0℃、第4評価用電池2Dの評価電池温度Tc(4)は22.3℃、第5評価用電池2Eの評価電池温度Tc(5)は21.7℃、第6評価用電池2Fの評価電池温度Tc(6)は21.8℃であった。また、これらの評価電池温度Tc(n)のバラツキσcは、0.489である。
このように評価用電池2によって評価電池温度Tc(n)が大きくバラつく理由は、以下であると考えられる。即ち、各評価用電池2は充電により発熱して電池温度がそれぞれ上昇するが、拘束治具200内の各評価用電池2は、その配置場所NO.1〜NO.7によって伝熱性が異なる。このため、拘束治具200内の各評価用電池2の配置場所NO.1〜NO.7に起因して、評価電池温度Tc(n)が大きくバラつくと考えられる。また、評価用電池2の配置場所NO.1〜NO.7によって、エア・コンディショナからの気流の当たり方が異なるため、配置場所NO.1〜NO.7に起因して評価電池温度Tc(n)が大きくバラつくと考えられる。
ここで、評価用電池2を初充電した場合における充電電流値Iと、その充電電流値Iで検査電圧Vaまで充電したときに到達する電池温度Tとの関係について説明する(図7参照)。図7は、充電開始直前の電池温度Tが22.5℃の状態の評価用電池2を、前述の検査電圧Va=3.44Vまで初充電した場合の、充電電流値Iと、検査電圧Va到達時の電池温度Tとの関係を示す。図7から明らかなように、充電電流値Iを小さくするほど、検査電圧Va到達時の電池温度Tが低くなることが判る。従って、配置場所NO.1〜NO.7によって評価電池温度Tc(n)が高くなる評価用電池2ほど、充電電流値Iを小さくすれば、配置場所NO.1〜NO.7に起因した評価電池温度Tc(n)のバラツキを抑制できると考えられる。
そこで、第1充電工程S2で各被検査電池1に流す充電電流の検査充電電流値Ia(n)を、評価電池温度Tc(n)が高い配置場所NO.1〜NO.7に配置された被検査電池1ほど小さい値に設定する。本実施形態では、評価電池温度Tc(n)が特に高かった配置場所NO.2,NO.4について、第1充電工程S2における検査充電電流値Ia(2),Ia(4)を、表1に示したように、2.50Cと低い値に設定した。一方、これらよりも評価電池温度Tc(n)が低かった配置場所NO.1,NO.3,NO.5〜NO.7については、検査充電電流値Ia(1),Ia(3),Ia(5)〜Ia(7)を3.75Cに設定した。そして、このように検査充電電流値Ia(n)を設定したことで、被検査電池温度Ta(n)のバラツキσa=0.336(図5も参照)が、評価電池温度Tc(n)のバラツキσc=0.489(図6も参照)よりも小さくなった。
第1充電工程S2が終了したら、続いて「抵抗値測定工程S3」を行い、各被検査電池1(1A〜1G)のIV抵抗値Rb(n)をそれぞれ測定する。具体的には、第1充電工程S2で電池電圧が検査電圧Vaに達した被検査電池1から、他の被検査電池1が検査電圧Vaに達するのを待つことなく、この抵抗値測定工程S3を行う。電池電圧が検査電圧Vaに達した被検査電池1を、所定の放電電流値Ih=5.00C=25.0Aで5.00秒間放電させて、この放電開始からt1秒(本実施形態では、t1=0.00秒)後の電池電圧V1(n)と、t2秒(本実施形態では、t2=4.00秒)後の電池電圧V2(n)とをそれぞれ測定し、Rb(n)=(V1(n)−V2(n))/Ihにより、各被検査電池1のIV抵抗値Rb(n)をそれぞれ算出した。
次に、「判定工程S4」において、7個の被検査電池1(1A〜1G)のうち、IV抵抗値Rb(n)が所定の閾値Rs以下(Rb(n)≦Rs)である被検査電池1を良品と判定する。一方、IV抵抗値Rb(n)が閾値Rsを越える被検査電池1は不良品と判定し、後述する「エージング工程S6」を終えて被検査電池1の拘束状態を解除した後に、廃棄する。
ここで、検査電圧Va到達時の電池温度Tと、その電池温度Tで測定されるIV抵抗値Rbとの関係について説明する(図8参照)。図8から明らかなように、IV抵抗測定時の電池温度TによってIV抵抗値Rbの値が異なる。具体的には、IV抵抗測定時の電池温度Tが低いほど、IV抵抗値Rbの値が大きくなることが判る。このため、検査電圧Va到達時(第1充電工程S2終了時)の被検査電池温度Ta(n)が、基準温度Ts(本実施形態では、21.0℃)と大きく異なる場合、測定されたIV抵抗値Rb(n)に基づいて、各被検査電池1の良否を所定の閾値Rsで適切に判定することが難しい。これに対し、本実施形態では、前述のように、第1充電工程S2における各被検査電池1の検査充電電流値Ia(n)を配置場所NO.1〜NO.7毎に設定することにより、被検査電池温度Ta(n)のバラツキσaを小さくして(σa=0.336)、基準温度Tsとの温度差を小さくした。従って、IV抵抗値Rb(n)に基づいて、各被検査電池1の良否を所定の閾値Rsで適切に判定できる。
次に、「第2充電工程S5」において、判定工程S4を終えた被検査電池1から順番に、再充電を行う。具体的には、すべての被検査電池1を、定電流定電圧(CCCV)充電により、SOC100%に相当する4.10Vまでそれぞれ充電する。具体的には、5.00Cの定電流で電池電圧が4.10Vになるまで充電した後、充電電流値が0.25Cになるまでこの電池電圧=4.10Vを維持した。すべての被検査電池1について第2充電工程S5が終了したら、次のエージング工程S6を行う。
次に、拘束治具200で拘束された各被検査電池1(1A〜1G)及び各ダミー電池1xを、別の部屋に移動させて、「エージング工程S6」において、40〜85℃の温度下で各被検査電池1をエージングする。具体的には、63℃の温度下において、各被検査電池1を端子開放した状態で20hrにわたり放置して各被検査電池1をエージングする。このエージング工程S6を終えた後は、各被検査電池1及び各ダミー電池1xを拘束している拘束治具200を取り外し、被検査電池1及びダミー電池1xの拘束状態を解除する。また、前述の判定工程S4で不良品と判定された被検査電池1を廃棄する。かくして、電池1が完成する。
以上で説明したように、電池1の製造方法では、第1充電工程S2における各被検査電池1(1A〜1G)の検査充電電流値Ia(n)を、一律の値にするのではなく、被検査電池1の配置場所NO.1〜NO.7毎に異なる電流値にして充電を行う。具体的には、各被検査電池1の検査充電電流値Ia(n)を、前述のように、評価電池温度Tc(n)が高い配置場所NO.1〜NO.7に配置された被検査電池1ほど小さい値で、かつ、被検査電池温度Ta(n)のバラツキσaが評価電池温度Tc(n)のバラツキσcよりも小さくなる値に予めそれぞれ定めておく。
そして、第1充電工程S2において、配置場所NO.1〜NO.7毎に定められた検査充電電流値Ia(n)で各被検査電池1を充電する。これにより、第1充電工程S2終了時における各被検査電池1の被検査電池温度Ta(n)のバラツキσaを、検査充電電流値Ia(n)を一律の値にする場合よりも小さくできる。従って、抵抗値測定工程S3で各被検査電池1のIV抵抗値Rb(n)をそれぞれ適切に測定でき、判定工程S4で所定の閾値Rsにより各被検査電池1の良否をそれぞれ適切に判定できる。
更に、本実施形態では、複数の被検査電池1を拘束治具200で拘束した状態で第1充電工程S2を行っているので、各被検査電池1の配置場所NO.1〜NO.7によって被検査電池1の伝熱性が異なる。このため、各被検査電池1の検査充電電流値Ia(n)を一律の値にすると、第1充電工程S2終了時の被検査電池温度Ta(n)が大きくバラつきがちである。しかしながら、本実施形態では、前述したように配置場所NO.1〜NO.7毎に定められた検査充電電流値Ia(n)で各被検査電池1の充電を行っている。このため、拘束治具200で複数の被検査電池1を拘束した状態で第1充電工程S2を行っているにも拘わらず、第1充電工程S2終了時の被検査電池温度Ta(n)のバラツキσaが小さくなる。従って、各被検査電池1のIV抵抗値Rb(n)を適切に測定し、各被検査電池1の良否を適切に判定できる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態では、複数(7個)の被検査電池1及び複数(3個)のダミー電池1xを拘束治具200で拘束した場合の複数(7個)の被検査電池1について、本発明を適用したが、これに限定されない。例えば、ダミー電池1xは用いずに、10個の被検査電池1を前述の拘束治具200で拘束した場合の10個の被検査電池1について、本発明を適用することができる。或いは、ダミー電池1xは用いずに、7個の被検査電池1を前述の拘束治具200とは別の拘束治具で拘束した場合の7個の被検査電池1について、本発明を適用することもできる。また、複数の被検査電池1を樹脂トレイの所定位置に並べて置くなど、拘束治具で被検査電池1を拘束しない場合にも、上記複数の被検査電池1について、本発明を適用することもできる。
1 電池(被検査電池)
2 評価用電池
1A〜1G 第1被検査電池〜第7被検査電池
2A〜2G 第1評価用電池〜第7評価用電池
200 拘束治具
S1 組立工程
S2 第1充電工程
S3 抵抗値測定工程
S4 判定工程
NO.1〜NO.10 配置場所
Ia(n) 検査充電電流値
Ic 評価充電電流値
Va 検査電圧
Te(n) (被検査電池の充電開始直前の)電池温度
Tf(n) (評価用電池の充電開始直前の)電池温度
Ta(n) 被検査電池温度
Tc(n) 評価電池温度
σa (被検査電池温度Ta(n)の)バラツキ
σc (評価電池温度Tc(n)の)バラツキ
Rb(n) IV抵抗値
Rs 閾値

Claims (1)

  1. 予め定めた配置場所にそれぞれ配置された複数の被検査電池を、予め定めた温度環境下で、同じ検査電圧Vaまでそれぞれ充電する充電工程と、
    上記充電工程に続き、上記複数の被検査電池のIV抵抗値Rb(n)をそれぞれ測定する抵抗値測定工程と、
    上記複数の被検査電池のうち、上記IV抵抗値Rb(n)が閾値以下である被検査電池を良品と判定する判定工程と、を備え、
    上記被検査電池と同一構成を有する複数の評価用電池を上記配置場所にそれぞれ配置し、上記温度環境下で、同じ評価充電電流値Icで上記検査電圧Vaまでそれぞれ充電した場合に、上記検査電圧Va到達時に上記評価用電池がそれぞれ達する評価電池温度Tc(n)に基づいて、
    上記充電工程で上記複数の被検査電池に流す充電電流の検査充電電流値Ia(n)を、
    上記評価電池温度Tc(n)が高い配置場所に配置された被検査電池ほど小さい値で、かつ、
    上記複数の被検査電池がいずれも上記良品である場合に、上記充電工程で上記検査電圧Va到達時に上記被検査電池がそれぞれ達する被検査電池温度Ta(n)のバラツキが、上記評価電池温度Tc(n)のバラツキよりも小さくなる値に、
    予めそれぞれ定めてあり、
    上記充電工程は、
    上記配置場所毎に定められた上記検査充電電流値Ia(n)で上記複数の被検査電池をそれぞれ充電する
    電池の製造方法。
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