JP2014153269A - 二次電池の検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低温領域に含まれる温度における二次電池の内部抵抗を高精度に推定可能な二次電池の検査方法を提供する。
【解決手段】低温領域の温度Tにおける二次電池1の内部抵抗Rを推定して二次電池1の出力を評価する検査工程S1であって、常温領域の温度T・Tに調整された二次電池1の反応抵抗の実測値Rc1・Rc2を用いて、反応抵抗算出式における定数A・Bを算出する工程(S13)と、温度T・Tに調整された二次電池1の直流抵抗の実測値Re1・Re2を用いて、直流抵抗算出式における定数C・Dを算出する工程(S14)と、算出された定数A・Bが代入された前記反応抵抗算出式から反応抵抗Rcxを算出する工程(S15)と、算出された定数C・Dが代入された前記直流抵抗算出式から直流抵抗Rexを算出する工程(S16)と、反応抵抗Rcxおよび直流抵抗Rexから内部抵抗Rを算出する工程(S17)とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、二次電池の検査方法に関し、特に二次電池の内部抵抗を推定する技術に関する。
従来、リチウムイオン二次電池等の二次電池を製造して出荷する際には、二次電池の出力等の初期特性を検査する検査工程が行われている。
上記の検査工程においては、二次電池の出力を評価するために、二次電池の内部抵抗の測定が行われる。
しかしながら、低温領域に含まれる温度、特に氷点下(例えば、−30℃)における二次電池の内部抵抗の測定は、コストおよび時間の観点から困難である。
特許文献1には、指数項を含む関数を用いて、二次電池の内部抵抗の温度特性に近似させることにより、所定温度における二次電池の内部抵抗を算出する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、指数近似のみで二次電池の内部抵抗を算出しているため、高精度に内部抵抗を推定できない点で不利である。
特開2007−108063号公報
本発明は、低温領域に含まれる温度における二次電池の内部抵抗を高精度に推定可能な二次電池の検査方法を提供することを課題とする。
本発明に係る二次電池の検査方法は、低温領域に含まれる温度における二次電池の内部抵抗を推定することによって、当該二次電池の出力を評価する、二次電池の検査方法であって、常温領域に含まれる少なくとも二つの異なる温度と、当該温度に調整された前記二次電池の反応抵抗の実測値とを用いて、下記の数1に示す反応抵抗算出式における定数Aおよび定数Bを算出する工程と、常温領域に含まれる少なくとも二つの異なる温度と、当該温度に調整された前記二次電池の直流抵抗の実測値とを用いて、下記の数2に示す直流抵抗算出式における定数Cおよび定数Dを算出する工程と、算出された前記定数Aおよび前記定数Bが代入された前記反応抵抗算出式から、前記低温領域に含まれる温度における前記二次電池の反応抵抗を算出する工程と、算出された前記定数Cおよび前記定数Dが代入された前記直流抵抗算出式から、前記低温領域に含まれる温度における前記二次電池の直流抵抗を算出する工程と、算出された前記反応抵抗および前記直流抵抗から、前記低温領域に含まれる温度における前記二次電池の内部抵抗を算出する工程と、算出された前記内部抵抗を、予め設定された閾値と比較することにより、前記二次電池の出力の良否を判定する工程と、を含む。
Figure 2014153269

Figure 2014153269
本発明に係る二次電池の検査方法において、前記低温領域は、0℃以下であり、前記常温領域は、15℃以上かつ40℃以下であることが好ましい。
本発明に係る二次電池の検査方法において、前記常温領域は、20±3℃であることが好ましい。
本発明によれば、低温領域に含まれる温度における二次電池の内部抵抗を高精度に推定できる。
本発明に係る二次電池を示す図。 本発明に係る二次電池の検査工程を示す図。 本発明に係る二次電池の検査工程を示す図。 直流電源を用いた場合における、二次電池の直流抵抗および反応抵抗の算出方法を示す図。 交流電源を用いた場合における、二次電池の直流抵抗および反応抵抗の算出方法を示す図。 二次電池の内部抵抗(反応抵抗および直流抵抗)の温度特性を示す図。
以下では、図1を参照して、本発明に係る二次電池の一実施形態である二次電池1について説明する。
図1に示すように、二次電池1は、略直方体状のケース10と、ケース10の内部に収納された電極体20とを具備し、リチウムイオン二次電池として構成されている。
ケース10は、内部に電極体20および電解液を収納するための容器である。ケース10は、アルミニウム合金等から成り、略直方体状に形成されている。
ケース10は、収納部11と蓋部12とを有する。
収納部11は、略直方体状の箱体であり、上面が開口している。収納部11の内部には、電極体20が前記電解液と共に収納されている。
蓋部12は、収納部11の上面の開口を塞ぐ平板であり、収納部11における上面の開口に応じた形状を有する。蓋部12は、溶接によって収納部11と接合されている。蓋部12には、二次電池1の外部端子として機能する正極端子13および負極端子14が固定されている。
電極体20は、ケース10の内部に収納されており、ケース10の内部に注液された電解液が含浸することにより発電要素として機能する。電極体20は、シート状の一対の電極(正極および負極)がセパレータを介して積層されて捲回された後、偏平状に成形されることによって作製される。電極体20の正極および負極は、それぞれ、ケース10の内部において、正極端子13および負極端子14と電気的に接続されている。
以上のように構成された二次電池1の製造工程においては、二次電池1の出力を評価するための検査工程S1が行われる。
以下では、図2〜図6を参照して、本発明に係る二次電池の検査方法の一実施形態である、二次電池1の検査工程S1について説明する。
検査工程S1は、氷点下(0℃以下)の所定温度(例えば、−30℃)である温度Tにおける二次電池1の内部抵抗Rを推定し、当該内部抵抗Rに基づいて二次電池1の出力の良否を判定する工程である。
図2および図3に示すように、検査工程S1は、ステップS11〜S20を含む。
ステップS11においては、温度Tに調整された二次電池1の内部抵抗R1を実測する。詳細には、内部抵抗R1を、直流抵抗Re1と反応抵抗Rc1とに切り分け、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1を算出する。
ここで、温度Tは、常温領域に含まれる温度である。常温領域は、例えば15〜40℃である。
一般的に、二次電池の内部抵抗は、主に直流抵抗、反応抵抗、および拡散抵抗から成る。
直流抵抗は、端子および集電体等を電子が移動する際の抵抗である。
反応抵抗は、電解液と活物質との界面を電荷が移動する際の抵抗である。
拡散抵抗は、活物質および電解液等の中にイオンが拡散する際の抵抗である。
本発明においては、二次電池の内部抵抗を算出する際、拡散抵抗を考慮しない。つまり、本発明においては、内部抵抗=直流抵抗+反応抵抗、とする。
ステップS11において、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1を算出する際、直流電源を用いた場合と、交流電源を用いた場合とで、その方法が異なる。
まず、直流電源を用いた場合における、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1の算出方法について説明する。
図4に示すように、直流電源を用いた場合において、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1は、二次電池1を電圧Vから電圧Vまで、所定の電流Iにて定電流放電させる際に算出される。
直流抵抗Re1は、電圧Vから、電流Iでの定電流放電を開始して時間t(例えば、0.1秒)が経過した時点での電圧Vまでの電圧降下量ΔV(ΔV=V−V)に基づいて算出される。詳細には、直流抵抗Re1=電圧降下量ΔVe/電流I、の式が成り立ち、この式から直流抵抗Re1が算出される。
反応抵抗Rc1は、電圧Vから電圧Vまでの電圧降下量ΔV(ΔV=V−V)に基づいて算出される。詳細には、反応抵抗Rc1=電圧降下量ΔV/電流I、の式が成り立ち、この式から反応抵抗Rc1が算出される。
なお、図4においては、横軸が定電流放電を行ってからの経過時間、縦軸が二次電池1の電圧を示している。
このように、直流電源を用いた場合においては、電圧降下量ΔVを、直流抵抗Re1による電圧降下量とし、電圧降下量ΔVを、反応抵抗Rc1による電圧降下量として、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1をそれぞれ算出している。
これは、一般的に、二次電池の直流抵抗は、電圧変化に対して応答が早い抵抗成分であり、放電開始直後の電圧降下量(本実施形態においては、電圧降下量ΔV)を測定する部分にのみ含まれることとなるためである。
次に、交流電源を用いた場合における、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1の算出方法について説明する。
図5に示すように、交流電源を用いた場合において、直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1は、二次電池1のコールコールプロットを用いて算出される。コールコールプロットは、周波数の変化に伴うインピーダンスの軌跡を複素平面上に表したものである。
直流抵抗Re1は、横軸における、二次電池1のコールコールプロットと交差する部分の値である。
反応抵抗Rc1は、二次電池1のコールコールプロットにおける略円弧状部分の幅(図5における横軸方向の長さ)である。
なお、図5において、横軸は、二次電池1のインピーダンスの抵抗的成分を示す実軸であり、縦軸は、二次電池1のインピーダンスの容量的成分を示す虚軸である。図5においては、便宜上、二次電池1の拡散抵抗を図示している。
図2に示すように、ステップS12においては、温度Tに調整された二次電池1の内部抵抗R2を実測する。詳細には、内部抵抗R2を、直流抵抗Re2と反応抵抗Rc2とに切り分け、直流抵抗Re2および反応抵抗Rc2を算出する。
ここで、温度Tは、前記常温領域に含まれる温度である。温度Tは、温度Tとは異なる値に設定される。
ステップS12における直流抵抗Re2および反応抵抗Rc2の算出方法は、ステップS11における直流抵抗Re1および反応抵抗Rc1の算出方法と略同様であるため、その詳細な説明を省略する。
ステップS13においては、ステップS11・S12にて算出された反応抵抗Rc1・Rc2と、温度T・Tを用いて、下記の数1に示す式における定数A・Bを算出する。つまり、反応抵抗Rc1と温度Tとを代入した数1に示す式、および反応抵抗Rc2と温度Tとを代入した数1に示す式から、数1に示す式における定数A・Bを算出する。
ステップS14においては、ステップS11・S12にて算出された直流抵抗Re1・Re2と、温度T・Tを用いて、下記の数2に示す式における定数C・Dを算出する。つまり、直流抵抗Re1と温度Tとを代入した数2に示す式、および直流抵抗Re2と温度Tとを代入した数2に示す式から、数2に示す式における定数C・Dを算出する。
Figure 2014153269

Figure 2014153269
数1に示す式は、二次電池の内部抵抗を成す反応抵抗は指数近似可能である、という知見に基づいて構成した式である。以下では、数1に示す式を、適宜「反応抵抗算出式」と記す。
数2に示す式は、二次電池の内部抵抗を成す直流抵抗は線形近似可能である、という知見に基づいて構成した式である。以下では、数2に示す式を、適宜「直流抵抗算出式」と記す。
図6に示すように、反応抵抗および直流抵抗は、互いに異なる温度特性を有しており、反応抵抗は、指数近似可能であり、直流抵抗は、線形近似可能であることが確認できる。したがって、反応抵抗を算出する式として、数1の反応抵抗算出式を構成でき、直流抵抗を算出する式として、数1の直流抵抗算出式を構成できるのである。
なお、図6は、所定の温度における二次電池の内部抵抗(反応抵抗および直流抵抗)の実測値を示す図であり、横軸は、二次電池の温度、縦軸は、二次電池の抵抗値を示している。
また、図6に示すように、二次電池の温度が20±3℃の範囲においては、二次電池の内部抵抗における反応抵抗および直流抵抗の占める割合が略均等となる。
そのため、本発明においては、反応抵抗および直流抵抗を実測する際の二次電池の温度を20±3℃に調整することが好ましい。つまり、本発明に係る常温領域を20±3℃とすることが好ましい。
これにより、二次電池の内部抵抗を、より高精度に推定することができる。
図3に示すように、ステップS15においては、まず、ステップS13にて算出された定数A・Bを数1の反応抵抗算出式に代入する。そして、定数A・Bが代入された反応抵抗算出式から、温度Tにおける二次電池1の反応抵抗Rcxを算出する。つまり、定数A・Bが代入された反応抵抗算出式に、氷点下の所定温度(例えば、−30℃)である温度Tを代入することにより、温度Tにおける二次電池1の反応抵抗Rcxを算出する。
ステップS16においては、まず、ステップS14にて算出された定数C・Dを数2の直流抵抗算出式に代入する。そして、定数C・Dが代入された直流抵抗算出式から、温度Tにおける二次電池1の直流抵抗Rexを算出する。つまり、定数C・Dが代入された直流抵抗算出式に、氷点下の所定温度(例えば、−30℃)である温度Tを代入することにより、温度Tにおける二次電池1の直流抵抗Rexを算出する。
ステップS17においては、ステップS15にて算出された反応抵抗Rcx、およびステップS16にて算出された直流抵抗Rexから、温度Tにおける二次電池1の内部抵抗Rを算出する。つまり、内部抵抗R=反応抵抗Rcx+直流抵抗Rex、の式が成り立つため、この式から内部抵抗Rを算出する。
ステップS18においては、ステップS17にて算出された内部抵抗Rを所定の閾値と比較する。当該閾値は、予め実験等に基づいて設定された値である。
内部抵抗Rが閾値よりも小さい場合(内部抵抗R<閾値)には、ステップS19にて、要求される出力を二次電池1が満たしているとして、二次電池1を良品と判定する。
内部抵抗Rが閾値以上の場合(内部抵抗R≧閾値)には、ステップS20にて、要求される出力を二次電池1が満たしていないとして、二次電池1を不良品と判定する。
なお、本実施形態においては、常温領域に含まれる異なる二点(温度T・T)で、それぞれ二次電池1の内部抵抗を実測することによって、数1の反応抵抗算出式における定数A・B、および数2の直流抵抗算出式における定数C・Dを算出しているが、常温領域に含まれる少なくとも二つの異なる温度で二次電池1の内部抵抗を実測すればよい。
また、二次電池1の内部抵抗を実測する代わりに、予め測定された多数の二次電池の内部抵抗に基づいて、数1の反応抵抗算出式における定数A・B、および数2の直流抵抗算出式における定数C・Dを算出することも可能である。
また、本実施形態においては、氷点下における二次電池1の内部抵抗Rを推定しているが、低温領域に含まれる温度における二次電池1の内部抵抗を推定することも可能である。
ここで、低温領域とは、コスト等の観点から二次電池の内部抵抗の実測が困難である温度領域であり、例えば10℃以下である。
以下では、実施例、および比較例1〜3に基づいて、本発明に係る二次電池の検査方法を行った場合に、高精度で氷点下における二次電池の内部抵抗が推定できているかを検証した結果について説明する。
[実施例]
所定の二次電池に対して、30±15℃の雰囲気下で本発明に係る検査方法を行い、−30℃における二次電池の内部抵抗を推定した。詳細には、30±15℃の範囲における異なる二点の温度に調整された二次電池の反応抵抗および直流抵抗を実測し、それぞれ上記の数1および数2の式を用いて指数近似および線形近似を行うことで、−30℃における二次電池の反応抵抗および直流抵抗(内部抵抗)を推定した。
[比較例1]
20±3℃の雰囲気下で二次電池の内部抵抗を実測し、当該実測した内部抵抗をそのまま、−30℃における二次電池の内部抵抗とした。
[比較例2]
20±3℃の雰囲気下で二次電池の内部抵抗を実測し、上記の数2の式を用いて線形近似を行うことで、−30℃における二次電池の内部抵抗を推定した。
[比較例3]
20±5℃の雰囲気下で二次電池の内部抵抗を実測し、上記の数1の式を用いて指数近似を行うことで、−30℃における二次電池の内部抵抗を推定した。
以上の実施例、および比較例1〜3にて推定された−30℃における二次電池の内部抵抗と、予め実測された−30℃における二次電池の内部抵抗との誤差率をそれぞれ算出し、下記の表1に記した。
Figure 2014153269
実施例においては、誤差率が1%となり、氷点下における二次電池の内部抵抗を高精度に推定できた。
これに対し、比較例1においては、誤差率が547%となり、氷点下における二次電池の内部抵抗を殆ど推定できなかった。
また、比較例2においては、325%となり、氷点下における二次電池の内部抵抗を殆ど推定できなかった。
また、比較例3においては、12%となり、氷点下における二次電池の内部抵抗を推定できたが、実施例よりも低い精度となった。
以上のように、二次電池の内部抵抗を、反応抵抗と直流抵抗とに切り分け、上記の数1および数2の式を用いて指数近似および線形近似を行うことで、氷点下における二次電池の内部抵抗を高精度に推定できることが明らかになった。
1 二次電池
10 ケース
11 収納部
12 蓋部
13 正極端子
14 負極端子
20 電極体

Claims (3)

  1. 低温領域に含まれる温度における二次電池の内部抵抗を推定することによって、当該二次電池の出力を評価する、二次電池の検査方法であって、
    常温領域に含まれる少なくとも二つの異なる温度と、当該温度に調整された前記二次電池の反応抵抗の実測値とを用いて、下記の数1に示す反応抵抗算出式における定数Aおよび定数Bを算出する工程と、
    常温領域に含まれる少なくとも二つの異なる温度と、当該温度に調整された前記二次電池の直流抵抗の実測値とを用いて、下記の数2に示す直流抵抗算出式における定数Cおよび定数Dを算出する工程と、
    算出された前記定数Aおよび前記定数Bが代入された前記反応抵抗算出式から、前記低温領域に含まれる温度における前記二次電池の反応抵抗を算出する工程と、
    算出された前記定数Cおよび前記定数Dが代入された前記直流抵抗算出式から、前記低温領域に含まれる温度における前記二次電池の直流抵抗を算出する工程と、
    算出された前記反応抵抗および前記直流抵抗から、前記低温領域に含まれる温度における前記二次電池の内部抵抗を算出する工程と、
    算出された前記内部抵抗を、予め設定された閾値と比較することにより、前記二次電池の出力の良否を判定する工程と、を含む、
    ことを特徴とする二次電池の検査方法。
    Figure 2014153269

    Figure 2014153269
  2. 前記低温領域は、0℃以下であり、
    前記常温領域は、15℃以上かつ40℃以下である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の二次電池の検査方法。
  3. 前記常温領域は、20±3℃である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の二次電池の検査方法。
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