JP2018189668A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成でありながら、ワイヤーの固定を可能とした電子機器を提供すること。【解決手段】電子機器の外観の一部を形成する外装部材と、電気的な接続が可能なワイヤーと、ワイヤーを接続する接続部を電子機器内部に備え、外装部材には、ワイヤーの規制方向が異なる第1の固定部、第2の固定部、第3の固定部からなる固定群が設けられており、第1の固定部は、ワイヤーを接続部へ接続する第1の方向を規制し、第2の固定部は、第1の方向に直交する第2の方向を規制し、第3の固定部は、第2の方向に対向する第3の方向を規制し、第1の固定部と第3の固定部の第2の方向の高さは、第2の固定部のワイヤーの規制面よりも高く、第2の固定部と第3の固定部の第1の方向の高さは、第1の固定部のワイヤーの規制面よりも高く、第1の固定部と第2の固定部の第1の間隔と、記第2の固定部と第3の固定部の第2の間隔は、前記ワイヤーの径よりも大きい。【選択図】図7
Description
本発明は、電子機器に関し、特にワイヤーの固定に関する。
従来、デジタルカメラなどの電子機器において、液晶表示パネルを機器本体に対して回動可能にヒンジ機構で支持するバリアングル構成が知られている。バリアングル構成においては、回動動作により信号線が断線しないように、フレキシブル基板ではなく、ワイヤーによって、液晶表示パネルと本体の制御基板を接続している。
上記構成において、近年の電子機器の小型化に伴い、電子機器内部の空間は縮小傾向にあるため、ワイヤーを機器内部に這い回す際に、他の部品との干渉、挟み込みが懸念される。それを回避するために、従来、ワイヤーを固定する対策が施されている。
特許文献1には、ワイヤーを固定する固定部材を設け、その固定部材を外装部材に固定することで、ワイヤーを固定する技術が開示されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、ワイヤー固定のための固定部材を別途設ける必要があり、筐体に対して固定部材を取り付ける組立工数が増えてしまう。また、部品点数が増えてしまうため、コストが増加してしまう。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成でありながら、ワイヤーの固定を可能とした電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、
電子機器の外観の一部を形成する外装部材と、電気的な接続が可能なワイヤーと、前記ワイヤーを接続する接続部を電子機器内部に備え、前記外装部材には、前記ワイヤーの規制方向が異なる第1の固定部、第2の固定部、第3の固定部からなる固定群が設けられており、前記第1の固定部は、前記ワイヤーを前記接続部へ接続する第1の方向を規制し、前記第2の固定部は、前記第1の方向に直交する第2の方向を規制し、前記第3の固定部は、前記第2の方向に対向する第3の方向を規制し、前記第1の固定部と前記第3の固定部の第2の方向の高さは、前記第2の固定部の前記ワイヤーの規制面よりも高く、前記第2の固定部と前記第3の固定部の第1の方向の高さは、前記第1の固定部の前記ワイヤーの規制面よりも高く、前記第1の固定部と前記第2の固定部の第1の間隔と、前記第2の固定部と前記第3の固定部の第2の間隔は、前記ワイヤーの径よりも大きいことを特徴とする。
電子機器の外観の一部を形成する外装部材と、電気的な接続が可能なワイヤーと、前記ワイヤーを接続する接続部を電子機器内部に備え、前記外装部材には、前記ワイヤーの規制方向が異なる第1の固定部、第2の固定部、第3の固定部からなる固定群が設けられており、前記第1の固定部は、前記ワイヤーを前記接続部へ接続する第1の方向を規制し、前記第2の固定部は、前記第1の方向に直交する第2の方向を規制し、前記第3の固定部は、前記第2の方向に対向する第3の方向を規制し、前記第1の固定部と前記第3の固定部の第2の方向の高さは、前記第2の固定部の前記ワイヤーの規制面よりも高く、前記第2の固定部と前記第3の固定部の第1の方向の高さは、前記第1の固定部の前記ワイヤーの規制面よりも高く、前記第1の固定部と前記第2の固定部の第1の間隔と、前記第2の固定部と前記第3の固定部の第2の間隔は、前記ワイヤーの径よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成でありながら、ワイヤーの固定を可能とした電子機器を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが、本発明の課題の解決に必須のものとは限らない。
まずは、図1を用いて本発明を適用した機器本体としての、カメラ本体1の構成について説明する。図1は、カメラ本体1の外観を示す図である。図1(a)はカメラ本体1を被写体側から見た斜視図であり、図1(b)はカメラ本体1を撮影者側から見た斜視図である。
カメラ本体1は、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子11(図3参照)を有するデジタルカメラである。カメラ本体1の背面には、撮像素子11によって取得される画像や、各種設定画面等を表示する表示手段である画像表示部としての液晶表示装置(以下、TFT2と称する)を有した筐体としてのバリアングルユニット100が設けられている。TFT2にはタッチパネル3が設けられており、ユーザーのタッチ入力操作によってTFT2の表示切り換えや、レリーズ、カメラ本体1の各種設定変更を行うことができる。4は入力操作部であり、タッチパネル3と同様にカメラ本体1に各種設定変更やカメラ電源のON/OFF等や、表示の点灯開始といった入力操作を行う。5はカメラ本体1の外装部品となる背面外装カバーであり、バリアングルユニット100が収納される凹形状が設けられている。背面外装カバー5は、請求項記載の外装部材に相当する。
6は、ユーザーがカメラ本体1を保持するグリップ部であり、カメラ本体1を背面から見た際の右側に設けられる。以後、カメラ本体1を背面から見た際の右側のことを右側と称し、カメラ本体1を背面から見た際の左側のことを左側と称する。グリップ部6は、ユーザーが握りやすいように凸形状となっている。7は、カメラ本体1の内部に配置される外部メモリ接続部12(図4参照)に、CFカードやSDカード等の外部メモリを挿抜するために、開閉されるメディアドアであり、グリップ部6を成す一つの外装部材である。外部メモリ接続部12については後述する。9は、USBケーブルや外部機器と接続するインターフェース部であり、ユーザーがカメラ本体1を握った状態で、外部機器と接続可能なように、グリップ部6の反対側であるカメラ本体1の左側に配置する。
バリアングルユニット100は、ヒンジ機構8によってカメラ本体1に対して回動可能に支持されており、カメラ本体1に対する姿勢を変更することが可能である。ユーザーが、カメラ本体1を握った状態でバリアングルユニット100の回動動作ができるように、ヒンジ機構8は、グリップ部6とは反対側であるカメラ本体1の左側に設けられる。本実施例では、グリップ部6を、カメラ本体1の右側に配置する構成について説明しているが、左側に配置しても構わない。その場合、ヒンジ機構8はグリップ部6の反対側のカメラ本体1の右側に配置される。
図2は、バリアングルユニット100の回動動作と姿勢について表した図であり、図2を用いてバリアングルユニット100の回動動作について説明する。
ヒンジ機構8は、2軸ヒンジ機構であって、第1の回転軸Aと第2の回転軸Bを有し、第1の回転軸Aを中心にバリアングルユニット100を回動させることで、バリアングルユニット100をカメラ本体1に対して開閉することができる。なお、図2(a)では、バリアングルユニット100が開状態となる姿勢を示している。以下、図2(b)で示すようにバリアングルユニット100が画像表示面をカメラ本体1側に向け、カメラ本体1の背面外装カバー5に収納された状態を閉状態とする。また、第1の回転軸Aを中心に回動させてバリアングルユニット100とカメラ本体1の角度を変化させることを開閉動作とし、開状態から閉状態へと動作させることを閉動作、閉状態から開状態へと動作させることを開動作とする。
第2の回転軸Bを中心にバリアングルユニット100を回動させることで、バリアングルユニット100の画像表示面をカメラ本体1の被写体側や背面側に向けることもできる。なお、図2(c)では、バリアングルユニット100が開状態であって、画像表示面がカメラ本体1の被写体側に向いている状態を示している。以下、前述した開閉動作と区別するため、バリアングルユニット100を第2の回転軸Bを中心に回動させることを回転動作とする。
次に、本実施例に係るカメラ本体1の主要な構成について説明する。図3は、本実施例のカメラ本体1の主要な構成を示すブロック図である。
前述した撮像素子11で得られた画像信号は、カメラ動作の各制御を行うマイクロコンピュータ10(以下、MPU10と称す)で処理される。取得された画像信号は、MPU10によってTFT2に表示される。また、MPU10にはタッチパネル3や入力操作部4による入力信号が伝達され、MPU10は入力信号に基づいたカメラ動作を制御する。12は外部メモリ接続部で、MPU10は、外部メモリ接続部12に接続されている外部メモリに画像データを記録させる。MPU10は、インターフェース部9に接続された外部機器からの入力信号を受け取り、入力に基づいて、カメラ動作の制御や、外部機器の制御を行う。
次に、カメラ本体1の内部の構成について図4を用いて説明する。図4は、本実施例のカメラ本体1の内部構成を示す図である。
21は、後述するコネクタ22や、MPU10が実装された制御基板であり、カメラ制御に係る信号が制御基板上の配線によってMPU10へと伝送される。なお、外部メモリ接続部12は、CFカードやSDカード等の外部メモリが接続されるコネクタであり、制御基板21に実装されている。先述したように、インターフェース部9は制御基板21の左側に配置されるため、外部メモリ接続部12は、基板上スペースのある制御基板21の右側に配置される。MPU10は、外部メモリ接続部12に接続されている外部メモリに画像を記録させるため、MPU10と外部メモリ接続部12の間で画像信号を伝送する。画像信号は高速伝送が必要な信号であるため、信号へのノイズ影響を考慮し、基板上の配線長を極力短くしたい。そのため、MPU10は、外部メモリ接続部12が配置されている制御基板21の右側に配置し、MPU10と外部メモリ接続部12の距離を近接させる。
22は、TFT2と制御基板21を接続するためのワイヤー25(図5参照)が接続されるコネクタ22であり、制御基板21に実装されている。コネクタ22は、請求項記載の接続部に相当する。ワイヤー25のはい回しについては後述する。MPU10は、TFT2に画像を表示させるため、MPU10とTFT2の間で画像信号を伝送する。画像信号は高速伝送が必要な信号であるため、信号へのノイズ影響を考慮し、基板上の配線長を極力短くしたい。そのため、コネクタ22は、MPU10が配置されている制御基板21の右側に配置し、MPU10とコネクタ22の距離を近接させる。
23は、三脚が接続可能な三脚座であり、撮影時の振動によるブレの影響を極力小さくするため、カメラX方向の、中心もしくは光軸近傍かつ、カメラの底面に配置される。三脚座23は、請求項記載の三脚座に相当する。
次に、ワイヤー25のはい回しについて図5と図6を用いて説明する。図5は、本実施例のワイヤー25の配線経路を示す図であり、図6は、本実施例のワイヤー25の固定方法について示した図である。
25は、TFT2と制御基板21を接続するための、複数の信号線が束ねられたワイヤーであり、ワイヤーコネクタ部25aはコネクタ22に接続され、もう一方はバリアングルユニット100内に配置されたTFT2に接続されている。ワイヤー25は、請求項記載のワイヤーに相当する。バリアングルユニット100は、カメラ本体1に対して回動動作を行うため、回動動作による断線の懸念を考慮し、TFT2と制御基板21はワイヤー25によって接続される。なお、ワイヤー25は、ノイズの影響を考慮し、信号線をGNDでシールドした細線同軸ケーブルを複数本束ねたワイヤーハーネスである。
ワイヤー25は、背面外装カバー5の内側に設けられた第1のリブ群30と第2のリブ群40の2箇所によって、背面外装カバー5の内側かつ下側に固定される。第1のリブ群30は、請求項記載の第1の固定群に相当し、第2のリブ群40は請求項記載の第2の固定群に相当する。バリアングルユニット100とカメラ本体1の接続部であるヒンジ機構8は、カメラ本体1の左側に配置され、コネクタ22はカメラ本体1の右側に配置されるため、ワイヤー25はカメラ本体1内を左右に横断するように、長い距離をはい回すことになる。はい回し距離が長いことで、ワイヤー25がたわみ、組立時に他部品との挟み込みが懸念されるため、第1のリブ群30を三脚座23よりも右側に、第2のリブ群40を三脚座23よりも左側に配置することで、カメラの左右でワイヤー25のたわみを抑制する。図5、図6の三脚座23はカメラ状態で三脚座23が配置される箇所である。
続いて、第1のリブ群30と第2のリブ群40の詳細形状について説明する。第1のリブ群30は、ワイヤー25の規制方向がそれぞれ異なる、第1のリブ31、第2のリブ32、第3のリブ33によって構成される。第1のリブ31、第2のリブ32、第3のリブ33はそれぞれ、請求項記載の第1の固定部、第2の固定部、第3の固定部に相当する。第2のリブ群40は、ワイヤー25の規制方向がそれぞれ異なる、第1のリブ41、第2のリブ42、第3のリブ43によって構成される。第1のリブ41、第2のリブ42、第3のリブ43はそれぞれ、請求項記載の第1の固定部、第2の固定部、第3の固定部に相当する。
第1のリブ31は、ワイヤーコネクタ部25aをコネクタ22に接続する方向である第1の方向51を規制するように形成される。第1の方向51は、請求項記載の第1の方向に相当する。詳しくは、第1の方向51に、背面外装カバー5と第1のリブ31との間に空間が出来るように、Y方向に突となる形状であり、その空間にワイヤー25を固定することで、第1の方向51へワイヤー25が変位することを規制する。
第2のリブ32は、第1のリブ31から抜ける方向かつ、第1の方向51に直交する方向である第2の方向52を規制するように形成される。第2の方向52は、請求項記載の第2の方向に相当する。詳しくは、第2の方向52に、背面外装カバー5と第2のリブ32との間に空間が出来るように、Z方向に突となる形状であり、その空間にワイヤー25を固定することで、第2の方向52へワイヤー25が変位することを規制する。
第3のリブ33は、第2の方向52に対向する方向である第3の方向53を規制するように形成される。第3の方向53は、請求項記載の第3の方向に相当する。詳しくは、Y方向に突となる形状であり、その突面にワイヤー25が当接することで、第3の方向53への変位を規制する。第3のリブ33がワイヤー25を規制することで、ワイヤー25は第2のリブ32に確実に当接するため、第2のリブ32から外れづらくなる。また、ワイヤー25が、第2のリブ32に確実に当接することで、カメラ底面側に付勢されるため、第1のリブ31からも外れづらくなる。
次に、各リブの位置関係と寸法関係について、図7を用いて説明する。図7は、本実施例に係る各リブの寸法関係について示した図で、図7(a)は、第1のリブ群30の配置を示す斜視図であり、図7(b)は第1のリブ群30をX,Y平面から見た図で、図7(c)は、第1のリブ群30をX,Z平面から見た図である。
まず、各リブの配置について説明する。カメラ本体1の右側から、第1のリブ31、第2のリブ32、第3のリブ33の順に配置される。ワイヤーコネクタ部25aをコネクタ22に接続する際に、第1の方向51にワイヤー25が変位しないように、ワイヤーコネクタ部25aに最も近いカメラの右側に、第1のリブ31を配置する。第2のリブ32は、第1のリブ31からワイヤー25が外れないように、第1のリブ31からワイヤー25が抜ける方向の第2の方向52を規制するため、第1のリブ31の隣に配置される。第3のリブ33は、第2のリブ32と合わせることで、ワイヤー25を第1のリブ31からより外れないように、ワイヤー25をカメラ底面側に付勢するため、第2のリブ32の隣に配置される。第1のリブ31と第2のリブ32の第1のリブ間距離34と、第2のリブ32と第3のリブ33の第2のリブ間距離35はワイヤー25の径よりも大きくする。第1のリブ間距離34と第2のリブ間距離35は、それぞれ請求項記載の第1の間隔と第2の間隔に相当する。そうすることで、各リブにワイヤー25を固定する際に、リブ間にワイヤー25を挟み込んだり、圧をかけることなく、ワイヤー25を組み込むことができ、良好な作業性を確保することができる。
次に、各リブのY方向の高さの関係について説明する。第1のリブ31のY方向高さ31aと、第3のリブ33のY方向高さ33aは、第2のリブ32のワイヤー当接面高さ32aよりもY方向プラス側に高い関係とする。第1のリブ31のY方向高さ31aと、第3のリブ33のY方向高さ33aは、請求項記載の第1の固定部と第3の固定部の第2の方向の高さに相当する。第1のリブ31のY方向高さ31aが、第2のリブ32のワイヤー当接面高さ32aよりも高いことで、ワイヤー25は、ワイヤー当接面高さ32aより低い位置に規制されるため、第1のリブ31からワイヤー25が外れることを防止する。第3のリブ33のY方向高さ33aが、ワイヤー当接面高さ32aよりも高いことで、ワイヤー25は、確実に第2のリブ32に当接することになり、カメラ底面側に付勢されるため、ワイヤー25を第1のリブ31から更に外れづらくする。
次に、各リブのZ方向の高さの関係について説明する。第2のリブ31のZ方向高さ31bと、第3のリブ33のZ方向高さ33bは、第1のリブ31のワイヤー当接面高さ31bよりもZ方向プラス側に高い関係とする。第2のリブ31のZ方向高さ31bと、第3のリブ33のZ方向高さ33bは、請求項記載の第2の固定部と第3の固定部の第1の方向の高さに相当する。第2のリブ32の高さ32bと第3のリブ33の高さ33bが、第1のリブ31のワイヤー当接面高さ31bよりも高いことで、ワイヤー当接面高さ31bより低い位置に規制されるため、ワイヤー25が第2のリブ32と第3のリブ32から外れることを防止する。
第2のリブ群40を構成する、第1のリブ41、第2のリブ42、第3のリブ43の形状、位置関係、寸法関係は、第1のリブ群30の、第1のリブ31、第2のリブ32、第3のリブ33と同じ関係である。
上述したように、ワイヤー25を、背面外装カバー5に形成された第1のリブ群30と第2のリブ群40に固定することで、ワイヤー25のたわみを抑制させることができ、他部品への挟み込みの懸念を低減可能である。また、ワイヤー25固定用に部品を追加することなく、簡易な構成でありながら、ワイヤー25の固定を可能とした電子機器を提供することが可能となる。
1 カメラ本体、2 TFT、5 背面外装カバー、10 MPU、
21 制御基板、22 コネクタ、23 三脚座、25 ワイヤー、
25a ワイヤーコネクタ、30 第1のリブ群、31 第1のリブ、
32 第2のリブ、33 第3のリブ、40 第2のリブ群、51 第1の方向、
52 第2の方向、53 第3の方向、100 バリアングルユニット
21 制御基板、22 コネクタ、23 三脚座、25 ワイヤー、
25a ワイヤーコネクタ、30 第1のリブ群、31 第1のリブ、
32 第2のリブ、33 第3のリブ、40 第2のリブ群、51 第1の方向、
52 第2の方向、53 第3の方向、100 バリアングルユニット
Claims (4)
- 電子機器の外観の一部を形成する外装部材と、
電気的な接続が可能なワイヤーと、
前記ワイヤーを接続する接続部を電子機器内部に備え、
前記外装部材には、前記ワイヤーの規制方向が異なる第1の固定部、第2の固定部、第3の固定部からなる固定群が設けられており、
前記第1の固定部は、前記ワイヤーを前記接続部へ接続する第1の方向を規制し、
前記第2の固定部は、前記第1の方向に直交する第2の方向を規制し、
前記第3の固定部は、前記第2の方向に対向する第3の方向を規制し、
前記第1の固定部と前記第3の固定部の第2の方向の高さは、前記第2の固定部の前記ワイヤーの規制面よりも高く、
前記第2の固定部と前記第3の固定部の第1の方向の高さは、前記第1の固定部の前記ワイヤーの規制面よりも高く、
前記第1の固定部と前記第2の固定部の第1の間隔と、前記第2の固定部と前記第3の固定部の第2の間隔は、前記ワイヤーの径よりも大きいことを特徴とする電子機器。 - 前記第1の固定部、前記第2の固定部、前記第3の固定部からなる、第1の固定群と、前記第1の固定部、前記第2の固定部、前記第3の固定部からなる、第2の固定群を、備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 三脚との接続部である三脚座を備えており、前記第1の固定群と前記第2の固定群は、前記三脚座を挟んで左右に配置されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子と、電子機器の保持部であるグリップ部と、前記接続部が実装された制御基板を備えており、前記接続部は、前記三脚座よりも前記グリップ部が配置される側に配置され、前記前記第1の固定群は、前記三脚座よりも前記グリップ部が配置される側に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の電子機器。
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