JP2018189338A - 化粧パネル及び換気扇 - Google Patents
化粧パネル及び換気扇 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018189338A JP2018189338A JP2017094336A JP2017094336A JP2018189338A JP 2018189338 A JP2018189338 A JP 2018189338A JP 2017094336 A JP2017094336 A JP 2017094336A JP 2017094336 A JP2017094336 A JP 2017094336A JP 2018189338 A JP2018189338 A JP 2018189338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- decorative panel
- spring
- insertion hole
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
【課題】 保持ピンを挿通する際の作業性を改善し、生産効率を向上させることのできる化粧パネル及びこれを備えた換気扇を提供する。【解決手段】 パネル本体20と、パネル本体20の背面の周縁部に設けられ、第一の挿通穴19aを有する第一の保持部15と、背面視において第一の保持部15よりも内側に設けられ、第二の挿通穴19bを有する第二の保持部17と、中心部にコイル部9が設けられ、コイル部9の両端から係止脚10が開脚状に延び出したスプリング8と、第一の挿通穴19aと第二の挿通穴19bとコイル部9とに挿通され、第一の保持部15と第二の保持部17との間にスプリング8を保持する保持ピン13と、第一の保持部15と第二の保持部17との間に設けられ、保持ピン13がコイル部9に挿通可能な位置に、スプリング8を支持するリブ18とを備える。【選択図】 図6
Description
本発明は、化粧パネル及びこれを備えた換気扇に関するものである。
換気扇の中には、建物の天井内に取り付けられ、ダクトを通して排気や給気を行うものがある。この種の換気扇には、換気扇本体の室内側の開口部に、化粧パネルがスプリングによって弾性的に取り付けられている。スプリングは、中心部にコイル部が設けられ、コイル部の両端から係止脚が開脚状に延び出した構造をしており、スプリングのコイル部と化粧パネルに設けられた挿通穴とに保持ピンを挿通することによって、化粧パネルに取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
上記のような化粧パネルにおいては、保持ピンを挿通する際、コイル部が保持ピンを挿通できる位置にくるように、人の手でスプリングを保持していた。そのため、保持ピンを挿通する際の作業性が悪く、生産効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、保持ピンを挿通する際の作業性を改善し、生産効率を向上させることのできる化粧パネル及びこれを備えた換気扇を提供することを目的とするものである。
本発明に係る化粧パネルは、パネル本体と、パネル本体の背面の周縁部に設けられ、第一の挿通穴を有する第一の保持部と、背面視において第一の保持部よりも内側に設けられ、第二の挿通穴を有する第二の保持部と、中心部にコイル部が設けられ、コイル部の両端から係止脚が開脚状に延び出したスプリングと、第一の挿通穴と第二の挿通穴とコイル部とに挿通され、第一の保持部と第二の保持部との間にスプリングを保持する保持ピンと、第一の保持部と第二の保持部との間に設けられ、保持ピンがコイル部に挿通可能な位置に、スプリングを支持する支持部材とを備えたものである。
本発明の化粧パネルは、保持ピンがコイル部に挿通可能な位置に、スプリングを支持する支持部材を設けたことにより、保持ピンを挿通する際の作業性を改善し、生産効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1から図6は本実施の形態の換気扇を示すものであり、図1は換気扇の分解斜視図、図2は化粧パネルの背面図、図3は化粧パネルの側面図、図4及び図5は化粧パネルの部分斜視図、図6は保持構造の断面図である。なお、図2から図4は、スプリングを倒伏させた状態を示し、図5及び図6は、スプリングを起立させた状態を示している。
図1から図6は本実施の形態の換気扇を示すものであり、図1は換気扇の分解斜視図、図2は化粧パネルの背面図、図3は化粧パネルの側面図、図4及び図5は化粧パネルの部分斜視図、図6は保持構造の断面図である。なお、図2から図4は、スプリングを倒伏させた状態を示し、図5及び図6は、スプリングを起立させた状態を示している。
図1に示すように、本実施の形態における換気扇100は、換気扇本体1と、化粧パネル3と、ダクト接続体4とを備える。
換気扇本体1は、天井内に取り付けられるものであり、取付時に室内側を向く面が吸込口2として開口している。吸込口2の口縁には、外向きに張り出す取付フランジ2aが形成されており、取付フランジ2aを、例えば天井材にネジ止めすることによって、換気扇本体1が天井構造に取り付けられる。換気扇本体1の内部には、吸込口2からダクト接続体4に向かう排気流を形成する送風機5が組み込まれている。換気扇本体1の側面には、排気用の接続部6が形成されており、ダクト接続体4が係脱可能に取り付けられている。
化粧パネル3は、換気扇本体1の吸込口2の周囲に沿って装着される。図1及び図2に示すように、化粧パネル3は樹脂製のパネル本体20を有しており、パネル本体20の周囲には、背面方向、すなわち取付時においてパネル本体20から換気扇本体1に向かう方向に向けて突出した立ち上がり部16が形成されている。また、パネル本体20の中央部分には、空気が通過できるように、十字状の格子部7が形成されている。
図2に示すように、パネル本体20の背面には、対向する二箇所にスプリング8が取り付けられており、二つのスプリング8によって化粧パネル3が換気扇本体1に取り付けられる。スプリング8は、中心部にコイル部9が設けられ、コイル部9の両端から開脚上に二本の係止脚10が延び出した構造をしている。スプリング8の係止脚10を換気扇本体1に設けられた係止部11に係止させることで、化粧パネル3が換気扇本体1に弾性的に支持される。
図4に示すように、スプリング8は、パネル本体20の背面の格子部7上に一体形成された四角筒状の保持構造12によって、パネル本体20に保持される。保持構造12は、第一の保持部15と、背面視において第一の保持部15よりも内側の第二の保持部17と、第一の保持部15と第二の保持部17とをつなぐ二つの辺14とから構成されている。
第一の保持部15は第一の挿通穴19aを有し、第二の保持部17は第二の挿通穴19bを有している。パネル本体20にスプリング8を取り付ける際には、樹脂製の保持ピン13を第一の挿通穴19aから差し込み、スプリング8のコイル部9を通して、第二の挿通穴19bに差し込むことで、スプリング8を保持構造12に挟むように保持できるようになっている。スプリング8は、係止脚10が背面側に突出する状態で保持構造12に保持される。
なお、図5に示すように、第一の保持部15及び第二の保持部17は、スプリング8を起立状態に保持するように、立ち上がり部16よりも高く形成されている。また、図4に示すように、第二の保持部17は、中央部分が凸状に突出した構造をしており、スプリング8を持ち上げることで、内側に倒伏させることができるようになっている。梱包時においては、スプリング8を倒伏させることで、包装形態を小さくすることができる。
図6に示すように、保持構造12の内部には、パネル本体20の背面から垂直に突出したリブ18が二つ形成されている。リブとは、突起状の補強部材であり、本実施の形態のリブ18は、第一の保持部15及び第二の保持部17と接することで、第一の保持部15及び第二の保持部17の変形や破損を防止する機能を有する。リブ18の間隔L1は、スプリング8のコイル部9の外径L3よりも短くなっており、スプリング8を配置した場合に、リブ18がスプリング8と二点で接する構造となっている。リブ18の間隔L1と高さL2を変化させることで、コイル部9の中心軸の位置を任意に決定することができ、図6に示すように、保持ピン13の挿通時に、コイル部9の中心軸と保持ピン13の中心軸とが一致するように、コイル部9を配置させることができる。
このように、コイル部9の中心軸と保持ピン13の中心軸とが一致するように、リブ18でスプリング8を支持することにより、人の手でスプリング8を保持していなくても、保持ピン13をコイル部9に挿通することができる。そのため、換気扇の製造段階において、保持ピン13を挿入する際の作業性を改善し、生産効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、コイル部9の中心軸と保持ピン13の中心軸とが一致するように、リブ18でスプリング8を支持しているが、保持ピン13がコイル部9に挿通可能な位置であれば、コイル部9の中心軸と保持ピン13の中心軸とが完全に一致する必要はない。
また、リブ18の間隔L1をコイル部9の外径L3よりも短くなるように構成したが、リブ18によってスプリング8を支持できれば良く、リブ18の間隔L1をコイル部9の外径L3よりも長くなるように構成しても良い。
また、リブ18の本数についても、必ずしも二本である必要はなく、三本以上のリブ18でスプリング8を支持しても良い。
また、リブ18を複数本設ける必要もなく、リブ18がスプリング8と複数箇所で接し、スプリング8を支持できる構造であれば良い。例えば、リブ18が一本で分岐したような形状であっても良い。
また、リブ18自体を設けずに、保持構造12の二つの辺14で係止脚10と接する構造とし、二つの辺14でスプリング8を支持しても良い。
また、リブ18が第一の保持部15及び第二の保持部17と接するものであるとしたが、必ずしもリブ18が第一の保持部15及び第二の保持部17と接している必要はない。
また、本実施の形態では、保持構造12を四角筒形状としているが、スプリング8を支持するためのリブ18を設ければ、保持構造12の二つの辺14を設ける必要はなく、保持構造12が、第一の保持部15と第二の保持部17の二つで構成されるものであっても良い。
また、本実施の形態では、意匠性を考慮し、室内側から保持構造12が見えないように、保持構造12を格子部7の形状に合わせた四角筒形状としている。しかし、保持構造12を設ける位置は格子部7上以外でも良く、保持構造12が必ずしも四角筒形状である必要はない。
また、保持構造12は格子部7上に一体形成されたものであるとしたが、一体形成せず、保持構造12を別の部品として化粧パネル3に取り付けられるようにしても良い。
上記の説明においては、格子部を有する化粧パネルを例として説明したが、格子部を有さない化粧パネルであっても、スプリングを用いて換気扇に取り付ける化粧パネルであれば、本発明は適用可能である。また同様に、上記の説明においては、室内の空気をダクトを介して室外へ排出する換気扇を例として説明したが、ダクトを介して室外から吸い込んだ空気を室内に供給する換気扇であっても本発明は適用可能である。
1 換気扇本体、 2 吸込口、 2a 取付フランジ、 3 化粧パネル、 4 ダクト接続体、 5 送風機、 6 接続部、 7 格子部、 8 スプリング、 9 コイル部、 10 係止脚、 11 係止部、 12 保持構造、 13 保持ピン、 14 辺、 15 第一の保持部、 16 立ち上がり部、 17 第二の保持部、 18 リブ、 19a 第一の挿通穴、 19b 第二の挿通穴、 20 パネル本体、 100 換気扇。
Claims (8)
- パネル本体と、
前記パネル本体の背面の周縁部に設けられ、第一の挿通穴を有する第一の保持部と、
背面視において前記第一の保持部よりも内側に設けられ、第二の挿通穴を有する第二の保持部と、
中心部にコイル部が設けられ、前記コイル部の両端から係止脚が開脚状に延び出したスプリングと、
前記第一の挿通穴と前記第二の挿通穴と前記コイル部とに挿通され、前記第一の保持部と前記第二の保持部との間に前記スプリングを保持する保持ピンと、
前記第一の保持部と前記第二の保持部との間に設けられ、前記保持ピンが前記コイル部に挿通可能な位置に、前記スプリングを支持する支持部材と
を備えた化粧パネル。 - 前記支持部材は、前記保持ピンが挿通された状態において、前記コイル部の中心軸と前記保持ピンの中心軸とが一致するように前記スプリングを支持することを特徴とする請求項1に記載の化粧パネル。
- 前記支持部材は、前記パネル本体の背面から垂直に突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧パネル。
- 前記支持部材は、前記スプリングと複数箇所で接することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧パネル。
- 前記支持部材は、前記第一の保持部及び前記第二の保持部を補強するリブであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧パネル。
- 前記リブは、前記第一の保持部及び前記第二の保持部と接することを特徴とする請求項5に記載の化粧パネル。
- 前記支持部材は、前記パネル本体の背面から垂直に突出した二つの部材で構成されており、前記第一の保持部と前記第二の保持部との間に設けられることで四角筒形状の保持構造を形成することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の化粧パネル。
- 換気扇本体と、請求項1から7のいずれか一項に記載の化粧パネルとを備えたことを特徴とする換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017094336A JP2018189338A (ja) | 2017-05-11 | 2017-05-11 | 化粧パネル及び換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017094336A JP2018189338A (ja) | 2017-05-11 | 2017-05-11 | 化粧パネル及び換気扇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018189338A true JP2018189338A (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64478301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017094336A Pending JP2018189338A (ja) | 2017-05-11 | 2017-05-11 | 化粧パネル及び換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018189338A (ja) |
-
2017
- 2017-05-11 JP JP2017094336A patent/JP2018189338A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN204611553U (zh) | 具有通风扇的灯具 | |
JP2016080341A (ja) | ランプ付きの換気扇 | |
JP2015034643A (ja) | 空気調和機の化粧パネル取付構造及び室内機 | |
CN106439631B (zh) | 通风套件和具有通风功能的嵌入式灯具组件 | |
JP2018189338A (ja) | 化粧パネル及び換気扇 | |
KR200414327Y1 (ko) | 디퓨저 | |
JP2006258362A (ja) | 天井埋込型空気調和装置 | |
US10393402B2 (en) | Air exchange device and covering member therof | |
JP4502851B2 (ja) | 天井埋込型空気調和装置 | |
JP5518011B2 (ja) | 化粧パネル及び換気扇 | |
US20140140838A1 (en) | Fan diversion structure | |
JP6095269B2 (ja) | 換気扇および換気扇の化粧パネル | |
JP2018021739A (ja) | 換気扇 | |
US7914163B2 (en) | Ventilation fan and light | |
JPH11211136A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP2005282956A (ja) | 天井埋込型空気調和装置 | |
JP6004062B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP4554246B2 (ja) | 給排気用の化粧パネル及び換気扇 | |
JPWO2019225278A1 (ja) | 空調室内機 | |
JP2006284150A (ja) | コーナー用化粧カバー | |
JP4147288B2 (ja) | 換気扇 | |
KR102643409B1 (ko) | 공기조화기 | |
KR100644208B1 (ko) | 환기장치의 팬 외부케이스 | |
CN105570169B (zh) | 具有灯具的换气扇 | |
KR200479495Y1 (ko) | 환풍기용 그릴 조립체 |