JP2018188987A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018188987A
JP2018188987A JP2017089844A JP2017089844A JP2018188987A JP 2018188987 A JP2018188987 A JP 2018188987A JP 2017089844 A JP2017089844 A JP 2017089844A JP 2017089844 A JP2017089844 A JP 2017089844A JP 2018188987 A JP2018188987 A JP 2018188987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
seating
fulcrum
port
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017089844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6945128B2 (ja
Inventor
弘丞 小笠原
Kosuke Ogasawara
弘丞 小笠原
佐藤 孝
Takashi Sato
孝 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017089844A priority Critical patent/JP6945128B2/ja
Publication of JP2018188987A publication Critical patent/JP2018188987A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6945128B2 publication Critical patent/JP6945128B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】バルブ、バルブ押え、及び吐出ポートの仕様を変更することなく、バルブ着座時におけるバルブのポート着座部への衝撃力を緩和させ、バルブの耐久性を向上させることができる圧縮機を提供する。【解決手段】バルブ押え90によってバルブ80の開方向曲げ動作が規制されるバルブ80の位置をバルブ押え支点X、バルブ取付面70によってバルブ80の閉方向曲げ動作が規制されるバルブ80の位置をバルブ着座支点Yとし、バルブ押え支点Xからバルブ着座支点Yまでのバルブ80の吐出ポート60側の面をバルブ着座面85としたとき、バルブ着座面85を、ポート着座部61よりも高くしたことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は空気調和機の室外機や冷凍機に用いられる圧縮機に関するものである。
特許文献1及び特許文献2は、吐出口を閉じる際に吐出弁に加わる応力を軽減して吐出弁が破損し難くすることを提案している。
特許文献1では、吐出口の内周面における少なくとも吐出弁の基端側寄りの位置に凹部を形成している。従って、吐出弁が閉じたときに弁座が凹部側に弾性変形して衝撃を吸収することができる。
特許文献2では、圧縮荷重が大きく作用する弁座の弁体先端側が着座する部分の強度を、比較的圧縮荷重の作用が小さい弁体の基端側が着座する部分の強度より大となる形状に形成している。従って、弁座のつぶれ、座屈、疲労が抑制され、ひいてはシール性低下による圧縮機性能の劣化を抑制することができる。
特開2014−129796号公報 特開2012−188934号公報
特許文献1及び特許文献2は、弁座の形状を変更することで、吐出弁の耐久性を向上させている。
本発明は、バルブ、バルブ押え、及び吐出ポートの仕様を変更することなく、バルブ着座時におけるバルブのポート着座部への衝撃力を緩和させ、バルブの耐久性を向上させることができる圧縮機を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の圧縮機は、冷媒を圧縮する圧縮室と、前記圧縮室で圧縮した冷媒を吐出する吐出ポートと、前記吐出ポートを開閉するバルブと、前記バルブの開閉動作範囲を規制するバルブ押えとを備え、前記吐出ポートを形成する吐出ヘッドにはバルブ取付面を有し、前記吐出ポートには前記バルブが当接するポート着座部を有し、前記バルブ取付面に、前記バルブの固定端側を前記バルブ押えの固定端側で押さえ込んで取り付ける圧縮機であって、前記バルブ押えによって前記バルブの開方向曲げ動作が規制される前記バルブの位置をバルブ押え支点、前記バルブ取付面によって前記バルブの閉方向曲げ動作が規制される前記バルブの位置をバルブ着座支点とし、前記バルブ押え支点から前記バルブ着座支点までの前記バルブの前記吐出ポート側の面をバルブ着座面としたとき、前記バルブ着座面を、前記ポート着座部よりも高くしたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明の圧縮機は、請求項1に記載の圧縮機において、前記バルブのバルブ幅が3.2mm〜10mmの範囲であり、前記バルブ押え支点から前記バルブ着座支点までの前記バルブの長さを着座長さとし、前記バルブ押え支点から前記ポート着座部の中心までの長さをバルブ可動長さとしたとき、前記バルブ可動長さに対する前記着座長さの比を、0.15〜0.5の範囲としたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明の圧縮機は、請求項1又は請求項2に記載の圧縮機において、前記バルブ着座面と前記ポート着座部との間の寸法を、0.1mmより小さくしたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明の圧縮機は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の圧縮機において、前記バルブの板厚を0.3mm〜0.5mmの範囲としたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明の圧縮機は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の圧縮機において、前記バルブを、ステンレス鋼又は炭素鋼としたことを特徴とする。
本発明によれば、バルブ着座時におけるバルブのポート着座部への衝撃力を緩和させ、バルブの耐久性を向上させることができる。
本発明の一実施例による圧縮機の断面図 同圧縮機の主軸受を示す平面図及び断面図 同圧縮機の主要構成部材を示す平面図及び断面図
本発明の第1の実施の形態による圧縮機は、バルブ押えによってバルブの開方向曲げ動作が規制されるバルブの位置をバルブ押え支点、バルブ取付面によってバルブの閉方向曲げ動作が規制されるバルブの位置をバルブ着座支点とし、バルブ押え支点からバルブ着座支点までのバルブの吐出ポート側の面をバルブ着座面としたとき、バルブ着座面を、ポート着座部よりも高くしたものである。本実施の形態によれば、バルブ着座時におけるバルブのポート着座部への衝撃力を緩和させ、バルブの耐久性を向上させることができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による圧縮機において、バルブのバルブ幅が3.2mm〜10mmの範囲であり、バルブ押え支点からバルブ着座支点までのバルブの長さを着座長さとし、バルブ押え支点からポート着座部の中心までの長さをバルブ可動長さとしたとき、バルブ可動長さに対する着座長さの比を、0.15〜0.5の範囲としたものである。本実施の形態によれば、バルブ幅が3.2mm〜10mmの範囲のバルブのバルブ可動長さに対する着座長さの比を、0.15〜0.5の範囲とすることで、バルブのねじれを抑制して片当たりを回避するとともに着座衝撃荷重を分散できるため、バルブのポート着座部への衝撃力を緩和させ、バルブの耐久性を向上させることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による圧縮機において、バルブ着座面とポート着座部との間の寸法を、0.1mmより小さくしたものである。本実施の形態によれば、吐出ポートからの冷媒漏れを生じることなく、バルブの耐久性を向上させることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態による圧縮機において、バルブの板厚を0.3mm〜0.5mmの範囲としたものである。本実施の形態によれば、十分な設計強度を確保することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1から第4のいずれかの実施の形態による圧縮機において、バルブを、ステンレス鋼又は炭素鋼としたものである。本実施の形態によれば、十分な設計強度を確保することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例による圧縮機の断面図である。
本実施例による圧縮機は、密閉容器10内に電動機部20と圧縮機構部30とを備えている。電動機部20と圧縮機構部30とはシャフト40によって連結されている。
電動機部20は、密閉容器10内面に固定される固定子21と、固定子21内で回転する回転子22とから構成される。
本実施例による圧縮機は、圧縮機構部30として、第1圧縮機構部30Aと第2圧縮機構部30Bとを有している。
第1圧縮機構部30Aは、第1シリンダ31Aと、第1シリンダ31A内に配置される第1ピストン32Aと、第1シリンダ31A内を仕切るベーン(図示せず)とを有し、第1ピストン32Aが第1シリンダ31A内で公転運動することで、低圧の冷媒ガスを吸入して圧縮する。
第1圧縮機構部30Aと同様に、第2圧縮機構部30Bは、第2シリンダ31Bと、第2シリンダ31B内に配置される第2ピストン32Bと、第2シリンダ31B内を仕切るベーン(図示せず)とを有し、第2ピストン32Bが第2シリンダ31B内で公転運動することで、低圧の冷媒ガスを吸入して圧縮する。
第1シリンダ31Aの一方の面には主軸受51を配置し、第1シリンダ31Aの他方の面には中板52を配置している。
また、第2シリンダ31Bの一方の面には中板52を配置し、第2シリンダ31Bの他方の面には副軸受53を配置している。
すなわち、中板52は第1シリンダ31Aと第2シリンダ31Bとを仕切る。中板52は、シャフト40の径よりも大きな開口部を有する。
シャフト40は、回転子22を取り付けて主軸受51で支持される主軸部41と、第1ピストン32Aを取り付ける第1偏心部42と、第2ピストン32Bを取り付ける第2偏心部43と、副軸受53で支持される副軸部44とで構成される。
第1偏心部42と第2偏心部43とは180度の位相差を持って形成され、第1偏心部42と第2偏心部43との間には、連結軸部45を形成している。
第1圧縮室34Aは、主軸受51と中板52との間で、第1シリンダ31A内周面と第1ピストン32A外周面との間に形成される。また、第2圧縮室34Bは、中板52と副軸受53との間で、第2シリンダ31B内周面と第2ピストン32B外周面との間に形成される。
密閉容器10内の底部にはオイル溜め11が形成され、シャフト40の下端部にはオイルピックアップ12を設けている。
また、図示はしないが、シャフト40の内部には、軸方向に給油路が形成され、給油路には、圧縮機構部30の摺動面にオイルを供給するための連通路が形成されている。
密閉容器10には、圧縮機構部30に吸入冷媒を導入する第1吸入管13A及び第2吸入管13Bと、圧縮冷媒を吐出する吐出管14が接続されている。
第1吸入管13Aは第1圧縮室34Aに、第2吸入管13Bは第2圧縮室34Bに、それぞれ接続されている。第1吸入管13A及び第2吸入管13Bの上流側には、アキュムレータ15を設けている。アキュムレータ15は、冷凍サイクルから戻ってきた冷媒を、液冷媒とガス冷媒に分離する。
シャフト40の回転によって、第1ピストン32A及び第2ピストン32Bは、第1圧縮室34A及び第2圧縮室34B内で公転運動を行う。
第1ピストン32A及び第2ピストン32Bの公転運動によって、第1吸入管13A及び第2吸入管13Bから第1圧縮室34A及び第2圧縮室34Bに吸入されたガス冷媒は、第1圧縮室34A及び第2圧縮室34Bで圧縮された後に密閉容器10内に吐出され、電動機部20を通過して上昇する間にオイルを分離し、吐出管14から密閉容器10外に吐出される。
また、シャフト40の回転によって、オイル溜め11から吸い上げたオイルは、連通路から圧縮機構部30に供給され、圧縮機構部30の摺動面の潤滑を行う。
図2(a)は本実施例による圧縮機の主軸受を示す平面図である。
図2(b)は図2(a)のAOA線における主軸受の断面図である。
図2(b)に示すように、吐出ヘッドとして機能する主軸受51には、第1圧縮室34Aで圧縮した冷媒を吐出する吐出ポート60と、バルブ取付面70とを有している。
吐出ポート60には、図2(a)に示すように、吐出ポート60を開閉するバルブ80と、バルブ80の開閉動作範囲を規制するバルブ押え90とを備えている。
バルブ取付面70には、バルブ80の固定端側をバルブ押え90の固定端側で押さえ込んで締結ボルト100にて取り付ける。
図3は、本実施例による圧縮機の主要構成部材を示す平面図及び断面図である。
図3(a)はバルブ押えの平面図、図3(b)はバルブの平面図、図3(c)は吐出ヘッドの要部断面図、図3(d)は図3(c)に示す吐出ヘッドにバルブとバルブ押えとを装着した状態を示す断面図である。
図3(a)及び図3(d)に示すように、バルブ押え90は、固定端側に締結ボルト用孔91を有し、バルブ80の開方向曲げ動作を行わせない平面部92と、バルブ80の開方向曲げ動作を所定範囲に規制する曲面部93とで構成されている。平面部92と曲面部93との境界線がバルブ押え支点Xとなる。
図3(c)及び図3(d)に示すように、吐出ポート60には、バルブ80が当接するポート着座部61を有している。ポート着座部61は、吐出ポート60の吐出側にリング状に一定の高さで形成されている。バルブ取付面70とポート着座部61との間には、バルブ取付面70及びポート着座部61より低い凹面71が形成されている。
バルブ取付面70と凹面71との境界線がバルブ着座支点Yとなる。
図3(b)及び図3(d)に示すように、バルブ80は、固定端側に締結ボルト用孔81を有し、バルブ押え支点Xによって開方向曲げ動作を行わない固定部82と、バルブ着座支点Yによって閉方向曲げ動作が規制されない可動部83と、バルブ押え支点Xからバルブ着座支点Yまでの半可動部84とで構成される。
なお、固定部82と、可動部83と、半可動部84とは、バルブ80自体の構成ではなく、バルブ押え90とバルブ取付面70とによって生じる構成である。
すなわち、バルブ押え90によってバルブ80の開方向曲げ動作が規制されるバルブ80の位置がバルブ押え支点Xであり、バルブ取付面70によってバルブ80の閉方向曲げ動作が規制されるバルブ80の位置がバルブ着座支点Yであり、半可動部84の吐出ポート60側の面がバルブ着座面85となる。
バルブ着座面85は、ポート着座部61よりも寸法Hだけ高くしている。
これにより、バルブ着座時におけるバルブ80のポート着座部61への衝撃力を緩和させ、バルブ80の耐久性を向上させることができる。
ここで、バルブ着座面85とポート着座部61との間の寸法Hは、0.1mmより小さくすることが好ましい。これにより、吐出ポート60からの冷媒漏れを生じることなく、バルブ80の耐久性を向上させることができる。
バルブ着座面85における、バルブ押え支点Xからバルブ着座支点Yまでのバルブ80の長さを着座長さL1とし、バルブ押え支点Xからポート着座部61の中心までの長さをバルブ可動長さL2としたとき、バルブ可動長さL2に対する着座長さL1の比を、0.15〜0.5の範囲とする。
また、バルブ80のバルブ幅Wを3.2mm〜10mmの範囲とする。なお、バルブ幅Wとは、可動部83からポート押え部86を除いた部位と半可動部84における幅である。
バルブ幅Wが3.2mm〜10mmの範囲のバルブ80のバルブ可動長さL2に対する着座長さL1の比を、0.15〜0.5の範囲とすることで、バルブ80のねじれを抑制して片当たりを回避するとともに着座衝撃荷重を分散できるため、バルブ80のポート着座部61への衝撃力を緩和させ、バルブ80の耐久性を向上させることができる。
なお、バルブ80を、ステンレス鋼又は炭素鋼とし、バルブ80の板厚を0.3mm〜0.5mmの範囲とすることで、十分な設計強度を確保することができる。
以下に本発明の検証結果を示す。
本実施例として、バルブ着座面85とポート着座部61との間の寸法Hを0.05mm、着座長さL1を3.7mm、バルブ可動長さL2に対する着座長さL1の比を0.15とした。
比較例として、バルブ着座面85とポート着座部61との間の寸法Hを−0.02mm、着座長さL1を0.7mm、バルブ可動長さL2に対する着座長さL1の比を0.03とした。
本実施例及び比較例におけるバルブ80は、板厚0.4mm、バルブ幅W8.0mmのステンレス鋼とし、リフト量を3.0mmとした。
評価条件は、強制液バック高速高圧縮断続運転で行った。強制液バック高速高圧縮断続運転は、冷媒としてR410Aを用い、液圧縮をするレベルまで冷媒を封入し、高圧縮条件を3.6/0.5MPa(G)とし、回転数を0〜110rpmの範囲とした。
上記条件で行った結果、バルブ80の破壊までの断続運転回数は、比較例が30回であったのに対して本実施例では130回であり、本実施例は比較例に対して約4倍の耐久性があった。
本発明は、1シリンダの圧縮機でも適用可能であり、更にはロータリー式圧縮機に限らず、レシプロ式圧縮機やスクロール式圧縮機にも適用できる。
10 密閉容器
20 電動機部
21 固定子
22 回転子
30 圧縮機構部
31A 第1シリンダ
31B 第2シリンダ
32A 第1ピストン
32B 第2ピストン
40 シャフト
41 主軸部
42 第1偏心部
43 第2偏心部
44 副軸部
51 主軸受
52 中板
53 副軸受
60 吐出ポート
61 ポート着座部
70 バルブ取付面
71 凹面
80 バルブ
81 締結ボルト用孔
82 固定部
83 可動部
84 半可動部
85 バルブ着座面
86 ポート押え部
90 バルブ押え
91 締結ボルト用孔
92 平面部
93 曲面部
100 締結ボルト
H 寸法
L1 着座長さ
L2 バルブ可動長さ
W バルブ幅W
X バルブ押え支点
Y バルブ着座支点

Claims (5)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮室と、
    前記圧縮室で圧縮した冷媒を吐出する吐出ポートと、
    前記吐出ポートを開閉するバルブと、
    前記バルブの開閉動作範囲を規制するバルブ押えと
    を備え、
    前記吐出ポートを形成する吐出ヘッドにはバルブ取付面を有し、
    前記吐出ポートには前記バルブが当接するポート着座部を有し、
    前記バルブ取付面に、前記バルブの固定端側を前記バルブ押えの固定端側で押さえ込んで取り付ける圧縮機であって、
    前記バルブ押えによって前記バルブの開方向曲げ動作が規制される前記バルブの位置をバルブ押え支点、前記バルブ取付面によって前記バルブの閉方向曲げ動作が規制される前記バルブの位置をバルブ着座支点とし、
    前記バルブ押え支点から前記バルブ着座支点までの前記バルブの前記吐出ポート側の面をバルブ着座面としたとき、
    前記バルブ着座面を、前記ポート着座部よりも高くした
    ことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記バルブのバルブ幅が3.2mm〜10mmの範囲であり、
    前記バルブ押え支点から前記バルブ着座支点までの前記バルブの長さを着座長さとし、
    前記バルブ押え支点から前記ポート着座部の中心までの長さをバルブ可動長さとしたとき、
    前記バルブ可動長さに対する前記着座長さの比を、0.15〜0.5の範囲とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記バルブ着座面と前記ポート着座部との間の寸法を、0.1mmより小さくした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記バルブの板厚を0.3mm〜0.5mmの範囲とした
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の圧縮機。
  5. 前記バルブを、ステンレス鋼又は炭素鋼とした
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の圧縮機。
JP2017089844A 2017-04-28 2017-04-28 圧縮機 Active JP6945128B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017089844A JP6945128B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017089844A JP6945128B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018188987A true JP2018188987A (ja) 2018-11-29
JP6945128B2 JP6945128B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=64478276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017089844A Active JP6945128B2 (ja) 2017-04-28 2017-04-28 圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6945128B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53136727A (en) * 1977-05-06 1978-11-29 Hitachi Ltd Lead valve for use in compressor
JPH02218875A (ja) * 1989-02-21 1990-08-31 Toyota Autom Loom Works Ltd 往復式圧縮機
JP2000249067A (ja) * 1999-03-01 2000-09-12 Seiko Seiki Co Ltd 気体圧縮機
JP2004068780A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Calsonic Compressor Seizo Kk 気体圧縮機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53136727A (en) * 1977-05-06 1978-11-29 Hitachi Ltd Lead valve for use in compressor
JPH02218875A (ja) * 1989-02-21 1990-08-31 Toyota Autom Loom Works Ltd 往復式圧縮機
JP2000249067A (ja) * 1999-03-01 2000-09-12 Seiko Seiki Co Ltd 気体圧縮機
JP2004068780A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Calsonic Compressor Seizo Kk 気体圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6945128B2 (ja) 2021-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4864572B2 (ja) 回転式圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置
JP4862925B2 (ja) ロータリ圧縮機
US9157437B2 (en) Rotary compressor with oiling mechanism
US10233930B2 (en) Rotary compressor having two cylinders
EP2592275A1 (en) Scroll compressor
JP2017150425A (ja) 2シリンダ型密閉圧縮機
KR20180126747A (ko) 소형 공기 압축기
JP5136639B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP2008121481A (ja) スクロール流体機械
JPH07189924A (ja) ロータリ圧縮機
JP6945128B2 (ja) 圧縮機
JP4950138B2 (ja) レシプロ式密閉型圧縮機およびその製造方法
JP2018035727A (ja) 圧縮機およびこれを備えた冷蔵庫
JP2009085191A (ja) 密閉型圧縮機
US20050063837A1 (en) Hermetic scroll compressor
JPH05312172A (ja) ローリングピストン型圧縮機
JP5915175B2 (ja) 回転式圧縮機
KR102579202B1 (ko) 왕복동식 압축기
JP2012197725A (ja) ローリングピストン型圧縮機及びベーン
KR100299589B1 (ko) 유체기계
JP2011163257A (ja) 密閉型圧縮機
JP2017072070A (ja) 密閉型圧縮機
JPWO2017141309A1 (ja) ロータリ圧縮機
JP5282698B2 (ja) ロータリ圧縮機
JP2018059515A (ja) 回転圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191122

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191125

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210825

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6945128

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151