JP2018188651A - 発泡ゴム成形体、その製造方法並びにそれを用いた水中用衣類、車両用緩衝材、防振ゴム、防音ゴム及びシール材 - Google Patents
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Abstract
Description
に準拠し、荷重を除いてから1時間後に測定した50%圧縮永久ひずみが25%以下であることが好ましい。
実施形態において、前記発泡ゴム成形体は、高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)CSC2型を用いて測定した硬度が40未満であることが好ましい。
において、前記発泡ゴム成形体は、JIS K 6251:2010に準拠して測定した切断時伸びが50%以上500%以下であり、かつJIS K 6251:2010に準拠して測定した引張強さが350kPa以上1500kPa以下であることが好ましい。また、該実施形態において、前記発泡ゴム成形体は、JIS K 6767:1999に準拠して測定した25%圧縮応力が10kPa以上150kPa以下であることが好ましい。また、該実施形態において、高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)CSC2型を用いて測定した硬度が40以上であり、かつ高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)C型を用いて測定した硬度が8以上70以下であることが好ましい。
る。本発明の発泡ゴム成形体は、JIS K 6767:1999に準拠し、荷重を除いてから30分後に測定した50%圧縮永久ひずみが28%以下であり、へたりが生じにくい発泡ゴム成形体である。本発明は、へたりが生じにくい発泡ゴム成形体並びにそれを用いた水中用衣類、車両用緩衝材、防振ゴム、防音ゴム及びシール材を提供することができる。本発明は、また、好ましくは、へたりが生じにくいうえ、柔軟性に富み、十分な引張強さを有する発泡ゴム成形体並びにそれを用いた水中用衣類、車両用緩衝材、防振ゴム、防音ゴム及びシール材を提供することができる。
タン変性タイプ、キサントゲン変性タイプ、及びその他特殊タイプ等のいずれを用いてもよい。前記クロロプレンゴムにおいて、JIS K 6300−1:2013に準拠して、L形ローターを用い、100℃で1分間予熱後、ローターを作動させて4分後に測定したムーニー粘度ML(1+4)は特に限定されないが、加工性に優れるという点から、クロロプ
レンゴムのムーニー粘度ML(1+4)が10以上120以下であると好ましい。前記クロロ
プレンゴムのムーニー粘度ML(1+4)は20以上100以下であることがより好ましく、
30以上90以下であることがさらに好ましい。このようなクロロプレンゴムとしては、例えば、硫黄変性タイプ等を用いることができる。
しく、0.001質量%以上3質量%以下がより好ましく、0.005質量%以上2.5質量%以下がさらに好ましく、0.008質量%以上1質量%未満が特に好ましい。
ベンゾイルキノンジオキシムといったキノイド系加硫剤(キノイド加硫剤、キノイド系架橋剤、キノイド架橋剤とも称される)等が挙げられる。これらの加硫剤は、ゴム成分に応じて適宜に選択して使用してもよい。本発明の一実施態様の発泡ゴム成形体において、ゴム成分としてクロロプレンゴムを使用する場合、加硫剤として金属酸化物系の加硫剤を使用することが好ましい。
チルヘキシル)チウラムジスルフィド等を用いることができる。前記キサンテート系加硫促進剤としては、特に限定されないが、例えば、キサントゲン酸塩及びその誘導体等を用いることができる。前記スルフェンアミド系加硫促進剤としては、特に限定されないが、例えば、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CZ)、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NS)、N−オキシジエチレン-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、N,N−ジイソプロピル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、N,N−ジシクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド等を用いることができる。前記加硫促進剤は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
油を原料にした硫黄ファクチス、白色ワセリン、パラフィンワックス等が挙げられる。前記高級脂肪酸としては、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。前記加工助剤は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を併用してもよい。本発明の一実施態様の発泡ゴム成形体において加工助剤の含有量は特に限定されないが、例えば、ゴム成分100質量部に対して0.1質量部以上40質量部以下の割合となるように添加してもよく、0.25質量部以上30質量部以下の割合になるように添加してもよく、0.5質量部以上25質量部以下の割合になるように添加してもよい。
補強剤の含有量は特に限定されないが、例えば、ゴム成分100質量部に対して3質量部以上80質量部以下の割合となるように添加してもよく、5質量部以上70質量部以下の割合になるように添加してもよいし、8質量部以上60質量部以下の割合になるように添加してもよい。
ク(登録商標)A」等の市販品を用いることができる。
商標)C」等の市販品を用いることができる。
ム組成物を、加硫発泡させることで作製することができる。前記発泡ゴム成形体においてゴム成分として、複数のゴムを用いる場合は、バイオマスナノファイバーを含むマスターバッチのゴム成分は特に限定されないが、製造する発泡ゴム成形体において、最も含有量が多い種類のゴム成分と同じ種類のゴム成分を含むラテックスを使用すると好ましい。即ち、クロロプレンゴムを主体とする発泡ゴム成形体を製造する際にはクロロプレンゴムを含むラテックスを使用してバイオマスナノファイバーを含むマスターバッチを製造し、添加することが好ましく、天然ゴムを主体とする発泡ゴム成形体を製造する際には、天然ゴムを含むラテックスを使用してバイオマスナノファイバーを含むマスターバッチを製造し、添加することが好ましい。得られる発泡ゴム成形体において、最も含有量が多いゴム成分と、マスターバッチを製造する時に使用したラテックスのゴム成分が同じ種類であると、発泡ゴム成形体を製造する際の混練工程にて、発泡ゴム成形体の原料となるゴム成分とマスターバッチを構成するゴム成分が混ざりやすく、バイオマスナノファイバーが均一に分散しやすくなり、発泡ゴム成形体において、バイオマスナノファイバーによる補強効果が発揮されやすくなると考えられる。
ムマトリックス内において、発泡剤による微細な気泡が発生する。そしてこの気泡が成長する際に、周囲のゴムマトリックスを押しのけて気泡セルを構成する。ゴムマトリックスが押しのけられると共に、その部分に分散しているバイオマスナノファイバーも気泡セルの内壁まで押しのけられる。このため、得られた発泡ゴム成形体の各気泡セルの内壁や各気泡セル間の肉厚内には、バイオマスナノファイバーがより密に分散した状態となり、壁面が強化され、発泡ゴム成形体の強度が高まる。
K 6251:2010に準拠して測定した切断時伸びの上限については特に限定がない
が、使用する際に破れや破損を生じにくくするという機械的強度の維持の観点から、1000%以下であることが好ましく、900%以下であることがより好ましく、800%以下であることが特に好ましく、750%以下であることが最も好ましい。
K 6251:2010に準拠して測定した切断時伸びが50%以上であることが好まし
く、100%以上であることがより好ましく、120%以上であることが特に好ましく、150%以上であることが最も好ましい。硬さや衝撃、振動に対する耐久性、機械的強度が求められる用途に本発明の発泡ゴム成形体を使用する場合、切断時伸びの上限もまた特に限定されないが、500%以下であることが好ましく、450%以下であることがより好ましく、400%以下であることが特に好ましく、350%以下であることが最も好ましい。
であることがより好ましく、75kPa以下であることがさらに好ましく、70kPa以下であることが特に好ましい。これにより、発泡ゴム成形体が柔らかくなり、変形しやすさが求められる水中用衣類や自動車・鉄道車両といった各種車両に使用する車両用緩衝材、各種ゴムシートやゴム引布に好適に用いることができる。該実施形態の発泡ゴム成形体において、JIS K 6251:2010に準拠して測定した100%引張応力の下限については特に限定がないが、使用する際の強度維持、あるいは使用感の観点から、5kPa以上で
あってもよく、10kPa以上であってもよい。
以上であることが好ましく、8kPa以上であることがより好ましく、10kPa以上であることが特に好ましく、12kPa以上であることが最も好ましい。
さの上限については特に限定がないが、使用する際の強度維持、あるいは使用感の観点から、900kPa以下であると好ましく、850kPa以下であるとより好ましく、800kPa
以下であると特に好ましく、750kPa以下であると最も好ましい。
であると特に好ましく、500kPa以上であると最も好ましい。これにより、発泡ゴム成
形体が適度に硬くなり、強度や硬度が求められる用途、例えば、例えば、防振ゴム、防音ゴムや各種シール材などに好適に用いることができる。前記発泡ゴム成形体において、JIS K6251:2010に準拠して測定した引張強さの上限については特に限定がな
いが、1700kPa以下であることが好ましく、1500kPa以下であることがより好ましく、1300kPa以下であることが特に好ましく、1200kPa以下であることが最も好ましい。
標)ゴム硬度計(デュロメータ)CSC2型で測定した硬度が40未満であることが好ましく、30以下であることがより好ましく、25以下であることが特に好ましい。これにより、発泡ゴム成形体が伸縮性や柔軟性に優れることになり、水中用衣類や自動車・鉄道車両といった各種車両に使用する車両用緩衝材、各種ゴムシートやゴム引布を始めとする柔軟性が求められる用途に対し、好適に用いることができる。本発明の発泡ゴム成形体を前記用途、即ち柔軟性が求められる用途に使用する場合、高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)CSC2型で測定した硬度の下限は特に限定されないが、5以上であってもよいし、8以上であってもよいし、10以上であってもよい。
C型を用いて硬度を測定してもよい。本発明の一実施形態において、前記発泡ゴム成形体を硬さや機械的強度、荷重や衝撃、振動に対する耐久性が求められる用途に使用する場合、高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)C型を用いて測定した硬度が8以上70以下であることが好ましく、10以上60以下であることがより好ましく、15以上50以下であることが特に好ましい。
く、0.25g/cm3以下であることがより好ましく、0.20g/cm3以下であることが特に好ましく、0.18g/cm3以下であることが最も好ましい。これにより、発泡ゴム成形体
が軽くなり、水中用衣類に用いた場合には軽量性が高まることで着用者の負担が軽くなり、長時間の作業が可能になったり、着用者の疲労が低減したりする。また、自動車や鉄道車両といった各種車両に使用する車両用緩衝材、防振ゴム、防音ゴムや各種シール材においては見掛け密度が小さくなることで部材の重量が軽くなり、車両全体の軽量化に寄与しうる。
に限定されない。例えば、ウェットスーツ、ドライスーツの他、下半身から胸部を覆う胴付きゴム長靴(胴長、ウェーダーとも呼ばれる。)等が挙げられる。
セルロースナノファイバー5質量%と、水95質量%からなるセルロースナノファイバーの水分散液(株式会社スギノマシン製セルロースナノファイバー「商品名 BiNFi-s(登録商標)、品番:FMa−10005」)を用い、該セルロースナノファイバーの水分散液142質量部と、クロロプレンゴムのラテックス(クロロプレンゴム55質量%と、水45質量%からなる市販のクロロプレンゴムラテックス)168.9質量部を混合し、撹拌、固形化し、その後乾燥させて、セルロースナノファイバーのマスターバッチを得た。得られたセルロースナノファイバーのマスターバッチは、セルロースナノファイバーを7.1質量%と、クロロプレンゴムを92.9質量%含む。
下記表1に示す配合割合で、硫黄変性タイプのクロロプレゴムと、上記で作製したセルロースナノファイバーのマスターバッチと、その他の添加剤を混合し、ニーダーを用いて60分間混練した。
熱した金型の中に入れ、プレス機で加圧(圧力10MPa)しながら15分間プレス加硫し
、発泡させ(二次加硫)、発泡ゴム成形体を得た。
実施例1で用いたものと同じ硫黄変性タイプのクロロプレンゴムと、上記で作製したセルロースナノファイバーのマスターバッチの配合量を下記表1に示した割合にした以外は、実施例1と同様にして発泡ゴム成形体を得た。
セルロースナノファイバーのマスターバッチを添加せず、クロロプレンゴムに対し、添加剤の配合量を下記表1に示した割合にした以外は、実施例1と同様にして発泡ゴム成形体を得た。
実施例1〜3で用いたセルロースナノファイバーのマスターバッチを作製する際に用いたものと同じセルロースナノファイバーの水分散液142質量部に対し、実施例1〜3で用いたマスターバッチを作製する際に用いたものと同じクロロプレンラテックス51.6質量部を混合し、撹拌、固形化し、その後乾燥させて、セルロースナノファイバーのマスターバッチを得た。該セルロースナノファイバーのマスターバッチは、セルロースナノファイバーを20質量%と、クロロプレンゴムを80質量%含むものが得られたが、セルロースナノファイバーが分散不良を起こしている可能性があり、セルロースナノファイバーが凝集せずに均一分散している発泡ゴム成形体が得られなかった。
JIS K 6251:2010に準拠して測定した。具体的には、JIS K 6251:2010に準拠し、ダンベル状2号形の試験片(100mm×25mm×10mm)を定速引張試験機に固定し、引張速度が500±50mm/minとなるように引張り、試験片が切断したときの試料の長さ(試料の固定に用いたチャック間の長さ)を測定し、元の試料片の長さから試料の切断時伸びを計算した。
JIS K 6251:2010に準拠して測定した。具体的には、JIS K 6251:2010に準拠し、ダンベル状2号形の試験片(100mm×25mm×10mm)を定速引張試験機に固定し、引張速度が500±50mm/minとなるように引張り、試験片が100%伸長したときの引張応力の値を測定し、100%引張応力とした。
JIS K 6767:1999に準拠して測定した。具体的には、JIS K 6767:1999に準拠し、まず、常温(23±2℃)にて、試験片(20mm×20mm×5mm)を用意し、初期厚さ(T0)を測定した。次に、初期厚さ(T0)から50%歪ませた状態、即ち厚さが初期厚さの半分になる状態に荷重を加えて圧縮し、22時間放置した。22時間圧縮した後、荷重を除くことで圧縮を開放し、圧縮を開放してから(荷重を除いてから)30分後の厚さ(T30m)、及び圧縮を開放してから(荷重を除いてから)1時間後
の厚さ(T1h)を、それぞれダイヤルシックネスゲージを用いて測定し、下記式で、50%圧縮永久ひずみを算出した。
30分後50%圧縮永久ひずみ(%)=[(T0−T30m)/T0]×100
1時間後50%圧縮永久ひずみ(%)=[(T0−T1h)/T0]×100
JIS K 6767:1999に準拠して測定した。具体的には、JIS K 6767:1999に準拠し、試験片(20mm×20mm×20mm)を圧縮速度10mm/minで圧縮し、25%ひずみ時、即ち、試料の厚さが元の厚さの75%となったときの圧縮応力を測定した。
JIS K 6251:2010に準拠して測定した。具体的には、JIS K 6251:2010に準拠し、ダンベル状2号形の試験片(100mm×25mm×10mm)を定速引張試験機に固定し、引張速度が500±50mm/minとなるように引張り、試験片が切断したときの引張強力の値を測定し、引張強さとした。
高分子計器株式会社製デュロメータ「ASKER(登録商標)ゴム硬度計 CSC2型
」で測定した。具体的には、試験片の厚さが10mm以上20mm以下の部分を選択し、その場所で硬度を測定した。なお、試験片の厚さが10mm未満の場合は試験片を重ねて厚さが前記範囲になるように調整した。このとき試験片を重ねる枚数は3枚以下とした。
JIS K 6767:1999において準用するJIS K 7222:2005に準拠して測定した。
JIS A 1412−1:2016に準拠して測定した。
あり、かつ切断時伸びが500%以上となることから、機械的強度が良好であるとともに、柔軟性に優れる発泡ゴム成形体であることが分かった。
Claims (17)
- ゴム成分及びバイオマスナノファイバーを含む発泡ゴム成形体であって、
前記発泡ゴム成形体中のバイオマスナノファイバーの含有量が10質量%以下であり、
JIS K 6767:1999に準拠し、荷重を除いてから30分後に測定した50%圧縮永久ひずみが28%以下であることを特徴とする発泡ゴム成形体。 - JIS K6 767:1999に準拠し、荷重を除いてから1時間後に測定した50%圧縮永久ひずみが25%以下である請求項1に記載の発泡ゴム成形体。
- 前記ゴム成分が、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、ウレタンゴム、シリコーンゴム及びフッ素ゴムからなる群から選ばれる少なくとも一種を含む請求項1又は2に記載の発泡ゴム成形体。
- JIS K 6251:2010に準拠して測定した切断時伸びが300%以上1000%以下であり、かつJIS K 6251:2010に準拠して測定した引張強さが200kPa以上900kPa以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体。
- JIS K 6251:2010に準拠して測定した100%引張応力が85kPa以下で
ある請求項1〜4のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体。 - 高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)CSC2型を用いて測定した硬度が40未満である請求項1〜5のいずれか1項に記載の発泡ゴム成
形体。 - JIS K 6251:2010に準拠して測定した100%引張応力が85kPaより大
きい請求項1〜3のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体。 - JIS K 6251:2010に準拠して測定した切断時伸びが50%以上500%以下であり、かつJIS K 6251:2010に準拠して測定した引張強さが300kPa
以上1700kPa以下である請求項7に記載の発泡ゴム成形体。 - JIS K 6767:1999に準拠して測定した25%圧縮応力が10kPa以上15
0kPa以下である請求項7または8に記載の発泡ゴム成形体。 - 高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)CSC2型を用いて測定した硬度が40以上であり、かつ高分子計器株式会社製ASKER(登録商標)ゴム硬度計(デュロメータ)C型を用いて測定した硬度が8以上70以下である請求項7〜9のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体の製造方法であって、
ゴム成分、前記ゴム成分と同じ種類のゴムのラテックスとバイオマスナノファイバーの水分散液を混合して固形化して得られたバイオマスナノファイバーのマスターバッチ、加硫剤及び発泡剤を含むゴム組成物を、架橋発泡させて発泡ゴム成形体を得ることを特徴とする発泡ゴム成形体の製造方法。 - 前記バイオマスナノファイバーのマスターバッチは、バイオマスナノファイバーを0.
1〜50質量%含む請求項11に記載の発泡ゴム成形体の製造方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体を用いた水中用衣類。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体を用いた車両用緩衝材。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体を用いた防振ゴム。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の発泡ゴム成形体を用いた防音ゴム。
- 請求項1〜3、7〜10のいずれか1項に記載発泡ゴム成形体を用いたシール材。
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