JP2018188550A - 食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物 - Google Patents

食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】優れた洗浄性を有し、食器類への汚れの再付着防止性に優れるとともに、食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制し、洗浄と庫内の衛生とを両立する、食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】下記の(A)〜(D)成分を、洗浄剤組成物全体に対し下記の割合で含有するとともに、抗菌活性を示すことを特徴とする食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物。(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩 0.01〜2質量%。(B)アルカリ剤 5〜50質量%。(C)キレート剤 5〜30質量%。(D)スケール防止剤 0.1〜10質量%。【選択図】なし

Description

本発明は、優れた洗浄性を有し、食器類への汚れの再付着防止性に優れるとともに、食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制し、洗浄と庫内の衛生とを両立する、食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物に関するものである。
従来、食器洗浄機に用いる洗浄剤は、被洗浄物の仕上がり性の向上を第1目標にしており、その技術の向上を目指してきた。そのため、洗浄機庫内の衛生にも有効な製品はあまりなく、汚い庫内で食器を洗浄することは食中毒の一原因となっている。また、繁忙店の多くに、洗浄機庫内にピンク汚れ、すなわち、ピンクスライムが発生することから、洗浄によってピンクスライムの生成を抑制し、洗浄機庫内を衛生的に保つことは、清掃オペレーションの軽減にもつながり非常に有用であるが、まだまだ満足のいく洗浄剤は得られていない。
ここでいうピンクスライムとは、淡紅色を呈し、その表面は湿潤性で、かつ粘稠性が高い、細菌由来の付着物である。発生場所は、常に湿度が高く、水が滞留しやすい場所、通気が不充分な場所が多く、食器洗浄機に関していうと、洗浄機の天井やその隅、ノズルアームの裏側等である。このピンクスライムは、桿菌様微生物が集合したバイオフィルムと呼ばれることもある。バイオフィルムの形成は、数種の細菌が表面に付着することから始まり、付着した細菌は汚れ等の有機物を栄養源に高温、多湿の条件下で短時間に増殖し、多糖類と推察される粘液物質を産生しつつ、拡張していくものである。
これまでも、特許文献1に示すように、硬質表面に生じるピンク汚れの付着防止および除去を目的として、特定の第4級アンモニウム塩と、特定の有機溶剤とを組合せてなる抗菌剤が知られている。この技術は、ピンク汚れの主原因菌が、従来知られていたRhodotorula属酵母よりむしろMethylobacterium属細菌であることを特定し、Methylobacterium属細菌に対して優れた抗菌活性を発揮し、ピンク汚れの除去に有用であるとされている。
しかしながら、Methylobacterium属細菌は、アルカリ、高温という一般的な食器洗浄機庫内において、第4級アンモニウム塩等の高い殺菌剤を用いなくとも生育を阻止できる細菌である。したがって、Methylobacterium属細菌に対して抗菌活性を発揮しても、食器洗浄機庫内に発生するピンク汚れを防ぐには不充分である。
また、特許文献2には、アルカリ剤と、金属イオン捕捉能を有する特定のポリアクリル酸またはマレイン酸系高分子と、漂白剤(ここでは次亜塩素酸ナトリウム)とを特定量含有する洗浄剤組成物が、茶渋、コーヒー等の変色した汚れに対して優れた漂白効果を発揮するとして提案されている。
通常、食器洗浄機用洗浄剤は、アルカリ剤、キレート剤という構成であり、これだけでは食器洗浄機庫内のピンク汚れを除去するには乏しく、上記特許文献2の洗浄剤組成物のように、洗浄剤に漂白剤を添加しても、漂白効果は発揮するものの食器洗浄機庫内のピンク汚れを除去するには不充分である。
さらに、特許文献3には、金属イオン封鎖剤と、非イオン界面活性剤と、カチオン界面活性剤と、有機電解質高分子重合体およびキシレンスルホン酸塩の少なくとも一方と、アルキル脂肪族ジカルボン酸塩およびアルケニル脂肪族ジカルボン酸塩の少なくとも一方とを含み、水酸化アルカリ金属塩、炭酸塩、珪酸塩のいずれのアルカリ剤も含まず、環境への影響が低減されており、優れた洗浄性能、再汚染防止性能、低泡性能を備え、かつ広範な温度環境における貯蔵安定性を有している液体洗浄剤組成物が提案されている。
しかしながら、このものは、低泡性に改善の余地があり、さらに、カチオン界面活性剤によって誘発される汚れの再付着防止性への要求も高くなっているため、洗浄剤組成物として充分なものとはいい難い。
また、特許文献4には、ジオクチルジメチルアンモニウム塩と、アルカリ剤と、キレート剤とを特定の割合で組み合わせることにより、排泄物により形成された不衛生な汚れに対し、繊維の影響を受けずに充分な除菌力、洗浄力を発揮し、衣料等の繊維品への再汚染を生じにくい液体除菌洗浄剤組成物が提案されている。
このものは、衣料等の繊維品への再汚染を生じにくい液体除菌洗浄剤組成物であるが、本組成物をそのまま業務用食器洗浄機に使用すると、ジオクチルジメチルアンモニウム塩の配合量が多いため、汚れの再付着を誘発してしまうという懸念がある。
特開2012−36179号公報 特開平8−199194号公報 特開2002−146400号公報 特開2009−91469号公報
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、優れた洗浄性を有し、食器類への汚れの再付着防止性に優れるとともに、食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制し、洗浄と庫内の衛生とを両立する、食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、下記の(A)〜(D)成分を、洗浄剤組成物全体に対し下記の割合で含有するとともに、抗菌活性を示す食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物を要旨とする。
(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩 0.01〜2質量%。
(B)アルカリ剤 5〜50質量%。
(C)キレート剤 5〜30質量%。
(D)スケール防止剤 0.1〜10質量%。
すなわち、本発明者は、優れた洗浄性を有し、食器類への汚れの再付着防止性に優れるとともに、食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制する食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物を得るため、検討を重ねた。
一般的に知られているピンクスライムは、浴室や水周り等湿気の多い環境に発生しやすく、その構成菌としては、酵母のRhodotorula属細菌、細菌のMethylobacterium属細菌が検出されており、これまでのピンクスライム対策としては、これらの構成菌を抑制する抗菌剤を用いることが主流であった。
しかしながら、食器洗浄機庫内の環境は、60℃以上のアルカリ洗浄液という過酷なもので、本発明者は、上述の菌は庫内で生存することができないことを見出した。そして、食器洗浄機庫内に発生しているピンクスライムを採取し、単離した菌を同定した結果、グラム陽性桿菌のGordonia属細菌であることを特定することができた。そこで、本発明者は、そのGordonia属細菌のなかでも最も相同性の高いGordonia paraffinivorans菌を食器洗浄機庫内のピンクスライム生成菌として、さらに鋭意研究を重ね、その抗菌活性が高い抗菌洗浄剤を開発し、本発明に到達するに至った。
以上のように、本発明の食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物は、下記の(A)〜(D)成分を、洗浄剤組成物全体に対し下記の割合で含有するとともに、抗菌活性を示すことから、優れた洗浄性を有し、食器類への汚れの再付着防止性に優れるとともに、食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制し、洗浄と庫内の衛生とを両立することができる。
(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩 0.01〜2質量%。
(B)アルカリ剤 5〜50質量%。
(C)キレート剤 5〜30質量%。
(D)スケール防止剤 0.1〜10質量%。
また、上記(D)スケール防止剤が、有機リン系スケール防止剤およびグリシン系スケール防止剤の少なくとも一方である場合には、より汚れの再付着が効果的に防止されるため、洗浄性を高めることができ、炭酸カルシウムスケール、シリカスケール等の発生に対する防止性を高めることができる。
上記抗菌活性が、Gordonia属細菌に対する抗菌活性を示すものであると、より効果的に食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制できるようになる。
つぎに、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
まず、本発明の食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物(以下、「洗浄剤組成物」ということがある)は、洗浄剤組成物全体に対し(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩を0.01〜2質量%、(B)アルカリ剤を5〜50質量%、(C)キレート剤を5〜30質量%、(D)スケール防止剤を0.1〜10質量%、を含有するとともに、抗菌活性を示すものである。以下、各成分について説明する。
<(A)成分>
上記(A)成分であるジオクチルジメチルアンモニウム塩は、下記の一般式(1)で表される。
Figure 2018188550
なお、上記一般式(1)のX- は、Cl- 、I- 、Br- 等のハロゲンイオンであるか、HSO4- 、NO3- 、H2 PO4- 等の無機酸対イオンであるか、CH3 OSO3-、C2 5 SO3- 、CH3 CO2- 、CH3 6 4 SO3- 、CH3 SO3- 等の有機酸対イオンであることが好ましく、なかでも特に、Cl- であることが好ましい。
上記(A)成分であるジオクチルジメチルアンモニウム塩としては、例えば、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド等があげられ、なかでも、入手容易性の点から、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライドを使用することが好ましい。
上記(A)成分であるジオクチルジメチルアンモニウム塩の配合量は、洗浄剤組成物全体に対し、0.01〜2質量%であり、より好ましくは0.05〜1質量%である。(A)成分の配合量が少なすぎると、抗菌効果に乏しく、一方、(A)成分の配合量が多すぎると、カチオン界面活性剤が汚れを抱き込み、食器類への汚れの再汚染が多くなるからである。
<(B)成分>
つぎに、上記(B)成分であるアルカリ剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等の珪酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、アルカノールアミン等があげられる。なかでも、貯蔵安定性とコスト面から水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩が好ましく用いられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
上記(B)成分であるアルカリ剤の配合量は、洗浄剤組成物全体に対し、5〜50質量%であり、より好ましくは10〜30質量%である。(B)成分の配合量が少なすぎると、所望の洗浄性を発揮できなくなる可能性があり、逆に(B)成分の配合量が多すぎると、食器洗浄機で使用した際のすすぎ性が悪化するとともに、洗浄剤組成物の各性能のバランスが悪くなり、とりわけ他成分との相乗効果による洗浄性能が飽和となり、貯蔵安定性も低下する傾向がみられるためである。
<(C)成分>
上記洗浄剤組成物に用いられる(C)成分であるキレート剤は、リン系および無リン系のいずれも用いることができる。上記リン系のキレート剤としては、リン酸アルカリ金属塩があげられ、上記リン酸としては、オルソリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸、ヘキサメタリン酸等があげられる。そして、これらのリン酸と化合させるアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム等があげられる。特に、上記リン酸アルカリ金属塩のなかでもトリポリリン酸ナトリウムが好適である。上記無リン系のキレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオン酢酸、メチルグリシンジ酢酸(MGDA)、トリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸、エチレングリコールジエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、シクロヘキサン−1,2−ジアミン四酢酸、ジエンコル酸、ジカルボキシメチルグルタル酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、エチレンジアミンジコハク酸(EDDS)、L−グルタミン酸ジ酢酸(GLDA)、3−ヒドロキシ−2,2'−イミノジコハク酸(HIDS)、L−アスパラギン酸−N,N−ジ酢酸(ASDA)、ヘプトグルコン酸(GH−NA)、タウリン−N,N−ジ酢酸、グルコン酸、クエン酸およびこれらのナトリウム塩,カリウム塩等の水溶性アルカリ金属塩、エタノールアミン塩、アンモニウム塩等があげられる。そして、上記無リン系のキレート剤のなかでも、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、L−グルタミン酸ジ酢酸、メチルグリシンジ酢酸およびこれらのナトリウム塩,カリウム塩等の水溶性アルカリ金属塩、エタノールアミン塩、アンモニウム塩が好ましく、特に、洗浄力およびコスト面からナトリウム塩が好ましく用いられる。これらは、単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
また、(C)成分であるキレート剤は、後記の有機リン系スケール防止剤を除くものである。
上記(C)成分であるキレート剤の配合量は、洗浄剤組成物全体に対し、5〜30質量%であり、好ましくは8〜25質量%、より好ましくは、10〜20質量%である。(C)成分の配合量が少なすぎると、他成分とのバランスから油脂汚れの洗浄性に乏しくなるだけでなく、スケール発生の原因ともなり、逆に(C)成分の配合量が多すぎると、貯蔵安定性が低下するだけでなく、コスト面でも不利になるためである。
<(D)成分>
上記洗浄剤組成物に用いられる(D)成分のスケール防止剤は、有機リン系スケール防止剤、およびグリシン系スケール防止剤が好ましく用いられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
上記有機リン系スケール防止剤は、例えば、エタン−1,1−ジホスホン酸塩、エタン−1,1,2−トリホスホン酸塩、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸塩およびその誘導体、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等のホスホン酸化合物、またはこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、もしくはエタノールアミン塩、2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボン酸化合物、アミノトリメチルホスホン酸、またはこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、もしくはエタノールアミン塩があげられる。なかでも、アルカリ金属塩が好ましい。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
上記グリシン系スケール防止剤は、例えば、ジヒドロキシエチルグリシンおよびその塩があげられる。また、これらの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、エタノールアミン塩があげられるが、なかでも、ジヒドロキシエチルグリシンナトリウム塩が好ましい。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
このような(D)成分のスケール防止剤のなかでも、金属イオン封鎖能、スケール防止性、再付着防止性および洗浄性の点から、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸ナトリウム塩、1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸ナトリウム塩、ジヒドロキシエチルグリシンナトリウム塩が好ましく用いられる。
上記(D)成分であるスケール防止剤の配合量は、洗浄剤組成物全体に対し、0.1〜10質量%であり、0.5〜7質量%であることがより好ましい。すなわち、(D)成分の配合量が少なすぎると、スケール防止性、食器に残留するスポットの低減効果、汚れの分散性等の性能が充分に得られず、逆に(D)成分の配合量が多すぎると、洗浄剤組成物の各性能のバランスが悪くなるおそれがあり、貯蔵安定性が低下するとともに、他成分との相乗効果がそれ以上得られないためである。
本発明の洗浄剤組成物には、上記(A)〜(D)成分以外の任意成分としては、例えば、水、硫酸ナトリウム等の増量剤、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(DDAC)等の(A)成分以外の抗菌成分、次亜塩素酸ナトリウム等の漂白剤、pH調整剤、染料、香料、金属腐食抑制剤(防錆剤)、消臭剤、帯電防止剤等があげられる。
上記水としては、例えば、水道水、軟水、イオン交換水、純水、精製水等があげられ、好ましくは、軟水、イオン交換水、純水である。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。なお、上記「水」は、液体洗浄剤組成物を構成する各成分に由来する結晶水や水溶液の形で含まれる水と外から加えられる水の双方をいう。
以上のように、本発明の洗浄剤組成物は、上記(A)〜(D)成分を含有し、必要に応じてその他の任意成分を含有するものであり、抗菌活性を有する。
上記抗菌活性とは菌の活動を抑制する特性をいうが、抗菌活性のなかでもGordonia属細菌に対する抗菌活性を示すものであることが、効果的に食器洗浄機庫内のピンクスライムの発生を抑制できる点から好ましい。
本発明の洗浄剤組成物の抗菌活性は、「住宅用合成洗剤及び石けんの除菌活性試験方法(洗剤・石けん公正取引協議会)」を参考に行われたもので、Gordonia paraffinivorans菌(NBRC108238)を用い、希釈した供試組成物に混合して細菌を接触させた後、培養し、生存する菌を測定することにより示すことができ、その生存する菌が少なければ少ない程、抗菌活性が高いことを示す。
抗菌活性値は下記の式(2)で示され、1以上の値を示すものであることが好ましく、より好ましくは2〜3の範囲である。
〔式〕
抗菌活性値=Log(接触菌数−生存菌数) …(2)
ここで抗菌とは菌の活動を抑制し、菌がそれ以上増えないことをいうが、本発明の好適な洗浄剤組成物は、菌の活動を抑制するだけでなく、菌数を減少させることができる除菌効果も有することができる。
したがって、本発明の洗浄剤組成物は、ガラス、陶磁器、金属、プラスチック等の硬質表面を有する食器の洗浄用途に適している。本発明において「食器」とは、それ自身が所定の形状を保つことのできる程度の硬さを有する物体であって、飲食物を供するために用いることができるもの全般を意味し、例えば、繊維製品は含まないが、弾性のある樹脂表面は含むという趣旨である。
また、本発明の洗浄剤組成物は食器に限らず、各種製造工場,加工工場棟における器具や容器、流通に用いられるプラスチックコンテナ等を洗浄するための自動洗浄用途としても使用可能である。さらに、食品工場・食品加工工場等のタイル、床等の硬質表面の洗浄、飲料を供するために用いられるガラス瓶等の容器洗浄、金属表面洗浄にも好ましく用いることができる。特に、ホテル、レストラン、学校、病院、飲食店、給食会社、会社の食堂等における食器洗浄機に用いるのに好適である。すなわち、本発明における「食器類」には、文言通りの「食器」の他、上記のような各種の食品製造・食品加工に関連する洗浄対象物が含まれる。
上記洗浄剤組成物の形態としては、特に限定されるものではないが、貯蔵安定性、投薬性の観点から、液体状、粉体状、固形状が好ましく用いられる。
ここで、固形状とは、水分により原料を溶解し、過飽和状態にすることにより洗浄剤組成物を固まらせたものをいい、固形状の水分量としては、液体状より少なく、粉体状より多い。このような固形状は、原料の種類にもよるが、およそ固形分が55〜75質量%で残りが水分という組成により形成される。これに対し、粉体状の洗浄剤組成物は、ほとんど含水分がない。
上記洗浄剤組成物を水で希釈した洗浄液の濃度は、食器類の食器洗浄機での洗浄には、洗浄剤組成物を0.03〜0.5質量%含有するものであることが好ましく、より好ましくは0.1〜0.3質量%である。すなわち、洗浄剤組成物の含有量が少なすぎると、所望の効果が得られにくい傾向がみられ、逆に多すぎると、すすぎ性が低下する傾向がみられるためである。
なお、「食器洗浄機」とは、自動で食器等を洗浄する機械であり、ドアタイプ、アンダーカウンタータイプ、ラックコンベアタイプ、フライトコンベアタイプ等が存在する。とりわけ、本発明の洗浄剤組成物においては、ピンクスライムの発生が問題となりやすいドアタイプ、コンベアタイプに適用することが好ましい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
実施例・比較例に先立って、下記の成分を準備した。準備した各成分とその有効純分(%)の詳細は、下記の通りであり、表中の数値は、各成分を純分で示したものである。なお、特にことわりのない限り「%」は質量基準を意味する。また、洗浄剤組成物中の水は、イオン交換水を用いている。
<ジオクチルジメチルアンモニウム塩(A)>
・A−1:ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド(純分80%)(Bardac LF−80、ロンザジャパン社製)
<アルカリ剤(B)>
・B−1:水酸化ナトリウム(純分99%)(トーソーパール、東ソー社製)
・B−2:水酸化カリウム(純分48%)(48%液体苛性カリ、旭硝子社製)
・B−3:珪酸カリウム(純分38%)(A珪酸カリ、日本化学工業社製)
・B−4:モノエタノールアミン(純分90%)(モノエタノールアミン90、日本触媒社製)
・B−5:炭酸ナトリウム(純分99%)(ライトソーダ灰、トクヤマ社製)
・B−6:無水メタ珪酸ナトリウム(純分96%)(無水メタ珪酸ナトリウム、日本化学工業社製)
<キレート剤(C)>
・C−1:ニトリロ三酢酸三ナトリウム(純分92%)(クレワットPC−C3、ナガセケムテックス社製)
・C−2:トリポリリン酸ナトリウム(純分98%)(トリポリリン酸ソーダ、日本化学工業社製)
<スケール防止剤(D)>
・D−1:1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(純分60%)(Dequest 2010、イタルマッチジャパン社製)
・D−2:ジヒドロキシエチルグリシンナトリウム(純分50%)(キレストG−50、キレスト社製)
<任意成分>
・硫酸ナトリウム(純分100%)(中性無水芒硝、日本化学工業社製)
・ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(DDAC)(純分80%)(Bardac 2280、ロンザジャパン社製)
・次亜塩素酸ナトリウム(純分12%)(次亜塩素酸ソーダ、南海化学社製)
〔実施例1〜14、比較例1〜10〕
後記の表1に示す組成(各表の数値の単位は「質量%」である)の洗浄剤組成物を調製し、その洗浄剤組成物の形態を示すとともに、洗浄性、低泡性、再付着防止性、スケール防止性、抗菌性、貯蔵安定性について試験を行い、これらの評価を後記の表1に併せて示す。なお、各項目の試験方法、評価方法は、下記に示す通りである。
<洗浄性>
〈試験方法〉
調製された洗浄剤組成物をイオン交換水で下記の洗浄剤濃度になるよう希釈して、洗浄液を作製した。この洗浄液を、業務用の食器洗浄機(SD104GS、日本洗浄機社製)の洗浄タンクにセットし、下記の運転条件で被洗浄物である磁器皿を10枚一組として洗浄し、その洗浄性を下記の基準に従い評価した。なお、汚れとして、油脂(牛脂)汚れ、およびタンパク質(卵黄)汚れの2種類を用意し、それぞれの汚れに対し洗浄評価を行った。
*運転条件
洗浄剤濃度 :0.2質量%
洗浄温度 :60℃
すすぎ温度 :80℃
すすぎ水量 :2.2L
洗浄コース :標準洗浄サイクル(洗浄:50秒、すすぎ:10秒)
水道水の硬度:(CaCO3として)60mg/L
油脂汚れ :直径25cmの磁器皿に、精製牛脂を4g/枚になるように付着させたものを用いた。
タンパク質汚れ:直径25cmの磁器皿に鶏卵の卵黄を4g/枚になるように付着させ、室温(約23±2℃)で1時間乾燥させ、洗浄直前に30分間40℃のお湯にて浸漬したものを用いた。
〈評価基準〉
油脂汚れについては、オイルレッド液を洗浄後の磁器皿に塗布し、タンパク質汚れについては、そのまま目視にて以下のように汚れ除去具合を判定した。なお、オイルレッド液にはアゾ色素が含まれており、油脂を赤く染める。
◎:非常によい(90%以上の汚れ除去)。
○:よい(70%以上で90%未満の汚れ除去)。
△:可(50%以上で70%未満の汚れ除去)。
×:悪い(50%未満の汚れ除去)。
<低泡性>
〈試験方法〉
調製された洗浄剤組成物と充分にかき混ぜた鶏卵(全卵)30gとを業務用の自動食器洗浄機(SD104GS、日本洗浄機社製)に投入し、下記の運転条件で運転した。そして、洗浄液の泡立ち(起泡)を目視により下記の評価基準で評価した。
*運転条件
洗浄剤濃度 :0.2質量%
洗浄温度 :60℃
すすぎ温度 :80℃
すすぎ水量 :2.2L
洗浄コース :標準洗浄サイクル(洗浄:50秒、すすぎ:10秒)
水道水の硬度:(CaCO3として)60mg/L
タンパク質汚れ:鶏卵(全卵)30g
〈評価基準〉
◎:運転時に泡が液面から50mm未満で、かつ運転終了後速やかに泡が消える。
○:運転時に泡が液面から50mm未満で、かつ運転終了後1分経過以内に泡が消える。
△:運転時に泡が液面から50mm以上であるが、運転終了後1分経過以内に泡が消える。
×:運転時の泡の高さにかかわらず、運転終了後1分経過後も泡が消えずに残っている。
××:運転直後に、ポンプが泡をかんで、運転困難となる。
<再付着防止性>
〈試験方法〉
調製された洗浄剤組成物とともにオイルレッド液で着色したサラダ油30gを業務用の自動食器洗浄機(SD104GS、日本洗浄機社製)に投入し、下記の運転条件で運転して、メラミン製の清浄皿への汚れの付着の程度を以下の基準で目視判定した。
*運転条件
洗浄剤濃度 :0.2質量%
洗浄温度 :60℃
すすぎ温度 :80℃
すすぎ水量 :2.2L
洗浄コース :標準洗浄サイクル(洗浄:50秒、すすぎ:10秒)
水道水の硬度:(CaCO3として)60mg/L
〈評価基準〉
◎:清浄皿に汚れが全く付着していなかった。
○:清浄皿に汚れがほとんど付着していなかった。
△:清浄皿に汚れが付着していた。
×:清浄皿に汚れがかなり付着していた。
<スケール防止性>
〈試験方法〉
洗浄剤組成物を人工硬水(総硬度:150mg/L)を用いて0.2質量%に希釈して、試験液を作製した。この試験液を、容量100mLの比色管に50mLを注ぎ、インキュベーター(IS800、ヤマト科学社製)により60℃で4時間保持した後、試験液および比色管を目視で観察し、下記の基準に従いスケール発生抑制の程度を評価した。なお、スケールには、試験液に浮遊するものと、比色管底部および側部に付着するものとがあるが、いずれも評価対象とした。
〈評価基準〉
◎:非常によい(スケールの発生がなかった)。
○:よい(スケールの発生がほとんどなかった)。
△:可(スケールの発生があった)。
×:悪い(スケール付着が著しかった)。
<抗菌性>
〈試験方法〉
ピンクスライム生成菌の細菌モデルとして、Gordonia paraffinivorans菌(NBRC108238)を用い、下記の方法によって、抗菌力を評価した。すなわち、まず、各供試組成物を50ppm(CaCO3として)の硬水で0.2質量%に希釈した。つぎに、細菌数が105 個となるように調整した菌液1mLを滅菌水で希釈した供試組成物試験液99mLに混合して細菌を接触させた。接触温度は50℃、60分間後、接触液1mLを取り出して9mL薬剤不活化リン酸バッファーに加え、同様の操作を行って段階的に希釈した後、SCDLP寒天培地「ダイゴ」(日本製薬社製)にて混釈培養し、生存菌数を測定した。そして、下記の式(2)で求められる接触菌数と生存菌数の常用対数値の差を抗菌活性値とし、下記4段階の評価基準により評価した。
〔式〕
抗菌活性値=Log(接触菌数−生存菌数) …(2)
〈評価基準〉
◎:非常に抗菌力に優れる(抗菌活性値が2以上)。
○:抗菌力に優れる(抗菌活性値が1以上2未満)。
△:やや抗菌力に劣る(抗菌活性値が0.5以上1未満)。
×:抗菌力に劣る(抗菌活性値が0.5未満)。
なお、◎および○を実用性があるものと評価した。
<貯蔵安定性>
〈試験方法〉
調製された洗浄剤組成物を100mLのガラス瓶に入れ、恒温槽(SLI−4S、須中理化工業社製)により40℃の雰囲気下に置き、その状態で1カ月保管した。また、同様に、調製された洗浄剤組成物を100mLのガラス瓶に入れ、インキュベーター(MTH−2400、SANYO社製)により−5℃から5℃にプログラムコントロールされた雰囲気下に置き、その状態で1カ月保管した。そして、これらの外観を目視によりそれぞれ観察し、下記の評価基準に基づいて評価した。
〈評価基準〉
◎:非常によい(1カ月後、濁り・分離・析出・変色等の外観変化は全くなかった)。
○:よい(1カ月後、濁り・分離・析出・変色等の外観変化がわずかにみられた)。
△:可(2週間後、濁り・分離・析出・変色等の外観変化がわずかにみられた)。
×:悪い(配合直後に、濁り・分離・析出・変色等の外観変化があった)。
Figure 2018188550
Figure 2018188550
このように、表1および2より、本発明の実施例品は、優れた洗浄性を有し、食器類へ汚れが再付着しないだけでなく、食器洗浄機庫内のピンクスライムの原因菌である、Gordonia paraffinivorans菌を抑制するという、洗浄と庫内の衛生とを両立することがわかる。これに対し、比較例品は、洗浄性と抗菌性との両立が困難であることがわかる。
また、本発明の実施例品は、Gordonia paraffinivorans菌の他に、食中毒の原因菌に対しても抑制する効果が得られるものであった。
本発明の洗浄剤組成物は、食器の洗浄仕上がり性が高く、かつ、食器洗浄機庫内の衛生を保ちピンクスライム清掃の無駄なオペレーションを削減できる、抗菌剤配合の、とりわけ除菌剤配合の食器洗浄機用洗浄剤として使用することに適している。

Claims (3)

  1. 下記の(A)〜(D)成分を、洗浄剤組成物全体に対し下記の割合で含有するとともに、抗菌活性を示すことを特徴とする食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物。
    (A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩 0.01〜2質量%。
    (B)アルカリ剤 5〜50質量%。
    (C)キレート剤 5〜30質量%。
    (D)スケール防止剤 0.1〜10質量%。
  2. 上記(D)スケール防止剤が、有機リン系スケール防止剤およびグリシン系スケール防止剤の少なくとも一方である請求項1に記載の食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物。
  3. Gordonia属細菌に対する抗菌活性を示す請求項1または2に記載の食器洗浄機用抗菌洗浄剤組成物。
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