JP2018188297A - 切り出し筒回転直進搬送装置 - Google Patents

切り出し筒回転直進搬送装置 Download PDF

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Suzuka Nomi
鈴香 能美
靖幸 大和
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靖幸 大和
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Abstract

【課題】 外筒と内筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させる切り出し筒回転直進搬送装置を提供する。【解決手段】 本願発明の切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒は、外筒4aと内筒4bを備え、内筒の外周面および内筒のフランジのいずれか一方に形成された係止凸部、並びに、外筒4aに半円凹形状の切欠きに形成された係止凹部4aeを備え、フランジ4baが外筒4aの端面4adaと当接するように、内筒4bを外筒4aに摺動可能に嵌着させると共に、係止凸部4bfと係止凹部4aeを嵌合させ係止させて共に回転する外筒4aと内筒4b、および、外筒に形成された係止凸部と内筒のフランジに形成された係止凹部とを備えて、係止凸部と係止凹部を嵌合させ係止させて共に回転する外筒と内筒、のいずれか一方の切り出し筒内を通して経口原料を搬送する。【選択図】図1

Description

本発明は、ホッパに貯留された原料を製造ラインに定量供給する切り出し筒回転直進搬送装置に関し、特に、回転する切り出し筒をホッパの下部に接続し、この切り出し筒内に原料を均質に直進させて供給搬送する切り出し筒回転直進搬送装置に関する。
図6は、従来の実施形態に係る切り出し秤量装置(プチスケール)を示す正面断面図、図7は、切り出し筒に備えられた内筒を外筒に挿入して、外筒の端部に内筒のフランジを当接させる従来の動作説明図である。
図6に示すように、切り出し秤量装置101は、原料(被秤量物)102を収納するホッパ103と、このホッパ103の排出部103aに連結されて、回転しながら被秤量物102を切り出す切り出し筒104と、この切り出し筒104を回転させる回転手段105と、この切り出し筒104から排出された被秤量物102を受ける受け部材106と、この受け部材106が受けた被秤量物102を秤量する秤量器107と、この受け部材106の排出口106aに設けられた開閉蓋108と、この開閉蓋108を開閉動作させる開閉手段109と、切り出し筒104に設けられた外筒104aと、この外筒104aに着脱自在に外嵌された内筒104bと、この内筒104bのホッパ103側の端部に外筒104aのホッパ103側の端部104aaと当接させたフランジ104bbを備える。
また、外筒104aから取り外された内筒104bを洗浄した後に、内筒104bを再び外筒104aに挿入して、外筒104aの端部104aaにフランジ104bbを当接させることによって内筒104bが位置決めされる。
次に、図7の(a)(b)(c)(d)は、切り出し筒104に備えられた内筒104bを外筒104aに挿入して外筒104aの端部104aaに、内筒104bのフランジ104bbを当接させる従来の動作説明図であり、図7の(a)に示すように、外筒104aには図中の回転方向を示す矢印とは逆方向に曲がったL字状の溝の係止凹部104aeが形成されている。
図中(ロ)に示すように、外筒104aの係止凹部104aeに内筒104bの係止凸部104bfを図中矢印方向に押し込み廻すことによって、図中(イ)に示すように、外筒104aが回転方向を示す矢印方向に回転駆動されると係止凸部104bfが係止凹部104aeに係止されて内筒104bも共に同方向に回転する。
さらに、図7の(b)に示すように、外筒104a´には図中の回転方向を示す矢印とは逆方向に曲がったL字状の溝の係止凹部104ae´が形成されている。
図中(ニ)に示すように、外筒104a´の係止凹部104ae´に内筒104bの係止凸部104bfを図中矢印方向に押し込み廻すことによって、図中(ハ)に示すように、外筒104a´が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されると係止凸部104bfが係止凹部104ae´´に係止されて内筒104bも共に同方向に回転する。
また、図7の(c)に示すように、外筒104a´´には図中の回転方向を示す矢印および矢印とは逆方向の両方向に曲がったT字状の溝の係止凹部104ae´´が形成されている。
図中(ヘ)に示すように、外筒104a´´の係止凹部104ae´´に内筒104bの係止凸部104bfを図中矢印方向に押し込み廻すことによって、図中(ホ)に示すように、外筒104a´´が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されると係止凸部104bfが係止凹部104ae´´に係止されて内筒104bも共に同方向に回転する。
また、図7の(d)に示すように、外筒104a´´には図中の回転方向を示す矢印および矢印とは逆方向の両方向に曲がったT字状の溝の係止凹部104ae´´が形成されている。
図中(チ)に示すように、外筒104a´´の係止凹部104ae´´に内筒104bの係止凸部104bfを図中矢印方向に押し込み廻すことによって、図中(ト)に示すように、外筒104a´´が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されると係止凸部104bfが係止凹部104ae´´に係止されて内筒104bも共に同方向に回転する。
従来は、内筒と外筒の接続にはこのような係止構成が一般的に用いられていた。
このように、ホッパの排出部から排出された被秤量物は、回転手段によって回転している切り出し筒から連続的に切り出されて受け部材内に投下され、ロードセルからなる秤量器により秤量され、受け部材の被計量物が所定重量に達したとき、電動の開閉手段により受け部材の開閉蓋が開かれて、所定量に秤量された被秤量物を受け部材から排出するので正確な所定量の切り出しができて、被秤量物の過剰または過少切り出しによるコスト高や不良品処置の手間などを解消できる。特に、回転駆動される切り出し筒内を被秤量物が徐々に流れるので、被秤量物の均一化が図られ、切り出し筒の下端から定量排出が行なわれる。
このような、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、装置を毎日頻繁に洗浄する必要があり、外筒に対して内筒を着脱可能に嵌挿するようになっている。これによって、被秤量物が流動する通路上にある部品を容易に取り外して洗浄するのに都合の良い構造とすることができ、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し秤量装置を提供することができる(特許文献1参照)。
特許第2649335号
しかしながら、このような係止凹部を係止凸部に装着する際に、さらに容易に確実に装着できる構造が待望されていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させた上に、内筒がさらに簡単に取り付け・取り外しされて、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し筒回転直進搬送装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、食品の原料2を製造ラインに供給するために、前記原料2を貯留したホッパ3の下部の排出口3aに切り出し筒接続孔3aaを設け、前記切り出し筒接続孔3aaに回転駆動される切り出し筒4、14を接続して、前記原料2を前記ホッパ3から前記切り出し筒4、14内を通って搬送する切り出し筒回転直進搬送装置1であって、前記切り出し筒4、14は、長手方向に回転軸芯aを有し、前記ホッパ3側の端部4bd、14bdにフランジ4ba、14baを有する直線状の内筒4b、14bと、この内筒4b、14bよりも全長が短く、この内筒4b、14bと同一の前記回転軸芯aを有し、回転可能に嵌着された直線状の外筒4a、14aと、を備えて、前記切り出し筒4、14の先端側の排出口4bg、14bgから前記原料2を排出する前記先端側を下方傾斜させた切り出し筒4、14であり、前記内筒4b、14bの前記ホッパ3側の端部4bd、14bdに少なくとも一個形成された係止凸部4bf、14bfと、前記外筒4a、14aの前記ホッパ3側の端面4ada、14adaに、前記回転軸芯a方向に直線状に少なくとも一個形成された係止凹部4ae、14aeと、を備え、前記フランジ4ba、14baが前記外筒4a、14aの前記ホッパ3側の前記端面4ada、14adaと当接するように、前記内筒4b、14bを前記外筒4a、14aに摺動可能に嵌着させると共に、前記係止凸部4bf、14bfを前記係止凹部4ae、14aeに係止させ、前記内筒4b、14bと前記外筒4a、14aとが共に回転することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の切り出し筒回転直進搬送装置1であって、前記係止凸部4bfは、前記内筒4bの外周面4bcから突出していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の切り出し筒回転直進搬送装置1であって、前記係止凸部14bfは、前記フランジ14baの全面座裏面14babから突出していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の切り出し筒回転直進搬送装置1であって、前記係止凹部4ae、14aeは、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた直線状に形成され、前記係止凹部4ae、14aeが前記係止凸部4bf、14bfと嵌合して係止されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明の切り出し筒回転直進搬送装置1は、食品の原料2を製造ラインに供給するために、前記原料2を貯留したホッパ3の下部の排出口3aに切り出し筒接続孔3aaを設け、この切り出し筒接続孔3aaに回転駆動される切り出し筒24を接続して、前記原料2を前記ホッパ3から前記切り出し筒24内を通って搬送する切り出し筒回転直進搬送装置1であって、前記切り出し筒24は、長手方向に回転軸芯aを有し、前記ホッパ3側の端部24bdにフランジ24baを有する直線状の内筒24bと、この内筒24bよりも全長が短く、この内筒24bと同一の前記回転軸芯aを有し、回転可能に嵌着された直線状の外筒24aと、を備えて、前記切り出し筒24の先端側の排出口24bgから前記原料2を排出する前記先端側を下方傾斜させた切り出し筒24であり、前記フランジ24baに少なくとも1個設けられた係止凹部24bfと、前記外筒24aの前記ホッパ3側の前記端面24adaに前記係止凹部24bfと対応する少なくとも1個設けられた係止凸部24aeと、を備え、前記フランジ24baが前記外筒24aの前記ホッパ3側の前記端面24adaと当接するときに、前記内筒24bを前記外筒24aに摺動可能に嵌着させると共に、前記係止凹部24bfに前記係止凸部24aeを係止させ、前記内筒24bと前記外筒24aとが共に回転することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、内筒のホッパ側の端部において内筒の外周面とフランジの全面座裏面のいずれか一方に少なくとも一個形成された係止凸部と、外筒のホッパ側の端面に回転軸芯方向に直線状に設けられた係止凹部とを備え、フランジの全面座裏面を外筒のホッパ側の端面と当接させて、内筒を外筒に摺動可能に嵌着させると共に係止凸部を係止凹部に係止させて内筒と外筒とを共に回転させることができる。このとき、内筒の外周面やフランジの全面座裏面に設けられた係止凸部と、外筒に設けられたほぼ真っ直ぐに形成された係止凹部の行き止まり部とがぴったりと嵌合するように、係止凹部の形状と係止凸部の形状を精密に形成することが容易となり、外筒に対して内筒を正確かつ容易に着脱できる。これによって、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、内筒を毎日頻繁に洗浄する必要があるが、このとき内筒を外筒からきわめて容易かつ正確に着脱可能に装着させることができ、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し筒回転直進搬送装置を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、係止凸部を内筒の外周面から突出させて形成することによって、係止凸部を精度良く確実で安定的に形成することができるため、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
請求項3に係る発明によれば、係止凸部を内筒のフランジの全面座裏面から突出させて形成することによって、内筒と一体成型して剛性を強化した係止凸部を容易に形成することができ、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
請求項4に係る発明によれば、係止凹部を、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた行き止まり状の直線に形成することによって、係止凹部を係止凸部の形状に精度良く確実に挿着することができ、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
請求項5に係る発明によれば、フランジに少なくとも1個設けられた係止凹部と、外筒のホッパ側の端面に少なくとも1個設けられた係止凸部を備え、フランジの全面座裏面が外筒のホッパ側の端面と当接させて係止凹部に係止凸部を係止させ、内筒を外筒に回転および摺動可能に嵌着させることによって、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、内筒を毎日頻繁に洗浄する必要があるが、このとき内筒を外筒からきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができ、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し筒回転直進搬送装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は切り出し筒の斜視図、(b)は(a)に示すA矢視図、(c)は(b)に示すB矢視図、(d)は(b)に示すC―C´線における外筒の断面図、(e)は(c)に示す外筒のD矢視図、(f)は(e)に示すE矢視図、(g)は(c)に示す内筒の正面図、(h)は(g)に示すF矢視図である。 本発明の第1の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置の概略を示し、(a)は切り出し筒回転直進搬送装置の斜視図、(b)は(a)に示すG―G´線における断面図である。 本発明の第2の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は切り出し筒の斜視図、(b)は(a)に示すH矢視図、(c)は(b)に示すJ矢視図、(d)は(b)に示すK―K´線における外筒の断面図、(e)は(c)に示す外筒のL矢視図、(f)は(e)に示すM矢視図、(g)は(c)に示す内筒の正面図、(h)は(g)に示すN矢視図である。 本発明の第3の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は切り出し筒の斜視図、(b)は(a)に示すP矢視図、(c)は(b)に示すQ矢視図、(d)は(b)に示すR―R´線における外筒の断面図、(e)は(c)に示す外筒のS矢視図、(f)は(e)に示すT矢視図、(g)は(c)に示す内筒の正面図、(h)は(g)に示すU矢視図である。 本発明の第1〜第3の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を示す説明図であり、(a)は本願発明の第1の実施形態を示し、図中(イ)は、外筒4aの係止凹部4aeに内筒4bの係止凸部4bfが係止されている様子を示し、図中(ロ)は、外筒4aの係止凹部4aeに内筒4bの係止凸部4bfを図中矢印方向に押し込む様子を示している。(b)は本願発明の第2の実施形態を示し、図中(ハ)は、外筒14aの係止凹部14aeに内筒14bの係止凸部14bfが係止されている様子を示し、図中(ニ)は、外筒14aの係止凹部14aeに内筒14bの係止凸部14bfを図中矢印方向に押し込む様子を示している。(c)は本願発明の第3の実施形態を示し、図中(ホ)は、外筒24aの係止凸部24aeに内筒24bの係止凹部24bfが係止されている様子を示し、図中(ヘ)は、外筒24aの係止凸部24aeに内筒24bの係止凹部24bfを図中矢印方向に押し込む様子を示している。 従来の実施形態に係る切り出し秤量装置の概略を示す正面断面図である。 従来の実施形態に係る切り出し筒の内筒と外筒の接続の動作を示す説明図であり、(a)の(イ)は外筒が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されて係止凸部が係止凹部に係止された様子を示す斜視図、(ロ)は外筒の係止凹部に内筒の係止凸部を図中矢印方向に押し込み廻す様子を示す斜視図である。(b)の(ハ)は外筒が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されて係止凸部が係止凹部に係止された様子を示す斜視図、(ニ)は外筒の係止凹部に内筒の係止凸部を図中矢印方向に押し込み廻す様子を示す斜視図である。(c)の(ホ)は外筒が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されて係止凸部が係止凹部に係止された様子を示す斜視図、(ヘ)は外筒の係止凹部に内筒の係止凸部を図中矢印方向に押し込み廻す様子を示す斜視図である。(d)の(ト)は外筒が回転方向を示す矢印方向に回転駆動されて係止凸部が係止凹部に係止された様子を示す斜視図、(チ)は外筒の係止凹部に内筒の係止凸部を図中矢印方向に押し込み廻す様子を示す斜視図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係る切り出し筒回転直進搬送装置を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は切り出し筒の斜視図、(b)は(a)に示すA矢視図、(c)は(b)に示すB矢視図、(d)は(b)に示すC―C´線における外筒の断面図、(e)は(c)に示す外筒のD矢視図、(f)は(e)に示すE矢視図、(g)は(c)に示す内筒の正面図、(h)は(g)に示すF矢視図である。
図2は、本発明の第1の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置の概略を示し、(a)は切り出し筒回転直進搬送装置の斜視図、(b)は(a)に示すG―G´線における断面図である。
図1および図2に示すように、切り出し筒回転直進搬送装置1は、食品の原料2を製造ラインに供給するために、原料2を貯留したホッパ3の下部の排出口3aに切り出し筒接続孔3aaを設け、この切り出し筒接続孔3aaに回転駆動される切り出し筒4を接続して、原料2をホッパ3から切り出し筒4内を通って搬送する。
図1の(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)に示すように、この切り出し筒4は、長手方向に回転軸芯aを有し、ホッパ3側の端部4bdにフランジ4baを有する直線状の内筒4bと、この内筒4bよりも全長が短く、この内筒4bと同一の回転軸芯aを有し、回転可能に嵌着された直線状の外筒4aと、を備えて、切り出し筒4の先端側の排出口4bgから原料2を排出する先端側を下方傾斜させた切り出し筒4であり、内筒4bのホッパ3側の端部4bdに少なくとも一個形成された係止凸部4bfと、外筒4aのホッパ3側の端面4adaに、回転軸芯a方向に直線状に少なくとも一個形成された係止凹部4aeとを備え、フランジ4baが外筒4aのホッパ3側の端面4adaと当接するように、内筒4bを外筒4aに摺動可能に嵌着させると共に、係止凸部4bfを係止凹部4aeに係止させ、内筒4bと外筒4aとが共に回転する。
係止凸部4bfは、内筒4bの外周面4bcから突出している。また、係止凹部4aeは、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた直線状に形成され、係止凹部4aeが係止凸部4bfと嵌合して係止される。この係止凸部4bfは、丸ピンまたは六角穴付ボルトを内筒の外周面に設けた貫通孔やねじ穴に溶接して固定しても良い。
この係止凸部4bf、および、2本のインペラー係止ピン4afによってインペラー部材8が係止される。係止凸部4bf、インペラー係止ピン4afの配置や個数は適宜設定可能である。
また、図2の(a)(b)に示すように、切り出し筒回転直進搬送装置1は、原料(被秤量物)2を収納するホッパ3と、このホッパ3の下方に設けられた排出口3aに連結されて、回転しながら原料2を切り出す少なくとも1列に設けられた切り出し筒4と、本実施形態では6列の切り出し筒を備えた例で説明している。さらに、この切り出し筒回転直進搬送装置1は、切り出し筒4を回転させるモータなどの回転手段5と、切り出し筒4の端部に近接して設けられ、この切り出し筒4から排出された原料2を受け取る略二等辺三角形の箱体である受け部材6と、この受け部材6が受けた被秤量物2を秤量するロードセルを備えた秤量器7と、この受け部材6の排出口6aに設けられた開閉蓋6bと、この開閉蓋6bを開閉動作させるソレノイドまたはモータなどからなる開閉手段6cと、切り出し筒4に設けられた外筒4aと、この外筒4aに着脱自在に外嵌され、外周面4bcが外筒4aの内周面4abとの摩擦によって共に連れて回転する内筒4bと、この内筒4bのホッパ3側の端部に嵌着させ、内筒4bと同軸で共に回転する具材取込み用のインペラー部材8と、開閉蓋6bが開放されることで秤量された被秤量物2が投入されるシュート11とを備えている。また、切り出し筒4は基板31上にブラケット28、29、30、および軸受29aなどで支持されている。この切り出し筒4は通常下方傾斜して設けられているが、基板31上に、ボルト12a、ナット12b、ハンドル12cなどから構成された角度調節手段12によっても傾斜角度は微調整が可能である。さらに、ホッパ3も基板31上に設けられているため切り出し筒4と共に傾斜するが、ホッパ3と切り出し筒4の基板を分割して独立して傾斜するように各切り出し筒4、4…を設けても構わない。また、切り出し筒である切り出し筒4の回転方向は、適宜設定可能であるが、本実施形態では隣接する切り出し筒4は互いに逆方向へ回転するように設けている。なお、受け部材6を略二等辺三角形の箱体としたがこれに限定するものではなく、その他の形状でも構わない。
また、受け部材6は、ロードセルを備えた秤量器7で下方から支持されている。また、切り出し筒4において、モータ5のローター軸5aに設けられた減速機16を構成する第1の歯車16a(平歯車)からの駆動力が、外筒4aの外周面に設けられた第2の歯車16b(平歯車)に咬合して伝達されて、外筒4aが回転することによって内筒4bが外筒4aの回転に連れて共に回転する。
また、切り出し筒(パイプ)4は、回転軸aを中心に回転し、外筒4aと内筒4bとを備えている。この内筒4bの一端にはフランジ4baが設けられている。そしてフランジ4ba側はホッパ3側であり、ここにインペラー部材8が係止具(不図示)によって取り付けられている。
次に、本発明の第1の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を説明する。
図5の(a)は、本発明の第1の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を示す説明図であり、図中(イ)は、外筒4aの係止凹部4aeに内筒4bの係止凸部4bfが係止されている様子を示し、図中(ロ)は、外筒4aの係止凹部4aeに内筒4bの係止凸部4bfを図中矢印方向に押し込む様子を示している。
図5の(a)において、図中(ロ)に示すように、外筒4aの係止凹部4aeに内筒4bの係止凸部4bfを図中矢印方向に押し込むことによって、外筒4aの端面4adaにフランジ4baを当接させて内筒4bを位置決めさせている。そして、図中(イ)に示すように、内筒4bの係止凸部4bfが外筒4aの係止凹部4aeに係止されて内筒4bと外筒4aは共に同方向に回転する。このとき外筒4aの内径は、内筒4bの外径よりも大きく、例えば、内径はφD+0.15mm、外径はφD−0.15mm程度として、内筒4bは外筒4aに回転摺動可能に挿入されている。
なお、外筒4aの内径と内筒4bの外径とのクリアランスは0.1〜0.5mm程度で構わない。
図2の(a)(b)に示すように、ホッパ3側の排出口3aへ送り込まれた原料(かやく、被秤量物、材料、および具材とも称す)2は、この排出口3aから切り出し筒4へ移送される。切り出し筒4は、モータなどの回転手段5により周方向に0〜1.5rpsの一定速度または段階的に変化する速度で、ほとんど振動なく回転する。切り出し筒4の回転方向は、6本とも同一方向でも良いが、隣接する切り出し筒4、4…は互いに反転するように設定した。受け部材6は、ロードセルを備えた秤量器7上に載置および支持されており、受け部材6内に所定量の原料2が溜まったときに、それをロードセルを備えた秤量器7が検出し、制御装置(図略)により、切り出し筒4から受け部材6へ原料2の投下を止めて、ソレノイド6cによって開閉蓋6bが開放される。これにより、計量済みの原料2は、受け部材6の排出口6aから、シュート11を介して、袋詰め装置(図略)に送られる。次いで、受け部材6の開閉蓋6bを閉め、以下、これまでの秤量操作を繰り返す。
このように、内筒のホッパ側の端部において内筒の外周面とフランジの全面座裏面のいずれか一方に少なくとも一個形成された係止凸部と、外筒のホッパ側の端面に回転軸芯方向に直線状に設けられた係止凹部とを備え、フランジの全面座裏面を外筒のホッパ側の端面と当接させて、内筒を外筒に摺動可能に嵌着させると共に係止凸部を係止凹部に係止させて内筒と外筒とを共に回転させることができる。このとき、内筒の外周面やフランジの全面座裏面に設けられた係止凸部と、外筒に設けられたほぼ真っ直ぐに形成された係止凹部の行き止まり部とがぴったりと嵌合するように、係止凹部の形状と係止凸部の形状を精密に形成することが容易となり、外筒に対して内筒を正確かつ容易に着脱できる。これによって、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、内筒を毎日頻繁に洗浄する必要があるが、このとき内筒を外筒からきわめて容易かつ正確に着脱可能に装着させることができ、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し筒回転直進搬送装置を提供することができる。
また、係止凸部を内筒の外周面から突出させて形成することによって、係止凸部を精度良く確実で安定的に形成することができるため、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
また、係止凹部を、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた行き止まり状の直線に形成することによって、係止凹部を係止凸部の形状に精度良く確実に挿着することができ、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態に係る切り出し筒回転直進搬送装置を図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は切り出し筒の斜視図、(b)は(a)に示すH矢視図、(c)は(b)に示すJ矢視図、(d)は(b)に示すK―K´線における外筒の断面図、(e)は(c)に示す外筒のL矢視図、(f)は(e)に示すM矢視図、(g)は(c)に示す内筒の正面図、(h)は(g)に示すN矢視図である。
第2の実施形態と第1の実施形態が異なる点は、第1の実施形態では係止凸部が内筒の外周面から突出して設けられているが、第2の実施形態では係止凸部がフランジの全面座裏面から水平に突出して設けられている点である。
尚、図3において、図1および図2と同様の構成については同符合を付し、その説明を省略する。
図3の(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)に示すように、係止凸部14bfは、フランジ14baの全面座裏面14babから突出し、係止凹部14aeは、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた直線状に形成され、係止凹部14aeが係止凸部14bfと嵌合して係止される。
次に、本発明の第2の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を説明する。
図5の(b)は、本発明の第2の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を示す説明図であり、図中(ハ)は、外筒14aの係止凹部14aeに内筒14bの係止凸部14bfが係止されている様子を示し、図中(ニ)は、外筒14aの係止凹部14aeに内筒14bの係止凸部14bfを図中矢印方向に押し込む様子を示している。
図5の(b)において、図中(ニ)に示すように、外筒14aの係止凹部14aeに内筒14bの係止凸部14bfを図中矢印方向に押し込むことによって、外筒14aの端面14adaにフランジ14baを当接させて内筒14bを位置決めさせている。そして、図中(ハ)に示すように、内筒14bの係止凸部14bfが外筒14aの係止凹部14aeに係止されて内筒14bと外筒14aは共に同方向に回転する。
これによれば、係止凸部を内筒のフランジの全面座裏面から突出させて形成することによって、内筒と一体成型して剛性を強化した係止凸部を容易に形成することができ、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
また、係止凹部を、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた行き止まり状の直線に形成することによって、係止凹部を係止凸部の形状に精度良く確実に挿着することができ、内筒と外筒とをきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態に係る切り出し筒回転直進搬送装置について図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本発明の第3の実施形態を説明する切り出し筒回転直進搬送装置に係る切り出し筒の概略を示し、(a)は切り出し筒の斜視図、(b)は(a)に示すP矢視図、(c)は(b)に示すQ矢視図、(d)は(b)に示すR―R´線における外筒の断面図、(e)は(c)に示す外筒のS矢視図、(f)は(e)に示すT矢視図、(g)は(c)に示す内筒の正面図、(h)は(g)に示すU矢視図である。
第3の実施形態と第2の実施形態が異なる点は、第2の実施形態では係止凸部がフランジの全面座裏面から水平に突出して設けられ、係止凹部が外筒のホッパ側の端面に設けられているが、第3の実施形態では係止凸部が外筒のホッパ側の端面に設けられ、係止凹部がフランジに設けられている点である。
尚、図4において、図1および図2と同様の構成については同符合を付し、その説明を省略する。
図4および図2に示すように、切り出し筒回転直進搬送装置(1)は、食品の原料2を製造ラインに供給するために、原料2を貯留したホッパ3の下部の排出口3aに切り出し筒接続孔3aaを設け、この切り出し筒接続孔3aaに回転駆動される切り出し筒24を接続して、原料2をホッパ3から切り出し筒24内を通って搬送する。
切り出し筒24は、長手方向に回転軸芯aを有し、ホッパ3側の端部24bdにフランジ24baを有する直線状の内筒24bと、この内筒24bよりも全長が短く、この内筒24bと同一の回転軸芯aを有し、回転可能に嵌着された直線状の外筒24aと、を備えて、切り出し筒24の先端側の排出口24bgから原料2を排出する先端側を下方傾斜させた切り出し筒24であり、フランジ24baに少なくとも1個設けられた係止凹部24bfと、外筒24aのホッパ3側の端面24adaに係止凹部24bfと対応する少なくとも1個設けられた係止凸部24aeと、を備え、フランジ24baが外筒24aのホッパ3側の端面24adaと当接するときに、内筒24bを外筒24aに摺動可能に嵌着させると共に、係止凹部24bfに係止凸部24aeを係止させ、内筒24bと外筒24aとが共に回転する。
次に、本発明の第3の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を説明する。
図5の(c)は、本発明の第3の実施形態に係る内筒と外筒の接続の動作を示す説明図であり、図中(ホ)は、外筒24aの係止凸部24aeに内筒24bの係止凹部24bfが係止されている様子を示し、図中(ヘ)は、外筒24aの係止凸部24aeに内筒24bの係止凹部24bfを図中矢印方向に押し込む様子を示している。
図5の(c)において、図中(ヘ)に示すように、外筒24aの係止凸部24aeに内筒24bの係止凹部24bfを図中矢印方向に押し込むことによって、外筒24aの端面24adaにフランジ24baを当接させて内筒24bを位置決めさせている。そして、図中(ホ)に示すように、内筒24bの係止凹部24bfが外筒24aの係止凸部24aeに係止されて内筒24bと外筒24aは共に同方向に回転する。
これによれば、フランジに少なくとも1個設けられた係止凹部と、外筒のホッパ側の端面に少なくとも1個設けられた係止凸部を備え、フランジの全面座裏面が外筒のホッパ側の端面と当接させて係止凹部に係止凸部を係止させ、内筒を外筒に回転および摺動可能に嵌着させることによって、食料品を扱う上で衛生的な切り出し装置においては、内筒を毎日頻繁に洗浄する必要があるが、このとき内筒を外筒からきわめて容易にかつ正確に着脱可能に装着させることができ、かやく類が切り出される内筒の内面の洗浄を容易にした衛生的な切り出し筒回転直進搬送装置を提供することができる。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することの無い範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、内筒の外周面とフランジの全面座裏面のいずれか一方に少なくとも一個形成された係止凸部としたが、内筒の外周面とフランジの全面座裏面の両方に設けても構わない。
本発明は、ホッパに貯留された原料を製造ラインに定量供給するために、回転する切り出し筒をホッパの下部に接続し、この切り出し筒内に原料を均質に直進させて供給搬送する切り出し筒回転直進搬送装置に適用する。
1 切り出し筒回転直進搬送装置
2 原料、被秤量物、材料、具材、かやく、粉粒体
3 ホッパ
3a 排出口
3aa 切り出し筒接続孔
4 切り出し筒、パイプ、切り出し機構
4a 外筒
4aa 軸受
4ab 内周面
4ac 外周面
4ad 端部
4ada 端面
4ae 係止凹部
4af インペラー係止ピン
4b 内筒
4ba フランジ
4baa 全面座
4bab 全面座裏面
4bb 内周面
4bc 外周面
4bd 端部
4bf 係止凸部、係止ピン、係止突起
4bg 排出口
5 回転手段、モータ
5a ローター軸
6 受け部材
6a 排出口
6b 開閉蓋
6c 開閉手段
7 秤量器、ロードセルを備えた秤量器
8 インペラー部材(アタッチメント部材)
11 シュート
12 角度調節手段
12a ボルト
12b ナット
12c ハンドル
14 切り出し筒、パイプ、切り出し機構
14a 外筒
14ab 内周面
14ac 外周面
14ad 端部
14ada 端面
14ae 係止凹部
14af インペラー係止ピン
14b 内筒
14ba フランジ
14baa 全面座
14bab 全面座裏
14bb 内周面
14bc 外周面
14bd 端部
14bf 係止凸部、係止ピン、係止突起
16 減速機
16a 第1の歯車
16b 第2の歯車
24 切り出し筒、パイプ、切り出し機構
24a 外筒
24ab 内周面
24ac 外周面
24ad 端部
24ada 端面
24ae 係止凸部、係止ピン、係止突起
24af インペラー係止ピン
24b 内筒
24ba フランジ
24baa 全面座、端面
24bab 全面座裏、端面裏
24bb 内周面
24bc 外周面
24bd 端部
24bf 係止凹部

Claims (5)

  1. 食品の原料(2)を製造ラインに供給するために、前記原料(2)を貯留したホッパ(3)の下部の排出口(3a)に切り出し筒接続孔(3aa)を設け、前記切り出し筒接続孔(3aa)に回転駆動される切り出し筒(4、14)を接続して、前記原料(2)を前記ホッパ(3)から前記切り出し筒(4、14)内を通って搬送する切り出し筒回転直進搬送装置(1)であって、
    前記切り出し筒(4、14)は、長手方向に回転軸芯(a)を有し、前記ホッパ(3)側の端部(4bd、14bd)にフランジ(4ba、14ba)を有する直線状の内筒(4b、14b)と、この内筒(4b、14b)よりも全長が短く、この内筒(4b、14b)と同一の前記回転軸芯(a)を有し、回転可能に嵌着された直線状の外筒(4a、14a)と、を備えて、前記切り出し筒(4、14)の先端側の排出口(4bg、14bg)から前記原料(2)を排出する前記先端側を下方傾斜させた切り出し筒(4、14)であり、
    前記内筒(4b、14b)の前記ホッパ(3)側の端部(4bd、14bd)に少なくとも一個形成された係止凸部(4bf、14bf)と、前記外筒(4a、14a)の前記ホッパ(3)側の端面(4ada、14ada)に、前記回転軸芯(a)方向に直線状に少なくとも一個形成された係止凹部(4ae、14ae)と、を備え、
    前記フランジ(4ba、14ba)が前記外筒(4a、14a)の前記ホッパ(3)側の前記端面(4ada、14ada)と当接するように、前記内筒(4b、14b)を前記外筒(4a、14a)に摺動可能に嵌着させると共に、前記係止凸部(4bf、14bf)を前記係止凹部(4ae、14ae)に係止させ、前記内筒(4b、14b)と前記外筒(4a、14a)とが共に回転することを特徴とする切り出し筒回転直進搬送装置(1)。
  2. 前記係止凸部(4bf)は、前記内筒(4b)の外周面(4bc)から突出していることを特徴とする請求項1に記載の切り出し筒回転直進搬送装置(1)。
  3. 前記係止凸部(14bf)は、前記フランジ(14ba)の全面座裏面(14bab)から突出していることを特徴とする請求項1に記載の切り出し筒回転直進搬送装置(1)。
  4. 前記係止凹部(4ae、14ae)は、一方に開放端と他方に半円凹形状の切欠きを備えた直線状に形成され、前記係止凹部(4ae、14ae)が前記係止凸部(4bf、14bf)と嵌合して係止されることを特徴とする請求項1に記載の切り出し筒回転直進搬送装置(1)。
  5. 食品の原料(2)を製造ラインに供給するために、前記原料(2)を貯留したホッパ(3)の下部の排出口(3a)に切り出し筒接続孔(3aa)を設け、この切り出し筒接続孔(3aa)に回転駆動される切り出し筒(24)を接続して、前記原料(2)を前記ホッパ(3)から前記切り出し筒(24)内を通って搬送する切り出し筒回転直進搬送装置(1)であって、
    前記切り出し筒(24)は、長手方向に回転軸芯(a)を有し、前記ホッパ(3)側の端部(24bd)にフランジ(24ba)を有する直線状の内筒(24b)と、この内筒(24b)よりも全長が短く、この内筒(24b)と同一の前記回転軸芯(a)を有し、回転可能に嵌着された直線状の外筒(24a)と、を備えて、前記切り出し筒(24)の先端側の排出口(24bg)から前記原料(2)を排出する前記先端側を下方傾斜させた切り出し筒(24)であり、
    前記フランジ(24ba)に少なくとも1個設けられた係止凹部(24bf)と、前記外筒(24a)の前記ホッパ(3)側の端面(24ada)に前記係止凹部(24bf)と対応する少なくとも1個設けられた係止凸部(24ae)と、を備え、
    前記フランジ(24ba)が前記外筒(24a)の前記ホッパ(3)側の前記端面(24ada)と当接するときに、前記内筒(24b)を前記外筒(24a)に摺動可能に嵌着させると共に、前記係止凹部(24bf)に前記係止凸部(24ae)を係止させ、前記内筒(24b)と前記外筒(24a)とが共に回転することを特徴とする切り出し筒回転直進搬送装置(1)。
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