JP2014015298A - 粉体定量供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】計量枡が充填ポジションから供給ポジションに移動する間に計量枡がクリーニングされ、計量枡に次の粉体の供給が行われる前に、計量枡内の粉体を完全に除去できる粉体定量供給装置を提供する。
【解決手段】計量枡22がクリーニングポジションP3に位置すると、固定盤の通気穴と回転盤17の通気穴とが対向して連通する。ブロワ装置により、計量枡22の裏面側(多孔体53側)から開口側に向かってエアが吹き出され、更に、計量枡22の開口に対向する吸気管35によって、計量枡22の内部が吸引される。従って、計量枡22に粉体Kが残っていても、この粉体Kは計量枡22の開口からすべて排出されて吸気管30に吸引される。このように計量枡22内がエアによってクリーニングされるため、精度の高い定量を行うことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は粉体定量供給装置に係り、特に、微細な粉体を少量ずつ高精度に定量して容器に充填するための粉体定量供給装置に関するものである。
虫歯治療をするとき、歯の一部を削って充填剤を詰めることがある。この充填剤は液体活性化粉末セメントで、原料の粉末セメントと活性液を混合すると速やかに固化するものである。
液体活性化セメントは歯の治療の度に、直前に調製するため、使いやすいように一回分の使用量を容器に封入した製品があるが、液体活性化セメントは一回の使用量が少ない上、粉末セメントと活性液の混合比率の許容誤差範囲が極めて狭い。従って、少量の粉体をより高精度で安定的に定量することが求められる。この種の粉体の定量には、特許文献1に示す粉体定量供給装置が用いられている。この粉体定量供給装置は計量枡を用いて容積によって粉体を定量し、連続して自動定量できる機能を備えている。
従来の粉体定量供給装置は、ホッパー内において計量枡に粉体が供給されてから、計量枡が移動してホッパー内の下端部開口から定量した粉体をはたき落して充填している。このはたき落し機構は、容器に計量枡の粉体を残らず充填するためのものであり、計量枡に粉体が僅かにでも残っていると、充填すべき量よりも少ない粉体の供給が繰り返されることになり、精度の高い定量を行うことができないからである。
特開平11−139403号公報
しかしながら、上記はたき落し機構によって粉体をはたき落す程度では、計量枡内の粉体を完全に除去することは難しい。特に、上述の粉末セメントはごく少量ずつを、高精度に定量する必要がある。そのため、計量枡の粉体を完全に除去しなければならず、上記従来の粉体定量供給装置のはたき落し機構では十分に対応することができないという問題がある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、計量枡が充填ポジションから供給ポジションに移動する間に計量枡がクリーニングされ、計量枡に次の粉体の供給が行われる前に、計量枡内の粉体を完全に除去できる粉体定量供給装置の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、粉体の出入り口となる開口を有し粉体を容積によって定量する計量枡と、前記開口を介して粉体を計量枡へ供給する供給手段と、前記供給手段によって計量枡へ供給され定量された粉体を容器へ充填する充填手段と、前記供給手段により粉体を計量枡へ供給する供給ポジションから、前記充填手段により計量枡内の粉体を容器へ充填する充填ポジションへ前記計量枡を移動させる計量枡移動手段とを有する粉体定量供給装置において、前記計量枡の底部は通気性を有する材料によって構成されており、計量枡が充填ポジションから供給ポジションに移動する間に設けられたクリーニングポジションで前記底部の裏面側から前記開口側に向かってエアを吹き出すクリーニング用吹き出し手段を備えることを特徴とする粉体定量供給装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された粉体定量供給装置において、クリーニング用吹き出し手段によって吹き出す動作に合わせて計量枡の開口側から計量枡内を吸引するクリーニング用吸引手段を備えたことを特徴とする粉体定量供給装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載された粉体定量供給装置において、計量枡移動手段は、計量枡を保持して供給ポジションと充填ポジションに停止するように間欠回転する回転盤によって構成されていることを特徴とする粉体定量供給装置である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載された粉体定量供給装置において、充填ポジションで充填手段によって計量枡で定量された粉体が計量枡から容器に充填される間、計量枡の底部裏面側から開口側に向かってエアを吹き出す吹き出し手段を有することを特徴とする粉体定量供給装置である。
請求項5の発明は、請求項1から3のいずれかに記載された粉体定量供給装置において、供給ポジションで供給手段によって粉体が計量枡に供給される間、計量枡の開口側から底部裏面側に向かってエアを吸引する吸引手段を有していることを特徴とする粉体定量供給装置である。
本発明の粉体定量供給装置によれば、計量枡が充填ポジションから供給ポジションに移動する間に計量枡がクリーニングされ、計量枡に次の粉体の供給が行われる前に、計量枡内の粉体を完全に除去することができる。従って、計量枡に粉体が残っていない状態で定量を開始することが可能となり、粉体を常に正確に定量することができようになる。
本発明の実施の形態に係る粉体定量供給装置の正面図である。 図1の粉体定量供給装置と容器を搬送するための装置の斜視図である。 図1の粉体定量供給装置に備えられた回転盤のフィルターユニットの一部を断面とした状態の正面図である。 図3のA−A断面図である。 図1の粉体定量供給装置に備えられた回転盤の分解斜視図である。 (a)はフィルターユニットの分解斜視図、(b)はフィルターユニットの主部の背面側から見た斜視図である。 図1の粉体定量供給装置に備えられた回転盤の背面側から見た斜視図である。 供給ポジションにおける図1の粉体定量供給装置の動作を説明するための図である。 充填ポジションにおける図1の粉体定量供給装置の動作を説明するための図である。 クリーニングポジションにおける図1の粉体定量供給装置の動作を説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る粉体定量供給装置1を図面にしたがって説明する。
粉体定量供給装置1は図示しない本体部、この本体部に備えられた所定量の粉体Kを貯留する中継タンク2、供給ユニット3、計量ユニット4等で構成されている。
図1、2に示す中継タンク2の構成について説明する。
中継タンク2は有底の円筒状で、上面開口5が一部を除いて蓋体6によって覆われている。この中継タンク2の上方には図示しない大タンクが備えられており、大タンクの底面には開口が形成されている。底面開口は中継タンク2の前記上面開口5と連通している。中継タンク2には図示しないセンサーが取り付けられており、中継タンク2内の粉体量が減少すると、中継タンク2から粉体Kが所定量供給される。中継タンク2の底部は開口7が形成されている。
図1、2示す供給ユニット3の構成について説明する。
符号8はケースを示し、このケース8には正面視が円形の空間部9が形成されている。ケース8の上部には開口10が形成され、この開口10は中継タンク2の底部の開口7に対向しており、中継タンク2の内部と空間部9とが連通している。
空間部9の中心には回転軸11の先端部が突出しており、この回転軸11の先端部には摺り切り部材12が取り付けられている。摺り切り部材12は、その中心から放射状に突出する四つの翼部13を有している。翼部13の先端部はほぼ円弧状に形成され、この先端部は空間部9の内周面に摺接する。
また、ケース8の底部14は正面視が円弧状に凹んだ形状に形成されており、この底部14には開口15が設けられている。
なお、空間部9の開口は図示しない蓋体によって閉鎖される。
この供給ユニット3によって供給手段を構成されている。
図3から図6に示す計量ユニット4の構成について説明する。
符号17はある程度の厚み寸法を有する略円板状の回転盤を示し、この回転盤17は回転軸18に固定されている。回転軸18は図示しないステッピングモーターに連結されており、時計回りに90°ずつ間欠回転する。回転盤17には図5に示す凹部19が形成され、この凹部19は前面側に開口を有している。凹部19は後述するフィルターホルダ20を収容する四つのホルダ収容部21を有しており、ホルダ収容部21は回転方向に等間隔で配置されている。この回転盤17によって計量枡移動手段が構成されている。
回転盤17には四つの計量枡22が形成されており、計量枡22は四つのホルダ収容部21にそれぞれに対向して設けられている。これらの計量枡22は、ホルダ収容部21の内側面から回転盤17の外周面に連通する丸穴によって構成されている。四つの計量枡22は回転盤17の回転方向に90°間隔で配置されている。
この回転盤17によって充填手段が構成されている。
回転盤17には四つの通気穴25が形成されており、通気穴25はホルダ収容部21にそれぞれに対向して設けられている。四つの通気穴25は回転盤17の回転方向に90°間隔で配置されており、図5、7に示す通気穴25はホルダ収容部21の底面から回転盤17の裏面に連通する丸穴によって構成されている。
回転盤17の前面側にはねじ穴24が形成され、ねじ穴24はホルダ収容部21の間にそれぞれ配置されている。
符号26は固定盤を示し、この固定盤26は比較的厚さ寸法の小さい円板状で、中央に丸穴27が形成されている。回転盤17は固定盤26と重合しており、回転盤17は固定盤26に摺接する状態で回転する。
固定盤26には時計回りに四つの通気穴28a、28b、28c、28dが形成され、通気穴28a、28b、28c、28dのそれぞれは回転盤17の通気穴25に対向する位置に配置されている。
次に、図6に示すフィルターホルダ20、このフィルターホルダ20に保持されるフィルター31等の構成について説明する。
符号32は主部を示し、この主部32は直方体とある程度の厚み寸法をもつ平板とが一体に形成された形状をなしている。主部32の略中央には、フィルター収容穴33が形成されている。更に主部32には通気穴34が形成され、この通気穴34はフィルター収容穴33と主部32の裏面に開口している。
また、図6において主部32の前面にはねじ穴35が、側面には二つのねじ穴36が形成されている。
符号37は固定金具を示し、この固定金具37は平板を折り曲げて形成される略L字型をなしている。固定金具37の折り曲げ部を境とする一方側には蝶ねじ38が螺合され、他方側の先端には円弧状の切欠き部39が形成されている。
符号40は押え金具を示し、この押え金具40の挿通穴には調整ねじ41が挿通されている。更に、押え金具40には二つの挿通穴42が形成されている。
符号43は略扇型の固定プレートを示し、この固定プレート43の略中心にはフランジボルト44が挿通されている。
以上がフィルターホルダ20の構成である。
図3、4に示すフィルター31は略円柱状をなしている。フィルター31の一端面には、有底の通気穴51が形成されており、この通気穴51は軸方向にのびている。フィルター31の略中心には通気穴54が形成され、この通気穴54は通気穴51とフィルター31の外周面とに連通している。
フィルター31には、通気穴51の開口を塞ぐように焼結金属で形成された通気性を有する多孔体53が取り付けられている。またフィルター31の外周面には通気穴54を挟むようにして溝が形成され、更に多孔体側にも溝が設けられている。このフィルター31の三つの溝にはOリング58が嵌まっている。
フィルター31の他端面は有底のねじ穴52が形成されている。
フィルター31は主部32のフィルター収容穴33に収容され、通気穴54と通気穴34とが連通している。固定金具37はその切欠き部39によってフィルター31の外周面を押える状態に備えられ、ねじ穴35に螺合する蝶ねじ38を締めることによって、フィルター31を主部32に固定している。
また、押え金具40を主部32に当接させ、調整ねじ41をフィルター31のねじ穴52に螺合し、更に図示しない雄ネジを主部32のねじ穴36と押え金具40の挿通穴42に螺合して、フィルター31を主部32に固定する。
フィルターホルダ20とフィルター31の各4組でフィルターユニット46、47、48、49が構成されている。
フィルターユニット46、47、48、49は、それぞれ図5に示す回転盤17の四つホルダ収容部21にそれぞれ収容される。このとき、フィルターユニット46、47、48、49の多孔体53が四つの計量枡22の開口に対向する状態に収容する。これにより計量枡22の底部が多孔体53によって構成されることになる。
そして、固定プレート43を回転盤17の前面に宛がい、ホルダ収容部21を閉鎖して、更にフランジボルト44をねじ穴24に螺合させて、フィルターユニット46、47、48、49を固定する。
図5、7に示す通気穴28aは図示しないバキューム装置に連結されており、図4に示すように、通気穴28aと通気穴25とが対向して連通すると、このバキューム装置によって計量枡22内は吸引された状態になる。
多孔体53、通気穴51、通気穴54、通気穴34、通気穴25、通気穴28a及びバキューム装置によって吸引手段が構成されている。
通気穴28cは図示しないエアの吹き出し装置に連結されており、図4に示すように、通気穴28cと通気穴25とが対向して連通すると、計量枡22の開口側へエアが吹き出される。
吹き出し装置、通気穴28c、通気穴25、通気穴34、通気穴54、通気穴51及び多孔体53によって吹き出し手段が構成されている。
通気穴28dは図示しないブロワ装置に連結されており、通気穴28dと通気穴25が対向して連通すると、このブロワ装置によって計量枡22の裏面からエアが吹き出される。
吹き出し装置、通気穴28d、通気穴25、通気穴34、通気穴54、通気穴51及び多孔体53によってクリーニング用吹き出し手段が構成されている。
符号30は吸気管を示し、一端部は回転盤17の外周面に臨んでいる。吸気管30は、計量枡22がクリーニングポジションP3に位置したとき、計量枡22の開口と対向する位置に備えられている。吸気管30の他端部は図示しない集塵機に連結されている。
吸気管30と集塵機とによってクリーニング用吸引手段が構成されている。
回転盤17の下方には、図2に示すターンテーブル63が設けられている。このターンテーブル63の外周円には複数の切欠き部64が形成されており、切欠き部64は等間隔に配置されている。
符号65は容器輸送路を示し、この容器輸送路65の先端は外周円に臨んでおり、容器Cをターンテーブル63の切欠き部64へ供給する。
次に、本発明の粉体定量供給装置1の使用方法について説明する。
図2に示す容器輸送路65は、ターンテーブル63の切欠き部64に容器Cを供給する。このターンテーブル63が回転することによって容器Cが搬送されて、後述する充填ポジションP2の真下に送られる。
図1、2の中継タンク2には粉体Kが収容されており、この中継タンク2内の粉体Kの量は図示しないセンサーによって検知されている。そして、センサーによって中継タンク2内の粉体Kの量が一定以下になると、図示しない大タンクから粉体Kが中継タンク2へ所定量供給され、中継タンク2内の粉体Kの量が一定の範囲となるように管理される。これにより、後述する計量枡22による定量の際に、計量枡22内の粉体Kに加わる圧力(粉体Kの重み)の変動を防止して、計量枡22内の粉体Kの密度が一定になるようにしている。
中継タンク2内の粉体Kは、開口7、10を介して供給ユニット3の空間部9に供給される。
供給ユニット3の空間部9では、回転軸11と共に摺り切り部材12が回転しており、この摺り切り部材12によって空間部9内の粉体Kは開口15を介して後述するように回転盤17の計量枡22へ供給される。
回転盤17は回転軸11と共に時計回りに90°ずつ間欠回転している。計量枡22が開口15に対向する供給ポジションP1に位置すると、図4に示すように、通気穴28aと通気穴25が対向して連通する。これにより図示しないバキューム装置によって通気穴28a、25、フィルターホルダ20の通気穴34、フィルター31の通気穴54、51及び多孔体53を介して、計量枡22の開口側から裏面側(多孔体53側)に向かってエアが吸引される状態となる。
また、計量枡22が供給ポジションP1に位置すると、供給ユニット3の空間部9内の粉体Kが開口15を介して計量枡22へ供給される。そして、摺り切り部材12の翼部13の先端によって計量枡22の開口より上にある粉体Kが摺り切られる。
前記したように、計量枡22の開口側から裏面側(多孔体53側)に向かって、すなわち図8の矢印に示す向きにエアが吸引されているので、計量枡22に収容された粉体Kは多孔体53によって構成される計量枡22内の底部に吸着される。
次に、回転盤17が供給ポジションP1から2回(180°)間欠回転すると、計量枡22は、その開口が容器Cに対向する充填ポジションP2に位置する。これにより計量枡22内の粉体Kが容器Cへ落下する。更に、計量枡22が充填ポジションP2に位置すると、通気穴28cと通気穴25とが対向して連通する。これにより図示しないブロワ装置により通気穴28a、25、フィルターホルダ20の通気穴34、フィルター31の通気穴54、51及び多孔体53を介して、図9の矢印に示すように、計量枡22の裏面側(多孔体53側)から開口側に向かってエアが吹き出される。このエアによって、図9に示す計量枡22内の粉体Kの容器Cへの落下が補助される。
次いで回転盤17が90°回転して、計量枡22はクリーニングポジションP3に位置する。計量枡22がクリーニングポジションP3に位置すると、通気穴28cと通気穴25とが対向して連通する。これにより図示しないブロワ装置により通気穴28a、25、フィルターホルダ20の通気穴34、フィルター31の通気穴54、51及び多孔体53を介して、計量枡22の裏面側(多孔体53側)から開口側に向かってエアが吹き出され、更に、計量枡22の開口に対向する吸気管30によって、図10の矢印に示すように、計量枡22の内部が吸引される。従って、計量枡22に粉体Kが残っていても、この粉体Kは計量枡22の開口からすべて排出されて吸気管30に吸引される。
上記クリーニングポジションP3でクリーニングされた計量枡22は、回転盤17の間欠回転に伴い再び供給ポジションP1へ移動して、粉体Kを定量する。以上の動作が繰り返し行われて、計量枡22は連続して繰り返し粉体Kを定量する。すなわち、回転盤17は供給ポジションP1、充填ポジションP2及びクリーニングポジションP3に停止するように間欠回転して、それぞれのポジションP1、P2、P3における各動作が並行して行われて、計量、充填、クリーニングが連続して行われる。
上記のように、粉体定量供給装置1では粉体Kが計量枡22内に残ったとしても、計量枡22内がエアによってクリーニングされるため、精度の高い定量を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、歯科用のセメントを粉体定量供給装置によって定量したが、本発明はこれに限定されず、薬品、食品材料、工業用材料等の粉体を定量してもよい。
また、回転盤に計量枡を4つ設けたが、3つ以下でも、5つ以上設けてもよい。
本発明の粉体定量供給装置の製造業で利用可能であり、または歯科医院や製薬会社などで、粉体をごく少量、高精度に定量するときに利用可能である。
1…粉体定量供給装置 2…中継タンク 3…供給ユニット
4…計量ユニット 5…上面開口 6…蓋体 7…開口
8…ケース 9…空間部 10…開口 11…回転軸
12…摺り切り部材 13…翼部 14…底部 15…開口
17…回転盤 18…回転軸 19…凹部
20…フィルターホルダ 21…ホルダ収容部 22…計量枡
24…ねじ穴 25…通気穴 26…固定盤 27…丸穴
28a、28b、28c、28d…通気穴 30…吸気管
31…フィルター 32…主部 33…フィルター収容穴
34…通気穴 35…ねじ穴 36…ねじ穴
37…固定金具 38…蝶ねじ 39…切欠き部
40…押え金具 41…調整ねじ 42…挿通穴
43…固定プレート 44…フランジボルト
46、47、48、49…フィルターユニット 51…通気穴
52…ねじ穴 53…多孔体 54…通気穴
63…ターンテーブル 64…切欠き部 65…容器輸送路
K…粉体 C…容器 P1…供給ポジション
P2…充填ポジション P3…クリーニングポジション

Claims (5)

  1. 粉体の出入り口となる開口を有し粉体を容積によって定量する計量枡と、前記開口を介して粉体を計量枡へ供給する供給手段と、前記供給手段によって計量枡へ供給され定量された粉体を容器へ充填する充填手段と、前記供給手段により粉体を計量枡へ供給する供給ポジションから、前記充填手段により計量枡内の粉体を容器へ充填する充填ポジションへ前記計量枡を移動させる計量枡移動手段とを有する粉体定量供給装置において、前記計量枡の底部は通気性を有する材料によって構成されており、計量枡が充填ポジションから供給ポジションに移動する間に設けられたクリーニングポジションで前記底部の裏面側から前記開口側に向かってエアを吹き出すクリーニング用吹き出し手段を備えることを特徴とする粉体定量供給装置。
  2. 請求項1に記載された粉体定量供給装置において、クリーニング用吹き出し手段によって吹き出す動作に合わせて計量枡の開口側から計量枡内を吸引するクリーニング用吸引手段を備えたことを特徴とする粉体定量供給装置。
  3. 請求項1または2に記載された粉体定量供給装置において、計量枡移動手段は、計量枡を保持して供給ポジション、充填ポジション及びクリーニングポジションに停止するように間欠回転する回転盤によって構成されていることを特徴とする粉体定量供給装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載された粉体定量供給装置において、充填ポジションで充填手段によって計量枡で定量された粉体が計量枡から容器に充填される間、計量枡の底部裏面側から開口側に向かってエアを吹き出す吹き出し手段を有することを特徴とする粉体定量供給装置。
  5. 請求項1から3のいずれかに記載された粉体定量供給装置において、供給ポジションで供給手段によって粉体が計量枡に供給される間、計量枡の開口側から底部裏面側に向かってエアを吸引する吸引手段を有していることを特徴とする粉体定量供給装置。
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