JP2018185609A - 運転計画算出装置、運転計画算出方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

運転計画算出装置、運転計画算出方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】短時間で高精度な分散型電源の運転計画を算出することのできる運転計画算出装置を提供する。【解決手段】電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置であって、電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、予測値取得部が取得した需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、運転計画の時間ステップごとに、運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる運転計画を算出する運転計画算出部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置、運転計画算出方法およびコンピュータプログラムに関する。
需要家への発電機又は蓄電池などの分散型電源の導入が進む中、導入された分散型電源を高効率で利用することが求められている。このような背景の元、近年、EMS(Energy Management System)が普及している。
EMSは、需要家における負荷需要や再生可能エネルギー発電装置の発電量などを予測し、予測結果と、分散型電源を運用する上での制約とに基づいて、分散型電源の運転計画を算出し、算出した運転計画に基づいて分散型電源を制御する。
例えば、分散型電源の運転計画の算出方法として、特許文献1および2に記載の方法が提案されている。
特許文献1に記載の方法では、発電機の運転計画を算出した後に、蓄電池の運転計画を算出することにより、運転計画の算出時間を短縮している。
特許文献2に記載の方法では、長期の需要予測値に基づいた運転計画を算出した後に、短期の需要予測値に基づいた運転計画を算出することにより、マイクログリッドの周波数安定性を向上させている。
特開2005−102357号公報 特開2011−114900号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明によると、発電機の運転計画と蓄電池の運転計画とを別個に算出しているため、分散型電源の運用の最適性が損なわれる可能性がある。
また、特許文献2に記載の発明によると、2つの期間の需要予測値に基づいて運転計画を算出しているが、長期の需要予測値と短期の需要予測値との境界において、需要予測値が不連続となる可能性がある。このため、運転計画の連続性が損なわれる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、短時間で高精度な分散型電源の運転計画を算出することのできる運転計画算出装置、運転計画算出方法およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の一実施態様に係る運転計画算出装置は、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置であって、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、前記予測値取得部が取得した前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出する運転計画算出部とを備える。
(7)本発明の他の実施態様に係る運転計画算出方法は、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置による運転計画算出方法であって、予測値取得部が、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得するステップと、運転計画算出部が、取得された前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出するステップとを含む。
(8)本発明の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、前記予測値取得部が取得した前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出する運転計画算出部として機能させる。
なお、本発明は、運転計画算出装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、運転計画算出装置を含む電力システムとして実現したりすることもできる。
本発明によると、短時間で高精度な分散型電源の運転計画を算出することができる。
本発明の実施の形態に係る電力システムの全体構成を示すブロック図である。 表示装置に表示されるインタフェース画像の一例を示す図である。 時間ごとの計画粒度を示す図である。 記憶装置が記憶する計画粒度情報の一例を示す図である。 運転計画算出装置が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。 需要予測部による予測時間長の調整処理について説明するための図である。 変数の意味を説明するための図であり、 定数の意味を説明するための図である。 従来手法に基づいて、計画粒度10分で48時間先までの運転計画を算出するために必要な変数の数を示す図である。 本発明の実施の形態に示す可変な計画粒度(10分、30分または60分)で48時間先までの運転計画を算出するために必要な変数の数を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例に係るインタフェース画像の一例を示す図である。
[本願発明の実施形態の概要]
最初に本発明の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る運転計画算出装置は、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置であって、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、前記予測値取得部が取得した前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出する運転計画算出部とを備える。
この構成によると、運転計画の時間ステップごとに、異なる計画粒度の運転計画を算出することができる。このため、高精度の運転計画が要求される時間ステップについては短い計画粒度の運転計画を算出し、高精度の運転計画が要求されない時間ステップについては長い計画粒度の運転計画を算出することができる。これにより、短時間で高精度な分散型電源の運転計画を算出することができる。
(2)好ましくは、前記運転計画算出部は、時間の早い前記時間ステップの前記運転計画ほど、時間長が小さいか等しい計画粒度に基づいて、前記運転計画を算出する。
この構成によると、直近の将来については、短い計画粒度の運転計画を算出し、遠い将来については長い計画粒度の運転計画を算出することができる。直近の将来の需要予測値は遠い将来の需要予測値よりも高精度であるため、直近の将来の計画粒度を短くすることで高精度な分散型電源の運転計画を算出することができる。その一方、遠い将来の需要予測値は直近の将来の需要予測値に比べて精度が低く、需要が変化する可能性が高い。また、運転計画は時間の経過とともに更新される。このため、計画粒度を長くして運転計画を算出しても問題は生じにくい。このため、短時間で高精度な分散型電源の運転計画を算出することができる。
(3)また、前記予測値取得部は、前記時間ステップごとに、該時間ステップの計画粒度の前記需要予測値を取得してもよい。
この構成によると、需要予測値の時間粒度を運転計画の時間粒度(計画粒度)に合わせることができる。このため、より高精度に分散型電源の運転計画を算出することができる。
(4)また、前記予測値取得部は、取得した前記需要予測値の予測時間長が前記計画粒度の時間長よりも大きい場合に、前記需要予測値に基づく補間処理後の値または前記需要予測値を、前記計画粒度の需要予測値として取得してもよい。
この構成によると、需要予測値の予測時間長が運転計画の計画粒度の時間長よりも大きい場合であっても、高精度な需要予測値を取得することができる。
(5)また、前記予測値取得部は、取得した前記需要予測値の予測時間長が前記計画粒度の時間長よりも小さい場合に、前記需要予測値の平均値または前記需要予測値を、前記計画粒度の需要予測値として取得してもよい。
この構成によると、需要予測値の予測時間長が運転計画の計画粒度の時間長よりも小さい場合であっても、高精度な需要予測値を取得することができる。
(6)また、上述の運転計画算出装置は、さらに、前記時間ステップごとの計画粒度を入力するためのインタフェース画像を表示装置に表示させる表示制御部と、前記インタフェース画像に従い入力された前記計画粒度を受け付ける計画粒度受付部とを備え、前記運転計画算出部は、前記計画粒度受付部が受け付けた前記計画粒度に基づいて、前記運転計画を算出してもよい。
この構成によると、ユーザが入力した計画粒度に基づいて、運転計画を算出することができる。
(7)本発明の他の実施形態に係る運転計画算出方法は、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置による運転計画算出方法であって、予測値取得部が、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得するステップと、運転計画算出部が、取得された前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出するステップとを含む。
この構成は、上述した運転計画算出装置が備える各処理部に対応するステップを含む。このため、上述した運転計画算出装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(8)本発明の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、前記予測値取得部が取得した前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出する運転計画算出部として機能させる。
この構成によると、コンピュータを上述した運転計画算出装置として機能させることができる。このため、上述した運転計画算出装置と同様の作用および効果を奏することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
[発電システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る電力システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る電力システム1は、例えば、工場に設置される電力設備30と、電力設備30に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置10とを備える。つまり、電力システム1は、工場内に配設された交流配電線80よりなる配電網と、交流配電線80にそれぞれ接続された電力設備30としての内燃力発電機40、電力貯蔵装置50、太陽光発電機60および負荷装置70と、電力設備30(電力機器40〜70)と通信ネットワーク22を介して接続された運転計画算出装置10とを備える。
運転計画算出装置10は、負荷装置70による電力需要を満たすために、内燃力発電機40、電力貯蔵装置50および太陽光発電機60の運転計画を算出する。また、運転計画算出装置10は、算出した運転計画に基づく指令を、通信ネットワーク22を介して各電力機器40〜60に送信することにより、各電力機器40〜60の運転を制御する。運転計画算出装置10は、例えば、FEMS(Factory Energy Management System)サーバにより構成される。
なお、運転計画算出装置10は、自身が算出した運転計画を表示装置20に表示させたり、不揮発性メモリなどの外部記憶装置21に記憶させることもできる。運転計画算出装置10と表示装置20とは一体に構成されていても良いし、表示装置20が、ネットワークを介して運転計画算出装置10と接続され、運転計画算出装置10と離れた場所に設置されていても良い。また、運転計画算出装置10は、通信ネットワーク22を介して他のサーバに運転計画を送信してもよい。
通信ネットワーク22は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)またはインターネットなどである。
内燃力発電機40は、例えば、ガスやディーゼル油などの燃焼エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置を含む。
ただし、電力システム1は、内燃力発電機40の代わりに、または内燃力発電機40とともに、燃料電池などの、化学変化によってエネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置を含んでいてもよい。
電力貯蔵装置50は、例えば、レドックスフロー(RF)電池、リチウムイオン電池、溶融塩電池、鉛蓄電池などの二次電池を含む。電力貯蔵装置50は、双方向のDC(直流)/AC(交流)変換器を介して交流配電線80に接続される。なお、これらの二次電池に代えてフライホイールバッテリーや揚水発電機などが用いられてもよい。
太陽光発電機60は、太陽電池を含んで構成され、太陽光を、太陽電池を用いて電力に変換する。太陽光発電機60は、単方向のDC/AC変換器を介して交流配電線80に接続される。なお、本実施の形態では、再生可能エネルギーを利用した発電装置の例として、太陽光発電機60を用いて説明する。ただし、再生可能エネルギーを利用した発電装置は、太陽光発電機60に限定されるものではなく、例えば、風力、波力、潮力、地熱、バイオマス等を利用して発電を行う発電装置であっても良い。
負荷装置70は、例えば、生産機械などの電力調整が不可能あるいは可能であっても実際上調整が許されない非調整型の負荷装置を含む。また、負荷装置70は、照明、エアコンなどの、消費電力の調整が可能な調整型の負荷装置を含んでいてもよい。負荷装置70は、スマートタップやスマート分電盤などの、制御と電力情報の計測とが可能な機器を介して交流配電線80に接続される。
電力システム1は、電力系統90に系統連系が可能となっており、電力システム1における不足電力は電力系統90から取得可能である。
[運転計画算出装置10の構成]
図1を参照して、運転計画算出装置10の構成について説明する。
運転計画算出装置10は、計画粒度受付部11と、需要予測部12と、運転計画算出部13と、電力機器制御部14と、記憶装置15と、データ収集部16と、通信I/F部17と、出力部18とを備える。
通信I/F部17は、通信ネットワーク22を介して、各電力機器40〜70と通信を行うためのインタフェースである。
データ収集部16は、通信I/F部17を介して、各電力機器40〜70から、電力の入出力に関する実績値を収集する。つまり、データ収集部16は、内燃力発電機40から、発電電力の実績値を収集する。また、データ収集部16は、電力貯蔵装置50から、充放電電力の実績値を収集する。さらに、データ収集部16は、太陽光発電機60から、発電電力の実績値を収集する。また、データ収集部16は、負荷装置70から、需要電力の実績値、および電力系統90からの買電電力の実績値を収集する。データ収集部16は収集した実績値を、記憶装置15に記憶させる。
記憶装置15は、HDD(Hard Disk Drive)、不揮発性メモリまたは揮発性メモリなどから構成され、各種情報を記憶する。
出力部18は、表示制御部として機能し、時間ステップ(t)ごとの運転計画の時間粒度(以下、「計画粒度」という。)を入力するためのインタフェース画像を表示装置20に表示させる。計画粒度により、運転計画の時間幅が規定される。
図2は、表示装置20に表示されるインタフェース画像の一例を示す図である。
図2に示すように、インタフェース画像は、運転計画算出装置10による電力機器40〜70の運転計画の計画期間を入力するための入力欄101と、運転計画の1時間ごとの計画粒度を入力するための入力欄102と、OKボタン103とを含む。
計画粒度受付部11は、電力機器40〜70の運転計画の計画粒度の入力を受け付ける。例えば、ユーザが、キーボード等を操作して、時間ごとの計画粒度を入力し、計画粒度受付部11は、ユーザの入力した計画粒度を受け付ける。
図2を参照して、入力欄101にユーザが「48」を入力すると、入力欄102が48時間分用意される。ユーザが、入力欄102に時間ごとの計画粒度を入力し、マウス等を操作してOKボタン103を押下すると、計画粒度受付部11は、ユーザが入力した時間ごとの計画粒度を受け付ける。図2の例では、計画粒度受付部11は、0〜2時間の計画粒度として10分を受け付け、2〜12時間の計画粒度として30分を受け付け、12〜48時間の計画粒度として60分を受け付ける。このように、時間粒度受付部11は、時間の早い時間ステップ(t)ほど、時間長が小さいか等しい計画粒度を受け付けることができる。
図3は、時間ごとの計画粒度を示す図である。
図3に示すように、0〜2時間の間は計画粒度が10分とされる。この間の時間ステップ(t)は1〜12である。また、2〜12時間の間は時間粒度が30分とされる。この間の時間ステップ(t)は13〜32である。さらに、12〜48時間の間は時間粒度が60分とされる。この間の時間ステップ(t)は33〜68である。図3から分かるように計画粒度は、時間ステップ(t)の間隔に相当する。
計画粒度受付部11は、受け付けた時間ごとの計画粒度と、時間粒度に基づき決定される時間ステップ(t)とを、記憶装置15に記憶させる。
図4は、記憶装置15が記憶する計画粒度情報の一例を示す図である。図4に示すように、計画粒度情報は、時間ごとの計画粒度と、時間ステップとを含む。つまり、計画粒度情報には、0〜2時間の計画粒度が10分であり、この間の時間ステップ(t)が1〜12であることが示されている。また、計画粒度情報には、2〜12時間の時間粒度が30分であり、この間の時間ステップ(t)が13〜32であることが示されている。さらに、計画粒度情報には、12〜48時間の時間粒度が60分であり、この間の時間ステップ(t)が33〜68であることが示されている。
再度図1を参照して、需要予測部12は、予測値取得部として機能し、記憶装置15に記憶されているデータ収集部16が収集した電力機器40〜70の実績値に基づいて、電力設備30における電力需要の予測値である需要予測値を算出する。需要予測値の算出方法は、本願の主眼ではなく、公知の技術を用いることができる。このため、その詳細な説明は省略する。例えば、過去の曜日ごとの電力需要の実績値を天候データなどに基づいて補正することにより、需要予測値を算出してもよい。需要予測部12は、算出した需要予測値を記憶装置15に記憶させる。
なお、需要予測値が予め記憶装置15に記憶されている場合には、需要予測部12は、記憶装置15から需要予測値を読み出すことにより、需要予測値を取得してもよい。
運転計画算出部13は、需要予測部12が算出または取得した需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、時間ステップ(t)ごとの運転計画を算出する。その際、運転計画算出部13は、図4に示した記憶装置15に記憶されている計画粒度情報に基づいて、各時間ステップ(t)に対応した計画粒度の運転計画を算出する。つまり、運転計画算出部13は、2時間先までの間については10分間隔の運転計画を算出し、2時間先から12時間先までの間については30分間隔の運転計画を算出し、12時間先から48時間先までの間については60分間隔の運転計画を算出する。このように、運転計画算出部13は、時間の早い時間ステップ(t)ほど、時間長が小さいか等しい計画粒度の運転計画を算出することができる。なお、運転計画の算出方法の具体例については後述する。
運転計画算出部13は、算出した運転計画を記憶装置15に記憶させる。
電力機器制御部14は、運転計画算出部13が算出した運転計画に基づいて、通信I/F部17を介して各電力機器40〜60に指示を送信することにより、各電力機器40〜60を制御する。
出力部18は、上述したインタフェース画像を表示装置20に表示させる以外にも、運転計画算出部13が算出した運転計画を記憶装置15から読み出し、読み出した運転計画を、表示装置20に表示させたり、外部記憶装置21に記憶させたりする。また、出力部18は、該運転計画を、通信I/F部17を介して他のサーバに送信することもできる。
[運転計画算出装置10の処理手順]
図5は、運転計画算出装置10が実行する処理の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、出力部18は、時間ステップ(t)ごとの運転計画の時間粒度(計画粒度)を入力するためのインタフェース画像を表示装置20に表示させる(S1)。インタフェース画像の一例は図2に示した通りである。
計画粒度受付部11は、インタフェース画像にユーザが入力した時間ごとの計画粒度を受け付け、図4に示したような計画粒度情報を記憶装置15に記憶させる(S2)。
需要予測部12は、記憶装置15に記憶されているデータ収集部16が事前に収集した電力機器40〜70の実績値に基づいて、電力設備30における電力需要の予測値である需要予測値を算出し、算出した需要予測値を記憶装置15に記憶させる(S3)。
なお、需要予測部12は、算出した需要予測値の予測時間長と、運転計画の計画粒度とが異なる場合には、需要予測値の予測時間長が計画粒度と一致するように、算出した需要予測値に対して線形補間処理または平均化処理を施すことにより、予測時間長を調整する。
図6は、需要予測部12による予測時間長の調整処理について説明するための図である。
図6の(A)に示すように、需要予測部12により、予測時間長が30分の需要予測値が算出または取得されているものとする。需要予測部12は、この予測時間長から、図6の(B)に示すように、図3に示した運転計画の計画粒度を予測時間長とする需要予測値を算出する。
つまり、需要予測部12は、0〜2時間のように、予測時間長(30分)の方が計画粒度(10分)よりも長い場合には、算出した需要予測値を線形補間することにより、計画粒度と同じ長さの需要予測値を算出する。例えば、時間的に隣接する需要予測値間で需要予測値が線形に変化すると仮定することで、計画粒度と同じ長さの需要予測値を算出することができる。具体的には、図6の(A)の時間ステップt=1の需要予測値およびt=2の需要予測値が、それぞれ、図6の(B)の時間ステップt=1の需要予測値および時間ステップt=6の需要予測値とされる。また、図6の(B)の時間ステップt=2〜5の需要予測値は、図6の(B)の時間ステップt=1の需要予測値および時間ステップt=6の需要予測値を線形補間することにより求められる。同様に、図6の(A)の時間ステップt=3の需要予測値およびt=4の需要予測値が、それぞれ、図6の(B)の時間ステップt=7およびt=12の需要予測値とされる。また、図6の(B)の時間ステップt=8〜11の需要予測値は、図6の(B)の時間ステップt=7および時間ステップt=12の需要予測値を線形補間することにより求められる。
ただし、線形補間を行わずに、図6の(A)に示す時間ステップt=1〜4のいずれかの需要予測値を、図6の(B)に示す時間ステップt=1〜12の需要予測値としてもよい。例えば、図6の(A)に示すt=1の需要予測値が、図6の(B)の時間ステップt=1〜3の需要予測値とされる。同様に、図6の(A)に示すt=2の需要予測値が、図6の(B)の時間ステップt=4〜6の需要予測値とされる。図6の(A)に示すt=3の需要予測値が、図6の(B)の時間ステップt=7〜9の需要予測値とされる。図6の(A)に示すt=4の需要予測値が、図6の(B)の時間ステップt=10〜12の需要予測値とされる。
一方、需要予測部12は、12〜48時間のように、予測時間長(30分)の方が計画粒度(60分)よりも短い場合には、算出した需要予測値を平均化することにより、計画粒度と同じ長さの需要予測値を算出する。例えば、図6の(A)に示す時間ステップt=25およびt=26の需要予測値を平均化することにより、図6の(B)に示す時間ステップt=33の需要予測値を算出することができる。ただし、平均化を行わずに、図6の(A)に示す時間ステップt=25およびt=26のいずれか一方の需要予測値(例えば、時間的に早いステップt=25の需要予測値)を、図6の(B)に示す時間ステップt=33の需要予測値としても良い。
運転計画算出部13は、需要予測部12が算出した需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、時間ステップ(t)ごとの運転計画を算出する(S4)。
以下、運転計画算出部13による運転計画算出処理(S4)について詳細に説明する。
運転計画算出部13は、数理計画法に基づいて、以下の(1)〜(10)の制約条件(式2〜式11)の元で、目的関数(式1)の値を最小にするように、電力機器40〜60の運転計画を算出する。ここで、添え字iは内燃力発電機40の違いを示し、添え字jは電力貯蔵装置50の違いを示し、添え字kは太陽光発電機60の違いを示し、添え字tは、時間ステップを示す。例えば、図1に示す構成では、1≦i≦3、1≦j≦3、1≦k≦3である。
図7は、変数の意味を説明するための図であり、図8は、定数の意味を説明するための図である。変数および定数の意味は、図7および図8にそれぞれ示すとおりである。
なお、運転計画算出部13が最小化する目的関数はコストに限定されるものではない。例えば、CO排出量を目的関数としてもよいし、コストとCO排出量とを組み合わせた関数を目的関数としてもよい。
(目的関数)
最小化:コスト=C+C …(式1)
(制約条件)
(1)内燃力発電機40の出力の上下限制約:
GL(i)・SW(i)≦P(i,t)≦PGH(i)・SW(i)…(式2)
(2)内燃力発電機40の出力変化量の上下限制約:
−PΔ≦P(i,t)−P(i,t−1)≦PΔ …(式3)
(3)内燃力発電機40の燃費の制約:
E(i,t)=a(i)・P(i,t)・T(t) …(式4)
(4)電力貯蔵装置50の出力の上下限制約:
BL(j)≦P(j,t)≦PBH(j) …(式5)
(5)電力貯蔵装置50の充電残量の上下限制約:
SOC(j)≦SOC(j,t)≦SOC(j) …(式6)
(6)電力貯蔵装置50の充電残量変化量の制約:
SOC(j,t)=SOC(j,t−1)−η(j)・P(j,t)・T(t)
…(式7)
(7)需給バランスの制約:
(t)+P(i,t)+P(j,t)+P(k,t)−P(t)=0
…(式8)
(8)買電の上限制約:
(t)≦PEH …(式9)
(9)電気料金の制約:
=R(t)・Σ(t)・T(t) …(式10)
(10)ガス料金の制約:
=R・ΣΣE(i,t) …(式11)
運転計画算出処理(S4)により、時間ステップ(t)ごとに、割り当てられた計画粒度T(t)の運転計画を算出することができる。
再度図5を参照して、電力機器制御部14は、運転計画算出処理(S4)で算出された運転計画に従って、各電力機器40〜60に指令を送信することにより、各電力機器40〜60の運転を制御する(S5)。
また、出力部18は、運転計画算出処理(S4)で算出された運転計画を、表示装置20、外部記憶装置21または外部の他のサーバに出力する(S6)。これにより、表示装置20に運転計画を表示させたり、外部記憶装置21に運転計画を記憶したり、他のサーバで運転計画を解析したりすることができる。なお、ステップS5およびS6の処理は順序が逆であってもよい。
[実施の形態の効果等]
図9Aは、従来手法に基づいて、計画粒度10分で48時間先までの運転計画を算出するために必要な変数の数を示す図である。図9Bは、本発明の実施の形態に示す可変な計画粒度(10分、30分または60分)で48時間先までの運転計画を算出するために必要な変数の数を示す図である。ここで、内燃力発電機40の台数は3台とし、電力貯蔵装置50の台数は1台としている。
図9Aに示すように、従来手法によると時間ステップが288であるのに対して、図9Bに示すように、本実施の形態によると時間ステップが68となる。電気料金Cおよびガス料金C以外の変数の数は、時間ステップに比例する。このため、本実施の形態によると、従来、2594個必要であった変数を614個まで減らすことができ、運転計画の算出処理時間を短縮することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態によると、運転計画の時間ステップ(t)ごとに、可変な計画粒度(例えば、10分、30分または60分)の運転計画が算出される。つまり、時間ステップ(t)ごとに、異なる計画粒度の運転計画を算出することができる。このため、高精度の運転計画が要求される時間ステップについては短い計画粒度の運転計画を算出し、高精度の運転計画が要求されない時間ステップについては長い計画粒度の運転計画を算出することができる。このため、短時間で高精度な分散型電源の運転計画を算出することができる。
特に、直近の将来については、短い計画粒度の運転計画を算出し、遠い将来については長い計画粒度の運転計画を算出することができる。直近の将来の需要予測値は遠い将来の需要予測値よりも高精度であるため、直近の将来の計画粒度を短くすることで高精度な分散型電源の運転計画を算出することができる。その一方、遠い将来の需要予測値は直近の将来の需要予測値に比べて精度が低く、需要が変化する可能性が高い。また運転計画は時間の経過とともに更新される。このため、計画粒度を長くして運転計画を算出しても問題は生じにくい。
(変形例)
上述の実施の形態では運転計画算出装置10の出力部18は、図2に示すようなインタフェース画像を表示装置20に表示させることとしたが、インタフェース画像は図2に示したものに限定されるものではない。
図10は、本変形例に係るインタフェース画像の一例を示す図である。
図10に示すように、インタフェース画像は、運転計画算出装置10による電力機器40〜70の運転計画の計画期間を入力するための入力欄104と、運転計画の計画粒度の分割数を入力するための入力欄105と、計画粒度の期間を入力するための入力欄106と、計画粒度を入力するための入力欄107と、OKボタン108とを含む。
例えば、ユーザが、キーボード等を操作して、入力欄104に「48」を入力し、入力欄105に「3」を入力すると、入力欄106および入力欄107が3分割される。ユーザが、番号1の行の入力欄106に「0」および「1」を入力し、入力欄107に「10」を入力する。同様に、ユーザが、番号2の行の入力欄106に「2」および「12」を入力し、入力欄107に「30」を入力する。さらに、ユーザが、番号3の入力欄106に「12」および「48」を入力し、入力欄107に「60」を入力する。最後に、ユーザが、マウス等を操作してOKボタン108を押下すると、計画粒度受付部11は、ユーザが入力した期間ごとの時間粒度を受け付ける。図10の例では、計画粒度受付部11は、0〜2時間の計画粒度として10分を受け付け、2〜12時間の計画粒度として30分を受け付け、12〜48時間の計画粒度として60分を受け付ける。
[付記]
上述の実施の形態では、電力機器40〜60の運転を制御する運転計画算出装置10の構成の一例として、工場に設置された電力機器の運転を制御するFEMSサーバを想定したが、運転計画算出装置10は、FEMSサーバに限定されるものではない。例えば、運転計画算出装置10として、BEMS(Building Energy Management System)サーバ、MEMS(Mansion Energy Management System)サーバ、HEMS(Home Energy Management System)サーバなどを採用することもできる。つまり、電力設備30は、工場等に設置される電力システムに限定されるものではなく、ビル、マンション、家庭に設置される電力システムであってもよい。
なお、需要予測部12は、電力設備30における電力需要の予測値以外にも、電力設備30における熱需要の予測値や、太陽光発電機60における発電量の予測値などを算出してもよい。これにより、運転計画算出部13は、電力設備30における電力需要の予測値以外にも、電力設備30における熱需要の予測値や、太陽光発電機60における発電量の予測値などを利用して運転計画を算出することができる。
上記の運転計画算出装置10は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されてもよい。RAMまたはHDDには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、運転計画算出装置10は、その機能を達成する。
さらに、上記の運転計画算出装置10を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSIから構成されているとしてもよい。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよい。上記コンピュータプログラムは、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD−ROM、半導体メモリなどに記録して流通させることもできるし、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送することもできる。
また、運転計画算出装置10は、複数のコンピュータにより実現されてもよい。
また、運転計画算出装置10の一部または全部の機能がクラウドコンピューティングによって提供されてもよい。つまり、各装置の一部または全部の機能がクラウドサーバにより実現されていてもよい。例えば、需要予測部12の機能がクラウドサーバにより実現され、運転計画算出装置10は、クラウドサーバから需要予測値を取得して、運転計画を算出してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電力システム
10 運転計画算出装置
11 計画粒度受付部
12 需要予測部
13 運転計画算出部
14 電力機器制御部
15 記憶装置
16 データ収集部
17 通信I/F部
18 出力部
20 表示装置
21 外部記憶装置
22 通信ネットワーク
30 電力設備
40 内燃力発電機
50 電力貯蔵装置
60 太陽光発電機
70 負荷装置
80 交流配電線
90 電力系統

Claims (8)

  1. 電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置であって、
    前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、
    前記予測値取得部が取得した前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出する運転計画算出部と
    を備える運転計画算出装置。
  2. 前記運転計画算出部は、時間の早い前記時間ステップの前記運転計画ほど、時間長が小さいか等しい計画粒度に基づいて、前記運転計画を算出する
    請求項1に記載の運転計画算出装置。
  3. 前記予測値取得部は、前記時間ステップごとに、該時間ステップの計画粒度の前記需要予測値を取得する
    請求項1または請求項2に記載の運転計画算出装置。
  4. 前記予測値取得部は、取得した前記需要予測値の予測時間長が前記計画粒度の時間長よりも大きい場合に、前記需要予測値に基づく補間処理後の値または前記需要予測値を、前記計画粒度の需要予測値として取得する
    請求項3に記載の運転計画算出装置。
  5. 前記予測値取得部は、取得した前記需要予測値の予測時間長が前記計画粒度の時間長よりも小さい場合に、前記需要予測値の平均値または前記需要予測値を、前記計画粒度の需要予測値として取得する
    請求項3または請求項4に記載の運転計画算出装置。
  6. さらに、
    前記時間ステップごとの計画粒度を入力するためのインタフェース画像を表示装置に表示させる表示制御部と、
    前記インタフェース画像に従い入力された前記計画粒度を受け付ける計画粒度受付部とを備え、
    前記運転計画算出部は、前記計画粒度受付部が受け付けた前記計画粒度に基づいて、前記運転計画を算出する
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の運転計画算出装置。
  7. 電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置による運転計画算出方法であって、
    予測値取得部が、前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得するステップと、
    運転計画算出部が、取得された前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出するステップと
    を含む運転計画算出方法。
  8. コンピュータを、電力設備に含まれる電力機器の運転計画を算出する運転計画算出装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記電力設備の電力需要の予測値である需要予測値を取得する予測値取得部と、
    前記予測値取得部が取得した前記需要予測値に基づいて、所定の制約条件の下で予め定められた目的関数を最適化することにより、前記運転計画の時間ステップごとに、前記運転計画の時間幅を規定する計画粒度が異なる前記運転計画を算出する運転計画算出部と
    して機能させるためのコンピュータプログラム。
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