JP7288408B2 - 発電システム、及び発電システムの制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、発電システム、及び発電システムの制御方法に関する。
複数の発電装置をパッケージ化した発電システムでは、一般に発電装置ごとに制御装置(EMS:Energy Management System)を有する。これにより、各発電装置の制御装置(EMS)は、相互に通信し、発電装置の運転/停止、及び発電量等を相互に調整する制御を行う。また、複数の発電装置はさらに上位の主制御装置(EMS)からの運転/停止、及び総発電量の指示を受け、相互に連携して総発電量を得るための各発電装置の制御を行うのが一般的である。ところが、発電装置ごとに制御装置(EMS)の設置スペースが必要となり、制御装置(EMS)の運営コストも必要となってしまう。
特開2018-182847号公報
本発明が解決しようとする課題は、発電装置ごとの発電状態を示す情報がなくとも、総発電量を得るための発電装置ごとにより適した制御が可能な発電システム、及び発電システムの制御方法を提供することである。
本実施形態に係る発電システムは、電力系統へ連系する複数の発電装置と、総発電量の情報を含む電力指令信号を前記複数の発電装置に出力する制御装置と、を備える発電システムであって、前記複数の発電装置のそれぞれは、電力を発電する発電部と、前記総発電量に対応して前記発電装置ごとに予め定められた発電量を前記発電部に発電させる制御を行う制御部と、を有する。
第1実施形態に係る発電システムの概略的な全体構成を示すブロック図。 発電システムのより詳細な構成を示すブロック図。 電力指令値に対応して発電装置ごとに予め定められた発電量を示す表。 発電システムの発電処理の一例を示すフローチャート。 起動回数に対応して発電装置ごとに予め定められた発電量を示す表。 第2実施形態に係る発電システムの発電処理の一例を示すフローチャート。 故障時に発電装置ごとに予め定められた発電量を示す表。 第3実施形態に係る発電システムの発電処理の一例を示すフローチャート。
効果
複数の発電装置ごとの発電状態を示す情報がなくとも、発電装置ごとにより適した制御が可能な発電システム、及び発電システムの制御方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態に係る発電システム、及び発電システムの制御方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る発電システム1の概略的な全体構成を示すブロック図である。図1に示すように発電システム1は、複数の発電装置10により発電を行い、電力系統Pgに電力供給が可能なシステムである。より具体的には、この発電システム1は、複数の発電装置10と、主制御装置20と、電力計30とを備える。
発電装置10は、電力系統Pgへの電力供給が可能である。主制御装置20は、例えばEMS(Energy Management System)であり、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、複数の発電装置10の総発電量を制御する。主制御装置20は、例えば発電システム1における総発電量の情報を含む電力指令信号を複数の発電装置10に出力する。
電力計30は、電力系統Pgへ供給される電力を計測する。そして、電力計30の計測値は、複数の発電装置10、及び主制御装置20に供給される。
図2は、第1実施形態に係る発電システム1のより詳細な構成を示すブロック図である。発電装置10は、発電部102と、パワーコンディショナー104と、上位指令送受信部106と、制御部108とを有する。
発電部102は、電力を発電する。発電部102は、例えば太陽電池であり、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換する。太陽電池は、複数個の太陽電池パネルを有している。太陽電池パネルは、例えば、シリコンなどの半導体で生成された太陽電池セルを複数個接続したものを、屋外で利用できるように樹脂や強化ガラスなどで保護したものである。発電部102は発電した電力(直流電力)を、ワーコンディショナー104に出力する。なお、本実施形態では、発電装置10は太陽電池であるが、これに限定されない。発電部102は、例えば燃料電池、蓄電池、風力発電装置などでもよい。本実施形態に係る発電部102の最大発電量は、例えば100キロワットに設定されている。
パワーコンディショナー104は、発電部102が発電した電力(直流電力)を交流電力に変換する。そして、変換した交流電力を電力系統Pgに出力する。パワーコンディショナー104は、例えば、インバータ回路などを有する。インバータ回路は、発電部102から入力される直流電力を電力系統Pgと同期がとれた交流電力に変換する。
制御部108は、例えばCPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、主制御装置20から指示される総発電量に対応して発電装置10ごとに予め定められた発電量を発電部10に発電させる制御を行う。制御部108は、パワーコンディショナー104のインバータ回路から出力される交流電圧を昇圧(または降圧)する制御を行う。
また、制御部108は、記憶部108aを有する。記憶部108aは、例えばRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク等により実現される。記憶部108aは、例えば、図3に示す発電量のテーブルを記憶している。
図3は、電力指令値に対応して発電装置ごとに予め定められた発電量を示す表である。左端の欄が、主制御装置20が出力する電力指令値である。次の欄が複数の発電装置10のなかの1番目の発電装置10が有する発電量のテーブルを示す。その次の欄が複数の発電装置10のなかの2番目の発電装置10が有する発電量のテーブルを示し、更に次の欄が複数の発電装置10のなかの3番目の発電装置10が有する発電量のテーブルを示し、更に次の欄が複数の発電装置10のなかの4番目の発電装置10が有する発電量のテーブルを示し、更に次の欄が複数の発電装置10のなかの5番目の発電装置10が有する発電量のテーブルを示す。なお、本実施形態では、発電装置10が5個の場合で説明するが、これに限定されない。
制御部108は、図3に示すテーブルに従い各パワーコンディショナー104を制御する。例えば、電力指令値が50キロワットである場合、1番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御する。なお、発電量が0キロワットである場合には、制御部108は、発電部102を起動せずに停止状態を維持させる。例えば、電力指令値が50キロワットである場合、2番目~5番目の発電装置10の制御部108は、発電部102を起動せずに停止状態を維持させる。
同様に、電力指令値が300キロワットである場合、1番目の発電装置10の制御部108は、100キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、2番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、3番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、4番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、5番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御する。この場合、総発電量は、300キロワットとなる。
このように、各制御部108の記憶部108aは、図3に示す発電量の情報を記憶している。これにより、主制御装置20から受信した電力指令値により各発電装置10は予め割振られた発電量で発電が可能である。このため、制御部108間での情報の送受信を行わずとも、総発電電力を主制御装置20から受信した電力指令値に一致させることができる。すなわち、発電装置10ごとの発電状態を示す情報がなくとも、各発電装置10が発電する総発電量は、電力指令値に一致させることができる。
図4は本実施形態に係る発電システム1の発電処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、例えば、300キロワットの電力指令値が発電装置20から各発電装置10に出力された場合を説明する。
図4に示すように、先ず、各上位指令送受信部106は、電力指令値300キロワットを受信する(ステップS100)。
次に、各制御部108は、各記憶部108aに記憶される発電量の情報に従い、総発電量300キロワットに対応して発電装置10ごとに予め定められた発電量100,50,50,50,50キロワットを決定する(ステップS102)。
次に、各制御部108は、決定された発電量100,50,50,50,50キロワットを各発電部102に発電させる制御を行い(ステップS104)、全体処理を終了する。
以上のように本実施形態に係る発電システム1によれば、総発電量に対応して発電装置10ごとに予め定められた発電量を発電装置10ごとに記憶することとした。これにより、総発電量の情報を含む電力指令信号を各発電装置10が受信すると、各発電装置10は予め割振られた発電量で発電が可能である。このため、各制御部108は、発電装置10ごとの発電状態を示す情報がなくとも、総発電電力を主制御装置20から受信した電力指令値に一致させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る発電システム1は、発電システム1の起動回数にしたがい各発電装置10の発電量を変更する点で第1実施形態に係る発電システム1と相違する。以下では、第1実施形態に係る発電システム1と相違する点を説明する。
図5は、主制御装置20からの起動指令の回数に対応して発電装置10ごとに予め定められた発電量を示す表である。上側の表が、主制御装置20からの起動指令の1回目の起動時における発電装置10ごとの各発電量の割振りを示し、下側の表が、2回目の起動指令時における発電装置10ごとの各発電量の割振りを示す。こように、各記憶部108aは、起動指令の回数に対応させた発電装置10ごとに予め定められた発電量を示す情報を記憶している。
図5に示すように、1回目の起動指令時に電力指令値が50キロワットである場合、1番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、2番目~5番目の発電装置10の制御部108は、起動しないようにパワーコンディショナー104を制御する。この場合、総発電量は、50キロワットとなる。
次に、2回目の起動時に電力指令値が50キロワットである場合、2番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、1番目、3番目~5番目の発電装置10の制御部108は、起動しないようにパワーコンディショナー104を制御する。この場合、総発電量は、50キロワットとなる。同様に、3回目の起動時に電力指令値が50キロワットである場合、3番目の発電装置10の制御部108は、50キロワット発電するようにパワーコンディショナー104を制御し、1番目、2番目、4番目、5番目の発電装置10の制御部108は、発電部102を起動しないようにパワーコンディショナー104を制御する。この場合、総発電量は、50キロワットとなる。このように、複数の発電装置10の起動回数に応じて、各発電装置10の発電量テーブルを例えばローテーションさせる。これにより、発電システム1の起動指令回数が増加するに従い、複数の発電装置10のそれぞれの積算した発電量の差が低減するように変更される。起動回数及び積算発電量には制限がある。このため、各発電装置10の発電量テーブルをローテーションさせることにより、各発電装置10の負荷及び起動回数が均一化され、各発電装置10の寿命が平均化される。
図6は第2実施形態に係る発電システム1の発電処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、主制御装置20からの起動指令回数が2回目であり、総発電量300キロワットである場合を説明する。図4と同様の処理は同様の番号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、各制御部108は、起動指令回数をカウントする(ステップS200)。起動指令回数が2回目であるので、カウントは2である。
次に、各制御部108は、各記憶部108aに記憶される起動指令回数に対応した発電量の情報に従い、総発電量300キロワットに対応して発電装置10ごとに予め定められた発電量50,100,50,50,50キロワットを決定する(ステップS102)。
次に、各制御部108は、決定された発電量50,100,50,50,50キロワットを各発電部102に発電させる制御を行い(ステップS104)、全体処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、発電システム1の起動指令回数にしたがい各発電装置10の発電量を変更することとした。これにより、起動指令回数が増加するに従い、複数の発電装置10のそれぞれの積算した発電量の差、及び起動回数の少なくともいずれかが低減するように制御することが可能となり、各発電装置10の負荷、起動回数が均一化され、各発電装置10の寿命が平均化される。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る発電システム1は、発電装置10のいずれかに故障が発生すると、各制御部108が主制御装置20から独立して対応する発電部102の発電量を変更する点で第2実施形態に係る発電システム1と相違する。以下では、第1実施形態に係る発電システム1と相違する点を説明する。
図7は、各発電装置10のいずれかが故障した場合の発電装置10ごとに予め定められた発電量を示す表である。ここでは、2番目の発電装置10が故障した場合を示している。
各制御部108は、自身が制御している発電装置10以外の発電装置10が故障しているかを判定する。より詳細には、各制御部108は、主制御装置20から受信した電力指令信号に含まれる情報である総発電量と、電力計30で測定された電力量との差の値により故障の有無を判定する。例えば、電力指令信号に含まれる情報である総発電量が100ワットであるのに、電力計30で測定された電力量が50ワットである場合、各発電装置10は、自身以外の発電装置10のいずれかに故障が発生したと判定する。
電力指令信号に含まれる情報である総発電量が200ワット以下である場合には、起動していない発電装置10のいずれかが発電するように、各記憶部108aに発電情報が設定されている。一方で、電力指令信号に含まれる情報である総発電量が250ワットである場合には、発電装置10のいずれかが100ワットまで発電量を増加するように、各記憶部108aに発電情報、例えば発電テーブルが設定されている。同様に、総発電量が300、350,400ワットのいずれかである場合には、不足する発電量を発電装置10のいずれかが増加させて発電するように、各記憶部108aに発電情報が設定されている。
一方で、発電装置10の最大発電量は100ワットであるので、総発電量が450、500ワットの場合には、故障していない発電装置10が最大出力を出しても総発電量が450、500に達しないため、全発電装置10の発電量を100ワットにする。なお、最大発電量が100ワット以上である場合には、対応可能なテーブルを設定可能である。このように、各制御部108は、電力指令信号に含まれる情報である総発電量より低い発電量の場合には、他の発電装置10が故障等で発電を停止したと判断し、発電を開始、又はす発電量を増加させる制御を行うことが可能である。
図8は第3実施形態に係る発電システム1の発電処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、2番目の発電装置10が故障した場合を説明する。
図8に示すように、2番目の発電装置10を除く各発電装置10の制御部108は、電力指令信号に含まれる情報である総発電量と、電力計30で測定された電力量との差から故障の有無を判定する(ステップS300)。2番目の発電装置10を除く各発電装置10の制御部108が、自身以外の発電装置10のいずれかに故障が発生したと判定する場合(ステップS300のYES)、故障時のテーブルに従い、発電を開始、又は発電量を増加させる制御を開始する。一方で、各発電装置10の制御部108が、故障は発生していないと判定した場合(ステップS300のNO)、ステップS102からの通常処理を行う。
以上説明したように、本実施形態では、各発電装置10の制御部108は、電力指令信号に含まれる情報である総発電量と、電力計30で測定された電力量との差の情報を用いて故障の有無を判定することとした。これにより、故障が発生したと判定した場合に、発電装置10の制御部108は、故障時の発電情報に従い、発電を開始、又は発電量を増加させる制御を開始し、制御部108間での情報の送受信を行わずとも、不足する電力を補うことが可能となる。このように、発電装置10ごとの発電状態を示す情報がなくとも、各発電装置10のいずれかに故障が発生しても、電力指令信号に含まれる情報である総発電量を得ることが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:発電装置10:発電装置、20:主制御装置、30:電力計、102:発電部、104:パワーコンディショナー、制御部108,記憶部108a、電力系統:Pg。

Claims (10)

  1. 電力系統へ連系する複数の発電装置と、
    総発電量の情報を含む電力指令信号を前記複数の発電装置に出力する主制御装置と、
    を備える発電システムであって、
    前記複数の発電装置のそれぞれは、
    電力を発電する発電部と、
    前記総発電量に対応して前記発電装置ごとに予め定められた発電量を、前記発電部に発電させる制御を行う制御部と、
    を有する、発電システム。
  2. 前記複数の発電装置のそれぞれは、
    総発電量に対応して発電する発電量を予め記憶する記憶部を更に有し、
    前記複数の発電装置のそれぞれは、前記記憶部に記憶された発電量に基づき前記発電部に発電させる制御を行う、請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記複数の発電装置のそれぞれが発電する発電量は、前記主制御装置からの起動指令の回数に応じて変更される、請求項2に記載の発電システム。
  4. 前記複数の発電装置のそれぞれが発電する発電量は、前記起動指令の回数が増加するに従い、前記複数の発電装置のそれぞれの積算した発電量の差が低減するように変更される、請求項3に記載の発電システム。
  5. 前記複数の発電装置のそれぞれが発電する発電量は、前記起動指令の回数が増加するに従い、前記複数の発電装置のそれぞれの起動回数の差が低減するように変更される、請求項3に記載の発電システム。
  6. 前記電力系統へ供給される発電量を計測する電力計を更に備え、
    前記制御部は、前記電力指令信号に含まれる前記総発電量と、前記電力計により計測された電力量の差分に基づき、前記発電装置ごとに予め定められた発電量を前記発電部に発電させる制御行う、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発電システム。
  7. 前記制御部は、前記電力計により計測された前記発電量が、前記電力指令信号に含まれる前記総発電量に達していない場合に、故障が発生していると判定する、請求項6に記載の発電システム。
  8. 前記制御部は、前記故障が発生していると判定した場合に、前記電力指令信号に含まれる前記総発電量に対応する故障時の発電量を前記発電部に発電させる制御を行う、請求項7に記載の発電システム。
  9. 前記発電部は、太陽電池、風力発電装置、燃料電池、蓄電池の少なくともいずれかであり、
    前記発電装置は、前記発電部と、前記電力系統とを連系するパワーコンディショナーを更に有する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の発電システム。
  10. 電力系統へ連系し、電力を発電する発電部をそれぞれが有する複数の発電装置と、
    総発電量の情報を含む電力指令信号を前記複数の発電装置に出力する主制御装置と、
    を備える発電システムの制御方法であって、
    前記複数の発電装置のそれぞれは、
    前記総発電量に対応して前記発電装置ごとに予め定められた発電量をそれぞれが有する前記発電部に発電させる制御を行う制御工程を、
    を有する、発電システムの制御方法。
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