JP2018185374A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投影ミラーと投影面との間にある光学素子で反射した外光の反射光が投影面上の画像表示領域に向かうのを防止できるヘッドアップディスプレイ装置を提供すること。【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置101は、レーザ光源LDと、レーザ光源LDからの光で画像を生成する画像生成部11と、画像生成部11が生成した画像をウインドシールドWSに投影する凹面ミラー22と、凹面ミラー22とウインドシールドWSとの間の光路に配置される光学フィルタF5とを備える。光学フィルタF5は、ウインドシールドWS側の任意の方向から反射面に入射する外光を、ウインドシールドWSにおける画像表示領域R1以外の領域に向けて反射させるように姿勢変化可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来、外光の侵入を防ぐためのシャッタ部とそのシャッタ部を制御する制御部を備えたヘッドアップディスプレイ装置が知られている(特許文献1参照。)。シャッタ部は、投影ミラーとフロントガラスの間に配置され、複数のシャッタで構成されている。制御部は、複数のシャッタのそれぞれの状態を透過状態又は不透過状態にする。透過状態は、ヘッドアップディスプレイ装置が出射する表示光を透過させる状態であり、不透過状態は、表示光を透過させない状態である。そして、ヘッドアップディスプレイ装置は、表示光を透過させたい位置にあるシャッタ以外のシャッタを不透過状態にすることで、太陽光等の外光が装置内に侵入するのを防止している。
特開2015−152746号公報
しかしながら、特許文献1のヘッドアップディスプレイ装置は、シャッタ部で反射した外光の反射光がフロントガラス上の画像表示領域に当たってしまい、画像を見えにくくしてしまうおそれがある。なお、フロントガラス上の画像表示領域は、ヘッドアップディスプレイ装置が出射する表示光が当たる領域である。
上述の課題に鑑み、投影ミラーと投影面との間にある光学素子で反射した外光の反射光が投影面上の画像表示領域に向かうのを防止できる画像表示装置を提供することが望ましい。
本発明の実施形態である画像表示装置は、光源と、前記光源からの光で画像を生成する画像生成部と、前記画像生成部が生成した画像を投影面に投影する投影ミラーと、を備える画像表示装置であって、前記投影ミラーと前記投影面との間の光路に配置される光学素子を更に有し、前記光学素子は、前記投影面側の任意の方向から反射面に入射する外光を、前記投影面における前記画像が投影される領域以外の領域に向けて反射させるように姿勢変化可能に構成されている。
上述の手段により、投影ミラーと投影面との間にある光学素子で反射した外光の反射光が投影面上の画像表示領域に向かうのを防止できる画像表示装置を提供できる。
ヘッドアップディスプレイ装置の構成図である。 光学フィルタのフィルタ特性を示すグラフである。 ヘッドアップディスプレイ装置が生成する光と外光の関係を説明する図である。 姿勢調整機構の構成例を示す図である。 光学フィルタ、フォトダイオード及び遮光部の断面図である。 姿勢調整処理のフローチャートである。 ウインドシールド上の画像表示領域の配置例を示す図である。 ウインドシールドを車室内から見たときの状態を示す図である。
図1は、本発明の実施形態であるヘッドアップディスプレイ装置101の構成図である。ヘッドアップディスプレイ装置101は、車両に搭載される画像表示装置であり、透明な投影面であるウインドシールドWSに画像を投影することで運転者(観察者)STが虚像VMを視認できるようにする。
ヘッドアップディスプレイ装置101は、レーザ光Lcを出射するレーザ光源LDと、レーザ光源LDに電力を供給する光源駆動部14とを備える。また、ヘッドアップディスプレイ装置101は、レーザ光Lcを利用して画像を生成する画像生成部11と、画像に関する光Lfを車両のウインドシールドWSの画像表示領域R1に導く光学部材OPとを備える。観察者STは、ウインドシールドWSを通して、画像生成部11が生成した画像に対応する虚像VMを視認する。
レーザ光源LDは、図1の例では、赤色用のレーザ光源RLD、及び、緑色用のレーザ光源GLDを含む。レーザ光源RLD、GLDはそれぞれ半導体レーザ素子を含む。レーザ光源RLDの半導体レーザ素子は、例えば、642nmの波長の光を出射する。レーザ光源GLDの半導体レーザ素子は、例えば、515nmの波長の光を出射する。そのため、レーザ光源LDは、高い可干渉性(コヒーレンス)を有したレーザ光Lcを出射できる。また、虚像VMの色を2色にすることで虚像VMの表現を豊かにすることができる。但し、虚像VMの色は1色であってもよく、3色以上であってもよい。3色の場合、レーザ光源LDは、青色用のレーザ光源を追加的に含んでいてもよい。青色用のレーザ光源の半導体レーザ素子は、例えば、473nmの波長の光を出射する。
光源駆動部14は、例えば、オペアンプが組み込まれた駆動回路である。図1の例では、レーザ光源RLDに接続されてレーザ光源RLDを駆動する光源駆動部14R、及び、レーザ光源GLDに接続されてレーザ光源GLDを駆動する光源駆動部14Gを含む。
画像生成部11は、例えば、レーザ光Lcを回折させて光Lfを生成するホログラフィック光学素子41、ホログラフィック光学素子41を駆動するドライバ51、及び、ホログラムパターンを作成する演算処理装置71を含む。ホログラムパターンは、光の強度及び位相に関する情報を含む。
ホログラフィック光学素子41は、図1の例では、位相変調方式LCOS(Liquid crystal on silicon)で構成されている。画像生成部11は、例えば、位相変調方式LCOSに書き込まれたホログラムパターンにコヒーレント光(レーザ光Lc)を照射して回折光を発生させる。そして、その回折光をフーリエ変換レンズFL1で光Lfに変換して出射する。
ドライバ51は、演算処理装置71により作成されたホログラムパターンを位相変調方式LCOSに随時書き込む機能を有している。そのため、ホログラフィック光学素子41を用いて所望の画像を生成できる。具体的には、虚像VMに対応する画像毎にレーザ光源LDの出力を合わせることができ、光源駆動部14の出力を細かく調整できる。
光学部材OPは、画像生成部11からの光Lfを車両のウインドシールドWSに導く光学部品を含む。図1の例では、レーザ光源LDからのレーザ光Lcを集光或いはコリメートする光学レンズ42と、光Lfの光路を変更する平面ミラー12と、画像の表示範囲を規定するスリッタ52と、光Lfを拡散するディフューザ13と、光Lfの光路を変更する投影ミラーとしての凹面ミラー22と、光Lfの光路に配置される光学フィルタF5とを含む。
ディフューザ13は、光Lfの光路におけるスリッタ52の後側(ウインドシールドWSに近い側)に配置され、透過する光Lfを拡散している。また、ディフューザ13は、駆動部13dに接続され、駆動部13dによって回転駆動される。この構成により、ディフューザ13は、コヒーレント光である光Lfの指向性を低減させることができる。そして、コヒーレント光に起因するスペックルパターンを低減させることができ、観察者STにより視認される虚像VMの画質を向上させることができる。図1の例では、ディフューザ13を回転させる構成が採用されているが、ディフューザ13を振動させる構成が採用されてもよい。
光学フィルタF5は、投影ミラーと投影面との間の光路に配置される光学素子の一例である。図1の例では、光学フィルタF5は、太陽光等の外光がヘッドアップディスプレイ装置101内に侵入するのを防止する。この場合、光学フィルタF5は「ライトトラップ」とも称される。具体的には、光学フィルタF5は、所定の波長の光を透過させ且つその所定の波長以外の波長の光を反射させる反射型バンドパスフィルタであり、光Lfの光路における凹面ミラー22の後側に配置されている。
図2は、光学フィルタF5のフィルタ特性の一例を示したグラフである。横軸は光の波長を示し、縦軸は光の透過率を示している。図2に示すように、光学フィルタF5は、波長Rrを有する赤色のレーザ光と、波長Rgを有する緑色のレーザ光とを透過させるように構成されている。そのため、波長Rrの近傍帯域NZRの波長を有する光と波長Rgの近傍帯域NZGの波長を有する光の透過率が高い。この構成により、画像生成部11からウインドシールドWSに向かう光Lfは、ほとんど減衰することなく光学フィルタF5を透過できる。レーザ光源LDが青色用のレーザ光源を含む場合、光学フィルタF5は、青色のレーザ光を追加的に透過させる別のフィルタ特性を有する。他の色のレーザ光源を含む場合についても同様である。
一方、光学フィルタF5は、ウインドシールドWSを透過して外部から入射してくる外光(主に昼光)のほとんどを反射面で反射するように構成されている。そのため、近傍帯域NZR、NZG以外の波長を有する光の透過率が低い。すなわち、近傍帯域NZR、NZGの波長を有する光を透過させるが、近傍帯域NZR、NZG以外の波長を有する光を透過させない。そのため、外光のほとんどは、光Lfの光路における光学フィルタF5の前側(画像生成部11に近い側)に侵入しない。
また、光Lfの光路における凹面ミラー22の後側(ウインドシールドWSに近い側)に光学フィルタF5が配置されているので、ウインドシールドWSを透過して入射してくる外光は、凹面ミラー22及びディフューザ13にほとんど到達しない。そのため、光学フィルタF5は、ディフューザ13での外光の反射を低減し、ディフューザ13での外光の反射による画像のコントラスト低下を防止できる。更に、光学フィルタF5は、図2に示すように、赤外線領域IRAの波長を有する光をカットするので、外光に含まれる赤外線による凹面ミラー22及びディフューザ13の温度上昇を低減でき、凹面ミラー22及びディフューザ13の劣化を防止できる。
ヘッドアップディスプレイ装置101は、上述の構成に加え、光Lfの光強度を検出する光強度検出部35、及び、光強度検出部35の検出結果に基づいて光源駆動部14の出力を制御する制御部55を備えている。
光強度検出部35は、例えば、フォトダイオードで構成されている。図1の例では、スリッタ52の近傍に配置され、レーザ光源RLDに対応する光強度検出部35Rと、レーザ光源GLDに対応する光強度検出部35Gとを含んでいる。光強度検出部35Rは、光Lfに含まれる赤色光の強度を検出する。光強度検出部35Gは、光Lfに含まれる緑色光の強度を検出する。レーザ光源LDが青色用のレーザ光源を含む場合、光強度検出部35は、青色光の強度を検出する光強度検出部を含んでいてもよい。他の色のレーザ光源を含む場合についても同様である。
制御部55は、光強度検出部35の検出結果に基づいて、光源駆動部14の出力を制御する。図1の例では、光強度検出部35Rが光源駆動部14Rに接続され、光強度検出部35Gが光源駆動部14Gに接続されている。この構成により、制御部55は、レーザ光源RLD、GLDのそれぞれの出力を個別に調整して虚像VMにおける赤色光及び緑色光のそれぞれの光強度(輝度)を所望の値に維持できる。また、制御部55は、レーザ光源LDの発熱による温度変化に応じて光源駆動部14の出力を制御してもよい。青色等の他の色のレーザ光源を含む場合についても同様である。
次に、図3を参照し、ヘッドアップディスプレイ装置101が生成する光Lfと外光DLの関係について説明する。図3(A)及び図3(B)は、光Lf及び外光DLのそれぞれの光路を車両の側方から見たときの状態を示す左図と、光Lf及び外光DLのそれぞれがウインドシールドWS上に生成する像を車室内から見たときの状態を示す右図の組み合わせである。具体的には、図3(A)の組み合わせは、光学フィルタF5に対する外光DLの入射角が角度θのときの状態を示す。図3(B)の組み合わせは、その入射角が角度θのときの状態を示す。
画像生成部11が生成した光Lfは、左図の二点鎖線矢印で示すように、凹面ミラー22で反射し、光学フィルタF5を通過してウインドシールドWSに至る。一方、ウインドシールドWSを通過した外光DLは、左図の一点鎖線矢印で示すように、光学フィルタF5で反射してウインドシールドWSに至る。
図3(A)の左図で示すように、入射角が角度θの場合、外光DLの反射光は、ウインドシールドWSにおける、光Lfが照射する領域(画像表示領域)と重複する領域に至る。この場合、外光DLは、図3(A)の右図に示すように、光Lfによって生成される虚像VMと重複するようにベーリンググレアVGのような不要な像を生成してしまい、虚像VMの視認性を悪化させてしまう場合がある。
一方、図3(B)の左図で示すように、同じ外光DLであっても、入射角が角度θの場合、外光DLの反射光は、ウインドシールドWSにおける画像表示領域と重複する領域に至ることはない。この場合、外光DLは、図3(B)の右図に示すように、光Lfによって生成される虚像VMと重複しない位置にベーリンググレアVGを生成するため、虚像VMの視認性を悪化させてしまうこともない。
このように、ヘッドアップディスプレイ装置101では、ウインドシールドWS側の任意の方向から光学フィルタF5の反射面に入射する外光を、ウインドシールドWSにおける画像表示領域以外の領域に向けて反射させるように、光学フィルタF5が姿勢変化可能に構成されている。そのため、ヘッドアップディスプレイ装置101は、光学フィルタF5で反射した外光DLの反射光がウインドシールドWS上の画像表示領域に向かうのを防止できる。その結果、外光DLが生成するベーリンググレアVG等の不要な像によって、光Lfが生成する虚像VMの視認性が悪化するのを防止できる。なお、本実施形態では光学フィルタF5として反射型バンドパスフィルタを配置する構成としたが、透過率を制御するNDフィルタ、透過率可変フィルタ等であってもよい。また、光学フィルタF5の代わりに光学レンズ、透過窓部材等の光学素子を配置した構成としてもよい。
ヘッドアップディスプレイ装置101では、光学フィルタF5は、手作業でその姿勢を変化させることができるように構成されていてもよく、その姿勢が自動的に変更されるように構成されていてもよい。
次に、図4を参照し、光学フィルタF5の姿勢を自動的に変更する姿勢調整機構6について説明する。図4は、姿勢調整機構6の構成例を示す図である。なお、図4は、点線矢印で信号線を示し、電力線の図示を省略している。
姿勢調整機構6は、光学フィルタF5の姿勢を調整する機構であり、主に、受光素子60、遮光部61、演算装置62、支持アーム63、電動モータ64、回転角度センサ65等で構成されている。
受光素子60は、光を電気信号に変換する素子であり、例えば、フォトダイオードである。図4の例では、受光素子60は、光学フィルタF5を照らす外光DLの強度を検出するため、光学フィルタF5の上面(+Z側面)に取り付けられている。具体的には、受光素子60は、画像生成部11によって生成される光Lfが通過する光学フィルタF5の有効領域R2の外側に取り付けられた10個のフォトダイオード60a〜60jで構成されている。フォトダイオード60a〜60eは、有効領域R2の左側(−Y側)に取り付けられ、フォトダイオード60f〜60jは、有効領域R2の右側(+Y側)に取り付けられている。
受光素子60を構成するフォトダイオードの数は、1個であってもよく、9個以下の複数であってもよく、11個以上であってもよい。望ましくは、入射角を正確に推定できるように3個以上のフォトダイオードが取り付けられる。フォトダイオードは、有効領域R2の外側であれば、何れの位置に取り付けられていてもよい。左右対称に配置される必要もない。
受光素子60は、光学フィルタF5を照らす外光DLの強度を検出できるのであれば、光学フィルタF5以外の部材に取り付けられていてもよい。すなわち、光学フィルタF5と一緒に動く必要はない。この場合、受光素子60は、例えば、ダッシュボードの上に取り付けられていてもよい。
遮光部61は、1又は複数の受光素子60のそれぞれに入射する外光の入射方向を制限する部材であり、例えば、金属、合成樹脂等で構成される。図4の例では、遮光部61は、受光素子60と一体に配置され、左遮光部61L及び右遮光部61Rを含む。左遮光部61Lは、フォトダイオード60a〜60eのそれぞれに入射する外光DLの入射方向を個別に制限するため、フォトダイオード60a〜60eの上に配置されている。同様に、右遮光部61Rは、フォトダイオード60f〜60jのそれぞれに入射する外光DLの入射方向を個別に制限するため、フォトダイオード60f〜60jの上に配置されている。遮光部61は、光学フィルタF5の有効領域R2を囲むように配置される枠部材であってもよい。
図5は、光学フィルタF5、フォトダイオード60a〜60e及び左遮光部61Lの断面図である。具体的には、図4の一点鎖線L1を含む鉛直平面を左側(−Y側)から見たときの断面図である。
図5に示すように、左遮光部61Lには5つの孔Ha〜Heが形成されている。孔Haは、フォトダイオード60aに対応し、XZ平面で光学フィルタF5の表面(水平面)に対して入射角αで入射する外光DLaがフォトダイオード60aに当たるように構成されている。この構成により、左遮光部61Lは、入射角α又はその近傍の入射角の光以外の光がフォトダイオード60aに入射するのを防止できる。
同様に、孔Hbは、フォトダイオード60bに対応し、光学フィルタF5の表面に対して入射角α又はその近傍の入射角で入射する外光DLbがフォトダイオード60bに当たるように構成されている。孔Hcは、フォトダイオード60cに対応し、光学フィルタF5の表面に対して入射角α(=0度)又はその近傍の入射角で入射する外光DLcがフォトダイオード60cに当たるように構成されている。孔Hdは、フォトダイオード60dに対応し、光学フィルタF5の表面に対して入射角α又はその近傍の入射角で入射する外光DLdがフォトダイオード60dに当たるように構成されている。孔Heは、フォトダイオード60eに対応し、光学フィルタF5の表面に対して入射角α又はその近傍の入射角で入射する外光DLeがフォトダイオード60eに当たるように構成されている。
なお、図5の例では、受光素子60は、光学フィルタF5と遮光部61の間の個別の空間に1つずつ配置されているが、遮光部61内に埋め込まれていてもよい。すなわち、受光素子60と遮光部61は部分的に接合されていてもよい。
また、孔Ha〜Heは、XZ平面に平行に延びるように形成されているが、YZ平面に平行に延びるように形成されていてもよく、XZ平面及びYZ平面の双方に対して傾斜するように形成されていてもよい。
演算装置62は、各種演算を実行する装置であり、例えば、CPU、メモリ等を備えたマイクロコンピュータである。図4の例では、演算装置62は、1又は複数の受光素子60のそれぞれの出力を受信し、それらの出力から光学フィルタF5に関する情報を導出する。
光学フィルタF5に関する情報は、例えば、光学フィルタF5の反射面に入射する外光DLの入射角、光学フィルタF5の反射面で反射する外光DLの反射光の進行方向、光学フィルタF5の反射面で反射する外光DLの反射光が当たるウインドシールドWS上の領域等に関する情報である。
支持アーム63は、光学フィルタF5を支持する部材である。図4の例では、支持アーム63は、フレーム部63C、可動ピン部63M、及び固定ピン部63Fを含む。
フレーム部63Cは、光学フィルタF5の長辺の全長にわたって延び、且つ、光学フィルタF5の短辺の半分の長さにわたって延びる部材である。
可動ピン部63Mは、フレーム部63Cの両端に相対回転可能に取り付けられる部材である。右側(+Y側)の可動ピン部63Mは、光学フィルタF5の右側(+Y側)の短辺の中央部分に固定され、左側(−Y側)の可動ピン部63Mは、光学フィルタF5の左側(−Y側)の短辺の中央部分に固定されている。
固定ピン部63Fは、フレーム部63Cの中央部分に相対回転不能に取り付けられる部材である。
電動モータ64は、光学フィルタF5を駆動する駆動部であり、演算装置62からの制御指令に応じて動作する。図4の例では、電動モータ64は、第1電動モータ64A及び第2電動モータ64Bを含む。第1電動モータ64Aの回転軸は、支持アーム63の固定ピン部63Fに相対回転不能に連結されている。この構成により、第1電動モータ64Aは、光学フィルタF5を第1軸L2の回りで回転させることができる。第2電動モータ64Bの回転軸は、支持アーム63の左側(−Y側)の可動ピン部63Mに相対回転不能に連結されている。この構成により、第2電動モータ64Bは、光学フィルタF5を第2軸L3の回りで回転させることができる。
回転角度センサ65は、光学フィルタF5の回転角度を検出し、その検出値を演算装置62に対して出力する。図4の例では、回転角度センサ65は、第1回転角度センサ65A及び第2回転角度センサ65Bを含む。第1回転角度センサ65Aは、第1電動モータ64Aの回転軸の回転角度を検出する。この構成により、第1回転角度センサ65Aは、支持アーム63の固定ピン部63Fの回転角度、すなわち、第1軸L2の回りの光学フィルタF5の回転角度を検出できる。第2回転角度センサ65Bは、第2電動モータ64Bの回転軸の回転角度を検出する。この構成により、第2回転角度センサ65Bは、支持アーム63の可動ピン部63Mの回転角度、すなわち、第2軸L3の回りの光学フィルタF5の回転角度を検出できる。
次に、図6を参照し、姿勢調整機構6が光学フィルタF5の姿勢を調整する処理(以下、「姿勢調整処理」とする。)について説明する。図6は姿勢調整処理のフローチャートである。姿勢調整機構6の演算装置62は、所定の制御周期で繰り返しこの姿勢調整処理を実行する。
最初に、演算装置62は、外光DLの強度が閾値を超えているか否かを判定する(ステップST1)。本実施形態では、演算装置62は、フォトダイオード60a〜60jのそれぞれの出力のうちで最も高い検出値が閾値を超えている場合に外光DLの強度が閾値を超えていると判定する。
外光DLの強度が閾値を超えていないと判定した場合(ステップST1のNO)、演算装置62は、今回の姿勢調整処理を終了させる。外光DLの反射光がベーリンググレアVG等の不要な像を生成するほど強くないと判定できるためである。
外光DLの強度が閾値を超えていると判定した場合(ステップST1のYES)、演算装置62は、外光DLの反射光が当たる投影面上の領域(以下、「映り込み領域」とする。)を導出する(ステップST2)。外光DLの反射光がベーリンググレアVG等の不要な像を生成するのに十分な強度であり、ウインドシールドWSにおける不要な像の位置によっては虚像VMの視認性を悪化させるおそれがあると判定できるためである。本実施形態では、演算装置62は、回転角度センサ65の出力に基づいて光学フィルタF5の現在の姿勢を導き出す。そして、最も高い検出値を出力しているフォトダイオードを特定することで、光学フィルタF5の表面に対する外光DLの入射角を導き出す。その上で、光学フィルタF5の現在の姿勢と、光学フィルタF5の表面に対する外光DLの入射角とに基づき、光学フィルタF5の表面で反射した外光DLの反射光の進行方向を導き出す。そして、その進行方向に基づき、外光DLの反射光が当たるウインドシールドWS上の映り込み領域を導き出す。なお、演算装置62は、ステップST1を省略してもよい。すなわち、外光DLの強度にかかわらず、常に映り込み領域を導き出してもよい。
演算装置62は、例えば、メモリ等に予め記憶されている1又は複数のルックアップテーブルを参照することで、外光DLの反射光が当たるウインドシールドWS上の映り込み領域を導き出す。ルックアップテーブルは、例えば、光学フィルタF5の現在の姿勢と、外光DLの入射角と、外光DLの反射光が当たるウインドシールドWS上の映り込み領域との対応関係を記憶した参照テーブルである。演算装置62は、予め設定されている計算式を用いて映り込み領域の位置を導き出してもよい。
その後、演算装置62は、画像表示領域と映り込み領域が重複するか否かを判定する(ステップST3)。本実施形態では、映り込み領域の少なくとも一部が、予め設定されている画像表示領域内に含まれてしまっているか否かを判定する。
ここで、図7を参照し、画像表示領域の配置例について説明する。図7は、右ハンドル仕様の車両に取り付けられているウインドシールドWSを車室内から見たときの状態を示す。但し、画像表示領域R1、映り込み領域R3、R4、注視点PG、中心視野CF、及び周辺視野PFを表す線又は模様は、それぞれの配置を説明するためのものであり、ウインドシールドWS上に実際に表示されるものではない。
画像表示領域R1は、例えば、図7に示すような位置に予め設定されている。画像表示領域R1は、例えば、運転中の運転者の注視点PGの位置に基づいて設定されている。本実施形態では、画像表示領域R1は、注視点PGの周囲にある中心視野CFの外側に配置されている。また、画像表示領域R1は、注視点PGの右側にある右視野で、且つ、注視点PGの下側にある下視野に配置されている。そして、画像表示領域R1の一部は、中心視野CFの周囲にある周辺視野PFに含まれるように配置されている。但し、画像表示領域R1は、注視点PGに関する別の位置に配置されていてもよい。
図7は、画像表示領域R1と映り込み領域R3が部分的に重複している状態を示し、且つ、画像表示領域R1と映り込み領域R4が重複していない状態を示す。図7は、便宜上、映り込み領域R3と映り込み領域R4とを同時に示しているが、実際には、映り込み領域R3と映り込み領域R4とは同時には発生していない。映り込み領域R3をもたらす外光DLの光学フィルタF5の表面に対する入射角は、映り込み領域R4をもたらす外光DLの光学フィルタF5の表面に対する入射角と異なるためである。
画像表示領域と映り込み領域が重複していないと判定した場合(ステップST3のNO)、演算装置62は、今回の姿勢調整処理を終了させる。ウインドシールドWSにおけるベーリンググレアVGの位置が虚像VMの位置から離れているため、虚像VMの視認性を悪化させるおそれがないと判定できるためである。これは、演算装置62が図7の映り込み領域R4を導き出した場合に当てはまる。
画像表示領域R1と映り込み領域が重複していると判定した場合(ステップST3のYES)、演算装置62は、光学フィルタF5の姿勢を変更する(ステップST4)。これは、演算装置62が図7の映り込み領域R3を導き出した場合に当てはまる。本実施形態では、演算装置62は、画像表示領域R1と映り込み領域R3の重複を解消できる光学フィルタF5の目標姿勢を導き出す。
そして、演算装置62は、電動モータ64に対して制御指令を出力し、光学フィルタF5の実際の姿勢をその目標姿勢に合わせるようにする。
ここで、図8を参照し、演算装置62が光学フィルタF5の姿勢を変更して映り込み領域を移動させることによる効果について説明する。図8は、ウインドシールドWSを車室内から見たときの状態を示す。具体的には、図8(A)は、虚像VMとベーリンググレアVGとが重複しているときの状態、すなわち、ベーリンググレアVGを移動させる前の状態を示し、図8(B)〜図8(D)のそれぞれは、ベーリンググレアVGを移動させた後の状態を示す。
図8(A)に示すように、ベーリンググレアVGと虚像VMとが重複していると、虚像VMの視認性は悪化する。演算装置62は、回転角度センサ65及び受光素子60の出力に基づいてこの重複状態を検知する。その上で、演算装置62は、予め登録されている複数の目標姿勢のうちの1つを今回の目標姿勢として設定する。目標姿勢は、例えば、第1軸L2(図4参照。)の回転角度と第2軸L3(図4参照。)の回転角度との組み合わせとして登録されている。
演算装置62は、各種情報に基づいて光学フィルタF5の目標姿勢を動的に決定してもよい。各種情報は、走行速度、走行加速度、操舵角度、走行中の道路の種別、車線数、先行車両の有無、対向車両の有無等を含む。
演算装置62は、電動モータ64に制御指令を出力し、第1軸L2及び第2軸L3のそれぞれの現在の回転角度が目標姿勢に関する回転角度となるように電動モータ64を回転させる。
図8(B)は、演算装置62が第1電動モータ64Aを時計回りに回転させてベーリンググレアVGを右側(+Y側)に移動させた後の状態を示す。図8(C)は、演算装置62が第1電動モータ64Aを反時計回りに回転させてベーリンググレアVGを左側(−Y側)に移動させた後の状態を示す。図8(D)は、演算装置62が第1電動モータ64Aを時計回りに回転させてベーリンググレアVGを右側(+Y側)に移動させ、且つ、第2電動モータ64Bを時計回りに回転させてベーリンググレアVGを上側(+Z側)に移動させた後の状態を示す。
このように、ヘッドアップディスプレイ装置101は、虚像VMとベーリンググレアVGとが重複すると判定した場合に、姿勢調整機構6で光学フィルタF5の姿勢を変更してその重複が解消されるようにする。そのため、ベーリンググレアVGによって虚像VMの視認性が悪化するのを防止できる。
上述のように、ヘッドアップディスプレイ装置101は、レーザ光源LDと、レーザ光源LDからのレーザ光Lcで画像を生成する画像生成部11と、画像生成部11が生成した画像をウインドシールドWSに投影する凹面ミラー22と、凹面ミラー22とウインドシールドWSとの間の光路に配置される光学フィルタF5と備える。そして、光学フィルタF5は、ウインドシールドWS側の任意の方向から反射面に入射する外光DLを、画像表示領域R1以外の領域に向けて反射させるように姿勢変化可能に構成されている。この構成により、ヘッドアップディスプレイ装置101は、外光DLの反射光が画像表示領域R1に向かうのを防止できる。その結果、外光DLの反射光によって虚像VMの視認性が悪化するのを防止できる。また、外光DLが強い環境下であっても虚像VMを見易くすることができる。
ヘッドアップディスプレイ装置101は、望ましくは、1又は複数の受光素子60と、1又は複数の受光素子60のそれぞれに入射する外光DLの入射方向を制限する遮光部61と、1又は複数の受光素子60のそれぞれの出力から、光学フィルタF5の反射面で反射する外光DLの反射光が当たるウインドシールドWS上の映り込み領域を導出する演算装置62とを備える。この構成により、ヘッドアップディスプレイ装置101は、映り込み領域の位置を正確に導き出すことができる。そのため、画像表示領域と映り込み領域が重複するか否かを正確に判定できる。
そして、1又は複数の受光素子60と遮光部61は、望ましくは、光学フィルタF5と一体に配置されている。この構成により、ヘッドアップディスプレイ装置101は、光学フィルタF5の表面に入射する外光DLの入射角を正確に導き出すことができる。そのため、映り込み領域の位置をより正確に導き出すことができ、画像表示領域と映り込み領域が重複するか否かをより正確に判定できる。
ヘッドアップディスプレイ装置101は、望ましくは、光学フィルタF5を駆動する駆動部としての電動モータ64を備える。電動モータ64は、演算装置62の導出結果(映り込み領域の位置)に応じて光学フィルタF5の姿勢を変化させ、ウインドシールドWS上における画像表示領域R1以外の領域に向けて外光DLを反射させる。この構成により、ヘッドアップディスプレイ装置101は、画像表示領域と映り込み領域が重複すると判定した場合、光学フィルタF5の姿勢を自動的に変更できる。ヘッドアップディスプレイ装置101は、光学フィルタF5の姿勢を手動で変更するように観察者STに通知してもよい。この場合、電動モータ64は省略されてもよい。
光学フィルタF5は、望ましくは、レーザ光源LDの波長帯の光に関しては透過率が高く、それ以外の波長帯の光に関しては反射率が高い。この構成により、光学フィルタF5は、画像生成部11からの光LfがウインドシールドWSに至るのを妨げることなく、ウインドシールドWSの外部からの外光DLを画像表示領域R1以外の領域に向けて反射させることができる。
光学フィルタF5は、平板形状を有していてもよく、非平板形状を有していてもよい。具体的には、外光DLを反射する面が凸面形状、凹面形状等の非平板形状であってもよい。凸面形状、凹面形状は、1つの曲率で表される形状であってもよく、2つ以上の曲率で表される形状であってもよい。また、高次の関数で表される形状であってもよく、複数の平面で構成される形状であってもよく、1又は複数の平面と1又は複数の曲面とで構成される形状であってもよい。
また、ヘッドアップディスプレイ装置101は、反射防止コートが施されたディフューザ13を有していてもよい。この構成により、光学フィルタF5を透過する外光DLがディフューザ13で反射して観察者STの目に入るのを防止できる。この場合、ディフューザ13は、外光DLのうち光学フィルタF5を透過する波長を有する光に対する反射防止コートが施されていればよく、他の波長を有する光に対する反射防止コートが施される必要はない。他の波長を有する光は、光学フィルタF5で反射して投影面に向けられるためである。そのため、ディフューザ13は、外光DLに含まれる全波長域の光に対する反射防止コートが施される場合に比べ、低コストで製造され得る。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に制限されることはない。上述した実施形態は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形、置換、改良等が適用され得る。
例えば、ヘッドアップディスプレイ装置101は、自動二輪車、電動車椅子等に搭載されていてもよい。
また、レーザ光源LDは、赤色用のレーザ光源RLD、及び、緑色用のレーザ光源GLDに加え、青色用のレーザ光源を含んでいてもよい。更に、黄色用のレーザ光源を含んでいてもよい。更に、5種類以上のレーザ光源を含んでいてもよい。或いは、1種類のレーザ光源のみを用いる構成であってもよい。また、レーザ光源LDの代わりにLED光源が利用されてもよい。
また、画像生成部11は、レーザ光LcをMEMSミラー等で走査して画像を生成する走査型の画像生成部であってもよい。
また、上述の実施形態では、制御部55は、光Lfの光強度を検出する光強度検出部35の検出結果に基づいて光源駆動部14の出力を制御するが、レーザ光Lcの光強度を検出する光強度検出部35の検出結果に基づいて光源駆動部14の出力を制御してもよい。
演算装置62は、制御部55又は演算処理装置71に統合されてもよい。或いは、制御部55、演算装置62及び演算処理装置71は1つに統合されてもよい。
姿勢調整機構6は、光学フィルタF5を平行移動させるリニアモータを含んでいてもよい。姿勢調整機構6は、例えば、光学フィルタF5をX軸方向に平行移動させるリニアモータ、光学フィルタF5をY軸方向に平行移動させるリニアモータ、及び、光学フィルタF5をZ軸方向に平行移動させるリニアモータのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。
6・・・姿勢調整機構 11・・・画像生成部 12・・・平面ミラー 13・・・ディフューザ 13d・・・駆動部 14、14G、14R・・・光源駆動部 22・・・凹面ミラー 35、35G、35R・・・光強度検出部 41・・・ホログラフィック光学素子 42・・・光学レンズ 51・・・ドライバ 52・・・スリッタ 55・・・制御部 60・・・受光素子 60a〜60j・・・フォトダイオード 61・・・遮光部 61L・・・左遮光部 61R・・・右遮光部 62・・・演算装置 63・・・支持アーム 63C・・・フレーム部 63F・・・固定ピン部 63M・・・可動ピン部 64・・・電動モータ 64A・・・第1電動モータ 64B・・・第2電動モータ 65・・・回転角度センサ 65A・・・第1回転角度センサ 65B・・・第2回転角度センサ 71・・・演算処理装置 101・・・ヘッドアップディスプレイ装置 CF・・・中心視野 DL・・・外光 F5・・・光学フィルタ FL1・・・フーリエ変換レンズ IRA・・・赤外線領域 LD、GLD、RLD・・・レーザ光源 Lc・・・レーザ光 Lf・・・光 NZG、NZR・・・近傍帯域 Rg、Rr・・・波長 OP・・・光学部材 PF・・・周辺視野 PG・・・注視点 ST・・・観察者 VG・・・ベーリンググレア VM・・・虚像 WS・・・ウインドシールド

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源からの光で画像を生成する画像生成部と、
    前記画像生成部が生成した画像を投影面に投影する投影ミラーと、を備える画像表示装置であって、
    前記投影ミラーと前記投影面との間の光路に配置される光学素子を更に有し、
    前記光学素子は、前記投影面側の任意の方向から反射面に入射する外光を、前記投影面における前記画像が投影される領域以外の領域に向けて反射させるように姿勢変化可能に構成されている、
    画像表示装置。
  2. 前記光学素子の姿勢を変化させる駆動部と、
    1又は複数の受光素子と、
    前記1又は複数の受光素子のそれぞれに入射する外光の入射方向を制限する遮光部と、
    前記1又は複数の受光素子のそれぞれの出力から、前記光学素子の反射面で反射する外光の反射光が当たる前記投影面上の領域を導出する演算装置と、を備え、
    前記駆動部は、前記演算装置の導出結果に応じて前記光学素子の姿勢を変化させ、前記投影面における前記画像が投影される領域以外の領域に向けて外光を反射させる、
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記1又は複数の受光素子と前記遮光部は、前記光学素子と一体に配置されている、
    請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記光学素子は、前記光源の波長帯の光に関しては透過率が高く、それ以外の波長帯の光に関しては反射率が高い、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像表示装置。
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