JP2018184522A - 可剥離性水性樹脂組成物 - Google Patents

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柳田純
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Abstract

【課題】一時保護塗膜が薄膜であっても、その塗膜を剥離する際にその塗膜の残留物を生じさせることなく、簡単に全て剥離させることのできる可剥離性被覆塗料として用いるための可剥離性水性樹脂組成物。【解決手段】水系樹脂エマルションに、該エマルションを安定させるのに必要な量の乳化剤(界面活性剤)とは別に、水系樹脂固形分100重量部に対して界面活性剤(固形分)0.5〜5.5重量部をさらに添加して調製した可剥離性水性樹脂組成物を可剥離性被覆塗料として用いる。【選択図】なし

Description

本発明は、ガラス製品、プラスチック製品、ゴム製品又はステンレス製品等の表面を一時的に保護する目的で塗装するための可剥離性被覆塗料として用いる可剥離性水性樹脂組成物に関する。
近年、ガラス製品、プラスチック製品、ゴム製品又はステンレス製品等の輸送時や保管中の損傷、汚染若しくは腐食の防止、プレス加工時の加工面若しくは非加工面の保護、又は表面塗装時に非塗装面の遮蔽(マスキング)等を目的として、これら製品の表面を一時的に保護する必要性が高まっており、そのために使用される可剥離性被覆塗料の需要が増大している。
このような状況を鑑みて、スプレー、ローラー、刷毛等で容易に塗布できるものであって、ガラス製品、プラスチック製品又はステンレス製品等の表面を一時的に保護する目的で可剥離性被覆塗料として用いられる、種々の可剥離性樹脂組成物の開発が行われている。
例えば、特許文献1では保護コロイド性を有する水溶性高分子化合物のソープフリーエマルションからなる表面一時保護用可剥離性被覆組成物が開示されており、特許文献2では接触角70度以上の疎水性皮膜を形成した後、アクリロニトリル等を単量体成分として含有するビニル系共重合物からなる樹脂成分を含有する水性ストリッパブル塗料を塗装するストリッパブル塗膜形成方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1の可剥離性被覆組成物を塗装した場合、特に一時保護皮膜が薄膜の場合は可とう性が不十分で塗膜の一部が切断され、塗膜の破片が残留し易く、その除去が極めて手間である。又、特許文献2の方法では、残留塗膜の問題は軽減されるものの、塗装作業を2段階行う必要があり、作業が煩雑になるという問題が残る。
すなわち、1回の塗装作業で済み、且つ、一時保護皮膜が薄膜であっても塗膜剥離後の塗膜の残留の懸念のない可剥離性樹脂組成物の開発が望まれている。
特公昭50−39685号公報 特開平4−310271号公報
本発明の課題は、一時保護塗膜が薄膜であっても、その塗膜を剥離する際にその塗膜の残留物を生じさせることなく簡単に全て剥離させることのできる、可剥離性被覆塗料として用いるための可剥離性水性樹脂組成物を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意検討した結果、水系樹脂エマルションに、そのエマルションを安定させるのに必要な量の乳化剤(界面活性剤)とは別に、特定の量の界面活性剤をさらに添加することによって調製した水性樹脂組成物を可剥離性被覆塗料として用いると、一時保護塗膜が薄膜であっても、その塗膜を剥離する際にその塗膜の残留物を生じさせることなく、簡単に全て剥離させることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の構成は、以下のようになる。
(1)水系樹脂エマルションと、該エマルションを安定させるのに必要な量の乳化剤(界面活性剤)とは別に、水系樹脂固形分100重量部に対して界面活性剤(固形分)0.5〜5.5重量部とをさらに含有することを特徴とする可剥離性水性樹脂組成物。
(2)前記水系樹脂エマルションが、アクリル系樹脂エマルション、酢酸ビニル系樹脂エマルション、塩化ビニル系樹脂エマルション、塩化ビニリデン系樹脂エマルション、スチレン−ブタジエン系合成ゴム(SBR)エマルション、アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴム(NBR)エマルション、イソブチレン系合成ゴム(IR)エマルション、天然ゴム(NR)のエマルション、変性ポリビニルアルコール樹脂エマルション及びポリウレタン樹脂エマルションからなる群のいずれか1種又は2種以上の混合物である、前記(1)に記載の可剥離性水性樹脂組成物。
(3)前記界面活性剤が、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤のいずれか1種又は2種以上の混合物である、前記(1)又は(2)のいずれかに記載の可剥離性水性樹脂組成物。
本発明によれば、本発明の可剥離性水性樹脂組成物を可剥離性被覆塗料として用いた場合、一時保護塗膜が薄膜であっても、その塗膜を剥離する際にその塗膜の残留物を生じさせることなく、簡単に全ての塗膜を剥離させることが可能となる。
以下、本発明の可剥離性水性樹脂組成物について詳細に説明する。
本発明の可剥離性水性樹脂組成物は、水系樹脂エマルションに、そのエマルションを安定させるのに必要な量の乳化剤(界面活性剤)とは別に、特定の量の界面活性剤をさらに添加するものであり、ガラス製品、プラスチック製品、ゴム製品又はステンレス製品等の表面を一時的に保護する目的で塗装するための可剥離性被覆塗料として用いるものである。特に、一時保護塗膜が薄膜である場合でも、その塗膜を剥離する際にその塗膜の残留物を生じさせることなく、簡単に全て剥離させることができるという優れた組成物である。
本発明の可剥離性水性樹脂組成物に用いられる水系樹脂エマルションとしては、以下の(a)〜(j)に挙げるいずれか1種又は2種以上の混合物が好ましく用いられる。その中でも、(j)のポリウレタン樹脂エマルションが特に好ましい。なお、水系樹脂エマルションの有効成分である重合物(高分子化合物)の数平均分子量としては、特に限定されないが、10,000〜10,000,000の範囲内から適宜選択することができ、100,000〜1,000,000の範囲内のものがより好ましく用いられる。
(a)アクリル系樹脂エマルション:
単量体成分として、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの少なくとも1種以上を含有する重合物又は共重合物(アクリル系樹脂)のエマルションである。アクリル系樹脂は、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチルのいずれか1種以上の単量体を重合したものや、これらとスチレン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸のいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。市販品では、例えば、ボンコート(登録商標)CE−6400(DIC(株)製)を挙げることができる。
(b)酢酸ビニル系樹脂エマルション:
単量体成分として、少なくとも酢酸ビニルを含有する重合物又は共重合物(酢酸ビニル系樹脂)のエマルションである。酢酸ビニル系樹脂は、例えば、酢酸ビニルの単独重合物の他、エチレン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチルのいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。市販品では、例えば、ビニブラン(登録商標)(日信化学工業(株)製)を挙げることができる。
(c)塩化ビニル系樹脂エマルション:
単量体成分として、少なくとも塩化ビニルを含有する重合物又は共重合物(塩化ビニル系樹脂)のエマルションである。塩化ビニル系樹脂は、例えば、塩化ビニルの単独重合物の他、エチレン、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチルのいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。市販品では、例えば、ソルバイン(登録商標)CH(日信化学工業(株)製)を挙げることができる。
(d)塩化ビニリデン系樹脂エマルション:
単量体成分として、少なくとも塩化ビニリデンを含有する重合物又は共重合物(塩化ビニリデン系樹脂)のエマルションである。塩化ビニリデン系樹脂は、例えば、塩化ビニリデンの単独重合物の他、エチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチルのいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。市販品では、例えば、サランラテックス(登録商標)L509(旭化成(株)製)を挙げることができる。
(e)スチレン−ブタジエン系合成ゴムエマルション:
単量体成分として、少なくともスチレンと1,3−ブタジエンとを含有する共重合物(スチレン−ブタジエン系合成ゴム、SBRとも略される。)のエマルションである。スチレン−ブタジエン系合成ゴムは、例えば、スチレンと1,3−ブタジエンとの共重合物の他、さらにアクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリロニトリル、アクリル酸アミド、N−メチロールアクリル酸アミド、メタクリロニトリル、グリシジルメタクリレート、アクリル酸2−メトキシエチルのいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。市販品では、例えば、旭化成SBラテックス(商品名)の各品番(旭化成(株)製)、PCL/SBラテックス(商品名)の各品番(JSR(株)製)を挙げることができる。
(f)アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴムエマルション:
単量体成分として、少なくともアクリロニトリルと1,3−ブタジエンとを含有する共重合物(アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴム、NBRとも略される。)のエマルションである。アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴムは、例えば、アクリロニトリルと1,3−ブタジエンとの共重合物の他、さらにアクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸アミド、N−メチロールアクリル酸アミド、メタクリロニトリル、グリシジルメタクリレート、アクリル酸2−メトキシエチル、イソプレンのいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。市販品では、例えば、Nipol(登録商標)LX550L(日本ゼオン(株)製)を挙げることができる。
(g)イソブチレン系合成ゴムエマルション:
単量体成分として、少なくともイソブチレン(イソブテン)を含有する重合物又は共重合物(イソブチレン系合成ゴム、IRとも略される。)のエマルションである。イソブチレン系合成ゴムは、例えば、イソブチレンの単独重合物の他、さらにイソプレン、無水マレイン酸、スチレン、α−メチルスチレンのいずれか1種以上とを共重合したものを挙げることができる。
(h)天然ゴムのエマルション:
天然ゴム(cis−ポリイソプレン)を主成分とするエマルションである。NRとも略される。
(i)変性ポリビニルアルコール樹脂エマルション:
化学変性されたポリビニルアルコールのエマルションである。変性ポリビニルアルコールとしては、例えば、ポリビニルアルコールとアルデヒド化合物とを脱水縮合して得られるポリビニルアセタールが挙げられ、特に、ポリビニルブチラールとポリビニルホルマールを挙げることができる。
(j)ポリウレタン樹脂エマルション:
ジイソシアネート化合物とジオール化合物とを反応させて得られる重合物(ポリウレタン樹脂)のエマルションである。ポリウレタン樹脂としては特に制限はなく、ジイソシアネート化合物とジオール化合物とを反応させて得られるポリウレタン樹脂を使用することができる。
ジイソシアネート化合物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、水添1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネート化合物、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等の芳香脂肪族ジイソシアネート化合物、トルイレンジイソシアネート、フェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート化合物、これらジイソシアネートの変性物(カルボジイミド、ウレトジオン、ウレトイミン含有変性物など)等が挙げられる。 これらのジイソシアネート化合物は、2種以上を併用してもよい。
ジオール化合物としては、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等のアルキレンオキシドやテトラヒドロフラン等の複素環式エーテルを(共)重合させて得られるジオール化合物が挙げられる。ジオール化合物の具体例としては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリヘキサメチレンエーテルグリコール等のポリエーテルジオール、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリネオペンチルアジペート、ポリ−3−メチルペンチルアジペート、ポリエチレン/ブチレンアジペート、ポリネオペンチル/ヘキシルアジペート等のポリエステルジオール、ポリカプロラクトンジオール等のポリラクトンジオール、ポリカーボネートジオールが挙げられる。また、上記の他、カルボキシル基、スルホン酸基などの酸性基を有するジオール化合物も使用でき、その具体例としては、ジメチロール酢酸、ジメチロールプロピオン酸、ジメチロール酪酸などが挙げられる。 これらのジオール化合物は、2種以上を併用してもよい。
このようなポリウレタン樹脂エマルションは、市販品では、例えば、ハイドラン(登録商標)WLS−201(DIC(株)製)を挙げることができる。
本発明の可剥離性水性樹脂組成物に用いられる前記水系樹脂エマルションの樹脂成分の固形分濃度は、特に限定されないが、30%〜60%であるのが好ましい。又、水系樹脂エマルションには、乳化状態を安定させるために必要な乳化剤(界面活性剤)を含有していてもよく、樹脂成分の単量体の一つとして取り込まれた反応性乳化剤が使用されているもの又は水系樹脂自体が自己乳化性を有するソープフリーのものでもよい。すなわち、該エマルションを安定させるために配合された乳化剤(界面活性剤)の必要量は、水系樹脂の種類によって異なるものであり、水系樹脂固形分100重量部に対して、通常乳化剤固形分として0〜20重量部のものがあり得る。このような乳化剤(界面活性剤)としては、特に限定されないが、後述する各種界面活性剤の1種又は2種以上の混合物が使用されていてもよい。
本発明の可剥離性水性樹脂組成物においてさらに添加される界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤のいずれか1種又は2種以上の混合物が使用できる。
本発明の可剥離性水性樹脂組成物において水系樹脂エマルションを安定させるのに必要な量の乳化剤(界面活性剤)とは別にさらに該組成物に含有する(追加される)界面活性剤の添加量は、前記水系樹脂エマルション中の樹脂固形分100重量部に対して0.5〜5.5重量部であるのが好ましい。さらに含有する(追加される)界面活性剤の量が0.5重量部を下回ると、塗膜の剥離性が低下する恐れがある。又、さらに含有する(追加される)界面活性剤の量が5.5重量部を超えると塗膜の耐水性が低下し、特に洗面所などの高湿度条件下で可剥離性塗膜が白化、溶解する恐れがある。
本発明に用いられる前記非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル; ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル; ポリオキシエチレンモノラウレート、ポリオキシエチレンジステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル; ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオキシエチレンステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン等のポリオキシエチレンアルキルアミン; ラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミド; ポリオキシエチレンステアリン酸アミド等のポリオキシエチレン脂肪酸アミド; ソルビタンモノラウレート等のソルビタン脂肪酸エステル; ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル; ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル; ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油エーテル、ポリオキシエチレンナタネ油エーテル等のポリオキシエチレン植物油エーテル; グリセリンモノラウレート等の脂肪酸モノグリセリド; ポリグリセリンモノラウレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル; ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル; プロピレングリコール脂肪酸エステル; ショ糖脂肪酸エステル; ラウリルグルコシド等のアルキルグルコシド; アルキルポリサッカライド; ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体; ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンステアリルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル; ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンノニルフェノールエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルアリールエーテル; アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、及びこれらの混合物を挙げることができるが、これらに限るものではない。
本発明に用いられる前記アニオン性界面活性剤としては、ラウリン酸カリウム、オレイン酸ナトリウム、ヒマシ油ナトリウム等の脂肪酸セッケン類; オクチルサルフェート、ラウリルサルフェート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルサルフェート、α−オレフィン硫酸エステル塩等の硫酸エステル類; ラウリルスルホネート、ドデシルベンゼンスルホネート、トリイソプロピルナフタレンスルホネート、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム(ジブチルナフタレンスルホネート等)、ナフタレンスルホネートホルマリン縮合物、ラウリン酸アミドスルホネート、オレイン酸アミドスルホネート、α−オレフィンスルホネート等のスルホン酸塩類; ラウリルホスフェート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルホスフェート、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルホスフェート等のリン酸エステル類; ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等のジアルキルスルホコハク酸塩類; スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム等のスルホコハク酸塩類; ジフェニルオキシドジスルホン酸塩類; ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩類; アルキルナフタレンスルホン酸塩類および硫酸塩類など、及びこれらの混合物を挙げることができるが、これらに限るものではない。
本発明に用いられる前記カチオン性界面活性剤としては、ラウリルアミン塩酸塩、ステアリルアミン塩酸塩、オレイルアミン酢酸塩、ステアリルアミン酢酸塩、ステアリルアミノプロピルアミン酢酸塩等のアミン塩類; ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジエチルアンモニウムクロライド、アルキルベンジルジメチルアンモニウムクロライド(塩化ベンザルコニウム等)、ラウリルジヒドロキシエチルメチルアンモニウムクロライド、オレイルビスポリオキシエチレンメチルアンモニウムクロライド、ラウロイルアミノプロピルジメチルエチルアンモニウムエトサルフェート、ラウロイルアミノプロピルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムパークロレート、アルキルベンゼントリメチルアンモニウムクロライド、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド等の4級アンモニウム塩類; N―セチルピリジニウムクロライド等のピリジン化合物類など、及びこれらの混合物を挙げることができるが、これらに限るものではない
本発明に用いられる前記両性界面活性剤としては、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルメチル−β−アラニン、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウムなどのアミノ酸型; ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のベタイン型;ラウリルジメチルアミンN−オキシド等のアルキルアミンオキシド型など、及びこれらの混合物を挙げることができるが、これらに限るものではない
本発明の可剥離性水性樹脂組成物の製造方法としては、例えば、水系樹脂エマルションと界面活性剤を攪拌釜に投入し、10分〜60分程度常温で攪拌して十分に混合させて得ることができる。このとき、水又は他の有機溶剤を本発明の効果を損なわない範囲で添加し、所望の濃度に調整することもできるが、塗付後の塗膜の乾燥効率の観点から、特に差し支えない限り添加しないのが好ましい。又、本発明の可剥離性樹脂水性組成物には、必要に応じて剥離付与剤、消泡剤、タレ止剤、増粘剤、紫外線吸収剤、防腐剤、その他の助剤を本発明の効果を損なわない範囲で添加配合することもできる。
前記のようにして調製された本発明の可剥離性樹脂水性組成物は、刷毛、ローラー、又はスプレー等により被塗物に塗布した後、通常は、常温で乾燥させることにより保護塗膜を形成させる。この際の膜厚としては、目的を達成し得る限り特に制限はないが、乾燥後の塗膜厚として10〜300μm、特に20〜100μmが好ましい。被塗物としては鏡等のガラス製品、アクリル製椅子等のプラスチック製品、又はステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属材料が挙げられる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の説明において、「部」及び「%」はそれぞれ重量部及び重量%を示す。
<可剥離性水性樹脂組成物の調製>
実施例1(可剥離性水性樹脂組成物A):
水性樹脂エマルションとしてNipol(登録商標)LX−551(日本ゼオン(株)製アクリロニトリル・ブタジエン共重合樹脂、樹脂成分固形分濃度:45%、乳化剤として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.2%を含有)100重量部と、界面活性剤としてエマール(登録商標)270J(花王(株)製アニオン性界面活性剤・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、固形分濃度:70%)0.321重量部とを常温で撹拌しながら均一に混ざるまで混合して可剥離性水性樹脂組成物Aを得た。
実施例2〜6、比較例1〜4:
実施例1と同様に、表1に記載の配合に従って各原料を所定濃度で常温で撹拌・混合して各可剥離性水性樹脂組成物B〜Kを得た。その際必要に応じて、水性樹脂エマルションとしてNipol(登録商標)LX−551に替えてハイドラン(登録商標)WLS−201(DIC(株)製水性ウレタン樹脂、樹脂成分固形分濃度:35%、乳化剤を含有しない(ソープフリー)。)を使用し、界面活性剤としてエマール(登録商標)270Jに替えてソフタゾリン(登録商標)LPB−R(川研ファインケミカル(株)製両性界面活性剤・ラウリン酸アミドプロピルベタイン、固形分濃度:30%)を使用した。
<可剥離性被膜の形成>
実施例1〜6及び比較例1〜4で調製した可剥離性水性樹脂組成物A〜Kをガラス板上に、ドクターブレードを用いて乾燥膜厚が約50μmになるように塗布し、気温20℃、相対湿度60%の条件下で乾燥させて試験版を得た。
<評価試験>
実施例10〜16、比較例5〜8:
上記可剥離性水性樹脂組成物A〜Kについて、下記の試験方法にて評価した。結果を表2に示す。
造膜性評価試験:
ガラス板上にドクターブレードを用い、乾燥塗膜が50μmになるように各可剥離性水性樹脂組成物を塗布し、気温20℃、相対湿度60%の条件下で造膜性を確認した。評価は、以下の基準にて行った。
○:異常なし。均一な連続被膜が形成されている。
△:ヒビ割れ状の異常が塗面の30%未満に認められる。
×:ヒビ割れ状の異常が塗面の30%以上に認められる。
剥離性評価試験:
各可剥離性水性樹脂組成物をガラス板上にドクターブレードを用い、乾燥塗膜が50μmになるように塗布し、気温20℃、相対湿度60%の条件下で1日乾燥させた。得られた被膜を同温度下に、カッターで30mm幅の切り込みを入れ、1m/30秒の速度で被膜を剥離した。評価は、以下の基準にて行った。
◎:極めて容易に剥離できる。
○:容易に剥離できる。
△:多少抵抗はあるが、剥離できる。
×:剥離できない。
耐水性評価試験:
各可剥離性水性樹脂組成物をガラス板上にドクターブレードを用い、乾燥塗膜が50μmになるように塗布し、気温20℃、相対湿度60%の条件下で1日乾燥させた。得られた被膜を同温度下で、水滴を一滴垂らし30分後に拭き取り各被膜の変化を目視にて観察した。評価は、以下の基準にて行った。
◎:変化なし。
○:僅かに白化している。
×:溶解している。
マジックインキ除去性評価試験:
ガラス板上に黒、赤、青マジックインキを5cm塗り、30分間放置した後、ガラス板のマジックインキ塗面に、各可剥離性水性樹脂組成物をドクターブレードを用いて乾燥塗膜が約50μmになるように塗布し、気温20℃、相対湿度60%の条件下で1日乾燥させた後、各塗膜を剥離し、各ガラス板上のマジックインキの有無を目視にて観察した。評価は、以下の基準にて行った。
○:マジックインキが残っていない。
△:一部マジックインキが残っている。
×:マジックインキが残っているまたは剥離不可。
Figure 2018184522
*1: Nipol(登録商標)LX−551(日本ゼオン(株)製アクリロニトリル・ブタジエン共重合樹脂、樹脂成分固形分濃度:45%、乳化剤(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)1.2%含有)
*2: ハイドラン(登録商標)WLS−201(DIC(株)製水性ウレタン樹脂、樹脂成分固形分濃度:35%、乳化剤含有せず(ソープフリーエマルション))
*3: エマール(登録商標)270J(花王(株)製アニオン性界面活性剤・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、固形分濃度:70%)
*4: ソフタゾリン(登録商標)LPB−R(川研ファインケミカル(株)製両性界面活性剤・ラウリン酸アミドプロピルベタイン、固形分濃度:30%)
*5: 水系樹脂の固形分100重量部に対して添加された界面活性剤の固形分重量部
Figure 2018184522
可剥離性水性樹脂組成物A〜Gを用いた実施例10〜16において、造膜性、剥離性、耐水性及びマジックインキ除去性のいずれの項目においても良好な結果を示すことが確認された。
すなわち、本発明の可剥離性水性樹脂組成物は可剥離性にすぐれガラス等の素地一時保護効果があり、併せて水ベースの組成物であることから環境保全の面から非常に有用である。
又、本発明の可剥離性水性樹脂組成物は上記の如きガラス等の一次保護剤としてだけでなく、素地についているゴミ・埃、カビ、ヤニ、マジックインキなどを除去するための汚染除去剤としても優れた性能を有することが確認された。
本発明は、ガラス製品、プラスチック製品、ゴム製品又はステンレス製品等の表面を一時的に保護する目的で塗装するための可剥離性被覆塗料として用いる可剥離性水性樹脂組成物に関するものであり、これらの製品を取り扱う各産業分野及びこれに関わる運輸・倉庫業務の産業分野で適用されるものである。

Claims (3)

  1. 水系樹脂エマルションと、該エマルションを安定させるのに必要な量の乳化剤(界面活性剤)とは別に、水系樹脂固形分100重量部に対して界面活性剤(固形分)0.5〜5.5重量部とをさらに含有することを特徴とする可剥離性水性樹脂組成物。
  2. 前記水系樹脂エマルションが、アクリル系樹脂エマルション、酢酸ビニル系樹脂エマルション、塩化ビニル系樹脂エマルション、塩化ビニリデン系樹脂エマルション、スチレン−ブタジエン系合成ゴム(SBR)エマルション、アクリロニトリル−ブタジエン系合成ゴム(NBR)エマルション、イソブチレン系合成ゴム(IR)エマルション、天然ゴム(NR)のエマルション、変性ポリビニルアルコール樹脂エマルション及びポリウレタン樹脂エマルションからなる群のいずれか1種又は2種以上の混合物である、請求項1に記載の可剥離性水性樹脂組成物。
  3. 前記界面活性剤が、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤のいずれか1種又は2種以上の混合物である、請求項1又は2のいずれかに記載の可剥離性水性樹脂組成物。
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