JP2018182843A - 画像形成装置、電源制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助電源の充電を、省電力化を図りつつ行うことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、商用電源500から供給される電力により内部電圧を生成する第1電源部101と、充電可能な第2電源部102と、第1電源部101及び第2電源部102のいずれかから給電されて、画像形成処理を行うための負荷の駆動を行う駆動部400と、省電力モードのときに第2電源部102へ充電を行うか否かの設定を表す設定情報を保存するRAM118と、省電力モードへ移行するときに第2電源部102が充電中であれば、設定情報に応じて第2電源部102への充電を継続又は終了させる制御部300と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
省エネルギー化の要求の高まりに伴い、各種の電気機器は、様々な省電力化の試みがなされている。例えば、画像形成装置は、待機時に、電力供給を最低限にすることで消費電力を抑制している。この場合、画像形成装置は、最も消費電力の大きい部品、例えば熱源を有する定着器への電力供給を停止する。定着器は、熱源への電力供給が停止されることで温度が低下する。そのために定着器は、待機状態から画像形成を行える状態に復帰する際に、温度上昇のための時間を要する。定着器(熱源)の急速加熱は、供給する電力を増加させることで行われる。この場合、定着器に供給される電力が、商用電源から画像形成装置に供給可能な最大電力(例えば1500[W])を超えないように制御される。
商用電源から画像形成装置に供給可能な最大電力を超えないように定着器に供給する電力を増加する方法として、充放電可能な蓄電池を補助電源に用いる方法がある。特許文献1は、起動時、待機状態からの復帰時、及び通紙開始直後と、定着器の温度が上昇した後とで、電源の供給経路を切り替える画像形成装置を開示する。この画像形成装置は、装置の起動時、待機状態からの復帰時、及び通紙開始直後に、最大電力を定着器の加熱に用い、定着器以外の負荷に対しては補助電源から電力を供給する。定着器の温度維持に必要な電力が下がったら、画像形成装置は、定着器以外の負荷に対しても主電源から電力を供給する。特許文献2は、メインスイッチのオフ時に商用電源により蓄電デバイス(補助電源)を充電する画像形成装置を開示する。
特開2006−324226号公報 特開2008−233916号公報
メインスイッチのオフ時に商用電源により補助電源の充電が行われると、次回の画像形成時に定着器の温度を高速に上昇させることができる。しかし、ユーザの意図とは別にメインスイッチのオフ時の省電力化が妨げられる。待機時やスリープ状態時に商用電源により補助電源の充電が行われる場合にも、ユーザの意図とは別に省電力化が妨げられる。
本発明は、上記の問題に鑑み、補助電源の充電を、省電力化を図りつつ行うことができる画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の画像形成装置は、商用電源から供給される電力により直流電圧を生成する第1電源手段と、充電可能な第2電源手段と、前記第1電源手段及び前記第2電源手段のいずれかから給電されて、記録材に画像形成を行うための負荷の駆動を行う駆動手段と、前記駆動手段への給電を停止する給電停止状態のときに前記第2電源手段へ充電を行うか否かの設定を表す設定情報を保存する保存手段と、前記給電停止状態へ移行するときに前記第2電源手段が充電中であれば、前記保存手段に保存される前記設定情報に応じて、前記第2電源手段への充電を継続又は終了させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、駆動手段への給電を停止する動作状態のような省電力時に、第2電源手段の充電を行うか否かを設定することができ、充電と省電力とを選択可能として両立を図ることができる。
画像形成装置の構成図。 操作部の構成図。 スリープモード時の設定を行う設定画面の例示図。 メインスイッチがオフになったときの設定を行う設定画面の例示図。 制御系統の構成図。 各切換部及びメインスイッチの導通状態の説明図。 スリープモードに移行するときの各切換部のタイミングチャート。 スリープモードに移行するときの各切換部のタイミングチャート。 各切換部及びメインスイッチの導通状態の説明図。 スリープモードに移行するときの処理を表すフローチャート。 メインスイッチをオフにしたときの各切換部のタイミングチャート。 メインスイッチをオフにしたときの各切換部のタイミングチャート。 シャットダウンを行うときの処理を表すフローチャート。
本発明の画像読取装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置)
図1は、画像形成装置の構成図である。画像形成装置900は、第1電源部101、第2電源部102、メインスイッチ107、操作部920、画像形成のための構成、及びシート等の記録材913に画像を定着させるための定着器911を備える。画像形成のための構成は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応して設けられる4つの作像ユニット及び中間転写ベルト906を備える。4つの作像ユニットは、同じ構成である。
例えばイエローの画像を形成する作像ユニットは、感光体901y、帯電器902y、露光器903y、及び現像器904yを備える。帯電器902yは、回転する感光体901yの表面を一様に帯電させる。露光器903yは、表面が帯電された感光体901yにレーザ光を照射して、感光体901yの表面に静電潜像を形成する。現像器904yは、静電潜像をイエローの現像剤により顕像することで、感光体901yの表面にイエローの画像を形成する。同様に、現像器904mにはマゼンタの画像が形成される。現像器904cにはシアンの画像が形成される。現像器904kにはブラックの画像が形成される。
各感光体901y、901m、901c、901kに対向して、中間転写ベルト906を挟んだ位置に、一次転写ローラ905y、905m、905c、905kが設けられる。各一次転写ローラ905y、905m、905c、905kは、電圧が印加されることで、各感光体901y、901m、901c、901kに形成された画像を中間転写ベルト906に転写させる。画像の転写は、中間転写ベルト906の回転に応じて、感光体901y、901m、901c、901kの各画像が重畳されるように行われる。これにより中間転写ベルト906にはフルカラーの画像が形成される。
中間転写ベルト906は、回転することで、2次転写内ローラ907及び2次転写外ローラ908で構成される2次転写部に画像を搬送する。2次転写部には、給紙カセット910から記録材913が供給される。記録材913は、中間転写ベルト906に形成された画像が2次転写部へ搬送されるタイミングに合わせて、2次転写部へ搬送される。中間転写ベルト906及び記録材913は、2次転写部において、2次転写内ローラ907及び2次転写外ローラ908に挟まれながら搬送される。これにより中間転写ベルト906上の画像が記録材913に転写される。2次転写部を通過した記録材913は定着器911へ搬送される。
定着器911は、記録材913上の画像を定着ヒータ等の熱源により高温で加熱し且つローラにより加圧することで、該画像を記録材913に定着させる。画像が定着された記録材913は、画像形成装置900の外部に排出される。
図2は、操作部920の構成図である。操作部920は、ユーザインタフェースであり、入力部及び出力部を備える。入力部は、例えばキーボタンやタッチパネルである。キーボタンは、スタートキー402、ストップキー403、テンキー404〜412、414、IDキー413、クリアキー415、リセットキー416、設定キー417、節電キー418等である。スタートキー402は、画像形成動作を開始するためのキーボタンである。ストップキー403は、画像形成動作を中断するためのキーボタンである。テンキー404〜412、414は、数値設定等を行うためのキーボタンである。設定キー417は、各種の設定を行うためのキーボタンである。節電キー418は、画像形成装置900の動作状態を、通常動作時やスタンバイ時よりも消費電力量が少ない省電力モード(スリープモード)に切り替えるためのキーボタンである。出力部は、本実施形態では表示部420である。表示部420は、画像の表示の他にタッチパネルとして機能する。図2の例では、表示部420にコピー処理時の設定画面が表示される。ユーザは、この設定画面から、表示部420のタッチパネル機能やキーボタンの操作により、コピー処理の枚数、サイズ変更、濃度、両面コピー等の設定を行うことができる。
図3は、表示部420に表示される、スリープモード時の設定を行う設定画面の例示図である。設定キー417が押下されることで、表示部420に設定メニューが表示される。ユーザが設定メニューからスリープモード時の動作設定を選択することで、図3の設定画面が表示される。図3の設定画面では、スリープモード時に第2電源部102への充電を行うか否かが設定可能である。ユーザが「する」ボタン451を選択することで、スリープモード時に第2電源部102への充電が行われる。ユーザが「しない」ボタン452を選択することで、スリープモード時に第2電源部102への充電が行われない。ユーザは、この設定画面によりスリープモード時に第2電源部102への充電を行うか否かが選択可能となる。
図4は、表示部420に表示される、メインスイッチ107がオフになったときの設定を行う設定画面の例示図である。設定キー417が押下されることで、表示部420に設定メニューが表示される。ユーザが設定メニューからメインスイッチ107がオフになったときの動作設定を選択することで、図4の設定画面が表示される。図4の設定画面では、メインスイッチ107がオフになったときに第2電源部102への充電を行うか否かが設定可能である。ユーザが「する」ボタン455を選択することで、メインスイッチ107がオフになったときに第2電源部102への充電が行われる。ユーザが「しない」ボタン456を選択することで、メインスイッチ107がオフになったときに第2電源部102への充電が行われない。ユーザは、この設定画面によりメインスイッチ107がオフになり、シャットダウンを行うときに第2電源部102への充電を行うか否かが選択可能となる。
(制御系統)
図5は、画像形成装置900の動作を制御するための制御系統の構成図である。この制御系統は、第1電源部101、第2電源部102、及び定着器911の定着ヒータ105に電力を供給して加熱するための定着電源部113、の動作を制御する構成を主に表す。
制御系統は、第1切換部103、第2切換部104、第3切換部108、及び制御部300を備える。制御部300は、操作部920、定着器911、定着電源部113、第1電源部101、第2電源部102、第2切換部104、第3切換部108、メインスイッチ107、駆動部400に接続される。第1切換部103はノーマルクローズのリレーであり、商用電源500から第1電源部101への電力の供給経路に設けられる。そのために、第2電源部102の電池残量が無い場合であっても、第1電源部101が制御部300へ給電可能である。第2切換部104は、第1電源部101から第2電源部102への電力の供給経路に設けられる。
第1電源部101は、主電源であり、商用電源500から供給されるAC電圧を画像形成装置900内で用いる直流電圧(内部電圧と称する)に変換し、制御部300及び駆動部400へ供給する。第2電源部102は、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池や電気二重層キャパシタなどの充電可能な補助電源である。第2電源部102は、第1電源部101から供給される内部電圧により充電される。第2電源部102は、制御部300及び駆動部400へ電力を供給可能である。定着電源部113は、定着ヒータ105を加熱するために設けられる専用電源である。定着電源部113は、商用電源500から供給されるAC電圧に応じた電力を定着ヒータ105に供給する。定着電源部113は、制御部300の制御により、スリープモード時のような省電力時には定着ヒータ105への電力供給を停止する(給電停止状態)。
メインスイッチ107は、画像形成装置900の主電源のオン、オフを切り替えるためにユーザにより操作される。メインスイッチ107は、機械的に電源供給ラインの導通を制御するものではなく、電気的な信号を制御部300に入力するキーボタンの一種である。
定着器911は、定着ヒータ105の温度を検知するための温度検知部115を備える。温度検知部115は、温度の検知結果を制御部300に入力する。温度検知部115は、例えばサーミスタで実現される。駆動部400は、制御部300の制御により、画像形成装置900内のモータ等の画像形成のための負荷の駆動制御を行う。駆動部400は、第1電源部101及び第2電源部102のいずれかから電力供給されて動作する。スリープモードのように消費電力を削減する電力削減状態では、駆動部400への電力供給が停止される。
制御部300は、CPU(Central Processing Unit)106、ROM(Read Only Memory)117、及びRAM(Random Access Memory)118を備えるコンピュータである。CPU106は、ROMからコンピュータプログラムを読み込み、RAM118を作業領域に用いて実行することで、画像形成装置900の動作を制御する。特に制御部300は、第1電源部101及び第2電源部102の動作を制御する電源制御装置として機能する。RAM118は、図3、図4の設定画面による設定を表す設定情報を保存する。制御部300は、第4切換部114、電池残量監視部110、及びDC/DC変換部116を備える。
電池残量監視部110は、第2電源部102の電池残量(充電状態)を監視する。電池残量監視部110は、第2電源部102の電池残量をCPU106に通知する。DC/DC変換部116は、第1電源部101及び第2電源部102のいずれかから供給される電圧を、CPU106の動作電圧に変換して、CPU106に供給する。
図6は、画像形成装置900の動作状態に応じた各切換部及びメインスイッチ107の導通状態を表す。第2切換部104、第3切換部108、及び第4切換部114は、CPU106により導通制御される。第1切換部103は、第2電源部102及び第3切換部108により導通状態が制御される。
第1切換部103がオン(導通)の場合、第1電源部101は、商用電源500から入力されるAC電圧から内部電圧を生成して制御部300に供給する。第1切換部103がオフ(遮断)の場合、第1電源部101は、商用電源500からAC電圧が入力されないために、制御部300への内部電圧の供給を行わない。
第2切換部104がオン(導通)の場合、第2電源部102は、第1電源部101から出力される内部電圧により充電される。第2切換部104がオフ(遮断)の場合、第2電源部102は、充電されない。第3切換部108がオン(導通)の場合、第1切換部103がオンになる。第3切換部108がオフ(遮断)の場合、第1切換部103がオフになる。第4切換部114は、制御部300への給電が第1電源部101及び第2電源部102のいずれにより行われるかの切り換えに用いられる。第4切換部114がA側と導通する場合、第1電源部101から制御部300への給電が行われる。第4切換部114がB側と導通する場合、第2電源部102から制御部300への給電が行われる。
第2電源部102は、プリントスタート直後(画像形成開始時)のように定着器911へ多くの電力を供給する必要がある動作状態のときに、第4切換部114がB側と導通して、制御部300及び駆動部400への給電に用いられる。第4切換部114は、メインスイッチ107がオフのときにもB側と導通する。動作状態がスタンバイ、プリント中(画像形成中)、或いはメインスイッチ107がオフの場合、第4切換部114がA側と導通する。この場合、第1電源部101が制御部300及び駆動部400への給電に用いられる。
CPU106は、電池残量監視部110を用いて第2電源部102の電池残量が所定量以下になったと判断した場合に、第2電源部102の充電を行う。この場合、CPU106は第2切換部104をオンにして、第1電源部101に第2電源部102を充電させる。本実施形態では、動作状態がスタンバイのときに第2切換部104がオンになり、第2電源部102が充電される。他の動作状態では、第2切換部104がオフになり、第2電源部102が充電されない。
(スリープモード移行時の処理)
図7は、動作状態がスリープモードに移行するときの各切換部のタイミングチャートである。ここでは画像形成装置900の動作状態がスタンバイであり、第2電源部102が充電中である。図3の設定画面により、スリープモード時に第2電源部102の充電を行うことが設定されているものとする。操作部920から節電キー418が押下されたことを示す信号を受信したとき、或いはスタンバイが所定時間経過して自動的に、制御部300はスタンバイからスリープモードへの移行処理を開始する。
CPU106は、スリープモードへの移行処理を開始してもスタンバイ時から継続して第2電源部102を充電する。つまり第1切換部103、第2切換部104、第3切換部108がオンであり、第4切換部114がA側と導通する。CPU106は、電池残量監視部110により第2電源部102の充電量(電池残量)を監視し、充電量が所定量以上になると第2電源部102の充電を終了する。この場合、CPU106は、第2切換部104をオフにする。CPU106は、これにより消費電力を抑制したスリープモードに移行する。なお、充電量(電池残量)の閾値となる所定量は、第2電源部102が制御部300や駆動部400を駆動するのに十分な電力量である。
図8は、動作状態がスリープモードに移行するときの各切換部のタイミングチャートである。ここでは画像形成装置900の動作状態がスタンバイであり、第2電源部102が充電中である。図3の設定画面により、スリープモード時に第2電源部102の充電を行わないことが設定されているものとする。操作部920から節電キー418が押下されたことを示す信号を受信したとき、或いはスタンバイが所定時間経過して自動的に、制御部300はスタンバイからスリープモードへの移行処理を開始する。
CPU106は、スリープモードへの移行処理を開始すると、電池残量監視部110の監視結果によらず、第2電源部102の充電を直ちに終了する。つまりCPU106は、第2切換部104をオフにする。ここで、次の動作時に第2電源部102の充電量(電池残量)が不十分である場合、第2電源部102が使用できない。その場合、第2電源部102が使用されず、第1電源部101が制御部300へ給電する。図9は、この場合の画像形成装置900の動作状態に応じた各切換部及びメインスイッチ107の導通状態を表す。プリントスタート直後に第1切換部103及び第3切換部108がオンになり、第2切換部104はオフになり、第4切換部114がA側と導通するために、第1電源部101が制御部300へ給電する。
つまり、第2電源部102の充電量が十分であれば、プリントスタート直後に、第2電源部102が制御部300及び駆動部400への給電を行う。第2電源部102の充電量が不十分であれば、プリントスタート直後に、第1電源部101が制御部300及び駆動部400への給電を行う。プリントスタート直後は、定着ヒータ105を急速に加熱する必要があるため、通常は第2電源部102が制御部300及び駆動部400への給電を行い、商用電源500からの電力は、定着電源部113に供給される。第2電源部102の充電量が不十分である場合のみ、プリントスタート直後に第1電源部101が制御部300及び駆動部400への給電を行うことになる。
図10は、動作状態がスタンバイからスリープモードに移行するときの処理を表すフローチャートである。
制御部300は、スタンバイで第2電源部102に充電を開始する(S502)。第1切換部103、第2切換部104、第3切換部108がオンになり、第2電源部102が充電される。第4切換部114がA側と導通するために、制御部300は、第1電源部101から給電される。節電キー418が押下されるまでスタンバイが継続され、第2電源部102が充電される(S503)。節電キー418が押下された場合(S503:Y)、制御部300は、スリープモード時に第2電源部102の充電を行うか否かを判断する(S504)。制御部300は、RAM118が保存する設定情報を確認してこの判断を行う。
スリープモード時に充電を行う場合(S504:Y)、制御部300は、第2電源部102の充電量(電池残量)が所定量以上になるまで、第2電源部102の充電を継続する(S505)。スリープモード時に充電を行わない場合(S504:N)、或いは第2電源部102の充電量が所定量以上になった場合(S505:Y)、制御部300は、第2電源部102の充電を終了する(S506)。これにより第2切換部104がオフになる。
第2電源部102の充電を終了した制御部300は、画像形成装置900の動作状態をスリープモードに移行する(S507)。制御部300は、スリープモードからの復帰要因があるまで、スリープモードを継続して低消費電力状態となる(S508)。本実施形態では、スリープモードからの復帰要因が節電キー418の押下である。制御部300は、操作部920から節電キー418が押下されたことを示す信号を受信すると(S508:Y)、スリープモードからスタンバイに復帰する。スタンバイに復帰することで、制御部300は、第2電源部102への充電を再開する。
(シャットダウン時の処理)
図11は、メインスイッチ107をオフにしたときの各切換部のタイミングチャートである。ここでは画像形成装置900の動作状態がスタンバイであり、第2電源部102が充電中である。図4の設定画面により、メインスイッチ107をオフにしたときに第2電源部102の充電を行うことが設定されているものとする。制御部300は、メインスイッチ107がオフになったことを示す信号を受信したとき、或いはスタンバイが所定時間経過して自動的にシャットダウン処理を行う。
CPU106は、シャットダウンにより画像形成装置900が動作停止する前に、第2電源部102の充電量が所定量以上になるまで、充電を継続する。つまり第1切換部103、第2切換部104、第3切換部108がオンであり、第4切換部114がA側と導通する。CPU106は、電池残量監視部110により第2電源部102の充電量(電池残量)を監視し、充電量が所定量以上になると第2電源部102の充電を終了する。この場合、CPU106は、第1切換部103、第2切換部104、及び第3切換部108をオフにし、第4切換部114をB側と導通させる。なお、充電量(電池残量)の閾値となる所定量は、図6のプリントスタート直後の状態で、第2電源部102が制御部300や駆動部400を駆動するのに十分な電力量である。
図12は、メインスイッチ107をオフにしたときの各切換部のタイミングチャートである。ここでは画像形成装置900の動作状態がスタンバイであり、第2電源部102が充電中である。図4の設定画面により、メインスイッチ107をオフにしたときに第2電源部102の充電を行わないことが設定されているものとする。制御部300は、メインスイッチ107がオフになったことを示す信号を受信したとき、或いはスタンバイが所定時間経過して自動的にシャットダウン処理を行う。
CPU106は、シャットダウン処理を開始すると、電池残量監視部110の監視結果によらず、第2電源部102の充電を直ちに終了する。つまりCPU106は、第1切換部103、第2切換部104、及び第3切換部108をオフにし、第4切換部114をB側と導通させる。ここで、次の動作時に第2電源部102の充電量(電池残量)が不十分である場合、第2電源部102は使用できない。その場合、第2電源部102を使用せず、第1電源部101が制御部300へ給電する。つまり、図9に示すように、プリントスタート直後に第1切換部103及び第3切換部108がオンになり、第2切換部104はオフになり、第4切換部114がA側と導通するために、第1電源部101が制御部300へ給電する。
図13は、スタンバイからシャットダウンを行うときの処理を表すフローチャートである。
制御部300は、スタンバイで第2電源部102に充電を開始する(S602)。第1切換部103、第2切換部104、第3切換部108がオンになり、第2電源部102が充電される。第4切換部114がA側と導通するために、制御部300は、第1電源部101から給電される。メインスイッチ107がオフにされるまでスタンバイが継続され、第2電源部102が充電される(S603)。メインスイッチ107がオフにされた場合(S603:Y)、制御部300は、シャットダウン時に第2電源部102の充電を行うか否かを判断する(S604)。制御部300は、RAM118が保存する設定情報を確認してこの判断を行う。
シャットダウン時に充電を行う場合(S604:Y)、制御部300は、第2電源部102の充電量(電池残量)が所定量以上になるまで、第2電源部102の充電を継続する(S605)。シャットダウン時に充電を行わない場合(S604:N)、或いは第2電源部102の充電量が所定量以上になった場合(S605:Y)、制御部300は、第2電源部102の充電を終了する(S606)。これにより、第1切換部103、第2切換部104、及び第3切換部108がオフになり、第4切換部114がB側と導通にする。
第2電源部102の充電を終了した制御部300は、画像形成装置900の動作を停止する(S607)。制御部300は、メインスイッチ107のオンにより再起動されるまで、画像形成装置900の動作を停止する(S608)。制御部300は、メインスイッチ107がオンされたことを示す信号を受信すると(S608:Y)、起動処理を行う(S609)。起動処理により、画像形成装置900は、第1切換部103、第2切換部104、及び第3切換部108がオンになり、第4切換部114をA側と導通してスタンバイに復帰する。これにより制御部300は、第2電源部102への充電を再開する。
以上のような構成の画像形成装置900は、定着ヒータ105の加熱専用に定着電源部113を備えるために、定着ヒータ105の急速加熱が可能である。また、ユーザによる設定に応じて、スリープモード時やメインスイッチ107をオフにするときのような消費電力を削減する電力削減状態のときに、補助電源である第2電源部102の充電の継続又は終了が判断される。つまりユーザの設定により、第2電源部102の充電完了後にスリープモードやシャットダウンに動作状態が切り替わるか、充電未完であってもスリープモードやシャットダウンに動作状態が切り替わるか、が判断される。第2電源部102の充電が未完であっても動作状態をスリープモードやシャットダウンに動作状態を切り替えることが可能であるために、省電力を優先させることができる。

Claims (8)

  1. 商用電源から供給される電力により直流電圧を生成する第1電源手段と、
    充電可能な第2電源手段と、
    前記第1電源手段及び前記第2電源手段のいずれかから給電されて、記録材に画像形成を行うための負荷の駆動を行う駆動手段と、
    前記駆動手段への給電を停止する給電停止状態のときに前記第2電源手段へ充電を行うか否かの設定を表す設定情報を保存する保存手段と、
    前記給電停止状態へ移行するときに前記第2電源手段が充電中であれば、前記保存手段に保存される前記設定情報に応じて、前記第2電源手段への充電を継続又は終了させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記第2電源手段の電池残量を監視する監視手段をさらに備えており、
    前記制御手段は、前記設定情報に応じて前記第2電源手段への充電を継続する場合に、前記監視手段による監視の結果、前記電池残量が所定量以上になれば前記第2電源手段への充電を終了して前記給電停止状態へ移行することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記設定情報に応じて前記第2電源手段への充電を終了する場合に、前記監視手段による監視の結果によらず、前記第2電源手段への充電を終了して前記給電停止状態へ移行することを特徴とする、
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 熱源により加熱することで前記記録材に画像を定着させる定着手段と、
    前記商用電源から供給される電力により、前記熱源へ給電する第3電源手段と、をさらに備えており、
    前記制御手段は、画像形成開始時に、前記商用電源から前記第1電源手段への電力の供給を遮断し、前記第2電源手段に前記駆動手段への給電を行わせることを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2電源手段の充電量が前記駆動手段の駆動に不十分な場合に、前記商用電源から前記第1電源手段へ電力を供給させて、前記第1電源手段から前記駆動手段への給電を行わせることを特徴とする、
    請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記商用電源から前記第1電源手段への電力の供給経路に設けられる第1切換手段と、
    前記第1電源手段で生成された前記直流電圧を前記第2電源手段へ供給する供給経路に設けられる第2切換手段と、をさらに備えており、
    前記第1切換手段は、ノーマルクローズのリレーであり、
    前記第2切換手段は、前記制御手段により導通が制御され、導通しているときに前記第2電源手段が充電され、遮断しているときに前記第2電源手段が充電されないことを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記設定を行うための設定画面を表示するための表示手段と、
    前記設定画面に応じて前記設定を行うための入力手段と、を備えることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 商用電源から供給される電力により直流電圧を生成する第1電源手段と、
    充電可能な第2電源手段と、
    消費電力を削減する電力削減状態のときに前記第2電源手段へ充電を行うか否かの設定を表す設定情報を保存する保存手段と、
    前記電力削減状態へ移行するときに前記第2電源手段が充電中であれば、前記保存手段に保存される前記設定情報に応じて、前記第2電源手段への充電を継続又は終了させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    電源制御装置。
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