JP2018182839A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2018182839A
JP2018182839A JP2017076459A JP2017076459A JP2018182839A JP 2018182839 A JP2018182839 A JP 2018182839A JP 2017076459 A JP2017076459 A JP 2017076459A JP 2017076459 A JP2017076459 A JP 2017076459A JP 2018182839 A JP2018182839 A JP 2018182839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
frame
air
rotary shaft
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017076459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6764823B2 (ja
Inventor
山崎 豪
Go Yamazaki
豪 山崎
竜馬 長谷川
Ryoma Hasegawa
竜馬 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2017076459A priority Critical patent/JP6764823B2/ja
Publication of JP2018182839A publication Critical patent/JP2018182839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6764823B2 publication Critical patent/JP6764823B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】充分な通風冷却機能を有し、小形軽量に構成できる回転電機を提供する。
【解決手段】 回転軸12と一体の回転子13、及びこの回転13子の外周に対向配置された固定子14を有する.固定子14の外周を包囲するフレーム15の端面部には回転軸12を支承する軸受22が設けられ、軸受22周囲には吸気口23が形成されている。漏斗形状の導風部材27を用いる。その漏斗形状の内面27aが吸気口23と対向する状態で、外円縁部23bがフレーム15の端面部15aの内面に取付けられる。また、内円部27cは、回転軸12の外周と間隔を保って配置され、回転軸12に設けられた内扇24の回転に伴い吸気口23を通して吸気された冷却気を回転子13の軸方向に沿って導風する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、通風冷却構造を改良した回転電機に関する。
一般に、発電機などの回転電機は、回転電機本体のフレーム上に冷却器を一体的に設け、回転電機本体部で発生した熱気を冷却器に導き、冷却された空気を再び回転電機本体内部に供給する循環式の冷却方式が採られている。この方式では、回転電機本体内と冷却器との間で空気を循環させて冷却することから、外気と遮断した全閉型に構成でき、設置環境を選ばないなどの特徴と有する。
しかし反面、回転電機本体のフレーム上に冷却器を一体的に設けるため全体構造が大形化し、かつ重量化する。
近時、トレーラのコンテナ内に発電設備を搭載した所謂移動式発電設備の需要がある。このように、トレーラに発電設備を搭載する場合、発電機は小型軽量であることが要求される。
特開2016-88315号公報
前述した冷却器を一体的に有する全閉型の回転電機を発電機とした場合、重量及び形状が大形であるため。トレーラのコンテナ内に搭載して移動式に構成することが困難であった。
本発明は、充分な通風冷却機能を有し、小形軽量に構成できる回転電機を提供することにある。
本発明の実施の形態に係る回転電機は、回転軸と一体の回転子、及びこの回転子の外周に対向配置された固定子を有する回転電機であって、前記固定子の外周を包囲すると共にその端面部には前記回転軸を支承する軸受が設けられ、前記端面部の前記軸受周囲には吸気口が形成されたフレームと、漏斗形状を成し、その漏斗形状の内面が前記吸気口と対向する状態で、外円縁部が前記フレームの前記端面部の内面に取付けられ、内円部は前記回転軸の外周と間隔を保って配置され、前記回転軸に設けられた内扇の回転に伴い前記吸気口を通して吸気された冷却気を前記回転子の軸方向に沿って導風する導風部材とを備えたことを特徴とする。
この実施形態によれば、外気を効率よく吸気して内部冷却効果を高め、小型軽量化が可能となり、各種用途に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る回転電機の端面部分を表す正面図である。 図1で示した回転電機の端部における内部構成を示す一部断面図である。 図2で示した回転電機内で用いられる導風板の形状を表す斜視図である。 図3で示した導風板の形状を表すもので(a)は正面図、(b)は側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
この実施の形態では、回転電機の一例として、トレーラのコンテナ内等に設置されるブラシレス発電機を例示しており、図1は、その一端部の端面形状を示し、図2は、図1で示した部分の内部構成を説明するもので、側面上半部を断面形状として示している。
このブラシレス発電機(以下、単に発電機と呼ぶ)11は、回転軸12と一体の回転子13、及びこの回転子13の外周に、内周が間隙を保って対向配置された固定子14を有する。固定子14の外周及びこれら回転子13及び固定子14を含む回転電機本体部は、フレーム15により包囲されている。
なお、図中16は、固定子コイルのコイルエンドを示す。また、17は回転子コイルの巻回部断面を示し、リテーニングリング18及びエンドプレート19により固定されている。
フレーム15の端面部15aには、ブラケット21を介して軸受22が設けられており、回転軸12を回転自在に支承している。また、端面部15aの、軸受22の周囲には吸気口23が形成されている。回転軸12の、フレーム15内における軸受22近くには内扇24が一体的に取り付けられており、図2において矢印で示すように、回転軸12の回転に伴い吸気口23を介して冷却用の外気を吸気する。
ここで、この実施の形態における発電機11は、前述のようにトレーラのコンテナ内等、比較的清浄な外気環境に設置されるものであり、外気導入式の通風冷却方式を採用する。このため、固定子14の外周上部と対向するフレーム15の上部両側面には図示しない排気口が形成されている。
フレーム15内の軸受22近くには導風部材27が設けられている。この導風部材27は図3及び図4で示すように漏斗形状を成す。そして、その漏斗形状の内面(導風面)27aが吸気口23と対向する状態で、外円縁部27bが、フレーム15の端面部15aの内面に図2で示すように一体的に取付けられる。また、導風部材27の筒状の内円部27cは、図2で示すように、回転軸12の外周と間隔を保って配置される。すなわち、導風部材27の内円部27cは、図2で示すように、回転軸12に取り付けられた内扇24の外縁部近くに位置している。そして、内扇24の回転に伴い、吸気口23を通して吸気された冷却気を、回転子13の軸方向に沿って導風する。
なお、回転軸12の反対側端部(図示右側の図示は省略したが、上述した構成とほぼ同等に構成されている。
ここで、導風部材27の、外円縁部27bから内円部27cに至る直径方向に沿う断面形状は、楕円の弧の曲線とする。導風部材27は成形型を用いてFRP材により成形するが、上述のように楕円の弧の曲線とすることにより、成形型の作成に当たり既知の楕円の式を適用することにより容易に制作可能であり、製造工程が簡略化される。また、導風部材27の導風面27aを楕円の弧の形状としたことにより、吸気口23からの外気を、外円縁部27bから内扇部に至る広範囲で円滑に導風することができ通気効率が向上する。
導風部材27は複数部分に分割されている。図3及び図4の例では上下に2分割されており、これら各分割部分27A,27Bは、漏斗形状へ組み立てられる。この組立時に互いに接する部分には、冷却気の風下側(導風面27aの裏面側)に接曲形成された接合片27dが設けられている。漏斗形状への組み立てに当ってはこれら接合片27dを相互に連結する。
このように接合片27dを冷却気の風下側に接曲形成したことにより、導風面27aには突起物がなく円滑に導風できる。また、導風面27aと対向するフレーム15の端面部15aの内面との距離を短くでき、フレーム15の軸方向寸法を短くすることができる。
上記構成において、回転子13と一体の回転軸12が回転することにより内扇24も回転し、吸気口23から外気を導入する。導入された外気は導風部材27の導風面27aに沿って導風され、内円部27cから回転子13及び固定子14部分に流れ、これらを冷却した後フレーム15の上部両側面に設けられた図示しない排気口から機外に排気される。
ここで、導風部材27の導風面27aは、前述のように楕円の弧の曲線により形成されているので、吸気口23からの外気を、外円縁部27bから内扇部に至る広範囲で円滑に導風することができ、通気効率が向上する。
また、従来の全閉型で用いられたフレーム上部の冷却器を用いないことから大幅な軽量化及び小型化が可能となる。また、従来の冷却器との間で循環通風する場合は、フレームの軸方向両端部に、冷却器からの空気を回転電機本体の回転軸方向に導く通風路を設けなければならず、軸方向の寸法が大きくなってしまった。しかし、実施形態による構造では、冷却器からの空気を循環通風させるための上述したフレーム両端部における通風路が不要となるため、フレームの軸方向寸法を短縮することができる。このことからも小型化が促進される。
上記実施の形態では、回転電機として、トレーラのコンテナ内等に設置されるブラシレス発電機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電動機を含む一般的な回転電機にも適用することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…回転電機
12…回転軸
13…回転子
14…固定子
15…フレーム
15a…端面部
21…ブラケット
22…軸受
23…吸気口
24…内扇
25…排気口
27…導風部材
27a…導風面
27b…外円縁部
27c…内円部
27d…接合片

Claims (3)

  1. 回転軸と一体の回転子、及びこの回転子の外周に対向配置された固定子を有する回転電機であって、
    前記固定子の外周を包囲すると共にその端面部には前記回転軸を支承する軸受が設けられ、前記端面部の前記軸受周囲には吸気口が形成されたフレームと、
    漏斗形状を成し、その漏斗形状の内面が前記吸気口と対向する状態で、外円縁部が前記フレームの前記端面部の内面に取付けられ、内円部は前記回転軸の外周と間隔を保って配置され、前記回転軸に設けられた内扇の回転に伴い前記吸気口を通して吸気された冷却気を前記回転子の軸方向に沿って導風する導風部材と、
    を備えた回転電機。
  2. 前記導風部材の、前記外円縁部から内円に至る直径方向に沿う断面形状が、楕円形の曲線であることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記導風部材は複数部分に分割されており、これら各分割部分の、前記漏斗形状への組立時に互いに接する部分には、前記冷却気の風下側に接曲形成され、相互に連結される接合片が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
JP2017076459A 2017-04-07 2017-04-07 回転電機 Active JP6764823B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017076459A JP6764823B2 (ja) 2017-04-07 2017-04-07 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017076459A JP6764823B2 (ja) 2017-04-07 2017-04-07 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018182839A true JP2018182839A (ja) 2018-11-15
JP6764823B2 JP6764823B2 (ja) 2020-10-07

Family

ID=64276148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017076459A Active JP6764823B2 (ja) 2017-04-07 2017-04-07 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6764823B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113224909A (zh) * 2021-03-04 2021-08-06 张远 一种气流流经散热单元的驱动电机
WO2021186526A1 (ja) * 2020-03-17 2021-09-23 三菱電機株式会社 回転電機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021186526A1 (ja) * 2020-03-17 2021-09-23 三菱電機株式会社 回転電機
CN113224909A (zh) * 2021-03-04 2021-08-06 张远 一种气流流经散热单元的驱动电机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6764823B2 (ja) 2020-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012229657A (ja) 遠心ファン
JP2015208101A (ja) かご形電動機
JP2007224779A (ja) ファンモータ
CN102684394A (zh) 马达组件
JP2014033584A (ja) 回転電機の風冷構造
JP2016135026A (ja) 回転装置
JP2016005377A (ja) 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機
JP6084561B2 (ja) 回転電機
JP4897587B2 (ja) 回転電機
JP2018182839A (ja) 回転電機
JP2008220054A (ja) 車両駆動用全閉型電動機
JP2015048754A (ja) 送風機
JP2007244177A (ja) 回転電機
JP2013106411A (ja) 回転電機
JP2007318919A (ja) 車両用全閉形電動機
JP2016100953A (ja) 回転電機
JP6950422B2 (ja) 遠心ファン
JP5724301B2 (ja) 発電機の冷却構造
JP2014166061A (ja) 全閉外扇形回転電機
BR202014016348U2 (pt) Cooling device for axial fan
JP2018148776A (ja) 回転電機
JP2018026920A (ja) モータ
JP2016213936A (ja) 回転電機
KR200486068Y1 (ko) 하우징 냉각구조
JP2014212586A (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190522

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6764823

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250