JP2018182751A - 音処理装置および音処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
ステレオ等の複数チャンネルの有する音信号の雑音を抑制する雑音抑制装置においては、ステレオ成分の雑音を抑制する技術が知られている(特許文献1等参照)。
本発明のプログラムは、第1集音部による第1音データと、第2集音部による第2音データとを入力する処理と、前記第1音データと前記第2音データとの、少なくとも1つの周波数領域における振幅の比を算出する処理と、前記第1音データと前記第2音データとのうち少なくとも一方から、一部の音データを除去する処理と、少なくとも一方から前記一部の音データが除去された前記第1音データと前記第2音データの前記周波数領域における振幅の比を、前記一部の音データを除去しない時間帯に集音された前記第1音データと前記第2音データとの前記周波数領域における振幅の比に近づける処理とをコンピュータに実行させる構成とした。
(第1実施形態)
図1は、本発明における音処理装置の一実施形態であるカメラ1を示し、図1(a)はそのブロック構成図、図1(b)はカメラ1の概念正面図である。
図1(a)に示すように、カメラ1は、カメラ本体10と、レンズ鏡筒20とにより構成されている。カメラ1は、自動的に合焦するオートフォーカス(以下AFと略記する)機能を備えている。また、カメラ1は、静止画と動画の何れも撮影可能であって、動画撮影時には画像と同時に音をステレオで記録可能である。
撮像素子11は、CCD等の光電変換素子により構成され、レンズ鏡筒20の結像光学系によって結像された被写体像光を電気信号に変換する。
画像処理部12は、撮像素子11から出力されるアナログの画像情報をA/D変換すると共に画像処理して画像データを生成する。
音情報処理部14は、ステレオ集音装置13から入力される音信号をA/D変換してデジタル信号とすると共にノイズ低減処理を行う。音情報処理部14は、ノイズ低減処理係る機能部として、ノイズ低減処理部14Aと、補正部14Bと、を備えている。これらについては、後に詳述する。
外部機器とデータのやり取り(通信)をする際には、出力部18と入力部19は別体となっていなくてもよく、入力部19と出力部18が一体となっているような構成であってもよい。
なお、外部機器とは、これに限定されないが、例えばPC、外部マイク、携帯電話等である。
AFエンコーダ21は、フォーカシングレンズの位置を検出してレンズ制御部24および制御部16に出力する。レンズ制御部24は、検出されたフォーカシングレンズの位置情報を制御部16に出力する。
AF駆動用モータ22は、レンズ制御部24から入力されるAFレンズの位置を制御するための駆動制御信号に応じて、AFレンズを移動駆動する。
すなわち、撮像素子11によって被写体像光を電気信号に変換し、画像処理部12によって処理した画像データを、記憶部15に記憶させる(撮影する)。制御部16は、撮影時において、レンズ制御部24、AF駆動用モータ22を介してAFレンズを移動駆動するAF制御を行う。
ノイズ低減処理部14Aは、ノイズ周波数スペクトルSNを用い、スペクトル減算法によってAF駆動音に対するノイズ低減処理を行う。ノイズ周波数スペクトルSNは、図2(b)に一例を示すような、予め記憶している動作ノイズ情報又は過去に集音した音情報から推定したものである。
そして、図2(a)に一例を示すような複数の周波数帯域(f1〜f8)に分割した周波数スペクトルSIL,SIRを得る。
その周波数スペクトルSIL,SIRから図2(b)に示すノイズ周波数スペクトルSNを減算してノイズ成分を除去する。
さらに、必要に応じて、信号の下限規制等のフロアリング処理を行って、図2(c)に示すノイズ低減処理後の周波数スペクトルSSL,SSRを補正部14Bに出力する。
AF駆動音が含まれるフレームの検知は、たとえば、AFレンズの位置を検出するAFエンコーダ21の出力に基づいて(AFレンズが移動するとAFエンコーダ21の出力が変化する)行われる。
なお、図2(a)における周波数スペクトルSIL,SIRに対する網掛け部位は、AF駆動音が含まれない目的音のみの周波数スペクトルを参考的に示すものである。
ただし、左マイク13Lおよび右マイク13Rはレンズ鏡筒20に対して略対称に配置されているため、入力されるAFノイズ(AF駆動音)は同一であるものとしてノイズ周波数スペクトルSNは同一のものを用いる。
なお、左マイク13Lおよび右マイク13Rはレンズ鏡筒20に対して略対称に配置される形態に限定されず、光軸に対した左右非対称であってもよい。
・ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理前の周波数スペクトル(処理前スペクトル)SIL,SIRの、各周波数帯域(f1〜f8)における左右の信号比(処理前比、基準比)と、
・ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理後の周波数スペクトル(処理後スペクトル)SSL,SSRの各周波数帯域(f1〜f8)における左右の信号比(処理後比、第1の関係)と、
を各々比較する。
そして、補正部14Bは、この補正後スペクトルSCL,SCRを記憶部15に出力する。
(処理前スペクトル)
図2(a)に示すように、ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理前における左マイク13Lから入力した音(音信号L)の周波数スペクトル(処理前スペクトル(L))における各周波数帯域(f1〜f8)の振幅をSIL1〜SIL8とする。
右マイク13Rから入力した音(音信号R)の周波数スペクトル(処理前スペクトル(R))における各周波数帯域(f1〜f8)の振幅をSIR1〜SIR8とする。
処理前スペクトルの周波数帯域(f1〜f8)ごとの振幅の左/右信号比(以下、この左/右信号比を処理前比とする)は、RI1=SIL1/SIR1,・・・,RI8=SIL8/SIR8となる。
また、図2(c)に示すように、ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理後の音信号Lの周波数スペクトル(処理後スペクトル(L))における各周波数帯域(f1〜f8)の振幅をSSL1〜SSL8とする。
ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理後の音信号Rの周波数スペクトル(処理後スペクトル(R))における各周波数帯域(f1〜f8)の振幅をSSR1〜SSR8とする。
処理後スペクトルの周波数帯域(f1〜f8)ごとの振幅の左/右信号比(以下、この左/右信号比を処理後比とする)は、RS1=SSL1/SSR1,・・・,RS8=SSL8/SSR8となる。
補正部14Bは、処理前比(RI1〜RI8)と、処理後比(RS1〜RS8)と、
を各周波数帯域(f1〜f8)において比較する。
そして、補正部14Bは、図2(d)に示すように、処理後比(RS1〜RS8)が処理前比(RI1〜RI8)と各々等しくなるように補正する。そして、補正後スペクトル(L)(SCL1〜SCL8)及び補正後スペクトル(R)(SCR1〜SCR8)を得る。
増加補正は、処理後スペクトル(L)又は処理後スペクトル(R)の何れかの振幅を大きく補正して、処理後比RSを処理前比RIに一致させるものである。
1.処理後比RSnが処理前比RInより大きい場合
(1)補正後スペクトル(L)を求める(L固定)
処理後スペクトル(L)SSLnを補正後スペクトル(L)SCLnとする(SCLn=SSLn)
(2)補正後スペクトル(R)を求める
そして、(1)で求めた補正後スペクトル(L)SCLnに対する比が、処理前比RInと等しくなるように、補正後スペクトル(R)SCRnを求める。
このとき、処理後比RSnは、処理前比RInより大きいので、処理後スペクトル(L)と同じ値の補正後スペクトル(L)SCLに対して処理前比を満たすように、処理後スペクトル(R)SSRを補正すると、補正後スペクトル(R)SCRnは、処理後スペクトル(R)SSRnより大きくなる(SCRn>SSRn)。
(1)補正後スペクトル(R)を求める(R固定)
処理後スペクトル(R)SSRnを補正後スペクトル(R)SCRnとする(SCRn=SSRn)
(2)補正後スペクトル(L)を求める
そして、(1)で求めた補正後スペクトル(R)SCRnに対する比が、処理前比RInと等しくなるように、補正後スペクトル(L)SCLnを求める。
このとき、SCLn>SSLnとなる。
なお、上記「n」には、各周波数帯域を示す数字(1〜8)が入る。
具体例として、図2(a)〜(e)中に示すように、周波数スペクトルにおける周波数帯域f3に左右で差があり、周波数帯域f3における左右(L,R)の振幅値がノイズ低減処理前(6,3)で、ノイズ低減処理によって(4,1)に変化したとする。
この場合、処理前比RI3は6/3=2、処理後比RS3は4/1=4、と異なる。補正後における左右信号比(補正後比)RC3を処理前比RI3と等しくするため、ノイズ低減処理後の右(R)の振幅値を1から2に補正する。
その結果、補正後におけるL、Rの振幅値は(4,2)となり、処理前比2と等しくなる。
このような増加補正によれば、目的音の劣化を抑えることができ、人の音がある場合や目的音が大きくノイズがあまり気にならない場合等に適する。
減少補正は、処理後スペクトル(L)又は処理後スペクトル(R)の何れかの振幅を小さく補正して、処理後比RSを処理前比RIに一致させるものである。
1.処理後比RSnが処理前比RInより大きい場合
(1)補正後スペクトル(R)を求める(R固定)
処理後スペクトル(R)SSRnを補正後スペクトル(R)SCRnとする(SCRn=SSRn)
(2)補正後スペクトル(L)を求める
そして、(1)で求めた補正後スペクトル(R)SCRnに対する比が、処理前比RInと等しくなるように、補正後スペクトル(L)SCLnを求める。
このとき、SCLn<SSLnとなる。
(1)補正後スペクトル(L)を求める(L固定)
処理後スペクトル(L)SSLnを補正後スペクトル(L)SCLnとする(SCLn=SSLn)
(2)補正後スペクトル(R)を求める
そして、(1)で求めた補正後スペクトル(L)SCLnに対する比が、処理前比RInと等しくなるように、補正後スペクトル(R)SCRnを求める。
このとき、SCRn<SSRnとなる。
このような減少補正は、ノイズ低減効果が高く、人声のない静かな場合等に適する。
平均補正は、前述した増加補正と減少補正とを折衷したものである。ノイズ低減処理後の左右の周波数スペクトルにおける振幅の和を、処理後比RSn=処理前比RInとなるように左右に振り分けて補正するものである。
また、補正後比RCの所定の範囲とは、補正後比RCが処理前比RIのプラスマイナス5%以内に含まれるような範囲と定めてもよい。
ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理と補正部14Bによる補正は、前述したようにAFエンコーダ21の出力等のAF駆動情報に基づいてスタートする。つまり、AF駆動時のみに機能する。
ついで、補正部14Bが、ノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理後の処理後比RSを演算し(S303)、その処理後比RSと処理前比RIとを比較する(S304)。
ステップ304において両者が等しくないと判断された場合(No)には、補正部14Bによってノイズ低減処理後の信号に補正を行う(S305)。一方、ステップ304において両者が等しいと判断された場合(Yes)には、補正することなく制御を終了する。
これにより、ステレオ信号をノイズ発生タイミングに合わせてノイズ低減処理を行った際に、そのノイズ低減処理に起因する目的音の音像変位を抑制することができる。
また、本実施形態において音処理は、全周波数帯域において行うものでなくてもよく、一部の周波数帯域に対して音処理を行ってもよい。一部の周波数帯域の例としては、ノイズが特に検出される周波数帯域や、可聴の周波数帯域、極端な高周波や低周波をカットした周波数帯域があげられる。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態にかかる音情報処理部14におけるノイズ低減処理と補正のフローチャートである。図2、図3と同様に、周波数スペクトルにおける周波数帯域f3について説明する。
本第2実施形態は、補正の基準とする左右信号比(処理前比)を、ノイズ(AF駆動音)発生の無い部分(フレーム)から取得するものである。なお、機構的な構成は、前述した第1実施形態と全く同様であり、説明は省略する。以下の説明中における構成要素の符号等は、図1参照のこと。
本第2実施形態では、補正の基準とする左右信号比を、ノイズ低減処理部分の直前または直後の部分から求める。なお、直前の信号比を利用する場合にはリアルタイムの処理(逐次処理)が可能であるが、直後の信号比を利用する場合には逐次処理が難しく後処理の場合にのみ適用可能である。
ただし、目的音の時間変化が大きい場合は、ノイズ低減処理部分の直前と、ノイズ低減処理部分とで、目的音のスペクトル(左右信号比)が大きく変化することがあり、実際に発生している目的音の音像移動に追従できないことがある。このようなことを防ぐため、補正の基準とする左右信号比を、ノイズ低減処理部分の直前から求めた左右信号比と、前述した第1実施形態のようにノイズ低減処理部分の左右信号比と、の何れかを選択可能とすることが好ましい。
まず、補正部14Bが、AFエンコーダ21の出力等のAF駆動情報に基づいてノイズ低減処理をスタートする直前のフレームの左右の信号比RIbを演算し(S501)、ノイズ低減処理に入った後にノイズ低減処理部14Aによるノイズ低減処理前における各フレームの左右の信号比RIaを演算する(S502)。
ステップ503において、信号比RIbと信号比RIaとの差が閾値A以下と判定された場合(Yes)には、信号比RIbを基準比RIとして設定する(S504)。一方、ステップ503において、信号比RIbと信号比RIaとの差が閾値Aを越えていると判定された場合(No)には、信号比RIaを基準比RIとして設定する(S505)。
ステップ508において両者が等しくないと判断された場合(No)には、補正部14Bによってノイズ低減処理後の信号に補正を行う(S509)。一方、ステップ508において両者が等しいと判断された場合(Yes)には、補正することなく制御を終了する。
このような構成によれば、目的音の音像の移動が小さい場合には処理部分の直前と処理部分の音像の連続性を保つことができ、目的音の音像の移動が大きい場合には違和感のない円滑な音像移動を再現できる。
図6(a)に示すように、フレーム4〜10がノイズ低減処理フレームである場合、フレーム3が直前部分、フレーム11が直後部分のフレームである。
図6(b)において、SFL3は直前(フレーム3)の左スペクトル、SFR3は直前(フレーム3)の右スペクトル、SFL11は直後(フレーム11)の左スペクトル、SFR11は直後(フレーム11)の右スペクトルである。
左側:SFL11のf3(振幅1.5)は、SFL3のf3(振幅3)より減少している。
右側:SFR11のf3(振幅3)は、SFR3のf3(振幅1)より増加している。
これは、ノイズ低減処理フレーム4〜10の間に音源が左側から右側に移動していることを示す。
具体的には、直前と直後の値(3と0.5)と直前と直後の間にあるフレーム(7つ)とに基づいて、各フレームでの左右の信号比の値を求める。具体的にはフレーム4〜10間で2.5/8の値ずつ左右比を減少させるような補正を行う。
f3以外の周波数帯域についても、各々同様の処理を行う。
その結果、処理直前から処理中、処理直後の左右の信号比が連続的に変化し、音像の移動が滑らかになり、違和感を軽減することができる。
(1)カメラ1における補正部14Bは、ノイズ低減処理後における周波数スペクトルの各周波数帯域における左右の信号比を、ノイズ低減処理前における周波数スペクトルの各周波数帯域における左右の信号比と略一致するように補正する。これにより、ステレオ信号をノイズ発生タイミングに合わせてノイズ低減処理する際に、そのノイズ低減処理に起因して生ずる目的音の音像変位を抑制することができる。その結果、ノイズ低減処理時(AF駆動時)における音像変位による違和感を防ぐことができる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態は、本発明を音処理装置としてのカメラに適用したものである。しかし、本発明はこれに限らず、コンピュータを上記各構成要素として機能させるプログラムとして提供されるものであっても良い。
この場合、一例として以下のような流れで処理が行われる。
カメラ等に備わるステレオマイクで周囲の音が録音される。
そして、そのステレオマイクで録音した音が音データに変換され、記憶部に記憶される。
録音の際にAF等のカメラ備わる機能の動作が行われた場合は、周囲の音を録音した音データとカメラに備わる機能の動作(例えばAFの動作)を行ったタイミングとを関連づけて記憶させる。
次に、記憶部に記憶された音データと動作タイミングとが出力部を介して、別体の音処理装置、例えばPC等に出力される。
音処理装置は、制御部、記憶部、ノイズ低減処理部(以下、これらをSP制御部、SP記憶部、SPノイズ低減処理部という)を備える。
SP制御部は、カメラから入力部を介して入力されたその音データと動作タイミングと音データをSP記憶部に記憶させる。
SP制御部は、SP記憶部に記憶された音データをSP低減処理部へ出力し、SP低減処理部は音データに対してAF音などの雑音の低減を行う。
なお、音の低減処理は、音データと共に記憶されている機能の動作タイミングに基づいて行う。その後、SP制御部は、低減処理された音データをSP記憶部に記憶させる。このようにして、音データに対して低減処理を施してもよい。
Claims (4)
- 第1音データを出力する第1集音部と第2音データを出力する第2集音部とを有する集音部と、
前記第1音データと前記第2音データとの、少なくとも1つの周波数領域における振幅の比を算出する算出部と、
前記第1音データと前記第2音データとのうち少なくとも一方から、一部の音データを除去する除去部と、
少なくとも一方から前記一部の音データが除去された前記第1音データと前記第2音データの前記周波数領域における振幅の比を、前記一部の音データを除去しない時間帯に集音された前記第1音データと前記第2音データとの前記周波数領域における振幅の比に近づける処理部
とを備える音処理装置。 - 請求項1に記載の音処理装置であって、
前記除去部で除去する音データは、カメラレンズの機構を駆動することにより発生する音データである音処理装置。 - 請求項2に記載の音処理装置であって、
前記カメラレンズの機構を駆動することにより発生する音データを検出する検出部を備え、
前記処理部は、前記検出部で検出した前記音データに基づいて、前記第1音データと前記第2音データの少なくとも一方から前記音データを除去する音処理装置。 - 第1集音部による第1音データと、第2集音部による第2音データとを入力する処理と、
前記第1音データと前記第2音データとの、少なくとも1つの周波数領域における振幅の比を算出する処理と、
前記第1音データと前記第2音データとのうち少なくとも一方から、一部の音データを除去する処理と、
少なくとも一方から前記一部の音データが除去された前記第1音データと前記第2音データの前記周波数領域における振幅の比を、前記一部の音データを除去しない時間帯に集音された前記第1音データと前記第2音データとの前記周波数領域における振幅の比に近づける処理
とをコンピュータに実行させるプログラム。
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