JP2018181865A - 保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異方性熱伝達体から被膜が剥離することを抑制する。【解決手段】保持装置は、第1の表面と第2の表面とを有するセラミックス層と、ヒータ層と、セラミックス層の第1の表面とヒータ層との間に配置された熱伝達層であって、第1の方向の熱伝達率よりも第1の方向に直交する面方向の熱伝達率が高くなるように配置された異方性熱伝達体を含む熱伝達層とを備える。異方性熱伝達体には第1の貫通孔が形成され、熱伝達層は、さらに、被膜と、連結部とを含み、被膜は、異方性熱伝達体の第3の表面を覆い、かつ、第1の貫通孔の開口を塞ぐように第3の表面に被覆された第1のカバー部分と、異方性熱伝達体の第4の表面を覆い、かつ、第1の貫通孔の開口を塞ぐように第4の表面に被覆された第2のカバー部分とを含み、連結部は、第1の貫通孔内に位置し、第1のカバー部分と第2のカバー部分とを連結する。【選択図】図2

Description

本明細書に開示される技術は、対象物を保持する保持装置に関する。
例えば半導体製造装置において、半導体ウェハを保持する保持装置として、静電チャックが用いられる。静電チャックは、例えば、板状のセラミックス層と、セラミックス層の内部に設けられた内部電極とを備えており、内部電極に電圧が印加されることにより発生する静電引力を利用して、セラミックス層の表面(以下、「吸着面」という)に半導体ウェハを吸着して保持する。
静電チャックに保持された半導体ウェハの温度分布が不均一になると、半導体ウェハに対する各処理(成膜、エッチング、露光等)の精度が低下するため、静電チャックには半導体ウェハの温度分布を均一にする性能が求められる。そのため、静電チャックには、導電性の抵抗発熱体を有するヒータ層が設けられ、ヒータ層による加熱によってセラミックス層の吸着面の温度制御が行われる。
このような静電チャックの中には、セラミックス層の吸着面における面方向の温度ムラを抑制するために、セラミックス層とヒータ層との間に、例えばグラファイトシート等の異方性熱伝達体が備えられた静電チャックが知られている(例えば、特許文献1参照)。異方性熱伝達体は、セラミックス層の吸着面に略直交する第1の方向の熱伝達率よりも該第1の方向に直交する面方向の熱伝達率が高くなるように配置されている。これにより、吸着面における面方向の温度ムラを抑制することができる。また、例えば異方性熱伝達体からの異物(例えば異方性熱伝達体に含まれる炭素)の放出を抑制するために、異方性熱伝達体の表面を覆うように被膜が形成されている。
国際公開第2015/198942号
被膜が形成された異方性熱伝達体を備える従来の保持装置では、単に異方性熱伝達体の表面上に被膜が形成されているだけなので、例えば異方性熱伝達体と被膜との熱膨張率の差に起因して発生する応力によって異方性熱伝達体の表面から被膜が剥離し易いという問題があった。
なお、このような課題は、静電チャックに限らず、真空チャックや加熱装置など、セラミックス層の表面上に対象物を保持する保持装置に共通の課題である。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
(1)本明細書に開示される保持装置は、第1の方向に略直交する第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有し、セラミックスにより形成されたセラミックス層と、前記セラミックス層の内部、または、前記セラミックス層の前記第2の表面側に配置され、抵抗発熱体を有するヒータ層と、前記セラミックス層の前記第1の表面と前記ヒータ層との間の位置、および、前記ヒータ層に対して前記セラミックス層の前記第1の表面とは反対側の位置の少なくとも一方に配置された熱伝達層であって、前記第1の方向の熱伝達率よりも前記第1の方向に直交する面方向の熱伝達率が高くなるように配置された異方性熱伝達体を含む熱伝達層と、を備え、前記セラミックス層の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置において、前記異方性熱伝達体には、前記異方性熱伝達体の前記第1の方向の一方側の第3の表面から他方側の第4の表面まで貫通する第1の貫通孔が形成されており、前記熱伝達層は、さらに、被膜と、連結部とを含み、前記被膜は、前記異方性熱伝達体の前記第3の表面を覆い、かつ、前記第3の表面に形成された前記第1の貫通孔の開口を塞ぐように前記第3の表面に被覆された第1のカバー部分と、前記異方性熱伝達体の前記第4の表面を覆い、かつ、前記第4の表面に形成された前記第1の貫通孔の開口を塞ぐように前記第4の表面に被覆された第2のカバー部分と、を含み、前記連結部は、前記第1の貫通孔内に位置し、前記第1のカバー部分と前記第2のカバー部分とを連結することを特徴する。本保持装置によれば、異方性熱伝達体には、第1の方向の第3の表面から第4の表面まで貫通する第1の貫通孔が形成されている。被膜は、第1のカバー部分と、第2のカバー部分とを含む。第1のカバー部分は、異方性熱伝達体の第3の表面を覆い、かつ、第3の表面に形成された第1の貫通孔の開口を塞ぐように第3の表面に被覆されている。第2のカバー部分は、異方性熱伝達体の第4の表面を覆い、かつ、第4の表面に形成された第1の貫通孔の開口を塞ぐように第4の表面に被覆されている。連結部は、第1の貫通孔内に位置し、第1のカバー部分と第2のカバー部分とを連結する。これにより、被膜が単に異方性熱伝達体の表面に被覆された従来の保持装置に比べて、異方性熱伝達体から被膜が剥離することを抑制することができる。
(2)上記保持装置において、前記異方性熱伝達体には、さらに、前記第3の表面から前記第4の表面まで貫通し、前記第1の貫通孔より内径が大きい第2の貫通孔が形成されており、前記第1のカバー部分と前記第2のカバー部分とのそれぞれには、前記第2の貫通孔を介して連通する連通孔が形成されていることを特徴する構成としてもよい。本保持装置によれば、第1の貫通孔の内径が第2の貫通孔の内径より大きい場合に比べて、第1の貫通孔に温度分布の特異点が形成されることによって第1の表面に温度ムラが生じることを抑制することができる。
(3)上記保持装置において、前記異方性熱伝達体には、前記第1の貫通孔が複数形成されており、前記複数の第1の貫通孔は、前記第1の方向視で互いに略均等間隔に配置されている構成としてもよい。本保持装置によれば、第1の貫通孔の配置のバラツキに起因して第1の表面に温度ムラが生じることを抑制することができる。
(4)上記保持装置において、前記連結部は、前記被膜より熱伝達率が低い材料を含む構成としてもよい。本保持装置によれば、連結部が、被膜と熱伝達率が同等以上の材料で形成された構成に比べて、第1の貫通孔に温度分布の特異点が形成されることによって第1の表面に温度ムラが生じることを抑制することができる。
(5)上記保持装置において、前記連結部と前記被膜とは同一材料により形成されていることを特徴とする構成としてもよい。本保持装置によれば、連結部と被膜とが互いに異なる材料により形成されている構成に比べて、第1のカバー部分と第2のカバー部分との連結力を向上させることができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、保持装置、静電チャック、ヒータ、真空チャック、それらの製造方法等の形態で実現することが可能である。
本実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図である。 本実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 本実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。 図2のX1部分を拡大したXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 図2のX2部分を拡大したXZ断面構成を概略的に示す説明図である。 熱伝達層60の製造工程を示す説明図である。
A.実施形態:
A−1.静電チャック100の構成:
図1は、本実施形態における静電チャック100の外観構成を概略的に示す斜視図であり、図2は、本実施形態における静電チャック100のXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図3は、本実施形態における静電チャック100のXY断面構成を概略的に示す説明図である。図2には、図3のII−IIの位置における静電チャック100のXZ断面構成が示されており、図3には、図2のIII−IIIの位置における静電チャック100のXY断面構成が示されている。各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸が示されている。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向を上方向といい、Z軸負方向を下方向というものとするが、静電チャック100は実際にはそのような向きとは異なる向きで設置されてもよい。
静電チャック100は、対象物(例えば半導体ウェハW)を静電引力により吸着して保持する装置であり、例えば半導体製造装置の真空チャンバー内で半導体ウェハWを固定するために使用される。静電チャック100は、所定の配列方向(本実施形態では上下方向(Z軸方向))に並べて配置された保持板10およびベース板20を備える。保持板10とベース板20とは、保持板10の下面(以下、「セラミックス側接合面S2」という)とベース板20の上面(以下、「ベース側接合面S3」という)とが上記配列方向に対向するように配置されている。静電チャック100は、さらに、保持板10のセラミックス側接合面S2とベース板20のベース側接合面S3との間に配置された接合層30を備える。なお、静電チャック100は、特許請求の範囲における保持装置に相当し、配列方向は、特許請求の範囲における第1の方向に相当する。
保持板10は、例えば円形平面の板状部材であり、保持板10の直径は、例えば50(mm)〜500(mm)程度であり、保持板10の厚さは、例えば1(mm)〜10(mm)程度である。保持板10は、セラミックス層12と、ヒータ層50と、セラミックス層12とヒータ層50との間に配置された熱伝達層60とを含む。
セラミックス層12は、例えば円形平面のシート状であり、セラミックスにより形成されている。セラミックス層12の形成材料としては、種々のセラミックスが用いられ得るが、強度や耐摩耗性、耐プラズマ性等の観点から、例えば、酸化アルミニウム(アルミナ、Al)または窒化アルミニウム(AlN)を主成分とするセラミックスが用いられることが好ましい。なお、ここでいう主成分とは、含有割合(重量割合)の最も多い成分を意味する。
保持板10の内部には、導電性材料(例えば、タングステンやモリブデン等)により形成された一対の内部電極40が設けられている。一対の内部電極40に電源(図示せず)から電圧が印加されると、静電引力が発生し、この静電引力によって半導体ウェハWが保持板10の上面(以下、「吸着面S1」という)に吸着固定される。保持板10の吸着面S1は、特許請求の範囲における第1の表面に相当し、保持板10の吸着面S1とは反対側の下面S4は、特許請求の範囲における第2の表面に相当する。
ヒータ層50は、例えば円形平面のシート状であり、セラミックス層12と同様に、セラミックスにより形成されている。ヒータ層50の内部には、導電性材料(例えば、タングステンやモリブデン等)により形成された抵抗発熱体で構成されたヒータ52が設けられている。ヒータ52は、吸着面S1をできるだけ満遍なく温めるため、例えばZ方向視で略同心円状に配置されている。ヒータ52に電源(図示せず)から電圧が印加されると、ヒータ52が発熱することによって保持板10が温められ、保持板10の吸着面S1に保持された半導体ウェハWが温められる。これにより、半導体ウェハWの温度制御が実現される。熱伝達層60の構成については後述する。
ベース板20は、例えば保持板10と同径の、または、保持板10より径が大きい円形平面の板状部材であり、例えば金属(アルミニウムやアルミニウム合金等)により形成されている。ベース板20の直径は、例えば220(mm)〜550(mm)程度であり、ベース板20の厚さは、例えば20(mm)〜40(mm)程度である。
ベース板20の内部には冷媒流路21が形成されている。冷媒流路21に冷媒(例えば、フッ素化液や水等)が流されると、ベース板20が冷却され、接合層30を介したベース板20と保持板10との間の伝熱により保持板10が冷却され、保持板10の吸着面S1に保持された半導体ウェハWが冷却される。これにより、半導体ウェハWの温度制御が実現される。
接合層30は、例えばシリコーン系樹脂やアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の接着剤を含んでおり、保持板10とベース板20とを接合している。接合層30の厚さは例えば0.1(mm)〜1(mm)程度である。
また、静電チャック100には、ベース板20から保持板10の吸着面S1にわたって上下方向に延びる複数の(本実施形態では3つの)ピン挿通孔14が形成されている。ピン挿通孔14は、保持板10上に配置される半導体ウェハWを押し上げて保持板10の吸着面S1から離間させるためのリフトピン(図示せず)を移動可能に挿通するための孔である。
A−2.熱伝達層60の詳細構成:
図4は、図2のX1部分を拡大したXZ断面構成を概略的に示す説明図であり、図5は、図2のX2部分を拡大したXZ断面構成を概略的に示す説明図である。熱伝達層60は、グラファイトシート70と、金属膜80と、連結部90とを含む。グラファイトシート70は、例えば円形平面のシート状であり、グラファイトにより形成されている。また、グラファイトシート70は、セラミックス層12の吸着面S1に略直交する上記配列方向(Z軸方向)の熱伝達率より、該上下方向に直交する面方向(XY平面方向)の熱伝達率が高くなるように配置されている。
図2および図3に示すように、グラファイトシート70には、第1の貫通孔72が形成されている。第1の貫通孔72は、該グラファイトシート70の上下方向の一方の側の表面であるグラファイト上面70Aから、他方側の表面であるグラファイト下面70Bまで上下方向に貫通する孔である。本実施形態では、グラファイトシート70に複数の第1の貫通孔72が形成されており、これらの複数の第1の貫通孔72は、上下方向視で、次述するピン挿通孔14の形成位置とは関係なく、互いに略均等間隔に配置されている。具体的には、複数の第1の貫通孔72は、グラファイトシート70の径方向において互いに略均等間隔であり、かつ、グラファイトシート70の周方向において互いに略均等間隔に配置されている。
さらに、グラファイトシート70には、第2の貫通孔74が形成されている。第2の貫通孔74は、グラファイト上面70Aからグラファイト下面70Bまで上下方向に貫通する孔である。図4および図5に示すように、第2の貫通孔74の内径D2は、第1の貫通孔72の内径D1より大きい。第1の貫通孔72の内径D1は、0.5(mm)より大きく、3(mm)より小さいことが好ましい。第2の貫通孔74の内径D2は、1.5(mm)より大きく、15(mm)より小さいことが好ましい。各貫通孔72,74の内径に対する上下方向の深さの比(=深さ/内径)は、0.5以上、30以下であることが好ましい。ただし、各貫通孔72,74の形状は、円形に限らず、例えば楕円形などもよい。なお、グラファイトシート70は、特許請求の範囲における異方性熱伝達体に相当する。また、グラファイト上面70Aは、特許請求の範囲における第3の表面に相当し、グラファイト下面70Bは、特許請求の範囲における第4の表面に相当する。
金属膜80は、例えばアルミニウムやチタンなどの金属により形成されている。金属膜80は、上カバー部分82と、下カバー部分84と、外側カバー部分86と、内側カバー部分88とを含む。上カバー部分82は、グラファイトシート70のグラファイト上面70Aの全体を覆い、かつ、各第1の貫通孔72の上側開口を塞ぐようにグラファイト上面70Aに被覆(形成)されている。また、上カバー部分82には、第2の貫通孔74に対応する位置に第1の連通孔82Aが形成されている(図5参照)。下カバー部分84は、グラファイトシート70のグラファイト下面70Bの全体を覆い、かつ、各第1の貫通孔72の下側開口を塞ぐようにグラファイト下面70Bに被覆されている。また、下カバー部分84には、第2の貫通孔74に対応する位置に第2の連通孔84Aが形成されている(図5参照)。すなわち、第1の連通孔82Aと第2の連通孔84Aとが第2の貫通孔74を介して連通している。外側カバー部分86は、グラファイトシート70の外周を全周にわたって覆い、かつ、上カバー部分82の周縁と下カバー部分84の周縁とに全周にわたって繋がっている。内側カバー部分88は、略円筒状であり、各第2の貫通孔74を構成する内周壁を全周にわたって覆い、かつ、上カバー部分82と下カバー部分84とに全周にわたって繋がっている。すなわち、グラファイトシート70は、外部に露出する全ての表面が金属膜80によって覆われている。なお、第1の連通孔82Aおよび第2の連通孔84Aは、特許請求の範囲における連通孔に相当する。
このように、グラファイトシート70が金属膜80により被覆されているため、グラファイトシート70に含まれる異物(例えば炭素)が拡散し、例えば半導体ウェハWに付着したりすることを抑制することができる。また、グラファイトシート70の表面全体が金属膜80により被覆されている。このため、異物の拡散をより効果的に抑制することができる。また、グラファイトシート70の表面の一部が金属膜80により被覆されていない構成に比べて、グラファイトシート70から金属膜80が剥離することをより効果的に抑制することができる。また、グラファイトシート70は、他の部材(例えばセラミックス層12、ヒータ層50やベース板20)との接合性が低い。これに対して、本実施形態では、グラファイトシート70が、金属膜80を介して他の部材に接合されるため、他の部材との接合強度を向上させることができる。なお、金属膜80の厚みは、例えば50(μm)以上、300(μm)以下である。金属膜80は、特許請求の範囲における被膜に相当し、上カバー部分82は、特許請求の範囲における第1のカバー部分に相当し、下カバー部分84は、特許請求の範囲における第2のカバー部分に相当する。
連結部90は、各第1の貫通孔72内に位置し、各第1の貫通孔72の上側開口を覆う上カバー部分82と、各第1の貫通孔72の下側開口を覆う下カバー部分84とを連結している。連結部90は、金属膜80と同様の金属により形成されており、金属膜80と一体的に形成されている。
A−3.静電チャック100の製造方法:
次に、本実施形態における静電チャック100の製造方法を説明する。図6は、熱伝達層60の製造工程を示す説明図である。
はじめに、例えばアルミナを主成分とするセラミックスグリーンシートを複数準備し、各セラミックスグリーンシートに対して、内部電極40の形成のための電極用インクの塗布等の必要な加工を行う。なお、電極用インクとしては、例えばアルミナを主成分とするセラミックスグリーンシート用の原料粉末にタングステン粉末を混合してスラリー状としたメタライズインクが用いられる。次に、1つのセラミックスグリーンシート上に、ヒータ52の形成材料であるメタライズペーストを塗工機等を用いて一様に塗布する。メタライズペーストは、例えば窒化アルミニウム粉末、アクリル系バインダ、有機溶剤の混合物に、タングステンやモリブデン等の導電性粉末を添加して混練することにより作製される。次に、電極用インクが塗布されたセラミックスグリーンシートを含む複数のセラミックスグリーンシートを積層して熱圧着することにより、焼結前のセラミックス層12を作製する。また、メタライズペーストが塗布されたセラミックスグリーンシートを含む複数のセラミックスグリーンシートを積層して熱圧着することにより、焼結前のヒータ層50を作製する。
熱伝達層60は次のように作製される。図6に示すように、まず、第1の貫通孔72および第2の貫通孔74が形成されたグラファイトシート70を準備する(S110)。次に、金属溶射により、グラファイトシート70の表面全体に金属被膜を形成するとともに、各第1の貫通孔72内および各第2の貫通孔74内のそれぞれの空間全体に金属を充填させる(S120)。次に、金属が充填された各第2の貫通孔74内に、ピン挿通孔14となる孔を形成する(S130)。これにより、熱伝達層60を作製する。
次に、焼結前のセラミックス層12と焼結前のヒータ層50とをそれぞれ、還元雰囲気中で焼成(例えば、1400〜1800℃で5時間の焼成)を行う。その後、焼結後のセラミックス層12と焼結後のヒータ層50との間に熱伝達層60を配置し、セラミックス層12と熱伝達層60と接着剤を介して接合するとともに、熱伝達層60とヒータ層50とを接着剤を介して接合する。これにより、保持板10を作製することができる。なお、特に、セラミックス層12の熱膨張率と熱伝達層60の熱膨張率との差が大きいため、接着剤の熱膨張率は、セラミックス層12の熱膨張率と熱伝達層60の熱膨張率との間の値であることが好ましく、また、接着剤は、緩衝材としての機能を有する弾性変形可能(柔軟)な樹脂材料等により形成されたものが好ましい。
次に、例えばシリコーン系樹脂やアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等の接着剤を用いて、保持板10とベース板20とを接合する。これにより、上述した構成の静電チャック100の製造が完了する。
A−4.本実施形態の効果:
以上説明したように、本実施形態の静電チャック100によれば、グラファイトシート70には、第1の貫通孔72が形成されている。金属膜80は、上カバー部分82と、下カバー部分84とを含む。上カバー部分82は、グラファイトシート70のグラファイト上面70Aを覆い、かつ、グラファイト上面70Aに形成された第1の貫通孔72の開口を塞ぐようにグラファイト上面70Aに被覆されている。下カバー部分84は、グラファイトシート70のグラファイト下面70Bを覆い、かつ、グラファイト下面70Bに形成された第1の貫通孔72の開口を塞ぐようにグラファイト下面70Bに被覆されている。連結部90は、第1の貫通孔72内に位置し、上カバー部分82と下カバー部分84とを連結する。すなわち、上カバー部分82と下カバー部分84とが連結部90を介して連結されることにより、上カバー部分82がグラファイト上面70Aから離間することが抑制されるとともに、下カバー部分84がグラファイト下面70Bから離間することが抑制される。これにより、単に異方性熱伝達体の表面上に被膜が形成された従来の保持装置に比べて、グラファイトシート70から金属膜80が剥離することを抑制することができる。
また、仮に、グラファイトシート70の第1の貫通孔72に対応する位置に金属膜80を上下に貫通する孔が形成されている場合、グラファイトシート70の第1の貫通孔72の開口を形成するエッジに応力が集中して、例えば金属膜80が剥離し易くなるおそれがある。これに対して、図4に示すように、本実施形態では、上カバー部分82と下カバー部分84とが、連結部90によって第1の貫通孔72を介して連結されるとともに、上カバー部分82と下カバー部分84とが、それぞれ、第1の貫通孔22の開口を塞ぐように配置されている。このため、金属膜80を第1の貫通孔72の開口の外周側に引っ張る第1の力F1と、金属膜80を第1の貫通孔72内に引き込む第2の力F2と、それらに加えて、金属膜80を第1の力F1とは逆向きに引っ張る第3の力F3とが生じることによって、第1の貫通孔72に対応する位置に金属膜80を上下に貫通する孔が形成された構成に比べて、エッジに応力が集中することを抑制することができる。なお、図5に示すように、グラファイトシート70の第2の貫通孔74に対応する位置には、金属膜80を上下に貫通するピン挿通孔14が形成されている。しかし、金属膜80の内側カバー部分88は十分な厚みがあり、また、連結部90によって上カバー部分82と下カバー部分84とがグラファイトシート70から剥離することが抑制されるため、ピン挿通孔14付近においてグラファイトシート70から金属膜80が剥離することが抑制されている。
また、本実施形態の静電チャック100によれば、静電チャック100の製造段階においても、グラファイトシート70から金属膜80が剥離することが抑制される。すなわち、上述したように溶射によって金属膜80をグラファイトシート70に形成する際(図6のS120)、溶射による熱によって金属膜80とグラファイトシート70とがそれぞれ熱膨張する。その後、金属膜80により被膜されたグラファイトシート70の温度を室温まで低下させる冷却処理が行われる。ここで、金属膜80の形成材料(金属)の熱膨張率は、グラファイトシート70の形成材料(炭素)の熱膨張率に比べて大きい。このため、特に冷却処理の開始当初において、金属膜80の単位時間あたりの収縮量が、グラファイトシート70の単位時間あたりの収縮量より大きくなる。すなわち、グラファイトシート70に対して金属膜80が急激に収縮する。このため、金属膜80に引っ張り応力が働く。しかし、本実施形態によれば、上カバー部分82と下カバー部分84とが連結部90を介して連結されるため、静電チャック100の製造段階(冷却処理)において、グラファイトシート70から金属膜80が剥離することを抑制することができる。
また、上述したように、第2の貫通孔74に対応する位置には、金属膜80を上下に貫通するピン挿通孔14が形成されている。このように、保持板10には、機能上形成せざるを得ない空洞が存在することがある。このような保持板10に空洞が存在する場合、保持板10において、空洞が存在する箇所と空洞が存在しない箇所との熱伝達率の差により、空洞が存在する箇所が温度分布の特異点になるおそれがある。しかし、通常、空洞が存在する箇所が温度分布の特異点になることを抑制するように、ヒータ52の配置パターンや温度制御が調整されていることが多い。一方、グラファイトシート70において、金属が充填される第1の貫通孔72が存在する箇所(金属)と第1の貫通孔72が存在しない箇所(炭素)との熱伝達率の差により、第1の貫通孔72が存在する箇所が温度分布の特異点になるおそれがある。そこで、本実施形態では、グラファイトシート70において、第1の貫通孔72の内径D1は、空洞(ピン挿通孔14)が形成される第2の貫通孔74の内径D2より小さい。これにより、第1の貫通孔72の内径D1が第2の貫通孔74の内径D2より大きい場合に比べて、第1の貫通孔72に温度分布の特異点が形成されることによって吸着面S1に温度ムラが生じることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、複数の第1の貫通孔72は、上下方向視で、互いに略均等間隔に配置されている。これにより、複数の第1の貫通孔72が不均一に配置された構成に比べて、第1の貫通孔72の配置のバラツキに起因して吸着面S1に温度ムラが生じることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば金属膜80と連結部90とは同一材料(金属)により形成されている。これにより、金属膜80と連結部90とが互いに異なる材料により形成されている構成に比べて、上カバー部分82と下カバー部分84との連結力を向上させることができる。
B.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態における静電チャック100の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、ヒータ層50(ヒータ52)は、セラミックス層12とベース板20との間に配置されていたが、これに限らず、ヒータ層50(ヒータ52)は、セラミックス層12の内部、ベース板20の表面や内部に配置されているとしてもよい。また、上記実施形態では、ヒータ層50(ヒータ52)の絶縁部分がセラミックスにより形成されていたが、これに限らず、例えばポリイミド樹脂などの耐熱性を有する樹脂材料により形成されたものでもよい。
上記実施形態では、熱伝達層60は、セラミックス層12の下面S4とヒータ層50との間に配置されていたが、これに限らず、熱伝達層60は、セラミックス層12の内部に配置されているとしてもよいし、ヒータ層50とベース板20との間に配置されているとしてもよい。また、上記実施形態では、熱伝達層60(グラファイトシート70)は、1つであったが、これに限らず、保持板10における熱分布において、熱伝達層60の径方向や周方向に複数に分割された形態であるとしてもよい。
上記実施形態において、グラファイトシート70に、第1の貫通孔72が1つだけ形成されているとしてもよい。また、グラファイトシート70に、第2の貫通孔74が1つだけ形成されているとしてもよいし、第2の貫通孔74が形成されていないとしてもよい。また、第2の貫通孔74は、ピン挿通孔14を構成したが、これに限らず、例えば保持板10に形成されたガス孔や電極端子の収容孔などを構成するものでもよい。
また、上記実施形態では、複数の第1の貫通孔72は、グラファイトシート70の径方向において互いに略均等間隔であり、かつ、グラファイトシート70の周方向において互いに略均等間隔に配置されているとしたが、該径方向および該周方向の少なくとも一方が不均等に配置されていてもよい。
上記実施形態では、被膜として、金属膜80を例示したが、これに限らず、金属以外の材料により形成された膜でもよい。また、上記実施形態において、金属膜80は、外側カバー部分86および内側カバー部分88の少なくとも一方を含まないとしてもよい。
上記実施形態では、連結部90は、第1の貫通孔72を構成する内周壁に全周にわたって接触していたが(図4等参照)、これに限定されず、連結部90は、第1の貫通孔72を構成する内周壁の少なくとも一部に接触していないとしてもよい。また、上記実施形態では、連結部90は、金属膜80と同一材料により一体的に形成されているとしたが、これに限定されず、連結部90に代えて、金属膜80とは別の材料により独立に形成された独立連結部としてもよい。独立連結部の熱伝達率は、金属膜80の熱伝達率より低いことが好ましい。独立連結部の形成材料の例としては、金属チタン、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂が挙げられる。これにより、独立連結部の熱伝達率が金属膜80の熱伝達率以上である場合に比べて、第1の貫通孔72に温度分布の特異点が形成されることによって吸着面S1に温度ムラが生じることを抑制することができる。また、独立連結部の熱伝達率は、グラファイトシート70の上下方向(Z軸方向)の熱伝達率と略同一であることが好ましい。
また、上記実施形態では、冷媒流路21がベース板20の内部に形成されるとしているが、冷媒流路21が、ベース板20の内部ではなく、ベース板20の表面(例えばベース板20と接合層30との間)に形成されるとしてもよい。また、上記実施形態では、保持板10の内部に一対の内部電極40が設けられた双極方式が採用されているが、保持板10の内部に1つの内部電極40が設けられた単極方式が採用されてもよい。また、上記実施形態における各部材を形成する材料は、あくまで一例であり、各部材が他の材料により形成されてもよい。
また、上記実施形態における静電チャック100の製造方法はあくまで一例であり、種々変形可能である。
また、本発明は、静電引力を利用して半導体ウェハWを保持する静電チャック100に限らず、セラミックス板の表面上に対象物を保持する他の保持装置(例えば、真空チャックやヒータ等)や加熱装置にも適用可能である。
10:保持板 12:セラミックス層 14:ピン挿通孔 20:ベース板 21:冷媒流路 22:貫通孔 30:接合層 40:内部電極 50:ヒータ層 52:ヒータ 60:熱伝達層 70:グラファイトシート 70A:グラファイト上面 70B:グラファイト下面 72:第1の貫通孔 74:第2の貫通孔 80:金属膜 82:上カバー部分 82A:連通孔 84:下カバー部分 84A:第1の連通孔 86:外側カバー部分 88:内側カバー部分 90:第2の連結部 100:静電チャック D1,D2:内径 F1〜F3:力 S1:吸着面 S2:セラミックス側接合面 S3:ベース側接合面 S4:下面 W:半導体ウェハ

Claims (5)

  1. 第1の方向に略直交する第1の表面と、前記第1の表面とは反対側の第2の表面と、を有し、セラミックスにより形成されたセラミックス層と、
    前記セラミックス層の内部、または、前記セラミックス層の前記第2の表面側に配置され、抵抗発熱体を有するヒータ層と、
    前記セラミックス層の前記第1の表面と前記ヒータ層との間の位置、および、前記ヒータ層に対して前記セラミックス層の前記第1の表面とは反対側の位置の少なくとも一方に配置された熱伝達層であって、前記第1の方向の熱伝達率よりも前記第1の方向に直交する面方向の熱伝達率が高くなるように配置された異方性熱伝達体を含む熱伝達層と、を備え、前記セラミックス層の前記第1の表面上に対象物を保持する保持装置において、
    前記異方性熱伝達体には、前記異方性熱伝達体の前記第1の方向の一方側の第3の表面から他方側の第4の表面まで貫通する第1の貫通孔が形成されており、
    前記熱伝達層は、さらに、被膜と、連結部とを含み、
    前記被膜は、
    前記異方性熱伝達体の前記第3の表面を覆い、かつ、前記第3の表面に形成された前記第1の貫通孔の開口を塞ぐように前記第3の表面に被覆された第1のカバー部分と、
    前記異方性熱伝達体の前記第4の表面を覆い、かつ、前記第4の表面に形成された前記第1の貫通孔の開口を塞ぐように前記第4の表面に被覆された第2のカバー部分と、を含み、
    前記連結部は、前記第1の貫通孔内に位置し、前記第1のカバー部分と前記第2のカバー部分とを連結することを特徴する、保持装置。
  2. 請求項1に記載の保持装置において、
    前記異方性熱伝達体には、さらに、前記第3の表面から前記第4の表面まで貫通し、前記第1の貫通孔より内径が大きい第2の貫通孔が形成されており、
    前記第1のカバー部分と前記第2のカバー部分とのそれぞれには、前記第2の貫通孔を介して連通する連通孔が形成されていることを特徴する、保持装置。
  3. 請求項2に記載の保持装置において、
    前記異方性熱伝達体には、前記第1の貫通孔が複数形成されており、
    前記複数の第1の貫通孔は、前記第1の方向視で互いに略均等間隔に配置されていることを特徴とする、保持装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の保持装置において、
    前記連結部は、前記被膜より熱伝達率が低い材料を含むことを特徴とする、保持装置。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の保持装置において、
    前記連結部と前記被膜とは同一材料により形成されていることを特徴とする、保持装置。
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