JP2018181480A - 車両用灯具 - Google Patents

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健 西岡
Takeshi Nishioka
健 西岡
到 郷田
Itaru Goda
到 郷田
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【課題】明るさにムラをなくして全体を均一に発光することができる車両用灯具を提供すること。【解決手段】長手方向端部の入射面3bから入射する光を全反射させながら長手方向に沿って導く過程で反射させ、その反射光を周面に形成された出射面3d,3eから出射させることによって発光する導光体3と、正面側に開口する収納溝2Aに前記導光体3を収納するリフレクタ3を備えた車両用灯具1において、前記リフレクタ2の収納溝2Aにおいて相対向する内面を正面側に向かって開くテーパ面2aとするとともに、各テーパ面2aに光拡散用のシボ加工をそれぞれ施す。【選択図】図4

Description

本発明は、長手方向端部の入射面から入射する光を長手方向に沿って導く過程で反射させて出射面から出射させることによって発光する導光体とこれを収容するリフレクタを備えた車両用灯具に関するものである。
例えば、テールランプ等の車両用灯具には、光源と、該光源からの光を長手方向端部の入射面から入射させて周面の出射面から出射させることによって発光する導光体を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。ここで、従来の車両用灯具に設けられた導光体の一例を図5及び図6に示す。
即ち、図5は従来の導光体の正面図、図6は図5のB−B線断面図であり、図5に示す導光体103は、正面視L字状を成す棒状の部材であって、その一部には、正面視コの字状に屈曲する屈曲部103Bが形成されている。この導光体103は、図6に示すリフレクタ102に収容されており、正面には、横断面形状が半円を成す円弧凸曲面状の2つの出射面103cが形成されている。そして、導光体103の背面の各出射面103cに対応する箇所には、カット面103dがそれぞれ形成されており、各カット面103dには複数のカット(図示せず)が長手方向に沿って連続的に形成されている。そして、導光体103の長手方向両端面は、入射面103bとされており、各入射面103bの近傍には、光源である不図示のLEDが各入射面103bに対向してそれぞれ配置されている。
而して、不図示の各LEDが発光すると、その光は、導光体103の各入射面103bから該導光体103の内部に入射し、導光体103の内部を全反射しながら長手方向に沿って互いに逆方向に進み、その過程で背面のカット面103dで反射して出射面103cから正面に向かって出射するため、導光体103の全体が発光する。
しかしながら、図5及び図6に示す従来の導光体103にあっては、屈曲部103Bが入光部である入射面103bから遠く離れているため、この屈曲部103Bが他の部位よりも暗くなり、明るさにムラが発生するという問題がある。
そこで、本出願人は、図7に示すように、カット面203d以外の別のカット面203eを設けた導光体203を備える車両用灯具201を先に提案した(特許文献2参照)。この車両用灯具201によれば、導光体203において従来は他の部位よりも暗くなっていた屈曲部にカット面203d以外の別のカット面203eを追加したため、その追加したカット面203eで反射した光が暗くなっていた部分に照射されてその部分を明るく照らす。この結果、導光体203の従来暗くなっていた屈曲部が明るく光ることになり、車両用灯具201の全体が明るく発光する。
特開2012−243539号公報 特開2017−041387号公報
しかしながら、特許文献2において提案された図7に示す導光体203を備える車両用灯具201においては、リフレクタ202の導光体203を収納する収納溝202Aにおいて相対向する内面が互いに平行な反射面202aを構成しているため、この反射面202aに光拡散用のシボ加工を施すことができない。このため、導光体103に追加したカット面103eで反射した光がリフレクタ202の反射面202aで再び反射する際、この反射光が反射面202aで乱反射によって拡散することがなく、結果的に導光体203の屈曲部が均一に発光せず、車両用灯具201の全体が均一に発光しないという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、明るさにムラをなくして全体を均一に発光することができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、長手方向端部の入射面から入射する光を全反射させながら長手方向に沿って導く過程で反射させ、その反射光を周面に形成された出射面から出射させることによって発光する導光体と、正面側に開口する収納溝に前記導光体を収納するリフレクタを備えた車両用灯具において、前記リフレクタの収納溝において相対向する内面を正面側に向かって開くテーパ面とするとともに、各テーパ面に光拡散用のシボ加工をそれぞれ施したことを特徴とする。
本発明によれば、リフレクタの収納溝において相対向する内面を正面側に向かって開くテーパ面とするとともに、各テーパ面に光拡散用のシボ加工をそれぞれ施したため、導光体から出射する光の一部は、リフレクタのテーパ面に施されたシボ加工によって乱反射して拡散する。このため、導光体の全体が均一に発光し、この導光体を備える車両用灯具の全体がムラなく均一に発光する。
本発明に係る車両用灯具の分解斜視図である。 本発明に係る車両用灯具に設けられた導光体の斜視図である。 本発明に係る車両用灯具に設けられた導光体の正面図である。 図3のA−A線断面図である。 従来の車両用灯具に設けられた導光体の正面図である。 図5のB−B線断面図である。 特許文献2において提案された導光体を備える車両用灯具の部分断面図(図6と同様の図)である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の分解斜視図、図2は本発明に係る車両用灯具に設けられた導光体の斜視図、図3は同導光体の正面図、図4は図3のA−A線断面図である。
図1に示す車両用灯具1は、車両の後部左右に配置されるテールランプとして使用されるものであって、正面視L字状を成すリフレクタ2に同じく正面視L字状を成す導光体3を組み込んで構成されている。
上記リフレクタ2には、正面側に開口する正面視L字状の収納溝2Aが形成されており、この収納溝2Aには、導光体3が図1に矢印にて示すように正面側から組み込まれて収納される。ここで、図2に示すように、導光体3の背面の複数箇所には取付リブ3Aが背面方向に向かって水平に突設されており、各取付リブ3Aには矩形のフック孔3aがそれぞれ形成されている。尚、本実施の形態では、リフレクタ2は、白色樹脂の射出成形によって一体に形成されている。
他方、図4に示すように、リフレクタ2に形成された収納溝2Aの相対向する内面は、正面側(図4の斜め右上)に向かって開くテーパ面2aとされており、これらのテーパ面2aには光拡散用のシボ加工が施されている。尚、シボ加工は、不図示の成形型の外面(リフレクタ2のテーパ面2aを形成する面)にエッチングによって形成された微細な凹凸によって施されるが、このシボ加工が施されるリフレクタ2の内面が図7に示すように互いに平行な面である場合には、成形後の離型が不可能となるため、この内面にシボ加工を施すことができない。
而して、本実施の形態では、前述のようにリフレクタ2に形成された収納溝2Aの相対向する内面を正面側に向かって開くテーパ面2aとしたため、これらのテーパ面2aに光拡散用のシボ加工をそれぞれ施すことができる。
尚、リフレクタ2に形成された収納溝2Aの相対向するテーパ面2aの複数箇所(導光体3の取付リブ3Aに形成されたフック孔3aに対応する箇所)には、不図示の爪状のフックがそれぞれ一体に形成されており、導光体3を前述のようにリフレクタ2の収納溝2Aに正面側から組み込むと、該導光体3の取付リブ3Aに形成されたフック孔3a(図2参照)にリフレクタ2側の不図示のフックが係合するため、導光体3がリフレクタ2に確実に取り付けられて該リフレクタ2の収納溝2Aに収容される。
ところで、図3に示すように、導光体3は、導光性の高いアクリルやポリカーボネイト等の透明樹脂によって正面視L字状に一体成形されており、長手方向両端面は平坦な入射面3bとされており、各入射面3bの近傍には、光源である不図示のLEDが各入射面3bに対向してそれぞれ配置されている。そして、この導光体3には、入光部である入射面3bから遠い位置に正面視コの字状に屈曲する屈曲部3Bが形成されている。
又、この導光体3においては、図4に示すように、その正面には、横断面形状が半円を成す円弧凸曲面状の2つの出射面3cが形成されており、背面の各出射面3cに対応する箇所にはカット面3dがそれぞれ形成されている。そして、本実施の形態では、従来は暗くなっていた導光体3の屈曲部3Bにおいては、背面の角部に円弧凹曲面状のカット面3eが追加されている。尚、各カット面3d,3eには複数のカット(図示せず)が長手方向に沿って連続的に形成されている。
而して、以上のように構成された車両用灯具1において、各LEDが発光すると、その光は、導光体3の各入射面3bから該導光体3の内部に入射し、導光体3の内部を全反射しながら長手方向に沿って互いに逆方向に進み、その過程で背面のカット面3d,3eで反射して出射面3cから直射光として正面に向かって出射する。又、導光体3の出射面3cから出射する他の光(直射光以外の光)は、リフレクタ2の収納溝2Aの相対向するテーパ面2aで反射して正面側に向かうが、本実施の形態では、各テーパ面2aには光拡散用のシボ加工がそれぞれ施されているため、光がこれらのテーパ面2aで乱反射して拡散しながら正面側に向かって出射する。
又、本実施の形態では、従来は他の部位よりも暗くなっていた導光体3の屈曲部3Bに別のカット面3eを追加したため、図4に矢印にて示すように、その追加したカット面3eで反射した光がリフレクタ2のテーパ面2aに向かい、このテーパ面2aに施されたシボ加工によって乱反射して拡散しながら正面側に向かって出射する。このため、導光体3の従来暗くなっていた屈曲部3B(図2及び図3参照)に光が照射されてその部分が明るく照らされる。
以上のように、導光体3から出射してリフレクタ2のテーパ面2aで反射する光は、テーパ面2aにそれぞれ施されたシボ加工によって乱反射して拡散するため、導光体3の全体が均一に発光し、この導光体3を備える車両用灯具1の全体がムラをなく均一に発光する。このため、テールランプとして使用される図1に示す車両用灯具1の良好な点灯が実現してその視認性が高められるという効果が得られる。尚、導光体3から背面側に漏れ出た光は、リフレクタ2で反射して導光体3の内部に再入射して該導光体3の発光に供せられるため、LEDからの光の利用効率が高められる。
ところで、以上は本発明をテールランプとして使用される車両用灯具に対して適用した形態について説明したが、本発明は、テールランプ以外の任意の車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 車両用灯具
2 リフレクタ
2A リフレクタの収納溝
2a リフレクタのテーパ面
3 導光体
3A 導光体の取付リブ
3B 導光体の屈曲部
3a 導光体のフック孔
3b 導光体の入射面
3c 導光体の出射面
3d,3e 導光体のカット面

Claims (1)

  1. 長手方向端部の入射面から入射する光を全反射させながら長手方向に沿って導く過程で反射させ、その反射光を周面に形成された出射面から出射させることによって発光する導光体と、正面側に開口する収納溝に前記導光体を収納するリフレクタを備えた車両用灯具において、
    前記リフレクタの収納溝において相対向する内面を正面側に向かって開くテーパ面とするとともに、各テーパ面に光拡散用のシボ加工をそれぞれ施したことを特徴とする車両用灯具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012048845A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
JP2013045526A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具
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