JP2018180887A - センサ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、本発明の一態様に係るセンサ装置は、筐体と、前記筐体内に収容された複数の内部センサと、前記筐体上に設けられるとともに、前記筐体の外部に設けられた外部センサと接続可能なインタフェースと、前記筐体内に収容されるとともに、前記内部センサ、および前記インタフェースに接続される前記外部センサを制御する制御部と、を備えている。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るセンサ装置10は、例えば船舶1等に用いられる。以下の説明において、船舶1の甲板2側を上方とし、船底3側を下方とする。
船舶1の内部には、隔壁4により複数の水密区画5が画成されている。複数の水密区画5のうち、上方に位置する水密区画5は、喫水線Lよりも上方に位置し、下方に位置する水密区画5は、喫水線Lよりも下方に位置している。
固定部材16は、弾性部材17を介して筐体11と接続されている。なお、筐体11に固定された固定部材16が、弾性部材17を介して天井5Aの取付部5Bに接続されてもよい。
なお、弾性部材17としては、コイルバネではない構成であってもよい。図示の例では弾性部材17は4つ配設されている。なお、弾性部材17の数量としては3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。
また、温度センサ12Cは、火災等の発生した水密区画5内のみならず、隣接する水密区画5内での温度を検知することで、被害の拡大の程度を探知することができる。
なお、可視光カメラ12Dで撮像する水密区画5内の様子としては、火災又は浸水の被害状況、船体構造、配管、および電線等の船舶1における各種設備の損傷状況、水密区画5内の乗員の存否の確認等が含まれる。また、可視光カメラ12Dでは、災害発生時に関わらず、平常時における船舶1内への不審者の侵入、若しくは侵入した不審者による各種の機器動作、ハッキング、又は不審物の残置等といった不審行為の有無を監視することもできる。
以下、前記一方向を左右方向といい、下面視で水平方向のうち、左右方向と直交する方向を前後方向という。
火災センサ12Aおよび煙センサ12Bは、筐体11の下面11Bにおける前後方向の一方側の端部のうち、左右方向の両端部に各別に配置されている。温度センサ12Cは、筐体11の下面11Bにおける前後方向の他方側の端部のうち、左右方向の中央部に配置されている。
インタフェース14の外周面には、図示しないパッキンが全周にわたって配設され、外部センサ13が液密に接続される。図示の例では、インタフェース14はハブ19に4つ配設され、そのうちの1つが、水密区画5内の下方に設けられた外部センサ13と接続されている。
図示の例では、LEDライト20Aおよびスピーカ20Bはそれぞれ、筐体11内に4つずつ収容されている。なお、LEDライト20Aおよびスピーカ20Bはそれぞれ、3つ以上であってもよいし、5つ以上であってもよい、また、LEDライト20Aおよびスピーカ20Bは、互いに異なる数量ずつ筐体11内に収容されていてもよい。
スピーカ20Bは、災害の発生等による乗員に対する水密区画5内からの避難指示や避難誘導等といった各種の放送を行うために用いられる。
LEDライト20Aおよびスピーカ20Bが筐体11の各斜面11Cから外部に露出しているので、筐体11から水密区画5内の全体を照射することができるとともに、水密区画5内の全体にわたって、避難誘導等の音声を行き届かせることができる。
無線通信部20Dは制御部15が取得した検出値情報を、例えば船舶1の中央指令室等に向けて送信する。このように、検出値情報を無線で中央指令室で処理することで、災害の発生により有線での通信が遮断された場合であっても、継続してセンサ装置10による被害状況の確認を行うことができる。
図示の例では、浸水感知センサ13Aは、水密区画5の床部に設けられている。これにより、水密区画5内の浸水を早期に感知することができる。なお、浸水感知センサ13Aは、水密区画5内に上下方向に間隔をあけて複数設けられてもよい。
これらのうち、放射線検知センサ、化学剤検知センサ、および硫化水素検知センサは、放射線、ガス類、および硫化水素による水密区画5内の汚染状況の発見、および探知を行う。一酸化炭素、二酸化炭素、および酸素濃度計測センサは、これらの各濃度を計測することで、水密区画5内における空気の密閉、循環状態や、火災発生の探知を行う。音感知センサは、水密区画5内の音を感知することで、漏水による噴水や各部の損傷による噴気等を発見、および探知を行う。なお、外部センサ13として上述したものはあくまで例示であり、その他のセンサを採用してもよいし、これらのうちのいくつかを任意に組み合わせてもよい。
なお、インタフェース14には、外部センサ13に代えて、例えば外付けの予備電源やLEDライト、またはスピーカ等といった外部機能素子が接続されてもよい。
また、1つのセンサに複数のセンサ機能を総合することで、船舶1全体で装備するセンサの数量を少なくすることができる。
また、筐体11内に内部電源20Cが収容されているので、災害の発生により、仮に電力の供給が遮断された場合でも、内部電源20Cからの電力によりセンサ装置10を稼働させることができる。
また、例えば内部センサ12として煙センサ12Bを設け、外部センサ13として、空気よりも比重の大きな気体や浸水を検出するセンサを設ける場合等に、それぞれのセンサを特性に合わせた位置に配置することで、それぞれのセンサを円滑に機能させることができる。
例えば、上記実施形態では、筐体11内に内部機能素子20として、LEDライト20Aおよびスピーカ20Bが収容されている構成を示したが、このような態様に限られない。筐体11内にLEDライト20Aおよびスピーカ20Bが収容されなくてもよい。
また、上記実施形態では、筐体11内に内部機能素子20として、無線通信部20Dが収容されている構成を示したが、このような態様に限られない。筐体11内に無線通信部20Dが収容されなくてもよい。
11 筐体
12 内部センサ
13 外部センサ
14 インタフェース
15 制御部
16 固定部材
17 弾性部材
20 内部機能素子
Claims (6)
- 筐体と、
前記筐体内に収容された複数の内部センサと、
前記筐体上に設けられるとともに、前記筐体の外部に設けられた外部センサと接続可能なインタフェースと、
前記筐体内に収容されるとともに、前記内部センサ、および前記インタフェースに接続される前記外部センサを制御する制御部と、を備えるセンサ装置。 - 前記筐体内に、前記内部センサとともに用いられる内部機能素子が収容されている請求項1に記載のセンサ装置。
- 前記筐体内に、前記内部機能素子として、内部電源が収容されている請求項2に記載のセンサ装置。
- 前記筐体内に、前記内部機能素子として、前記内部センサおよび前記外部センサのうちの少なくとも一方が検出し、前記制御部が取得した検出値情報を、無線で外部に送信する無線通信部が収容されている請求項2又は3に記載のセンサ装置。
- 前記インタフェースに前記外部センサが接続され、
前記外部センサは、前記筐体よりも下方に位置している請求項1から4のいずれか1項に記載のセンサ装置。 - 前記筐体を、この筐体が取付けられる取付部に固定する固定部材を備え、
前記固定部材は、弾性部材を介して前記筐体又は前記取付部と接続されている請求項1から5のいずれか1項に記載のセンサ装置。
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