JP2018180813A - 電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】操作面に形成された突出部が筐体側に接触することによる破損を防止する。【解決手段】電子機器1は、電子機器本体1に対する位置を変更可能な表示部20を有し、角度検出スイッチ18は電子機器本体に対する表示部の位置を検知する。表示部には操作面に対するタッチ操作を検出可能なタッチパネル26が備えられ、システム制御回路12は突出制御回路14によって操作面の少なくとも一部の形状を突出形状と非突出形状とを含む複数の形状のいずれかに変更する。システム制御回路は角度検知スイッチによる検出結果に基づいて操作面の少なくとも一部の形状変更を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体に関し、特に、操作面に突出部が形成される操作部を有する電子機器に関する。
一般に、電子機器において表示部にタッチパネルを備えるものが知られている。このような電子機器では、例えば、表示部に表示されたアイコンを指先などでタッチ操作することによって当該アイコンに応じた指示が電子機器に与えられる。
さらに、電子機器において表示面の所定の位置に表示された図を指先などで触れると、種々の情報の入力又はメニューの選択などを行うようにしたものがある。また、タッチパネルにおいて、視覚のみに頼ることなくタッチパネルにおける操作箇所を触覚で確認可能な突出部を形成するようにしたものがある。
例えば、タッチパネルを備える表示部において、表示面に小区画に分割された複数の突出部を形成して、当該突出部の突出量および形状を変化させるようにしたものがある(特許文献1参照)。これによって、特許文献1においては、ユーザは突出部のタッチ操作によってアイコンを操作する感覚を得ることができる。
一方、電子機器本体に対して可動自在なタッチ操作部を備える電子機器が知られており、このような電子機器として、例えば、パソコン、タブレット端末、携帯電話機、およびデジタルカメラがある。タッチ操作部は、ディスプレイを兼ねた所謂タッチパネルや、ディスプレイを兼ねない所謂タッチパッド、デジタイザなどの操作部を含む。
特開2000−66782号公報
ところが、上述の特許文献1に記載の表示部においては、タッチパネルの表面に形成された突出部に不用意に接触するか又は突出部を押し下げてしまうと、突出部の突出状態によっては突出部又は突出部に接触したものに傷をつけてしまう可能性がある。
特に、操作部が電子機器の筐体(電子機器の一部)に対して可動自在である場合、突出部が形成された操作面と電子機器の筐体とを対向させて操作部を動かすと、突出部の突出状態によっては突出部が電子機器の筐体に接触し、操作部側の突出部や筐体側などを破損してしまう恐れがある。
そこで、本発明の目的は、操作部が電子機器の一部の筐体に対して可動自在である場合、操作面に形成された突出部や筐体側などが破損されることを防止することのできる電子機器、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による電子機器は、筐体部に対する位置を変更可能な、操作面を有する操作部と、前記筐体部に対する前記操作部の位置を検知する位置検知手段と、前記操作面に対するタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段と、前記操作面の少なくとも一部の形状を、突出形状と非突出形状とを含む複数の形状のいずれかに変更することが可能な形状変更手段と、前記位置検知手段による検出結果に基づいて、前記形状変更手段による前記操作面の少なくとも一部の形状変更を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、操作面に形成された突出部が筐体側に接触することによる破損を防止することができる。
本発明の第1の実施形態による電子機器の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示す電子機器において電子機器本体と表示部との関係を示す図である。 図1に示す電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである。 図1に示す電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く状態を説明するための図である。 図1に示す電子機器において電子機器本体に対して表示部を閉じる際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである(その1)。 本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである(その2)。 本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く状態を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を閉じる際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである(その1)。 本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を閉じる際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである(その2)。
以下に、本発明の実施の形態による電子機器の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による電子機器の一例についてその構成を示すブロック図である。なお、ここでは、電子機器は、例えば、パソコン、タブレット端末、携帯電話機、又はデジタルカメラであり、表示部が電子機器本体に対して可動自在である。
図示の電子機器1は、電子機器本体(本体部、第1の筐体)10と、電子機器本体10に対して回動可能な表示部(操作部、第2の筐体)20とを有している。図示の例では、表示部20は回転軸部(連結部)30によって電子機器本体10に対して回動可能に支持され、電子機器本体10に対する位置が変更可能である。
電子機器本体10には、システム制御回路12が備えられており、システム制御回路12はプログラム格納部(例えば、ROM)13に格納されたプログラムをワークメモリ(例えば、RAM)15に展開して、当該プログラムに応じて電子機器を制御する。
突出制御回路14は、システム制御回路12の制御下で突出部形成部24を制御する。操作取得部16は、表示部20の表示面に配置されたタッチパネル26に対するタッチ操作を取得する。例えば、操作取得部16は、システム制御回路12の制御下で、タッチパネル26におけるタッチ操作に基づいてその操作位置を検出して、当該操作位置をシステム制御回路12に送る。
画像制御回路17は、画像表示部28に画像を表示させる際の処理を行う。例えば、画像制御回路17は、システム制御回路12から送られた画像データについて所定の変換処理を行って画像として画像表示部28に表示する。なお、システム制御回路12は画像データを取得するが、デジタルカメラであれば、図示しない撮像部で得られた画像データがシステム制御回路12に送られることになる。
角度検出スイッチ18は、電子機器本体10に対して表示部20を回動する際、表示部20の回転角度(回動位置)を得て、当該回転角度に基づいて電子機器本体10に対する表示部20の位置を検出(検知)する(位置検知)。そして、当該表示部20の位置(検出結果)はシステム制御回路12に送られる。
前述のように、表示部20は電子機器本体10に対して回動可能である。そして、表示部20は突出部形成部24、タッチパネル26、および画像表示部28を有している。保護層22は、後述するように突出部形成部24によって表示面(操作面)に形成された突出部に追従するため伸縮可能であって、突出部を保護するためのものである。
突出部形成部24は、突出制御回路14の制御下で表示部20において視認可能な突出部を形成する。タッチパネル26は、ユーザによるタッチ操作を検出可能であり、タッチ操作に応じて電子機器1の操作をする際に用いられる。タッチパネル26はタッチ操作を検出すると(タッチ検出すると)、操作取得部16に当該タッチ操作をユーザ入力情報として送る。前述のように、画像表示部28には、画像データに応じた画像が表示される。
図2は、図1に示す電子機器において電子機器本体と表示部との関係を示す図である。
前述のように、表示部20は回転軸部30によって電子機器本体10に回動可能に支持されている。そして、表示部20の表示面(つまり、画像表示部28の表示面)は回転軸部30の近傍から外側に向って、表示領域A〜Cの3つの表示領域に分割されている。
図3は、図1に示す電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、システム制御回路12がプログラム格納部13に格納されたプログラムをワークメモリ15に展開して実行することによって行われる。
また、図4は、図1に示す電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く状態を説明するための図であり、図4(a)〜図4(e)は表示部を段階的に開く状態を示す図である。
図2〜図4を参照して、いま、表示部20を図4(a)に示す状態(回転角度=0度)から徐々に開くものとする。S301では、システム制御回路12は角度検出スイッチ18によって表示部20の回転角度を得て、当該回転角度が所定の角度θdを超えているか否かを判定する。この角度θdは0度よりも大きい角度である。そして、回転角度≦θdの場合には、システム制御回路12は待機する。一方、回転角度>θdの場合には、S302に進む。
S302では、システム制御回路12は、操作取得部16を制御して、タッチパネル26からユーザ入力情報の取得を開始する(タッチ機能ON)。さらに、システム制御回路12は画像制御回路17を制御して、画像表示部28に画像を表示する(画像表示ON)。S302においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図4(b)に示す状態である。
S303では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θd以下であるか否かを判定する。回転角度≦θdの場合には、S304に進む。一方、回転角度>θdの場合には、S305に進む。
S304では、システム制御回路12はタッチパネル26からのユーザ入力情報取得を停止する(タッチ機能OFF)。つまり、システム制御回路12はタッチパネル26におけるタッチ操作の検出動作を停止する。さらに、システム制御回路12は画像表示部28への画像の表示を停止する(画像表示OFF)。つまり、システム制御回路12は画像表示部28を非表示とする。なお、ここでは、タッチ機能OFFおよび画像表示OFFを同一の角度(つまり、角度閾値)で行うようにしたが、互いに異なる角度閾値で行うようにしてもよい。
回転角度≦θdとなると、電子機器本体10と表示部20との距離が近いので、表示部20を閉じ方向に回動させると、タッチパネル26が電子機器本体10に接触することがある。この結果、ユーザが意図しないユーザ入力情報が取得される可能性がある。よって、回転角度≦θdにおいては、システム制御回路12はタッチ機能OFFとしてこのような事態を防止する。
さらには、回転角度≦θdにおいては、画像表示部28に表示される画像が見づらいので、システム制御回路12は画像表示を停止する。これによって、消費電力を低減することができる。S304の処理の後、システム制御回路12はS301の処理に戻る。
S305では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θdよりも大きい角度θcを超えているか否かを判定する。回転角度≦θcの場合には、S303に戻る。一方、回転角度>θcの場合には、S306に進む。
S306では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Cに所定の突出量でかつ所定の形状の突出部401を形成する。つまり、ここでは、操作面の少なくとも一部の形状を突出形状と非突出形状とを含む複数の形状のいずれかに形状変更することになる。S306においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図4(c)に示す状態であり、図示のように、表示領域Cに突出部401が形成される。
なお、角度θcは、表示部20が当該角度θcから勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Cに形成された突出部401を消去することが可能な角度である。
S307では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc以下であるか否かを判定する。回転角度≦θcの場合には、S308に進み、回転角度>θcの場合には、S309に進む。
S308では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cの突出部401を消去する。つまり、システム制御回路12は操作面の少なくとも一部の形状を突出状態から非突出状態に変更する。そして、システム制御回路12はS303の処理に戻る。
S309では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θcより大きい角度である角度θbを超えるか否かを判定する。回転角度≦θbの場合には、システム制御回路12はS307の処理に戻る。一方、回転角度>θbの場合には、S310に進む。
S310では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Bに所定の突出量でかつ所定の形状の突出部402を形成する。S310においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図4(d)に示す状態であり、図示のように、表示領域Bに突出部402が形成される。
なお、角度θbは、表示部20が当該角度θbから勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Bに形成された突出部402を消去することが可能な角度である。
S311では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb以下であるか否かを判定する。回転角度≦θbの場合には、S312に進み、回転角度>θbの場合には、S313に進む。
S312では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bの突出部402を消去する。そして、システム制御回路12はS309の処理に戻る。
S313では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θbより大きい角度である角度θaを超えるか否かを判定する。回転角度≦θaの場合には、システム制御回路12はS311の処理に戻る。一方、回転角度>θaの場合には、S314に進む。
S314では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Aに所定の突出量でかつ所定の形状の突出部403を形成する。そして、システム制御回路12は突出部形成処理を終了する。S314においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図4(e)に示す状態であり、図示のように、表示領域Aに突出部403が形成される。
なお、角度θaは、表示部20が当該角度θaから勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Aに形成された突出部403を消去することが可能な角度である。
図5は、図1に示す電子機器において電子機器本体に対して表示部を閉じる際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、システム制御回路12がプログラム格納部13に格納されたプログラムをワークメモリ15に展開して実行することによって行われる。図5の処理は、基本的には、図3のS314まで行った後に行われる処理である。
S501では、システム制御回路12は角度検出スイッチ18によって表示部20の回転角度を得て、当該回転角度が所定の角度θa以下であるか否かを判定する。そして、回転角度>θaの場合には、システム制御回路12は待機する。一方、回転角度≦θaの場合には、S502に進む。
S502では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Aの突出部403を消去する。
S503では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θaを超えるか否かを判定する。回転角度>θaの場合には、S504に進む。一方、回転角度≦θaの場合には、S505に進む。
S504では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、再度表示部20の表示領域Aに所定の突出量でかつ所定の形状の突出部403を形成する。そして、システム制御回路12はS501の処理に戻る。
S505では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb以下であるか否かを判定する。回転角度>角度θbの場合には、システム制御回路12はS503の処理に戻る。一方、回転角度≦角度θbの場合には、S506に進む。
S506では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bの突出部を消去する。
S507では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θbを超えるか否かを判定する。回転角度>θbの場合には、S508に進み、回転角度≦θbの場合には、S509に進む。
S508では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、再度表示部20の表示領域Bに所定の突出量でかつ所定の形状の突出部402を形成する。そして、システム制御回路12はS503の処理に戻る。
S509では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc以下であるか否かを判定する。回転角度>角度θcの場合には、S507に戻り、回転角度≦角度θcの場合には、S510に進む。
S510では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cの突出部を消去する。
S511では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θcを超えるか否かを判定する。回転角度>θcの場合には、S512に進み、回転角度≦θcの場合には、S513に進む。
S512では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、再度表示部20の表示領域Cに所定の突出量でかつ所定の形状の突出部401を形成する。そして、システム制御回路12はS509の処理に進む。
S513では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θd以下であるか否かを判定する。回転角度>θdの場合には、S511に戻り、回転角度≦θdの場合には、S514に進む。
S514では、システム制御回路12はタッチ機能OFFおよび画像表示OFFを行う。そして、システム制御回路12は突出部形成処理を終了する。
このように、本発明の第1の実施形態では、表示部の回転角度に応じて突出部の形成位置を制御する。そして、回転軸部に近い領域においては表示部20の開度が大きくなった場合に突出部を形成するようにしたので、突出部が電子機器本体に接触して破損してしまうことを防止することができる。
なお、第1の実施形態では、表示領域毎に突出部を形成する角度として角度θa、θb、θc、およびθdを用いたが、これに限るものではなく、順序を入れ替えてもよく、さらには同一の角度としてもよい。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による電子機器の一例について説明する。なお、第2の実施形態による電子機器の構成は図1および図2に示す電子機器と同様である。
図6Aおよび図6Bは、本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、システム制御回路12がプログラム格納部13に格納されたプログラムをワークメモリ15に展開して実行することによって行われる。
また、図7は、本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を開く状態を説明するための図であり、図7(a)〜図7(h)は表示部を段階的に開く状態を示す図である。
図6A、図6B、および図7を参照して、いま、表示部20を図7(a)に示す状態(回転角度=0度)から徐々に開くものとする。突出部形成処理を開始すると、システム制御回路12はS601〜S603の処理を行う。S601〜S604の処理は、図3に示すS301〜S304の処理と同様の処理である。なお、S602においては、表示部20の電子機器本体10に対する状態は図7(b)に示す状態である。
S603において、回転角度>θdの場合には、S605に進む。S605において、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θdより大きい角度θc1を超えるか否かを判定する。回転角度≦θc1の場合には、システム制御回路12はS603の処理に戻る。一方、回転角度>θc1の場合には、S606に進む。
S606では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Cに第1の突出量(第1の高さ)でかつ所定の形状の突出部701を形成する。S606においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図7(c)に示す状態であり、図示のように、表示領域Cに突出部701が形成される。
なお、角度θc1は、表示部20が当該角度θc1から勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Cに形成された突出部701を消去することが可能な角度である。
S607では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc1以下であるか否かを判定する。回転角度≦θc1の場合には、S608に進み、回転角度>θc1の場合には、S609に進む。
S608では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cの突出部701を消去する。そして、システム制御回路12はS603の処理に戻る。
S309では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc2より大きい角度θc2を超えるか否かを判定する。回転角度≦θc2の場合には、システム制御回路12はS607の処理に戻る。一方、回転角度>θc2の場合には、S610に進む。
S610では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Cに第2の突出量(第2の高さ)でかつ所定の形状の突出部702を形成する。S610においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図7(d)に示す状態であり、図示のように、表示領域Cに突出部702が形成される。
なお、角度θc2は、表示部20が当該角度θc2から勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Cに形成された突出部702を消去することが可能な角度である。また、第2の突出量は第1の突出量よりも大きい。
S611では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc2以下であるか否かを判定する。回転角度≦θc2の場合には、S612に進み、回転角度>θc2の場合には、S613に進む。
S612では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cに形成された突出部の突出量を第1の突出量(第1の高さ)に変更する。
S613では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc2より大きい角度θb1を超えるか否かを判定する。回転角度≦θb1の場合には、システム制御回路12はS611の処理に戻る。一方、回転角度>θb1の場合には、S614に進む。
S614では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Bに第1の突出量でかつ所定の形状の突出部703を形成する。S614においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図7(e)に示す状態であり、図示のように、表示領域Bに突出部703が形成される。
なお、角度θb1は、表示部20が当該角度θb1から勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Bに形成された突出部703を消去することが可能な角度である。
S615では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb1以下であるか否かを判定する。回転角度≦θb1の場合には、S616に進み、回転角度>θb1の場合には、S617に進む。
S616では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bの突出部703を消去する。そして、システム制御回路12はS611の処理に戻る。
S617では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb1より大きい角度θb2を超えるか否かを判定する。回転角度≦θb2の場合には、システム制御回路12はS615の処理に戻る。一方、回転角度>θb2の場合には、S618に進む。
S618では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Bに第2の突出量でかつ所定の形状の突出部704を形成する。S618においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図7(f)に示す状態であり、図示のように、表示領域Cに突出部704が形成される。
なお、角度θb2は、表示部20が当該角度θb2から勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Bに形成された突出部704を消去することが可能な角度である。
S619では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb2以下であるか否かを判定する。回転角度≦θb2の場合には、S620に進み、回転角度>θb2の場合には、S621に進む。
S620では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bに形成された突出部の突出量を第1の突出量に変更する。
S621では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb2より大きい角度θa1を超えるか否かを判定する。回転角度≦θa1の場合には、システム制御回路12はS619の処理に戻る。一方、回転角度>θa1の場合には、S622に進む。
S622では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Aに第1の突出量でかつ所定の形状の突出部705を形成する。S622においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図7(g)に示す状態であり、図示のように、表示領域Aに突出部705が形成される。
なお、角度θa1は、表示部20が当該角度θa1から勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Aに形成された突出部705を消去することが可能な角度である。
S623では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θa1以下であるか否かを判定する。回転角度≦θa1の場合には、S624に進み、回転角度>θa1の場合には、S625に進む。
S624では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Aの突出部705を消去する。そして、システム制御回路12はS619の処理に戻る。
S625では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θa1より大きい角度θa2を超えるか否かを判定する。回転角度≦θa2の場合には、システム制御回路12はS623の処理に戻る。一方、回転角度>θa2の場合には、S626に進む。
S626では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20における表示領域Aに第2の突出量でかつ所定の形状の突出部706を形成する。S626においては、例えば、電子機器本体10に対する表示部20の状態は図7(h)に示す状態であり、図示のように、表示領域Cに突出部706が形成される。
なお、角度θa2は、表示部20が当該角度θa2から勢いよく閉じ方向に回動された場合であっても、表示部20が電子機器本体10に接触する前に表示領域Aに形成された突出部706を消去することが可能な角度である。その後、システム制御回路12は突出部形成処理を終了する。
図8Aおよび図8Bは、本発明の第2の実施形態による電子機器において電子機器本体に対して表示部を閉じる際の突出部形成処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、システム制御回路12がプログラム格納部13に格納されたプログラムをワークメモリ15に展開して実行することによって行われる。
S801では、システム制御回路12は角度検出スイッチ18によって表示部20の回転角度を得て、当該回転角度が所定の角度θa2以下であるか否かを判定する。そして、回転角度>θa2の場合には、システム制御回路12は待機する。一方、回転角度≦θa2の場合には、S802に進む。
S802では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Aにおける突出部706の突出量を第1の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Aに突出部705を形成することになる。
S803では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θa2を超えるか否かを判定する。回転角度>θa2の場合には、S804に進む。一方、回転角度≦θa2の場合には、S805に進む。
S804では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20の表示領域Aにおける突出部705の突出量を第2の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Aに突出部706を形成することになる。そして、システム制御回路12はS801の処理に戻る。
S805では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θa1以下であるか否かを判定する。回転角度>角度θa1の場合には、システム制御回路12はS803の処理に戻る。一方、回転角度≦角度θa1の場合には、S806に進む。
S806では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Aの突出部を消去する。
S807では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θa1を超えるか否かを判定する。回転角度>θa1の場合には、S808に進み、回転角度≦θa1の場合には、S809に進む。
S808では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Aに第1の突出量でかつ所定の形状の突出部705を形成する。そして、システム制御回路12はS803の処理に戻る。
S809では、システム制御回路12は表示部20の回転角度が所定の角度θb2以下であるか否かを判定する。そして、回転角度>θb2の場合には、システム制御回路12はS807の処理に戻る。一方、回転角度≦θb2の場合には、S810に進む。
S810では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bにおける突出部704の突出量を第1の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Bに突出部703を形成することになる。
S811では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb2を超えるか否かを判定する。回転角度>θb2の場合には、S812に進む。一方、回転角度≦θb2の場合には、S813に進む。
S812では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20の表示領域Bにおける突出部703の突出量を第2の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Bに突出部704を形成することになる。そして、システム制御回路12はS807の処理に戻る。
S813では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb1以下であるか否かを判定する。回転角度>角度θb1の場合には、システム制御回路12はS811の処理に戻る。一方、回転角度≦角度θb1の場合には、S814に進む。
S814では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bの突出部を消去する。
S815では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θb1を超えるか否かを判定する。回転角度>θb1の場合には、S816に進み、回転角度≦θb1の場合には、S817に進む。
S816では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Bに第1の突出量でかつ所定の形状の突出部703を形成する。そして、システム制御回路12はS811の処理に戻る。
S817では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc2を超えるか否かを判定する。回転角度>θc2の場合には、S818に進む。一方、回転角度≦θc2の場合には、S815に戻る。
S818では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示部20の表示領域Cにおける突出部702の突出量を第1の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Cに突出部701を形成することになる。
S819では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc2を超えるか否かを判定する。回転角度>θc2の場合には、S820に進み、回転角度≦θc2の場合には、S821に進む。
S820では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cにおける突出部701の突出量を第2の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Cに突出部702を形成することになる。そして、システム制御回路12はS815の処理に戻る。
S821では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc1以下であるか否かを判定する。回転角度>角度θc1の場合には、システム制御回路12はS819の処理に戻る。一方、回転角度≦角度θa1の場合には、S822に進む。
S822では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cの突出部を消去する。
S823では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θc1を超えるか否かを判定する。回転角度>θc1の場合には、S824に進み、回転角度≦θc1の場合には、S825に進む。
S824では、システム制御回路12は突出制御回路14によって突出部形成部24を制御して、表示領域Cにおける突出部702の突出量を第1の突出量に変更する。つまり、システム制御回路12は表示領域Cに突出部701を形成することになる。そして、システム制御回路12はS819の処理に戻る。
S825では、システム制御回路12は、表示部20の回転角度が角度θd以下であるか否かを判定する。回転角度>θdの場合には、システム制御回路12はS823の処理に戻る。回転角度≦θdの場合には、S826に進む。
S826では、システム制御回路12はタッチ機能OFFおよび画像表示OFFを行う。そして、システム制御回路12は突出部形成処理を終了する。
このように、本発明の第2の実施形態では、表示部の回転角度に応じて突出部の形成位置およびその突出量を制御する。そして、表示部を開く際には突出量を段階的に大きくするようにしたので、突出部が電子機器本体に接触することを防止しつつ、表示部があまり開いていない状況においても突出部を操作することができる。
なお、第2の実施形態では、表示領域毎に突出部を形成する角度として角度θa2、θa1、θb2、θb1、θc2、θc1、およびθdを用いたが、これに限るものではなく、順序を入れ替えてもよく、さらには同一の角度としてもよい。さらに、ここでは、突出量を2段階で制御するようにしたが、突出量の段階をさらに増やすようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい2つの実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。本実施形態では電子機器本体に対して表示部が可動な場合を示したが、これに限らず、表示部に対して電子機器本体が可動の場合も同様である。また、画面領域を3分割するとして説明したが、これに限らない。
なお、システム制御回路が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラなどの電子機器に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。操作面に突出状態と非突出状態を形成でき、当該操作面が電子機器の一部に対して開閉可能な電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、家電装置や車載装置などに適用可能である。例えば、本体側(操作部側)とディスプレイ筐体側が開閉可能なノートパソコンにおいて、本体側(操作部側)に備えられたタッチパッド(操作面、表示機能は有していなくて良い)において突出状態と非突出状態を形成できる場合、本発明を適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
10 電子機器本体
12 システム制御回路
14 突出制御回路
16 操作取得部
17 画像制御回路
18 角度検出スイッチ
20 表示部
24 突出部形成部
26 タッチパネル
28 画像表示部

Claims (13)

  1. 電子機器の一部である筐体部に対する位置を変更可能な、操作面を有する操作部と、
    前記筐体部に対する前記操作部の位置を検知する位置検知手段と、
    前記操作面に対するタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段と、
    前記操作面の少なくとも一部の形状を、突出形状と非突出形状とを含む複数の形状のいずれかに変更することが可能な形状変更手段と、
    前記位置検知手段による検出結果に基づいて、前記形状変更手段による前記操作面の少なくとも一部の形状変更を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記位置検知手段で、前記操作部の前記筐体部に対する位置が、第1の位置から前記第1の位置よりも近い第2の位置になったことが検知されたことに応じて、前記形状変更手段が前記操作面の少なくとも一部の形状を突出状態から非突出状態に変更するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記位置検知手段で、前記操作部の前記筐体部に対する位置が、前記第2の位置から前記第2の位置よりも近い第3の位置になったことが検知されたことに応じて、前記タッチ検出手段におけるタッチ操作の検出動作を停止するように制御することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記位置検知手段で、前記操作部の前記筐体部に対する位置が、第2の位置から前記第2の位置よりも遠い第1の位置になったことが検知されたことに応じて、前記形状変更手段が前記操作面の少なくとも一部の形状を非突出状態から突出状態に変更するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 前記操作部に配置され、前記操作面を表示面とする表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記制御手段は、前記位置検知手段で、前記操作部の前記筐体部に対する位置が、前記第2の位置から前記第2の位置よりも近い第4の位置になったことが検知されたことに応じて、前記表示手段を非表示とするように制御することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第3の位置と前記第4の位置は同一の位置であることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記操作部は、連結部を介して前記筐体部に対して回動可能であり、
    前記位置検知手段は前記筐体部に対する前記操作部の回動位置を検知することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、前記位置検知手段で、前記操作部の前記筐体部に対する位置が前記第1の位置よりも遠い第5の位置から前記第1の位置になったことが検知されたことに応じて、前記形状変更手段が前記操作面の第1の領域の形状を突出状態から非突出状態に変更するように制御し、
    前記位置検知手段で、前記操作部の前記筐体部に対する位置が前記第1の位置から前記第2の位置になったことを検知されたことに応じて、前記形状変更手段が前記操作面の前記第1の領域よりも前記連結部から遠い第2の領域の形状を突出状態から非突出状態に変更するように制御することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記制御手段は、前記位置検知手段で検知された前記操作部の前記筐体部に対する位置に応じて前記操作面の少なくとも一部の形状を突出状態とする際、前記操作部の前記筐体部に対する位置に基づいて前記形状変更手段を制御して前記突出状態における突出量を変化させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 筐体部と、当該筐体部に対する位置を変更可能な操作面を有する操作部とを備える電子機器の制御方法であって、
    前記筐体部に対する前記操作部の位置を検知する位置検知ステップと、
    前記操作面に対するタッチ操作を検出するタッチ検出ステップと、
    前記操作面の少なくとも一部の形状を、突出形状と非突出形状とを含む複数の形状のいずれかに変更する形状変更ステップと、
    前記位置検知ステップによる検出結果に基づいて、前記形状変更ステップによる前記操作面の少なくとも一部の形状変更を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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