JP2018179359A - 気化式加湿装置 - Google Patents

気化式加湿装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018179359A
JP2018179359A JP2017076827A JP2017076827A JP2018179359A JP 2018179359 A JP2018179359 A JP 2018179359A JP 2017076827 A JP2017076827 A JP 2017076827A JP 2017076827 A JP2017076827 A JP 2017076827A JP 2018179359 A JP2018179359 A JP 2018179359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure equalizing
air
equalizing chamber
vaporization element
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017076827A
Other languages
English (en)
Inventor
修一 棚見
Shuichi Tanami
修一 棚見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCAN CO Ltd
Original Assignee
UCAN CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UCAN CO Ltd filed Critical UCAN CO Ltd
Priority to JP2017076827A priority Critical patent/JP2018179359A/ja
Publication of JP2018179359A publication Critical patent/JP2018179359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Abstract

【課題】気化エレメントの空気流入部の全面に対して均等な風圧で気流を接触させることができる気化式加湿装置を提供する。【解決手段】水分を保持する気化エレメント8と、該気化エレメント8に供給される気流を創出する送風機12と、該送風機12と前記気化エレメント8との間に配設される均圧室16であって前記気化エレメント8の空気流入部14の全面と連通する均圧室16と、を備え、前記送風機12で創出される気流が前記均圧室16の内面22,23,24,25に衝突した後に前記気化エレメント8に接触する。【選択図】 図1

Description

本発明は、気化式加湿装置に関するものである。
ビル等において室内に湿度を供給するための天井埋込型加湿装置として、特許文献1の図1に記載されているように、加湿用の水を含んだ気化エレメントに送風機で空気を接触させ、気化エレメントの水分を含んだ空気を室内に供給するものが知られている。この形式の加湿装置において気化エレメントによる気化効率を向上させるには、気化エレメントの空気流入部の全面に対して均一に風を当てるのが好ましい。
特開2016−109313号公報 特開2012−57890号公報
しかしながら、従来の加湿装置においては、図4に示すように、ボリュート状に形成された送風機ケース62の送風口63が気化エレメント8の空気流入部14の一部に対面して開口されており、気化エレメント8の空気流入部14の全面に対して均一に風が当たるようにはなっていなかった。また、気化エレメント8において、送風機ケース62の送風口63に対面する部分Aに風が強く当たるので、この部分から水の飛散が発生し、水漏れやさびの発生等の問題につながることもあった。なお、図4において、符号9は散水装置、符号10はドレンパンを示す。
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたもので、気化エレメントの空気流入部の全面に対して均等な風圧で気流を接触させることができる気化式加湿装置を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る気化式加湿装置は、水分を保持する気化エレメントと、該気化エレメントに供給される気流を創出する送風機と、該送風機と前記気化エレメントとの間に配設される均圧室であって前記気化エレメントの空気流入部の全面と連通する均圧室と、を備え、前記送風機で創出される気流が前記均圧室の内面に衝突した後に前記気化エレメントに接触することを特徴とする(請求項1)。
本発明によれば、送風機で創出される気流が気化エレメントに接触することにより、気化エレメントの水分が気化して気流に湿度を与える。ここで、本発明では、送風機で創出される気流は、均圧室の内面に衝突した後に気化エレメントに接触する。気流が均圧室の内面に衝突することで、気流の風圧が均圧室内で均等化される。そして、均圧室内に充満した気流が気化エレメントの空気流入部へと流れ込む。均圧室は気化エレメントの空気流入部の全面と連通しているので、気化エレメントの空気流入部の全面に対して気流が均等な風圧で接触する。これにより、気化効率が向上するとともに、従来問題となっていた水飛散も防止できる。
好適な実施の一形態として、前記送風機が遠心ファンを備え、該遠心ファンは、回転軸が前記気化エレメントの空気流入部に対して直角となるように前記均圧室内に配設され、前記均圧室の前記内面が前記遠心ファンを取り囲んでいる態様を例示する(請求項2)。この場合、遠心ファンの回転によって放射状の気流が生じ、この放射状の気流が均圧室の内面に衝突した後に気化エレメントに接触する。均圧室の内面が遠心ファンを取り囲んでいるので、放射状の気流が効率的に気化エレメントへ向けて流動する。
本発明の実施の一形態に係る気化式加湿装置の縦断面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 図1のIII−III矢視断面図である。 従来の気化式加湿装置の内部構造を示す正面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一形態について説明する。
図1に示すように、本発明の実施の一形態に係る気化式加湿装置は、天井埋込型の加湿装置1として具体化されている。この加湿装置1は、図示しない吊りボルト等を用いて天井2の裏に配設される。加湿装置1は、下部が開口した箱状の本体ケース3を備え、この本体ケース3の開口部は天井パネル4で閉じられる。この天井パネル4には、スリット状の吸気口5と吹出口6と、メンテナンス用の開閉パネル7が設けられている。加湿装置1の天井裏への配設状態において、天井パネル4の下面は天井面とほぼ同一面となる。本体ケース3の内部には、気化エレメント8と、散水装置9と、ドレンパン10と、吸水装置11(図2参照)と、送風機12と、制御部13とが支持されている。
気化エレメント8は、保水性と通気性とを有するそれ自体公知の要素であり、例えば、保水性を有する不織布等の加湿素材を積層して直方体状に形成される。気化エレメント8は、空気流入部14と空気流出部15とを備え、空気流入部14から空気流出部15へと連通する極めて多数の通気路を有する。送風機12によって供給される気流は、多数の通気路を通して空気流入部14側から空気流出部15側へと気化エレメント8内を通過する。なお、図1には、気化エレメント8内を気流が水平に通過するように図示してあるが、これには限定されず、気化エレメント8内を気流が斜めに通過したり、ランダムな態様で通過したりするものでもよいことは勿論である。
散水装置9は、気化エレメント8の上方に配設され、気化エレメント8に対して散水を行う。これにより、気化エレメント8が水分を保持する。散水された水は気化エレメント8を伝って滴り落ち、ドレンパン10に溜まる。
ドレンパン10は気化エレメント8の下部に取り外し可能に固定されている。ドレンパン10は本体ケース3に対して取り外し可能に固定されており、ドレンパン10を本体ケース3から取り外すことで気化エレメント8も同時に本体ケース3から取り外すことができる。本体ケース3に対するドレンパン10及び気化エレメント8の着脱作業は、天井パネル4に設けてある開閉パネル7を開閉して行う。ドレンパン10と共に気化エレメント8を取り外すことで、気化エレメント8を清掃することができる。
図2に示す吸水装置11は図示しないドレンポンプを備えている。このドレンポンプによって、ドレンパン10に溜まった水が回収される。回収された水は、散水装置9へと戻されるか、あるいは加湿装置1外へと排出される。
図1に示すように、送風機12は、気化エレメント8に供給される気流を創出する。送風機12の作動によって天井パネル4の吸気口5から室内の空気が吸い込まれ、この空気が気化エレメント8に気流として供給される。この気流は気化エレメント8内を通過して、天井パネル4の吹出口6から室内へと戻される。気流が気化エレメント8を通過する過程で、気化エレメント8に含まれる水分が気流に湿度を与える。これにより、室内に加湿が行われる。加湿装置1は、制御部13によって自動運転される。
図1及び図2に示すように、本実施の形態では、前記送風機12と前記気化エレメント8との間に均圧室16が設けられる。この均圧室16は、気化エレメント8の空気流入部14の全面と連通する。そして、送風機12で創出される気流は均圧室16の内面に衝突した後に、気化エレメント8に接触する。気流が均圧室16の内面に衝突することで、気流の風圧が均圧室16内で均等化される。そして、均圧室16内に充満した気流が気化エレメント8の空気流入部14へと流れ込む。均圧室16は気化エレメント8の空気流入部14の全面と連通しているので、気化エレメント8の空気流入部14の全面に対して気流が均等な風圧で接触する。
図1〜図3を総合すると明らかなように、均圧室16は直方体状に形成され、気化エレメント8の空気流入部14の全面と連通している。均圧室16は、気化エレメント8の空気流入部14の面積と同じか、それより大きな広がりを有する。そして、均圧室16は、気化エレメント8の空気流入部14と対面している。
均圧室16内には送風機12の遠心ファン17が配設されている。この遠心ファン17は、回転軸18が気化エレメント8の空気流入部14に対して直角となるように均圧室16内に配設され、均圧室16の内面が遠心ファン17を取り囲んでいる。遠心ファン17は、回転軸18が固定されるボス部19と、このボス部19と連続する円形の羽根支持板20と、この羽根支持板20の空気吸入側の面に固着された多数の遠心羽根21と、を備える。
均圧室16は、天井面22と、対向する一対の側面23,24と、底面25と(以上、図3参照)、気化エレメント8側の送風前面26と、該送風前面26と対向する送風後面27と(以上、図1及び図2参照)、で画成されている。図3に示すように、天井面22と一対の側面23,24と底面25とが、遠心ファン17の周囲を取り囲む。天井面22は本体ケース3の天板28で構成され、一対の側面23,24は本体ケース3の側板29,30で構成され、底面25は、制御部13を収納する制御部ボックス31の上面で構成される。また、図1及び図2に示すように、送風前面26は気化エレメント8側と遠心ファン17側とを仕切る第一の仕切り板32で構成され、送風後面27は、遠心ファン17側と該遠心ファン17を駆動する送風モータ33側とを仕切る第二の仕切り板34で構成される。図2に示すように、送風モータ33は、モータ支持板35によって第二の仕切り板34上に支持されている。
第一の仕切り板32には、均圧室16と気化エレメント8とを連通させる連通口36が形成される。この連通口36は、図1及び図2に示すように、気化エレメント8の空気流入部14の全体に対面している。第二の仕切り板34には空気取入口37が形成され、この空気取入口37は天井パネル4の吸気口5と連通している。空気取入口37は、遠心ファン17の回転軸18を中心とする円形の開口であり、遠心ファン17のボス部19に対面している。
前記構成において、送風モータ33が作動して遠心ファン17が回転すると、室内の空気が天井パネル4の吸気口5から本体ケース3内に吸入される。吸入された空気は空気取入口37を通り、図3に示すように、遠心羽根21の周囲へ拡散される放射状の気流となる。この放射状の気流は、遠心羽根21を取り囲む均圧室16の内面(すなわち、均圧室16を画成する天井面22と一対の側面23,24と底面25)に衝突し、均圧室16内に充満することで均圧化される。均圧室16内に充満した空気は、均圧室16の内面に案内されて連通口36から気化エレメント8の空気流入部14へと流れ込む。均圧室16の内面が遠心ファン17を取り囲んでいるので、気流が効率的に気化エレメント8へ向けて流動する。均圧室16は気化エレメント8の空気流入部14の全面と連通しているので、気化エレメント8の空気流入部14の全面に対して気流が均等な風圧で接触する。これにより、気化効率が向上するとともに、従来問題となっていた水飛散も防止できる。
本実施の形態では、送風機12の回転軸18が気化エレメント8の空気流入部14に対して直角となるように遠心ファン17が均圧室16内に配設される。このため、遠心ファン17を薄型とし、均圧室16を幅狭に形成することにより、加湿装置1全体の横幅(図1で見て左右方向の寸法)を小さくすることができ、加湿装置1のコンパクト化の要請にも応えることができる。この利点は、本実施の形態の加湿装置1と図4の従来例とを比較すると一層明確となる。
すなわち、図4の従来例では、回転軸60が気化エレメント8の空気流入部14に対して平行となるように遠心式の送風機61を配設しているので、加湿装置のコンパクト化の要請に応えようとして送風機61を小型化(遠心ファンの回転半径を縮小化)すると、所望の送風量を確保できなくなるという問題があった。これに対し、本実施の形態の加湿装置1によれば、回転軸18が気化エレメント8の空気流入部14に対して直角となるように遠心ファン17が配設されるので、遠心ファン17を薄型にすることで、遠心ファン17の回転半径を縮小化することなく送風機12を小型化することができる。このため、所望の送風量を確保しつつ加湿装置1のコンパクト化の要請にも応えることができる。
8 気化エレメント
12 送風機
14 空気流入部
16 均圧室
17 遠心ファン
18 回転軸
22 均圧室の内面(天井面)
23,24 均圧室の内面(一対の側面)
25 均圧室の内面(底面)

Claims (2)

  1. 水分を保持する気化エレメントと、該気化エレメントに供給される気流を創出する送風機と、該送風機と前記気化エレメントとの間に配設される均圧室であって前記気化エレメントの空気流入部の全面と連通する均圧室と、を備え、前記送風機で創出される気流が前記均圧室の内面に衝突した後に前記気化エレメントに接触する、気化式加湿装置。
  2. 前記送風機が遠心ファンを備え、該遠心ファンは、回転軸が前記気化エレメントの空気流入部に対して直角となるように前記均圧室内に配設され、前記均圧室の前記内面が前記遠心ファンを取り囲んでいる、請求項1に記載の気化式加湿装置。
JP2017076827A 2017-04-07 2017-04-07 気化式加湿装置 Pending JP2018179359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017076827A JP2018179359A (ja) 2017-04-07 2017-04-07 気化式加湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017076827A JP2018179359A (ja) 2017-04-07 2017-04-07 気化式加湿装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018179359A true JP2018179359A (ja) 2018-11-15

Family

ID=64281646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017076827A Pending JP2018179359A (ja) 2017-04-07 2017-04-07 気化式加湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018179359A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20120076284A (ko) 가습 장치
JP7252867B2 (ja) 空気調和機
CN103261803B (zh) 浴室干燥机
KR102216987B1 (ko) 양흡입 제가습장치
JP2009085532A (ja) 加湿装置
JP2012078040A (ja) 加湿装置
JP2018179359A (ja) 気化式加湿装置
RU174521U1 (ru) Увлажнитель воздуха
KR102146315B1 (ko) 회전식 전열교환 환기장치
JP2008064433A (ja) 加湿装置
JP5067031B2 (ja) 送風装置
CN204786803U (zh) 空调器
JP6070538B2 (ja) 加湿装置
CN105180265B (zh) 空调器
KR20100048495A (ko) 에어 컨디셔너
JP2019215148A (ja) 液体微細化装置
JP2015143582A (ja) 加湿装置
KR20120017376A (ko) 공기청정가습기
JP2003336881A (ja) 熱交換換気装置
JP7213420B2 (ja) 加湿装置
JP5810261B2 (ja) 加湿装置
CN217844150U (zh) 加湿器
KR20130029691A (ko) 가습 제습 복합기
JP2017110875A (ja) 加湿装置
JP2023019877A (ja) 加湿装置