JP2018179305A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】外郭を形成する筐体の一部を形成しながらも、性能向上にも関与できるパネルを有する室内機を備えた空気調和機を提供する。【解決手段】外郭を形成する筐体1と、筐体の一部に形成されている空気の吸込口2と吹出口と、吸込口2より取り入れられた空気と熱交換する熱交換器11と、吸込口2より取り入れられた空気が、熱交換器11と熱交換された後、吹出口から吹き出すための気流を発生させるファン10と、空気が吹出口より吹き出される運転時に、吹出風の上下方向における風向を設定する上下風向変更羽根5と、運転停止時には筐体1の一部を形成するパネル7と、を備え、空気が吹出口より吹き出される運転時には、パネル7は、上下風向変更羽根5とともに、吹出風の上下方向における風向を設定する構成としたことを特徴とする空気調和機。【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の室内機に関するものである。
従来この種の空気調和機の室内機101は、室内機ケーシング102と、水平フラップ103と、正面パネル104とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の室内機101の縦断面図である。図7に示すように、室内機ケーシング2は、室内へと吹き出される空気が通る吹出口105を有している。
そして、水平フラップ103は、吹出口105を開閉自在に設けられ、吹出口105から吹き出される吹出風を案内するものである。さらに、正面パネル104は、閉状態において、室内機ケーシング102と、吹出口105を閉じる水平フラップ103との間を覆い、正面視において水平フラップ103の一端を覆っている。
これにより、フラップ103の一端と吹出口105との間を隠蔽して外部から見え難くすることができるため、室内機101の美観を向上させている。
しかしながら、前記従来の技術では、室内機101の美観の向上はできるが、室内機101の性能向上を実現することはできないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、外郭を形成する筐体の一部を形成しながらも、性能向上にも関与できるパネルを有する室内機を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、外郭を形成する筐体と、前記筐体の一部に形成されている空気の吸込口と吹出口と、前記吸込口より取り入れられた空気と熱交換する熱交換器と、前記吸込口より取り入れられた空気が、前記熱交換器と熱交換された後、前記吹出口から吹き出すための気流を発生させるファンと、前記空気が前記吹出口より吹き出される運転時に、吹出風の上下方向における風向を設定する上下風向変更羽根と、運転停止時に前記筐体の一部を形成するパネルと、を備え、前記空気が前記吹出口より吹き出される運転時には、前記パネルは、前記上下風向変更羽根とともに、前記吹出風の上下方向における風向を設定する構成としたことを特徴とするものである。
これにより、前記パネルは、運転時には前記上下風向変更羽根とともに、前記吹出風の上下方向における風向を設定することで、使用者の快適性を向上できるとともに、運転停止時には前記筐体の一部を形成することで、室内機の小型化を実現できる。
本発明によれば、外郭を形成する筐体の一部を形成しながらも、性能向上にも関与できるパネルを有する室内機を備えた空気調和機を提供できる。
第1の発明は、外郭を形成する筐体と、前記筐体の一部に形成されている空気の吸込口と吹出口と、前記吸込口より取り入れられた空気と熱交換する熱交換器と、前記吸込口より取り入れられた空気が、前記熱交換器と熱交換された後、前記吹出口から吹き出すための気流を発生させるファンと、前記空気が前記吹出口より吹き出される運転時に、吹出風の上下方向における風向を設定する上下風向変更羽根と、運転停止時に前記筐体の一部を形成するパネルと、を備え、前記空気が前記吹出口より吹き出される運転時には、前記パネルは、前記上下風向変更羽根とともに、前記吹出風の上下方向における風向を設定する構成としたことを特徴とする空気調和機である。
これにより、前記パネルは、運転時には前記上下風向変更羽根とともに、前記吹出風の上下方向における風向を設定することで、使用者の快適性を向上できるとともに、運転停止時には前記筐体の一部を形成することで、室内機の小型化を実現できる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記パネルは、前記運転停止時には前記筐体の正面部を形成しているとともに、前記運転時には前記吹出風の上下方向における風向を設定する位置に移動する構成としたことを特徴とするものである。
これにより、使用者の快適性を向上できるとともに、運転停止時には筐体の正面部に沿うように配置されるため、室内機の小型化を実現できる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、前記パネルは、複数枚から構成されていることを特徴とするものである。
これにより、運転時には前記上下風向変更羽根とともに、前記吹出風の上下方向における風向を設定するとき、様々に形態にて、使用者の快適性を向上できる。また、パネルが複数枚、例えば2枚より形成されていることで、一枚のみパネルを移動させる構成により、小型軽量となり稼動が行い易くなる。また、小型のため吹出口に配置された時に、筐体の下部に配置された家具などと干渉する可能性が少ない。さらに、2個で構成されているため、1個を吸込口に止めることができるため、吸込口の下方部を隠すことができ美観を損なうことを無くすことができる。
第4の発明は、特に第2または第3の発明において、前記パネルは、運転時には、前記上下風向変更羽根の下流端と連続する位置に配置されることを特徴とするものである。
これにより、吹き出しフラップの全長が長くなり、風向きの制御が助長される。すなわち、現状ある上下風向変更フラップの後縁に接続して、弦長の長い上下風向変更羽根となり風向を制御することができるため、著しい風向変更効果が得られる。
第5の発明は、特に第2または第3の発明において、前記パネルは、運転時には、前記吹出口の上端部に配置されることを特徴とするものである。
これにより、空気調和器の場合、一般的に暖房は下向き、冷房は上向きの風向制御が望まれるが、上端に移動させることにより、暖房時の下向き風向制御を促進できる。
第6の発明は、特に第2または第3の発明において、前記パネルは、運転時には、前記吹出口の下端部に配置されることを特徴とするものである。
これにより、空気調和器の場合、一般的に暖房は下向き、冷房は上向きの風向制御が望まれるが、下端に移動させることにより、冷房時の上向き風向制御を促進できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態の空気調和機においては、具体的な構成について説明するが、本発明は、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における空気調和機は、室内機と室外機(図示せず)が冷媒配管及び制御配線等により互いに接続された、所謂セパレート型の空気調和機である。室内機と室外機(図示せず)によりヒートポンプが構成されている。なお、実施の形態1における空気調和機の室内機は、室内の壁面に取り付ける壁掛け式室内機である。
本発明の実施の形態1における空気調和機は、室内機と室外機(図示せず)が冷媒配管及び制御配線等により互いに接続された、所謂セパレート型の空気調和機である。室内機と室外機(図示せず)によりヒートポンプが構成されている。なお、実施の形態1における空気調和機の室内機は、室内の壁面に取り付ける壁掛け式室内機である。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の運転停止時の縦断面図
であり、図2は、同空気調和機の室内機の運転時の縦断面図である。
であり、図2は、同空気調和機の室内機の運転時の縦断面図である。
図1、図2に示すように、室内機は、外郭は筐体1にて形成されており、空気の吸込口2となる前面開口部および上面吸込口と、熱交換された空気を吹き出す吹出口3と、筐体1の正面部を形成するとともに、複数枚より形成されているパネル7とを備えている。
筐体1の内部には、吸込口2より吸引された空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ12と、その空気を熱交換する熱交換器11と、熱交換器11で熱交換して吹出口3から室内に吹き出すための気流を発生させる貫流ファンであるファン10が設けられている。
また、熱交換器11で熱交換された空気が、ファン10の下流側から吹出口3の上流側に至る通風路4は、ファン10の下流側に配置されて空気の流れを案内するリアガイダ8と、リアガイダ8に対向して配置されたスタビライザ9と、筐体1内の両側壁(図示せず)とで形成されている。
また、吹出口3には、前記吹出口3を開閉するとともに、空気の吹き出し方向を上下方向に変更し設定することができる上下風向変更羽根5が設けられている。さらに、吹出口3の内部及び上下風向変更羽根5の周囲の空気の吹き出し方向を左右に変更することができる左右風向変更羽根6が設けられている。
図1に示すように、ファン10が停止している室内機の運転停止時は、パネル7及び上下風向変更羽根5が筐体1の外形ラインを規定するように配置される。なお、パネル7は、筐体1の正面部を形成している。
図2に示すように、ファン10が駆動している室内機の運転時には、パネル7が、筐体
1の正面部を形成している状態から、移動装置(図示せず)により、パネル7は配置位置が吹出口3の空気の流路下流側に移動する。
1の正面部を形成している状態から、移動装置(図示せず)により、パネル7は配置位置が吹出口3の空気の流路下流側に移動する。
そして、吸込口2である前面開口部より空気が吸引できるようになるとともに、上下風向変更羽根5とともに、吹出風の上下方向における風向を設定するようになる。そして、上下風向変更羽根5の作用を助長するように働いて、上向きあるいは下向きの風向制御をより促進する。
図3、図4は、本発明の実施の形態1における空気調和機の他の室内機の運転時の縦断面図である。
図3、図4に示すように、ファン10が駆動している室内機の運転時には、パネル7が、上下風向変更羽根5の下流端と連続する位置に移動し、上下風向変更羽根5と連続に並べて配置される。これにより、吸込口2である前面開口部より空気が吸引できるようになるとともに、上下風向変更羽根5の作用を助長するように働いて、上向きあるいは下向きの風向制御をより促進する。
図3は、パネル7が、上下風向変更羽根5の下流端と連続する位置に移動し、上下風向変更羽根5と連続に並べて配置され、下向き風向を促進させるモードである。このとき、パネル7は、後方下向き向けられて、上下風向変更羽根5の弦長が伸びた働きをするため、暖房時の下向き風向を促進させて、吹出風の床面の暖気の到達性を向上できる。
また、図4は、パネル7が、上下風向変更羽根5の下流端と連続する位置に移動し、上下風向変更羽根5と連続に並べて配置され、上向き風向を促進させるモードである。このとき、パネル7は、前方上向き向けられて、吹出風が冷房の室内機の対向する壁面まで、居室空間の上部を流れて到達することが可能となる。また、居室内にいる人達に吹出風を当てらない無気流感が得られ、快適性を向上させることができる。
図5は、本発明の実施の形態1における空気調和機の他の室内機の運転時の縦断面図である。
図5に示すように、パネル7は、ファン10が駆動している運転時には、吹出口3の上端部に配置されるものである。吹出風の上向きあるいは下向きの風向制御をより促進する。これにより、ファン10から吹き出された吹出風において、スタビライザ9からの吹出口3の上部の吹出風の流れを、暖房時に下向きの制御することを促進でき、暖房時の床面到達性を向上させることができる。
図6は、本発明の実施の形態1における空気調和機の他の室内機の運転時の縦断面図である。
図6に示すように、パネル7は、ファン10が駆動している運転時には、吹出口3の下端部に配置されるものである。吹出風の上向きあるいは下向きの風向制御をより促進する。これにより、ファン10から吹き出された吹出風において、リアガイダ8から吹出口3の下部の流れを、冷房時に下向きの制御することを促進でき、冷房時の居室空間において、上部に冷気が流れ、人に気流を感じさせることを抑制して快適性を向上させることができる。
なお、本発明における空気調和機の室内機においては、パネル7が複数枚、例えば2枚より形成されていることで、一枚のみパネル7を移動させる構成により、小型軽量となり稼動が行い易くなる。また、移動したパネル7が小型のため吹出口3に配置された時に、
筐体1の下部に配置された家具などと干渉する可能性が少ない。さらに、2個で構成されているため、1個を吸込口2に配置させたままの状態にしておくことができるため、筐体1の正面部にある前面開口部の吸込口2の下方部を隠すことができ、美観を損なうことを防止することができる。
筐体1の下部に配置された家具などと干渉する可能性が少ない。さらに、2個で構成されているため、1個を吸込口2に配置させたままの状態にしておくことができるため、筐体1の正面部にある前面開口部の吸込口2の下方部を隠すことができ、美観を損なうことを防止することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、外郭を形成する筐体の一部を形成しながらも、性能向上にも関与できるパネルを有する室内機を備えているので、家庭用のみならず、業務用等の大型空調機にも適用できる。
1 筐体(室内機)
2 吸込口
3 吹出口
4 通風路
5 上下風向変更羽根
6 左右風向変更羽根
7 パネル
8 リアガイダ
9 スタビライザ
10 ファン
11 熱交換器
12 フィルタ
2 吸込口
3 吹出口
4 通風路
5 上下風向変更羽根
6 左右風向変更羽根
7 パネル
8 リアガイダ
9 スタビライザ
10 ファン
11 熱交換器
12 フィルタ
Claims (6)
- 外郭を形成する筐体と、
前記筐体の一部に形成されている空気の吸込口と吹出口と、
前記吸込口より取り入れられた空気と熱交換する熱交換器と、
前記吸込口より取り入れられた空気が、前記熱交換器と熱交換された後、前記吹出口から吹き出すための気流を発生させるファンと、
前記空気が前記吹出口より吹き出される運転時に、吹出風の上下方向における風向を設定する上下風向変更羽根と、
運転停止時に前記筐体の一部を形成するパネルと、を備え、
前記空気が前記吹出口より吹き出される運転時には、前記パネルは、前記上下風向変更羽根とともに、前記吹出風の上下方向における風向を設定する構成としたことを特徴とする空気調和機。 - 前記パネルは、前記運転停止時には前記筐体の正面部を形成しているとともに、前記運転時には前記吹出風の上下方向における風向を設定する位置に移動する構成としたことを特徴とする前記請求項1に記載の空気調和機。
- 前記パネルは、複数枚から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
- 前記パネルは、運転時には、前記上下風向変更羽根の下流端と連続する位置に配置されることを特徴とする前記請求項2または3に記載の空気調和機。
- 前記パネルは、運転時には、前記吹出口の上端部に配置されることを特徴とする前記請求項2または3に記載の空気調和機。
- 前記パネルは、運転時には、前記吹出口の下端部に配置されることを特徴とする前記請求項2または3に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017073481A JP2018179305A (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017073481A JP2018179305A (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 空気調和機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018179305A true JP2018179305A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64282838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017073481A Pending JP2018179305A (ja) | 2017-04-03 | 2017-04-03 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018179305A (ja) |
-
2017
- 2017-04-03 JP JP2017073481A patent/JP2018179305A/ja active Pending
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RD01 | Notification of change of attorney |
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