JP2018178614A - 施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。本実施の形態は、免震装置を設置した躯体を逆打ち工法で施工する施工方法に関する。ここで、この躯体の利用の用途は任意であり、例えば生産施設、商業施設、飲食施設、又は娯楽施設等として利用することができる。また、躯体の総階数や形状については任意である。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
図1は、本実施の形態に係る施工方法にて施工された建築物1を示す正面図、図2は、図1のA部の拡大図である。これらの図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る建築物1は、躯体2、山留壁3、擁壁4、及び接続部5(後述する図4参照)が形成されている。ここで、以下では、必要に応じて、これら図1や図2におけるX−X’方向を「幅方向」と称し、特にX方向を「右方向」、X’方向を「左方向」と称する。また、Y−Y’方向(X−Z平面に直交する方向)を「奥行き方向」と称し、特にY方向(向かって手前の方向)を「前方向」、Y’方向(向かって奥の方向)を「後方向」と称する。また、Z−Z’方向を「高さ方向又は深さ方向」と称し、特にZ方向を「上方向」、Z’方向を「下方向」と称する。また、躯体2の各部を基準として、躯体2の中心に近づく方を「内側」、躯体2の中心から遠ざかる方を「外側」と称して説明する。
躯体2は、逆打ち工法で施工される構造体であって、掘削区画E1に略配置されている。この躯体2の具体的な構造は任意で、例えば鉄骨造や木造等の公知の構造を適用できるが、本実施の形態においては鉄筋コンクリート造を適用するものとして説明する。また、躯体2の具体的な形状は任意であるが、本実施の形態においては図示の簡略化のために、高さ方向に長い略直方体形状の構造体であるものとして説明する。ここで、躯体2の一部分は地上面よりも上方(以下、「地上」)に配置されており、躯体2の他の部分は地上面よりも下方(以下、「地下」)に配置されている。なお、躯体2の各階を指す場合には、それぞれ「地下一階」、「地上一階」、又は「地上二階」のように称して説明する。また、地下一階の下方には免震層Lが設けられている。なお、上述したように躯体2の総階数は任意であり、本実施の形態では地上複数階の構造体であるものとするが、図1においては、地上二階から最上階の間の階を省略して図示している。また、地上の階を「地上階」、地下の階を「地下階」と必要に応じて称して説明する。
柱10は、躯体2を構成する鉛直部材のうち地上に位置する鉛直部材であり、幅方向及び奥行き方向に沿って所定の間隔で複数配置されている。具体的に、図1においては幅方向に沿って配置された4つの柱10のみを図示しており、これらの4つの柱10のうち一部の柱10(内側の2つの柱10)は、構真柱20と同軸上に配置されており、残りの柱10(外側の2つの柱10)は構真柱20と同軸上に配置されておらず、スラブ40の跳出部41(後述する)の上方に配置されている。なお、以下では、このように跳出部41の上方に配置された柱10を指す場合には、「跳出柱」11と称して区別して説明する。
構真柱20は、躯体2を構成する鉛直部材のうち地下に位置する鉛直部材であり、幅方向及び奥行き方向に沿って所定の間隔で複数配置されている。具体的に、各構真柱20はいずれも地上から地下に至るように鉛直方向に沿って形成されており、下端部は基礎杭80に埋められて固定されている。なお、図1においては、図示の便宜上、幅方向に沿って等間隔で配置された4つの構真柱20のみを図示している。
大梁30は、躯体2を構成する水平部材であり、柱10同士、又は構真柱20同士を相互に接続するように複数配置されている。具体的には、奥行き方向に並設された柱10同士を接続する大梁30と、幅方向に並設された柱10同士を接続する大梁30とを備えており、各大梁30の上方にはスラブ40が打設されている。
スラブ40は、躯体2を構成する床部材である。このスラブ40は、具体的には、各大梁30の上方に配置されており、各階の床面を構成している。なお、スラブ40の具体的な構成は任意で、本実施の形態においてはスラブ筋を覆うようにコンクリートを型枠に打設して形成する公知のコンクリートスラブであるものとして説明するが、これに限らず、例えばデッキスラブ等を組み合わせて構築しても構わない。
免震装置50は、地震動を吸収する免震手段である。この免震装置50は、各構真柱20の免震層部分に取り付けられている。ここで、このような免震装置50の具体的な構造は任意で、本実施の形態においては、矩形の2枚のベースプレートの相互間に複数の免震ゴムを積層させて形成した装置であるものとして説明するが、これに限らず、公知の滑り支承や転がり支承などを用いても構わない。
山留壁3は、水平荷重を支持する荷重支持部である。この山留壁3は、具体的には、土壌における掘削区画E1と周辺区画E2との境界に設けられており、周辺区画E2の土壌が掘削区画E1に崩落してしまうことを防止するための壁である。この山留壁3は掘削区画E1内への土壌の崩落を防止することが可能である限りにおいて任意の構成とすることができるが、本実施の形態においては、掘削区画E1の右方、左方、前方、及び後方の全面を覆う板状体であるものとする。具体的には、山留壁3は、複数の鋼矢板を組み合わせて構築されているが、このような山留壁3の構築方法は公知であるため詳細な説明を省略する。
擁壁4は、山留壁3と同様、土壌に高低差を設ける場合に土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物である。ただし、山留壁3は簡素で一時的な構造であるが、擁壁4は本設の長期的な構造物である。この擁壁4は、掘削区画E1における山留壁3と躯体2との相互間に形成されており、山留壁3に対して当接するように配置された壁である。この擁壁4の具体的な形状は任意で、本実施の形態においては、上方よりも下方が厚くなっている断面略台形状のコンクリート体であるものとして説明するが、これに限らず公知の壁状部材を適用することができる。
後述する図4に示す接続部5は、山留壁3と躯体2とを相互に接続することにより、山留壁3が支持する水平荷重を躯体2に支持させる接続手段であって、山留壁3と躯体2との鉛直方向の相対的な変位を許容可能な接続手段である。ここで、「山留壁3と躯体2との鉛直方向の相対的な変位を許容可能」とは、山留壁3と躯体2との鉛直方向の相対的な変位(例えば、免震装置50の設置に伴う相対的な変位)に伴って、接続部5自身や、山留壁3、又は躯体2に無理な応力が作用することにより、これらの各部が変形したり損壊したりしてしまうことの無い構成である。このような接続部5の構成としては様々な構成が考えられるが、本実施の形態においては、接続部5は軸心が水平となるように配置されており、上記のような相対的な変位が生じた場合に撓むことにより変位を許容する接続部5を用いるものとして説明する。
続いて、本実施の形態に係る建築物1の施工方法について説明する。当該施工方法は、概略的に、免震装置50を設置した躯体2を逆打ち工法で施工する施工方法である。
図3は、本実施の形態に係る施工方法の手順1にて施工された建築物1の図1のA部に対応する拡大図である。この図3に示すように、まずは、山留壁施工工程、構真柱施工工程、一次掘削工程、地上一階大梁施工工程、及び地上一階スラブ施工工程を行う。
図4は、施工方法の手順2にて施工された建築物1の図1のA部に対応する拡大図である。この図4に示すように、続いて、地下一階接続部施工工程、地上一階柱施工工程、及び二次掘削工程を行う。
図5は、施工方法の手順3にて施工された建築物1の図1のA部に対応する拡大図である。この図5に示すように、続いて、地下一階大梁施工工程、地下一階スラブ施工工程、及び柱施工工程を行う。
図6は、施工方法の手順4にて施工された建築物1の図1のA部に対応する拡大図である。この図6に示すように、続いて、免震層接続部施工工程、及び三次掘削工程を行う。
図7は、施工方法の手順5にて施工された建築物1の図1のA部に対応する拡大図である。この図7に示すように、続いて、耐圧版施工工程、免震下部躯体施工工程を行う。
図8は、施工方法の手順6にて施工された建築物1の図1のA部に対応する拡大図である。この図8に示すように、続いて、ジャッキアップ工程、免震装置設置工程、ジャッキダウン工程、及び擁壁施工工程を行う。
このように、本実施の形態の施工方法によれば、山留壁3が支持する水平荷重を躯体2に支持させる接続部5であって、山留壁3と躯体2との鉛直方向の相対的な変位を許容可能な接続部5を設置するので、仮設梁の形成及び再構築を伴わず施工を行うことができると共に、接続部5を設置している段階で上階の躯体2を形成できるので、地下階の掘削と地上階の躯体2の施工とを同時に行って施工期間を短縮することが可能であり、また、前記相対的な変位を接続部5が許容できるので、躯体2が無理な応力を受けて損壊してしまうことを防止可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏することがある。例えば、実施の形態に係る施工方法によって、施工にかかる時間を削減することができない場合であっても、従来と異なる技術により建築物1を構成できている場合には、本願発明の課題が解決されている。
発明の詳細な説明や図面で説明した建築物1の各部の寸法、形状、材料、比率等は、あくまで例示であり、その他の任意の寸法、形状、材料、比率等とすることができる。
本実施の形態においては、スラブ40は水平方向に跳ね出された跳出部41を備えるものとして説明したが、これに限らず、跳出部41を備えないものとしても構わない。
本実施の形態においては、接続手段は、躯体2の構真柱20と山留壁3とを相互に接続する水平ジャッキ5bであるものとして説明したが、山留壁3が支持する水平荷重を躯体2に支持させる接続手段であって、山留壁3と躯体2との鉛直方向の相対的な変位を許容可能な接続手段である限りにおいて、これに限られない。例えば、山留壁3の上面から、スラブ40の跳出部41の下面に至るように配置された接続手段であって、山留壁3とスラブ40とを同一の方向に水平変位可能とすると共に、異なる方向に鉛直変位可能とする接続手段であっても構わない。
付記1の施工方法は、免震装置を設置した躯体を逆打ち工法で施工する施工方法であって、水平荷重を支持する荷重支持部を施工する荷重支持部施工工程と、前記荷重支持部と前記躯体とを相互に接続することにより、前記荷重支持部が支持する水平荷重を前記躯体に支持させる接続手段であって、前記荷重支持部と前記躯体との鉛直方向の相対的な変位を許容可能な接続手段を設置する接続手段設置工程と、前記接続手段設置工程の後に、前記躯体への前記免震装置の設置に伴って、又は前記躯体の形成に伴う自重の増加に伴って、前記躯体が上昇又は下降する変動工程と、を含む。
2躯体
3 山留壁
4 擁壁
5 接続部
5a 腹起し
5b 水平ジャッキ
10 柱
11 跳出柱
12 主筋
20 構真柱
21 H形鋼
30、30a、30b 大梁
40、40a、40b、40c スラブ
41 跳出部
42 溝部
43 溝部コンクリート
50 免震装置
60 鉛直ジャッキ
70 耐圧版
80 基礎杭
E1 掘削区画
E2 周辺区画
Claims (3)
- 免震装置を設置した躯体を逆打ち工法で施工する施工方法であって、
水平荷重を支持する荷重支持部を施工する荷重支持部施工工程と、
前記荷重支持部と前記躯体とを相互に接続することにより、前記荷重支持部が支持する水平荷重を前記躯体に支持させる接続手段であって、前記荷重支持部と前記躯体との鉛直方向の相対的な変位を許容可能な接続手段を設置する接続手段設置工程と、
前記接続手段設置工程の後に、前記躯体への前記免震装置の設置に伴って、又は前記躯体の形成に伴う自重の増加に伴って、前記躯体が上昇又は下降する変動工程と、を含む、
施工方法。 - 前記変動工程の前に、前記躯体を構成するスラブであって、水平方向に跳ね出された跳出部を備えるスラブを施工するスラブ施工工程を含み、
前記荷重支持部施工工程において、前記跳出部の下方に所定距離離間した位置に至るように前記荷重支持部を施工する、
請求項1に記載の施工方法。 - 前記荷重支持部は、土圧を支持する山留壁である、
請求項1又は2に記載の施工方法。
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JP2002194759A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Shimizu Corp | 地下構造構築方法 |
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- 2017-04-18 JP JP2017082303A patent/JP6938198B2/ja active Active
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