JP2002194759A - 地下構造構築方法 - Google Patents

地下構造構築方法

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JP2002194759A
JP2002194759A JP2000395188A JP2000395188A JP2002194759A JP 2002194759 A JP2002194759 A JP 2002194759A JP 2000395188 A JP2000395188 A JP 2000395188A JP 2000395188 A JP2000395188 A JP 2000395188A JP 2002194759 A JP2002194759 A JP 2002194759A
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Junichi Kadoriku
純一 角陸
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の地下階部分の施工効率を高めるとと
もに、構造上の一体化が図れるようにする。 【解決手段】 山留め壁1で画成された山留め空間5の
敷地平面内に所定間隔で構真柱を構築する。山留め空間
5を最下層基礎の深さ分だけ掘削し、構築される躯体1
2を支持する沈設降下装置20を、構真柱3をガイドと
して配備する。また躯体外壁となる部分と山留め壁との
間に反力ガイド30を設ける。所定の配筋、型枠組立、
コンクリート打設を行って最下層基礎部の躯体を構築
し、沈設降下装置20で躯体荷重を支持した状態でコン
クリート強度の発現を待つ間に躯体12の沈設範囲深さ
の掘削を行う。その後沈設降下装置20で躯体12の沈
設量、速度を制御して構真柱3で躯体荷重を支持しなが
ら躯体3を最下層基礎の上階の施工が可能な空間が山留
め空間内に確保できる深さまで沈設する。沈設降下装置
20で躯体荷重を支持した状態でさらに上階の構築を行
い、前記掘削工程、沈設工程を所定地下構造の階数分だ
け繰り返して山留め空間5内に地下構造を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地下構造構築方法に
係り、特に建築物の地下階部分の施工効率を高め、構造
上の一体化が図れるようにした地下構造構築方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、地下階を有する建築物を施工する
場合は、各種山留め工法を用いて掘削工事を行った後、
地下階から地上階を積み上げるように建築物を構築する
順打ち工法が採用されてきた。これに対し、近年、工期
の短縮、工事敷地の有効利用のために、1階床を施工し
た後、地下部の掘削と各地下階床構造の施工を交互に繰
り返して地下構造全体を構築する逆打ち工法が行われる
ことが多くなってきた。
【0003】図10は従来の逆打ち工法によって地下階
を構築している施工状態を示した概略説明図である。同
図には山留め壁としての地中連続壁50で区画された山
留め空間51内が掘削され、地上高さの1階床52と地
下1階床53とが構築された状態が示されている。これ
らの地下躯体は建物平面に適切に配置され、構築された
構真柱54により荷重が支持されている。この構真柱5
4は地中連続壁50の造成と同時に所定深さまで埋設さ
れる。通常、先端は支持層に造成された杭コンクリート
55内に根入れして固定されている。この構真柱54に
荷重を負担させるようにして各地下階の先打ち躯体部分
としての床構造を構築するとともに下層空間の掘削を進
める。そして最終的に基礎スラブ、基礎梁までを施工す
る。このように、先打ち躯体施工、その下側の掘削と並
行して各地下階の後打ち躯体部分の施工、図示しない地
上階の施工が行われ、工期の短縮が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に例
示したように、逆打ち工法では先打ち躯体60と後打ち
躯体61との間に細かい打継ぎ部62が多くできること
が知られている。このため工程が多岐にわたって複雑に
なり、工程管理が複雑になる上、工事コストが増加する
という問題がある。また、これらの打継ぎ部62の多く
は逆打継ぎとなるため打ち継ぎ処理が難しく、適正な施
工が行われない場合、コンクリートの一体性が得られ
ず、構造的な問題の他、水密性等のコンクリート性能が
達成できないという問題もある。
【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、建築物としての地下構造の
コンクリート一体性を保持でき、かつ施工の省力化が図
れる地下構造構築方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、山留め壁で画成された山留め空間の敷地
平面内に所定間隔で構真柱を構築し、前記山留め空間を
最下層基礎の深さ分だけ掘削し、構築される躯体を支持
する沈設降下装置を、前記構真柱をガイドとして配備す
るとともに、躯体外壁となる部分と前記山留め壁との間
に反力ガイドを設け、所定の配筋、型枠組立、コンクリ
ート打設を行って最下層基礎部の躯体を構築し、前記沈
設降下装置で躯体荷重を支持した状態でコンクリート強
度の発現を待つ間に該躯体の沈設範囲深さの掘削を行
い、その後前記沈設降下装置で前記躯体の沈設量、速度
を制御して前記構真柱で躯体荷重を支持しながら前記躯
体を前記最下層基礎の上階の施工が可能な空間が山留め
空間内に確保できる深さまで沈設し、前記沈設降下装置
で躯体荷重を支持した状態で前記上階の構築を行い、前
記掘削工程、沈設工程を所定地下構造の階数分だけ繰り
返して前記山留め空間内に地下構造を構築するようにし
たことを特徴とする。
【0007】このとき、前記反力ガイドは前記山留め壁
を所定の押圧力で押圧し、前記山留め壁からの反力を前
記躯体側に伝達し、さらに前記沈設工程においてはその
押圧力を減じて沈設工程時における前記山留め壁との間
の摺接摩擦を低減することが好ましい。
【0008】前記反力ガイドは、流体チューブからな
り、該流体チューブに供給される流体を制御して前記押
圧力を調整することが好ましい。
【0009】前記沈設降下装置は、躯体側の駆動部と構
真柱側の支持部とが噛合する歯車機構を備え、該歯車機
構の動作を制御して前記躯体の沈設制御を行うか、前記
構真柱を囲むように設けられた該構真柱への係止機構が
組み込まれた上下の台部と、該上下の台部間に装着され
た油圧シリンダ手段とを備え、前記油圧シリンダの伸縮
動作及び前記上下の台部の係止機構の前記構真柱への係
止動作とを制御して前記躯体の沈設制御を行うことが好
ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の地下構造構築方法
の一実施の形態について、添付図面を参照して説明す
る。本実施の形態では地下3階の地下構造を構築する手
順を図1(a)〜図6(k)を参照して説明する。ま
ず、図1(a)に示したように、建物周囲に山留め工事
を行う。山留め壁1としては鋼矢板、ソイルモルタル、
地中連続壁等が適用できる。さらに敷地内に所定間隔を
あけて杭2(必要な地盤の場合)、構真柱3を施工す
る。構真柱3は施工段階の進行に応じて地下構造部分の
躯体を支持できるような断面設計を行う。また、最終的
に地下構造の柱の一部となるが、その際、コンクリート
柱の芯部分として構真柱3の周囲に鉄筋を配筋して鉄筋
コンクリート柱とするため、断面の小さいCFT柱(鋼
管被覆コンクリート柱)(以後、本実施の形態では構真
柱と同義とする。)とすることが好ましい。さらに、山
留め空間5にバックホー等の掘削機械4を配備し、基礎
スラブ(基礎梁)の高さH及び後述する沈設降下装置設
置のためのクリアランスCとを足した深さの盤下げ掘削
を行う(図1(b)、図2(c)参照)。
【0011】その後、後述する沈設降下装置20を構真
柱としてのCFT柱3に取り付け、基礎スラブ(基礎
梁)の型枠組立10、配筋11を行う(図2(c))。
このとき、山留め壁1とスラブ外側面の間に反力ガイド
30(後述する。)を設ける部分を箱抜きしておき、ス
ラブコンクリート12を打設する。CFT柱で支持され
たスラブとして自立可能な程度にコンクリート強度が得
られたら、沈設降下装置20でスラブ12を支持し、そ
の状態でスラブコンクリート12下の空間5を掘削し
(図2(d))、これと同時に最下階(地下3階)の
床、外壁躯体の配筋11、型枠組立(図示せず)、コン
クリート打設を行う。このとき外壁は山留め壁1と縁が
切られており、スラブの反力ガイド30で山留め壁1か
らの土圧反力を支持するようになっている。基礎スラブ
12全体のコンクリートが所定強度を得た段階で、CF
T柱3をガイドとして沈設降下装置20で支持された基
礎スラブ12を降下させる(図3(e))。
【0012】降下量としては図3(f)に示したよう
に、地下2階床13の配筋11が地上レベルで行える程
度とする。さらに同様の施工サイクルで地下2階床13
の型枠組立、配筋11、コンクリート打設を行う。これ
と同時に基礎スラブ12下の空間5の掘削を進める(図
4(g))。地下部分の掘削が終了し、地下2階床13
の打設コンクリートが所定強度に達した後、基礎スラブ
12、地下2階床13の2層分のコンクリート躯体を自
重により、CFT柱3をガイドとして掘削完了した空間
5内に沈設させる。以後、地下1階床13、1階床13
(以後、各階床に地下2階床と同一符号13を付す。)
とそれぞれの外壁についての施工を繰り返して地下構造
全体を図5(j)に示した所定深さまで躯体全体を沈設
させ、同時に上部構造体を施工する。最終段階として地
下構造の自重を支持していたCFT柱3の周囲に配筋を
施し、各階の柱コンクリート15を打設し、CFT柱3
との一体化を図る。
【0013】このように地下構造躯体の沈設に際して
は、スラブ外壁に反力ガイド30を設け、山留め壁1と
沈降する躯体との間の摩擦を小さくする。またコンクリ
ート躯体全体の降下量、降下速度の制御は沈設降下装置
20の動作量、速度の制御により実施する。
【0014】コンクリート躯体を沈下させる時にもっと
も問題となるのが、山留め壁1とコンクリート躯体外壁
の間の摩擦である。一般的には両者の間の摩擦が大きい
ため、コンクリート躯体は自重によってのみでは沈設で
きない。しかし、山留め壁1と躯体の間に隙間をつくる
と山留め壁1が変形し、山留め壁1の背面地盤の緩み、
山留め壁1の崩壊につながるおそれもある。そこで、本
実施の形態では基礎スラブ12、各階床13の外周大梁
の外側面に反力ガイド30を設けている。
【0015】図7各図は、本実施の形態の反力ガイド3
0の取り付け状態を示した基礎スラブ12あるいは各地
下階床13(以下、代表してコンクリート躯体13とし
て記す。)と山留め壁1との一部を示した部分断面図で
ある。同図(a)に示した反力ガイド30は、合成ゴム
チューブ31が躯体13の外壁に形成された凹所13a
に沿った外周に水平方向に配管され、その外側にステン
レスのスライダ板32が取り付けられている。この反力
ガイド30は合成ゴムチューブ31内にポンプ34の運
転により流体33を供給し、内圧を高めることにより外
側からの荷重に対しても変形せずにその断面を保持する
ことができる。これにより山留め壁1からの作用荷重を
切梁としての機能を果たすコンクリート躯体13側に伝
達することができる。チューブ31内に供給される流体
33としては圧縮空気、水、作動油が好適である。また
チューブ31の材質としては耐摩耗性を向上させるた
め、金属メッシュに樹脂を含浸させたものや、外周を金
属メッシュで被覆したものも使用することができる。本
実施の形態では、コンクリート躯体13を沈設させる
際、チューブ31の表面が山留め壁1に摺接する際に摩
耗することを防止するためにチューブ31外面を覆うス
テンレス製のスライダ板32が取り付けられている。
【0016】図7(b)は変形例として油圧ポンプ34
の運転により作動する油圧シリンダ35によって山留め
壁1の反力をコンクリート躯体13側に伝達する油圧装
置を用いた例を示している。これらの反力ガイド30
は、コンクリート躯体13の沈設時には内圧を小さく
し、あるいはシリンダ長を短縮し、スライダ板32と山
留め壁1との接触圧を減らし摺接時の摩擦を小さくさせ
ることができる。これにより、躯体13の沈設時におい
ても、山留め壁1からの荷重を躯体13確実に伝達で
き、山留め壁1の変形を防止することができる。
【0017】次に、沈設降下装置20の構成及びその機
能について図8,図9各図を参照して説明する。コンク
リート躯体13は前述したように、構真柱の役割を果た
すCFT柱3を降下のガイドとして自重により沈設させ
ることができるが、コンクリート躯体13の各位置での
降下量を均等にするため、CFT柱3と梁受けとの間に
沈設降下装置20が設けられている。沈設降下装置20
としては、ラックピニオン構造を採用した装置と、油圧
シリンダの伸縮機能を利用した装置が可能である。
【0018】図8にはラックピニオン構造の沈設降下装
置20が示されている。この沈設降下装置20ではCF
T柱3の外周面にラック突起21を長手方向に沿って設
け、そのラック突起21にコンピューター制御で動くピ
ニオン22を噛合させ、コンクリート躯体13の降下
量、降下速度を制御している。ピニオン22はコンクリ
ート躯体13に形成された貫通部13bに取り付けられ
た沈設降下装置20内に収容され、ピニオン22の一部
がラック21側に突出して両者が噛合するようになって
いる。
【0019】図9各図は、油圧シリンダ機構を備えた沈
設降下装置20の例を示した説明図である。同図(a)
には、上下のリング状ジャッキ台25U,25Lと、そ
の間に配設された複数台の油圧シリンダ24とが装備さ
れている。リング状ジャッキ台25U,25Lは図示し
たように、CFT柱3の外径よりわずかに内周部の表面
から係止機構としての係止爪26が円周方向の数カ所、
CFT柱3の表面に向けて配置されている。これら係止
爪26は油圧操作部27(同図(b))によって上下の
ジャッキ台25U,25Lにおいて、その爪先端を独立
してCFT柱3の表面に噛み込ませることができ、これ
によりコンクリート躯体13の荷重を支持するジャッキ
台25U,25LをCFT柱3の所定位置に停止させる
ことができる。沈設降下装置20がこのような油圧装置
から構成されているため、油圧シリンダ24の伸縮量、
動作タイミング及び上下のジャッキ台25U,25Lの
係止爪26のCFT柱3の表面への噛み込みタイミング
とを制御することにより、コンクリート躯体13を降下
させる際に、その降下量、降下タイミング、降下速度、
ジャッキ台25U,25Lの間での荷重負担の盛替作業
を制御することができる。
【0020】同図(b)は、多数の油圧シリンダ24に
代えてCFT柱3を囲むリング形状のセンターホールジ
ャッキ28を用いた変形例を示している。このセンター
ホールジャッキ28のリング状胴部28aの伸縮と上下
のジャッキ台25U,25Lの係止爪26の動作を操作
部27で制御することにより、多数の油圧シリンダジャ
ッキ24を用いるより、制御系統を簡単にすることがで
きる。
【0021】図示しないが、さらにCFT柱3の周囲に
4台の油圧ジャッキを配備し、対向する2台のジャッキ
のシリンダ伸縮を行い、それぞれを盛り替えるようにし
て使用することもできる。
【0022】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば地
下構造のコンクリート躯体を一体的に施工することがで
きるので、先打ち躯体と後打ち躯体との打ち継ぎ部が生
じないように地下構造を構築することができ、構造上の
欠陥がなく、また施工上の工程短縮を実現することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下構造構築方法の一実施の形態を示
した施工順序図(その1)。
【図2】地下構造構築方法の一実施の形態を示した施工
順序図(その2)。
【図3】地下構造構築方法の一実施の形態を示した施工
順序図(その3)。
【図4】地下構造構築方法の一実施の形態を示した施工
順序図(その4)。
【図5】地下構造構築方法の一実施の形態を示した施工
順序図(その5)。
【図6】地下構造構築方法の一実施の形態を示した施工
順序図(その6)。
【図7】本発明による地下構造構築方法に用いる反力ガ
イドの一例を示した概略構成断面図。
【図8】本発明による地下構造構築方法に用いる沈設降
下装置の一例を示した概略構成図。
【図9】本発明による地下構造構築方法に用いる沈設降
下装置の一例を示した概略構成図。
【図10】従来の逆打ち工法による地下構造構築方法の
一例の施工状態を示した状態説明図。
【図11】図10に示した地下構造の後打ち躯体施工状
態を示した状態説明図。
【符号の説明】
1 山留め壁 3 構真柱(CFT柱) 5 山留め空間 12 スラブコンクリート 13 地下階床(コンクリート躯体) 20 沈設降下装置 24 油圧シリンダ 25U,25L ジャッキ台 26 係止爪 28 センターホールジャッキ 30 反力ガイド 31 チューブ 32 スライダ板 33 流体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】山留め壁で画成された山留め空間の敷地平
    面内に所定間隔で構真柱を構築し、前記山留め空間を最
    下層基礎の深さ分だけ掘削し、構築される躯体を支持す
    る沈設降下装置を、前記構真柱をガイドとして配備する
    とともに、躯体外壁となる部分と前記山留め壁との間に
    反力ガイドを設け、所定の配筋、型枠組立、コンクリー
    ト打設を行って最下層基礎部の躯体を構築し、前記沈設
    降下装置で躯体荷重を支持した状態でコンクリート強度
    の発現を待つ間に該躯体の沈設範囲深さの掘削を行い、
    その後前記沈設降下装置で前記躯体の沈設量、速度を制
    御して前記構真柱で躯体荷重を支持しながら前記躯体を
    前記最下層基礎の上階の施工が可能な空間が山留め空間
    内に確保できる深さまで沈設し、前記沈設降下装置で躯
    体荷重を支持した状態で前記上階の構築を行い、前記掘
    削工程、沈設工程を所定地下構造の階数分だけ繰り返し
    て前記山留め空間内に地下構造を構築するようにしたこ
    とを特徴とする地下構造構築方法。
  2. 【請求項2】前記反力ガイドは前記山留め壁を所定の押
    圧力で押圧し、前記山留め壁からの反力を前記躯体側に
    伝達し、さらに前記沈設工程においてはその押圧力を減
    じて沈設工程時における前記山留め壁との間の摺接摩擦
    を低減するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    地下構造構築方法。
  3. 【請求項3】前記反力ガイドは、流体チューブからな
    り、該流体チューブに供給される流体を制御して前記押
    圧力を調整するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の地下構造構築方法。
  4. 【請求項4】前記沈設降下装置は、躯体側の駆動部と構
    真柱側の支持部とが噛合する歯車機構を備え、該歯車機
    構の動作を制御して前記躯体の沈設制御を行うようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の地下構造構築方法。
  5. 【請求項5】前記沈設降下装置は、前記構真柱を囲むよ
    うに設けられた該構真柱への係止機構が組み込まれた上
    下の台部と、該上下の台部間に装着された油圧シリンダ
    手段とを備え、前記油圧シリンダの伸縮動作及び前記上
    下の台部の係止機構の前記構真柱への係止動作とを制御
    して前記躯体の沈設制御を行うようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の地下構造構築方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102360372B1 (ko) * 2021-02-17 2022-02-09 주식회사 유앤씨 승하강 이동식 트러스체를 이용한 탑다운공법

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