JP2018178492A - スライド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースで移動部をベース部に対してスライド移動させることのできるスライド機構を提供する。
【解決手段】上部スライド機構14は、車両のボディ11に設けられて前後方向においてボディ11の壁面に沿って延びるラックギア18と、同ラックギア18に噛合するピニオンギアと、同ピニオンギアが設けられるとともにスライドドア13に固定された変更機構20とを有する。変更機構20は、ピニオンギアの回転運動を動力源に作動するものであり、ピニオンギアの一方向への回転に伴って、同ピニオンギアとスライドドア13との車幅方向距離が近くなるとともに車幅方向に収縮する態様で変形する構造である。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動部とベース部との間に介設されて同移動部をベース部に対してスライド移動させるスライド機構に関するものである。
スライド機構としては、自動車等の車両のボディとスライドドアとの間に介設されて、同スライドドアをボディに対してスライド移動させるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
こうした車両用のスライドドアは、通常、その移動範囲における全開側の位置ではボディの外面に沿って前後方向にスライド移動し、移動範囲における全閉側の位置では全閉位置(詳しくは、ボディ開口を塞ぐ位置)に近づくに連れてボディに近づくように前後方向および車幅方向に移動する。
特許文献1に記載のスライド機構は、ボディに設けられたガイドレールと、スライドドアに設けられて同スライドドアともども上記ガイドレールによって案内されるガイドローラとを有している。このガイドレールは、スライドドアを全開側の位置にする部分(開側部分)が車外側の位置で延びており、スライドドアを全閉側の位置にする部分(閉側部分)が、同スライドドアを全閉位置にする部分に近づくに連れて車内側の位置になるように、比較的車内側の位置で延びている。こうした形状のガイドレールによってガイドローラが案内されることにより、スライドドアが上述した態様で移動するようになる。
特開2008−138404号公報
上記スライド機構では、ガイドレールの閉側部分が車内側に曲がった形状になるため、この閉側部分の車両への配設のために車内側に張り出す形状のスペースが必要になる。これにより、車内スペースが狭くなってしまったり、ガイドレールの取り付け部分の見栄えが悪くなってしまったりするおそれがある。
なお、こうしたスライド機構の配設スペースについての実情は、自動車用のスライドドアに適用されるスライド機構に限らず、移動部およびベース部の並び方向における相対位置を変化させつつ同移動部をベース部に沿う方向にスライド移動させるスライド機構においては概ね共通している。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、省スペースで移動部をベース部に対してスライド移動させることのできるスライド機構を提供することにある。
上記課題を解決するためのスライド機構は、移動部とベース部との間に介設されて、それら前記移動部および前記ベース部の並び方向における相対位置を変化させつつ前記移動部を前記ベース部に沿う方向にスライド移動させるスライド機構であって、前記ベース部に設けられて、前記移動部がスライド移動する方向において前記ベース部の壁面に沿って延びるラックギアと、同ラックギアと噛合して回転するピニオンギアと、同ピニオンギアが設けられるとともに前記移動部に固定されて前記ピニオンギアの回転運動を動力源に作動するものであり、前記ピニオンギアの一方向への回転に伴って、同ピニオンギアと前記移動部との前記並び方向における距離が近くなるとともに前記並び方向に収縮する態様で変形する構造の変更機構とを備える。
上記構成では、変更機構と一体の移動部が一方向にスライド移動すると、ラックギアとの噛合を通じてピニオンギアが一方向に回転する。そして、このピニオンギアの回転によって変更機構を作動させることによって、同ピニオンギアと移動部との距離を徐々に近くすることができる。そのため、移動部のスライド移動に際して同移動部がベース部に近づく場合であっても、ピニオンギアの移動軌跡がベース部側に張り出すことを抑えることができる。しかも、このときのピニオンギアの回転によって、移動部およびベース部の並び方向において収縮するように変更機構を変形させることもできる。そのため、移動部のスライド移動に際して同移動部がベース部に近づく場合に、変更機構の移動軌跡がベース部側に張り出すことを抑えることができる。このように上記構成によれば、移動部のスライド移動に伴って同移動部がベース部に近づく方向に移動する場合に、ピニオンギアや変更機構の移動軌跡がベース部側に張り出すことを抑えることができるため、移動部をベース部に対してスライド移動させる構造を省スペースで実現することができる。
上記スライド機構において、前記ベース部に設けられて、前記スライド移動する方向において前記ベース部の壁面に沿って延びるガイドレールと、前記移動部に設けられて上記ガイドレールによって案内される被案内部と、を有し、前記ラックギアは前記ガイドレールに一体に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、ガイドレールによって被案内部を移動部ともども案内してスライド移動させることができる。また、ガイドレールに設けられたラックギアと移動部に設けられたピニオンギアとの噛合を通じて変更機構を作動させて、移動部を上記並び方向に移動させることができる。
上記スライド機構において、前記移動部は、その移動範囲において前記距離が変化する領域と変化しない領域とを有し、前記ラックギアは、前記ガイドレールにおける前記変化する領域に対応する部分にのみ設けられることが好ましい。
上記構成によれば、ガイドレールの一部にのみにラックギアを設けることにより、同ラックギアとピニオンギアとが噛合する部分においてのみ変更機構を作動させて、移動部とベース部との並び方向における距離を変化させることができる。
上記スライド機構において、前記ベース部を車両のボディとし、前記移動部を前記ボディの開口部を開閉するスライドドアとし、前記ラックギアを、前記スライド移動する方向において前記車両のルーフサイドレールの外面に沿って延びるものにすることができる。
上記スライド機構において、前記ボディに設けられて、前記スライド移動する方向において前記ルーフサイドレールの外面に沿って延びるガイドレールと、前記スライドドアに設けられて前記ガイドレールによって案内される被案内部と、を有して、前記スライドドアは、その移動範囲における全閉位置側の領域においてのみ前記距離が変化するものであり、前記ラックギアは、前記ガイドレールにおける前記全閉位置側の領域に対応する部分にのみ、同ガイドレールと一体に設けられることが好ましい。
上記構成によれば、ガイドレールにおける全閉位置側の部分にのみラックギアを設けることにより、スライドドアが全閉位置側の位置であるときに限ってラックギアとピニオンギアとを噛合させることができる。そして、このとき変更機構を作動させて、スライドドアと車両のボディとの並び方向における距離を変化させることができる。
上記スライド機構において、前記変更機構は、その運動伝達経路における前記ピニオンギア側に配置されるウォームと前記移動部側に配置されるウォームホイールとからなるとともにセルフロック機能を備えたウォームギアを有することが好ましい。
上記構成によれば、ウォームギアのセルフロック機能により、ピニオンギアを回転させるための操作以外の要因によって変更機構が不要に作動することを抑えることができる。
上記スライド機構において、前記変更機構は、前記ピニオンギアを前記並び方向における距離を変化させる方向に移動させる構造であって、且つ、前記ピニオンギアを前記移動部に対して前記スライド移動する方向には移動させない構造のリンク機構を有することが好ましい。
上記構成では、移動部がベース部に対してスライド移動する際に、この移動部に対してピニオンギアが上記スライド移動する方向に相対移動することが抑えられる。こうした構成によれば、移動部に対するピニオンギアの移動軌跡が直線形状になり、ラックギアの形状と移動部の移動軌跡との関係が単純な関係になるため、スライド機構の各部の形状を容易に設定することができる。
上記スライド機構において、前記変更機構は、連結シャフトおよび駆動シャフトが一定の間隔を保持した状態で設けられたギアリンクと、前記連結シャフトを回転軸に前記ピニオンギアと一体回転する態様で、同連結シャフトに回転可能に設けられた第1傘歯ギアと、前記駆動シャフトを回転軸とする態様で同駆動シャフトと一体のウォームホイールと、前記第1傘歯ギアと前記ウォームホイールとの間に介設されて、一端が前記第1傘歯ギアに噛合する第2傘歯ギアをなすとともに他端が前記ウォームホイールに噛合する斜歯ギアをなすウォームとを備えることが好ましい。
上記構成によれば、ピニオンギアの回転運動を、ウォームホイールとウォームとからなるウォームギアによって減速しつつ駆動シャフトに伝達することができる。そして、この駆動シャフトの回転によって変更機構を作動させることができる。したがって、ウォームギアの減速比や第1傘歯ギアと第2傘歯ギアとの減速比の設定を通じて、ピニオンギアの回転運動を変更機構の作動のための動力源として高い自由度で利用することができるようになる。
本発明によれば、省スペースで移動部をベース部に対してスライド移動させることができる。
一実施形態のスライド機構の概略構成を示す側面図。 スライドドアの移動態様を示す略図。 上部スライド機構の各作動態様を示す平面図。 上部スライド機構が配置される部分およびその周辺の断面図。 ガイドレールと連結シャフトとの関係を概略的に示す断面図。 変更機構の分解斜視図。 開側部分における変更機構の作動態様を示す平面図。 閉側部分におけるリンク機構の作動態様を示す平面図。 閉側部分におけるリンク機構の作動態様を示す平面図。
以下、スライド機構の一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両10には、ボディ11の開口部12を開閉するためのスライドドア13が設けられている。本実施形態では、ボディ11がベース部に相当し、スライドドア13が移動部に相当する。また、車両10には、スライドドア13を案内するための3つのスライド機構14,15,16が設けられている。
上部スライド機構14は、ボディ11における開口部12の上部内縁において前後方向に延びるガイドレール14Aと、スライドドア13の内面上部に変更機構20を介して設けられたガイドローラ14Bとを備えている。このガイドローラ14Bは、ガイドレール14Aの内部を移動するように配置されている。上部スライド機構14では、ガイドレール14Aによってガイドローラ14Bが案内されることによって、スライドドア13の上部が車両10の前後方向にスライド移動するように案内される。
中央スライド機構15は、ボディ11外面における開口部12よりも後方側の位置で前後方向に延びるガイドレール15Aと、スライドドア13内面における上下方向の中央部分に連結アーム(図示略)を介して設けられたガイドローラ15Bとを備えている。このガイドローラ15Bは、ガイドレール15Aの内部を移動するように配置されている。中央スライド機構15では、ガイドレール15Aによってガイドローラ15Bが案内されることによって、スライドドア13における上下方向の中央部分が前後方向にスライド移動するように案内される。
下部スライド機構16は、ボディ11における開口部12の下部内縁において前後方向に延びるガイドレール16Aと、スライドドア13の内面下部に連結アーム(図示略)を介して設けられたガイドローラ16Bとを備えている。このガイドローラ16Bは、ガイドレール16Aの内部を移動するように配置されている。下部スライド機構16では、このガイドレール16Aによってガイドローラ16Bが案内されることによって、スライドドア13の下部が前後方向にスライド移動するように案内される。
図2に示すように、スライドドア13は、各スライド機構14,15,16(図1参照)の作動を通じて、スライドドア13およびボディ11の並び方向(車幅方向)における相対位置を変化させながら、前後方向にスライド移動するようになる。具体的には、スライドドア13は、その移動範囲における全開側(図2における右側)の位置ではボディ11の外面に沿って前後方向にスライド移動し、移動範囲における全閉側(図2における左側)の位置では全閉位置(詳しくは、開口部12[図1参照]を塞ぐ位置)に近づくに連れてボディ11に近づくように前後方向および車幅方向に移動する。
ここで仮に、こうしたスライドドア13の移動軌跡に合わせて上部スライド機構のガイドレールの形状を定めると、同ガイドレールにおける上記スライドドア13を全閉側の位置にする部分(閉側部分)が車内側に曲がった形状になる。そのため、ガイドレールの車両10への配置のためには、その閉側部分が配置される部分において、車内側に張り出す形状のスペースが必要になる。したがって、車内スペースが狭くなってしまったり、ガイドレール14Aの取り付け部分の見栄えが悪くなってしまったりするおそれがある。
本実施形態では、図3および図4に示すように、上部スライド機構14のガイドレール14Aがボディ11(詳しくは、ルーフサイドレール17)の外面に沿って延びており、このガイドレール14Aとスライドドア13との間に前記変更機構20(図3)が設けられている。なお、図3には、4箇所の移動位置における変更機構20の作動態様を各別に示している。図3に示すように、変更機構20は、ガイドレール14Aとスライドドア13との車幅方向における距離(車幅方向距離)を変化させるとともに、スライドドア13がボディ11の開口部12に近づいて上記車幅方向距離が近くなるに連れて車幅方向に収縮する態様で(車幅方向における寸法が短くなるように)変形する。
図3から明らかなように、こうした変更機構20を設けることにより、スライドドア13の閉じ方向(図3の左方向)へのスライド移動に際して同スライドドア13がボディ11に近づく場合に、変更機構20の移動軌跡がボディ11側(図3の上方)に張り出すことが抑えられる。したがって本実施形態によれば、スライドドア13をボディ11に対してスライド移動させる構造を省スペースで実現することができる。
以下、ガイドレール14Aおよび変更機構20を含む上部スライド機構14の構造について詳細に説明する。
図3および図4に示すように、上部スライド機構14のガイドレール14Aはボディ11に設けられている。ガイドレール14Aは、スライドドア13がスライド移動する方向(図3の左右方向)においてボディ11(詳しくは、ルーフサイドレール17)の外面に沿って延びている。また、ガイドレール14Aは、車両10の下方側において開口する断面コの字状で直線状に延びている。
図3に示すように、ガイドレール14Aの車外側の側壁の内面にはラックギア18が一体に設けられている。ラックギア18は、スライドドア13がスライド移動する方向においてボディ11(詳しくは、ルーフサイドレール17)の壁面に沿って延びている。そして、ラックギア18は、ガイドレール14Aの閉側部分にのみ設けられており、同ガイドレール14Aにおける上記スライドドアを全開側の位置にする部分(開側部分)には設けられていない。詳しくは、スライドドア13は、その移動範囲においてピニオンギア19およびスライドドア13の車幅方向距離が変化する領域(全閉位置側の領域)と変化しない領域(全開位置側の領域)とを有している。そして、ラックギア18は、ガイドレール14Aにおける上記車幅方向距離が変化する領域に対応する部分(閉側部分)にのみ設けられている。
図5および図6に示すように、前記変更機構20は車両10の上下方向に延びる連結シャフト21を有している。この連結シャフト21には、上方側から順に、被案内部としての前記ガイドローラ14B、ピニオンギア19、および第1傘歯ギア22が設けられている。
ガイドローラ14Bは、連結シャフト21を回転軸とする態様で、同連結シャフト21に相対回転可能に取り付けられている。このガイドローラ14Bはガイドレール14A(図5)内に配置されており、ガイドレール14Aによって連結シャフト21ともども案内されて前後方向に移動するようになっている。
ピニオンギア19および第1傘歯ギア22は、一体形成されて、連結シャフト21を回転軸とする態様で同連結シャフト21に相対回転可能に取り付けられている。そして、ピニオンギア19はガイドレール14Aの内部でラックギア18(図5)と噛合するようになっており、第1傘歯ギア22は変更機構20の一部(後述する第2傘歯ギア53)と噛合するようになっている。
図6および図7に示すように、変更機構20は、ピニオンギア19(連結シャフト21)およびスライドドア13の車幅方向距離を変化させるリンク機構30と、同リンク機構30を作動させるための作動機構40とを有している。
リンク機構30としては、ヒスコックスの直線運動リンクが採用されている。このリンク機構30は、スライドドア13(図7)の前後方向へのスライド移動に際して、同スライドドア13に対して上記車幅方向距離を変化させる方向にピニオンギア19を移動させる構造であって、且つ、スライドドア13に対して前後方向にピニオンギア19を移動させない構造である。
リンク機構30は、スライドドア13に固定されるベース31と、同ベース31および上記連結シャフト21を繋ぐ7本のリンク32〜38とを備えている。各リンク32〜38の連結部分は、連結ピンやスペーサーなどを介して、相対回転可能に連結されている。
第1ベースリンク32および第2ベースリンク33は、ベース31における前後方向に間隔を置いた位置に連結されている。第1ベースリンク32の一端には、上下方向に延びる駆動シャフト39が一体に設けられている。第1サポートリンク34には、第1ベースリンク32の一端(駆動シャフト39)と第2ベースリンク33の一端とを繋ぐように、それらベースリンク32,33が間隔を置いて各別に連結されている。
第1フォールディングリンク35と第2フォールディングリンク36とは直列に連結されており、その第1フォールディングリンク35側の端部がベース31(詳しくは、ベース31と第2ベースリンク33との連結部分)に連結されるとともに、第2フォールディングリンク36側の端部が連結シャフト21に連結されている。
第2サポートリンク37は、第1サポートリンク34の端部と各フォールディングリンク35,36の連結部分とを連結している。ギアリンク38は、上記第1ベースリンク32および第1サポートリンク34の連結部分(駆動シャフト39)と連結シャフト21とを連結している。すなわち、ギアリンク38には、連結シャフト21および駆動シャフト39が一定の間隔を保持した状態で設けられている。
前記作動機構40は、ピニオンギア19(図6)の回転運動を上記リンク機構30の駆動シャフト39に伝達するウォームギア50と、同ウォームギア50をリンク機構30に取り付けるためのギアサポート41とを備えている。
ウォームギア50は、その運動伝達経路における上流側(ピニオンギア19側)に配置されるウォーム51と下流側(スライドドア13[図7]側)に配置されるウォームホイール55とを有している。ウォーム51は、シャフト部52と、同シャフト部52の一端に固定された第2傘歯ギア53と、シャフト部52の他端に固定された斜歯ギア54とからなる。そして、ウォーム51の第2傘歯ギア53はピニオンギア19と一体の第1傘歯ギア22に常時噛合しており(図4参照)、斜歯ギア54はウォームホイール55に常時噛合している。このようにウォーム51は、第1傘歯ギア22とウォームホイール55との間に介設されている。また、ウォームホイール55は、リンク機構30の駆動シャフト39を回転軸とする状態で一体回転するように、同駆動シャフト39に止めピン56(図6)を介して連結されている。なお、このウォームギア50としては、ウォーム51に回転駆動力を付与した場合には同ウォーム51およびウォームホイール55が回転するようになる一方で、ウォームホイール55に回転駆動力を付与した場合には同ウォームホイール55およびウォーム51が回転しない機能(いわゆるセルフロック機能)を有するものが採用されている。
こうした作動機構40が設けられているため、ピニオンギア19が第1傘歯ギア22とともに回転すると、その回転運動がウォームギア50を介して駆動シャフト39(第1ベースリンク32)に伝達されて、同第1ベースリンク32がベース31との連結部分を支点に揺動するようになる。これにより、リンク機構30(各リンク32〜38)が作動する。
前記ギアサポート41は、リンク機構30のギアリンク38に一体に固定されている。そして、このギアサポート41には、ウォーム51の斜歯ギア54を間に挟む位置でシャフト部52が回転可能に支持されるとともに、ウォームホイール55を間に挟む位置で駆動シャフト39が回転可能に支持されている。これにより、ウォームギア50がリンク機構30に支持されている。
以下、上部スライド機構14を採用したことによる作用効果について説明する。
図3および図7に示すように、使用者によってスライドドア13が操作された場合に、ガイドレール14Aの開側部分では、同ガイドレール14Aによってガイドローラ14Bがスライドドア13ともども案内されることによって、同スライドドア13が前後方向にスライド移動する。このときガイドレール14Aにおけるピニオンギア19が通過する部分(開側部分)にはラックギア18が設けられていない。そのため、ピニオンギア19は回転駆動されず、変更機構20が作動しないために、ピニオンギア19とスライドドア13との車幅方向距離が一定に保たれる。したがって、スライドドア13はボディ11外面との間隔を保ちつつ、前後方向にスライド移動するようになる。
本実施形態では、変更機構20がセルフロック機能を備えたウォームギア50を有している。そのため、ガイドレール14Aの開側部分をピニオンギア19が通過するとき、すなわちピニオンギア19とラックギア18とが噛合しないときには、ウォームギア50によってリンク機構30の作動が規制されて、変更機構20が不要に作動することが抑えられる。これにより、スライドドア13とボディ11外面との間隔が適正に保たれるようになる。
一方、使用者によってスライドドア13が操作された場合に、ガイドレール14Aの閉側部分においても、同ガイドレール14Aによってガイドローラ14Bがスライドドア13ともども案内されて、同スライドドア13が前後方向にスライド移動するようになる。
図3、図8および図9に示すように、このときガイドレール14Aにおけるピニオンギア19が通過する部分(閉側部分)にはラックギア18が設けられているため、ピニオンギア19が回転駆動されて、その回転運動を動力源に変更機構20が作動するようになる。本実施形態では、変更機構20がウォームギア50を有しているため、このウォームギア50により、ピニオンギア19の回転運動を減速しつつ駆動シャフト39に伝達することができる。そして、この駆動シャフト39の回転によって変更機構20を作動させることができる。したがって、ウォームギア50の減速比や第1傘歯ギア22と第2傘歯ギア53との減速比の設定を通じて、ピニオンギア19の回転運動を、変更機構20の作動のための動力源として高い自由度で利用することができる。なお図8はピニオンギア19がガイドレール14Aの閉側部分の前後方向における中間位置になったときの変更機構20を示しており、図9はピニオンギア19がガイドレール14Aの閉側部分における最も前方側の位置になったときの変更機構20を示している。
変更機構20は、スライドドア13が全閉位置に近づくに連れてピニオンギア19とスライドドア13との車幅方向距離が徐々に近くなるように作動する(図7に示す作動状態[距離L1]→図8に示す作動状態[距離L2]→図9に示す作動状態[距離L3])。これにより、スライドドア13の前方(図3の左方向)へのスライド移動に際して同スライドドア13がボディ11に近づく方向に移動するとはいえ、変更機構20を駆動するためのピニオンギア19の移動軌跡がボディ11(車室内)側に張り出すことが抑えられるようになる。
しかも、変更機構20は、スライドドア13が全閉位置に近づくに連れて(「図7に示す作動状態」→「図8に示す作動状態」→「図9に示す作動状態」)、車幅方向に収縮する態様で(詳しくは、車幅方向の長さについての最大値が小さくなるように)変形する。そのため、変更機構20の移動軌跡がボディ11(車内)側に張り出すことも抑えられるようになる。
このように本実施形態によれば、スライドドア13の前方へのスライド移動に際して同スライドドア13がボディ11に近づく方向に移動するようになるとはいえ、ピニオンギア19や変更機構20の移動軌跡がボディ11側に張り出すことを抑えることができる。そのため、スライドドア13をボディ11に対してスライド移動させる構造を省スペースで実現することができる。これにより、図4に示すように、車室内においてガイドレール14Aを収容する部分(戸袋部10A)を、ガイドレールの閉側部分が車内側に張り出す構造のスライド機構が採用された車両の戸袋部(図4中に2点鎖線で示す)と比較して、小さくすることができる。これにより、車内スペースが狭くなることや、ガイドレール14Aの取り付け部分(戸袋部10A)の見栄えが悪くなることを抑えることができる。また、上部スライド機構14以外の部品(例えばカーテンエアバッグなど)の搭載スペースの確保が容易になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する作用効果が得られる。
(1)ピニオンギア19の一方向への回転に伴って、同ピニオンギア19とスライドドア13との車幅方向距離が近くなるとともに車幅方向に収縮する態様で変形する構造の変更機構20を、ピニオンギア19とスライドドア13との間に介設した。そのため、スライドドア13をボディ11に対してスライド移動させる構造を省スペースで実現することができる。
(2)上部スライド機構14は、ボディ11に設けられてルーフサイドレール17の外面に沿って延びるガイドレール14Aと、スライドドア13に設けられて上記ガイドレール14Aによって案内されるガイドローラ14Bと、ガイドレール14Aと一体のラックギア18とを備えている。そのため、ガイドレール14Aによってガイドローラ14Bをスライドドア13ともども案内して前後方向にスライド移動させることができる。また、ガイドレール14Aに設けられたラックギア18とスライドドア13に設けられたピニオンギア19との噛合を通じて、変更機構20を作動させて、同スライドドア13を車幅方向に移動させることができる。
(3)スライドドア13は移動範囲における全閉位置側の領域においてのみピニオンギア19およびスライドドア13の車幅方向距離が変化するものであり、ラックギア18は、ガイドレール14Aにおける前記全閉位置側の領域に対応する部分(前記閉側部分)にのみ設けられる。そのため、スライドドア13が全閉位置側の位置であるときに限ってラックギア18とピニオンギア19とを噛合させることができる。そして、このとき変更機構20を作動させて、スライドドア13とボディ11との車幅方向における距離を変化させることができる。
(4)変更機構20は、その運動伝達経路におけるピニオンギア19側に配置されるウォーム51とスライドドア13側に配置されるウォームホイール55とからなるとともにセルフロック機能を備えたウォームギア50を有している。そのため、ピニオンギア19を回転させるための操作以外の要因によって変更機構20が不要に作動することを抑えることができる。
(5)変更機構20は、ピニオンギア19をスライドドア13に対して上記車幅方向距離を変化させる方向に移動させる構造であって、且つ、ピニオンギア19をスライドドア13に対して前後方向には移動させない構造のリンク機構30を有している。そのため、スライドドア13がボディ11に対して前後方向にスライド移動する際に、同スライドドア13に対してピニオンギア19が前後方向に相対移動することが抑えられる。これにより、スライドドア13に対するピニオンギア19の移動軌跡が直線形状になり、ガイドレール14Aの形状とスライドドア13の移動軌跡との関係が単純な関係になるため、上部スライド機構14の各部の形状を容易に設定することができるようになる。
(6)ウォームギア50の減速比や第1傘歯ギア22と第2傘歯ギア53との減速比の設定を通じて、ピニオンギア19の回転運動を、変更機構20の作動のための動力源として高い自由度で利用することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上部スライド機構14のガイドレール14Aは、直線状のものを採用することに限らず、ボディ11の壁面の形状に合わせて若干曲がったものを採用することもできる。ガイドレール14Aの形状は、各部における車両10のボディ11(詳しくは、ルーフサイドレール17)との距離が大きく変化しない態様で同ルーフサイドレール17に沿って延びる形状であれば、任意に変更することができる。
・上部スライド機構14において、スライドドア13を前後方向に案内する構造は、前後方向に延びるガイドレール14Aと同ガイドレール14Aによって案内されるガイドローラ14Bとからなる構造に限らず、任意に変更することができる。具体的には、ガイドローラ14Bに代えて、ガイドレール14A内を摺動するガイド片を設けることなどが可能である。
・ウォームギア50に代えて、複数の平歯車からなるギア機構や複数のリンクアームからなるリンク機構など、任意の機構を採用することができる。
・リンク機構30としては、ヒスコックスの直線運動リンクを採用することに限らず、スコットラッセルの直線運動リンクなど、任意の構造のリンク機構を採用することができる。なお、スライドドア13の前後方向におけるスライド移動に際して同スライドドア13とピニオンギア19との前後方向における相対位置が変化する構造のリンク機構を採用することもできる。
・上記実施形態の上部スライド機構14は、中央スライド機構15や下部スライド機構16にも、その構成を適宜変更したうえで適用することができる。
・上記実施形態のスライド機構は、車両10のスライドドア13を前後方向にスライド移動させるスライド機構に限らず、車両の座席を前後方向にスライド移動させるスライド機構にも適用することができる。こうした構成では、座席が移動部に相当し、フロアがベース部に相当する。
上記スライド機構としては、後部座席を、前方側の位置(例えば2列目座席の位置)ではフロアに沿って前後方向にスライド移動させるとともに、後方側の位置(例えば3列目座席の位置)では後方側ほど高い位置になるように前後方向および上下方向に移動させるスライド機構を挙げることができる。こうしたスライド機構において、車両のフロアにおけるラックギアやガイドレールを収容する部分が上方に張り出すことを抑えることができる。
また、上記スライド機構として、3列座席の車両における2列目座席を、後方側の位置(乗員が着座する位置)では前後方向にスライド移動させるとともに、前方側の位置(3列目座席への乗員乗り込みのための位置)では前方側ほど車室中央に寄るように前後方向および車幅方向に移動させるスライド機構を挙げることができる。こうしたスライド機構において、車両のフロアにおけるラックギアやガイドレールを収容する部分の車幅方向における設置幅を小さくすることができる。
その他、上記スライド機構としては、運転席を、前方側の位置(背の小さい人が運転している可能性が高い位置)ほど座面が高くなるように前後方向および上下方向に移動させるスライド機構を採用すること等も可能である。こうしたスライド機構において、車両のフロアにおけるラックギアやガイドレールを収容する部分が上方に張り出すことを抑えることができる。
10…車両、10A…戸袋部、11…ボディ、12…開口部、13…スライドドア、14…上部スライド機構、14A…ガイドレール、14B…ガイドローラ、15…中央スライド機構、15A…ガイドレール、15B…ガイドローラ、16…下部スライド機構、16A…ガイドレール、16B…ガイドローラ、17…ルーフサイドレール、18…ラックギア、19…ピニオンギア、20…変更機構、21…連結シャフト、22…第1傘歯ギア、30…リンク機構、31…ベース、32…第1ベースリンク、33…第2ベースリンク、34…第1サポートリンク、35…第1フォールディングリンク、36…第2フォールディングリンク、37…第2サポートリンク、38…ギアリンク、39…駆動シャフト、40…作動機構、41…ギアサポート、50…ウォームギア、51…ウォーム、52…シャフト部、53…第2傘歯ギア、54…斜歯ギア、55…ウォームホイール、56…止めピン。

Claims (8)

  1. 移動部とベース部との間に介設されて、それら前記移動部および前記ベース部の並び方向における相対位置を変化させつつ前記移動部を前記ベース部に沿う方向にスライド移動させるスライド機構であって、
    前記ベース部に設けられて、前記移動部がスライド移動する方向において前記ベース部の壁面に沿って延びるラックギアと、
    同ラックギアと噛合して回転するピニオンギアと、
    同ピニオンギアが設けられるとともに前記移動部に固定されて前記ピニオンギアの回転運動を動力源に作動するものであり、前記ピニオンギアの一方向への回転に伴って、同ピニオンギアと前記移動部との前記並び方向における距離が近くなるとともに前記並び方向に収縮する態様で変形する構造の変更機構と
    を備えるスライド機構。
  2. 請求項1に記載のスライド機構において、
    前記ベース部に設けられて、前記スライド移動する方向において前記ベース部の壁面に沿って延びるガイドレールと、
    前記移動部に設けられて上記ガイドレールによって案内される被案内部と、を有し、
    前記ラックギアは前記ガイドレールに一体に設けられる
    ことを特徴とするスライド機構。
  3. 請求項2に記載のスライド機構において、
    前記移動部は、その移動範囲において前記距離が変化する領域と変化しない領域とを有し、
    前記ラックギアは、前記ガイドレールにおける前記変化する領域に対応する部分にのみ設けられる
    ことを特徴とするスライド機構。
  4. 請求項1に記載のスライド機構において、
    前記ベース部は車両のボディであり、
    前記移動部は前記ボディの開口部を開閉するスライドドアであり、
    前記ラックギアは、前記スライド移動する方向において前記車両のルーフサイドレールの外面に沿って延びる
    ことを特徴とするスライド機構。
  5. 請求項4に記載のスライド機構において、
    前記ボディに設けられて、前記スライド移動する方向において前記ルーフサイドレールの外面に沿って延びるガイドレールと、
    前記スライドドアに設けられて前記ガイドレールによって案内される被案内部と、を有して、
    前記スライドドアは、その移動範囲における全閉位置側の領域においてのみ前記距離が変化するものであり、
    前記ラックギアは、前記ガイドレールにおける前記全閉位置側の領域に対応する部分にのみ、同ガイドレールと一体に設けられる
    ことを特徴とするスライド機構。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のスライド機構において、
    前記変更機構は、その運動伝達経路における前記ピニオンギア側に配置されるウォームと前記移動部側に配置されるウォームホイールとからなるとともにセルフロック機能を備えたウォームギアを有する
    ことを特徴とするスライド機構。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のスライド機構において、
    前記変更機構は、前記ピニオンギアを前記並び方向における距離を変化させる方向に移動させる構造であって、且つ、前記ピニオンギアを前記移動部に対して前記スライド移動する方向には移動させない構造のリンク機構を有する
    ことを特徴とするスライド機構。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のスライド機構において、
    前記変更機構は、
    連結シャフトおよび駆動シャフトが一定の間隔を保持した状態で設けられたギアリンクと、
    前記連結シャフトを回転軸に前記ピニオンギアと一体回転する態様で、同連結シャフトに回転可能に設けられた第1傘歯ギアと、
    前記駆動シャフトを回転軸とする態様で同駆動シャフトと一体のウォームホイールと、
    前記第1傘歯ギアと前記ウォームホイールとの間に介設されて、一端が前記第1傘歯ギアに噛合する第2傘歯ギアをなすとともに他端が前記ウォームホイールに噛合する斜歯ギアをなすウォームと
    を備えることを特徴とするスライド機構。
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