JP2018177494A5 - - Google Patents
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Description
本発明の巻上機は、上記目的を達成するために、駆動モータと、該駆動モータにより駆動され、一端に乗りかご、他端につり合い重りが接続されている主ロープが昇降するシーブと、該シーブと一体的に回転するディスクを制動するブレーキ装置とから成り、建屋構造物に設置されている巻上機であって、前記巻上機は、巻上機支持台に支持されて建屋構造物に設置されていると共に、前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機に生じる振動を低減する防振機構部と、前記防振機構部と共に前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機の転倒及び/又は移動を防止する転倒防止機構部とを更に備え、前記防振機構部は、上面板と下面板及び該上面板と下面板に挟まれた弾性体とにより構成され、前記転倒防止機構部は、前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板を接続すると共に、前記防振機構部の上部から側方へ突出するように伸延し、前記防振機構部に近い伸延部分に貫通穴を有するストッパープレートと、前記建屋構造物に前記防振機構部の下面板を取付ボルトにて固定するための貫通穴及び前記ストッパープレートの前記伸延部分の貫通穴と対向した位置に形成されたねじ穴を有するボス台と、前記ストッパープレートの前記伸延部分の貫通穴に遊貫されると共に、前記ボス台のねじ穴に螺合されるストッパーボルトとから構成されていることを特徴とする。
更に、本発明の巻上機の防振機構部と転倒防止機構部の組立方法は、上記目的を達成するために、駆動モータと、該駆動モータにより駆動され、一端に乗りかご、他端につり合い重りが接続されている主ロープが昇降するシーブと、該シーブと一体的に回転するディスクを制動するブレーキ装置とから成る巻上機は、巻上機支持台に支持されて建屋構造物に設置されていると共に、前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機に生じる振動を低減する防振機構部と、前記防振機構部と共に前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機の転倒及び/又は移動を防止する転倒防止機構部とを更に備え、この巻上機の防振機構部と転倒防止機構部を組立るに当たって、ジャッキアップした前記巻上機支持台の下であって、かつ、上面板と下面板及び該上面板と下面板に挟まれた弾性体とにより構成される防振機構部を、前記建屋構造物に固定されているベースプレート上に設置すると共に、前記ベースプレート上には、前記建屋構造物に前記防振機構部の下面板を第1及び第2の取付ボルトにて固定するための貫通穴、及び前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板を接続すると共に、前記防振機構部の上部から側方へ突出するように伸延し、前記防振機構部に近い伸延部分に貫通穴を有するストッパプレートの前記伸延部分の貫通穴と対向した位置に形成されたねじ穴を有するボス台を設置し、その後、前記防振機構部の下面板と2つの前記第1及び第2の取付ボルトによって前記ボス台を共締めし、次に前記防振機構部の上面板と前記巻上機支持台の間に前記ストッパプレートを挟み、前記防振機構部に位置する前記ストッパプレートに形成されている取付ボルト用貫通穴を介して前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板と前記ストッパプレートが第3の取付ボルトによって固定され、続いて、ストッパボルトを固定するロックナットを、前記ベースプレート及び前記防振機構部の下面板に固定している前記ボス台の前記ねじ穴の上に置き、前記ストッパボルトを、前記ストッパプレートの前記貫通穴に通して前記ロックナットと前記ボス台のねじ穴に螺合させ、最後に、前記ロックナットを締め付け固定して組立ることを特徴とする。
一方、転倒防止機構部は、巻上機支持台2に防振機構部の上面板11を接続すると共に、防振機構部の上部から側方(防振機構部とは反対側、図2(b)の右側)に突出するよう伸延し、防振機構部に近い伸延部分に貫通穴14a(図3(a)、図3(b)参照)を有するストッパプレート14と、建屋構造物3に防振機構部の下面板12を第1の取付ボルト15a及び第2の取付ボルト15bにて固定するための2つの貫通穴16b、16c(図4(a)、図4(b)参照)及びストッパプレート14の伸延部分の貫通穴14aと対向した位置に形成されたねじ穴16a(図4(a)、図4(b)参照)を有するボス台16と、ストッパプレート14の伸延部分の貫通穴14aに遊貫されると共に、ボス台16のねじ穴16aに螺合されるストッパボルト17とから構成されている。
そして、ボス台16には、図4(a)及び図4(b)に示すように、例えば、スパナ等の作業工具の挿入方向(図2(a)の矢印P)側にある第2の取付ボルト15bの頭が当接するボス台16の当接面16eが、ストッパボルト17を固定するロックナット18が当接するボス台16の当接面16dより低い段差16fが形成されている。
更に、具体的に説明すると、巻上機支持台2の端部に設置されている防振機構部は、ゴムなどの弾性体13と上面板11及び下面板12で固定した構成である。上面板11は、転倒防止機構部のストッパプレート14を介して巻上機支持台2に、下面板12は建屋構造物3上に設けられるベースプレート20に接続されている。
Claims (7)
- 駆動モータと、該駆動モータにより駆動され、一端に乗りかご、他端につり合い重りが接続されている主ロープが昇降するシーブと、該シーブと一体的に回転するディスクを制動するブレーキ装置とから成り、建屋構造物に設置されている巻上機であって、
前記巻上機は、巻上機支持台に支持されて建屋構造物に設置されていると共に、前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機に生じる振動を低減する防振機構部と、前記防振機構部と共に前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機の転倒及び/又は移動を防止する転倒防止機構部とを更に備え、
前記防振機構部は、上面板と下面板及び該上面板と下面板に挟まれた弾性体とにより構成され、
前記転倒防止機構部は、前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板を接続すると共に、前記防振機構部の上部から側方へ突出するように伸延し、前記防振機構部に近い伸延部分に貫通穴を有するストッパープレートと、前記建屋構造物に前記防振機構部の下面板を取付ボルトにて固定するための貫通穴及び前記ストッパープレートの前記伸延部分の貫通穴と対向した位置に形成されたねじ穴を有するボス台と、前記ストッパープレートの前記伸延部分の貫通穴に遊貫されると共に、前記ボス台のねじ穴に螺合されるストッパーボルトとから構成されていることを特徴とする巻上機。 - 請求項1に記載の巻上機において、
前記ボス台は、前記防振機構部の下面板と第1及び第2の取付ボルトによって共締めされると共に、前記ストッパーボルトが螺合される前記ねじ穴は、前記第1及び第2の取付ボルトが通る前記貫通穴の間に形成され、かつ、作業工具の挿入方向側にある前記第2の取付ボルトの頭が当接する前記ボス台の当接面が、前記ストッパーボルトを固定するロックナットが当接する前記ボス台の当接面より低い段差が形成されていることを特徴とする巻上機。 - 請求項2に記載の巻上機において、
前記ストッパープレートは、前記巻上機支持台と前記防振機構部の上面板の間に設置され、前記防振機構部の前記上面板に位置する前記ストッパープレートには、複数の取付ボルト用貫通穴が形成され、該複数の取付ボルト用貫通穴を介して前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板と前記ストッパープレートが第3の取付ボルトによって固定されていることを特徴とする巻上機。 - 請求項2又は3に記載の巻上機において、
前記巻上機が設置されている前記巻上機支持台の片方の端部に位置する前記防振機構部と前記転倒防止機構部は、前記建屋構造物のはつり箇所に設置されていることを特徴とする巻上機。 - 建屋構造物に形成された昇降路内を昇降する乗りかご及びつり合い重りと、一端に接続された前記乗りかご、他端に接続された前記つり合い重りを垂下する主ロープと、前記昇降路上部の機械室に設置され、前記主ロープを駆動する巻上機とを備えたエレベーター装置において、
前記巻上機は、請求項1から4のいずれか1項に記載の巻上機であることを特徴とするエレベーター装置。 - 駆動モータと、該駆動モータにより駆動され、一端に乗りかご、他端につり合い重りが接続されている主ロープが昇降するシーブと、該シーブと一体的に回転するディスクを制動するブレーキ装置とから成る巻上機は、巻上機支持台に支持されて建屋構造物に設置されていると共に、前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機に生じる振動を低減する防振機構部と、前記防振機構部と共に前記巻上機支持台の端部に設置されて前記巻上機の転倒及び/又は移動を防止する転倒防止機構部とを更に備え、この巻上機の防振機構部と転倒防止機構部を組立るに当たって、
ジャッキアップした前記巻上機支持台の下であって、かつ、上面板と下面板及び該上面板と下面板に挟まれた弾性体とにより構成される防振機構部を、前記建屋構造物に固定されているベースプレート上に設置すると共に、前記ベースプレート上には、前記建屋構造物に前記防振機構部の下面板を第1及び第2の取付ボルトにて固定するための貫通穴、及び前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板を接続すると共に、前記防振機構部の上部から側方へ突出するように伸延し、前記防振機構部に近い伸延部分に貫通穴を有するストッパプレートの前記伸延部分の貫通穴と対向した位置に形成されたねじ穴を有するボス台を設置し、
その後、前記防振機構部の下面板と2つの前記第1及び第2の取付ボルトによって前記ボス台を共締めし、次に前記防振機構部の上面板と前記巻上機支持台の間に前記ストッパプレートを挟み、前記防振機構部に位置する前記ストッパプレートに形成されている取付ボルト用貫通穴を介して前記巻上機支持台に前記防振機構部の上面板と前記ストッパプレートが第3の取付ボルトによって固定され、
続いて、ストッパボルトを固定するロックナットを、前記ベースプレート及び前記防振機構部の下面板に固定している前記ボス台の前記ねじ穴の上に置き、前記ストッパボルトを、前記ストッパプレートの前記貫通穴に通して前記ロックナットと前記ボス台のねじ穴に螺合させ、最後に、前記ロックナットを締め付け固定して組立ることを特徴とする巻上機の防振機構部と転倒防止機構部の組立方法。 - 請求項6に記載の巻上機の防振機構部と転倒防止機構部の組立方法において、
前記ロックナットによる前記ストッパボルトの固定は、前記防振機構部の下面板と共締めされる前記ボス台の前記第1及び第2の取付ボルトの締め付け作業よりも、後であることを特徴とする巻上機の防振機構部と転倒防止機構部の組立方法。
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