JP2018177048A - 着座検知装置 - Google Patents

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孝市 中山
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Abstract

【課題】クッションパッドに対する荷重センサの位置決め精度が低下することを抑制できる着座検知装置を提供する。
【解決手段】着座検知装置100は、車両シートのクッションパッドCPの下方に配置される着座検知装置100であって、クッションパッドCPを介して伝達される車両シートへの負荷荷重を検知する荷重センサ30と、荷重センサ30を支持する第1ホルダ10と、クッションパッドCPを支持する支持部材CSに係合するとともに第1ホルダ10を支持する第2ホルダ20と、を備える。第2ホルダ20は、第1ホルダ10を上下方向に移動可能に支持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、着座検知装置に関する。
特許文献1には、着座検知装置の一例として、座席装置に備えられ、クッションパッドの座部の下方に配置される着座センサが開示されている。この着座センサは、車両シートに組み付けられた状態において、クッションパッドとの間に一定の間隙をおいて配置される感圧スイッチを備える。そして、この着座センサは、乗員が座席に着座したときにクッションパッドの下面によって感圧スイッチが押圧されることで着座を検知する。
特開2014−121884号公報
ところで、上記のような着座センサにおいて、クッションパッドと感圧スイッチとの間隙の大きさは、着座センサの組み付け位置に関する構成部材の寸法ばらつき及び車両シートに対する着座センサの組み付けばらつき等によって、変化するおそれがある。その結果、クッションパッドの下面から感圧スイッチに作用する荷重が変化し、着座の検出精度が低下するおそれがある。なお、こうした実情は、感圧スイッチによって着座を検知する着座検知装置に限らず、ひずみゲージなどの荷重を検出するセンサによって着座を検知する着座検知装置においても概ね共通する実情となっている。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものである。その目的は、クッションパッドに対する荷重センサの位置決め精度が低下することを抑制できる着座検知装置を提供することにある。
上記課題を解決する着座検知装置は、車両シートのクッションパッドの下方に配置される着座検知装置であって、前記クッションパッドを介して伝達される車両シートへの負荷荷重を検知する荷重センサと、前記荷重センサを支持する第1ホルダと、前記クッションパッドを支持する支持部材に係合する係合部を有し、前記第1ホルダを支持する第2ホルダと、を備え、前記第2ホルダは、前記第1ホルダを上下方向に移動可能に支持する。
上記構成によれば、第2ホルダに対して第1ホルダを移動させることで、車両シートのクッションパッドと荷重センサとの上下方向における距離を調整できる。したがって、車両シートに対する荷重センサの位置決め精度が低下することを抑制できる。
上記着座検知装置において、前記第1ホルダは、前記荷重センサの周囲に前記荷重センサよりも上方に延びる縦壁を有することが好ましい。
上記構成によれば、乗員が車両シートに着座する際に、クッションパッドは、縦壁に接触することで変位する方向が制限される。即ち、クッションパッドにおける荷重センサと対向する部分が下方向に変位しやすくなる。その結果、荷重センサの検知精度の低下をより抑制できる。
上記着座検知装置において、前記縦壁の上端が前記クッションパッドと接触したことを報知する報知部をさらに備えることが好ましい。
上記構成によれば、車両シートに着座検知装置を組み付ける作業者が、報知部によって縦壁とクッションパッドとの接触を知ることができる。このため、縦壁がクッションパッドに接触したときを、荷重センサの車両シートに対する理想の位置とすることで、荷重センサの位置調整をより容易にできる。
上記着座検知装置において、前記第1ホルダには、上下方向に前記第1ホルダを貫通する貫通孔が形成されることが好ましい。
上記構成によれば、第1ホルダに形成される貫通孔に、例えば、棒状のゲージを挿通することで、荷重センサとクッションパッドとの間の距離を測定することが可能となる。こうして、ゲージを使用しながら、荷重センサのクッションパッドに対する上下方向における位置を容易に調整できる。
車両シートの概略構成を示す側面図。 クッションパッド及びクッションスプリングの概略構成を示す斜視図。 着座検知装置の平面図。 (a),(b)は、着座検知装置のA−A線矢視断面図。 着座検知装置のB−B線矢視断面図。 クッションパッドと荷重センサとの距離を調整する前の着座検知装置の断面図。 クッションパッドと荷重センサとの距離を調整した後の着座検知装置の断面図。 (a),(b)は、変形例に係る着座検知装置の端面図。
以下、着座検知装置の一実施形態について説明する。本実施形態の着座検知装置は、車両シートの着座部に搭載される。
なお、以降の説明では、車両に取り付けられた状態の車両シートに従って方向を規定する。すなわち、車両シートの幅方向を「幅方向X」とし、車両シートの前後方向を「前後方向Y」とし、車両シートの上下方向を「上下方向Z」とする。
図1及び図2に示すように、車両シートSTは、乗員が着座するクッションパッドCPと、クッションパッドCPを支持するクッションスプリングCSと、車両シートSTに乗員が着座したことを検知する荷重センサ30を有する着座検知装置100と、を備える。
クッションパッドCPは、例えば、発泡ウレタン等、軟質のスポンジ素材によって作製される。また、図1に示すように、クッションパッドCPは、底部に略直方体状に切り抜かれた空隙GPを有する。クッションパッドCPの平面視において、空隙GPはクッションパッドCPの底部の中央に形成される。また、クッションパッドCPの平面視において、空隙GPと重なり合う位置に着座検知装置100が配置される。
クッションパッドCP(車両シートST)に乗員が着座すると、クッションパッドCPに負荷荷重が作用する。すると、クッションパッドCPが下方に変形し、クッションパッドCPの下面が下方に変位する。その結果、クッションパッドCPの空隙GPが形成された部分が荷重センサ30を押圧する。以降の説明では、クッションパッドCPにおいて、空隙GPの上面を形成する面を、荷重センサ30を押圧する面である点で「押圧面PS」とも言う。
図2に示すように、クッションスプリングCSには、連続してS字状に折り曲げられた所謂「Sバネ」が複数用いられる。また、クッションスプリングCSは、クッションパッドCPを下方から支持する。こうして、クッションスプリングCSは、負荷荷重によって撓み変形したクッションパッドCPを受け止めるとともに、クッションパッドCPから押圧されることで弾性変形する。また、複数のクッションスプリングCSのうち中央の2つには、着座検知装置100が配置される。なお、本実施形態においては、クッションスプリングCSがクッションパッドCPを支持する「支持部材」の一例に相当する。
図3に示すように、着座検知装置100は、クッションパッドCP(車両シートST)への負荷荷重を検知する荷重センサ30と、荷重センサ30を支持する第1ホルダ10と、第1ホルダ10を支持する第2ホルダ20と、を備える。
図4(a)に示すように、荷重センサ30は、スイッチ31と、緩衝体32とを有する。スイッチ31は、フィルム状のメンブレンスイッチであって、スポンジ素材からなる緩衝体32に貼付される。車両シートSTに負荷荷重が作用することでクッションパッドCPが下方に変位すると、クッションパッドCPの押圧面PSがスイッチ31を押圧する。すると、スイッチ31は、押圧面PSに押圧されていない場合と異なる信号を車両のECU(図示省略)に出力する。こうして、車両のECUは、荷重センサ30(スイッチ31)から出力される信号の内容に基づいて、車両シートSTに乗員が着座したか否かを判定する。
なお、着座検知装置100が車両シートSTに組み付けられた状態では、フィルム状のスイッチ31の検知面と略直交する方向が上下方向Zと対応する。上下方向Zにおいて、スイッチが設けられる側が上側となり、緩衝体32が設けられる側が下側となる。
図4及び図5に示すように、第1ホルダ10は、荷重センサ30を支持する支持部12と、支持部12の側部から下方に突出する突出片11と、支持部12の上端から上方に延びる縦壁13と、支持部12から側方に延出するストッパ14と、を有する。また、第1ホルダ10には、上下方向Zに貫通する貫通孔15が形成される。本実施形態において、突出片11、縦壁13及びストッパ14は、対をなすように2つずつ設けられる。
図4(a)に示すように、支持部12は、略直方体状をなす。支持部12は、平面視における中央部の上方に荷重センサ30を支持する。
突出片11は、支持部12に片持ち支持される。詳しくは、突出片11は、支持部12の前後方向Yにおける側面から外側に向かって延びた後に下方向に延びる。突出片11において、前後方向Yに延びる部分は、上下方向Zに延びる部分よりも短い。
図4(b)に示すように、突出片11の上下方向Zに延びる部分には、前後方向Yにおける外側に第1ラック部110が形成される。第1ラック部110は、上下方向Zと略直交する第1歯面110aと第1歯面110aに対して傾斜する第2歯面110bとを有する複数の歯を有する。なお、上下方向Zと直交する方向を「第1方向D1」とすれば、突出片11は支持部12の第1方向D1における両側に設けられると言える。本実施形態において、第1方向D1は前後方向Yである。
図5に示すように、縦壁13は、荷重センサ30の設置領域を挟むように、支持部12の幅方向Xにおける両側に設けられる。ここで、縦壁13の延びる方向を高さ方向とすれば、支持部12の上端を基準としたとき、縦壁13の高さは支持部12に設置した状態の荷重センサ30の高さよりも高い。
ストッパ14は、支持部12の幅方向Xにおける側面から外側に向かって延びる。ストッパ14は、板状をなし、前後方向Yに亘って設けられる。なお、上下方向Z及び第1方向D1と直交する方向を「第2方向D2」とすれば、ストッパ14は支持部12の第2方向D2における両側に設けられているといえる。本実施形態において第2方向D2は幅方向Xである。
貫通孔15は、一方の縦壁13と支持部12とを上下方向Zに貫通する。
なお、第1ホルダ10は、例えば、樹脂材を用いて成形される。第1ホルダ10の弾性率は、突出片11を人の力で変形させることができる程度の弾性率とすることが好ましい。
図3〜図5に示すように、第2ホルダ20は、板状をなす。第2ホルダ20は、クッションスプリングCSと係合する一対の係合部21を有する。また、第2ホルダ20は、平面視における中央部に収容孔23が形成され、収容孔23の前後方向Y(第1方向D1)における端部に係合孔22が形成される。
係合部21は、クッションスプリングCSと係合可能な形状であればよい。例えば、図4(a)に示すように、係合部21は、クッションスプリングCSの外径に応じた間隔をあけて形成される一対の挟持片21aとすればよい。一対の挟持片21aがクッションスプリングCSを挟持することで、第2ホルダ20がクッションスプリングCSに固定される。
図3に示すように、収容孔23は、上下方向Zにおける平面視において、矩形形状をなす。収容孔23は、第1ホルダ10の支持部12を収容可能な大きさに形成される。図3に示す着座検知装置100の平面視において、幅方向X(第2方向D2)における収容孔23の長さは、幅方向Xにおける第1ホルダ10の長さ未満となっている。ここで、幅方向Xにおける第1ホルダ10の長さとは、第1ホルダ10において、一方のストッパ14の端面から他方のストッパ14の端面までの距離である。
係合孔22は、上下方向Zにおける平面視において、矩形形状をなす。係合孔22は、第1ホルダ10の突出片11を収容可能な大きさに形成される。図4(a),(b)に示すように、係合孔22の前後方向Yにおける内側には、第2ラック部220が形成される。第2ラック部220は、上下方向Zと略直交する第1歯面220aと第1歯面220aに対して傾斜する第2歯面220bとを有する複数の歯を有する。第2ラック部220の歯は、第1ラック部110の歯と対応するように形成され、第1ラック部110の歯を上下前後に反転させた形状をなす。
そして、第2ホルダ20は、第1ホルダ10を収容孔23及び係合孔22の内部に収容することで、第1ホルダ10を支持する。詳しくは、第2ホルダ20の第2ラック部220に第1ホルダ10の第1ラック部110が噛み合うことで、第2ホルダ20は、第1ホルダ10を支持する。
また、第1ホルダ10の第1ラック部110及び第2ホルダ20の第2ラック部220は、互いの摺動方向を許容または制限するワンウェイギヤ構造を構成する。すなわち、第1ホルダ102を第2ホルダ20に対して上方に押し上げる場合には、第1ホルダ10の第1ラック部110及び第2ホルダ20の第2ラック部220の第2歯面110b,220b同士が互いに摺動することで、第1ホルダ10の第2ホルダ20に対する移動が許容される。この際、第1ホルダ10の第1ラック部110が形成される突出片11が弾性変形することとなる。一方、第1ホルダ10を第2ホルダ20に対して下方に押し下げる場合には、第1ホルダ10の第1ラック部110及び第2ホルダ20の第2ラック部220の第1歯面110a,220a同士が互いに接触することで、第1ホルダ10の第2ホルダ20に対する移動が制限される。
次に、図1、図4、図6及び図7を参照して、本実施形態の着座検知装置100を車両シートSTに対して組み付ける際の作用について説明する。
図1に示すように、着座検知装置100が車両シートSTに組み付けられた状態において、荷重センサ30とクッションパッドCPの押圧面PSとの間には、一定の距離が設けられる場合がある。この距離が小さすぎたり大きすぎたりすると、荷重センサ30が車両シートST上の手荷物を乗員として誤検知したり乗員が着座しても検知しなかったりするおそれがある。このため、押圧面PS及び荷重センサ30は、これらの距離が予め設定された理想的な距離となるような位置関係であることが望ましい。
なお、以降の説明では、図6に示すように、車両シートSTに着座検知装置100が組み付けられた状態における、クッションパッドCPの押圧面PSと荷重センサ30の上面との距離を「距離L」とする。また、荷重センサ30が乗員の着座を検知する精度が、最も高くなるときの距離Lを「理想距離Li」とする。図6には、距離Lが理想距離Liとなる位置にある荷重センサ30を二点鎖線で図示している。
図4(a)に示すように、車両シートSTに対して着座検知装置100を組み付ける場合には、先ず、第2ホルダ20の係合部21とクッションスプリングCSと、を係合させる。そして、クッションスプリングCS上に車両シートSTを組み付けることで、クッションスプリングCSにクッションパッドCPを支持させる。この際、図6に示すように、予め距離Lは理想距離Liよりも大きくなるようにしておく。すなわち、第2ホルダ20に対して第1ホルダ10を下方に位置させておく。
ここで、図6に示すように、貫通孔15に棒状のゲージGAを挿入する。ゲージGAには、荷重センサ30の厚さをT1とし、支持部12の厚さを厚さT2としたとき、ゲージGAの先端から理想距離Li、厚さT1及び厚さT2を足し合わせた位置に印Mを設けてある。すなわち、距離Lが理想距離Liとなったとき、支持部12の下面からゲージGAの印Mが露出する。
こうして、図7に示すように、ゲージGAの印Mが支持部12の下面から露出するまで第1ホルダ10を上方に押し込むことで、距離Lは理想距離Liに調整される。
また、距離Lが理想距離Liとなってから、さらに第1ホルダ10を上方に押し込んだ場合、すなわち、距離Lが理想距離Liより小さくなった場合、図4(a)に示す突出片11の先端を前後方向Yにおける内側に弾性変形させる。すると、第1ラック部110と第2ラック部220との係合が解除される。こうして、第1ホルダ10を下方向に移動させた後、再び上方に押し込むことで距離Lを調整する。
なお、図7に示すように、第1ホルダ10の上方向への移動は、一定の位置で第1ホルダ10のストッパ14と第2ホルダ20との当接により規制される。
ここまで説明したように、本実施形態の着座検知装置100によれば、以下に示す効果を奏することができる。
・着座検知装置を車両シートSTに組み付けた場合、距離Lは、着座検知装置の組み付け位置に関する構成部材の寸法ばらつき及び車両シートSTに対する着座検知装置の組み付けばらつき等により理想距離Liから乖離するおそれがある。この点、本実施形態の着座検知装置100は、第1ホルダ10に第1ラック部110と第2ホルダ20に第2ラック部220とを設けることで、車両シートSTに組み付けられた状態において距離Lを理想距離Liに近づけるように調整することができる。すなわち、荷重センサ30の位置決め精度が低下することを抑制できる。
・貫通孔15を設けることで、距離Lを測定できるゲージGAを挿入することができる。このため、ゲージGAを使用しながら、距離Lを理想距離Liに容易に調整できる。
・一対の突出片11の先端を内側に弾性変形させることで、第1ラック部110と第2ラック部220との係合を解除できる。このため、距離Lが小さくなりすぎた場合には、第1ホルダ10を第2ホルダ20に対して下方向に移動させることで距離Lを再調整できる。
・縦壁13を設けることで、クッションパッドCPは、荷重センサ30よりも先に縦壁13に接触する。このため、クッションパッドCPにおける荷重センサ30と対向する部分が、荷重センサ30のスイッチ31に直交する方向である下方向に撓み変形しやすくなる。その結果、荷重センサ30の検知精度の低下を抑制できる。
なお、本実施形態の着座検知装置100は、以下に示すように変更してもよい。
・図8(a),(b)に示すように、「報知部」の一例としての可動部材40を設けてもよい。可動部材40は、貫通孔15の内周面と摺動する摺動体41と、押圧面PSと接触する接触体42と、を有する。可動部材40は、摺動体41と接触体42とが屈曲する略L字状をなしている。接触体42は、板状をなし、上面が平面になっていることが好ましい。貫通孔15及び摺動体41は、摺動体41が自重で下方向に移動せず、自重よりも大きな力が上下方向Zに加わったときに移動する程度に嵌まり合う。
また、可動部材40を設ける場合、縦壁13の先端には接触体42を収容する切欠き13aが形成される。切欠き13aの上下方向Zにおける長さは、接触体42の上下方向Zにおける長さと等しくされる。すなわち、図8(b)に示すように、接触体42が切欠き13aに収容されたとき、縦壁13の上端と可動部材40の上端とが面一となる。
さらに、可動部材40を設ける場合には、縦壁13の高さは、理想距離Liと荷重センサ30の厚さT1とを足し合わせた高さとする。そして、可動体40の上下方向Zにおける上端から下端までの長さは、理想距離Li、荷重センサ30の厚さT1及び支持部12の厚さT2を足し合わせた長さとする。すなわち、可動体40の上下方向Zにおける上端から下端までの長さは、縦壁13の高さと支持部12の厚さとを足し合わせた長さとなる。
図8(a)に示すように、距離Lが理想距離Liよりも長い状態から第1ホルダ10を上方に押し込むと、接触体42が押圧面PSに押圧されることで、可動部材40が第1ホルダ10に対して相対的に下方向に移動する。そして、図8(b)に示すように、可動体42が切欠き13aに収容され、縦壁13がクッションパッドCPの押圧面PSと当接すると同時に、摺動体41の先端が支持部12の下面と面一となる。ここで、縦壁13は理想距離Liと荷重センサ30の厚さT1とを足し合わせた高さであるから、縦壁13と押圧面PSとが接触したとき、距離Lは理想距離Liとなる。このように、可動部材40は、摺動体41の先端が支持部12の下面と面一となることで、着座検知装置が理想の位置に配置されたことを報知する。こうして、この構成の着座検知装置によれば、作業者が、摺動体41の先端を確認しながら距離Lを容易に調整できる。
・可動部材40のような「報知部」を設けない場合には、縦壁13を設けなくてもよい。この場合であっても、車両シートSTに組み付けられた状態において距離Lを変化させることができる点で、荷重センサ30の位置決め精度が低下することを抑制できる。
・第1ホルダ10に貫通孔15を設けなくてもよい。この場合であっても、車両シートSTに組み付けられた状態において距離Lを変化させることができる点で、荷重センサ30の位置決め制度が低下することを抑制できる。
・貫通孔15は、縦壁13に開口しなくてもよい。すなわち、支持部12だけに開口していてもよい。
・「支持部材」に相当するものはクッションスプリングCSでなくてもよい。例えば、車両シートSTの下部でクッションパッドCPを支持するフレームであってもよい。
・突出片11の先端(下端)にストッパ14を設けてもよい。これによれば、突出片11とストッパ14とを別途設ける場合と比較して第1ホルダ10を容易に構成することができる。
・荷重センサ30は、感圧式のスイッチ31でなくてもよい。例えば、ひずみゲージなど、車両シートSTへの負荷荷重を検知するものであればよい。
・縦壁13は荷重センサ30の周囲に延びていればよく、例えば、3本以上延びていてもよいし、荷重センサ30の周囲を囲むように延びていてもよい。
・荷重センサ30に緩衝体32を設けなくてもよい。この場合であっても、荷重センサ30のスイッチ31によって車両シートへの負荷荷重を検知できる。
・荷重センサ30のスイッチ31を緩衝体32の下側に貼付する構成としてもよい。この場合、距離Lは、クッションパッドCPの押圧面PSと荷重センサ30の緩衝体32の上面との距離となる。
ST…車両シート、CP…クッションパッド、CS…クッションスプリング(支持部材の一例)、100…着座検知装置、10…第1ホルダ、13…縦壁、15…貫通孔、20…第2ホルダ、21…係合部、30…荷重センサ、40…可動部材(報知部の一例)。

Claims (4)

  1. 車両シートのクッションパッドの下方に配置される着座検知装置であって、
    前記クッションパッドを介して伝達される車両シートへの負荷荷重を検知する荷重センサと、
    前記荷重センサを支持する第1ホルダと、
    前記クッションパッドを支持する支持部材に係合する係合部を有し、前記第1ホルダを支持する第2ホルダと、を備え、
    前記第2ホルダは、前記第1ホルダを上下方向に移動可能に支持する
    着座検知装置。
  2. 前記第1ホルダは、前記荷重センサの周囲に前記荷重センサよりも上方に延びる縦壁を有する
    請求項1に記載の着座検知装置。
  3. 前記縦壁の上端が前記クッションパッドと接触したことを報知する報知部をさらに備える
    請求項2に記載の着座検知装置。
  4. 前記第1ホルダには、上下方向に前記第1ホルダを貫通する貫通孔が形成される
    請求項1又は2に記載の着座検知装置。
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