JP2018177028A - カップホルダー - Google Patents

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彰伸 片桐
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Abstract

【課題】カップホルダーにおいて、飲料容器を安定して保持しつつ、飲料容器の周面全体において保温効果を発揮することができる。
【解決手段】飲料容器(6)を収容するカップホルダー(10)であって、飲料容器(6)を収容する有底筒状のホルダー(12)と、ホルダー(12)の内周面側に設けられている複数のエア袋(42)と、複数のエア袋(42)の飲料容器(6)に対向する面に取り付けられている加熱部材(30)と、を備え、複数のエア袋(42)へ空気を注入することにより複数のエア袋(42)が膨らみ、ホルダー(12)内に収容されている飲料容器(6)に複数のエア袋(42)と加熱部材(30)が当接することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、カップホルダーに関する。
従来、車両室内に設置され、缶、コップ、瓶、ペットボトル等の飲料容器を収容する容器受け部を有するカップホルダーにおいて、容器受け部内の飲料容器を保温する構成が知られており、例えば下記特許文献1に開示されている。特許文献1に記載のカップホルダーは容器受け部の底部に加熱素子を備え、側壁部に蓄熱部を備えており、加熱素子からの熱を蓄熱部を介して容器受け部内の飲料容器に伝達することにより、飲料容器を保温している。
特許第2897618号公報
上記の構成においては、蓄熱部は飲料容器の周面の一部に当接しているだけであり、飲料容器全体を保温するには非効率であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、飲料容器を安定して保持しつつ、飲料容器の周面全体において保温効果を発揮することが可能なカップホルダーを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、飲料容器を収容するカップホルダーであって、前記飲料容器を収容する有底筒状のホルダーと、前記ホルダーの内周面側に設けられている複数のエア袋と、前記複数のエア袋の前記飲料容器に対向する面に取り付けられている加熱部材と、を備え、前記複数のエア袋へ空気を注入することにより前記複数のエア袋が膨らみ、前記ホルダー内に収容されている前記飲料容器に前記複数のエア袋と前記加熱部材が当接することに特徴を有する。
上記構成によれば、ホルダーの内周面側に設けられている複数のエア袋の飲料容器に対向する面には加熱部材が取り付けられているので、空気を注入することにより複数のエア袋が膨らむと、ホルダー内に収容されている飲料容器の周面に複数のエア袋と、エア袋に取り付けられている加熱部材が当接する。このように、飲料容器はその周面において複数個所で加熱部材及びエア袋に当接するので、飲料容器内の飲料を効率よく保温することができるとともに、飲料容器のガタツキを抑制し安定して保持することができる。
また、複数のエア袋に対して空気を注入するため、飲料容器を迅速に安定して保持することができる。さらに、複数のエア袋への空気の注入量を調節することによりエア袋の膨張量を無段階に調節することができるので、様々な径の大きさの飲料容器に対して効率良く保温すること及び安定して保持することが可能である。
前記加熱部材を覆うように配されている伸縮性及び熱伝導性を有する加熱部材カバーを更に備え、前記加熱部材は伸縮性を有する電熱線から構成されているものとすることができる。
上記構成によれば、加熱部材カバーは熱伝導性を有し、飲料容器の径の大きさに応じたエア袋の膨張に追従して加熱部材及び加熱部材カバーも伸びるため、加熱部材は加熱部材カバーを介して飲料容器に確実に当接することができる。
前記複数のエア袋の各エア袋はシート状に形成されており、前記電熱線は、前記シート状の前記各エア袋の表面及び裏面を複数回巻くようにスパイラル状に配されているものとすることができる。このような構成によれば、エア袋の表面に電熱線を簡単に効率よく配することができる。
前記電熱線は、一方の端のみが前記各エア袋に固定されているものとすることができる。このような構成によれば、簡単な構成で電熱線を伸縮可能にエア袋に取り付けることができる。
前記各エア袋は、前記飲料容器に対向するように配される伸縮性を有する表皮と、シート状の基材と、前記基材と前記表皮との間に配されているシート状の伸縮性部材とを備え、前記基材と前記伸縮性部材との間に空気が供給されると、前記各エア袋が膨らむとともに、前記電熱線及び加熱部材カバーが伸びるものとすることができる。
上記構成によれば、飲料容器に対向するように表皮が配されているので、可動ホルダー内部において見栄えが損なわれない。また、表皮は伸縮性を有しているので、伸縮性部材と共に伸縮することが可能であり、エア袋が膨張した状態においても見栄えが良い。
前記ホルダーの内側に配されている略角筒状のエア袋フレームを更に備え、前記エア袋フレームは、それぞれ開口部を有する4つのフレーム部からなり、前記複数のエア袋はそれぞれ前記フレーム部と前記ホルダーの前記内周面との間に配され、前記複数のエア袋はそれぞれ前記エア袋フレームの前記開口部から前記ホルダーの内部空間に露出しており、前記エア袋に空気が供給されると、前記エア袋及び前記加熱部材が前記開口部から膨出するものとすることができる。
上記構成によれば、複数のエア袋はエア袋フレームの開口部を介して膨出し、飲料容器に当接するので、安定して膨出することができる。
本発明のカップホルダーによると、飲料容器を安定して保持しつつ、飲料容器の周面全体において保温効果を発揮することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るカップホルダーの斜視図 飲料容器が収容されていないカップホルダーの斜視図 カップホルダーのホルダー及びエア袋フレームを示す分解斜視図 エア袋の斜視図 エア袋の正面図 図2におけるVI−VI線で切断した断面図 図1におけるVII−VII線で切断した断面図 本発明の第2実施形態に係るカップホルダーの分解斜視図
本発明の第1実施形態を図1から図7を参照して説明する。本実施形態においては、図1及び図2に示すようなカップホルダー10について説明する。このようなカップホルダー10は、例えば車両のセンターコンソールや、乗物のシート側部にホルダーケースを介して取り付けられている。
カップホルダー10の構成について図3を参照して説明する。カップホルダー10は、飲料容器6を収容する有底筒状のホルダー12と、ホルダー12の内周面側に設けられている複数のエア袋42と、エア袋42の飲料容器6に対向する面に取り付けられている電熱線(加熱部材)30とを備える。
ホルダー12は、四角形状の底部14と底部14の周端から立設されている側壁部16とから構成され、底部14と側壁部16により囲まれた収容部の内部空間に飲料容器6が収容される。ホルダー12の側壁部16には、後述するエアチューブ50を通すためのエアチューブ用孔18が形成されている。
次に、図3から図5を参照して、ホルダー12の内周面側に設けられている複数のエア袋42について説明する。ホルダー12の側壁部16の内面にエア袋42がビス58により取り付けられている。各エア袋42は、図4に示すように、側壁部16の内面側に配されているシート状の基材52と、飲料容器に対向するようにホルダー12の内部空間に面して配されている表皮54と、基材52と表皮54との間に配されているシート状の伸縮性部材56とから構成されている。基材52と、伸縮性部材56と、表皮54はそれぞれ長方形状を有しており、その周端部において熱溶着により互いに接着されている。4つの側壁部16の内面にそれぞれエア袋42がその溶着部分においてビス58で取り付けられている
基材52は、例えば樹脂材から形成されている。伸縮性部材56は、基材52との間に空気が供給されることにより膨張するようにゴムにより形成されている。表皮54も伸縮性を有しており、伸縮性部材56の膨張に伴って膨張する。本実施形態においては、エア袋42はホルダー12の側壁部16に取付けられており、基材52が伸縮性を有する材質から形成されている場合においても、側壁部16によって側壁部16側に膨張することを抑制している。また、側壁部16によって伸縮性部材56が内部空間とは反対側に向かって膨張することを抑制しているので、エア袋42は基材52を有していなくてもよい。
図6に示すように、基材52と伸縮性部材56に形成されている貫通孔にエアチューブ50の一端が挿入されており、エアチューブ50はエアチューブ用孔18を挿通してその他端はポンプ(図示せず)に接続されている。ポンプからエアチューブ50を介して基材52と伸縮性部材56との間に空気が注入される。また、ポンプによって基材52と伸縮性部材56との間の空気を吸引することができる。
カップホルダー10が取り付けられるホルダーケースの上面には、ポンプによる空気の注入及び吸引を制御するスイッチが設けられている。スイッチは電線、プリント基板、ポンプ、及びエアチューブ50に電気的に接続され、ポンプによるエア袋42への空気の注入及び吸引、空気の注入量及び吸引量を制御している。
図4及び図5に示すように、各エア袋42は長方形のシート状に形成されており、そのエア袋42にはその長辺方向において電熱線(加熱部材)30が巻回されている。電熱線30は伸縮性を有しており、例えば伸縮可能なコイル状に構成されている。具体的には、電熱線30はシート状のエア袋42の表面及び裏面をその長辺方向において複数回巻くようにスパイラル状に配されている。また、電熱線30はその上側の一端30Aのみが側壁部16に対して固定されており、スパイラル状に巻回されている部分及び下側の他端30Bは、電熱線30の伸縮時に移動可能に取り付けられている。このような構成により、エア袋42の膨張、収縮に伴って電熱線30も伸縮可能となっている。
各エア袋42の電熱線30を覆うように電熱線カバー(加熱部材カバー)32が配されている。電熱線カバー32は例えば塩化ビニル等の熱伝導性及び伸縮性を有する材質により構成されており、エア袋32の膨張、収縮に伴って伸縮可能となっている。電熱線カバー32は、図4に示すように、電熱線30の上側部分32Aと、下側部分32B及び、電熱線30の間に配される中間部分32Cにおいてエア袋42に接着剤等により固着されている。電熱線カバー32において電熱線30を覆っている部分はトンネルのように構成されており、その内部において固定されていない電熱線30及び電熱線30の他端30Bは移動可能に保持されている。
カップホルダー10が取り付けられるホルダーケースの上面には、電熱線30の発熱をオン・オフ制御するための電源スイッチが設けられている。電源スイッチは図示しない電線、プリント基板を介して電熱線30に電気的に接続されており、電熱線30からの発熱量は、飲料容器、電熱線カバー32、及びエア袋42が変形あるいは損傷しないように制御されている。
エア袋フレーム46は、図3に示すように、4つの壁状のフレーム部62により上下に開口を有する略角筒状に形成されており、各フレーム部62には開口部60が設けられている。エア袋フレーム46はホルダー12の内部に挿入されており、フレーム部62はエア袋42の表皮54及び電熱線カバー32が開口部60を介してホルダー12の内部空間に露出するように、エア袋42を表皮54側から覆うように配されている。
次に、カップホルダー10のエア袋42及び電熱線30による作用及び効果について図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7に示すように、エアチューブ50は、ホルダー12の側壁部16に形成されているエアチューブ用孔18及び基材52に形成されている貫通孔を介して基材52と伸縮性部材56との間の空間に連通している。スイッチがオン操作されると、エア袋42への空気の注入が開始され、ポンプからエアチューブ50を介して空気を基材52と伸縮性部材56との間の空間(エア袋42)に注入することにより、エア袋42が膨らむ。
詳細には、図1及び図7に示すように、伸縮性部材56、表皮54、電熱線30、及び電熱線カバー32がエア袋フレーム46の開口部60を介してホルダー12の内部空間に膨出する。このとき、エア袋42に注入する空気量を調節することにより、エア袋42の膨張量を任意の量に設定可能であり、エア袋42が飲料容器6に当接するように膨張させることができる。このとき、4つのエア袋42には同じタイミングでポンプから空気が注入される。
具体的には、図7に示すように、ホルダー12の内径寸法よりも小さい径の飲料容器6がカップホルダー10に収容された場合には、飲料容器6をホルダー12に入れた状態で、スイッチをオン操作してエア袋42にエアチューブ50を介して空気を注入する。すると、基材52と伸縮性部材56との間の空間に空気が注入されエア袋42が膨張し始める。そして、図7に示すように、伸縮性部材56、表皮54、電熱線30、及び電熱線カバー32が開口部60を介してホルダー12内に膨出し、電熱線カバー32、電熱線30、及び表皮54が飲料容器6に当接したところで、空気の注入を停止する。
本明細書において、電熱線30(加熱部材)が飲料容器6に当接するとは、電熱線30が直接飲料容器6に当接している状態に加え、電熱線30が電熱線カバー32(加熱部材カバー)等の熱伝導可能な部材を介して飲料容器6に対して隙間なく熱伝導可能に飲料容器6に当接している状態も含むものである。
エア袋42に空気が注入されて膨張すると、伸縮性を有する電熱線30及び電熱線カバー32も同様に伸びる。上記したように、電熱線30はその一端30Aにおいて固定されており、一端30A以外の電熱線30における他端30Bまでの部分は電熱線カバー32内において移動可能に配されている。そのため、エア袋42の膨張に伴って電熱線カバー32は伸長され、電熱線カバー32の内部において電熱線30は一端30Aが固定された状態でその他の部分は伸長可能となっている。このような構成により、エア袋42は電熱線30及び電熱線カバー32が取り付けられていても、無理なく膨張、収縮することができる。
このように、エア袋42への空気の注入により複数のエア袋42は膨張し飲料容器6に当接するので、電熱線30も飲料容器6に当接する。そのため、電熱線30に接続されている電源スイッチがオン操作されて電熱線30が発熱すると、電熱線30からの発熱は効率よく飲料容器6に伝達される。さらに、電熱線30は4つのエア袋42にそれぞれ設けられており、飲料容器6のほぼ全周面にわたって当接しているので、飲料容器6をさらに効率よく保温することができる。
このように、カップホルダー10に収容された飲料容器6の径寸法にあわせて、エア袋42が飲料容器6に当接するようにエア袋42の膨出量を調節することができるので、ホルダー12の内径寸法よりも小さい径の飲料容器6がカップホルダー10に収容された場合おいても、飲料容器6のガタツキを抑制することができ、安定して飲料容器6を保持することができる。これにより、カップホルダー10内において飲料容器が不安定になり、落下してしまうという事態が抑制される。また、エア袋42への空気の注入量を調節することによりエア袋42の膨張量を無段階に調節することができるので、様々な径の大きさの飲料容器を安定して保持することが可能である。
このように、飲料容器6の径寸法に合わせてエア袋42が飲料容器6に当接するようにエア袋42に空気が注入されるので、ホルダー12の内径寸法よりも小さい径の飲料容器6がカップホルダー10に収容された場合おいても、エア袋42に取り付けられている電熱線30を飲料容器6に確実に当接させることができる。さらに、電熱線30は4つのエア袋42のそれぞれに取り付けられているので、飲料容器6の全周面にわたって電熱線30を当接させることができ、効率よく飲料容器に熱を伝達することができ、保温効果も高い。
更に、表皮54が開口部60からホルダー12の内部空間に露出しているので、カップホルダー10に飲料容器が収容されていない状態においても、カップホルダー10の内側面の見栄えがよい。また、表皮54は伸縮性を有しているので、伸縮性部材56と共に伸縮することが可能であり、エア袋42が膨張した状態においても見栄えが良い。
エア袋42はホルダー12の側壁部16に取り付けられており、エア袋42の外側への膨張は側壁部16によって抑制されており、基材52と伸縮性部材56との間の空間に空気が注入された際に、エア袋42がホルダー12の外側に向かって膨出してしまうことが抑制される。そのため、基材52と伸縮性部材56との間の空間に注入された空気によりエア袋42はホルダー12の内部空間に向かって効果的に膨出する。それにより、エア袋42及び電熱線30は飲料容器6に効果的に当接することができ、安定して保持することができ、効果的に熱伝達をすることができる。
膨張したエア袋42を戻す場合には、スイッチをオフ操作して基材52と伸縮性部材56との間の空間に注入された空気をポンプによりエアチューブ50を介して吸引してエア袋42から空気を抜くことにより、図6に示すように、エア袋42を元の状態に戻すことができる。このとき、ポンプにより同じタイミングで4つのエア袋42から空気が吸引される。また、電源スイッチをオフ操作することにより、電熱線30の発熱は停止される。
また、複数のエア袋42により迅速に空気の出し入れを行うことができるので、迅速に飲料容器を安定して保持することができる。また、エア袋42はエア袋フレーム46の開口部60を介して膨出し飲料容器6に当接するので、安定して膨出することができる。さらに、複数のエア袋42のそれぞれに電熱線30及び電熱線カバ−32が取り付けられており、飲料容器6に対して全周において熱伝達が可能であるため、熱伝達効率、保温効果が高い。
次に、第2実施形態について、図8を参照して説明する。本実施形態においては、エア袋42がエア袋フレーム46に取り付けられており、それ以外の構成、作用及び効果は第1実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、エア袋フレーム46のフレーム部62においてホルダー12の内周面に対向する面に、エア袋42Aがビス58により取り付けられており、表皮54及び電熱線カバー32はフレーム部62の開口部60からホルダー12の内部空間に露出している。本実施形態においては、エア袋42Aの基材52Aは伸縮性部材56がホルダー12の側壁部16に向かって膨張してしまうことを抑制可能な程度の剛性を有している材料から構成されている。
上記のようにエア袋42Aが取り付けられたエア袋フレーム46は、ホルダー12内に挿入される。基材52Aと伸縮性部材56との間に連通されているエアチューブ50は基材52Aの貫通孔に挿通され、ホルダー12のエアチューブ用孔18に挿通され、ポンプに接続されている。
本実施形態のような構成において、エア袋42Aに対する空気の注入、吸引、及び電熱線30からの発熱のオン・オフ制御、エア袋42Aへの空気の注入量、吸引量の調節によるエア袋42Aの膨張、収縮の作用、効果は第1実施形態と同様である。
エア袋42Aの基材52Aは剛性を有する材料から構成されているため、第1エア袋42Aに空気が注入されて膨張した場合においても、エア袋42Aが基材52A側に膨出してしまうことは抑制される。そのため、基材52Aと伸縮性部材56との間の空間に注入された空気によりエア袋42Aはホルダー12の内部空間に向かって効果的に膨出する。それにより、エア袋42Aは、飲料容器に効果的に当接することができ、安定して保持することができるとともに、電熱線30も確実に飲料容器に当接することができる。このように、飲料容器6に対して全周において熱伝達が可能であり、熱伝達効率、保温効果が高い。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
第1実施形態において、エア袋42はホルダー12の側壁部16に取り付けられており、伸縮性部材56の側壁部16側への膨張は側壁部16により抑制することが可能であるので、エア袋42の基材52は設けられていなくてもよい。
第1実施形態において、電熱線30はその上側の一端30Aにおいて固定されていたが、エア袋42の膨張、収縮に伴って伸縮可能であれば、他の部分において固定されていてもよい。例えば電熱線30の中央部において固定されていてもよい。
第1実施形態において、ホルダー12は4つの角部のうち対向する2つの角部において分離されている2つの部材から構成されていてもよい。
6…飲料容器、10…カップホルダー、12…ホルダー、14…底部、16…側壁部、18…エアチューブ用孔、30…電熱線(加熱部材)、30A…一端、30B…他端、32…電熱線カバー(加熱部材カバー)、42、42A…エア袋、46…エア袋フレーム、50…エアチューブ、52、52A…基材、54…表皮、56…伸縮性部材、58…ビス、60…開口部、62…フレーム部

Claims (6)

  1. 飲料容器を収容するカップホルダーであって、
    前記飲料容器を収容する有底筒状のホルダーと、
    前記ホルダーの内周面側に設けられている複数のエア袋と、
    前記複数のエア袋の前記飲料容器に対向する面に取り付けられている加熱部材と、を備え、
    前記複数のエア袋へ空気を注入することにより前記複数のエア袋が膨らみ、前記ホルダー内に収容されている前記飲料容器に前記複数のエア袋と前記加熱部材が当接することを特徴とするカップホルダー。
  2. 前記加熱部材を覆うように配されている伸縮性および熱伝導性を有する加熱部材カバーを更に備え、
    前記加熱部材は伸縮性を有する電熱線から構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカップホルダー。
  3. 前記複数のエア袋の各エア袋はシート状に形成されており、
    前記電熱線は、前記シート状の前記各エア袋の表面及び裏面を複数回巻くようにスパイラル状に配されていることを特徴とする請求項2に記載のカップホルダー。
  4. 前記電熱線は、一端のみが前記各エア袋に固定されていることを特徴とする請求項3に記載のカップホルダー。
  5. 前記各エア袋は、前記飲料容器に対向するように配される伸縮性を有する表皮と、シート状の基材と、前記基材と前記表皮との間に配されているシート状の伸縮性部材とを備え、
    前記基材と前記伸縮性部材との間に空気が供給されると、前記各エア袋が膨らむとともに、前記電熱線及び加熱部材カバーが伸びることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のカップホルダー。
  6. 前記ホルダーの内側に配されている略角筒状のエア袋フレームを更に備え、前記エア袋フレームは、それぞれ開口部を有する4つのフレーム部からなり、
    前記複数のエア袋はそれぞれ前記フレーム部と前記ホルダーの前記内周面との間に配され、前記複数のエア袋はそれぞれ前記エア袋フレームの前記開口部から前記ホルダーの内部空間に露出しており、
    前記エア袋に空気が供給されると、前記エア袋及び前記加熱部材が前記開口部から膨出することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のカップホルダー。
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