JP2018176973A - 車室内会話補助システム - Google Patents

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彰久 平澤
Akihisa Hirasawa
彰久 平澤
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【課題】車室内会話補助システムの音質を向上する。【解決手段】車室内会話補助システム20は、車室内に配された少なくとも2つの会話補助装置21A,21Bの間で、会話を双方向に伝達するように構成された車室内会話補助システム20であって、会話補助装置21Aは、車室内の音声を集音可能なマイクロフォン22と、マイクロフォン22と並んで配されるとともに、会話補助装置21Bで集音した音声を出力するように構成されたスピーカ24と、マイクロフォン22及びスピーカ24を車室内側から覆うカバー部材30と、を備え、カバー部材30は、マイクロフォン22を覆う部分とスピーカ24を覆う部分との間に開口部35を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、車室内会話補助システムに関する。
従来、車室内会話支援装置として、下記特許文献1のものが知られている。特許文献1に開示の構成では、車室内会話支援装置は、自動車が装備する後席確認ミラー、音声用マイク、および車載スピーカーを備えて構成されている。そして、この車室内会話支援装置では、音声用マイクが後席確認ミラーの近傍に設置され、車載スピーカーがドライバーの座席(運転席)のヘッドレストに設けられている。
特開2014−181015号公報
ところで、音声用マイク(マイクロフォン)と車載スピーカー(スピーカ)を備えた装置を車室内に複数配して、装置間で会話を双方向に伝達する車室内会話補助システムが考えられる。しかしながら、限られた車室空間内においては、複数の音源からの音声が混在して、車室内会話補助システムの音質が悪化することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、車室内会話補助システムの音質を向上することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車室内会話補助システムは、車室内に配された少なくとも2つの会話補助装置の間で、会話を双方向に伝達するように構成された車室内会話補助システムであって、一の前記会話補助装置は、車室内の音声を集音可能なマイクロフォンと、前記マイクロフォンと並んで配されるとともに、他の前記会話補助装置で集音した音声を出力するように構成されたスピーカと、前記マイクロフォン及び前記スピーカを車室内側から覆うカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、前記マイクロフォンを覆う部分と前記スピーカを覆う部分との間に開口部を有する。
本発明によれば、カバー部材のマイクロフォンを覆う部分とスピーカを覆う部分との間に開口部が介在することで、スピーカから出力される音声がカバー部材を振動させて周囲に伝わる際に、マイクロフォン側へと伝わることを抑制することができる。このため、マイクロフォンがカバー部材を介して他の会話補助装置からの音声を集音し、その音声が他の会話補助装置から出力されることを抑制することができ、車室内会話補助システムの音質を向上することができる。
上記構成において、前記一の前記会話補助装置は、車室内における天井面に配され、前記開口部は、内面のうち車両前側に配された前側内壁面が、車両後方に向かうにつれて車両上方に立ち上がる形状であってもよい。
このような構成によれば、開口部の前側内壁面で、一の会話補助装置の車両後方かつ車両下方に搭乗した乗員の視線を遮ることができ、開口部からカバー部材の裏側(マイクロフォン等)が視えることを抑制することができる。このため、開口部を設けたことに起因して、一の会話補助装置の意匠性が損なわれる事態を抑制することができる。
上記構成において、前記開口部は、前記マイクロフォンを覆う部分の周囲に沿って延設されていてもよい。
このような構成によれば、スピーカから出力される音声が、カバー部材において周囲からマイクロフォンを覆う部分へと伝わることを抑制することができる。さらに、開口部で環状の意匠を形成することができ、一の会話補助装置の意匠性を高めることができる。
上記構成において、前記開口部は、前記マイクロフォンと前記スピーカの並び方向に対して交わる方向に沿って延びる複数のスリットで構成され、前記複数のスリットが千鳥配置されていてもよい。
このような構成によれば、例えば、複数のスリットが格子状に配置される構成に比べて、スピーカから出力される音声がマイクロフォンを覆う部分へと伝わることを好適に抑制することができる。さらに、例えば、複数のスリットが配置される範囲に単一の開口部を設ける構成に比べて、開口部を設けたことに起因して、カバー部材が弱体化することを抑制することができる。
本発明によれば、車室内会話補助システムの音質を向上することができる。
実施形態1に係る車室内会話補助システムを搭載した車両を側方から視た模式図 天井用内装材に配された車室内会話補助システムを示す平面図 会話補助装置の平面図 図3のIV−IV線で切断した会話補助装置の断面図 実施形態2に係る開口部を示す断面図 実施形態3に係る会話補助装置の平面図 図6のVII−VII線で切断した開口部を示す断面図 実施形態4に係る会話補助装置の平面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1から図4によって説明する。本実施形態では、車両10に搭載された車室内会話補助システム20について例示する。各図において、矢印FR及びRRは車両前方及び車両後方をそれぞれ示し、矢印IN及びOUTは車室内側及び車室外側の各方向をそれぞれ示す。
車両10は、図1及び図2に示すように、車両前方側から順に前部座席11、2列目座席12、及び3列目座席13からなる、いわゆる3列シートを備えている。また、車両10は、ルーフパネルの車室内側を覆うとともに、車室の天井面15Aを構成する天井用内装材15を備えている。天井用内装材15の天井面15Aには、会話補助装置21A,21Bが配されている。
車室内会話補助システム20は、車室内に配された会話補助装置21A,21Bの間で、会話を双方向に伝達するように構成されている。なお、本願において、「車室内に配された」とは、会話補助装置21A,21Bの少なくとも一部(例えば、後述するカバー部材30)が車室内に露出する態様で配されていることを表し、すべての構成が車室内に配されていなくても構わない。
図2に示すように、会話補助装置21Aは、天井用内装材15の車両前端部において、車幅方向中央部に設けられている。この会話補助装置21Aは、前部座席11の運転席と助手席に着座する乗員の間において、乗員の頭部に対して車両上方かつ前方に位置している。また、会話補助装置21Bは、会話補助装置21Aの車両後方において、車幅方向中央部に設けられている。この会話補助装置21Bは、3列目座席13の進行方向右側の席と進行方向左側の席に着座する乗員の間において、乗員の頭部に対して車両上方かつ前方に位置している。このような構成により、車室内会話補助システム20は、前部座席11に着座する乗員と3列目座席13に着座する乗員との間の会話を相互に聞き取り易くし、離れた位置に着座する乗員同士の会話を補助する機能を果たす。
会話補助装置21Aは、図3及び図4に示すように、マイクロフォン22と、スピーカ24と、マイクロフォン22及びスピーカ24とそれぞれ接続された信号制御基板26と、これらを一括して覆うカバー部材30と、を備える。本実施形態では、2つの会話補助装置21A,21Bは相互に置き換え可能な構成とされており、対応する構成については、一の会話補助装置21Aの構成について説明し、特に断りがない限り、他の会話補助装置21Bの構成については説明を省略する。
マイクロフォン22は、図3に示すように、後述するカバー部材30のマイクロフォン用孔31Aを介して、車室内の音声を集音可能な構成とされている。マイクロフォン22は、会話補助装置21Aにおいて車両前側に配されている。このマイクロフォン22は、進行方向を向いて着座する乗員の車両前方に位置しており、前部座席11に着座する乗員の発話を集音するように構成されている。なお、会話補助装置21Bのマイクロフォン22は、3列目座席13に着座する乗員の発話を集音するように構成されている。
スピーカ24は、図3に示すように、後述するカバー部材30のスピーカ用孔33Aを介して、会話補助装置21Bで集音した音声を出力するように構成されている。スピーカ24は、会話補助装置21Aにおいて車両後側、つまりマイクロフォン22の車両後方に、マイクロフォン22と車両前後方向に並んで配されている。スピーカ24は、音声信号を増幅するアンプ(不図示)に接続され、3列目座席13に着座する乗員の発話を、前部座席11に着座する乗員の耳付近に向けて拡声するように構成されている。
信号制御基板26には、図示しないCPU(Central Processing Unit)やメモリを有したマイコンなどが実装されており、各乗員の発話が明瞭になるように、音声信号に対して所望の音声処理を行う。
カバー部材30は、図3及び図4に示すように、平面視方形のトレイ状をなし、底部にマイクロフォン22とスピーカ24が並んで配されるとともに、これらに重なるようにして信号制御基板26が収容されている。そして、カバー部材30は、底部側を車室内側に向ける姿勢で、天井用内装材15に対して取り付けられている。カバー部材30は、マイクロフォン22を覆う部分31にマイクロフォン用孔31Aを有するとともに、スピーカ24を覆う部分33に複数のスピーカ用孔33Aを有する。
カバー部材30は、図3及び図4に示すように、マイクロフォン22を覆う部分31とスピーカ24を覆う部分33との間に開口部35を有する。開口部35は、カバー部材30を貫通する貫通孔とされ、車幅方向(マイクロフォン22とスピーカ24が並ぶ方向と交わる方向)に沿って延びるスリット状をなす。開口部35の長さ寸法は、車幅方向におけるスピーカ24の寸法より大きく、スピーカ24の車両前方を全域に亘って遮るようにして配設されている。開口部35の幅寸法は、カバー部材30の板厚や開口部35がカバー部材30を貫通する角度に応じて、後述するような成形上の制約の受けない程度に小さく設定されている。
開口部35は、図4に示すように、内面のうち車両前側に配された前側内壁面35Aが、車両後方に向かうにつれて車両上方に立ち上がる形状である。つまり、前側内壁面35Aは、会話補助装置21Aの方(車両前方かつ車両上方)を向く乗員の視線と交わる方向に立ち上がり、乗員からカバー部材30の内部が視えないように視線を遮るような構成となっている。本実施形態では、前側内壁面35Aは、車両後方かつ下方を向く傾斜面とされ、前部座席11に着座する乗員の頭部の方を向いている。
開口部35は、図4に示すように、カバー部材30の底部を車両後方に向かうにつれて車両上方に向けて立ち上がる方向に貫通するようにして形成されている。このような開口部35は、例えば、カバー部材30を図4における車室内外方向を型抜き方向とする一対の成形型を用いて成形する際に、双方の成形型から突出する部分を組み合わせることで、アンダーカットを生じることなく成形することができる。なお、マイクロフォン用孔31A及びスピーカ用孔33Aは、カバー部材30の底部を車室内外方向に貫通するようにして形成されている。
続いて、本実施形態の会話補助装置21Aの作用について説明する。会話補助装置21Aは、車両10のアクセサリー電源がオンとされるか、或いは、車室内会話補助システム20のスタートボタン(不図示)が押されると起動する。そして、3列目座席13に着座する乗員が発話した場合には、会話補助装置21Bのマイクロフォン22がその音声を集音する。集音された音声は、信号制御基板26等を経て音声処理された後に、会話補助装置21Aのスピーカ24から出力され、前部座席11に着座する乗員の耳に届く。
この際、スピーカ24からの出力音によりカバー部材30が振動する。このような振動は、固体音としてカバー部材30を介して周囲に伝わるが、カバー部材30におけるスピーカ24を覆う部分33からマイクロフォン22を覆う部分31へと向かう振動は、開口部35(その内部の空気)が介在することにより減衰又は遮断される。このため、会話補助装置21Aのマイクロフォン22が、カバー部材30を伝わる振動により、3列目座席13に着座する乗員からの音声を集音し難くなっている。また、本実施形態では、開口部35がカバー部材30の厚さ方向に対して交わる方向に貫通するから、開口部がカバー部材30の厚さ方向に貫通する場合に比べて、開口部35の内面の面積が大きくなるとともに、内面(前側内壁面35A)が車室外方に向かって進行する音を遮るような姿勢となっている。このため、開口部35内の空気を伝搬して、意図せずカバー部材30内に進入する空気音は開口部35で減衰される。これらの結果、会話補助装置21Aのマイクロフォン22が、前部座席11に着座する乗員の発話以外のノイズを集音することを抑制することができ、会話補助装置21Bのスピーカ24からは前部座席11に着座する乗員の発話が明瞭に出力される。
続いて、本実施形態の会話補助装置21Aの効果について説明する。本実施形態によれば、カバー部材30のマイクロフォン22を覆う部分31とスピーカ24を覆う部分33との間に開口部35が介在することで、スピーカ24から出力される音声がカバー部材30を振動させて周囲に伝わる際に、マイクロフォン22側へと伝わることを抑制することができる。このため、マイクロフォン22がカバー部材30を介して他の会話補助装置21Bからの音声を集音し、その音声が他の会話補助装置21Bから出力されることを抑制することができ、車室内会話補助システム20の音質を向上することができる。
また、本実施形態では、開口部35の前側内壁面35Aで、会話補助装置21Aの車両後方かつ車両下方に搭乗した乗員の視線を遮ることができ、開口部35からカバー部材30の裏側(マイクロフォン等)が視えることを抑制することができる。このため、開口部35を設けたことに起因して、会話補助装置21Aの意匠性が損なわれる事態を抑制することができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図5によって説明する。本実施形態の会話補助装置121Aは、上記した実施形態とは内面の形状が異なる開口部135を有するカバー部材130を備える。なお、上記した実施形態と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
開口部135は、内面のうち車両前側に配された前側内壁面135Aが、車両後方に向かうにつれて車両上方に、段階的に立ち上がる形状である。開口部135は、カバー部材130の底部を車両後方に向かうにつれて車両上方に向けて立ち上がる方向に貫通するようにして形成されている。このような開口部135は、例えば、カバー部材130を図5における車室内外方向を型抜き方向とする一対の成形型を用いて成形する際に、双方の成形型から突出する部分を組み合わせることで、アンダーカットを生じることなく成形することができる。
本実施形態によれば、アンダーカットを生じることなく開口部135を成形した場合であっても、車両前後方向において開口部135のスピーカ24側の口縁(その車室内側の部分)を、マイクロフォン22側の口縁における車室外側の部分の位置まで延長することができる。この結果、より一層好適に、開口部135からカバー部材130の裏側(マイクロフォン22等)が視えることを抑制することができ、開口部135を設けたことに起因して、会話補助装置121Aの意匠性が損なわれる事態を抑制することができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図6及び図7によって説明する。本実施形態の会話補助装置221Aは、上記した実施形態とは形状が異なる開口部235を有するカバー部材230を備える。なお、上記した実施形態と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
開口部235は、マイクロフォン22を覆う部分31の周囲に沿って延設されている。具体的には、開口部235は、平面視にてマイクロフォン22を囲む方形環の4つの辺部に沿って形成され、4つの角部には開口部235を模した溝237が凹設されている。また、開口部235の口縁には、マイクロフォン22側において、カバー部材230の底部から車室外側に向けて立ち上がる立壁部239が設けられている。
本実施形態によれば、スピーカ24から出力される音声が、カバー部材230において周囲からマイクロフォン22を覆う部分31へと伝わることを抑制することができる。さらに、開口部235で環状の意匠を形成することができ、会話補助装置221Aの意匠性を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、前側内壁面35A及び立壁部239で、会話補助装置221Aの車両後方かつ車両下方に搭乗した乗員の視線を遮ることができ、開口部235からカバー部材230の裏側(マイクロフォン等)が視えることを抑制することができる。このため、開口部235を設けたことに起因して、会話補助装置221Aの意匠性が損なわれる事態を抑制することができる。
<実施形態4>
本発明の実施形態4を図8によって説明する。本実施形態の会話補助装置321Aは、上記した実施形態とは形状が異なる開口部335を有するカバー部材330を備える。なお、上記した実施形態と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
開口部335は、車幅方向(マイクロフォン22とスピーカ24の並び方向に対して交わる方向)に沿って延びる複数のスリット336で構成され、複数のスリット336が千鳥配置されている。具体的には、開口部335は、複数スリット336で構成される2列のスリット336群が、互いの列のスリット336とスリット336との間をカバーし合うようにして互い違いに配列されている。
本実施形態によれば、例えば、複数のスリットが格子状に配置される構成に比べて、スピーカ24から出力される音声がマイクロフォン22を覆う部分31へと伝わることを好適に抑制することができる。さらに、例えば、複数のスリット336が配置される範囲に単一の開口部を設ける構成に比べて、開口部335を設けたことに起因して、カバー部材330が弱体化することを抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、2つの会話補助装置で構成される車室内会話補助システムについて例示したが、車室内会話補助システムは3つ以上の会話補助装置で構成されてもよい。また、2つの会話補助装置は、相互に置き換え可能な構成でなくても構わない。
(2)上記実施形態では、2つの会話補助装置が天井面に配される構成を例示したが、これに限定されない。例えば、会話補助装置は、車両用シートに設けられていてもよく、また、一方の会話補助装置が天井面に配されるとともに、他方の会話補助装置がドアトリムのスピーカを含んで構成されるものであってもよい。
(3)上記実施形態以外にも、マイクロフォンとスピーカの配置構成は適宜設定可能である。また、会話補助装置は、車幅方向両側の座席にそれぞれ指向性を有する2つのマイクロフォン又は/及び2つスピーカを備えていてもよい。
(4)上記実施形態以外にも、カバー部材及び開口部の形状は適宜設定可能である。また、開口部は、カバー部材と同時に形成するもの限られず、カバー部材の成形後に、穴あけ加工等により形成してもよい。また、実施形態1又は実施形態2に係る開口部の内面(前側内壁面)の形状を、実施形態2又は実施形態3に係る開口部に適用しても構わない。
(5)上記実施形態以外にも、車室内会話補助システムの使用態様は適宜変更可能である。
20…車室内会話補助システム、21A,121A,221A,321A…会話補助装置(一の会話補助装置)、21B…会話補助装置(他の会話補助装置)、22…マイクロフォン、24…スピーカ、30,130,230,330…カバー部材、31…マイクロフォンを覆う部分、33…スピーカを覆う部分、35,135,235,335…開口部、35A,135A…前側内壁面、336…スリット

Claims (4)

  1. 車室内に配された少なくとも2つの会話補助装置の間で、会話を双方向に伝達するように構成された車室内会話補助システムであって、
    一の前記会話補助装置は、
    車室内の音声を集音可能なマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンと並んで配されるとともに、他の前記会話補助装置で集音した音声を出力するように構成されたスピーカと、
    前記マイクロフォン及び前記スピーカを車室内側から覆うカバー部材と、を備え、
    前記カバー部材は、前記マイクロフォンを覆う部分と前記スピーカを覆う部分との間に開口部を有することを特徴とする車室内会話補助システム。
  2. 前記一の前記会話補助装置は、車室内における天井面に配され、
    前記開口部は、内面のうち車両前側に配された前側内壁面が、車両後方に向かうにつれて車両上方に立ち上がる形状であることを特徴とする請求項1に記載の車室内会話補助システム。
  3. 前記開口部は、前記マイクロフォンを覆う部分の周囲に沿って延設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車室内会話補助システム。
  4. 前記開口部は、前記マイクロフォンと前記スピーカの並び方向に対して交わる方向に沿って延びる複数のスリットで構成され、前記複数のスリットが千鳥配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車室内会話補助システム。
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