JP2018176307A - ロボット用架台、ロボットシステム、および、高さ調整方法 - Google Patents

ロボット用架台、ロボットシステム、および、高さ調整方法 Download PDF

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【課題】簡単にロボットの高さ位置を調整することができるロボット用架台、ロボットシステム、および、高さ調整方法を提供する。【解決手段】ロボット用架台(14)は、ロボット(12)を搭載するように構成された第1の架台(30)と、ロボット(12)と第1の架台(30)との間に配置され、ロボット(12)の高さ位置を調整する高さ調整部(34、34A)と、第1の架台(30)に連結され、ロボット(12)により取り扱われる対象物を載置するように構成された第2の架台(32)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットを搭載するための第1の架台とワーク等を載置するための第2の架台とを有するロボット用架台、ロボット用架台を有するロボットシステム、および、ロボット用架台を用いてロボットの高さ位置を調整する高さ調整方法に関する。
下記に示す特許文献1には、射出成形機によって成形された成形品を取り出すロボットを架台に設置することが開示されている。架台の高さは、成形品の取り出し高さに対してロボットの高さが最適となるように設計されている。
特開2000−5862号公報
しかしながら、上記した特許文献1では、成形品の取り出し対象となる射出成形機の大きさが変わると、それに応じてロボットの高さを変更しなければならない。そのため、ロボットを支持する架台を変更しなければならず、手間がかかる。
そこで、本発明は、簡単にロボットの高さ位置を調整することができるロボット用架台、ロボットシステム、および、高さ調整方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ロボット用架台であって、ロボットを搭載するように構成された第1の架台と、前記ロボットと前記第1の架台との間に配置され、前記ロボットの高さ位置を調整する高さ調整部と、前記第1の架台に連結され、前記ロボットにより取り扱われる対象物を載置するように構成された第2の架台と、を備える。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様のロボット用架台を有するロボットシステムであって、前記高さ調整部を制御する制御部と、作業者の操作を受け付ける入力部と、を有し、前記制御部は、前記ロボットの高さ位置が、作業者の前記入力部の操作によって入力された前記射出成形機の機種に応じた高さ位置となるように、前記高さ調整部を制御する。
本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様のロボット用架台を用いて、制御装置がロボットの高さ位置を調整する高さ調整方法であって、前記ロボットの高さ位置が、作業者によって入力された射出成形機の機種に応じた高さ位置となるように、前記制御装置が前記高さ調整部を制御する制御ステップを含む。
本発明によれば、ロボットの高さ位置を簡単に調整することができる。
実施の形態のロボットシステムを示す斜視図である。 実施の形態のロボットシステムを示す側面図である。 図3Aは、図1、図2に示す高さ調整部が設けられていない場合のロボットシステムと小型の射出成形機とを示す側面図であり、図3Bは、高さ調整部が設けられていない場合のロボットシステムと大型の射出成形機とを示す側面図である。 高さ調整部によってロボットの高さ位置を調整したときのロボットシステムと、射出成形機とを示す側面図である。 変形例1におけるロボットシステムと射出成形機とを示す側面図である。 変形例2におけるロボットシステムの構成を示す図である。 図6の記憶媒体のテーブルに記憶されている情報を示す図である。
本発明に係るロボット用架台、ロボットシステム、および、高さ調整方法について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施の形態のロボットシステム10を示す斜視図、図2は、実施の形態のロボットシステム10を示す側面図である。ロボットシステム10は、ロボット12と、ロボット12が搭載されるロボット用架台14とを備える。ロボットシステム10(ロボット12が搭載されたロボット用架台14)は、射出成形機Mに近接して配置される。この射出成形機Mは、機種に応じてその大きさが異なる。
ロボット12は、複数の関節を有する多関節アーム20と、多関節アーム20を支持する機台22とを備える、多関節型の産業ロボットである。多関節アーム20の先端には、エンドエフェクタが取り付けられる取付部20aが設けられている。エンドエフェクタとしては、例えば、ロボット12によって取り扱われる対象物を保持可能なハンド等が挙げられる。ロボット12の動作範囲(取付部20aの動作範囲)AFは、ロボット12の種類、具体的には、ロボット12の大きさ、構造等によって異なる。
ロボット12により取り扱われる対象物としては、例えば、射出成形機Mの金型から回収する成形品、および、射出成形機Mの金型内にインサートするインサート部品等が挙げられる。つまり、ロボット12は、射出成形機Mによって成形された成形品の金型からの取り出し、および、射出成形機Mの金型内へのインサート部品のインサートのうち、少なくとも一方を行う。
ロボット用架台14は、ロボット12を搭載するように構成された第1の架台30と、対象物を載置するように構成された第2の架台32とを有する。この第1の架台30と第2の架台32とは連結されている。
また、ロボット用架台14は、ロボット12と第1の架台30との間に設置され、ロボット12の高さ位置を調整する高さ調整部34を備える。つまり、ロボット12の機台22は、高さ調整部34を介して第1の架台30の上面30aに固定されている。第1の架台30の内部には、ロボット12を制御する制御装置(例えば、数値制御装置)36が配置されている。
第2の架台32は、第1の架台30に対して水平方向に隣接して配置されている。第2の架台32は、第1の架台30よりも高く構成されている。つまり、第2の架台32の上面32aは、第1の架台30の上面30aよりも高い。なお、第2の架台32は、第1の架台30と同じ高さ、或いは、第1の架台30よりも低く構成されていてもよい。第2の架台32の高さは、作業者の作業性を考慮して人間工学的に基づいた高さである。
第2の架台32の上面32aには、対象物を載置するためのパレット部38が設けられている。パレット部38は、底部38aと底部38aの周縁部から全周に亘って上方に突出した周壁部38bとを有する。
第2の架台32には、ロボット用架台14を移動させる際に作業者が握ることが可能なグリップハンドル40が設けられている。グリップハンドル40は、第2の架台32の第1の架台30が設けられた側とは反対側に設けられている。第1の架台30および第2の架台32は、連結部42によって一体的に移動可能に連結されており、例えば、ロボット用架台14(具体的には、第1の架台30および第2の架台32)の下部には、複数のキャスタ44が設けられている。
なお、図1、図2においては、フレーム状に構成された第1の架台30および第2の架台32を図示したが、第1の架台30および第2の架台32は、箱状に構成されていてもよい。また、図1の符号46は、ロボット用架台14の位置を固定するためのストッパである。ストッパ46は、上下方向に位置調整可能であり、ロボット用架台14が設置される床面に当接することで、ロボット用架台14の位置を固定できるようになっている。
高さ調整部34は、高さ方向(上下方向)に沿って伸縮可能である。高さ調整部34は、例えば、ジャッキ等によって構成される。ジャッキの種類としては、機械式のジャッキ(ねじジャッキ、ラック駆動ジャッキ)、空気作動式のジャッキ(エアージャッキ)、または、液体作動式のジャッキ(油圧ジャッキ)等が挙げられる。高さ調整部34が高さ方向に伸縮することで、ロボット12の第1の架台30に対する高さ位置が変更される。この高さ調整部34は、作業者の操作によって伸縮して、ロボット12の高さ位置を調整する。
ここで、高さ調整部34が設けられていない場合のロボットシステム10を用いた場合について説明する。図3Aは、高さ調整部34が設けられていない場合のロボットシステム10と小型の射出成形機M(M1)とを示す側面図であり、図3Bは、高さ調整部34が設けられていない場合のロボットシステム10と大型の射出成形機M(M2)とを示す側面図である。図3A、図3Bは、射出成形機M1、M2の型締装置側からみた図である。
ロボット12は、金型から成形品を取り出して、パレット部38に成形品を載置したり、パレット部38に載置されているインサート部品を保持して金型内にインサートする。そのため、ロボット12の動作範囲(取付部20aの到達可能領域)AF内に、パレット部38および金型中心Cが含まれていることが好ましい。なお、ロボット12の動作範囲AF内に、パレット部38が位置するように、第1の架台30と第2の架台32とが連結されている。
図3Aに示すように、高さ調整部34が設けられていないロボットシステム10を小型の射出成形機M1に近接配置したときには、小型の射出成形機M1の金型中心C(C1)は、ロボット12の動作範囲AF内に含まれている。しかしながら、図3Bに示すように、高さ調整部34が設けられていないロボットシステム10を大型の射出成形機M2に近接配置したときには、大型の射出成形機M2の金型中心C(C2)は、ロボット12の動作範囲AFから外れてしまう。したがって、図3Bに示す場合では、成形品の取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートが行なえない可能性が大きい。
そこで、本実施の形態では、ロボットシステム10に高さ調整部34を設けることで、ロボット12の高さ位置を調整可能にしている。高さ調整部34は、射出成形機Mの機種に応じた高さ位置となるように、ロボット12の高さ位置を調整する。つまり、高さ調整部34は、射出成形機Mの金型中心Cがロボット12の動作範囲AF内となるように、ロボット12の高さ位置を調整する。なお、図4に示す射出成形機Mは、図3Bに示す大型の射出成形機M2と機種が同一であるものとする。
このように、射出成形機Mの機種が変更された場合であっても、射出成形機Mの金型中心Cがロボット12の動作範囲AF内に入るように、ロボット12の高さ位置を簡単に調整することができる。その結果、射出成形機Mの機種が変更された場合であっても、ロボット12は、成形品の金型からの取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートを良好に行うことができる。また、1つのロボット用架台14(またはロボットシステム10)で、複数機種の射出成形機Mに対応することができ、射出成形機Mの機種毎に、ロボット用架台14(またはロボットシステム10)を用意する必要がなく、コストが低廉になる。
[変形例]
上記実施の形態は、以下のように変形にしてもよい。
<変形例1>
上記実施の形態では、伸縮可能な高さ調整部34を用いて、ロボット12の高さ位置を調整したが、図5に示すように、単に、ブロック状の高さ調整部34Aを用いて、ロボット12の高さ位置を調整してもよい。この場合は、高さが異なる複数のブロック状の高さ調整部34Aを予め用意し、射出成形機Mの機種に応じた高さの高さ調整部34Aを、第1の架台30とロボット12との間に設置すればよい。なお、図5に示す射出成形機Mは、図3Bに示す大型の射出成形機M2と機種が同一であるものとする。
このように、変形例1でも上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
<変形例2>
上記実施の形態では、高さ調整部34を手動で操作することで、高さ調整部34を伸縮させてロボット12の高さ位置を調整したが、自動で高さ調整部34を伸縮させてロボット12の高さ位置を調整してもよい。
図6は、変形例2における高さ調整部34を制御する制御装置50の構成を示す図である。この制御装置50は、第1の架台30の内部に配置されていてもよい。また、ロボット12を制御する制御装置36と、高さ調整部34を制御する制御装置50とを1つの制御装置で構成してもよい。
この制御装置50は、ロボットシステム10に含まれてもよいし、ロボット用架台14に含まれてもよい。つまり、ロボット12、ロボット用架台14、および、制御装置50で、ロボットシステム10を構成してもよいし、第1の架台30、第2の架台32、高さ調整部34、および、制御装置50で、ロボット用架台14を構成してもよい。
制御装置50は、入力部52、制御部54、記憶媒体56、および、表示部58を備える。入力部52は、作業者の操作を受けるものであり、作業者は、入力部52を操作することで所定の情報を入力することができる。入力部52は、例えば、キーボード等によって構成される。
制御部54は、CPU等のプロセッサによって構成されており、演算処理を行うとともに、高さ調整部34を制御する。記憶媒体56は、制御部54の制御に必要なデータを記憶するとともに、後述するテーブル56aを格納している。表示部58は、作業者に必要な情報を表示するものであり、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等によって構成されている。
作業者は、入力部52を操作することで、ロボットシステム10の処理対象となる射出成形機Mの機種を入力する。制御部54は、ロボット12の高さ位置が、入力された機種に応じた高さ位置となるように、高さ調整部34を制御する。高さ調整部34は、制御部54から送られてきた制御信号に基づいて伸縮し、ロボット12の高さ位置を調整する。
具体的には、テーブル56aには、図7に示すように、射出成形機Mの機種とロボット12の高さ位置とが対応付けられて記憶されている。そして、制御部54は、入力された機種に応じたロボット12の高さ位置をテーブル56aから取得し、ロボット12が取得した高さ位置となるように、高さ調整部34を制御する。
なお、ロボットシステム10に設けられた撮像部がロボットシステム10の処理対象となる射出成形機Mを撮像することで得られた画像データから射出成形機Mの機種を取得してもよい。この場合は、制御部54は、撮像部が撮像した画像データに対して画像認識処理を施すことで、射出成形機Mの機種を特定する。
このように、変形例2でも上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、変形例2では、射出成形機Mの機種に応じて、自動的にロボット12の高さ位置が調整されるので、手間が省け、作業者の作業時間を短縮することができる。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態および変形例1、2から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
<第1の技術的思想>
第1の技術的思想は、ロボット用架台(14)であって、ロボット(12)を搭載するように構成された第1の架台(30)と、ロボット(12)と第1の架台(30)との間に配置され、ロボット(12)の高さ位置を調整する高さ調整部(34、34A)と、第1の架台(30)に連結され、ロボット(12)により取り扱われる対象物を載置するように構成された第2の架台(32)と、を備える。
これにより、ロボット(12)の高さ位置を簡単に調整することができる。また、射出成形機(M)の金型中心(C)がロボット(12)の動作範囲(AF)内に入るように、ロボット(12)の高さ位置を簡単に調整することが可能となる。その結果、ロボット(12)は、成形品の金型からの取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートを良好に行うことができる。また、1つのロボット用架台(14)で、複数機種の射出成形機(M)に対応することができ、射出成形機(M)の機種毎に、ロボット用架台(14)を用意する必要がなく、コストが低廉になる。
第1の架台(30)および第2の架台(32)は、一体的に移動可能であってもよい。これにより、ロボット用架台(14)を簡単に移動させることができ、利便性が向上する。
高さ調整部(34、34A)は、射出成形機(M)の機種に応じた高さ位置となるように、ロボット(12)の高さ位置を調整してもよい。これにより、射出成形機(M)の機種が変更された場合であっても、簡単に、射出成形機(M)の金型中心(C)を、ロボット(12)の動作範囲(AF)内にすることができる。その結果、射出成形機(M)の機種が変更された場合であっても、ロボット(12)は、成形品の金型からの取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートを良好に行うことができる。
ロボット(12)は、射出成形機(M)によって成形された成形品の取り出し、および、射出成形機(M)の金型内へのインサート部品のインサートのうち、少なくとも一方を行ってもよい。これにより、成形品の金型からの取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートを自動で行うことができる。
<第2の技術的思想>
第2の技術的思想は、第1の技術的思想のロボット用架台(14)を有するロボットシステム(10)であって、高さ調整部(34)を制御する制御部(54)と、作業者の操作を受け付ける入力部(52)と、を有する。制御部(54)は、ロボット(12)の高さ位置が、作業者の入力部(52)の操作によって入力された射出成形機(M)の機種に応じた高さ位置となるように、高さ調整部(34)を制御する。
これにより、射出成形機(M)の機種が変更された場合であっても、射出成形機(M)の金型中心(C)がロボット(12)の動作範囲(AF)内に入るように、ロボット(12)の高さ位置を簡単に調整することができる。その結果、射出成形機(M)の機種が変更された場合であっても、ロボット(12)は、成形品の金型からの取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートを良好に行うことができる。また、1つのロボット用架台(14)で、複数機種の射出成形機(M)に対応することができ、射出成形機(M)の機種毎に、ロボット用架台(14)を用意する必要がなく、コストが低廉になる。さらに、自動でロボット(12)の高さ位置が調整されるので、手間が省け、作業者の作業時間が短縮する。
ロボットシステム(10)は、射出成形機(M)の機種とロボット(12)の高さ位置とが対応付けて記憶されたテーブル(56a)を備えてもよい。制御部(54)は、テーブル(56a)を用いて、高さ調整部(34)を制御してもよい。これにより、簡単に、射出成形機(M)の機種に応じてロボット(12)の高さ位置を調整することができる。
<第3の技術的思想>
第3の技術的思想は、第1の技術的思想のロボット用架台(14)を用いて、制御装置(50)がロボット(12)の高さ位置を調整する高さ調整方法であって、ロボット(12)の高さ位置が、作業者によって入力された射出成形機(M)の機種に応じた高さ位置となるように、制御装置(50)が高さ調整部(34)を制御する制御ステップを含む。
これにより、射出成形機(M)の機種が変更された場合であっても、射出成形機(M)の金型中心(C)がロボット(12)の動作範囲(AF)内に入るように、ロボット(12)の高さ位置を簡単に調整することができる。その結果、射出成形機(M)の機種が変更された場合であっても、ロボット(12)は、成形品の金型からの取り出しや、金型内へのインサート部品のインサートを良好に行うことができる。また、1つのロボット用架台(14)で、複数機種の射出成形機(M)に対応することができ、射出成形機(M)の機種毎に、ロボット用架台(14)を用意する必要がなく、コストが低廉になる。さらに、自動でロボット(12)の高さ位置が調整されるので、手間が省け、作業者の作業時間が短縮する。
制御装置(50)は、射出成形機(M)の機種とロボット(12)の高さ位置とが対応付けて記憶されたテーブル(56a)を備えてもよい。制御ステップは、テーブル(56a)を用いて、高さ調整部(34)を制御してもよい。これにより、簡単に、射出成形機(M)の機種に応じてロボット(12)の高さ位置を調整することができる。
10…ロボットシステム 12…ロボット
14…ロボット用架台 20…多関節アーム
20a…取付部 22…機台
30…第1の架台 30a、32a…上面
32…第2の架台 34、34A…高さ調整部
36、50…制御装置 38…パレット部
44…キャスタ 52…入力部
54…制御部 56…記憶媒体
56a…テーブル 58…表示部
AF…動作範囲 M、M1、M2…射出成形機

Claims (8)

  1. ロボットを搭載するように構成された第1の架台と、
    前記ロボットと前記第1の架台との間に配置され、前記ロボットの高さ位置を調整する高さ調整部と、
    前記第1の架台に連結され、前記ロボットにより取り扱われる対象物を載置するように構成された第2の架台と、
    を備える、ロボット用架台。
  2. 請求項1に記載のロボット用架台であって、
    前記第1の架台および前記第2の架台は、一体的に移動可能である、ロボット用架台。
  3. 請求項1または2に記載のロボット用架台であって、
    前記高さ調整部は、射出成形機の機種に応じた高さ位置となるように、前記ロボットの高さ位置を調整する、ロボット用架台。
  4. 請求項3に記載のロボット用架台であって、
    前記ロボットは、前記射出成形機によって成形された成形品の取り出し、および、前記射出成形機の金型内へのインサート部品のインサートのうち、少なくとも一方を行う、ロボット用架台。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット用架台を有するロボットシステムであって、
    前記高さ調整部を制御する制御部と、
    作業者の操作を受け付ける入力部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記ロボットの高さ位置が、作業者の前記入力部の操作によって入力された前記射出成形機の機種に応じた高さ位置となるように、前記高さ調整部を制御する、ロボットシステム。
  6. 請求項5に記載のロボットシステムであって、
    前記射出成形機の機種と前記ロボットの高さ位置とが対応付けて記憶されたテーブルを備え、
    前記制御部は、前記テーブルを用いて、前記高さ調整部を制御する、ロボットシステム。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット用架台を用いて、制御装置がロボットの高さ位置を調整する高さ調整方法であって、
    前記ロボットの高さ位置が、作業者によって入力された射出成形機の機種に応じた高さ位置となるように、前記制御装置が前記高さ調整部を制御する制御ステップを含む、高さ調整方法。
  8. 請求項7に記載の高さ調整方法であって、
    前記制御装置は、前記射出成形機の機種と前記ロボットの高さ位置とが対応付けて記憶されたテーブルを備え、
    前記制御ステップは、前記テーブルを用いて、前記高さ調整部を制御する、高さ調整方法。
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