JP2018175822A - エアカーテン吸引式吸気口体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ベッド上におけるオムツ交換の際に発生する糞尿臭を、室内に拡散させる事なく、且つオムツ交換作業に支障をきたす事なく吸気できる吸気口体を提供する。【解決手段】 蒲鉾形の吸気器ケース(1a)内に吸気フード(1b)及び吸気ダクト(1c)を配設した吸気器(1)と、蒲鉾形のエアカーテン送風機ケース(2a)内にエアカーテン送風口体(2b)及び電動送風ファン(2d)及び電動送風ファン吸気ダクト(2e)を配設したエアカーテン送風機(2)を、底板(3)上に対向して設けたエアカーテン吸引式吸気口体を特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、ベッド上におけるオムツ交換の際に発生する糞尿臭の室内への拡散を防止する吸気口体に関するものである。
病院や介護施設等において、ベッド上でのオムツ交換の際に室内に拡散する糞尿臭は、交換作業に当たる看護者をはじめ、オムツ装着者や同室者に非常に大きなストレスを与えている。
従来、室内空気を浄化する装置として、脱臭器を有する対流式空気清浄装置が知られている。また、カーテンで臭気発生源を囲み、エア供給ユニットでカーテン内部にエアを供給し、エア吸引ユニットでカーテン内部の臭気を吸引する消臭装置付きベッドが知られている。
従来、室内空気を浄化する装置として、脱臭器を有する対流式空気清浄装置が知られている。また、カーテンで臭気発生源を囲み、エア供給ユニットでカーテン内部にエアを供給し、エア吸引ユニットでカーテン内部の臭気を吸引する消臭装置付きベッドが知られている。
前者の対流式空気清浄装置は、糞尿臭が室内に拡散してしまうため看護者のストレス軽減にはならない。また、後者の消臭装置付きベッドは、カーテンが邪魔になりオムツの脱着作業や股間部の清拭作業ができない。
本発明は、ベッド上におけるオムツ交換の際に発生する糞尿臭を、室内に拡散させる事なく、且つオムツ交換作業に支障をきたす事なく吸気できる吸気口体を提供する事を目的とする。
[図1]を用いて説明する。
蒲鉾形の外形を有する吸気器(1)と、蒲鉾形の外形を有するエアカーテン送風機(2)を、底板(3)上に対向して設ける。
蒲鉾形の外形を有する吸気器(1)と、蒲鉾形の外形を有するエアカーテン送風機(2)を、底板(3)上に対向して設ける。
[図5]を用いて説明する。
吸気器(1)とエアカーテン送風機(2)との間の底板(3)上空間に形成されるエアカーテンの形状を、背面方向にのみエアカーテン開口部(6)を有するハーフパイプ形にする。
本発明は、以上の構成よりなる吸気口体である。
吸気器(1)とエアカーテン送風機(2)との間の底板(3)上空間に形成されるエアカーテンの形状を、背面方向にのみエアカーテン開口部(6)を有するハーフパイプ形にする。
本発明は、以上の構成よりなる吸気口体である。
[図5]を用いて説明する。
一次吸気 : 底板(3)とエアカーテン気流(4)で囲まれた空間の気体がエアカーテン気流(4)に巻き込まれ、共に吸気口(1d)から取り込まれる。
二次吸気 : 一次吸気により、底板(3)とエアカーテン気流(4)で囲まれた空間が減圧されるため、エアカーテン開口部(6)から気体が誘引される(5)。
一次吸気 : 底板(3)とエアカーテン気流(4)で囲まれた空間の気体がエアカーテン気流(4)に巻き込まれ、共に吸気口(1d)から取り込まれる。
二次吸気 : 一次吸気により、底板(3)とエアカーテン気流(4)で囲まれた空間が減圧されるため、エアカーテン開口部(6)から気体が誘引される(5)。
[図6]及び[図7]を用いて説明する。
本発明を用いたオムツ交換は、仰向けになったオムツ装着者(11)の両膝を立て、右大腿部後面に吸気器(1)を、左大腿部後面にエアカーテン送風機(2)を押し当てた形で行う。
この形で汚れたオムツを展開した際、オムツ及び股間部に付着している糞尿から発生する臭気は、一次吸気([0008]参照)及び二次吸気([0008]参照)により、室内に拡散する事なく吸気される。
本発明を用いたオムツ交換は、仰向けになったオムツ装着者(11)の両膝を立て、右大腿部後面に吸気器(1)を、左大腿部後面にエアカーテン送風機(2)を押し当てた形で行う。
この形で汚れたオムツを展開した際、オムツ及び股間部に付着している糞尿から発生する臭気は、一次吸気([0008]参照)及び二次吸気([0008]参照)により、室内に拡散する事なく吸気される。
また、吸気器(1)とエアカーテン送風機(2)は、オムツ装着者(11)の大腿部後面とベッドマットの間に位置するため、オムツの脱着作業や股間部の清拭作業の邪魔にならない。
本発明により、ベッド上におけるオムツ交換の際に発生する糞尿臭を、室内に拡散させる事なく、且つオムツ交換作業に支障をきたす事なく吸気する事ができる。
[図1]及び[図2]を用いて説明する。
蒲鉾形の吸気器ケース(1a)内に吸気フード(1b)及び吸気ダクト(1c)を配設した吸気器(1)と、蒲鉾形のエアカーテン送風機ケース(2a)内にエアカーテン送風口体(2b)及び電動送風ファン(2d)及び電動送風ファン吸気ダクト(2e)を配設したエアカーテン送風機(2)を、底板(3)上に対向して設ける。
蒲鉾形の吸気器ケース(1a)内に吸気フード(1b)及び吸気ダクト(1c)を配設した吸気器(1)と、蒲鉾形のエアカーテン送風機ケース(2a)内にエアカーテン送風口体(2b)及び電動送風ファン(2d)及び電動送風ファン吸気ダクト(2e)を配設したエアカーテン送風機(2)を、底板(3)上に対向して設ける。
[図5]を用いて説明する。
吸気器(1)とエアカーテン送風機(2)との間の底板(3)上空間に形成されるエアカーテンの形状を、背面方向にのみエアカーテン開口部(6)を有するハーフパイプ形にする。
吸気器(1)とエアカーテン送風機(2)との間の底板(3)上空間に形成されるエアカーテンの形状を、背面方向にのみエアカーテン開口部(6)を有するハーフパイプ形にする。
[図6]を用いて説明する。
本発明を使用する時は、吸気器(1)に脱臭器付吸引機(7)を接続して使用する。
その際、脱臭器付吸引機(7)の単位時間当たりの吸引量を、エアカーテン送風機(2)の単位時間当たりの送風量より大きくし、臭気が吸気フード(1b)から外部に漏れないようにする。
本発明を使用する時は、吸気器(1)に脱臭器付吸引機(7)を接続して使用する。
その際、脱臭器付吸引機(7)の単位時間当たりの吸引量を、エアカーテン送風機(2)の単位時間当たりの送風量より大きくし、臭気が吸気フード(1b)から外部に漏れないようにする。
電動送風ファン(2d)の電力は、脱臭器付吸引機(7)から吸引ダクト(8)を介して供給する。
本発明の応用として、吸気器(1)内に脱臭器付吸引機を配設すれば、外付けの脱臭器付吸引機(7)及び吸引ダクト(8)は不要となり、本発明単体でエアカーテン吸引式脱臭機として使用できる。
[図6]を用いて説明する。
本発明を用いたオムツ交換は、仰向けになったオムツ装着者(11)の両膝を立て、右大腿部後面に吸気器(1)を、左大腿部後面にエアカーテン送風機(2)を押し当てた形で行う。
その際、蒲鉾形をした吸気器(1)及びエアカーテン送風機(2)が、オムツ装着者(11)の脚部を支える働きをするため、オムツ装着者(11)は、無理なく両膝を立てた姿勢を保持する事ができ、また、腰に大きな負担をかけずにベッドから腰を浮かす事ができる。
これにより、看護者はオムツの脱着及び股間部の清拭をスムーズに行う事できる。
本発明を用いたオムツ交換は、仰向けになったオムツ装着者(11)の両膝を立て、右大腿部後面に吸気器(1)を、左大腿部後面にエアカーテン送風機(2)を押し当てた形で行う。
その際、蒲鉾形をした吸気器(1)及びエアカーテン送風機(2)が、オムツ装着者(11)の脚部を支える働きをするため、オムツ装着者(11)は、無理なく両膝を立てた姿勢を保持する事ができ、また、腰に大きな負担をかけずにベッドから腰を浮かす事ができる。
これにより、看護者はオムツの脱着及び股間部の清拭をスムーズに行う事できる。
[図8]を用いて説明する。
オムツ装着者(11)の汚れたオムツを外した後、オムツ装着者(11)を仰向けから横向きの姿勢にさせ、本発明を臀部に押し当てて使用する事により、糞尿臭を室内に拡散させる事なく股間部の清拭作業を行う事ができる。
オムツ装着者(11)の汚れたオムツを外した後、オムツ装着者(11)を仰向けから横向きの姿勢にさせ、本発明を臀部に押し当てて使用する事により、糞尿臭を室内に拡散させる事なく股間部の清拭作業を行う事ができる。
1 吸気器
1a 吸気器ケース
1b 吸気フード
1c 吸気ダクト
1d 吸気口
1e 排気口
2 エアカーテン送風機
2a エアカーテン送風機ケース
2b エアカーテン送風口体
2c エアカーテン送風口
2d 電動送風ファン
2e 電動送風ファン吸気ダクト
2f 電動送風ファン吸気口
3 底板
4 エアカーテン気流
5 誘引される気流
6 エアカーテン開口部
7 脱臭器付吸引機
8 吸引ダクト
9 本発明(エアカーテン吸引式吸気口体)
10 オムツ
11 オムツ装着者
1a 吸気器ケース
1b 吸気フード
1c 吸気ダクト
1d 吸気口
1e 排気口
2 エアカーテン送風機
2a エアカーテン送風機ケース
2b エアカーテン送風口体
2c エアカーテン送風口
2d 電動送風ファン
2e 電動送風ファン吸気ダクト
2f 電動送風ファン吸気口
3 底板
4 エアカーテン気流
5 誘引される気流
6 エアカーテン開口部
7 脱臭器付吸引機
8 吸引ダクト
9 本発明(エアカーテン吸引式吸気口体)
10 オムツ
11 オムツ装着者
Claims (2)
- 蒲鉾形の吸気器ケース(1a)内に吸気フード(1b)及び吸気ダクト(1c)を配設した吸気器(1)と、蒲鉾形のエアカーテン送風機ケース(2a)内にエアカーテン送風口体(2b)及び電動送風ファン(2d)及び電動送風ファン吸気ダクト(2e)を配設したエアカーテン送風機(2)を、底板(3)上に対向して設けたエアカーテン吸引式吸気口体。
- 吸気器(1)とエアカーテン送風機(2)との間の底板(3)上空間に形成されるエアカーテンの形状を、背面方向にのみエアカーテン開口部(6)を有するハーフパイプ形にした請求項1に記載のエアカーテン吸引式吸気口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017094273A JP6432891B2 (ja) | 2017-04-19 | 2017-04-19 | エアカーテン吸引式吸気口体 |
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JP2018175822A true JP2018175822A (ja) | 2018-11-15 |
JP6432891B2 JP6432891B2 (ja) | 2018-12-05 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08229079A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-10 | Aprica Kassai Inc | 介護ベッド用脱臭装置 |
JP2001178783A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Paramount Bed Co Ltd | 脱臭機能を有するベッド |
JP2002136552A (ja) * | 1999-11-30 | 2002-05-14 | Toto Ltd | 介護台 |
-
2017
- 2017-04-19 JP JP2017094273A patent/JP6432891B2/ja not_active Expired - Fee Related
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