JP2018175254A - スライド式ハンガートレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易に組立てでき、吊り下げ状態で使用できるスライド式ハンガートレイを提供する。【解決手段】本スライド式ハンガートレイ10は、上面と前面側が開いた上段トレイ1と下段トレイ2からなる2段のトレイを平行に支持してなる商品陳列用ハンガートレイであって、各段トレイが左右一対のスライドアーム3,4の間で回動自在に軸支されていることを特徴とする。スライドアームの上段トレイ1の側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と該ガイド溝を延長する小屈曲溝および他の小屈曲溝を有し、下段トレイ2の側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と小孔を有するようにすることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、スライド式ハンガートレイに関する。詳しくは、上面と前面側が開いたトレイを2段に平行に支持し、トレイ内に商品等を陳列するハンガートレイに関する。
各トレイの両側面板がその外面に設けた左右一対のスライドアームとの間で、ホックを介し、回動自在に軸支されている特徴がある。スライドアームと各トレイ間が回動するため、縦型の通常の吊るし状態で使用することと、吊るさないで横置き状態にして使用することも可能にされている。吊るした態では、スライドアームの屈曲溝に上段トレイのホックが入って安定するため、上段トレイの前垂れを防ぎ略垂直状態を維持できる特徴がある。
各トレイの両側面板がその外面に設けた左右一対のスライドアームとの間で、ホックを介し、回動自在に軸支されている特徴がある。スライドアームと各トレイ間が回動するため、縦型の通常の吊るし状態で使用することと、吊るさないで横置き状態にして使用することも可能にされている。吊るした態では、スライドアームの屈曲溝に上段トレイのホックが入って安定するため、上段トレイの前垂れを防ぎ略垂直状態を維持できる特徴がある。
近年、化粧品や香料、装身具、カード類、ラベル、冊子等のように、小物かつ軽量で多品種の品揃えが必要な商品等の陳列が増えている。
これらの商品等を従来のような箱型の金属やプラスチック製の陳列具に入れて平置きする場合は、陳列具自体のコストが高額になるほか、陳列のために多大なスペースが必要となる問題がある。また、陳列の準備に手間取るという問題も生じる。
そこで、吊るし状態で展示できる、低コストの陳列具が求められている。
これらの商品等を従来のような箱型の金属やプラスチック製の陳列具に入れて平置きする場合は、陳列具自体のコストが高額になるほか、陳列のために多大なスペースが必要となる問題がある。また、陳列の準備に手間取るという問題も生じる。
そこで、吊るし状態で展示できる、低コストの陳列具が求められている。
(従来技術)特許文献1には、組立て容易な陳列台が記載されている。紙製であるが、台紙に折り畳み式の収納部を取り付けするもので、トレイの両サイドに有するスライドアームにより回動する本願のものとは相違している。特許文献2の商品陳列ハンガは一枚の台紙から組み立てするものであるが、トレイの両サイドにスライドアームを持つ本願のものとは相違しているし、収納部の形態も本願と相違している。特許文献3の吊下げ展示箱は連結ピンを有しているが、左右2対のピンを使用することで本願と相違している。
特許文献4の商品陳列用具は、連結具Cにより、箱体A、Bを連結しているが、箱体Bを軸支する連結具Cにはガイド溝がなく、ガイド溝は箱体A、B側に形成されている点において本願と相違している。紙製箱体の場合、箱体側にガイド溝を形成すると箱体の強度が低下する問題を生じる。
特許文献4の商品陳列用具は、連結具Cにより、箱体A、Bを連結しているが、箱体Bを軸支する連結具Cにはガイド溝がなく、ガイド溝は箱体A、B側に形成されている点において本願と相違している。紙製箱体の場合、箱体側にガイド溝を形成すると箱体の強度が低下する問題を生じる。
そこで、本発明は、店舗内や店頭に吊るし状態で設置でき、トレイが傾かず(垂れせず)、簡単に組み立てでき、軽く搬送も容易であり、かつ強度もあり、容易に製作できるスライド式ハンガートレイを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の要旨は、上面と前面側が開いた上段トレイと下段トレイからなる2段のトレイを平行に支持してなる商品陳列用ハンガートレイであって、各段トレイがトレイの左右両側面板とその外面に設けた一対のスライドアームの間で回動自在に軸支されていることを特徴とするスライド式ハンガートレイ、にある。
上記のスライド式ハンガートレイにおいて、各スライドアームと各トレイの各側面板の間が2個の小孔を有する一枚のワッシャーを間に介して、スライドアームのガイド溝または小屈曲溝もしくは小孔に差し込まれた2個のホックにより軸支されているようにすることができる。また、スライドアームの上段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と該ガイド溝を延長する小屈曲溝および他の小屈曲溝を有し、下段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と小孔を有するようにすることができる。また、上段トレイと下段トレイ、およびスライドアームが紙基材から形成されているようにすることもできる。
本発明のスライド式ハンガートレイによれば、上段トレイと下段トレイの2段からなるハンガートレイに、小物であるが多品種の品揃えが必要な商品を入れて垂直に吊るして陳列することができ、店舗において陳列面積を狭小化することができる。
また、各スライドアームと各トレイの各側面板の間が2個の小孔を有する一枚のワッシャーを間に介して、スライドアームのガイド溝または小屈曲溝もしくは小孔に差し込まれた2個のホックにより軸支されるようにする場合は、双方のホックが一定間隔をもった状態で回動(スライド)可能になるため、トレイの姿勢制御が安定する。
また、スライドアームの上段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と該溝に延長する小屈曲溝および他の小屈曲溝を有し、下段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と小孔を有するようにする場合には、上段トレイは他の小屈曲溝に差し込まれたホックを中心として、4分の1円周のガイド溝に差し込まれたホック側が90度の角度範囲で回転可能になるので、トレイを横置き状態にすることも可能になる。またさらに、ハンガートレイが吊るし状態では、上段トレイのホック(の軸)が小屈曲溝に入って安定するので、トレイの傾き(前垂れ)を防止できる。
下段トレイは小孔に差し込まれたホック(の軸)を中心として、4分の1円周のガイド溝に差し込まれたホック(の軸)側が90度の角度範囲で回転可能になる。
さらに、上段トレイと下段トレイ、およびスライドアームが紙基材から形成されているようにする場合は、比較的低コストでスライド式ハンガートレイの製作が可能になる。
また、スライドアームの上段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と該溝に延長する小屈曲溝および他の小屈曲溝を有し、下段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と小孔を有するようにする場合には、上段トレイは他の小屈曲溝に差し込まれたホックを中心として、4分の1円周のガイド溝に差し込まれたホック側が90度の角度範囲で回転可能になるので、トレイを横置き状態にすることも可能になる。またさらに、ハンガートレイが吊るし状態では、上段トレイのホック(の軸)が小屈曲溝に入って安定するので、トレイの傾き(前垂れ)を防止できる。
下段トレイは小孔に差し込まれたホック(の軸)を中心として、4分の1円周のガイド溝に差し込まれたホック(の軸)側が90度の角度範囲で回転可能になる。
さらに、上段トレイと下段トレイ、およびスライドアームが紙基材から形成されているようにする場合は、比較的低コストでスライド式ハンガートレイの製作が可能になる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のスライド式ハンガートレイを示す斜視図であって、図1(A)は、吊り紐6で吊るした状態を示す図、図1(B)は、横置きにした状態を示す図である。
図示していないが、トレイの底面ボックス内を縦横に区切る仕切り板を設けても良いものである。ただし、仕切り版は必須ではなく、無くても良く、上下段何れかのトレイにのみ設けるものであっても構わない。
図1は、本発明のスライド式ハンガートレイを示す斜視図であって、図1(A)は、吊り紐6で吊るした状態を示す図、図1(B)は、横置きにした状態を示す図である。
図示していないが、トレイの底面ボックス内を縦横に区切る仕切り板を設けても良いものである。ただし、仕切り版は必須ではなく、無くても良く、上下段何れかのトレイにのみ設けるものであっても構わない。
図1の場合、スライド式ハンガートレイ10は、上段トレイ1と下段トレイ2の2段のトレイから構成されているが、2段以上の多段にも構成できるものである。
本発明のスライド式ハンガートレイ10は、主として吊るし状態で使用するが、図1(B)のように、横置き状態にもでき、この場合は安定した形態になるので、輸送時等には便利である。
本発明のスライド式ハンガートレイ10は、主として吊るし状態で使用するが、図1(B)のように、横置き状態にもでき、この場合は安定した形態になるので、輸送時等には便利である。
上段トレイ1と下段トレイ2は、スライドアーム3,4のガイド溝または小孔もしくは小屈曲溝に差し込まれたホック5によって軸支されている。
上段トレイ1と下段トレイ2は、それぞれ正面視右側の右側面板S1、左側の左側面板S2、背面板B、前面板F、および底面板を有している。トレイ内に陳列する商品等の視認性を高めるために、上面と前面側が開いた構造にされている。すなわち、上面板はなく、前面板Fは高さを低くし、右側面板S1と左側面板S2は背面板B側から前面板Fに向けて傾斜下降する斜辺を有するようにされている。下段トレイ2は、ホック5の取り付け位置を確保するため、側面板S1の幅をやや大きくしている。ただし、これらの構成は図示のものに限定されず、適宜変更可能である。
上段トレイ1と下段トレイ2は、それぞれ正面視右側の右側面板S1、左側の左側面板S2、背面板B、前面板F、および底面板を有している。トレイ内に陳列する商品等の視認性を高めるために、上面と前面側が開いた構造にされている。すなわち、上面板はなく、前面板Fは高さを低くし、右側面板S1と左側面板S2は背面板B側から前面板Fに向けて傾斜下降する斜辺を有するようにされている。下段トレイ2は、ホック5の取り付け位置を確保するため、側面板S1の幅をやや大きくしている。ただし、これらの構成は図示のものに限定されず、適宜変更可能である。
図2は、スライドアームの平面図である。図2(A)は、正面視左側のスライドアーム4の平面図、図2(B)は、正面視右側のスライドアーム3の平面図、である。
各スライドアームの上段トレイ1の側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝g1と該ガイド溝を延長する小屈曲溝g3および他の小屈曲溝g2を有し、下段トレイ2の側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝g4と小孔h1を有している。左右のスライドアームは、図示のように、左右線対称の形状である。
各スライドアームの上段トレイ1の側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝g1と該ガイド溝を延長する小屈曲溝g3および他の小屈曲溝g2を有し、下段トレイ2の側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝g4と小孔h1を有している。左右のスライドアームは、図示のように、左右線対称の形状である。
ガイド溝g1に延長して接続する小屈曲溝g3は、吊るし状態で上段トレイ1の上側のホック5の軸がこの小屈曲溝g3の上端に入った際、トレイを安定的に停止(固定)させる目的のものである。この位置に停止後は、商品の陳列等によるトレイの傾き(前垂れ)を防止する効果を生じる。
4分の1円周のガイド溝g1は、トレイを横置きする際に、上段トレイ1のホック5の軸がこの溝内を90度の角度範囲で回転するためのものである。他方のホック5の軸は小屈曲溝g2内で小さい範囲の動きをする。
下段トレイ2の側面板に対面するスライドアームには4分の1円周のガイド溝g4と小孔h1のみを有する。小孔h1に差し込まれたホック5の軸はこの定位置の状態にあり、他方のホック5の軸がガイド溝g4に沿って90度の角度範囲で回転する。
ガイド溝g1,g4と小屈曲溝g2,g3の溝幅は、ホック5の軸径よりは大きく、ホック5の外面の蓋径よりは小さい溝幅とする。通常、2〜6mm程度の溝幅である。
4分の1円周のガイド溝g1は、トレイを横置きする際に、上段トレイ1のホック5の軸がこの溝内を90度の角度範囲で回転するためのものである。他方のホック5の軸は小屈曲溝g2内で小さい範囲の動きをする。
下段トレイ2の側面板に対面するスライドアームには4分の1円周のガイド溝g4と小孔h1のみを有する。小孔h1に差し込まれたホック5の軸はこの定位置の状態にあり、他方のホック5の軸がガイド溝g4に沿って90度の角度範囲で回転する。
ガイド溝g1,g4と小屈曲溝g2,g3の溝幅は、ホック5の軸径よりは大きく、ホック5の外面の蓋径よりは小さい溝幅とする。通常、2〜6mm程度の溝幅である。
対面する側面板にも各2個の小孔が形成されている。上段トレイ1の側面板S1の小孔は、スライドアームのガイド溝g1(または小屈曲溝g3)と小屈曲溝g2に、下段トレイ2の側面板S1の小孔は、スライドアームのガイド溝g4と小孔h1に、それぞれ差し込まれたホック5の軸により、両者が回動可能に半固定されることになる。半固定とは、一定範囲でスライド可能にゆるく固定され、分離しない状態であることを意味する。側面板S2の場合も同様である。
図1(A)に図示のように、吊るし状態で、上段トレイ1のホック5は略垂直に配列し、下段トレイ2のホック5は略水平に配列している。トレイ側面板S1,S2の小孔も当然に同様の配列になる。
図1(A)に図示のように、吊るし状態で、上段トレイ1のホック5は略垂直に配列し、下段トレイ2のホック5は略水平に配列している。トレイ側面板S1,S2の小孔も当然に同様の配列になる。
図2において、距離L1は、上段トレイ1の上下ホック5の中心間距離、距離L2は、下段トレイ2の左右ホック5の中心間距離に相当する。トレイ側面板の小孔間の距離も同一の間隔距離に設定される。
また、距離L3は、上段トレイ1と下段トレイ2のホック間距離であるが、トレイ相互間の概略距離にも相当する。概略とするのは、上段トレイ1と下段トレイ2の構造や部位によって、距離は異なるからである。
また、距離L3は、上段トレイ1と下段トレイ2のホック間距離であるが、トレイ相互間の概略距離にも相当する。概略とするのは、上段トレイ1と下段トレイ2の構造や部位によって、距離は異なるからである。
図3は、スライドアームと側面板間の軸支構造を示す図である。図3(A)は、上段トレイ1の側面図であって、上段トレイ1の右側面板S1を想定しているが、左側側面板S2においても、また、下段トレイ2の軸支部においても同様である。図3(B)は、(A)のX−X線断面図である。なお、ホック5は軸5pのみを示し、蓋となる内外面の円板は図示していない。
ホック5は、例えば、円板の中心に先端ネジ構造の軸を立設したものを、スライドアーム3の外面から差し込みし、側面板S1の内側から差し込みしたネジ蓋構造のホック5にネジ込みする構造にできるが、両軸が相互に嵌め込み合う構造で、左右のホックの軸間が嵌合する構造のものであっても良い。または、結合構造を有するいわゆる「ピン」と呼ばれる材料でも良い。
ホック5は、例えば、円板の中心に先端ネジ構造の軸を立設したものを、スライドアーム3の外面から差し込みし、側面板S1の内側から差し込みしたネジ蓋構造のホック5にネジ込みする構造にできるが、両軸が相互に嵌め込み合う構造で、左右のホックの軸間が嵌合する構造のものであっても良い。または、結合構造を有するいわゆる「ピン」と呼ばれる材料でも良い。
図3のように、上側のホック5の軸5pと下側のホック5の軸5pの中心間距離は、前記のように、L1となる。側面板S1とスライドアーム3の間には、図3(A)では破線で示すワッシャー8が挿入されている。トレイを吊るした状態で、上側のホック5の軸5pは小屈曲溝g3の上端に位置し、下側のホック5の軸5pは小屈曲溝g2の上端に位置する。この位置にあるとき、トレイが安定して背面の垂直状態(底面の水平状態)を維持できる。
トレイを横置きする際も、双方のホック5の軸5p間の距離はL1を常に維持する。
図3(B)のように、スライドアーム3と側面板S1の間にワッシャー8が挿入されている。ワッシャー8とスライドアームは強度を高めるため、側面板よりも肉厚に形成するのが好ましい。
トレイを横置きする際も、双方のホック5の軸5p間の距離はL1を常に維持する。
図3(B)のように、スライドアーム3と側面板S1の間にワッシャー8が挿入されている。ワッシャー8とスライドアームは強度を高めるため、側面板よりも肉厚に形成するのが好ましい。
ワッシャー8は、長円形の板であって、ホック5の軸5pが入る2個の小孔を有している。2個の小孔間距離も当然にL1にされる。このような、2個の小孔を有するワッシャー8を使用することにより、ホック5間の距離を一定に維持し、スライドを円滑にし、かつ、トレイ側面板S1,S2やスライドアーム3,4の破損を防止できる。
以上は、上段トレイ1の軸支構造であるが、下段トレイ2の場合は、小孔h1と4分の1円周の屈曲溝g4を有するので、トレイが小孔h1のホック5の軸5pを中心に、他方のホック5が回転するのみであることが容易に類推できる。
以上は、上段トレイ1の軸支構造であるが、下段トレイ2の場合は、小孔h1と4分の1円周の屈曲溝g4を有するので、トレイが小孔h1のホック5の軸5pを中心に、他方のホック5が回転するのみであることが容易に類推できる。
図4は、スライド式ハンガートレイのトレイを形成するためのブランク板を示す図であって、図4(A)は、上段トレイ用、図4(B)は、下段トレイ用ブランク板である。
板紙を用いて、図4のようなブランク板を打ち抜きした後、破線に沿って折り曲げし、接着剤をほぼ使用しないで全体がほぼ2枚の板紙の重ね合わせで構成されるようにされている。図4(A)(B)中で、背面板Bは右側に前面板Fは中央に示されている。左端の糊代のみに接着剤を使用して組み立てできる。
各段トレイの側面板は略直角三角形状ないし五角形状の部材であり、ホック5の軸5pを通す小孔が形成されている。2枚の側面板を破線で山折りした際。側面板の2個の小孔が重なって、1個の小孔を形成するようにされている。
例えば、図4(A)では、2個の小孔h2相互間と2個の小孔h3相互間が重なり合うことになる。2個の吊り紐通し穴7間も同様に重なり合うことになる。
下段トレイ2の側面板S1は、ホック5の位置が高く水平になるので、側面板S1の上側が幅広になるようにされている。
板紙を用いて、図4のようなブランク板を打ち抜きした後、破線に沿って折り曲げし、接着剤をほぼ使用しないで全体がほぼ2枚の板紙の重ね合わせで構成されるようにされている。図4(A)(B)中で、背面板Bは右側に前面板Fは中央に示されている。左端の糊代のみに接着剤を使用して組み立てできる。
各段トレイの側面板は略直角三角形状ないし五角形状の部材であり、ホック5の軸5pを通す小孔が形成されている。2枚の側面板を破線で山折りした際。側面板の2個の小孔が重なって、1個の小孔を形成するようにされている。
例えば、図4(A)では、2個の小孔h2相互間と2個の小孔h3相互間が重なり合うことになる。2個の吊り紐通し穴7間も同様に重なり合うことになる。
下段トレイ2の側面板S1は、ホック5の位置が高く水平になるので、側面板S1の上側が幅広になるようにされている。
ブランク板の材質として、31Kg/46判の板紙を使用し、図4(A)、(B)の形状のブランク板を打ち抜きした。破線に沿って折り曲げし糊代部のみを接着して、上段トレイ1と下段トレイ2を作製した。
なお、上段トレイ1と下段トレイ2のブランク板の全幅H1は、672mm、高さT1,T2は、453mmとした。また、トレイの幅H2は、223mmとした。
なお、上段トレイ1と下段トレイ2のブランク板の全幅H1は、672mm、高さT1,T2は、453mmとした。また、トレイの幅H2は、223mmとした。
スライドアーム3,4とワッシャー8には、57Kg/46判の板紙を中心材料とし、その両面に、31Kg/46判の板紙をラミネートした3層構成の板紙を使用した。
スライドアーム3,4は、図2の形状にして打ち抜きし、ワッシャー8は長円形状にし、1枚に2個の小孔(直径1.6mm)を打ち抜きした。
外径(ホックの外面に表われる円板の径)8mmであって、軸相互間嵌め込み式のプラスチックホック5を8組使用して、図3のように、ワッシャー8を間に介して組み立てし、スライド式ハンガートレイ10が完成した。
スライドアーム3,4は、図2の形状にして打ち抜きし、ワッシャー8は長円形状にし、1枚に2個の小孔(直径1.6mm)を打ち抜きした。
外径(ホックの外面に表われる円板の径)8mmであって、軸相互間嵌め込み式のプラスチックホック5を8組使用して、図3のように、ワッシャー8を間に介して組み立てし、スライド式ハンガートレイ10が完成した。
このスライド式ハンガートレイの上段トレイ1と下段トレイ2に、化粧品を入れて陳列し、好適に使用することができた。
1:上段トレイ
2:下段トレイ
3,4:スライドアーム
5:ホック
5p:ホックの軸
6:吊り紐
7:吊り紐通し穴
8:ワッシャー
10:スライド式ハンガートレイ
g1,g4:4分の1円周ガイド溝
g2,g3:小屈曲溝
h1:小孔
h2,h3:小孔
2:下段トレイ
3,4:スライドアーム
5:ホック
5p:ホックの軸
6:吊り紐
7:吊り紐通し穴
8:ワッシャー
10:スライド式ハンガートレイ
g1,g4:4分の1円周ガイド溝
g2,g3:小屈曲溝
h1:小孔
h2,h3:小孔
Claims (4)
- 上面と前面側が開いた上段トレイと下段トレイからなる2段のトレイを平行に支持してなる商品陳列用ハンガートレイであって、各段トレイがトレイの左右両側面板とその外面に設けた左右一対のスライドアームの間で回動自在に軸支されていることを特徴とするスライド式ハンガートレイ。
- 各スライドアームと各トレイの各側面板の間が2個の小孔を有する一枚のワッシャーを間に介して、スライドアームのガイド溝または小屈曲溝もしくは小孔に差し込まれた2個のホックにより軸支されていることを特徴とする請求項1記載のスライド式ハンガートレイ。
- スライドアームの上段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と該ガイド溝を延長する小屈曲溝および他の小屈曲溝を有し、下段トレイ側面板対面部には、4分の1円周のガイド溝と小孔を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載のスライド式ハンガートレイ。
- 上段トレイと下段トレイ、およびスライドアームが紙基材から形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1の請求項記載のスライド式ハンガートレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017077713A JP2018175254A (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | スライド式ハンガートレイ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017077713A JP2018175254A (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | スライド式ハンガートレイ |
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---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019111375A (ja) * | 2019-03-13 | 2019-07-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022097749A (ja) * | 2020-08-12 | 2022-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022097751A (ja) * | 2020-09-07 | 2022-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022097750A (ja) * | 2020-09-07 | 2022-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2017
- 2017-04-10 JP JP2017077713A patent/JP2018175254A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019111375A (ja) * | 2019-03-13 | 2019-07-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022097749A (ja) * | 2020-08-12 | 2022-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022097751A (ja) * | 2020-09-07 | 2022-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022097750A (ja) * | 2020-09-07 | 2022-06-30 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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