JP2018173985A - 混雑度推定システムおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
Description
(2)請求項6に記載の混雑度推定システムは、上記混雑度推定サーバと、演算装置とを備える混雑度推定システムであって、演算装置は、混雑度推定サーバに要求を送信し、混雑度推定サーバから将来の混雑度の時間分布を受信する演算装置通信部と、演算装置通信部が受信した将来の混雑度の時間分布を出力する情報出力部とを備える。
以下、図1〜9を参照して、本発明による混雑度推定システム1の第1の実施の形態を説明する。本実施の形態では、イベントとは少なくとも、開催日時、終了時刻、開催場所、参加予想人数が明らかな催しをいい、たとえばスポーツの試合やコンサートなどである。本実施の形態において、混雑度とは1m2あたりに存在する人の数をいい、混雑度が高いほど混雑している状態を示す。
図1は、混雑度推定システム1の構成を示すブロック図である。
混雑度推定システム1は、混雑度推定サーバ10と、携帯端末20と、複数の監視カメラ30と、イベント情報サーバ40とから構成され、これらは全てネットワーク網Xに接続されている。
制御部11は、不図示のCPU、ROM、およびRAMを備え、ROMには以下の動作を行うプログラムが格納され、プログラムはRAMに展開されて実行される。
記憶部12は、不図示の磁気ディスクにより構成され、記憶部12には、推定混雑度12a、複数の撮影画像12b、およびそれらの撮影位置12cが保存される。
図2は、エリアA1〜A3における現在の混雑度、現在時刻におけるエリア固有の混雑度であるBASEの値、および将来の混雑度の推定値を示している。撮影画像12bから算出した現在の混雑度は、イベントに影響を受けないエリア固有の混雑度とイベントによる混雑度の増加分との和であると考え、予め算出したイベントによる混雑度の増加予想分を現在の混雑度から減算して、現在時刻におけるエリア固有の混雑度であるBASEを求めている。図2の例では0時5分に推定混雑度12aを作成しているので、将来の混雑度として0時10分以後のエリアごとの混雑度の推定値が表示されている。なお、前述のとおり、本実施の形態では混雑度の単位は(人/m2)である。
通信部13は、ネットワーク網Xにより携帯端末20、複数の監視カメラ30、イベント情報サーバ40と通信を行う。
地図データベース14は、不図示の磁気ディスクにより構成され、地図データベース14には、交通機関の乗降場所、および歩道の道幅の情報を含む地図が記録されている。交通機関の乗降場所とは、鉄道の駅、バスの停留所などをいう。地図データベース14に保存されている地図は、所定の大きさごとに名前付きのエリアに分割されている。たとえば、地図が3m四方ごとのメッシュ状のエリアに分割され、1から始まる行番号とAから始まる列記号の組み合わせにより、A1、A2、A3,・・、B1、B2、・・のように名前が付けられる。地図データベース14はさらに、一般的な外側線の幅やガードレースの支柱の間隔の情報が保存されている。
図3は、増加混雑度データベース15の一例を示すものであり、エリアA1〜A3の現在の混雑度、および0時から23時55分までの5分ごとの時刻における、イベントにより増加する混雑度が示されている。増加混雑度データベース15には、全てのイベントの影響の和として保存されている。図3には、エリアA1の0:00において混雑度が1.5(人/m2)増加すると記載されているが、たとえばこれは、あるイベントによる混雑度の1.0(人/m2)の増加と、別のイベントによる混雑度の0.5(人/m2)の増加の和などである。後述するように、現在の混雑度は一定時間ごとに算出されるが、増加混雑度は1日に1回のみ算出される。なお、図3ではある1日分の増加混雑度しか表示していないが、数日分をまとめて算出し、増加混雑度データベース15に保存してもよい。
図4は、エリアごとの推定混雑度12aを棒グラフの高さにより表現したものである。エリアは、南北方向の位置を示すA〜Fと東西方向の位置を示す1〜7との組み合わせにより特定される。図4に表示されているエリアでは、エリアB2の推定混雑度が最も高く、次にエリアA2、B1、B3、C2の4つのエリアの推定混雑度が高いことがわかる。
混雑度推定サーバ10は、現在の混雑度を算出して増加混雑度データベース15を更新するために、一定時間ごとに以下のプログラムを実行する。
図5は、混雑度推定サーバ10の制御部11が現在の混雑度を算出するために実行するプログラムの動作を示すフローチャートである。
ステップS202では、制御部11は、ステップS201と同じ複数の撮影画像12bを対象として、認識した人物の足の付近が歩道であること、歩道の色はおおよそ均一であること、壁と歩道の色は明確なコントラストを有すること、などから歩道を判別する。次に、撮影画像12bに撮影されている既知の大きさ、または既知の長さを有する物体を利用して歩道の面積を算出する。たとえば、地図データベース14に保存されている、道路の外側線の幅やガードレールの支柱の間隔の情報を利用する。そして、ステップS201において認識した人数を、ステップS202において算出した歩道の面積で除し、それぞれの撮影画像12bにおける単位面積当たりの歩行者の数、すなわち混雑度を算出してステップS203に進む。すなわち、ステップS202の処理により、記憶部12に保存されている撮影画像12bのそれぞれに対応した混雑度が算出される。
混雑度推定サーバ10は、翌日開催されるイベントによる混雑度への影響を推定するために、1日に1回、以下のプログラムを実行する。
ステップS301では、制御部11は、イベント情報サーバ40に問合せを行い、翌日に行われるすべてのイベントの情報を受信し、翌日にイベントが行われるか否かを判断する。イベントが行われると判断する場合は1つのイベントを処理対象に選択してステップS302に進み、イベントが行われないと判断する場合はステップS308に進む。
余裕時間とは、イベント参加者がイベントの開始時刻よりもどの程度早くイベント会場に到着することを目標にすることが多いかを示す時間である。たとえば、イベント開始が午後7時で余裕時間が30分の場合には、午後6時30分の到着を目指して移動するイベント参加者が最も多い。たとえば、ある移動経路を利用してイベント会場に到着するのイベント参加者の時間分布は、イベント開始時刻を余裕時間だけ早めた時刻に到着する参加者が最大である正規分布で、2σがその移動経路の所要時間である。そして、その移動経路の出発地である乗降場所を出発するイベント参加者の時間分布は、イベント開始時刻から余裕時間およびその移動経路の所要時間を早めた時刻に最大値をとる正規分布であり、2σがその移動経路の所要時間である。
なお、本フローチャートの実行により更新される増加混雑度データベース15は、地図を所定のエリアに区切っており、所定の時間間隔でしか記述していないので時間が離散的であるが、ステップS304において推定される移動経路上のイベント参加者の時間分布は、エリアは考慮せず時間も連続的なものとして扱っている。
ステップS308では、制御部11は、増加混雑度データベース15の増加混雑度に全てゼロを書込み、図6のフローチャートを終了する。イベントがないため、イベントによる混雑度の増加もないからである。
ステップS401では、制御部11は、地図データベース14を利用して、イベント会場から所定距離内に存在する交通機関の乗降場所を列挙して、ステップS402に進む。図8に示す例では、イベント会場Dから所定の距離、1km以内に駅E〜Iがあり、これらの全てが列挙される。
ステップS404では、制御部11は、ステップS403において算出された比で、全てのイベントの参加予定者数がそれらの駅を利用するとして、各駅の利用者数を算出して図7のフローチャートを終了し、図6のステップS303に進む。図8に示す例では、イベントの参加予定者が1万人であったとすると、ステップS402において算出した比率から、F駅、H駅、I駅の利用者数は、それぞれ2千人、5千人、3千人と算出される。
ステップS501では、制御部11は、増加混雑度データベース15から、全エリアの現在の混雑度を取得して、推定混雑度12aの現在の混雑度に書込み、ステップS502に進む。図2の例では、A1から順に、4(人/m2),1(人/m2),2(人/m2)の値を取得する。
ステップS504では、制御部11は、ステップS503において算出した変数valを推定値として推定混雑度12aのメモリエリアに書込み、ステップS505に進む。
ステップS505では、記憶部12に保存されている推定混雑度12aを、要求を送信した携帯端末20に通信部13から送信し、図9のフローチャートを終了する。
混雑度推定サーバ10は、イベント情報サーバ40からイベントの情報を受信し、イベントの影響による混雑度の増加をエリアごと、時刻ごとに推定して、増加混雑度データベース15に保存する。
混雑度推定サーバ10は、複数の監視カメラ30から撮影位置12cが付された撮影画像12bを次々に受信し、一定時間ごとに受信した最新の撮影画像12bを画像解析することにより、現在の混雑度分布を算出して増加混雑度データベース15に保存する。
混雑度推定サーバ10は、携帯端末20から指定を受信すると、増加混雑度データベース15を用いて推定混雑度12aを作成し、携帯端末20に送信する。
携帯端末20は、受信した推定混雑度12aを表示部23に表示する。
(1)混雑度推定サーバ10は、監視カメラ30の撮影位置12c、撮影画像12b、ならびにイベント開催場所、開催日時、終了時刻、参加予定人数の情報を含む将来のイベントの情報を受信する通信部13と、通信部24が受信した撮影画像12bを解析し、人数と歩道の面積から算出される現在の混雑度を出力する画像解析処理(図5のステップS201、S202)と、道路幅の情報を含む地図を保存する地図データベース14と、画像解析処理により出力される現在の混雑度、撮影画像12bの撮影位置12c、地図データベース14、および将来のイベントの情報に基づいて撮影位置12cを含む所定のエリアの将来の混雑度の時間分布を推定する混雑度推定処理(図9のステップS501〜S505)と、混雑度推定処理が推定した将来の混雑度の時間分布である推定混雑度12aを通信部13より送信する制御部11とを備える。
そのため、混雑度推定サーバ10は、イベント情報と現在の混雑度から各エリアの将来の混雑度の時間分布である推定混雑度12aを推定することができる。また、携帯端末20のユーザは混雑度推定サーバ10から推定混雑度12aを得られる。
(2)制御部11による混雑度推定処理は、地図データベース14の情報から算出する所定のエリアにおける歩道の面積、所定のエリアを通行するイベント参加者の時間分布に基づいて、イベント参加者による混雑度の増加を推定する。
そのため、算出された混雑度は歩道の歩きやすさを示しており、推定混雑度12aを受信した携帯端末20のユーザは、歩きやすい歩道を選択して通行することができる。
(3)混雑度推定サーバ10は、交通機関の乗降場所の平均利用者数に関する情報を保存する交通統計データベース16をさらに備え、制御部11の混雑度推定処理は、イベントの開催場所から所定の距離内にある交通機関の乗降場所を利用する当該イベントの参加者の数を、イベントの開催場所から所定の距離内にある交通機関の乗降場所の平均利用者数の比に基づき算出し、所定のエリアにおけるイベントの参加者により増加する将来の混雑度の時間分布を、地図データベース14の情報から算出する当該エリアの歩道の面積と交通機関の乗降場所からイベントの開催場所へ移動するイベントの参加者の時間分布とから推定する。
そのため、イベント参加者が集中して通行するエリアを特定し、そのエリアを避けて移動することができる。
第1の実施の形態においては、交通統計データベース16を利用して、交通機関の乗降場所ごとにイベント参加者の利用者数を推定し、その乗降場所とイベント会場とを結ぶ経路の混雑度が上昇するとしたが、イベントの開催による混雑度への影響の算出方法はこれに限定されない。交通統計データベース16を使用せずに、図7のステップS403およびS404の処理を、イベント参加者はイベント会場から所定距離内にある乗降場所を均一な確率で使用すると変更してもよい。たとえば、図8の例では、イベント会場Dへ行く5千人の参加者は、イベント会場Dから1km以内の距離にある、E駅〜I駅の5つの駅を均等に使用し、全ての駅を1千人ずつが使用するとしてもよい。
この変形例1によれば、交通統計データベース16が不要であり、交通機関の乗降場所の利用者数を簡易に算出することができる。
第1の実施の形態においては、監視カメラ30は、撮影画像とともに監視カメラ30の設置場所を混雑度推定サーバ10に送信したが、監視カメラ30の位置情報の混雑度推定サーバ10への伝達方法はこれに限定されない。監視カメラ30の制御部31のROMに、当該監視カメラ30の撮影位置に代えて監視カメラ30の識別番号を保存し、撮影画像とともに識別番号を送信してもよい。そして、混雑度推定サーバ10は監視カメラ30の識別番号と監視カメラ30の撮影位置の対応を示すカメラ位置データベースをさらに備え、制御部11は、監視カメラ30から受信した識別番号から、その監視カメラの撮影位置を検索してもよい。
この変形例2によれば、監視カメラ30の撮影位置が変更になった場合に、監視カメラ30のROMを書き換える必要がなく、カメラ位置データベースを更新するだけでよいので、処理が簡便である。
第1の実施の形態においては、イベント参加者はすべて歩道を通行するとして、歩道の面積を用いて混雑度を算出したが、歩道の面積に代えて、車道のみの面積または車道および歩道の面積を用いてもよい。
図10〜12を参照して、本発明による第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、混雑度推定サーバ10が将来の混雑度を推定するために、統計的な混雑度の変化を示すデータベースを利用する点で、第1の実施の形態と異なる。
混雑度推定システム1の構成は、第1の実施の形態と同様であり、主に混雑度推定サーバ10が混雑度統計データベース17をさらに備える点が異なる。
混雑度統計データベース17に保存されている値は、撮影画像12bを解析して得られた、それぞれの時刻における増加混雑度データベース15の現在の混雑度の、100日分の平均値である。制御部11は、前述のとおり一定時間ごとに図5により動作が示されるプログラムを実行して、増加混雑度データベース15の現在の混雑度を算出する度に、混雑度統計データベース17の現在時刻の値も更新する。たとえば、制御部11が0時10分に図5に示すプログラムを実行し、エリアA1の混雑度が4(人/m2)と算出され、混雑度統計データベース17のエリアA1の0時10分には1(人/m2)と記録されていたとする。この場合には、過去100日間の平均なので、1と4を99対1の割合で合成し、1.03の値に更新される。ただし、図5には記載していないが、時刻だけでなく曜日の種別を加えてもよい。
第2の実施の形態の動作の第1の実施の形態との主な差異は、推定混雑度12aの作成方法である。
図12のフローチャートにより動作が表されるプログラムは、第1の実施の形態における図9のフローチャートに示すプログラムに代わって、第2の実施の形態において制御部11が携帯端末20から要求を受けると実行される。
ステップS502では、制御部11は、エリアごとにエリア固有の混雑度である変数baseを算出するために、現在の混雑度から現在時刻における増加混雑度を減算する。そしてその値を推定混雑度12aの当該エリアの変数baseの欄に書込み、ステップS601に進む。
ステップS504では、制御部11は、ステップS503において算出した変数valを推定混雑度として推定混雑度12aのメモリエリアに書き込む。続くステップS505では、推定混雑度12aを携帯端末20に送信して、図11のフローチャートを終了する。
エリアごと、時刻ごとの平均的な混雑度を格納する混雑度統計データベース17を一定時間ごとに更新する。携帯端末20から指令を受信すると、エリアごとに、同一時刻の平均的な混雑度と現在の混雑度の比を算出する。そして、現在時刻において平均よりも混雑度が高いのであれば、数時間後の将来においても同じ比率でその時刻における平均的な混雑度より混雑度が高いであろうとの予想に基づき、推定混雑度12aを算出して携帯端末20に送信する。
(1)混雑度推定サーバ10は、制御部11の画像解析処理により解析した、エリアごと、時刻ごとの現在の混雑度を保存する混雑度統計データベース17をさらに備える。制御部11による混雑度推定処理では、変数valと変数rateとを算出し、変数rateおよび混雑度統計データベース17により、イベント参加者による混雑度の増加を除いた混雑度の時間分布を推定する。さらに、その値に増加混雑度データベース15における各時刻の増加混雑度を加えて推定混雑度12aを算出する。
エリアごとに過去の統計による平均的な混雑度と、現在の混雑度との比率から将来の混雑度の推移を予測し、さらにイベントによる混雑度の変化を考慮しているので、高い精度で混雑度を推定することができる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
11…制御部
12…記憶部
12a…推定混雑度
12b…撮影画像
12c…撮影位置
13…通信部
14…地図データベース
15…増加混雑度データベース
16…交通統計データベース
17…混雑度統計データベース
20…携帯端末
30…監視カメラ
40…イベント情報サーバ
請求項4に記載の電子機器は、撮影位置に関する情報が付加された撮影画像、ならびに開催場所、時刻、および参加者の数の情報を含む将来のイベントの情報を受信する通信部と、前記通信部が受信した前記撮影画像を解析し、人数と歩道の面積から算出される現在の混雑度を出力する画像解析部と、歩道の面積を算出できる情報を含む地図情報を保存する地図データベースと、前記画像解析部が出力する前記現在の混雑度、前記撮影画像の前記撮影位置、前記地図データベースが保存する前記地図情報、および前記将来のイベントの情報に基づいて前記撮影位置を含む所定のエリアの将来の混雑度の時間分布を推定する混雑度推定部と、前記混雑度推定部が推定した前記将来の混雑度の時間分布を前記通信部より送信する制御部とを備えるサーバ装置と協働して、前記サーバ装置から送信された前記混雑度を表示部に表示する。
請求項7に記載の電子機器は、入力部と、前記入力部からの送信要求に応じてサーバ装置より送信された所定のエリアの将来の混雑度を受信する通信部と、前記通信部より受信した前記混雑度を表示する表示部とを備える。
Claims (6)
- 撮影位置に関する情報が付加された撮影画像、ならびに開催場所、時刻、および参加者の数の情報を含む将来のイベントの情報を受信する通信部と、
前記通信部が受信した前記撮影画像を解析し、人数と歩道の面積から算出される現在の混雑度を出力する画像解析部と、
歩道の面積を算出できる情報を含む地図情報を保存する地図データベースと、
前記画像解析部が出力する前記現在の混雑度、前記撮影画像の前記撮影位置、前記地図データベースが保存する前記地図情報、および前記将来のイベントの情報に基づいて前記撮影位置を含む所定のエリアの将来の混雑度の時間分布を推定する混雑度推定部と、
前記混雑度推定部が推定した前記将来の混雑度の時間分布を前記通信部より送信する制御部とを備える混雑度推定サーバ。 - 請求項1に記載の混雑度推定サーバにおいて、
前記混雑度推定部は、前記将来のイベントの開始時刻前および終了時刻後における前記撮影位置を含む所定のエリアの将来の混雑度の時間分布を推定する混雑度推定サーバ。 - 請求項1または2に記載の混雑度推定サーバにおいて、
前記混雑度推定部は、前記地図データベースの情報から算出する前記所定のエリアにおける歩道の面積、および前記所定のエリアを通行する前記将来のイベントの参加者の時間分布から前記将来のイベントの参加者による将来の混雑度の増加を推定する混雑度推定サーバ。 - 請求項3に記載の混雑度推定サーバにおいて、
前記画像解析部が出力する前記現在の混雑度を保存する混雑度データベースをさらに備え、
前記混雑度推定部は、前記現在の混雑度および前記混雑度データベースを参照し、前記イベントの参加者による混雑度の増加を除いた前記将来の混雑度の時間分布を推定する混雑度推定サーバ。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の混雑度推定サーバにおいて、
前記混雑度推定サーバは、交通機関の乗降場所の平均利用者数に関する情報を保存する交通統計データベースをさらに備え、
前記混雑度推定部は、前記イベントの開催場所から所定の距離内にある前記交通機関の乗降場所を利用する当該イベントの参加者の数を、前記イベントの開催場所から所定の距離内にある前記交通機関の乗降場所の平均利用者数の比に基づき算出し、
前記所定のエリアにおける前記イベントの参加者により増加する将来の混雑度の時間分布を、前記地図データベースの情報から算出する当該エリアの歩道の面積と前記交通機関の乗降場所から前記イベントの開催場所へ移動する前記イベントの参加者の時間分布とから推定する混雑度推定サーバ。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の混雑度推定サーバと、演算装置とを備える混雑度推定システムであって、
前記演算装置は、
前記混雑度推定サーバに要求を送信し、前記混雑度推定サーバから前記将来の混雑度の時間分布を受信する演算装置通信部と、
前記演算装置通信部が受信した前記将来の混雑度の時間分布を出力する情報出力部とを備える混雑度推定システム。
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