JP2018173903A - コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法 - Google Patents

コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種類の医療データの正常範囲内外を跨る推移を確認することができる、コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法を提供する。【解決手段】表示システム100において、表示装置50は、サーバ20で統合管理されている情報処理装置10が送信する医療情報を、通信部54を介して受信し、表示処理部52で、種類の異なる複数の医療データの推移を表示画面51に表示すると共に、複数の医療データが複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する。【選択図】図1

Description

本開示は、コンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法に関する。
近年、病院又は診療所などの医療機関では、医療情報の電子化及びシステム化が進みつつあり、医療機関の放射線科等の各部門での画像データ又は検査データ、検査結果を示すレポートなどの文書データ、電子カルテなどの膨大な医療情報がデータベース化された医療情報統合管理システムが実用化されている。
このような医療情報統合管理システムは、膨大な医療情報を一元管理するサーバ、各部門で得られた医療データをサーバへ送信する情報処理装置、及び医師、技師又は看護師などの医療従事者が医療情報を閲覧し、あるいは所要の操作を行うための表示装置などを備える。
医療機関では、患者の症状を示す各種の検査結果(医療データ)などを時系列に複数の折れ線グラフで表示することが行われている。特定の検査結果に対する正常値範囲を視覚的に表現するため、複数の折れ線グラフの一つを選択した場合、選択した検査結果に対する正常値範囲を強調表示する表示システムが開示されている(特許文献1参照)。
特許第5445950号公報
しかし、特許文献1のような表示システムにあっては、特定の一つの医療データについては正常範囲を確認することができるものの、複数種の医療データの正常範囲内外を跨る推移を確認することができない。
本開示は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、複数種の医療データの正常範囲内外を跨る推移を確認することができるコンピュータプログラム、表示装置、表示システム及び表示方法を明らかにする。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、コンピュータプログラムは、コンピュータに、医療データを表示画面に表示させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面に表示する処理と、前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する処理とを実行させる。
本開示によれば、複数種の医療データの正常範囲内外を跨る推移を確認することができる。本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、上記した以外の、課題、構成および記述は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施の形態の表示システムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態の表示処理部の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第1表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第2表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第3表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第4表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第5表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第6表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第7表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第8表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第9表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部が表示画面に表示する第10表示例を示す模式図である。 本実施の形態の表示処理部の構成の他の例を示すブロック図である。 本実施の形態の表示装置による表示処理の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の表示装置による選択操作に応じた表示処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態の表示装置、該表示装置を実現するためのコンピュータプログラム、表示システム及び表示方法について説明する。図1は本実施の形態の表示システム100の構成の一例を示すブロック図である。本実施の形態の表示システム100は、例えば、医療情報統合管理システムであり、病院又は診療所などの医療機関で行われる診察、診断、検査等に係る医療情報を、患者毎に参照可能となるように統合管理する。
表示システム100は、医療情報を統合管理するサーバ20、所定の通信ネットワークを介してサーバ20と接続される複数の情報処理装置10及び表示装置50などを備える。なお、図1では便宜上、表示装置50を一つだけ図示しているが、複数の表示装置50が、サーバ20に接続されてもよい。
情報処理装置10は、医療機関内の複数の治療部門、診療部門又は検査部門等に設置され、所定の電子データの入力処理、記録処理、編集処理及び出力処理などを行うことができる。情報処理装置10は、周辺装置を含むコンピュータシステムで構成することができ、例えば、放射線システム、電子カルテシステム、内視鏡システム、生理検査システム、心電図システム、検体ラボシステム、薬剤投薬処方システムなどを構成することができる。情報処理装置10は、画像データ、文書データ、検査データ等の医療情報をサーバ20へ送信することができる。
サーバ20は、サーバ20全体を制御する制御部21、記憶部22、通信部23などを備える。
通信部23は、情報処理装置10及び表示装置50との間の通信機能を有し、所要の情報の送信及び受信を行うことができる。
記憶部22は、各情報処理装置10が送信する医療情報を記憶する。記憶部22は、患者を特定する特定情報毎に医療情報を各患者に対応付けて記憶することができる。
制御部21は、CPU、メモリ(ROM、RAMなど)、メモリに格納されたプログラムなどで構成することができ、記憶部22に記憶した医療情報を、患者を特定する特定情報に基づいて抽出し、抽出した医療情報を、医療情報を特定することができる二つの特定要素によってマトリクス状に配置した一覧表示形式の表示データを生成する。
表示装置50は、液晶パネルなどの表示画面51、表示処理部52、操作入力部53、通信部54、記憶部55などを備える。表示装置50は、医療機関の医師、技師又は看護師などの医療従事者が、医療情報に係る操作及び閲覧を行うためのものであり、診療、診断の際に使用される。表示装置50は、周辺装置を含むコンピュータ装置で構成することができるが、画面に対してタッチ操作が可能なタブレット装置でもよい。
なお、表示装置50は、サーバ20の機能を内蔵してもよい。例えば、表示装置50は、サーバ20を経由せずに情報処理装置10と直接ネットワークを介して、必要な情報を蓄積して表示することもできる。
また、表示装置50は、情報処理装置10の機能を内蔵してもよい。例えば、電子カルテシステムが機能拡張されることにより、表示装置50に情報処理装置10の機能を組み込むこともできる。
また、表示装置50が備える表示画面51は、一つに限定されず、複数の表示画面(複数の表示デバイス)を備えることもできる。
操作入力部53は、キーボード、マウス、トラックパッド(タッチパッド)、スタイラスペンなどを含み、医療従事者が、表示画面51上のアイコン(図形、文字、数字、記号など)又は表示画面51の所要の箇所を操作(例えば、マウスの場合、左クリック、右クリック、ダブルクリックなど)すると、入力された操作を、当該操作に対応する指令に変換して表示処理部52へ出力する。
通信部54は、サーバ20が送信した一覧表示形式の表示データを受信する。通信部54で受信された表示データは、記憶部55に記憶される。
図2は本実施の形態の表示処理部52の構成の一例を示すブロック図である。表示処理部52は、データ表示処理部521、識別処理部522、医療情報表示処理部523などを備える。表示処理部52は、CPU、メモリ(ROM、RAMなど)、メモリに格納されたプログラムなどで構成することができる。
表示処理部52は、通信部54を介してサーバ20で統合管理されている医療情報を受信することにより、診察、診断、検査等に必要な医療情報を、医療従事者毎の用途に合わせて、患者毎に過去の医療情報から最新の医療情報までを時系列的に表示する処理を行う。
医療情報は、便宜上、例えば、画像、文書、検査、投薬などの種別毎に分けることができる。画像には、例えば、CT(Computed Tomography)、CR(Computed Radiology)、US(ultrasonography)、MRI(magnetic resonance imaging)などのデータが含まれる。また、画像には動画像も含まれる。文書には、例えば、紹介状、診断書、レポート、問診票、同意書、計画書などが含まれる。検査には、生理データとして、例えば、心電図、脳波、超音波、眼底、動脈硬化、血圧、体温、内視鏡などの検査データが含まれ、検体データとして、例えば、CEA(腫瘍マーカー)、血液、病理、尿、ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)などの検査データが含まれる。また、検査データには、ALB、TP、LAP、GPT、ALP、GOTなどの生化学検査に関するデータを含めることもできる。投薬には、投薬情報が含まれる。本明細書では、医療データは、検査の結果得られる検査データが含まれる。なお、検査データは、上述の例に限定されるものではない。以下では、医療データの例として検査データについて説明する。
次に、表示処理部52の詳細について説明する。
データ表示処理部521は、種類の異なる複数の検査データの推移(例えば、時間的推移)を表示画面51に表示する。種類の異なる複数の検査データとは、例えば、ある患者に対する種類の異なる検査を行った検査結果を示す検査データである。表示画面51に表示する検査データの種類、表示期間は、適宜設定することができ、医療従事者が所要の検査データ、期間を特定して表示することができる。
識別処理部522は、複数の検査データが、当該複数の検査データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する。所定範囲とは、対象とする医療データの値を解釈する際の判断基準を与えるデータの範囲である。例えば、各検査データの正常値範囲、対象の患者の通常値の範囲等とすることができる。なお、正常値は、患者の性別、年齢等により変動するため、対象の患者の属性(性別、年齢など)に応じて適宜設定されることが好ましい。例えば、クレアニチンであれば、男性の正常値が0.5mg/dL〜1.0mg/dLの範囲であるのに対し、女性の正常値は0.4mg/dL〜0.8mg/dLの範囲と、性別により異なる範囲となる。所定範囲内又は外であることを識別可能に表示するとは、例えば、個々の検査データの推移において、正常値範囲内である期間と正常値範囲外である期間とを異なる表示態様で区別して認識できるように表示することを含む。
上述の構成により、複数種の検査データの所定範囲内及び所定範囲外の推移を比較して確認することができ、検査データそれぞれの影響を考察することができる。
以下、具体的に説明する。
図3は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第1表示例を示す模式図である。図3において、横軸は期間を示し、縦軸は検査データの数値を示す。図3の例では、特定期間として、2月1日から2月11日までの期間を特定してあり、検査データは、日単位でプロットされ、折れ線グラフで表示されている。図3では、符号A、B、Cで示す三つの検査データ(以下、検査データA、B、Cとも称する)の時間的推移が表示領域61内に表示されている。なお、図3において、三つの検査データA、B、Cは、時間的推移を分かりやすくするため模式的に示すものであって、実際のデータとは異なる場合がある。また、検査データの対象を模式的に示したことに伴い、検査データの数値を示す箇所に単位を示していないが、通常は単位も併せて示されることが望ましい。
凡例に示すように、検査データAの特定期間での最小値は11であり、最大値は44であり、下限値は10であり、上限値は40である。検査データAの正常値範囲は10から40となる。また、検査データBの特定期間での最小値は10であり、最大値は58であり、下限値は10であり、上限値は50である。検査データBの正常値範囲は10から50となる。また、検査データCの特定期間での最小値は11であり、最大値は1111であり、下限値は200であり、上限値は15000である。検査データCの正常値範囲は200から15000となる。
検査データAは、2月9日のデータが上限値40を超えており、正常値範囲外のデータは正常値範囲内のデータと比べて、太線で表示されている。また、検査データBは、2月9日のデータが上限値50を超えており、正常値範囲外のデータは正常値範囲内のデータと比べて、太線で表示されている。また、検査データCは、2月3日以降のデータが下限値200を下回っており、正常値範囲外のデータは正常値範囲内のデータと比べて、太線で表示されている。なお、正常値範囲内又は外の別を識別する態様は、線の太さに限定されるものではなく、線の種類(例えば、実線、破線、一点鎖線など)グラフの色、形状などを異なるように表示してもよい。
上述のように、識別処理部522は、複数の検査データ(医療データ)がそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間を識別可能に表示する。例えば、図3に示すように、複数の検査データA、B、Cが折れ線グラフで表示される場合、所定範囲外にある時点又は期間でのグラフの色、形状などを目立つように変更して表示することができる。これにより、患者の検査結果が良くない時点又は期間だけでなく、検査結果同士の相関関係も容易に把握することができる。
また、識別処理部522は、複数の検査データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間と、複数の医療データがそれぞれの所定範囲内にある時点又は期間とを異なる表示態様で表示する。これにより、複数種の検査データが正常値範囲内にある時点又は期間と、正常値範囲外にある時点又は期間との推移を比較して確認することができ、検査データそれぞれの影響を考察することができる。
図4は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第2表示例を示す模式図である。図4の例では、検査データBの折れ線グラフにマウスのカーソル(ポインタ)Mを近づけて検査データBが選択された状態を示す。この場合、検査データBに関する縦軸の数値目盛(スケール)だけが表示され、検査データA、Cに関する数値目盛は表示されない。また、検査データBに関する凡例だけが表示され、検査データA、Cに関する凡例は表示されない。
このように、識別処理部522は、推移が表示された任意の検査データを選択する操作を受け付けた場合、選択された検査データに係る数値目盛、及び選択された検査データに係る所定範囲を示す境界の少なくとも一つを表示することができる。境界は、例えば、上限値又は下限値とすることができる。
これにより、表示領域61に表示された複数の検査データの中から、注目する検査データを選択すると、選択した検査データの数値目盛、上限値、下限値などが表示されるので、複数の検査データが同時に表示される場合に、他の検査データの正常値範囲に対する推移と対比しながら注目する検査データの具体的な数値の推移を把握しやすくなる。
図5は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第3表示例を示す模式図である。図5の例では、検査データBの折れ線グラフにマウスのカーソル(ポインタ)Mを近づけて検査データBが選択された状態を示す。この場合、検査データB、検査データBに関する縦軸の数値目盛(スケール)、及び凡例だけが表示され、検査データA、C、検査データA、Cに関する数値目盛、及び凡例は表示画面51から消去される。
このように、識別処理部522は、推移が表示された任意の検査データを選択する操作を受け付けた場合、選択されなかった検査データの推移を表示画面51から消去する。これにより、表示領域61に表示された複数の検査データの中から、注目する検査データを選択すると、注目する検査データだけが表示されるので、他の検査データとの比較検討後速やかに注目する検査データの具体的なデータの推移を分析しやすくなる。
図6は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第4表示例を示す模式図である。図6の例では、検査データBの折れ線グラフのうち、検査データBが正常値範囲外の部分にマウスのカーソル(ポインタ)Mを近づけて検査データBが選択された状態を示す。この場合、特定期間(2月1日から2月11日まで)以外の期間で、当該患者の検査データBが正常値範囲外となっている時点又は期間を表示する。図6の例では、表示領域62に、1月10日から1月14日までの期間(検査データBが正常値範囲外となっている期間)が表示される。
このように、データ表示処理部521は、推移が表示された任意の検査データが所定範囲外にある時点又は期間を選択する操作を受け付け、当該検査データが所定範囲外にある他の時点又は他の期間が存在する場合、当該他の時点又は他の期間を表示する。
例えば、検査データBが所定範囲外にある時点又は期間が、2月9日及び1月10日から1月14日までとし、表示画面51には、2月9日の検査データが表示され、1月10日から1月14日までの検査データは表示されていないとする。この場合、図6に示すように、2月9日の検査データが選択されると、1月10日から1月14日までの検査データの推移が表示領域62に表示される。なお、図6の例では、表示領域61、62は隣り合って表示されているが、表示領域62を表示領域61の一部に重ねて表示してもよい。
上述の構成により、ある患者の検査結果が良くない(正常値範囲外の)時点又は期間を全体として俯瞰することができる。
図7は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第5表示例を示す模式図である。図7の例では、検査データBの折れ線グラフのうち、検査データBが正常値範囲外の部分(例えば、2月9日の検査データ)にマウスのカーソル(ポインタ)Mを近づけて検査データBが選択された状態を示す。この場合、検査データBに関連する医療情報を表示する。関連する医療情報とは、例えば、検査データが得られた日又は期間と同じ日又は期間に行われた他の検査に関する医療情報とすることができる。また、関連する医療情報とは、例えば、対象の検査データと関連性の高い他の検査に関する医療情報とすることができる。図7の例では、2月9日に検査された検査画像71(例えば、CT、CR、US、MRIなどの画像)が表示領域63に表示される。検査データBが正常値範囲外となる時点又は期間に該当する医療情報が存在しない場合には、当該時点又は期間に最も近い時点又は期間に得られた医療情報を表示してもよい。また、表示する医療情報は、画像に限定されない。
上述のように、医療情報表示処理部523は、推移が表示された任意の検査データを選択する操作を受け付けた場合、選択された検査データに関連する医療情報を表示する。所定範囲外にある検査データを選択した場合、検査データが所定範囲外にあるときの関連する部位の画像を表示することができる。また、所定範囲内にある検査データを選択した場合、検査データが所定範囲内にあるときの関連する部位の画像を表示することもできる。
これにより、例えば、ある患者の検査結果が良くない状態における、さらに詳細であって関連する医療情報を速やかに確認することができる。また、ある患者の検査結果が良い場合と良くない場合とを対比して確認することができる。
なお、図4から図7で例示した選択操作は、それぞれ異なる操作を予め割り当てることができる。例えば、マウスオーバー、マウスの左1クリック、左2クリック(ダブルクリック)、左3クリック(トリプルクリック)、右1クリック、右2クリック、右3クリック、ドラッグなどの操作を含む適宜の操作を割り当てることができる。
図8は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第6表示例を示す模式図である。図8の例では、検査データBの通常範囲の最大値及び最小値が、検査データBの正常値の上限値及び正常値の下限値とともに表示されている。通常範囲の最大値及び最小値は、例えば、2月1日から2月11日までの特定期間とは別に、健常時等の正常値範囲内の検査値を示していた時期として指定された特定期間に得られた検査値の最小値から最大値の範囲として特定される範囲である。図8において、検査データBの正常値範囲の上限値及び下限値に代えて、通常範囲の最大値及び最小値を表示してもよい。これにより、ある患者の検査データが正常値範囲内であった期間に比べて、現時点の特定期間における検査データが、どの程度悪化しているのか比較して確認することができる。
図9は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第7表示例を示す模式図である。図9の例では、各検査データA、B、Cの正常値範囲の上限値を上線が付加された数値で表し、正常値範囲の下限値を下線が付加された数値で表している。また、各検査データA、B、Cの通常範囲の上限値を上二重線が付加された数値で表し、通常範囲の下限値を下二重線が付加された数値で表している。これにより、ある患者の検査データが正常値範囲内であった期間に比べて、現時点の特定期間における検査データが、どの程度悪化しているのか具体的に数値を比較して確認することができる。なお、上限値及び下限値の表し方は、図9の例に限定されない。
図10は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第8表示例を示す模式図である。図10の例では、検査データA、B、Cそれぞれの所定範囲の上限値を示す上限ラインが共通化されている。また、検査データA、B、Cそれぞれの所定範囲の下限値を示す下限ラインが共通化されている。共通化するとは、対象の検査データの所定範囲の上限値及び下限値が同じ値になるように、対象の検査データの値を調整することである。また、上限ライン及び下限ラインで区別される正常値範囲内か正常値範囲外かを、グラフの背景の色又は模様を変更して識別可能にすることもできる。
すなわち、データ表示処理部521は、複数の検査データに係るそれぞれの所定範囲を示す境界を共通化して表示する。これにより、表示画面51に表示されている全ての検査データの正常値範囲と範囲外とのスケールを統一して表示することができるので、それぞれの検査データが正常値範囲であるのか、正常値範囲外であるのかが容易に確認することができる。
図11は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第9表示例を示す模式図である。図11の例では、検査データAの折れ線グラフにマウスのカーソル(ポインタ)Mを近づけて検査データAが選択された状態を示す。この場合、検査データAに関する縦軸の数値目盛(スケール)が表示される。これにより、正常値範囲内外を分ける境界が共通化して表示された場合でも、注目する検査データの正常値範囲内外を数値で確認することが容易になる。
図12は本実施の形態の表示処理部52が表示画面51に表示する第10表示例を示す模式図である。図12の例では、検査データA、B、Cの時間的推移がレーダーチャートで表されている。また、図10の例と同様に、検査データA、B、Cそれぞれの上限値を示す上限ラインが共通化されている。また、検査データA、B、Cそれぞれの下限値を示す下限ラインが共通化されている。
図13は本実施の形態の表示処理部52の構成の他の例を示すブロック図である。図13に示すように、表示処理部52は、CPU526、ROM527、RAM528、記録媒体読取部529などで構成することができる。記録媒体1に記録されたコンピュータプログラムを記録媒体読取部529で読み取ってRAM528に格納することができる。RAM528に格納されたコンピュータプログラムをCPU526で実行させることにより、データ表示処理部521、識別処理部522、医療情報表示処理部523で行う処理を実行することができる。なお、CPU526は、プロセッサ、プロセッサデバイス、プロセッシングユニットなどの総称とし、1又は複数で構成することができる。また、コンピュータプログラムは、記録媒体読取部529で読み取る構成に代えて、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
次に、本実施の形態の表示装置50の動作について説明する。
図14は本実施の形態の表示装置50による表示処理の一例を示すフローチャートである。以下では、便宜上処理の主体を表示処理部52として説明する。表示処理部52は、患者の特定情報を取得する(S11)。特定情報の取得は、例えば、医療従事者が、操作入力部53から患者の特定情報を入力、あるいは表示画面51に表示された患者の一覧から所要の患者を選択することにより行うことができる。
表示処理部52は、特定された患者の医療情報をサーバ20から取得する(S12)。取得した医療情報は記憶部55に記憶することができる。表示処理部52は、患者の特定期間及び種類の異なる医療データ(検査データ)を選択する(S13)。なお、特定期間及び種類の異なる医療データは、医療従事者が選定して操作入力部53から入力することができる。
表示処理部52は、選択された医療データの時間的推移を表示画面51に表示し(S14)、表示される医療データが所定範囲内であるか所定範囲外であるかを識別可能な態様で表示する(S15)。表示処理部52は、表示画面51に表示された複数の医療データのうち、任意の医療データの選択操作があったか否かを判定する(S16)。
選択操作があった場合(S16でYES)、表示処理部52は、選択操作に応じた表示処理を行う(S17)。なお、選択操作に応じた表示処理の詳細は後述する。医療データの選択操作がなかった場合(S16でNO)、表示処理部52は、後述のステップS18の処理を行う。
表示処理部52は、処理を終了するか否かを判定し(S18)、処理を終了しない場合(S18でNO)、ステップS16以降の処理を続け、処理を終了する場合(S18でYES)、処理を終了する。
図15は本実施の形態の表示装置50による選択操作に応じた表示処理の一例を示すフローチャートである。表示処理部52は、医療情報を表示する選択操作の有無を判定する(S101)。医療情報を表示する選択操作は、例えば、図7に例示した操作である。医療情報を表示する選択操作があった場合(S101でYES)、表示処理部52は、医療情報を表示し(S102)、処理を終了する。
医療情報を表示する選択操作がなかった場合(S101でNO)、表示処理部52は、数値目盛、境界を表示する選択操作の有無を判定する(S103)。数値目盛、境界を表示する選択操作は、例えば、図4に例示した操作である。数値目盛、境界を表示する選択操作があった場合(S103でYES)、表示処理部52は、数値目盛、境界を表示し(S104)、処理を終了する。
数値目盛、境界を表示する選択操作がなかった場合(S103でNO)、表示処理部52は、医療データを消去する選択操作の有無を判定する(S105)。医療データを消去する選択操作は、例えば、図5に例示した操作である。医療データを消去する選択操作があった場合(S105でYES)、表示処理部52は、選択されなかった医療データを表示画面51から消去し(S106)、処理を終了する。
医療データを消去する選択操作がなかった場合(S105でNO)、表示処理部52は、医療データが所定範囲外にある他の時点又は期間の医療データを表示する選択操作の有無を判定する(S107)。当該選択操作は、例えば、図6に例示した操作である。医療データを表示する選択操作があった場合(S107でYES)、表示処理部52は、他の時点又は期間の医療データを表示し(S108)、処理を終了する。
医療データを表示する選択操作がなかった場合(S107でNO)、表示処理部52は、境界を共通化して表示する選択操作の有無を判定する(S109)。境界を共通化して表示する選択操作は、例えば、図10に例示した表示を行うための操作である。境界を共通化して表示する選択操作があった場合(S109でYES)、表示処理部52は、境界を共通化して表示し(S110)、処理を終了する。境界を共通化して表示する選択操作がなかった場合(S109でNO)、表示処理部52は、処理を終了する。
上述のように、本実施の形態によれば、限られた表示領域の中で、複数種の検査データ(医療データ)の正常値範囲内及び正常値範囲外の推移を比較して確認することができ、検査データそれぞれの影響を考察することができる。
本実施の形態では、検査データの時間的推移を表示する例を説明したが、検査データの推移は、時間的推移に限定されない。また、医療データは、検査データに限定されるものではなく、推移を観察する必要があるものであれば、どのようなデータであってもよい。
本実施の形態では、特定期間として、2月1日から2月11日までの期間を日単位で示したが、特定期間は、これに限定されるものではない。特定期間は、数日単位で区切ってもよく、月単位で区切ってもよく、時間単位で区切ってもよい。また、特定期間を異なる期間の長さで区切ることもできる。
本実施の形態では、検査データを折れ線グラフ、レーダーチャートで表したが、これらのチャートに限定されるものではなく、例えば、複数種の検査データの推移を表すものとして、棒グラフなどを用いることもできる。
上述の実施の形態では、表示装置50が表示処理部52を備える構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、サーバ20に、表示処理部52と同様の構成を備えることができる。この場合、表示装置50では、操作入力部53で行われた操作をサーバ20へ出力し、当該操作に応じてサーバ20が所要の表示処理を行い、処理結果を当該表示装置50へ送信するようにすればよい。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、医療データを表示画面に表示させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面に表示する処理と、前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する処理とを実行させる。
本実施の形態に係る表示装置は、医療データを表示画面に表示する表示装置であって、種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面に表示するデータ表示処理部と、前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する識別処理部とを備える。
本実施の形態に係る表示方法は、医療データを表示画面に表示する表示方法であって、種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面にデータ表示処理部が表示し、前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に識別処理部が表示する。
本実施の形態に係るコンピュータプログラム、表示装置及び表示方法は、種類の異なる複数の医療データの推移を表示画面に表示し、複数の医療データが当該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する。
種類の異なる複数の医療データとは、例えば、ある患者に対する種類の異なる検査を行った検査結果を示す検査データである。所定範囲とは、例えば、各医療データの正常値範囲とすることができる。所定範囲内又は外であることを識別可能に表示するとは、例えば、個々の医療データの推移(例えば、時間的推移)において、所定範囲内である期間と所定範囲外である期間とを異なる表示態様で区別して認識できるように表示することを含む。
上述の構成により、複数種の医療データ(検査データ)の正常値範囲内及び正常値範囲外の推移を比較して確認することができ、医療データそれぞれの影響を考察することができる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、前記複数の医療データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間を識別可能に表示する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、複数の医療データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間を識別可能に表示する。例えば、複数の医療データが折れ線グラフで表示される場合、所定範囲外にある時点又は期間でのグラフの色、形状などを目立つように変更して表示することができる。これにより、患者の検査結果が良くない時点又は期間だけでなく、検査結果同士の相関関係も容易に把握することができる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、前記複数の医療データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間と、前記複数の医療データがそれぞれの所定範囲内にある時点又は期間とを異なる表示態様で表示する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、複数の医療データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間と、複数の医療データがそれぞれの所定範囲内にある時点又は期間とを異なる表示態様で表示する。これにより、複数種の医療データ(検査データ)が正常値範囲内にある時点又は期間と、正常値範囲外にある時点又は期間との推移を比較して確認することができ、医療データそれぞれの影響を考察することができる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択された医療データに関連する医療情報を表示する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択された医療データに関連する医療情報を表示する。医療情報は、例えば、医療データに関連する部位の画像(CT、MRI、CR、USなど)とすることができる。所定範囲内にある医療データを選択した場合、医療データが所定範囲内にあるときの関連する部位の画像を表示することができる。また、所定範囲外にある医療データを選択した場合、医療データが所定範囲外にあるときの関連する部位の画像を表示することができる。これにより、例えば、ある患者の検査結果が良くない状態における、さらに詳細であって関連する医療情報を速やかに確認することができる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択された医療データに係る数値目盛、及び選択された医療データに係る所定範囲を示す境界の少なくとも一つを表示する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択された医療データに係る数値目盛、及び選択された医療データに係る所定範囲を示す境界の少なくとも一つを表示する。境界は、例えば、上限値又は下限値とすることができる。
これにより、注目する医療データを選択すると、選択した医療データの数値目盛、上限値、下限値などが表示されるので、複数の医療データが同時に表示される場合に、他の医療データの正常値範囲に対する推移と対比しながら注目する医療データの具体的な数値の推移を把握しやすくなる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択されなかった医療データの推移を前記表示画面から消去する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択されなかった医療データの推移を表示画面から消去する。これにより、注目する医療データを選択すると、注目する医療データだけが表示されるので、他の医療データとの比較検討後速やかに注目する医療データの具体的なデータの推移を分析しやすくなる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、推移が表示された任意の医療データが所定範囲外にある時点又は期間を選択する操作を受け付け、前記医療データが前記所定範囲外にある他の時点又は他の期間が存在する場合、該他の時点又は他の期間を表示する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、推移が表示された任意の医療データが所定範囲外にある時点又は期間を選択する操作を受け付け、当該医療データが所定範囲外にある他の時点又は他の期間が存在する場合、当該他の時点又は他の期間を表示する。
例えば、ある医療データが所定範囲外にある時点又は期間が、2月9日及び1月10日から1月14日までとし、表示画面には、2月9日の医療データが表示され、1月10日から1月14日までの医療データは表示されていないとする。この場合、2月9日の医療データが選択されると、1月10日から1月14日までの医療データの推移が表示される。これにより、ある患者の検査結果が良くない時点又は期間を全体として俯瞰することができる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、前記複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲を示す境界を共通化して表示する処理を実行させる。
本実施の形態に係るコンピュータプログラムは、複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲を示す境界を共通化して表示する。これにより、表示画面に表示されている全ての医療データの正常値範囲と範囲外とのスケールを統一して表示することができるので、それぞれの医療データが正常値範囲であるのか、正常値範囲外であるのかが容易に確認することができる。
本実施の形態に係る表示システムは、本実施の形態に係る表示装置と、該表示装置に接続され、医療データを記憶する記憶部を有するサーバとを備える。
これにより、患者の医療情報を一元管理することができる。
10 情報処理装置
20 サーバ
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
50 表示装置
51 表示画面
52 表示処理部
53 操作入力部
54 通信部
55 記憶部
521 データ表示処理部
522 識別処理部
523 医療情報表示処理部
526 CPU
527 ROM
528 RAM
529 記録媒体読取部

Claims (11)

  1. コンピュータに、医療データを表示画面に表示させるためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、
    種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面に表示する処理と、
    前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する処理と
    を実行させるコンピュータプログラム。
  2. コンピュータに、
    前記複数の医療データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間を識別可能に表示する処理を実行させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。
  3. コンピュータに、
    前記複数の医療データがそれぞれの所定範囲外にある時点又は期間と、前記複数の医療データがそれぞれの所定範囲内にある時点又は期間とを異なる表示態様で表示する処理を実行させる請求項1又は請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. コンピュータに、
    推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択された医療データに関連する医療情報を表示する処理を実行させる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  5. コンピュータに、
    推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択された医療データに係る数値目盛、及び選択された医療データに係る所定範囲を示す境界の少なくとも一つを表示する処理を実行させる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. コンピュータに、
    推移が表示された任意の医療データを選択する操作を受け付けた場合、選択されなかった医療データの推移を前記表示画面から消去する処理を実行させる請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. コンピュータに、
    推移が表示された任意の医療データが所定範囲外にある時点又は期間を選択する操作を受け付け、前記医療データが前記所定範囲外にある他の時点又は他の期間が存在する場合、該他の時点又は他の期間を表示する処理を実行させる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  8. コンピュータに、
    前記複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲を示す境界を共通化して表示する処理を実行させる請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 医療データを表示画面に表示する表示装置であって、
    種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面に表示するデータ表示処理部と、
    前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に表示する識別処理部と
    を備える表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置と、該表示装置に接続され、医療データを記憶する記憶部を有するサーバとを備える表示システム。
  11. 医療データを表示画面に表示する表示方法であって、
    種類の異なる複数の医療データの推移を前記表示画面にデータ表示処理部が表示し、
    前記複数の医療データが該複数の医療データに係るそれぞれの所定範囲内又は外であることを識別可能に識別処理部が表示する表示方法。
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