JP2018172034A - 車両用ブレーキシステム - Google Patents

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寛将 佐藤
俊博 小比賀
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俊博 小比賀
裕輔 古賀
Yusuke Koga
裕輔 古賀
豊田 博充
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博充 豊田
晴大 小寺
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晴大 小寺
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Tatsuya Yamazaki
達也 山崎
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Abstract

【課題】 電動ブレーキを備えた車両用ブレーキシステムであって、冗長化を可能とする信頼性の高い車両用ブレーキシステムを提供する。【解決手段】 車両用ブレーキシステム1は、車両VBの車輪Waに備えられ、モータ80を備える電動ブレーキ16aと、モータ80を駆動するドライバ60,61と、相互に接続された第1〜第3マスタコントローラ30〜32を備える第1の制御装置10と、を備える。電動ブレーキ16aは、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、電動ブレーキを備えた信頼性の高い車両用ブレーキシステムに関する。
車両用ブレーキシステムの電気制御システムとしては、車輪ごとに設けられた制動出力装置と、ペダルの操作量や位置、踏力等の操作情報に基づいて当該制動出力装置に含まれる車両出力演算装置を制御する操作入力演算装置とを備えたシステムが提案されている(特許文献1)。このシステムでは、複数の車両出力演算装置が個別にアクチュエータを制御するようになっているものの、例えば車両出力演算装置の一部が故障した場合でも、その車輪の電動ブレーキを引き続き作動できるような冗長化が望まれる。
特開2006−281798号公報
本発明は、電動ブレーキを備えた車両用ブレーキシステムであって、信頼性の高い車両用ブレーキシステムを提供することを目的とする。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る車両用ブレーキシステムは、
摩擦パッドをロータ側に押圧するための電動アクチュエータを少なくとも1つ備える電動ブレーキと、前記電動アクチュエータを駆動するドライバと、相互に接続された複数のマスタコントローラを備える制御装置と、を備える車両用ブレーキシステムにおいて、
前記電動ブレーキは、前記車両の各車輪に備えられ、
前記複数のマスタコントローラは、
前記ドライバを制御するドライバ制御部と、前記電動ブレーキの制動力を演算する制動力演算部と、前記車両の挙動を制御する挙動制御部と、を含み、
前記少なくともいずれかの前記車輪に備えられた前記電動ブレーキは、前記複数のマスタコントローラから制御可能であることを特徴とする。
また、本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、少なくともいずれかの車輪に備えられた電動ブレーキは、複数のマスタコントローラから制御可能であるため、冗長化を実現することができるとともに、当該電動ブレーキに対して様々な制御が可能である。
[適用例2]
上記適用例に係る車両用ブレーキシステムにおいて、
前記少なくともいずれかの前記車輪は、前記車両の前輪であるようにすることができる。
本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、前輪に備えられた制動力の大きい電動ブレーキの制御が冗長化されるので、当該システムの信頼性がさらに向上する。
[適用例3]
上記適用例に係る車両用ブレーキシステムにおいて、
前記少なくともいずれかの前記車輪は、前記車両の前輪及び後輪であるようにすることができる。
本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、前輪に備えられた制動力の大きい電動ブレーキの制御が冗長化されるとともに、後輪に備えられた電動ブレーキの制御も冗長化されるので、当該システムの信頼性がさらに向上する。
[適用例4]
上記適用例に係る車両用ブレーキシステムにおいて、
前記複数のマスタコントローラは、
前記少なくともいずれかの前記車輪に備えられた前記電動ブレーキが備える複数の前記電動アクチュエータをそれぞれ駆動する複数の前記ドライバが、前記複数のマスタコントローラから制御可能であるようにすることができる。
本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、複数のマスタコントローラから制御可能なドライバが複数設けられるため、万が一、1つのドライバが故障した場合でも、他のドライバによって電動アクチュエータを駆動可能であり、当該システムの冗長化と信頼性が向上する。
また、本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、電動ブレーキをより緻密に制御することが可能であり、電動ブレーキの制御性が向上する。
[適用例5]
上記適用例に係る車両用ブレーキシステムにおいて、
前記制御装置は、第1の制御装置と第2の制御装置とを含み、
前記第1の制御装置は、
前記複数のマスタコントローラの一部を備え、
前記第2の制御装置は、
前記複数のマスタコントローラの他の一部を備えることができる。
本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、第1の制御装置及び第2の制御装置の一方が故障した場合でも、第1の制御装置及び第2の制御装置の他方に搭載されているマスタコントローラによって電動ブレーキの制御が可能であるため冗長化が実現され、当該システムの信頼性が向上する。
また、本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、第1の制御装置と第2の制御装置とは車両の離れた場所に搭載可能であるため、搭載性が向上する。
[適用例6]
上記適用例に係る車両用ブレーキシステムにおいて、
前記第1の制御装置は、
前記複数の前記ドライバの一部を備え、
前記第2の制御装置は、
前記複数の前記ドライバの他の一部を備えることができる。
本適用例に係る車両用ブレーキシステムによれば、第1の制御装置及び第2の制御装置の一方が故障した場合でも、第1の制御装置及び第2の制御装置の他方に搭載されている
マスタコントローラがドライバを介して電動ブレーキの制御が可能であるため冗長化が実現され、当該システムの信頼性が向上する。
本実施形態に係る車両用ブレーキシステムを示す全体構成図である。 本実施形態に係る車両用ブレーキシステムの第1〜第3マスタコントローラを示すブロック図である。 変形例1に係る車両用ブレーキシステムを示す全体構成図である。 変形例1に係る車両用ブレーキシステムの第1〜第3マスタコントローラを示すブロック図である。 変形例2に係る車両用ブレーキシステムを示す全体構成図である。 変形例2に係る車両用ブレーキシステムの第1〜第3マスタコントローラを示すブロック図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。この説明に用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
本実施形態に係る車両用ブレーキシステムは、摩擦パッドをロータ側に押圧するための電動アクチュエータを少なくとも1つ備える電動ブレーキと、前記電動アクチュエータを駆動するドライバと、相互に接続された複数のマスタコントローラを備える制御装置と、を備える車両用ブレーキシステムにおいて、前記電動ブレーキは、前記車両の各車輪に備えられ、前記複数のマスタコントローラは、前記ドライバを制御するドライバ制御部と、前記電動ブレーキの制動力を演算する制動力演算部と、前記車両の挙動を制御する挙動制御部と、を含み、前記少なくともいずれかの前記車輪に備えられた前記電動ブレーキは、前記複数のマスタコントローラから制御可能であることを特徴とする。
1.車両用ブレーキシステム
図1及び図2を用いて本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1について詳細に説明する。図1は本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1を示す全体構成図であり、図2は本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1の第1〜第3マスタコントローラ30〜32を示すブロック図である。
図1に示すように、車両用ブレーキシステム1は、図示しない摩擦パッドを図示しないロータ側に押圧するための電動アクチュエータであるモータ80〜85を少なくとも1つ備える電動ブレーキ16a〜16dと、モータ80〜85を駆動するドライバ60〜65と、相互に接続された複数のコントローラ(第1〜第3マスタコントローラ30〜32)を備える制御装置(第1の制御装置10)と、を備える。図示しないロータは、4輪車である車両VBの各車輪Wa〜Wdに設けられて車輪Wa〜Wdと一体に回転する。なお、車両VBは4輪車に限られない。また、1つの電動ブレーキに対して複数のモータを備えていてもよいし、1つの車輪に複数の電動ブレーキを備えていてもよい。
1−1.電動ブレーキ
前輪左側(FL)の車輪Waに設けられる電動ブレーキ16aは、ブレーキキャリパ5aと、ブレーキキャリパ5aに減速機4aを介して固定されたモータ80,81と、モータ80,81によって図示しない摩擦パッドに加えられる荷重を検出する荷重センサ6aと、を備える。モータ80は、自身のステータに対する回転軸の相対位置を検出する回転角センサ90を備える。モータ81は、モータ80と同軸であるため回転角センサは不要
である(モータ80と回転角センサ90を共有している)。荷重センサ6aの検出信号は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力され、回転角センサ90の検出信号は、ドライバ60,61を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力される。
前輪右側(FR)の車輪Wbに設けられる電動ブレーキ16bは、ブレーキキャリパ5bと、ブレーキキャリパ5bに減速機4bを介して固定されたモータ82,83と、モータ82,83によって図示しない摩擦パッドに加えられる荷重を検出する荷重センサ6bと、を備える。モータ82は、自身のステータに対する回転軸の相対位置を検出する回転角センサ92を備える。モータ83は、モータ82と同軸であるため回転角センサは不要である(モータ82と回転角センサ92を共有している)。荷重センサ6bの検出信号は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力され、回転角センサ92の検出信号は、ドライバ62,63を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力される。
後輪左側(RL)の車輪Wcに設けられる電動ブレーキ16cは、ブレーキキャリパ5cと、ブレーキキャリパ5cに減速機4cを介して固定されたモータ84と、モータ84によって図示しない摩擦パッドに加えられる荷重を検出する荷重センサ6cと、を備える。モータ84は、自身のステータに対する回転軸の相対位置を検出する回転角センサ94を備える。荷重センサ6cの検出信号は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力され、回転角センサ94の検出信号は、ドライバ64を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力される。
後輪右側(RR)の車輪Wdに設けられる電動ブレーキ16dは、ブレーキキャリパ5dと、ブレーキキャリパ5dに減速機4dを介して固定されたモータ85と、モータ85によって図示しない摩擦パッドに加えられる荷重を検出する荷重センサ6dと、を備える。モータ85は、自身のステータに対する回転軸の相対位置を検出する回転角センサ95を備える。荷重センサ6dの検出信号は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力され、回転角センサ95の検出信号は、ドライバ65を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力される。
ブレーキキャリパ5a〜5dは、略C字型に形成されて図示しないロータを跨いで反対側へ延びる爪部が一体的に設けられている。
減速機4a〜4dは、ブレーキキャリパ5a〜5dに固定されて、モータ80〜85の回転によって発生したトルクをブレーキキャリパ5a〜5dに内蔵された図示しない直動機構に伝える。
直動機構は、電動ブレーキにおいて公知の機構を採用することができる。直動機構は、モータ80〜85の回転を減速機4a〜4dを介して摩擦パッドの直線運動に変換する。直動機構は、摩擦パッドをロータに押し付けて車輪Wa〜Wdの回転を抑制する。
モータ80〜85は、公知の電動モータを採用することができ、例えばブラシレスDCモータである。モータ80〜85の駆動により、減速機4a〜4d及び直動機構を介して摩擦パッドを移動させる。電動アクチュエータとしてモータを採用した例について説明するが、これに限らず、他の公知のアクチュエータを採用してもよい。
1−2.入力装置
車両用ブレーキシステム1は、入力装置であるブレーキペダル2と、ブレーキペダル2に接続されたストロークシミュレータ3と、を含む。ブレーキペダル2は、運転者のブレーキペダル2の操作量を検出する第2ストロークセンサ21及び第3ストロークセンサ22を備える。ストロークシミュレータ3は、ブレーキペダル2の操作量を検出する第1ス
トロークセンサ20を備える。
各ストロークセンサ20〜22は、ブレーキペダル2の操作量の一種である踏込ストローク及び/または踏力に対応した電気的な検出信号を互いに独立して発生させる。第1ストロークセンサ20は後述する第1マスタコントローラ30へ検出信号を送信し、第2ストロークセンサ21は後述する第2マスタコントローラ31へ検出信号を送信し、第3ストロークセンサ22は後述する第3マスタコントローラ32へ検出信号を送信する。
車両VBは、車両用ブレーキシステム1への入力装置として、車両用ブレーキシステム1以外のシステムに設けられた複数の制御装置(以下「他の制御装置1000」という)を備える。他の制御装置1000は、CAN(Controller Area Network)によって第1の制御装置10の第1〜第3マスタコントローラ30〜32に接続され、相互にブレーキ操作に関する情報を通信する。
1−3.制御装置
制御装置は、第1の制御装置10を含む。第1の制御装置10は、車両VBの所定位置に配置される。第1の制御装置10は、電子制御ユニット(ECU)である。第1の制御装置10は、合成樹脂製の筐体に収容される。
第1の制御装置10は、互いに独立した3つのバッテリ100,101,102と電気的に接続される。バッテリ100,101,102は、第1の制御装置10が備える電子部品に電力を供給する。車両用ブレーキシステム1のバッテリ100,101,102は、車両VBの所定の位置に配置される。
第1の制御装置10は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32及びドライバ60〜65を備える。第1〜第3マスタコントローラ30〜32はそれぞれ、マイクロコンピュータである。第1の制御装置10が複数のコントローラを搭載することにより、第1の制御装置10における冗長化と信頼性が向上する。
図1及び図2に示すように、第1マスタコントローラ30は、ドライバ60〜65を制御するドライバ制御部301と、電動ブレーキ16a〜16dの制動力を演算する制動力演算部302と、車両VBの挙動を制御する挙動制御部303と、を含む。
第2マスタコントローラ31は、ドライバ60〜65を制御するドライバ制御部311と、電動ブレーキ16a〜16dの制動力を演算する制動力演算部312と、車両VBの挙動を制御する挙動制御部313と、を含む。
第3マスタコントローラ32は、ドライバ60〜65を制御するドライバ制御部321と、電動ブレーキ16a〜16dの制動力を演算する制動力演算部322と、車両VBの挙動を制御する挙動制御部323と、を含む。
ドライバ60〜65は、モータ80〜85の駆動を制御する。具体的には、ドライバ60はモータ80の駆動を制御し、ドライバ61はモータ81の駆動を制御し、ドライバ62はモータ82の駆動を制御し、ドライバ63はモータ83の駆動を制御し、ドライバ64はモータ84の駆動を制御し、ドライバ65はモータ85の駆動を制御する。ドライバ60〜65は、モータ80〜85を例えば正弦波駆動方式によって制御する。また、ドライバ60〜65は、正弦波駆動方式に限らず、例えば矩形波の電流で制御してもよい。
ドライバ60〜65は、ドライバ制御部301,311,321のいずれかの指令に応じた電力をモータ80〜85に供給する電源回路及びインバータを備える。
制動力演算部302,312,322は、ブレーキペダル2の操作量に応じた各ストロークセンサ20〜22の検出信号に基づいて制動力(要求値)を算出する。また、制動力演算部302,312,322は、他の制御装置1000からの信号に基づいて制動力(要求値)を算出することができる。
ドライバ制御部301,311,321は、制動力演算部302,312,322が算出した制動力(要求値)と、荷重センサ6a〜6dの検出信号と、回転角センサ90,92,94,95の検出信号とに基づいてドライバ60〜65を制御する。ドライバ60〜65は、ドライバ制御部301,311,321のいずれかからの指令に従ってモータ80〜85に駆動用の正弦波電流を供給する。モータ80〜85に供給された電流は、電流センサ70〜75によって検出される。
例えば、第1マスタコントローラ30のドライバ制御部301、第2マスタコントローラ31のドライバ制御部311及び第3マスタコントローラ32のドライバ制御部321が順番に制御を行う。また、万が一、第1〜第3マスタコントローラ30〜32のいずれかが故障した場合には、残りのマスタコントローラのドライバ制御部がドライバを制御する。
挙動制御部303,313,323は、車両VBの挙動を制御するための信号をドライバ制御部301,311,321に出力する。通常のブレーキペダル2の操作に応じた単純な制動以外の挙動であり、例えば、車輪のロックを防ぐ制御であるABS(Antilock Brake System)、車輪Wa〜Wdの空転を抑制する制御であるTCS(Traction Control System)、車両VBの横滑りを抑制する制御である挙動安定化制御である。
第1マスタコントローラ30は、他のコントローラ(31,32)の制動力演算結果を比較して制動力を決定する判定部304を含み、第2マスタコントローラ31は、他のコントローラ(30,32)の制動力演算結果を比較して制動力を決定する判定部314を含み、第3マスタコントローラ32は、他のコントローラ(30,31)の制動力演算結果を比較して制動力を決定する判定部324を含む。第1〜第3マスタコントローラ30〜32が判定部304,314,324を有することにより、制動力演算結果に応じて第1〜第3マスタコントローラ30〜32を使い分けることにより、車両用ブレーキシステム1の冗長化を実現できる。
判定部304,314,324は、他のコントローラの制動力演算結果を比較して制動力を決定する。他のコントローラとは、判定部304にとっては第2マスタコントローラ31及び第3マスタコントローラ32であり、判定部314にとっては第1マスタコントローラ30及び第3マスタコントローラ32であり、判定部324にとっては第1マスタコントローラ30及び第2マスタコントローラ31である。例えば、判定部304,314,324は、第1マスタコントローラ30の制動力演算部302における演算結果と、第2マスタコントローラ31の制動力演算部312における演算結果と、第3マスタコントローラ32の制動力演算部322における演算結果とを比較し、多数決によっていずれの演算結果を制動力として採用するかを判定する。例えば、制動力演算部312の演算結果だけが他の演算結果と異なれば、制動力演算部302及び制動力演算部322の演算結果に基づいて第1〜第3マスタコントローラ30〜32がドライバ60〜65を制御する。すなわち、判定部304,314,324により、車両用ブレーキシステム1を冗長化させている。
本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1では、少なくともいずれかの車輪Wa〜W
dに備えられた電動ブレーキ16a〜16dは、複数のマスタコントローラ(第1〜第3マスタコントローラ30〜32)から制御可能である。より詳細には、電動ブレーキ16a〜16dが備えるモータ80〜85は、ドライバ60〜65を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32から駆動可能である。従って、本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1によれば、複数のマスタコントローラによって電動ブレーキ16a〜16dの制御が可能であるので、冗長化が実現され、信頼性が向上する。特に、本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1によれば、前輪である車輪Wa,Wbに備えられた制動力の大きい電動ブレーキ16a,16bの制御が冗長化されるので、信頼性がさらに向上する。さらに、後輪である車輪Wc,Wdに備えられた電動ブレーキ16c,16dの制御も冗長化されるので、当該システムの信頼性がさらに向上する。
また、本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1によれば、少なくともいずれかの車輪Wa〜Wdに備えられた電動ブレーキ16a〜16dは、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能であるため、電動ブレーキ16a〜16dに対して様々な制御が可能である。
また、本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1によれば、車輪Waに備えられた電動ブレーキ16aが備える複数のモータ80,81をそれぞれ駆動する複数のドライバ60,61が、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能であるため、万が一、ドライバ60,61の一方が故障した場合でも、ドライバ60,61の他方によってモータ80,81の他方を駆動可能である。さらに、電動ブレーキ16aをより緻密に制御することが可能であり、電動ブレーキ16aの制御性が向上する。また、車輪Wbに備えられた電動ブレーキ16bが備える複数のモータ82,83をそれぞれ駆動する複数のドライバ62,63、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能であるため、万が一、ドライバ62,63の一方が故障した場合でも、ドライバ62,63の他方によってモータ82,83の他方を駆動可能である。従って、本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1によれば、冗長化と信頼性が向上する。さらに、電動ブレーキ16bをより緻密に制御することが可能であり、電動ブレーキ16bの制御性が向上する。
また、本実施形態に係る車両用ブレーキシステム1によれば、第1〜第3マスタコントローラ30〜32をすべて第1の制御装置10に搭載することにより、第1〜第3マスタコントローラ30〜32の間の通信線が短くなるため、低コスト化が実現され、信頼性も向上する。
なお、マスタコントローラを3つ用いた例について説明したが、マスタコントローラは2つでもよいし、さらに冗長性を高めるために4つ以上としてもよい。
2.変形例1
図3及び図4を用いて変形例1に係る車両用ブレーキシステム1aについて説明する。図3は変形例1に係る車両用ブレーキシステム1aを示す全体構成図であり、図4は変形例1に係る車両用ブレーキシステム1aの第1〜第3マスタコントローラ30〜32を示すブロック図である。以下の説明において、図1及び図2の車両用ブレーキシステム1と同じ構成については図3及び図4でも同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図3及び図4に示すように、車両用ブレーキシステム1aにおいて、制御装置は、第1の制御装置10と第2の制御装置11とを含む。第1の制御装置10は、第2の制御装置11とは独立して車両VBの所定位置に配置される。第1の制御装置10及び第2の制御装置11は、電子制御ユニット(ECU)である。第1の制御装置10及び第2の制御装置11のそれぞれは、合成樹脂製の筐体に収容される。したがって、第1の制御装置10と第2の制御装置11という2つの制御装置によって、冗長化されている。なお、制御装
置を2つ用いた例について説明するが、さらに冗長性を高めるために3つ以上としてもよい。
第1の制御装置10と第2の制御装置11との間はCANによって接続され、通信が行われる。CANの通信においては、一方向および双方向の情報の送信が行われる。なお、ECU間の通信はCANに限定されない。
第1の制御装置10及び第2の制御装置11は、互いに独立した3つのバッテリ100,101,102と電気的に接続される。バッテリ100,101,102は、第1の制御装置10及び第2の制御装置11が備える電子部品に電力を供給する。
第1の制御装置10は、第1マスタコントローラ30及びドライバ61,63を備え、第2の制御装置11は、第2、第3マスタコントローラ31,32及びドライバ60,62,64,65を備える。第2の制御装置11が複数のコントローラを搭載することにより、第2の制御装置11における冗長化と信頼性が向上する。
変形例1に係る車両用ブレーキシステム1aでは、第1の制御装置10は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32の一部である第1マスタコントローラ30を備え、第2の制御装置11は、第1〜第3マスタコントローラ30〜32の他の一部である第2,第3マスタコントローラ31,32を備える。従って、第1の制御装置10が故障した場合でも、第2の制御装置11に搭載されている第2,第3マスタコントローラ31,32によって電動ブレーキ16a〜16dの制御が可能であり、第2の制御装置11が故障した場合でも、第1の制御装置10に搭載されている第1マスタコントローラ30によって電動ブレーキ16a〜16dの制御が可能であるため冗長化が実現され、車両用ブレーキシステム1aの信頼性が向上する。
また、変形例1に係る車両用ブレーキシステム1aによれば、第1の制御装置10と第2の制御装置11とは車両VBの離れた場所に搭載可能であるため、搭載性が向上する。
また、変形例1に係る車両用ブレーキシステム1aでは、第1の制御装置10は、電動ブレーキ16aが備える複数のモータ80,81を駆動する複数のドライバ60,61の一部であるドライバ61を備え、第2の制御装置11は、複数のドライバ60,61の他の一部であるドライバ60を備える。また、第1の制御装置10は、電動ブレーキ16bが備える複数のモータ82,83を駆動する複数のドライバ62,63の一部であるドライバ63を備え、第2の制御装置11は、複数のドライバ62,63の他の一部であるドライバ62を備える。従って、第1の制御装置10が故障した場合でも、第2の制御装置11に搭載されている第2,第3マスタコントローラ31,32がドライバ60,62を介して電動ブレーキ16a,16bの制御が可能であるため冗長化が実現され、車両用ブレーキシステム1aの信頼性が向上する。
3.変形例2
図5及び図6を用いて変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bについて説明する。図5は、変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bを示す全体構成図であり、図6は変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bの第1〜第3マスタコントローラ30〜32を示すブロック図である。以下の説明において、図3及び図4の車両用ブレーキシステム1と同じ構成については図5及び図6でも同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5及び図6に示すように、車両用ブレーキシステム1bにおいて、荷重センサ6aの検出信号は、第1、第2マスタコントローラ30,31に入力され、回転角センサ90の検出信号は、ドライバ60,61を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入
力される。荷重センサ6bの検出信号は、第1、第2マスタコントローラ30,31に入力され、回転角センサ92の検出信号は、ドライバ62,63を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32に入力される。荷重センサ6cの検出信号は、第3マスタコントローラ32に入力され、回転角センサ94の検出信号は、ドライバ64を介して第3マスタコントローラ32に入力される。荷重センサ6dの検出信号は、第3マスタコントローラ32に入力され、回転角センサ95の検出信号は、ドライバ65を介して第3マスタコントローラ32に入力される。
第1の制御装置10は、第1、第2マスタコントローラ30,31及びドライバ60〜63を備え、第2の制御装置11は、第3マスタコントローラ32及びドライバ64,65を備える。第1の制御装置10が複数のコントローラを搭載することにより、第1の制御装置10における冗長化と信頼性が向上する。
変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bでは、前輪である車輪Wa,Wbに備えられた制動力の大きい電動ブレーキ16a,16bは、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能である。より詳細には、電動ブレーキ16a,16bが備えるモータ80〜83は、ドライバ60〜63を介して第1〜第3マスタコントローラ30〜32から駆動可能である。従って、変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bによれば、複数のマスタコントローラによって電動ブレーキ16a,16bの制御が可能であるので、冗長化が実現され、信頼性が向上する。
また、変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bによれば、電動ブレーキ16a,16bは、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能であるため、電動ブレーキ16a,16bに対して様々な制御が可能である。
また、変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bによれば、ドライバ60〜63が、第1〜第3マスタコントローラ30〜32から制御可能であるため、万が一、ドライバ60,61の一方が故障した場合でも他方を介して電動ブレーキ16aを制御可能であり、ドライバ62,63の一方が故障した場合でも他方を介して電動ブレーキ16bを制御可能であり、冗長化と信頼性が向上する。さらに、電動ブレーキ16a,16bをより緻密に制御することが可能であり、電動ブレーキ16a,16bの制御性が向上する。
また、変形例2に係る車両用ブレーキシステム1bによれば、第1の制御装置10と第2の制御装置11とは車両VBの離れた場所に搭載可能であるため、搭載性が向上する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、さらに種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法、及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1,1a,1b…車両用ブレーキシステム、2…ブレーキペダル、3…ストロークシミュレータ、4a〜4d…減速機、5a〜5d…ブレーキキャリパ、6a〜6d…荷重センサ、10…第1の制御装置、11…第2の制御装置、16a〜16d…電動ブレーキ、20…第1ストロークセンサ、21…第2ストロークセンサ、22…第3ストロークセンサ、30…第1マスタコントローラ、301…ドライバ制御部、302…制動力演算部、303…挙動制御部、304…判定部、31…第2マスタコントローラ、311…ドライバ制
御部、312…制動力演算部、313…挙動制御部、314…判定部、32…第3マスタコントローラ、321…ドライバ制御部、322…制動力演算部、323…挙動制御部、324…判定部、60〜65…ドライバ、70〜75…電流センサ、80〜85…モータ、90,92,94,95…回転角センサ、100〜102…バッテリ、1000…他の制御装置、VB…車両、Wa〜Wd…車輪

Claims (6)

  1. 摩擦パッドをロータ側に押圧するための電動アクチュエータを少なくとも1つ備える電動ブレーキと、前記電動アクチュエータを駆動するドライバと、相互に接続された複数のマスタコントローラを備える制御装置と、を備える車両用ブレーキシステムにおいて、
    前記電動ブレーキは、前記車両の各車輪に備えられ、
    前記複数のマスタコントローラは、
    前記ドライバを制御するドライバ制御部と、前記電動ブレーキの制動力を演算する制動力演算部と、前記車両の挙動を制御する挙動制御部と、を含み、
    前記少なくともいずれかの前記車輪に備えられた前記電動ブレーキは、前記複数のマスタコントローラから制御可能であることを特徴とする、車両用ブレーキシステム。
  2. 請求項1において、
    前記少なくともいずれかの前記車輪は、前記車両の前輪であることを特徴とする、車両用ブレーキシステム。
  3. 請求項1において、
    前記少なくともいずれかの前記車輪は、前記車両の前輪及び後輪であることを特徴とする、車両用ブレーキシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記複数のマスタコントローラは、
    前記少なくともいずれかの前記車輪に備えられた前記電動ブレーキが備える複数の前記電動アクチュエータをそれぞれ駆動する複数の前記ドライバが、前記複数のマスタコントローラから制御可能であることを特徴とする、車両用ブレーキシステム。
  5. 請求項4において、
    前記制御装置は、第1の制御装置と第2の制御装置とを含み、
    前記第1の制御装置は、
    前記複数のマスタコントローラの一部を備え、
    前記第2の制御装置は、
    前記複数のマスタコントローラの他の一部を備えることを特徴とする、車両用ブレーキシステム。
  6. 請求項5において、
    前記第1の制御装置は、
    前記複数の前記ドライバの一部を備え、
    前記第2の制御装置は、
    前記複数の前記ドライバの他の一部を備えることを特徴とする、車両用ブレーキシステム。
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